JP4320812B2 - 電池の収納トレイ - Google Patents

電池の収納トレイ Download PDF

Info

Publication number
JP4320812B2
JP4320812B2 JP34888398A JP34888398A JP4320812B2 JP 4320812 B2 JP4320812 B2 JP 4320812B2 JP 34888398 A JP34888398 A JP 34888398A JP 34888398 A JP34888398 A JP 34888398A JP 4320812 B2 JP4320812 B2 JP 4320812B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
outer frame
storage
tray
frame body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34888398A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000173567A (ja
Inventor
克樹 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP34888398A priority Critical patent/JP4320812B2/ja
Publication of JP2000173567A publication Critical patent/JP2000173567A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4320812B2 publication Critical patent/JP4320812B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、製造された多数の二次電池等を同時に各種テストを行う際に使用して好適な収納トレイに関し、詳しくは、電池の形状やサイズに応じた区画された収納部を有する中仕切体を用意し、これら中枠体を一種類の外枠体に交換可能に使用できるようにしたことによって、収納トレイの成形金型やトレイ自体の設備コストを大幅に節減し経済効果を高めることができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、電池の分野においてはリチウムイオン二次電池があらゆる用途に広く適用されてきている。このため、二次電池(以下、単に電池という)の生産性の向上と共に、如何にして生産コストを安価に製造できるかが課題となっている。
【0003】
製造された電池(半製品の電池も含む)は、専用のトレイに多数の電池を区画収納して種々の検査が行われるもので、例えば、電池を所定の環境下で一定期間保管して電池寿命を行うエージング検査、電池の充放電検査、電池電圧等の検査、電池温度等の検査が自動検査機により行われる。また、検査された電池の不良品を仕分けることも自動検査機で行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、電池を収納する従来のトレイは、仕切壁で格子状に区画され1つずつの電池を収納する収納部を有する中仕切と、この中仕切の周囲を外枠で一体化された構造のものが使用されている。このため、従来のトレイでは、電池の形状やサイズが異なる場合でも外枠を含めたトレイ全体の成形金型の設計から製作まで新規に行っていた。
【0005】
従って、上述した従来のトレイでは以下のような問題点があった。
a、トレイを製作するための多量のプラスチックの原材料が必要であった。
b、成形金型の設計及び金型設備に費用がかかり、併せて、上述したプラスチックの原材料の多量使用の結果、トレイの製作コストが高価であった。
c、トレイ形状が複雑となり、従って、成形金型の精度の高い加工が難しく製作に多くの時間を要していた。
d、トレイの洗浄に際し、トレイ内部に付着した塵埃等の除去がしにくい構造であった。
【0006】
本発明は、上述したような課題を解消するためになされたもので、トレイ成形のためのプラスチックの使用量が少なくてすみ、金型設備を安価に製作することができることから、トレイの生産コストを大幅に廉価にすることのできる電池の収納トレイを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明による電池の収納トレイは、外枠体と多数の区画された収納部を有する中仕切体からなり、中仕切体を複数の収納部のサイズの異なるものを用意し、外枠体を一種類のもので共通に使用できるようにしたものである。
【0008】
このように構成したことにより、中仕切体に対して外枠体を共通使用できることからその分、トレイ成形のためのプラスチック使用量を節約することができる。また、外枠体の成形金型も一種類でよいため金型製作に要するコストも安価にできる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による電池の収納トレイの実施の形態の例を二次電池(以下、単に電池という)の収納トレイに適用した場合について図面を参照して説明する。
【0010】
図1は収納トレイの外観斜視図を示し、プラスチック成形品からなる方形状の中仕切体1と、この中仕切体1が交換可能に出し入れされる同じくプラスチック成形品からなる方形状の外枠体2とから構成されている。
【0011】
図2は中仕切体1の全体の平面図を示し、中仕切体1には仕切壁3で区画された多数の収納部4に電池が1つずつ収納される。収納部4はこの例では角型の電池が収納される。また、収納部4は中仕切体1に対して対角線向きにされ、全体で16列×16列の256個の収納部がいわゆるハニカム状に配列されている。
【0012】
ここで、収納部3の詳細な構成を図3及び図4を参照して説明する。図3は収納部3の拡大平面図、図4は図3のA−A線断面図である。
【0013】
収納部4の底面中央部には孔部5が開口している。また、収納部4の内壁面には長手壁面に対向し合う一対ずつのリブ6a,6a、6b,6bが形成されると共に、短手壁面に対向し合う一対のリブ6c,6cが形成されている。さらに、収納部4の底面に孔部5の左右に一対のリブ7a,7aが形成されている。すなわち、上述した各リブに保持されるようにして仮想線で示した電池8が安定して位置決めされるようになっている。また、電池8の電極位置は電池本体のセンターに存在し、従って、電池8の電極が上述した孔部5と対応するようになる。
【0014】
一方、外枠体2の詳細な構成を図5及び図6に示す。図5は外枠体2の全体の平面図、図6は図5のB−B線断面図である。
【0015】
外枠体2は底面2aを有する、いわゆる偏平な枡型形状であり、この外枠体2内に上述した中仕切体1が隙間なく形状一致した状態で収容される。ここで、外枠体2の底面2aには中仕切体1の各収納部4の底面に形成されている孔部5と対応する位置に開口孔9が形成されている。また、外枠体2の底裏面には位置決め機構となる嵌合凸部10が形成され、開口孔9はこの嵌合凸部10を貫通している。
【0016】
尚、嵌合凸部10は外枠体2を段積みしたとき、下段の外枠体の開口縁部と嵌合するような寸法を有している。
【0017】
また、外枠体2の1つのコーナー部分に切欠部11が形成されている。この切欠部11によって外枠体2の取扱い時にトレイの向きを間違わないようにすることができる。さらに、外枠体2には持ち運びを容易にするための把手12が形成されている。
【0018】
かくして、本発明の収納トレイは以上のように構成され、外枠体2内に中仕切体1が組み込まれ、この中仕切体1の各収納部4に電池8が収納される。図7がトレイに電池8が収納された状態であり、この状態で電池8の搬送や各種の検査、例えば充放電検査、電圧検査、温度検査等が行われる。
【0019】
電池の検査はトレイに収納された状態で自動検査機により行われるもので、この際、電池の上下端部に備えられている電極と自動検査機との導通の仕方は、電池の上部電極に対しては自動検査機の電極ピンが接触し、電池の下部電極に対しては自動検査機の電極ピンが外枠体2の開口孔9及び中仕切体1の孔部5から挿入され接触されるようになっている。
【0020】
また、電池のエージング検査については、電池を所定の環境下で倉庫等で一定期間保管するものであるのでトレイは段積みされて行われる。この場合、トレイは図8に示すように外枠体2の底面の嵌合凸部10が下段の外枠体2の開口縁部に嵌合し位置ずれすることなく安定して積み重ねることができる。
【0021】
ところで、電池は角型あるいは円筒型の形状があり、また、それぞれに種々のサイズのものが用途によって使い分けられる。従って、電池の形状やサイズに応じた収納部を有する中仕切体を用意することによって対応できる。
【0022】
図9は例えば、円筒型の電池が収納される中仕切体1Aの平面図であり、仕切壁3Aで区画された円筒型の収納部4aの場合である。収納部4Aは前述した図2の角型の収納部4の場合と同様、同一の外形寸法を有し、16列×16列の256個の収納部4Aが形成され、各収納部4Aの底面に孔部5Aが開口している。従って、この中仕切体1Aを図5に示した外枠体2に組み込んだときでも、孔部5Aが外枠体2の底面の開口孔9に対応するようにされている。
【0023】
このように本発明による収納トレイは、電池の形状やサイズに適合した収納部を有する中仕切体を用意することによって、外枠体は図5に示した外枠体2で共通化して使用することができる。これによって、トレイ成形のためのプラスチックの使用量が少なくてすみ、金型設備を安価に製作することができるといった利点がある。
【0024】
本発明は上述しかつ図面に示した実施の形態の例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
【0025】
図2の例では角型の電池のセンターに電極が設けられている場合のトレイを例にとって説明したが、電極がセンターから一方側にシフトした電池の場合にも適用可能である。この場合、収納部4の底面の一方側に偏した位置に孔部を形成すればよく、これに伴って孔部に対応する位置に外枠体2の開口孔が形成されればよい。
【0026】
また、本発明は二次電池の収納トレイに限ることなく、一次電池の収納トレイにも広く適用可能である。
【0027】
さらに、電池以外、上下面に極性を有するようなリードレスのチップ型の抵抗やコンデンサ等の電子部品の検査のためのトレイにも適用可能である。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように本発明による収納トレイは、外枠体と多数の区画された収納部を有する中仕切体からなり、中仕切体を形状やサイズの異なる電池収納部を有するものを用意し、外枠体を一種類のもので共通に使用できるようにしたことによって、以下に列挙するような効果が得られる。
【0029】
a、トレイの外枠体が一種類で共通にできるのでプラスチック原材料の消費が少なくてすむ。
b、成形金型の設計及び金型設備の費用が安価にできる。
c、上述したプラスチック原材料の消費の節減と、金型設備の低廉化によりトレイの製作コストが安価にできる。
d、トレイの設計から作製までの時間が短縮できる。
e、中仕切体と外枠体とが別々に作製されるので、金型の加工性が容易となると共に、トレイの生産性が向上できる。
f、中仕切体と外枠体とが別体であるのでトレイの洗浄が容易となり、特に、中仕切体に付着した塵埃等の除去が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトレイの中仕切体と外枠体との分離状態の斜視図である。
【図2】中仕切体の平面図である。
【図3】中仕切体の収納部の拡大平面図である
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】外枠体の平面図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【図7】中仕切体を外枠体に組付けた部分断面図である。
【図8】トレイの段積み状態の一部破断正面図である。
【図9】中仕切体の収納部形状の異なる平面図である。
【符号の説明】
1,1A…中仕切体、2…外枠体、3…仕切壁、4,4A…収納部、5,5A…孔部、8…電池、9…開口孔、10…嵌合凸部、11…切欠部、12…把手

Claims (3)

  1. 電池が収納される中仕切体と、上記中仕切体が出し入れ可能にされる外枠体とから構成され、
    上記中仕切体は仕切壁によって区画された多数の収納部及び、各収納部の底部に孔部を有し、上記各収納部に1つずつの電池が収納される構造からなり、
    上記外枠体には底部を有し、上記中仕切体の各孔部と対応する位置に開口孔が形成された構造からなり、
    上記中仕切体が収納部の形状及びサイズの異なる複数の種類を備え、上記中仕切体が上記外枠体に交換可能にされるようにした
    ことを特徴とする電池の収納トレイ。
  2. 請求項1記載の電池の収納トレイにおいて、
    上記外枠体は段積みが行える位置決め機構を備えていることを特徴とする電池の収納トレイ。
  3. 請求項1記載の電池の収納トレイにおいて、
    一次電池あるいは二次電池に適用されることを特徴とする電池の収納トレイ。
JP34888398A 1998-12-08 1998-12-08 電池の収納トレイ Expired - Fee Related JP4320812B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34888398A JP4320812B2 (ja) 1998-12-08 1998-12-08 電池の収納トレイ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34888398A JP4320812B2 (ja) 1998-12-08 1998-12-08 電池の収納トレイ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000173567A JP2000173567A (ja) 2000-06-23
JP4320812B2 true JP4320812B2 (ja) 2009-08-26

Family

ID=18400040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34888398A Expired - Fee Related JP4320812B2 (ja) 1998-12-08 1998-12-08 電池の収納トレイ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4320812B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101168392B (zh) * 2006-10-23 2011-06-01 日立麦克赛尔株式会社 电池托盘及使用该电池托盘的电池的制造方法
KR100991617B1 (ko) 2007-07-20 2010-11-04 주식회사 엘지화학 열효율이 향상된 배터리 숙성 장치
JP5566121B2 (ja) * 2010-01-21 2014-08-06 日立マクセル株式会社 電池トレイ
US8920954B2 (en) * 2010-06-07 2014-12-30 Samsung Sdi Co., Ltd. Battery storage tray
JP5653527B2 (ja) * 2011-08-31 2015-01-14 パナソニック株式会社 梱包構造
JP5891114B2 (ja) * 2012-06-13 2016-03-22 日鉄住金テックスエンジ株式会社 円柱状充電体の収納トレイ
KR102673787B1 (ko) * 2018-10-18 2024-06-07 주식회사 엘지에너지솔루션 전지 캔 보관용 트레이

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000173567A (ja) 2000-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4320812B2 (ja) 電池の収納トレイ
JP3838786B2 (ja) 精密基板収納容器及びその位置決め構造並びに精密基板収納容器の位置決め方法
JPH11271409A (ja) 電池トレイ及び電池の試験方法
JP2003045390A (ja) 電池収納トレイ
US9257687B2 (en) Battery assembly
JP6055806B2 (ja) 充放電検査装置のプローブ清掃装置
US20050058899A1 (en) Accumulator battery container with plate insertion system, and plate inserting method
US4561541A (en) Carrier system for photovoltaic cells
JP6215942B2 (ja) 射出成形された採血管用トレイ
KR101127275B1 (ko) 배터리용 트레이
JP3211367U (ja) 組立済みの電気化学セルのための多部品輸送及び保管容器
JP2018163847A (ja) セルホルダの製造方法、及び電池モジュール
JP5232469B2 (ja) 蓄電池
WO2016046985A1 (ja) 基板収納容器
US20220094010A1 (en) Battery module housing and method for positioning and fixing a battery cell inside a battery module housing
JP2017069047A (ja) 組電池の製造方法および組電池
US5558958A (en) Flexible core spacer for storage bateries
CN217416447U (zh) 一种锂离子电池吸塑盒
KR102108276B1 (ko) 배터리 트레이
CN212703131U (zh) 一种老化机上防呆的不良品盒装置
CN220130722U (zh) 表胚收纳盒
JP2000331706A (ja) 電極群挿入用ガイド治具、それを用いた角形アルカリ二次電池の製造方法
KR20200141249A (ko) 이차전지 포장용 트레이
JPH0298572A (ja) チップ型電子部品の保持治具およびその取り扱い方法
JP7244404B2 (ja) 電池パックとその分解方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050905

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090417

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090512

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090525

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees