JP4320423B2 - 金銭情報管理装置及び方法、取次端末管理装置及び方法 - Google Patents

金銭情報管理装置及び方法、取次端末管理装置及び方法 Download PDF

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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、電話回線やインターネット等の情報通信回線を用いて金銭の授受に必要とされる金銭債権情報を管理する金銭情報管理装置及び方法に関し、特に店舗展開する業態の本部と各店舗間での売上金管理のような金銭債権情報を授受する場合の改良に関する。また、本発明は店舗展開する業態の本部と各店舗間での送金に取次店を経由する場合に用いて好適な取次端末管理装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
店舗展開をする本部には、チェーン本部、フランチャイズ本部、エリアフランチャイズ本部、同一法人内で取扱い商品毎に構成された事業部本部等がある。このうち、フランチャイズ本部では、本部が営業ノウハウや資材を各店舗経営者に提供し、各店舗経営者はライセンス料を本部に支払うのが一般的である。なお、フランチャイズ本部の場合でも、店舗の1〜2割程度は本部直営店となっているが、本部直営店の場合には、各店舗管理者が売上金から各店舗の運営費を控除した粗利金を送金する場合も少なくない。そして、特許文献1では、店舗展開する業態が飲食店である場合に好適な、食材供給に関する情報処理システムが提案されている。即ち、食材を加工して顧客にサービスを提供する飲食店等の店舗においては、それぞれ別個に食材業者に食材を発注する場合の食材調達コストと比較して、各店舗からの発注を食材供給に関する情報処理システムを用いて本部センターに集中させ、その本部センターから一括して各食材業者に発注することにより、食材調達コストの低減が達成できることが知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−256296号公報
【0004】
ところで、本発明者が店舗展開する業態に関して鋭意研究したところ、本部と店舗間においては、食材供給ばかりでなく、売上金管理のような金銭債権情報を授受する場合にも改善の余地があることが判明した。即ち、店舗展開された各店舗は、日本各地に展開されており、各店舗は地域の金融機関の実情に適応して金銭債権情報を本部に送信したり、売上金を送金している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、金融機関の情報処理システムは事業者毎に大きく相違しており、各店舗では地域に存在する限られた金融機関に、売上金送金を依頼している。そこで、都市銀行のように広域的な最新鋭の銀行勘定システムを構築している金融機関も存在するが、他方で農協・漁協・信用金庫・信用組合のような町村段階での金融に関する地域共同組合組織の場合には小規模な地域勘定システムを所持しているに過ぎない。そして、リゾート地域のような地方の中小市町村に存在している店舗では、都市銀行の支店が有する最新鋭の銀行勘定システムの利便性を享受できず、金融に関する地域共同組合組織の小規模な地域勘定システムを利用するしかない。
【0006】
ここで、本部から店舗展開本部傘下の各店舗を管理する場合に、最新鋭の銀行勘定システムと小規模な地域勘定システムとで大きな相違がある。即ち、最新鋭の銀行勘定システムでは、日報単位で入金情報が取得できるため、資金状態が容易に把握できる。しかし、小規模な地域勘定システムでは、本部が利用している銀行勘定システムとの整合性が不充分で、例えば月報単位での入金情報の取得は可能であるが、週報単位や日報単位での入金情報の取得が困難な場合が少なくない。
【0007】
また、店舗展開本部傘下の各店舗の経営者や管理者にとって、金融機関に売上金を預け入れる場合には、以下の課題がある。
▲1▼各店舗の近くに金融機関が存在していない場合には、金融機関まで現金を持ち運ぶことになり、売上金の預入れに時間が掛かると共に、売上金を窃取される危険性が増大する。
▲2▼週末のような銀行休業日には、金融機関に売上金を預入れることができない。そこで、各店舗の内部に設置した金庫に売上金を保管することになるが、近年の窃盗団は金庫自体を窃取してしまうことも多く、売上金が盗難に合う危険性が増大する。また、リゾート地の飲食店のように、週末や盆正月のような銀行休業日に売上が集中する場合には、銀行休業日の売上金保管が悩みの種になっている。
▲3▼各店舗では、預金通帳で売上金の預入れを管理している。ここで、金融機関の預金通帳として、大口現金用・小口現金用・決済資金用と3種類程度を保有している場合が少なくない。すると、各店舗の経営者や管理者にとって、金融機関の通帳管理も負担が大きい。
【0008】
他方、都市銀行のような金融機関に類似する日本国内全域に取次店ネットワークを有する組織として、コンビニエンスストア、宅配業者、郵便局、ガソリンスタンド等が知られている。しかし、これら広域的取次店網を有する組織は、銀行の支店網のような決済機能を充分に備えたものではなく、例えば本部と店舗展開本部傘下の各店舗との送金や決済を行なうことは事実上不可能であった。
【0009】
本発明は上述する課題を解決するもので、第1の目的は、リゾート地域のような地方の中小市町村に存在している店舗展開本部傘下の店舗でも、都市銀行のような最新鋭の銀行勘定システムの利便性を享受できる金銭情報管理装置及び方法を提供することにある。第2の目的は、店舗展開本部傘下の店舗の近くに金融機関が存在していない場合や、銀行休業日でも安心して売上金を預けることができる金銭情報管理装置及び方法を提供することにある。第3の目的は、店舗展開する業態の本部と各店舗間での送金に、金融機関とは独立した広域的取次店網を有する組織を経由する場合に用いて好適な取次端末管理装置及び方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記第1又は第2の目的を達成する本発明の金銭情報管理装置10は、例えば図1に示すように、店舗端末30から送信される入金予約情報を受信する入金予約受信部12と、入金予約情報に対応する収納金受領情報が入力される取次端末50を統括する取次端末管理サーバー20に対して、前記入金予約情報に対応する入金予約番号の発行を依頼する入金予約番号発行依頼部13と、取次端末管理サーバー20から送信された入金予約番号を店舗端末30に転送する入金予約番号受信転送部14とを備えている。
【0011】
このように構成された装置においては、店舗端末30から送信される入金予約情報が入金予約受信部12で受信されて、入金予約番号発行依頼部13により取次端末管理サーバー20に対して、入金予約情報に対応する入金予約番号の発行を依頼する。すると、取次端末管理サーバー20が入金予約番号を返信するので、入金予約番号受信転送部14によりこの入金予約番号を店舗端末30に転送する。このようにして、入金予約情報と対応する入金予約番号が店舗端末30に返信されるので、取次端末50を統括する取次端末管理サーバー20によって振替処理される収納金に対して、収納金と入金予約情報を紐付けすることで、店舗端末30の管理者にとって収納金が管理可能となる。
【0012】
好ましくは、本発明の金銭情報管理装置において、さらに、店舗端末30を統括する店舗展開本部を識別する店舗端末識別部11と、取次端末管理サーバー20から送信された収納金受領情報であって、前記入金予約情報に対応する前記収納金受領情報を売上管理データベース15の店舗展開本部使用領域に反映させる収納金受領通知受信処理部16とを備えている。このように構成すると、店舗端末識別部11によって店舗端末30が何れの店舗展開本部の売上管理データベース15に統括されるか、金銭情報管理装置によって把握でき、収納金受領通知受信処理部16によって収納金受領情報を店舗展開本部の売上管理データベース15に反映できる。これにより、店舗展開本部の売上管理データベース15では各店舗からの送金情報と収納金受領情報を紐付けでき、店舗展開本部では、例えば本部端末や本部サーバーを用いて売上管理データベース15にアクセスすることで、店舗展開本部の資金管理が容易になる。
【0013】
上記第1又は第2の目的を達成する本発明の金銭情報管理方法は、例えば図2に示すように、店舗端末30から送信される入金予約情報を、金銭情報管理サーバー10が受信する工程(S100)と、金銭情報管理サーバー10によって、前記入金予約情報に対応する収納金受領情報が入力される取次端末50を統括する取次端末管理サーバー20に対して、前記入金予約情報に対応する入金予約番号の発行を依頼する工程(S104)と、金銭情報管理サーバー10によって、取次端末管理サーバー20から送信された入金予約番号を受信して、店舗端末30に転送する工程(S108、S110)する工程をコンピュータに実行させるものである。
【0014】
上記第1又は第2の目的を達成する本発明の金銭情報管理方法は、例えば図2に示すように、店舗端末30から送信される入金予約情報を金銭情報管理サーバー10が受信する工程(S100)と、店舗端末30を統括する店舗展開本部を金銭情報管理サーバー10が識別する工程(S102)と、金銭情報管理サーバー10によって、前記入金予約情報に対応する収納金受領情報が入力される取次端末50を統括する取次端末管理サーバー20に対して、前記入金予約情報に対応する入金予約番号の発行を依頼する工程(S104)と、金銭情報管理サーバー10によって、取次端末管理サーバー20から送信された入金予約番号を受信して、店舗端末30に転送する工程(S108、S110)と、金銭情報管理サーバー10によって、取次端末管理サーバー20から送信された収納金受領情報であって、前記入金予約情報に対応する前記収納金受領情報を売上管理データベース15の店舗展開本部使用領域に反映させる工程(S128)とをコンピュータに実行させるものである。
【0015】
上記第3の目的を達成する本発明の取次端末管理装置20は、例えば図1に示すように、店舗端末30から送信される入金予約情報に対応する入金予約番号を発行する入金予約番号発行部21と、取次端末50から送信される入金予約番号を受信して、入金予約番号発行部21で発行された入金予約番号と一致するか認証する入金予約番号認証部24と、入金予約番号認証部24で正当と認証された入金予約番号に対応する収納金を、前記入金予約情報から定まる納付金口座42に振替処理する収納金口座振替処理部25と、収納金口座振替処理部25によって振替処理された収納金情報を、納付金口座42の入出金データベースに反映させる収納金受領通知部27とを備えている。
【0016】
このように構成された装置においては、店舗端末30から送信される入金予約情報が、例えば金銭情報管理サーバー10経由で取次端末管理装置20に送信される。すると、取次端末管理装置20の入金予約番号発行部21は入金予約情報に対応する入金予約番号を発行する。次に、取次端末50から入金予約番号が取次端末管理装置20に送信される。すると、入金予約番号認証部24で送信された入金予約番号が、予め入金予約番号発行部21で発行された正当なものか確認する。次に、収納金口座振替処理部25によって、入金予約番号認証部24で正当と認証された入金予約番号に対応する収納金を、入金予約情報から定まる納付金口座42に振替処理する。収納金受領通知部27は、収納金口座振替処理部25によって振替処理された収納金情報を、納付金口座42の入出金データベースに反映させる。
【0017】
このようにして、入金予約情報と対応する入金予約番号が取次端末管理装置20で確認できるので、取次端末50から入金予約番号を取次端末管理装置20に送信し、次に入金予約番号に対応する収納金を取次端末50の管理者に引き渡す。すると、入金予約番号に対応する収納金は、収納金口座振替処理部25によって入金予約情報から定まる納付金口座42に振替処理され、収納金受領通知部27によって振替処理された収納金情報が納付金口座42の入出金データベースに反映させる。
【0018】
好ましくは、本発明の取次端末管理装置において、入金予約番号発行部21は、店舗端末30を統括する店舗展開本部を識別し、収納金口座振替処理部25は、納付金口座42として店舗展開本部の納付金口座42を用い、収納金受領通知部27は、納付金口座42の入出金データベースとしての売上管理データベース15の店舗展開本部使用領域に前記収納金情報を反映させる構成とするとよい。
【0019】
上記第3の目的を達成する本発明の取次端末管理方法は、例えば図2に示すように、取次端末管理サーバー20が、店舗端末30から送信される入金予約情報に対応する入金予約番号を発行する工程(S108)と、取次端末管理サーバー20が、取次端末50から送信される入金予約番号を受信して、前記発行された入金予約番号と一致するか認証する工程(S120、S122)と、前記発行された入金予約番号と一致すると認証された入金予約番号に対応する収納金を、取次端末管理サーバー20によって前記入金予約情報から定まる納付金口座に振替処理する工程(S124)と、前記振替処理された収納金の情報を、取次端末管理サーバー20によって納付金口座42の入出金データベースに反映させる工程(S126)とをコンピュータに実行させるものである。
【0020】
上記第3の目的を達成する本発明の取次端末管理方法は、例えば図2に示すように、取次端末管理サーバー20が、店舗端末30から送信される入金予約情報に対応する入金予約番号を発行する工程(S104、S108)と、取次端末管理サーバー20が、店舗端末30を統括する店舗展開本部を識別する工程(S106)と、取次端末管理サーバー20が、取次端末50から送信される入金予約番号を受信して、前記発行された入金予約番号と一致するか認証する工程(S120、S122)と、取次端末管理サーバー20によって、前記発行された入金予約番号と一致すると認証された入金予約番号に対応する収納金を、前記入金予約情報から定まる店舗展開本部の指定口座に振替処理する工程(S124)と、取次端末管理サーバー20によって前記振替処理された収納金の情報を売上管理データベース15の店舗展開本部使用領域に反映させる工程(S126、S128)とをコンピュータに実行させるものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施の形態を説明する構成ブロック図である。図において、本発明の金銭情報管理装置及び取次端末管理装置は、金銭情報管理サーバーとしての店舗展開本部別金銭情報管理装置10、取次端末管理サーバーとしての取次端末管理装置20、店舗端末30、店舗展開本部端末40、店舗展開本部納付金口座42、取次端末50、情報通信回線60を用いた情報処理システムに用いられる。
【0022】
本発明の店舗展開本部別金銭情報管理装置10は、店舗端末識別部11、入金予約受信部12、入金予約番号発行依頼部13、入金予約番号受信転送部14、売上管理データベース15、収納金受領通知受信処理部16、入金予約情報データベース17を備えている。ここで、店舗展開本部とは、店舗の売上を統括管理している本部をいい、例えば、店舗と同一法人格のチェーン本部、店舗と別法人格のフランチャイズ本部、ある地域のみに営業許可のなされたエリアフランチャイズ本部、ラーメン事業部と牛丼事業部のように同一法人内で取扱い商品毎に構成された事業部本部等がある。
【0023】
店舗端末識別部11は、店舗端末30と、店舗端末30を統括する店舗展開本部を識別するもので、識別には店舗端末30の用いる電話番号、IPアドレス、IDとパスワードの組合せ等を用いる。ここで、統括とは、店舗展開本部が傘下の店舗の売上を管理できることを言い、情報管理システムとしては店舗展開本部の情報機器(例えば店舗展開本部端末40)が情報通信回線60を通じて店舗端末30に対してアクセスできることを言う。なお、店舗端末30が複数の機能を備えている場合には、店舗展開識別情報の記録されたICカード・磁気カード・クッキー等を利用しているモードが、店舗展開本部の本部端末40等の情報機器によって統括されうる態様に該当している。
【0024】
入金予約受信部12は、店舗端末30から送信される入金予約情報を受信するもので、有効な入金予約情報として扱うために店舗端末識別部11による店舗端末30の認証を受ける。入金予約情報データベース17は、入金予約受信部12で受信した入金予約情報を店舗端末30と共に記憶すると共に、入金予約番号受信転送部14で受信した対応する入金予約番号を記憶する。
【0025】
入金予約番号発行依頼部13は、入金予約情報に対応する収納金受領情報が入力される取次端末50を統括する取次端末管理サーバー20に対して、入金予約情報に対応する入金予約番号の発行を依頼する。入金予約情報には、店舗端末30、入金予定額、店舗展開本部の納付金口座42や売上管理データベース15を識別する為の情報が含まれる。入金予約番号発行依頼部13は、入金予約情報を送信した店舗端末30が利用可能な取次端末管理サーバー20を抽出する。
【0026】
入金予約番号受信転送部14は、取次端末管理サーバー20から送信された入金予約番号を店舗端末30に転送する。売上管理データベース15は、店舗端末30を統括する店舗展開本部毎に区分してデータを蓄積するもので、併せて店舗展開本部毎の店舗端末30や入金予約番号、収納金情報が蓄積されている。収納金受領通知受信処理部16は、取次端末管理サーバー20から送信された収納金受領情報であって、入金予約情報に対応する収納金受領情報を売上管理データベース15の店舗展開本部使用領域に反映させる。
【0027】
本発明の取次端末管理装置20は、入金予約番号発行部21、入金予約番号データベース22、取次店端末識別部23、入金予約番号認証部24、収納金口座振替処理部25、収納金振替データベース26、収納金受領通知部27とを備えている。入金予約番号発行部21は、店舗端末30から送信される入金予約情報に対応する入金予約番号を発行するもので、併せて店舗端末30から送信される入金予約情報に含まれる情報から店舗端末30を統括する店舗展開本部を割出して、売上管理データベース15のうち当該店舗展開本部に対応するデータが記録される領域を識別する。
【0028】
入金予約番号データベース22は、入金予約番号発行部21で発行される入金予約番号を記録してあると共に、店舗端末30、入金予約情報、店舗展開本部等が記録される。取次店端末識別部23は、取次端末管理装置20に接続される取次端末50を識別するもので、識別には取次端末50の用いる電話番号、IPアドレス、IDとパスワードの組合せ等を用いる。識別には、取次端末50を設置している組織が、コンビニエンスストア、宅配業者、郵便局、ガソリンスタンド等の日本国内全域に取次店ネットワークを有する組織体の何れに属しているかの識別も含まれる。
【0029】
入金予約番号認証部24は、取次店端末識別部23で識別された取次端末50から送信される入金予約番号を受信して、入金予約番号データベース22を参照して、入金予約番号発行部21で発行された入金予約番号と一致するか認証する。収納金口座振替処理部25は、入金予約番号認証部24で正当と認証された入金予約番号に対応する収納金を、入金予約情報から定まる店舗展開本部の納付金口座42に振替処理する。収納金振替データベース26は、収納金口座振替処理部25で店舗展開本部の納付金口座42に振替処理された収納金の処理履歴を記録するもので、例えば取次端末50、入金予約番号、収納金の収納時刻、収納金額、店舗展開本部の納付金口座42が記録される。収納金受領通知部27は、収納金口座振替処理部25によって振替処理された収納金情報を売上管理データベース15に送信する。収納金受領通知部27では、収納金振替データベース26を参照して、納付金口座42の入出金を管理するのに有用な売上管理データベース15に、正確に収納金情報が反映されているか確認できる。
【0030】
店舗端末30は、典型的にはPOS(Point-of-sales)端末をいうが、汎用のパソコンや、金銭情報管理サーバー10にアクセスできる携帯電話・携帯情報端末等を含む。金銭情報管理サーバー10に対するアクセスは、電話回線のように守秘性の高いものでも良く、またインターネットのように汎用性の高いものでも良い。なお、店舗展開本部では店舗管理者に対して、店舗展開識別情報の記録されたICカード・磁気カード・クッキーを配布している場合がある。このようなICカード・磁気カード・クッキー等を店舗端末30に読込ませている場合には、店舗端末30は店舗展開識別情報によって店舗展開本部の本部端末40等の情報機器によって統括されうる態様になっている。
【0031】
店舗展開本部端末40は、汎用のパソコンや、金銭情報管理サーバー10にアクセスできる携帯電話・携帯情報端末等を含む。店舗展開本部納付金口座42は、典型的には店舗展開本部が店舗からの納付金を収納する銀行口座である。金融機関がウェブブラウザを用いて銀行口座の閲覧機能を口座名義人に許容している場合には、店舗展開本部納付金口座42は、インターネットや電話回線を通じて口座情報にアクセス可能な金融機関サーバーの一機能として実現されている。
【0032】
取次端末50は、典型的には専用回線端末をいうが、汎用のパソコンや、取次端末管理装置20にアクセスできる携帯電話・携帯情報端末等を含む。なお、取次端末管理本部では取次端末管理者に対して、取次端末識別情報の記録されたICカード・磁気カード・クッキーを配布している場合がある。このようなICカード・磁気カード・クッキー等を取次端末50に読込ませている場合には、取次端末50は取次端末識別情報によって取次端末管理装置20によって統括されうる態様になっている。
【0033】
情報通信回線60には、固定電話回線、無線電話回線、インターネット、イントラネット、専用回線等のように、データ授受が可能な各種の通信回線が含まれる。情報通信回線60を介してデータ送受信には、FTP(File Transfer Protocol)やTCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)のような各種の通信プロトコルが用いられている。
【0034】
このように構成された装置の動作を次に説明する。図2は本発明の金銭情報管理装置及び取次端末管理装置を用いたデータ授受を説明するシステムフロー図である。まず、店舗では、店舗管理者が日次売上のような売上金を集計して、店舗展開本部に送金すべき金額を確定する。そして、店舗管理者は、店舗端末30を用いて金銭情報管理サーバー10に入金予約情報を送信する(S100)。すると、金銭情報管理サーバー10では、店舗端末識別部11と入金予約受信部12を用いて、店舗端末30を統括する店舗展開本部を識別する(S102)。入金予約情報は、店舗端末30の情報、店舗展開本部の情報と共に、入金予約情報データベース17に記憶される。
【0035】
次に、金銭情報管理サーバー10の入金予約番号発行依頼部13は、取次端末管理サーバー20に対して、入金予約情報に対応する入金予約番号の発行を依頼する(S104)。取次端末管理サーバー20としては、例えば店舗展開本部との金銭送受信取引を担当できる取次端末50を統括するものが選定される。次に、取次端末管理サーバー20は、店舗端末30を統括する店舗展開本部を識別する(S106)ことにより、発行する入金予約番号が何れの店舗展開本部に関するものか識別可能とする。取次端末管理サーバー20による店舗展開本部の識別は、例えばS104で送信される入金予約情報に含まれる店舗展開本部の情報を用いて行なう。
【0036】
取次端末管理サーバー20の入金予約番号発行部21が、店舗端末30から送信される入金予約情報に対応する入金予約番号を発行して、金銭情報管理サーバー10に送信する(S108)。すると、金銭情報管理サーバー10の収納金受領通知受信処理部16は、取次端末管理サーバー20から送信された入金予約番号を、店舗端末識別部11を経由して店舗端末30に転送する(S110)。また、収納金受領通知受信処理部16は、入金予約番号を売上管理データベース15と入金予約情報データベース17にも反映させる。
【0037】
店舗管理者は、店舗端末30から入金予約番号を読み出して、例えば用紙に記録する。そして、店舗管理者は店舗展開本部に送金する現金を所持して、取次端末50が設置されている取次店に移動する。取次店は、典型的には店舗端末30の設置場所の近傍に所在している。そして、店舗管理者は取次端末50に入金予約番号を入力する。すると、入金予約番号は取次端末50から取次端末管理サーバー20に送信される(S120)。
【0038】
取次端末管理サーバー20では、取次端末50から送信される入金予約番号を受信して、まず取次店端末識別部23を参照して正当な取次端末50であるか識別する。次に、入金予約番号認証部24により、入金予約番号データベース22を参照して、受信した入金予約番号と一致する入金予約番号が、入金予約番号発行部21で発行されているか認証する(S122)。
【0039】
入金予約番号認証部24で発行済みの入金予約番号と認証されると、収納金口座振替処理部25は、入金予約番号に対応する収納金を、S100の入金予約情報から定まる店舗展開本部の指定口座42に振替処理する(S124)。収納金振替データベース26の店舗展開本部使用領域には、収納金口座振替処理部25による振替処理の過程が記録される。収納金受領通知部27は、収納金口座振替処理部25によって振替処理された収納金情報を金銭情報管理サーバー10に送信する(S126)。金銭情報管理サーバー10では、送信された収納金情報を売上管理データベース15に反映させる(S128)。
【0040】
店舗展開本部端末40は、情報通信回線60を経由して金銭情報管理サーバー10にアクセスして、売上管理データベース15に記録された自らの店舗展開本部の収納金入金状態を把握可能である(S130)。そこで、店舗展開本部の指定口座42に現実に入金処理された売上金に加えて、店舗管理者による振込手続きは完了しているが指定口座42では入金処理が未処理である売上金も把握できる。店舗端末30は、情報通信回線60を経由して金銭情報管理サーバー10にアクセスして、売上管理データベース15に記録された自らの店舗の収納金入金状態を把握可能である(S132)。
【0041】
図3は、店舗端末が金銭情報管理サーバーにアクセスする状態を説明する店舗端末画面図で、(A)はログオン画面、(B)は入力画面、(C)は出力画面を表している。ログオン画面100では、金銭情報管理サーバー10が店舗端末30を認証するために、店舗識別用のIDの入力欄102、パスワードの入力欄104、入力確定を金銭情報管理サーバー10に送信するOK欄106が表示されている。
【0042】
入力画面110では、金銭情報管理サーバー10で認識した店舗端末30の店舗表示欄112、営業日入力欄114、入金金額欄116、入力確定を金銭情報管理サーバー10に送信するOK欄118が表示されている。出力画面120では、金銭情報管理サーバー10で認識した店舗端末30の店舗表示欄122、営業日表示欄124、入金金額表示欄126、金銭情報管理サーバー10から取次端末管理サーバー20に問い合わせて確定した入金予約番号を表示する入金予約番号欄128が表示されている。
【0043】
図4は、店舗管理者が取次端末を用いて取次端末管理サーバーにアクセスする状態を説明する取次端末画面図で、(A)はインターネット受付画面、(B)はインターネット受付確認画面を表している。インターネット受付画面200には、入金予約番号を入力する入金予約番号入力欄202、正当な店舗管理者を確認するための予約電話番号入力欄204、入力確定を取次端末管理サーバー20に送信するOK欄206が表示されている。
【0044】
インターネット受付確認画面210は、取次端末管理サーバー20から取次端末50に返信される収納金口座振替処理の事前確認処理である。インターネット受付確認画面210には、入金予約番号表示欄212、店舗展開本部名表示欄214、店舗名表示欄216、店舗担当者名表示欄218、収納代行金額表示欄220を備えている。収納代行金額表示欄220には、店舗管理者が金銭情報管理サーバー10にアクセスして収納代行を依頼した金額が表示されるが、この収納代行金額は入金金額表示欄126に表示された金額と一致している。
【0045】
図5は収納金口座振替処理の申込券の一例を示す帳票図である。収納金口座振替処理の申込券230は、例えば取次端末50から発券される。収納金口座振替処理の申込券230には、発行日・有効日表示欄232、収納代行金額表示欄234、取次端末管理使用欄236、取次店表示欄238、入金予約番号のバーコード表示欄240、入金予約番号の数字表示欄242、問い合わせ先表示欄244、検収印欄246、取次店受付番号表示欄247、店舗展開本部名表示欄248、店舗名表示欄249が表示してある。
【0046】
発行日・有効日表示欄232には、申込券230を発行した日時と、取次店の現金レジスタや店員に対して申込券230が有効な日時が表示されている。発行日と有効日は、例えば店舗管理者が入金するのに通常必要とされる期間とし、且つ店舗管理者が他の用事で通常使用する時間では申込券230が失効しないように定める。取次端末管理使用欄236は、例えば取次端末管理団体が取次店を識別する記号を表示するのに使用する。問い合わせ先表示欄244は、例えば申込券230を紛失したり、過誤により申込券230を発行した場合の、取次端末管理団体への連絡先を表示している。検収印欄246は、取引店側で収納金口座振替処理の申込券230を受領した場合に、受領済みを表象するために押印する欄である。取次店受付番号表示欄247は、取次店での申込券230の発券状態を管理するのに用いられる。
【0047】
図6はインターネット受付収納金受領書の一例を示す帳票図である。インターネット受付収納金受領書は、例えば取次店の店員から収納金口座振替処理の申込券230の収納金額表示欄234に表示された収納金を受領した場合に発券される帳票である。インターネット受付収納金受領書250には、領収日時表示欄252、収納店舗表示欄254、入金予約番号表示欄256、取次店受付番号表示欄258、お客様氏名表示欄260、お客様電話番号欄262、店舗展開本部名表示欄264、発行者表示欄266、問い合わせ先表示欄268、収納代行金額表示欄270、手数料表示欄272、消費税表示欄274、合計金額表示欄276、検収印欄278が表示してある。
【0048】
収納店舗表示欄254には、例えば図5の取次店表示欄238に表示された内容が表示される。お客様氏名表示欄260には、例えば図5の店舗名表示欄249、店舗展開本部名表示欄264には、例えば図5の店舗展開本部名表示欄248に表示された内容が表示される。収納代行金額表示欄270には、例えば図5の収納金額表示欄234に表示した内容が表示される。手数料表示欄272には、店舗管理者が金銭情報管理装置及び取次端末管理装置を用いて、収納代行により売上金を店舗展開本部の指定口座42に送金する際の、手数料が表示される。消費税表示欄274には、手数料表示欄272に表示された手数料に対する消費税課税額が表示される。合計金額表示欄276は、収納代行金額表示欄270、手数料表示欄272、消費税表示欄274に記載された金額の合計が表示される。
【0049】
図7は、金銭情報管理装置及び取次端末管理装置で用いられるデータベース構造を説明する図で、(A)は売上管理データベース15、(B)は入金予約情報データベース17、(C)は入金予約番号データベース22、(D)は収納金振替データベース26を示している。売上管理データベース15と入金予約情報データベース17では、入金予約番号、入金予約情報、店舗展開本部、店舗端末が記録されていると共に、必要に応じて収納金額や営業日も記録される。入金予約番号データベース22と収納金振替データベース26では、入金予約番号、入金予約情報、店舗展開本部、店舗端末、収納金額や営業日に加えて、収納金口座、振替日、取次端末等の各種項目が設けられている。
【0050】
尚、上記実施例においては、金銭情報管理装置側では取次端末に関する情報は有さず、店舗展開本部と店舗端末情報を取次端末管理装置に引き渡して、取次端末管理装置側で取引端末の取扱い範囲を定める場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、店舗端末を管理する店舗管理者が利用可能な取次端末を設置してある取次店を登録してある店舗端末取次端末入金データベースを、金銭情報管理装置又は取次端末管理装置の少なくとも一方に設置する構成としてもよい。さらに、店舗管理者が店舗端末を利用して店舗端末取次端末入金データベースにアクセスして、収納代行を依頼する取次店を事前に金銭情報管理装置に通知し、金銭情報管理装置側では取次端末管理装置に収納代行の行なわれる取次店を通知する構成としても良い。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の金銭情報管理装置及び方法によれば、入金予約情報と対応する入金予約番号が店舗端末に返信されるので、取次端末を統括する取次端末管理サーバーによって振替処理される収納金に対して、金銭情報管理装置は収納金に入金予約情報を紐付けして、店舗端末の管理者にとって収納金が管理可能となり、例えばリゾート地域のような地方の中小市町村に存在している店舗展開本部傘下の店舗でも、都市銀行のような最新鋭の銀行勘定システムに近い機能を、金融機関とは独立した広域的取次店網を有する組織が整備することで、収納代行による送金の利便性を享受できる。また、本発明の金銭情報管理装置及び方法によれば、店舗展開本部傘下の店舗の近くに金融機関が存在していない場合や、銀行休業日でも、取次端末管理サーバーが統括している取次端末の設置場所で収納金の収納代行を依頼すれば、適切な振替先口座に振替処理されるので、安心して売上金の収納代行を依頼することができる。
【0052】
また、本発明の取次端末管理装置及び方法によれば、入金予約情報と対応する入金予約番号が取次端末管理装置で確認できるので、取次端末から入金予約番号を取次端末管理装置に送信し、次に入金予約番号に対応する収納金を取次端末の管理者に引き渡すと、入金予約番号に対応する収納金は、収納金口座振替処理部によって入金予約情報から定まる納付金口座に振替処理され、収納金受領通知部によって振替処理された収納金情報が納付金口座の入出金データベースに反映させる構成としているので、例えば店舗展開本部と各店舗間での送金に、金融機関とは独立した広域的取次店網を有する組織を利用した収納代行を利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を説明する構成ブロック図である。
【図2】 本発明の金銭情報管理装置及び取次端末管理装置を用いたデータ授受を説明するシステムフロー図である。
【図3】 店舗端末が金銭情報管理サーバーにアクセスする状態を説明する店舗端末画面図である。
【図4】 店舗管理者が取次端末を用いて取次端末管理サーバーにアクセスする状態を説明する取次端末画面図である。
【図5】 収納金口座振替処理の申込券の一例を示す帳票図である。
【図6】 インターネット受付収納金受領書の一例を示す帳票図である。
【図7】 金銭情報管理装置及び取次端末管理装置で用いられるデータベース構造を説明する図である。
【符号の説明】
10 金銭情報管理サーバー(店舗展開本部別金銭情報管理装置)
11 店舗端末識別部
12 入金予約受信部
13 入金予約番号発行依頼部
14 入金予約番号受信転送部
15 売上管理データベース
16 収納金受領通知受信処理部
17 入金予約情報データベース
20 取次端末管理サーバー(取次端末管理装置)
21 入金予約番号発行部
22 入金予約番号データベース
24 入金予約番号認証部
25 収納金口座振替処理部
27 収納金受領通知部
30 店舗端末
40 店舗展開本部端末
42 店舗展開本部納付金口座
50 取次端末

Claims (8)

  1. 店舗端末から送信される入金予約情報を受信する入金予約受信部と;
    前記入金予約情報に対応する収納金受領情報が入力される取次端末を統括する取次端末管理サーバーに対して、前記入金予約情報に対応する入金予約番号の発行を依頼する入金予約番号発行依頼部と;
    前記取次端末管理サーバーから送信された入金予約番号を前記店舗端末に転送する入金予約番号受信転送部と;
    を備える金銭情報管理装置。
  2. 請求項1に記載の金銭情報管理装置において、さらに;
    前記店舗端末を統括する店舗展開本部を識別する店舗端末識別部と;
    前記取次端末管理サーバーから送信された収納金受領情報であって、前記入金予約情報に対応する前記収納金受領情報を前記店舗展開本部の売上管理データベースに反映させる収納金受領通知受信処理部と;
    を備える金銭情報管理装置。
  3. 店舗端末から送信される入金予約情報を、金銭情報管理サーバーが受信する工程と;
    前記金銭情報管理サーバーによって、前記入金予約情報に対応する収納金受領情報が入力される取次端末を統括する取次端末管理サーバーに対して、前記入金予約情報に対応する入金予約番号の発行を依頼する工程と;
    前記金銭情報管理サーバーによって、前記取次端末管理サーバーから送信された入金予約番号を受信して、前記店舗端末に転送する工程と;
    をコンピュータに実行させる金銭情報管理方法。
  4. 店舗端末から送信される入金予約情報を金銭情報管理サーバーが受信する工程と;
    前記店舗端末を統括する店舗展開本部を前記金銭情報管理サーバーが識別する工程と;
    前記金銭情報管理サーバーによって、前記入金予約情報に対応する収納金受領情報が入力される取次端末を統括する取次端末管理サーバーに対して、前記入金予約情報に対応する入金予約番号の発行を依頼する工程と;
    前記金銭情報管理サーバーによって、前記取次端末管理サーバーから送信された入金予約番号を受信して、前記店舗端末に転送する工程と;
    前記金銭情報管理サーバーによって、前記取次端末管理サーバーから送信された収納金受領情報であって、前記入金予約情報に対応する前記収納金受領情報を前記店舗展開本部の売上管理データベースに反映させる工程と;
    をコンピュータに実行させる金銭情報管理方法。
  5. 店舗端末から送信される入金予約情報に対応する入金予約番号を発行する入金予約番号発行部と;
    取次端末から送信される入金予約番号を受信して、前記入金予約番号発行部で発行された入金予約番号と一致するか認証する入金予約番号認証部と;
    前記入金予約番号認証部で正当と認証された入金予約番号に対応する収納金を、前記入金予約情報から定まる納付金口座に振替処理する収納金口座振替処理部と;
    前記収納金口座振替処理部によって振替処理された収納金情報を、前記納付金口座の入出金データベースに反映させる収納金受領通知部と;
    を備える取次端末管理装置。
  6. 前記入金予約番号発行部は、前記店舗端末を統括する店舗展開本部を識別し;
    前記収納金口座振替処理部は、前記納付金口座として前記店舗展開本部の指定口座を用い;
    前記収納金受領通知部は、前記納付金口座の入出金データベースとしての前記店舗展開本部の売上管理データベースに前記収納金情報を反映させる;
    請求項5に記載の取次端末管理装置。
  7. 取次端末管理サーバーが、店舗端末から送信される入金予約情報に対応する入金予約番号を発行する工程と;
    前記取次端末管理サーバーが、取次端末から送信される入金予約番号を受信して、前記発行された入金予約番号と一致するか認証する工程と;
    前記発行された入金予約番号と一致すると認証された入金予約番号に対応する収納金を、前記取次端末管理サーバーによって前記入金予約情報から定まる納付金口座に振替処理する工程と;
    前記振替処理された収納金の情報を、前記取次端末管理サーバーによって前記納付金口座の入出金データベースに反映させる工程と;
    をコンピュータに実行させる取次端末管理方法。
  8. 取次端末管理サーバーが、店舗端末から送信される入金予約情報に対応する入金予約番号を発行する工程と;
    前記取次端末管理サーバーが、前記店舗端末を統括する店舗展開本部を識別する工程と;
    前記取次端末管理サーバーが、取次端末から送信される入金予約番号を受信して、前記発行された入金予約番号と一致するか認証する工程と;
    前記取次端末管理サーバーによって、前記発行された入金予約番号と一致すると認証された入金予約番号に対応する収納金を、前記入金予約情報から定まる前記店舗展開本部の指定口座に振替処理する工程と;
    前記取次端末管理サーバーによって、前記振替処理された収納金の情報を前記店舗展開本部の売上管理データベースに反映させる工程と;
    をコンピュータに実行させる取次端末管理方法。
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