JP4319485B2 - 電子機器収納用筐体 - Google Patents

電子機器収納用筐体 Download PDF

Info

Publication number
JP4319485B2
JP4319485B2 JP2003277071A JP2003277071A JP4319485B2 JP 4319485 B2 JP4319485 B2 JP 4319485B2 JP 2003277071 A JP2003277071 A JP 2003277071A JP 2003277071 A JP2003277071 A JP 2003277071A JP 4319485 B2 JP4319485 B2 JP 4319485B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
lower cover
protrusion
upper cover
body case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003277071A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005039157A (ja
Inventor
正彦 村瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maspro Denkoh Corp
Original Assignee
Maspro Denkoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maspro Denkoh Corp filed Critical Maspro Denkoh Corp
Priority to JP2003277071A priority Critical patent/JP4319485B2/ja
Publication of JP2005039157A publication Critical patent/JP2005039157A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4319485B2 publication Critical patent/JP4319485B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

本発明は,屋外の支柱や壁面に取付けられる信号処理装置等の電子機器収納用の筐体に関する。
従来の電子機器収納用筐体(以下,筐体と記載する。)は,前面を開口させた箱状の本体ケースと上下に2分割されて少なくとも前記本体ケースの開口面を覆うカバーとからなり,前記上カバーを本体ケースに固着すると共に,前記下カバーを,前記上カバー側の端部を軸として本体ケースに蝶着し,前記開口を開閉可能とした筐体であって,
前記下カバーの上端縁に,下カバーの閉状態で上カバーの裏面に重なる重合部を延設し,その重合部の全長に亘って,前記閉状態で上カバーの裏面に密着し,前記上端縁と平行な少なくとも2本の突条を並設した構成となっており,パッキン材等を用いなくとも簡単な構成でもって,下カバーと上カバーとの間の密閉は保たれ,雨水の浸入を防止できる構造であった。(例えば,特許文献1参照)
特開平7−336061号公報
しかし,従来の筐体においては,下カバーの閉状態において,前記下カバーの上端縁に延設した重合部と,この重合部の全長に亘って備えさせた少なくとも2本の突条と,前記上カバーの裏面との密着で持って雨水の進入を防止していたのであるが,金型の成形条件や,公差,変形等の条件によって密着されない場合があった。
また,更に多様な電子機器を収納するために,更に大きな筐体を作成した場合,今以上に上記突条と上カバーの裏面との密着の精度が良くないと防水効果が得られないといった問題があった。
本発明は,こうした問題点を解決するためになされたものであり,その目的は,本体ケースの開口を覆う下カバーの枢着が容易にでき,しかも防水効果の高い電子機器収納用の筐体を提供することにある。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は,
前面を開口させた箱状の本体ケースと,
上下に2分割されて少なくとも前記本体ケースの開口面を覆う上カバー及び下カバーと,
を備え,前記本体ケースの開口面とは反対側の裏面を屋外の支柱や壁面に取付けて使用される電子機器収納用筐体であって,
前記上カバーは,本体ケースに固着され,
前記下カバーは,当該下カバーの左右の側壁の上端縁近傍の内面側に突設されたピンを,前記上カバーの左右の側壁の下端部から下方へ突設された一対のヒンジ部に形成された貫通孔に挿通することで,前記上カバーに枢着されて,前記開口を開閉可能とされ,
前記下カバーの上端には,当該下カバーの閉状態で前記上カバーの裏面に重なる重合部が延設され,
前記重合部には,前記下カバーの上端と平行で,しかも前記下カバーが閉状態であるときに前記上カバーの裏面に密着する第1の突条及び第2の突条が,前記下カバーの上端側から順に形成され,
前記上カバーの下端には,当該上カバーの下端と平行で,しかも前記下カバーが閉状態であるときに前記重合部の前面側に密着する第3の突条及び第4の突条が,当該上カバーの下端側から順に形成されると共に,
前記各突条は,前記下カバーの閉状態において,前記第1の突条と第2の突条との間に前記第4の突条が配設され,第3の突条と第4の突条との間に前記第1の突条が配設されて,前記重合部側の突条と前記上カバー側の突条とが相互に重ならないように形成され,
前記第3の突条は,前記第1,第2,第4の突条より高く,前記重合部に形成された凹部と嵌合するように形成され,
前記重合部に形成された第1の突条と第2の突条との間隔は,前記上カバーに形成された第3の突条が嵌合する前記凹部の幅より広く,
前記第4の突条は,前記下カバーが閉状態であるとき,前記第1の突条に近接するように形成されていることを特徴とする。
また,請求項2に記載の発明は,請求項1に記載の電子機器収納用筐体において,前記下カバーが閉状態であるとき,前記下カバーと前記上カバーの表面が略同じ高さになるように,前記重合部は前記下カバーの表面より一段低く設けたことを特徴とする。
請求項1に記載の電子機器収納用筐体においては,下カバーの上端に,下カバーの閉状態で上カバーの裏面に重なる重合部が延設されており,その重合部には,下カバーの上端と平行で,しかも下カバーが閉状態であるときに上カバーの裏面に密着する第1の突条及び第2の突条が,下カバーの上端側から順に形成されている。
また,上カバーの下端には,当該上カバーの下端と平行で,しかも下カバーが閉状態であるときに重合部の前面側に密着する第3の突条及び第4の突条が,当該上カバーの下端側から順に形成されている。
そして,下カバーが閉状態であるときには,第1の突条と第2の突条との間に第4の突条が配設され,第3の突条と第4の突条との間に第1の突条が配設される。
このため,本発明によれば,下カバーと上カバ−との間が,第1〜第4の突条によって二重防水構造となり,パッキン材等を用いることなく,簡単な構成で密閉を保ち,雨水の浸入を防止できる,防水機能の優れた電子機器収納用筐体低コストで提供できる。
また,請求項1に記載の電子機器収納用筐体において,第3の突条は,第1,第2,第4の突条より高く,重合部に形成された凹部と嵌合するように形成されているため,雨水が浸入しようとする最初の突条が,下カバーの重合部の凹部に挿入されるように嵌合されることになり,防水機能の信頼性をより高めることができる。
また更に,請求項1に記載の電子機器収納用筐体によれば,重合部に形成された第1の突条と第2の突条との間隔は,上カバーに形成された第3の突条が嵌合する凹部の幅より広く,第4の突条は,下カバーが閉状態であるとき,第1の突条に近接するように形成されている。
このため,下カバーが閉状態であるときには,第1の突条と第2の突条とが上カバーの裏面に密着し,第3の突条と第4の突条とが重合部に密着するだけでなく,第4の突条と第2の突条との間に隙間が形成されるようになり,万一,第3の突条,第1の突条を越えて雨水が浸入したとしても,雨水が筐体内部へ侵入するのを防止することができる。
次に,請求項2に記載の電子機器収納用筐体においては,下カバーが閉状態にあるとき,下カバーと上カバーの表面が略同じ高さになるように,重合部を下カバーの表面より一段低く設けるように構成したので,外形寸法が小さく形成できると共に,デザイン性の優れた筐体を提供できる。
以下に,本発明を具体化した実施形態の例を,図面を基に詳細に説明する。
図1は筐体の説明図である。図2は本体ケースと下カバーと上カバーの嵌合の順番を示す説明図である。図3は本体ケースの側面と下カバーの側面と上カバーのヒンジ部との詳細を示す説明図である。図4は本体ケースと下カバーと上カバーの枢着構造を示す説明図である。図5は本体ケースと下カバーと上カバーの枢着構造を示す説明図である。図6は図4におけるA−A線断面図である。
図1において,20はアルミダイキャスト製で一体的に成形された本体ケースであり,合成樹脂で成形された上カバー30と,同様に下カバー40とでもって筐体1(電子機器収納用筐体)を構成している。
本体ケース20には,回路基板2と,金属製のシールドケースに回路基板を配設し,その一側面に周知の接栓4,4,4を組み付けた回路ユニット5とが夫々任意の手段でもって固着されており,支柱や壁面への取り付け部となる裏板には,各上下の側板21,左右の側板22より夫々水平に突出した延設部23を連続的に形成されている。
上カバー30は,その裏面に壁面取付用で断面L字型の引掛片31を有し,本体ケースの上方に被せて装着される箱状に形成されており,左右の側壁32内面の端部下側等を任意の手段で持って上記本体ケース20の延設部23に固着するよう構成されている。
更に上カバー30には,上カバー30の上板30aの左右に連設された側壁32,32の内面側に形成された略L字型のヒンジ部50が,上記上カバー側壁32の長手方向に向けて,上カバー30の下端部から下方へ突設するように設けてある。更に,このヒンジ部内面側の相互の間隔は,上記本体ケース20の左右の側板22外側間の間隔よりやや大きくなるように配設されている。
このヒンジ部50は,上カバ−30と一体的に形成されており,その材質が合成樹脂製であることから,左右方向には弾性を有するような肉厚でもって形成されている。更に各ヒンジ部50の先端部には軸受部51となる貫通孔が形成されていると共に,当該軸受部51の中心点から任意の位置に第2ピン52を外側方向に向けて突設させてある。
更に,上カバー30内面側の下端部には,下端縁に第3の突条33と下端部に第4の突条34が夫々平行に突設させてあり,本願の実施例では,第3の突条33の高さは,第4の突条34の高さより高くなるように形成されている。
下カバー40は,正面板40aの左右に連設された側壁42,42を有する断面コ字状に形成されている。また,両側壁42の内面側の連設側であって上端縁近傍には,図に示す如く第1ピン44と,当該第1ピンの中心点を中心とする円弧上に配設したストッパー45a,45bとが備えられている。第1ピン44は,下カバー40を上カバー30に装着する際に,上カバ−30に備えさせたヒンジ部50の軸受部51に内側から枢着されて,上記下カバー40を開閉自在に動作可能とする。
また,上記下カバー40を上カバー30に装着するときには,上記ヒンジ部に突設させた第2ピンと,上記ストッパー45a,45bとが嵌合するように配設されている。即ち,ヒンジ部50に設けられた軸受部51に上記第1ピンは枢着される。この時,軸受部51の中心と,下カバー40に設けられた第1ピンの中心は同一となり,その中心から一定間隔はなれたところにヒンジ部50には第2ピンを,下カバー40にはストッパー45a,45bを配設し,下カバー40の閉状態において,第2ピンはストッパー45aを乗り越えた位置になるように配設され,確実に閉じたことが感覚的にもわかるようになっている。また,下カバー40の全開方状態では第2ピンはストッパー45bを乗り越えた位置になるように配設され,その状態で下カバー40をロックするようになっている。
更に,下カバー40の上端部には,下カバー40を閉じた状態で上カバー30の裏面に重なる重合部41が下カバーの表面より一段低くした延設され,その重合部41には,下カバー40の正面板40aの水平高さより上カバー30の上板30aの厚み分低く設定し突条が設けられている。この突条は上記下カバーの上端と平行に,上端側から第1の突条47,第2の突条48の2本備えさせてある。これらの突条はそのまま同間隔で両側壁42の周端部付近まで延設されている。更に,上端縁40bと第1の突条47との間であって重合部41の正面側には,当該第1の突条と連設して一段低くなった凹部が形成されている。
また,両側壁42の上端側の重合部裏面には,その上隅部に内側方向に一段高く張り出した当付部40が形成されている。
正面板40aの内面側には,上縁端40bと平行であって,当該上縁端40bの近傍には補強片46が突設させてあり,下カバー40の補強をさせてある。これによって重合部の各突条の形状を安定的に一定とする。
上端縁40bは,両側壁42側へ折曲した時点で第1の突条47との幅を閉塞して,そのまま第1の突条へ当接している。また,図3に示すように,両側壁42の先端部は全長に亘って内面側の肉厚を均一幅で薄くした薄肉部49を有し,下カバー40の閉状態において,上記薄肉部49が本体ケース20の左右の延設部23端部に合致するように構成されている。側壁42と本体ケース20の側面22との間には,少なくともヒンジ部50分の隙間を備えるものとなっている。
以上のように構成された筐体1は,本体ケース20の上方から上カバー30を被せ,任意の手段でもって延設部23に固着する。次に,下カバー40を上カバー30に取付けるのであるが,図2に示すように,この時上カバー30に備えられたヒンジ部50を若干狭めるようにして側壁42内側の左右の第1ピンを,上記ヒンジ部50に設けられた軸受部51,51に枢着させると,下カバー40は第1ピンを回転軸として開閉可能となり,その作動において,閉状態にあるときは,第2ピンはストッパー45aを乗り越えた位置になるように配設され,確実に閉じたことが感覚的にもわかるようになっている。また,全開方状態では第2ピンはストッパー45bを乗り越えた位置になるように配設され,その状態で下カバー40をロックするようになっている。更に図5に示すように全開状態になった時は,下カバー40に設けた上記当付部43が,ヒンジ部50の当付面53に当接され,全開時の動作を制限してヒンジ部50や第1ピン44等に無理な負荷が掛かるのを防止している。また,下カバーの開閉動作に伴い,重合部41も回転して本体ケース20の側板22に干渉するが,側板22にはその回転部分の切除部28が設けられているから,下カバー40の回転の妨げにはならない。
そして上記筐体1は,図4の右側を上にして,周知の方法で支柱や壁面に取付けられるのであるが,下カバー40を閉じた状態では重合部は上カバー30の裏面と重なる。下カバー40の閉状態における,重合部41に突設させた第1の突条47,第2の突条48と,上カバーの上板30aの裏面に突設させた第3の突条33,際4の突条34の詳細について詳しく説明する。
各突条の嵌合は,第1の突条47と第2の突条48の間には,上カバ−30に突設させた第4の突条34が配設され,第3の突条33と第4の突条34の間には,下カバー40に突設させた第1の突条47が配設され,各突条が相互に順序良く配設されている。この時,第1の突条47と第2の突条48は下カバー40の正面板40aの水平高さより上カバー30の上板30aの厚み分低く設定し設けられていると共に,下カバーの上端縁40bと第1の突条47との間であって重合部41の正面側には,当該第1の突条47と連設して一段低くなった凹部40cが形成されている。
第3の突条33は他の突条より高く形成されており,当該第3の突条33の先端部は上記凹部に密着すると共に,第3の突条33と第1の突条47とも相互に密着するように形成されている。更に第1の突条47と第2の突条48は上カバー30の裏面に密着させていると共に,第4の突条34は重合部41に密着するように形成されている。
更に加えて,第1の突条47と第2の突条48との間に配設された第4の突条34は,上記第1の突条47寄りに近接させて配設させて,第4の突条34と第2の突条48との間に隙間Hが出来るように構成されている。
この状態を図6に示す。下カバー40の閉状態においては,重合部41を下カバー40より一段低く配設したことで,図6に示すように下ケース40の正面板40aと上カバ−30の上板30aは段差が出来ない。尚,図中の太線は上カバ−30と下カバー40との密着部分を示す。

この様な構成にすることによって,雨水は上下カバー間へ残ることは少なく,たとえ下カバー40の上端縁40bと上カバ−30の第3の突条33との間に雨水が侵入しても,第3の突条33の先端部と凹部40cとの密着,第3の突条33と第1の突条47との密着,更には第1の突条47と上板30aの裏面との密着により,それ以上の侵入を強固に阻止するのである。万が一にも最初の第3の突条33,第1の突条33を越えて雨水が侵入しても,更に第4の突条34と重合部41とが密着していると共に,第4の突条34と第2の突条48との間に隙間を設けると共に,第2の突条48が上板30aに密着しているので,筐体1の内部への侵入は完全に阻止できる二重防水構造を構成しているのである。
更に,第1の突条47と第2の突条48は下カバー40の両側壁42まで連続しているから,下カバー40を開放させた際でも雨水は第1の突条47と第2の突条48をつたって両側壁の端部から落下させることができ,下カバーの開閉作動に伴う防水も期待できる。
また本体ケース20と上カバ−40との防水については,上カバー30を函状に形成したことから防水性は高く,延設部23と合わせて本体ケース20への雨水の浸入を完璧に防止できる。
更に下カバー40と本体ケース20の防水についても,両側壁42の薄肉部49と,本体ケースの左右の延設部23とを嵌合させる事によってシールされているから,雨水はそのシール部分より内部へ侵入することなく,延設部23や薄肉部49をつたってそのまま下方へ落下する。
よって本願の実施例によれば,本体ケースの開口部を覆うように,上下のカバーを備えた筐体において,特に高い防水機能が必要となる上下カバー間での防水は,下カバー40と上カバー30に突設させた2本の突条を相互に重なり合うことなく順序良く配設し,夫々の突条が重合部41と上板30aの裏面に密着させた完全二重防水構造とし,本体ケースと上カバ−と下カバーとの間における防水機能も万全であることから,高信頼性の防水機能を有する筐体を提供できるのである。
更に,本願の実施例によれば,本体ケースの開口を覆うように,上下にカバーを備えた筐体において,特に本体ケース,上カバーや下カバーの金型を簡単な構成にすると共に,小型化することで金型費用を抑えて,延いては,製品単価のコストダウンを図るために,本体ケースには金型を外方向にスライドさせることのないように,金型が作成できるようにピン等の突設部を作らないようにし,その為に,上カバ−には軸受部を有するヒンジ部を形成する。下カバーの両側壁には上記軸受部に枢着させる枢着軸を形成するようにしたので,金型は内側に抜くように構成でき小型化できる,結果的に製品のコストダウンができるのである。
尚,本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく,本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の構成を適宜に変更して実施することも可能である。
図1は筐体の説明図である。 本体ケースと下カバーと上カバーの嵌合の順番を示す説明図である。 本体ケースの側面と下カバーの側面と上カバーのヒンジ部との詳細を示す説明図である。 本体ケースと下カバーと上カバーの枢着構造を示す説明図である。 本体ケースと下カバーと上カバーの枢着構造を示す説明図である。 図4におけるA−A線断面図を示す。
符号の説明
1…筐体,2…回路基板,3…表示板,4…接栓,5…回路ユニット,20…本体ケース,21…側板,22…側板,23…延設部,24…,25…,26…,27…,28…切除部,29…,30…上カバー,30a…正面板,31…引掛片,32…側壁,33…第3の突条,34…第4の突条,40…下カバー,40a…正面板,40b…上端縁,40c…凹部,41…重合部,42…側壁,43…当付部,44…第1ピン,45a,45b…ストッパー,47…第1の突条,48…第2の突条,49…薄肉部,50…ヒンジ部,51…軸受部,52…第2ピン,53…当付面。

Claims (2)

  1. 前面を開口させた箱状の本体ケースと,
    上下に2分割されて少なくとも前記本体ケースの開口面を覆う上カバー及び下カバーと,
    を備え,前記本体ケースの開口面とは反対側の裏面を屋外の支柱や壁面に取付けて使用される電子機器収納用筐体であって,
    前記上カバーは,本体ケースに固着され,
    前記下カバーは,当該下カバーの左右の側壁の上端縁近傍の内面側に突設されたピンを,前記上カバーの左右の側壁の下端部から下方へ突設された一対のヒンジ部に形成された貫通孔に挿通することで,前記上カバーに枢着されて,前記開口を開閉可能とされ,
    前記下カバーの上端には,当該下カバーの閉状態で前記上カバーの裏面に重なる重合部が延設され,
    前記重合部には,前記下カバーの上端と平行で,しかも前記下カバーが閉状態であるときに前記上カバーの裏面に密着する第1の突条及び第2の突条が,前記下カバーの上端側から順に形成され,
    前記上カバーの下端には,当該上カバーの下端と平行で,しかも前記下カバーが閉状態であるときに前記重合部の前面側に密着する第3の突条及び第4の突条が,当該上カバーの下端側から順に形成されると共に,
    前記各突条は,前記下カバーの閉状態において,前記第1の突条と第2の突条との間に前記第4の突条が配設され,第3の突条と第4の突条との間に前記第1の突条が配設されて,前記重合部側の突条と前記上カバー側の突条とが相互に重ならないように形成され,
    前記第3の突条は,前記第1,第2,第4の突条より高く,前記重合部に形成された凹部と嵌合するように形成され,
    前記重合部に形成された第1の突条と第2の突条との間隔は,前記上カバーに形成された第3の突条が嵌合する前記凹部の幅より広く,
    前記第4の突条は,前記下カバーが閉状態であるとき,前記第1の突条に近接するように形成されていることを特徴とする電子機器収納用筐体。
  2. 前記下カバーが閉状態であるとき,前記下カバーと前記上カバーの表面が略同じ高さになるように,前記重合部は前記下カバーの表面より一段低く設けたことを特徴とする請求項1に記載の電子機器収納用筐体。
JP2003277071A 2003-07-18 2003-07-18 電子機器収納用筐体 Expired - Fee Related JP4319485B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003277071A JP4319485B2 (ja) 2003-07-18 2003-07-18 電子機器収納用筐体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003277071A JP4319485B2 (ja) 2003-07-18 2003-07-18 電子機器収納用筐体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005039157A JP2005039157A (ja) 2005-02-10
JP4319485B2 true JP4319485B2 (ja) 2009-08-26

Family

ID=34213179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003277071A Expired - Fee Related JP4319485B2 (ja) 2003-07-18 2003-07-18 電子機器収納用筐体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4319485B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8530379B2 (en) 2009-09-14 2013-09-10 Ricoh Company, Ltd. Thermosensitive recording material and production method thereof
CN104994695A (zh) * 2015-05-28 2015-10-21 江苏华强电力设备有限公司 一种防雨罩导水槽

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007335593A (ja) * 2006-06-14 2007-12-27 Yagi Antenna Co Ltd 電子機器筐体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8530379B2 (en) 2009-09-14 2013-09-10 Ricoh Company, Ltd. Thermosensitive recording material and production method thereof
CN104994695A (zh) * 2015-05-28 2015-10-21 江苏华强电力设备有限公司 一种防雨罩导水槽

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005039157A (ja) 2005-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5317108A (en) Weather-resistant electrical outlet cover assembly
US4803504A (en) Waterproof camera
JP2017091650A (ja) バッテリー端子用カバー
JP5500638B2 (ja) 防水型筐体及びこれを備えた電子機器
JP2687756B2 (ja) ヒンジ装置
JP4319485B2 (ja) 電子機器収納用筐体
JP3357202B2 (ja) 記録媒体用収納ケース
JP4319484B2 (ja) 電子機器収納用筐体
KR102648193B1 (ko) 전기 설비용 함체
AU732702B2 (en) Handle for a door or a lid of electrical cabinets
US8952280B2 (en) Switch case having flanges that fold over clearance between case and cover
JP3592009B2 (ja) スイッチボックス構造
JP4540982B2 (ja) 薄肉の気密容器
CN212783991U (zh) 一种带有防尘门的模块
CN211173602U (zh) 铰链组件及制冷设备
JPS5834783Y2 (ja) 壁掛筐体
JP3187843U (ja) 電気機器収納用筺体の扉体密閉装置
JP2012199102A (ja) 電子機器
JP7393979B2 (ja) プロテクタ及びプロテクタ付ワイヤーハーネス
JP2020092510A (ja) 電気機器収納用箱
JP3291184B2 (ja) 蓋体のロック構造
JP2505241Y2 (ja) 火災報知機
JPH0717174Y2 (ja) 電子機器収納箱の取付け構造
JP4606194B2 (ja) 電気機器収納用箱
JPH10275027A (ja) 情報端末機器の表示部保護用カバー機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060710

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080930

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20081031

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090512

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090528

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120605

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130605

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees