JP4319190B2 - プリンタドライバと印刷処理プログラムとを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び情報処理装置 - Google Patents

プリンタドライバと印刷処理プログラムとを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び情報処理装置 Download PDF

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本発明はプリンタドライバと印刷処理プログラムとを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び情報処理装置に関し、特にPC/WS等の端末装置からの印刷処理を実行する文書印刷処理方法に関する。
はじめに、従来の印刷処理における一連の流れについて説明すると、先ずPC/WS上で文書編集アプリケーションを起動して、文書を作成し、あるいは保存されている文書ファイルを読みだして編集するなどの後に、文書編集アプリケーション上の操作により印刷指示を施す。そして、この印刷指示に対して、文書編集アプリケーションからPC/WS上のOS管理下の中間モジュール(GDI)によりプリンタドライバが呼び出され、呼び出されたプリンタドライバは印刷を行うプリンタのコントローラが解釈できるところの印字データ(PDL)を作成する。作成された印字データは、スプーラ経由にてネットワークやシリアル・パラレルなどの通信経路を通ってプリンタコントローラに転送される。プリンタのコントローラでは、受け取った印字データを解釈してプリンタに印刷を行わせるために1ページ毎のページイメージビットマップを作成し、プリンタに印刷を依頼する。
なお、印刷に関する細かな設定は、文書編集アプリケーション上で指示するか、あるいはプリンタドライバが有するユーザインターフェイスを介して設定をユーザが施す。ところで、前述のPDLをスプーラに渡さず、ファイル化することもあるいは、このファイルをスプーラにわたすことで任意のタイミングで印刷をさせることも従来技術で可能である。このファイル化された任意の印刷ジョブを管理してジョブを統合して、まとめて一括で印刷指示するような一括印刷アプリケーションも従来技術で可能なものである。この時、それぞれのジョブであるPDLのファイルは、個々に印刷の設定を有しており、先にも述べた再度スプーラに渡して印刷する場合、当然個々の印刷設定が個々のジョブ毎に設定され印刷動作に反映されることになる。
しかし、得てして前述の一括印刷アプリケーションにおいては、印刷の設定を個々のものと違えて改めてジョブ毎、あるいは一括で印刷するジョブの全てに対して、設定を仕直したいと考える場合もある。また、ファイル化されたジョブは上述のようにPDL形式を有しているので、改めてファイルの印刷イメージを見直したりするためにPDL専用のソフトウェアが必要である。
そこで、本発明では、ジョブ毎あるいは一括で印刷をするジョブ全てに対して一括印刷アプリケーションから印刷の設定を改めて行ったり、ファイル化されたジョブを管理するアプリケーションに任意にファイルを指定させて印刷イメージを提供できる汎用性の高い、プリンタドライバと印刷処理プログラムとを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び情報処理装置を提供することを目的とする。
前記問題点を解決するために、本発明は、印刷設定後に、文書ファイルに基づいて、該印刷設定に関する編集が施された最終PDLを作成するプリンタドライバと、該プリンタドライバとはプログラムとして異なる印刷処理プログラムとを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、プリンタと接続可能な情報処理装置に、プリンタドライバが、印刷設定後に、文書ファイルに基づいて、最終PDLに至るまでの中間フォーマットであり、かつ該印刷設定に関する編集が施されていない中間PDLを作成する作成処理と、印刷処理プログラムが、中間PDLの作成後に、印刷設定を変更する変更処理とを実行させることに特徴がある。よって、印刷データを印刷設定に関する編集のされていない状態のデータを提供あるいは入手できることにより、当該データに対して任意の加工や印刷設定の変更を施すことができ、多様なユーザニーズに対応できる汎用性の高い、プリンタドライバと印刷処理プログラムとを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供できる。
また、印刷設定は、文書ファイル中の複数ページを1ページに集約して印刷するための集約印刷であることにより、プリンタドライバとはプログラムとして異なる印刷処理プログラムを含む情報処理プログラムで集約印刷結果イメージの確認が可能となる。更に、別の発明は、プリンタと接続可能な情報処理装置であって、印刷設定後に、文書ファイルに基づいて、該印刷設定に関する編集が施された最終PDLを作成する最終PDL作成手段と、印刷設定後に、文書ファイルに基づいて、最終PDLに至るまでの中間フォーマットであり、かつ該印刷設定に関する編集が施されていない中間PDLを作成する中間PDL作成手段と、中間PDLの作成後に、印刷設定を変更する変更手段とを具備することに特徴がある。よって、プリンタドライバが印刷設定に関する編集を施した最終PDLを作成するのではなく、印刷設定に関する編集が施されていない中間PDLを作成した上で、この中間PDLに印刷処理プログラムが印刷設定の変更が可能となり、中間PDLに任意の加工や印刷設定の変更を施すことができ、多様なユーザニーズに対応でき、汎用性が高くなる。
本発明によれば、プリンタドライバが、印刷設定後に、文書ファイルに基づいて、最終PDLに至るまでの中間フォーマットであり、かつ該印刷設定に関する編集が施されていない中間PDLを作成し、印刷処理プログラムが、中間PDLの作成後に、印刷設定を変更する。よって、印刷データを印刷設定に関する編集のされていない状態のデータを提供あるいは入手できることにより、当該データに対して任意の加工や印刷設定の変更を施すことができ、多様なユーザニーズに対応できる汎用性の高い情報処理方法を提供できる。
以下に、本発明の一実施の形態例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の文書印刷処理方法を適用するシステム構成を示すブロック図である。同図において、プリンタ1は、スキャナ、プリンタ、コピア機能を有する複合機能を実行可能なプリンタであり、もちろんプリンタ機能単体のマシンでも構わない。端末装置2〜4は、OSによる汎用性機能、例えば文書編集を有するPC/WSである。プリンタ1及び端末装置2〜4はLANなどのネットワーク5に各々接続されているが、プリンタ1は、専用あるいは汎用(双方向パラレルなど)のI/Fケーブルにて端末装置2〜4と直接接続されていても構わない。この場合、接続された端末装置2〜4はプリンタサーバとして役割を果たすこともできる。
図2は本発明の第1の実施の形態例に係る文書印刷処理システムの構成を示すブロック図である。同図において、プリンタ1は、プリンタコントロール部17、ストレージデバイス18及び印刷部19を含んで構成されている。端末装置2〜4は、アプリケーション11、中間モジュール12、スプーラ13、プリンタドライブ14、印刷設定処理部15及び通信処理モジュール16を含んで構成されている。プリンタドライブ14は、中間PDL作成処理部14−1、PDL処理デバイス14−2及び最終PDL作成処理部14−3を含んで構成されている。更に、端末装置2〜4はネットワーク5を介してプリンタ1に接続されている。アプリケーション11は端末装置2〜4上で動作する文書編集アプリケーションである。中間モジュール12はOSで管理される。スプーラ13は中間モジュール12から印字データを受け取る機能を有する。プリンタドライバ14において、中間PDL作成処理部14−1では中間PDLを作成し、作成された中間PDLはPDl処理デバイス14−2を介して最終PDL作成処理部14−3によって最終PDLが作成される。印刷設定処理部15は印刷設定を担うモジュールである。通信処理モジュール16はネットワーク5を介してプリンタ1のプリンタコントロール部17とネットワーク5を介して通信を行なうための通信モジュールであり、情報をネットワーク5を介して端末装置2〜4の印刷設定処理部15に渡す、あるいは自らがデータを管理保管する役目を担う。また、プリンタ1において、プリンタコントロール部17はスプーラ13から印字データを受け取り実際に印字画像に展開などを担い、ストレージデバイス18によって印刷部19を介して印刷処理を実行する。なお、ネットワーク5に代わってシリアル・パラレル(双方向)でもよい。印刷設定処理部15は別個のモジュールとなっているが、他の部位と融合した形でもよい。
次に、動作フロー図3に従って第1の実施の形態例の動作を説明する。なお、端末装置2〜4にて正常にOSが起動されプリンタ印刷環境が整っておる状態である。ユーザが文書編集アプリケーション等を端末装置2〜4上で動作するOS上にて実行させ印刷を所望する文書、画像などを呼び出して表示する。表示した後に文書編集アプリケーション上のコマンドにて印刷を選択し、様々なオプションを付加したのちに印刷を実行する。印刷のオプションは、プリンタドライバにて、印刷指示のコマンド情報に変換されて、プリンタに転送される。印字データもプリンタドライバで作成された後、転送される。両者の順序は、実施の形態例では特に定めなく、プリンタコントロール部17が解釈できればよい。その後、プリンタコントロール部17以降の処理において、紙面への印字(印刷)が実施されることになる。その際に、何らかの印刷を制御したい外部アプリケーションが、本実施の形態例のもつI/Fを介して、印刷の設定を行っていた場合に、当該印刷は、この印刷設定が優先され印刷が実際に行われることになる。文書編集のアプリケーション(ワープロや表計算、ペイント系などの汎用および専用の印刷をおこなうことが可能なアプリケーション)の印刷処理である編集文書あるいは既存の文書を指定して印刷を行う(ステップS101)。この際、OSの描画関連の中間モジュール12であるGDIを介してプリンタドライバが呼び出され、プリンタドライバ処理に移行する(ステップS102)。プリンタドライバ14の処理にて印刷データとしての最終PDLが作成され(ステップS103,108)、スプーラ13によるスプーラ処理(ステップS109)を経由してステップS110,S111の印刷処理へ移行するのが通常印刷のケースの流れである。本実施の形態例では、プリンタドライバ14によるプリンタドライバ処理(ステップS103)において最終PDLに至るまでの中間フォーマットとして中間PDLを定義しており、予め外部アプリケーションや何らかの方法によりプリンタドライバは中間PDLを作成した後に、最終PDLを作成することなく、その中間PDLファイルを外部のアプリケーションに引き渡すという動作をとることができる。プリンタドライバ処理から外部アプリケーションに提供の流れがそれを示している。中間PDLファイルを受けとった外部アプリケーションは、印刷設定処理部15に対しプリンタのもつ機能に対する問い合わせを行う(ステップS104,S105,S106)。本実施の形態例では、外部アプリケーションは印刷ジョブの管理などを行う外部アプリケーションを想定する。外部アプリケーションでは、印刷設定処理部15との間にて、当該プリンタがどのような機能を持っているかを問い合わせる(ステップS107)。例えば、様々な機能があるが、その一例としてPUNCHという機能があると印刷設定処理部15が返答する。そして、さらにその機能に対して設定できる項目が何であるかの問い合わせも行う。例えば、印刷設定処理部15は、PUNCHという機能に対して、LRFT,RIGHT,NONEという設定が可能であると返答する。その際に、外部アプリケーションは自分のUI上に表現できる文字列として、機能に合致したその機能を表現する文字列、例えばPUNCHという機能であれば、パンチという文字列を印刷設定処理部15から受け取ることもできる。
また、外部アプリケーションは、ある程度はプリンタのもつ機能を知った上で、プログラミングを行うことで、適切あるいは最適なUIを構築できるが、全く知らないということを前提としたプログラミングも、機能を示す例えばPUNCH、機能PUNCHに対する設定可能値リストである、LEFT,RIGHT,NONR、その表示文字列「パンチ」を情報として受け取ることで可能となる。
次に、設定する機能に関する情報が入手できたので、外部アプリケーションはユーザのニーズに沿って機能設定を行なう。問い合わせ及び設定の仕方であるが、一例を挙げるがI/Fに対して本実施の形態例は限定するものではない。下表の例は、文字列でそのコマンド及びレスポンスを表記し、ファイルあるいはメッセージなどでそのやり取りを行なうということを前提としたI/Fの例である。
Figure 0004319190
この際、図3では印刷設定処理部15の問い合わせ処理において、通信処理モジュール16を使用してプリンタの機能を知ることもできる例を示しているが、通信処理モジュール16を介さず直接機能を検索するという構成でもよい。また、印刷設定処理部15での処理も、プリンタドライバ14の内部構成として存在する形での構成も可能である。本実施の形態例に関与する機能モジュールが実際の実装モジュールのどこかに矛盾のない形で存在していればよい。さて、この時点で印刷設定処理部15においては、例としてPUNCH機能に対してLEFTという設定がなされた状態になった。次に、本実施の形態例において、外部アプリケーションはいくつかの印刷ジョブ(中間PDL)を管理しており、先の印刷の設定に従って印刷を行なうため、管理している印刷ジョブ(中間PDL)ファイルをプリンタドライブに渡し、印刷を依頼する。なお、本実施の形態例では印刷を依頼する窓口はプリンタドライバに限らない。プリンタドライバは、印刷ジョブ内の印刷設定との手順で設定された印刷設定を矛盾の無いようにマージして、それに伴う印刷データのチューニング(集約指定時の座標変換やイメージ縮小、回転処理など)を必要に応じて施し、最終形式の最終PDLを作成し、プリンタに当該最終PDLは転送され、図3のステップS110におけるプリンタコントロール処理にて最終PDLが解釈されて、展開されてプリンタできる形式の画像情報に変換され、ステップS111にて紙面に印刷が行なわれる。なお、ステップS110にてのプリンタコントロール処理は必要に応じてストレージデバイス18に画像情報を保管しておき後で再利用する、などの機能も多々ある。
以上説明した第1の実施の形態例によれば、印字データのチューニングのなされていない生のデータを提供あるいは入手できるので、データを加工したり、印刷設定を変化させたりすることができ、多様なユーザニーズに対応できるシステムが構築可能となる。また、中間PDLに対して、印刷の設定を自由に後から指示できる。更に、プリンタドライバにおいて、外部アプリケーションが設定するところの印刷設定に対して、どのような機能が該当プリンタには存在するかの問い合わせに対して応えられることにより、外部アプリケーションが設定し得る印刷設定可能な機能項目を入手できることで、その種類を特定し、適切な命令として印刷設定をプリンタドライバに伝達できることが可能となる。また、プリンタドライバにおいて、外部アプリケーションが設定するところの印刷設定に対して、どのような機能が該当プリンタには存在するかを返すわけであるが、さらにそれぞれの機能に対してどのような設定が可能なのかを、問い合わせに対して応えられる。更に、プリンタドライバに対して、外部アプリケーションは可能な印刷設定の問い合わせを行うのであるが、その際にプリンタドライバから返される情報として、機能を示すところの文字列をも返すことで外部アプリケーションはそれに関するユーザインターフェイスにおいて表示できることにより、外部アプリケーションが設定のためのユーザインターフェイスにおける表示に関する情報を入手できることで、プリンタドライバと外部アプリケーションの依存関係をより希薄にすることが可能となる。また、プリンタドライバに対して、外部アプリケーションは可能な印刷設定の問い合わせを行い、その際にプリンタドライバから返される情報として、設定可能機能情報とそして機能を指し示すところの文字列を返すわけであるが、その際、外部アプリケーションは、全くプリンタのもつ機能に関しての予備情報(知識)なしにてユーザインターフェイスを構築することが可能である。
次に、本発明の第2の実施の形態例についてシステム構成を示す図4に基づいて説明する。図4において、図2と同じ参照符号は同じ構成要素を示す。異なる要素として、印刷イメージ・プレビューイメージ作成部21は印刷イメージ及びプレビューイメージを作成する。
次に、動作フロー図5に従って第2の実施の形態例の動作を説明する。なお、端末装置2〜4にて正常にOSが起動されプリンタ印刷環境が整っておる状態である。ユーザが文書編集アプリケーション等を端末装置2〜4上で動作するOS上にて実行させ印刷を所望する文書、画像などを呼び出して表示する。表示した後に文書編集アプリケーション上のコマンドにて印刷を選択し、様々なオプションを付加したのちに印刷を実行する。印刷のオプションは、プリンタドライバにて、印刷指示のコマンド情報に変換されて、プリンタに転送される。印字データもプリンタドライバで作成された後、転送される。両者の順序は、実施の形態例では特に定めなく、プリンタコントロール部17が解釈できればよい。その後、プリンタコントロール部17以降の処理において、紙面への印字(印刷)が実施されることになる。その際に、何らかの印刷を制御したい外部アプリケーションが、本実施の形態例のもつI/Fを介して、印刷の設定を行っていた場合に、当該印刷は、この印刷設定が優先され印刷が実際に行われることになる。文書編集のアプリケーション(ワープロや表計算、ペイント系などの汎用および専用の印刷をおこなうことが可能なアプリケーション)の印刷処理である編集文書あるいは既存の文書を指定して印刷を行う(ステップS201)。この際、OSの描画関連の中間モジュール12であるGDIを介してプリンタドライバが呼び出され、プリンタドライバ処理に移行する(ステップS202)。プリンタドライバ14の処理にて印刷データとしての最終PDLが作成され(ステップS203,208)、スプーラ13によるスプーラ処理(ステップS209)を経由してステップS210,S211の印刷処理へ移行するのが通常印刷のケースの流れである。本実施の形態例では、プリンタドライバ14によるプリンタドライバ処理(ステップS203)において最終PDLに至るまでの中間フォーマットとして中間PDLを定義しており、予め外部アプリケーションや何らかの方法によりプリンタドライバは中間PDLを作成した後に、最終PDLを作成することなく、その中間PDLファイルを外部のアプリケーションに引き渡すという動作をとることができる。プリンタドライバ処理から外部アプリケーションに提供の流れがそれを示している。中間PDLファイルを受けとった外部アプリケーションは、印刷設定処理部15に対しプリンタのもつ機能に対する問い合わせを行うと共に印刷イメージ・プレビューイメージを作成する(ステップS204,S205,S206)。本実施の形態例では、外部アプリケーションは印刷ジョブの管理などを行う外部アプリケーションを想定する。外部アプリケーションでは、印刷設定処理部15との間にて、当該プリンタがどのような機能を持っているかを問い合わせる(ステップS207)。例えば、様々な機能があるが、その一例としてPUNCHという機能があると印刷設定処理部15が返答する。そして、さらにその機能に対して設定できる項目が何であるかの問い合わせも行う。例えば、印刷設定処理部15は、NUPという機能に対して、2IN1,4IN1,BOOKLIETという設定が可能であると返答する。その際に、外部アプリケーションは中間PDLファイルとして蓄積されている一つあるいは複数のファイルの固まりとして管理しているところの印刷ジョブ毎にNUPという機能に対して設定可能なものを設定することが必要である。ここでNUPとは集約印刷のことであり、2IN1は左右入れ替えのケースを鑑み2通りあるが本実施の形態例では限定していない。そして、外部アプリケーションは、実際の印刷ジョブに反映させる前に自分の行なった設定が印字にどのように影響するかを印字イメージを印刷イメージ・プレビューイメージ作成部21へ要求し入手することにより印刷前に確認することができる。また、外部アプリケーションによっては、自分が蓄積しているそれぞれのファイルのプレビューイメージを画面上に並べて表示を行ないたいような場合、提供されたプレビューイメージをサムネイルとして活用することが可能となる。
このプレビューイメージを提供する際には以下のような様々な提供の仕方が考えられる。
1.提供するプレビューイメージを予め解像度を落して提供する。これはイメージの大きさの節約やそのままサムネイルで使用可能という利点もある。
2.提供するプレビューイメージの色数を予め落して提供する。これも上記1と同様な利点がある。
3.提供するプレビューイメージをカラーイメージの場合に予め白黒化して提供する。上記1と同様な利点がある。
4.提供するプレビューイメージを白黒化した後に白黒反転(ネガポジ反転)を施して提供する。よって、表示上での効果が得られることが考えられる。
5.提供するプレビューイメージにて合成印刷(フォームオーバレイ)指示の結果イメージを提供する。よって、アプリケーション上での合成結果の確認が可能となる。
6.提供するプレビューイメージにて透し印刷(ウォータマーク)指示の結果イメージを提供する。よって、アプリケーション上で透し印刷結果の確認が可能となる。
7.提供するプレビューイメージにてページヘッダ・フッタ(ページ番号等)指示の結果イメージを提供する。よって、アプリケーション上でページヘッダ・フッタ印刷結果の確認が可能となる。
8.提供するプレビューイメージにて色変換印刷(例えば、文字部を真黒で印刷、色調整(濃淡、色調など))指示イメージを提供する。よって、アプリケーション上で色変換印刷結果イメージの確認が可能となる。
9.提供するプレビューイメージにてミラーイメージ印刷(例えば鏡像)指示設定イメージを提供する。よって、アプリケーション上でミラーイメージ印刷結果の確認が可能となる。
10.提供するプレビューイメージにて複数ページを1ページに縮小してタイル上に貼付ける印刷の集約印刷の指示設定イメージを提供する。よって、アプリケーション上で集約印刷結果イメージの確認が可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載であれば多種の変形や置換可能であることは言うまでもない。
本発明の文書印刷処理方法を適用したシステム構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態例に係る文書印刷処理システムの構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態例の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態例に係る文書印刷処理システムの構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態例の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 プリンタ
2〜4 端末装置
5 ネットワーク
11 アプリケーション
12 中間モジュール
13 スプーラ
14 プリンタドライバ
15 印刷設定処理部
16 通信処理モジュール
17 プリンタコントロール部
18 ストレージデバイス
19 印刷部
21 印刷イメージ・プレビューイメージ作成部

Claims (4)

  1. 印刷設定後に、文書ファイルに基づいて、該印刷設定に関する編集が施された最終PDLを作成するプリンタドライバと、該プリンタドライバとはプログラムとして異なる印刷処理プログラムとを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    プリンタと接続可能な情報処理装置に、
    前記プリンタドライバが、印刷設定後に、文書ファイルに基づいて、前記最終PDLに至るまでの中間フォーマットであり、かつ該印刷設定に関する編集が施されていない中間PDLを作成する作成処理と、
    前記印刷処理プログラムが、前記中間PDLの作成後に、前記印刷設定を変更する変更処理と
    を実行させることを特徴とするプリンタドライバと印刷処理プログラムとを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  2. 前記印刷設定は、前記文書ファイル中の複数ページを1ページに集約して印刷する集約印刷であることを特徴とする請求項1記載のプリンタドライバと印刷処理プログラムとをコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  3. プリンタと接続可能な情報処理装置であって、
    印刷設定後に、文書ファイルに基づいて、該印刷設定に関する編集が施された最終PDLを作成する最終PDL作成手段と、
    印刷設定後に、文書ファイルに基づいて、前記最終PDLに至るまでの中間フォーマットであり、かつ該印刷設定に関する編集が施されていない中間PDLを作成する中間PDL作成手段と、
    前記中間PDLの作成後に、前記印刷設定を変更する変更手段と
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  4. 前記印刷設定は、前記文書ファイル中の複数ページを1ページに集約して印刷する集約印刷であることを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
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