JP4317874B2 - チャネル・シミュレーション方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遅延を形成する方法及び装置、並びに送信機から受信機への1つ以上の経路に沿った無線周波数信号の伝搬をシミュレートすることを目的とするチャネル・シミュレータに関する。
無線周波数信号を送信機から受信機に送信するとき、信号は、無線チャネル内を1つ以上の経路に沿って伝搬し、その各々において信号の位相及び振幅が変動するために、長さや強さが異なるフェードが信号に発生する。他の送信機が原因で発生するノイズ及び干渉も無線リンクを乱す。
送信機及び受信機は、実際の条件の下で、又は実際の条件をシミュレートする無線チャネル・シミュレータを用いて検査することができる。実際の条件において行う検査は難しい。何故なら、例えば、戸外で行う検査は、天候や季節のように、常時変化する制御不可能な現象の影響を受けるからである。加えて、ある環境(都市A)において行った検査が、第2の対応する環境(都市B)にそのまま適用できるとは限らない。また、実際の条件下において起こり得る最悪の状況を検査することも、大抵の場合は不可能である。
しかしながら、無線チャネルをシミュレートする機器を用いると、所望の種類の無線チャネルを自由にシミュレートすることが可能になる。デジタル無線チャネル・シミュレータでは、チャネルは、大抵の場合、FIR(有限インパルス応答)フィルタによってモデル化され、チャネル・モデルと入力信号との間にコンボリューションを形成し、異なる遅延によって遅延される信号にチャネル係数、即ち、タップ係数を重み付けし、重み付けした信号成分を合計するようにしている。実際のチャネルの挙動に対応するように、チャネル係数が変化される。
現在のコンポーネント技術では、広帯域信号の挙動を素早くかつ正確にシミュレートする、リアルタイムの正確な広帯域シミュレータを製造することは不可能である。チャネル係数の乗算、及び遅延信号の合計によって生ずる計算は、FIRフィルタ内にある遅延要素の数の関数として、著しく増大する。したがって、多数の遅延要素によって長い遅延エリアをカバーすることは不可能である。何故なら、結局は、十分に速く計算を行うことが不可能になるからである。FIRフィルタでは、使用する遅延単位の倍数でない遅延を与えることも難しい。したがって、遅延は低分解能の遅延及び高分解能の遅延に分割され、これらを経路毎に特定して形成される。
しかしながら、遅延を分割すると問題が生ずる。高及び低分解能の遅延を経路毎に別個に形成すると、大量のシステム資源及び容量を使い果たしてしまう。加えて、低分解能の遅延は可変であるという事実が、資源の消費に追加される。このために、シミュレーションの精度が落ち、速度も低下する。
本発明の目的は、遅延を形成するための改良した解決手段を提供することである。その目的は、無線チャネルのシミュレーションを行う方法によって達成される。この方法は、少なくとも1本の経路を有するチャネルをシミュレートし、低分解能遅延及び高分解能遅延で別個に各経路の遅延を形成し、各経路にシミュレートした遅延が、低分解能遅延及び高分解能遅延の和となるようにするステップと、所定の最少遅延の倍数として不連続的に各経路上において低分解能遅延を行うステップと、低分解能遅延よりも正確に高分解能遅延を行うステップとを備えている。更に、この方法は、低分解能遅延の所定の最少遅延の所定の一部である、少なくとも1つの固定の高分解能遅延を、低分解能遅延だけ遅延した信号毎に選択するステップと、低分解能遅延だけ遅延した各信号を、少なくとも1つの選択した高分解能遅延だけ遅延させるステップとを備えている。
本発明の別の目的は、無線チャネル・シミュレーションを行う装置を提供することであり、この装置は、少なくとも1本の経路を有するチャネルをシミュレートするように構成されており、本装置において、低分解能遅延及び高分解能遅延で別個に各経路の遅延を形成し、各経路にシミュレートした遅延が、低分解能遅延及び高分解能遅延の和となるようする。この装置は、経路毎に1つの低分解能遅延ユニットであって、各々、所定の最少遅延の倍数として、各経路上において不連続的に低分解能遅延を行う、低分解能遅延ユニットと、低分解能遅延よりも正確な遅延を行う高分解能遅延装置とを備えている。更に、高分解能遅延装置は、低分解能遅延の所定の最少遅延の所定の一部である、少なくとも1つの固定の高分解能遅延を与えるように構成されており、高分解能遅延装置は、低分解能遅延だけ遅延した信号毎に、少なくとも1つの所定の高分解能遅延を選択するように構成されている。
本発明の好適な実施形態は、従属請求項に記載されている。
本発明は、マルチパス伝搬信号を低分解能及び高分解能で別個に遅延させる際に、各経路の信号に対して、複数の高分解能遅延の中から少なくとも1つの固定の高分解能遅延を選択するという着想に基づいている。
本発明の方法及び装置では、様々な利点が得られる。低分解能遅延及び高分解能遅延で別個に信号を遅延させると、高分解能遅延は、固定的に経路特定的ではなく、遅延の長さだけが固定され、異なる経路の信号で遅延を分割することができるので、資源の使用が削減される。
これより、好適な実施形態に基づいて、そして添付図面を参照しながら、本発明について更に詳しく説明する。
本解決手段は、無線周波数信号(RF信号)のチャネル・シミュレーションに用いるのに適している。適した用途の例には、様々なワイヤレス移動システムが含まれるが、これに限定されるのではない。
まず、移動システムにおける単純な送信及び受信状況を示している図1を検討する。送信機100は、例えば、基地局とすることができ、無線周波数信号を移動システムの受信機に送信する。受信機は、移動電話機のような端末102とすることができる。端末102は、経路116から126に沿って多数の経路を伝搬した信号を受信する。この信号は、異なる経路上において数回反射し散乱した可能性があり、このため、マルチパス伝搬信号成分間に伝搬遅延差が生ずる。経路116上では信号がオブジェクト104と相互作用し、経路118上では信号がオブジェクト106及び108と相互作用し、経路120上では信号がオブジェクト110と相互作用し、経路124では信号がオブジェクト112と相互作用し、経路126上では信号がオブジェクト114と相互作用する。経路122に沿って伝搬すると、信号は、反射を伴わずに、受信機までのダイレクト・ビジュアル・コンタクト(direct visual contact)に沿って進む。オブジェクト104〜114は、建物、地勢オブジェクト(山、岩、森等)等である。図1は、6本の経路を示すが、実際には、これよりも多い経路又は少ない経路もあり得る。
図2は、本発明の解決手段のブロック図を示し、これによって、6経路チャネルをシミュレートすることが可能となる。一般に、経路はもっと多いことも少ないこともあるが、しかしながら、原理は解決手段に示す通りである。チャネルをシミュレートするデジタル信号を2つの異なる相で遅延させ、伝搬遅延差を発生させる。第1遅延をセクション190で行う。ここでは、シミュレートした各経路に応じた低分解能で信号を遅延させる。第2遅延は、セクション192において高分解能で行われる。遅延素子200〜210では、信号は、送信機100から送信される信号に対応し、所定の遅延単位の倍数として不連続的に遅延する。遅延単位は、デジタル信号のサンプル長、又はサンプル長の倍数とすることができる。低分解能遅延単位は、例えば、12.5nsとすることができ、その場合、遅延素子の遅延は、次のようにすることができる。遅延素子200の遅延は、8×12.5ns=100ns、遅延素子202の遅延は16×12.5ns=200ns、遅延素子204の遅延は、24×12.5ns=300ns、遅延素子206の遅延は、33×12.5ns=412.5ns、遅延素子208の遅延は、41×12.5ns=512.5ns、そして遅延素子210の遅延は50×12.5ns=625nsとなる。異なる経路に応じて低分解能で遅延した信号成分には、乗算器212〜222において、異なる経路上で発生するフェードに応じた係数で重み付けすることができるが、重み付けは遅延には必須ではない。加えて、図2とは異なり、重み付けは、低分解能遅延の前に行うこともできる。本解決手段では、シミュレーションにおいて形成される経路の特定遅延ができるだけ当該経路の所望の遅延に対応するように、スイッチ224が、遅延装置192における高分解能遅延素子242〜256に、低分解能によって遅延された信号を切り替える。
この解決手段では、スイッチ224は、低分解能遅延によって遅延され、フェードに対応する重み付け係数によって重み付けされた各信号成分を、加算器226〜240に切り替える。各加算器226〜240は、遅延装置192内にある1つの高分解能遅延素子242〜256のみに接続される。高分解能遅延素子の出力信号は、加算器258において合計され、その出力信号は、異なる経路によって部分的に変化した信号成分によって形成されたマルチパス伝搬信号をシミュレートする。
図2において、高分解能遅延素子242〜256の数は、低分解能遅延の最少遅延と高分解能遅延の最少遅延との間の比率であるが、一般に、高分解能遅延は低分解能遅延よりも精度が高ければ十分である。この場合、比率は12.5ns/1.56ns=8となる。高分解能遅延素子242〜256の遅延は、例えば、少数以下2桁の精度で、次のように計算することができる。遅延素子242の遅延は0nsであり、遅延素子244の遅延は、1×12.5/8ns=1.56nsであり、遅延素子246の遅延は、2×12.5/8ns=3.13nsであり、遅延素子248の遅延は、3×12.5/8ns=4.69nsであり、遅延素子250の遅延は、4×12.5/8ns=6.25nsであり、遅延素子252の遅延は、5×12.5/8ns=7.81nsであり、遅延素子254の遅延は、6×12.5/8ns=9.38nsであり、そして遅延素子256の遅延は、7×12.5/8=10.94nsである。本例では、高分解能遅延の最少遅延(1.56ns)は、低分解能遅延の最少遅延(12.5ns)の所望の部分であり、この例では、したがって、1/8であり、即ち、12.5ns/8=1.56nsとなる。高分解能遅延装置190において、所望の遅延からの遅延の最大の偏差は、最少遅延12.5nsに等しくすることができる。即ち、遅延は、12.5nsの不正確性を有する。一方、低分解能遅延装置192では、遅延の不正確性は1.56nsである。したがって、遅延装置190の低分解能遅延では、ある経路の遅延は、当該経路に想定した遅延よりも12.5nsも小さい場合がある。しかしながら、高分解能遅延装置192は、高精度で要求遅延を追加する。高分解能遅延は、固定の遅延成分も含むことができる。何故なら、実際には、0ns遅延は、遅延成分では得ることが難しいからである。このような場合、遅延素子242の遅延は0nsになることができず、遅延値は0に等しくない。
スイッチ224は、乗算器212及び222から到来する信号成分を加算器226に切り替え、加算器226はこれらの信号成分を合計し、合計信号を遅延素子242に供給し、遅延素子242は高分解能で遅延する。スイッチ224は、乗算器214から到来する信号成分を加算器234に切り替える。加算器234は、他には信号成分を受け取らない。信号は、加算器234から高分解能遅延素子250に伝搬する。スイッチ224は、乗算器216及び220から到来する信号成分を加算器238に切り換え、加算器238はこれらの信号成分を合計し、合計信号を遅延素子254に供給する。遅延素子254は、高分解能で遅延する。スイッチ224は、乗算器218から到来する信号成分を加算器236に切り替える。加算器236は、他の信号成分は受け取らない。信号は、加算器236から高分解能遅延素子252に伝搬する。この例では、加算器228〜232及び240、並びに高分解能遅延素子244〜248及び256は、遅延を形成する必要はない。
このように、第1経路の遅延は、低分解能遅延素子200の遅延である100nsと、高分解能遅延素子242の遅延である0nsの合計で、100nsとなる。第2経路の遅延は、低分解能遅延素子202の遅延200nsと、高分解能遅延素子250の遅延6.25nsの合計で、206.25となる。第3経路の遅延は、低分解能遅延素子204の遅延300nsと、高分解能遅延素子254の遅延9.38nsの合計で、309.38nsとなる。第4経路の遅延は、低分解能遅延素子206の遅延412.5nsと、高分解能遅延素子252の遅延7.81の合計で、420.31nsとなる。第5経路の遅延は、低分解能遅延素子208の512.5nsと、高分解能遅延素子254の遅延9.38nsの合計で、521.88nsとなる。最後の経路の遅延は、低分解能遅延素子210の遅延625nsと、高分解能遅延素子242の遅延0nsの合計で、625nsとなる。
スイッチ224が各乗算器212〜222から出力される信号を1つのみの高分解能遅延素子242〜256に切り替えるとすると、異なる経路の遅延は、少なくとも、高分解能遅延に関連する最少遅延(図2の例によれば1.56ms)だけ互いに異なる。しかしながら、各低分解能信号成分を1つよりも多い高分解能遅延素子に切り替えることによって、そして異なる高分解能遅延素子を通過した信号成分を合計することによって、遅延を平均化し、こうして遅延の精度を高めることができる。異なる高分解能遅延素子に切り替える信号成分には、異なる方法で重み付けして、加重平均を形成することもできる。例えば、信号成分パワーの20%が遅延素子246に入り、80%が遅延素子248に入るように、低分解能遅延素子202の信号成分を高分解能遅延素子246及び248に切り替えることによって、高分解能遅延は、0.2×3.125ns+0.8×4.6875ns=4.375nsとなる。このように、経路の全遅延は、200ns+4.375ns=204.375nsとなる。
線形補間では、高分解能遅延の形成は、以下のように遅延を組み合わせることによって、重み付けして実施することができる。
high-resolution=Σw (k=0〜N−1についての加算)
ここで、dhigh-resolutionは、低分解能遅延に加算されて、経路の所望の総遅延を形成する、各経路の高分解能遅延であり、wkは重み係数(0...1)であり、dkはN個の所定の高分解能遅延の1つである。信号成分を所望の係数で重み付けすることは、スイッチ224において行うことができる。
ある用途において、線形補間の周波数特性が十分でない場合、高分解能遅延への分割は、補間関数を用いて行うことができ、この場合、重み係数wkは、上記式において(−∞、∞)から選択することができる。
図3は、図2のスイッチ224及び加算器226〜240を補間器300と置き換え、残りの部分は同一とした解決手段を示す。補間器300は、サンプル周波数を所望の量だけ増大させる。低分解能によって遅延された信号成分のサンプル周波数が補間器300において8倍され、各信号成分が1つ以上の高分解能遅延素子242〜256に送出される場合、経路の特定遅延は、図2の解決手段におけると同様に実現することができる。
図3の解決手段は、多相デシメータ又は多相補間器を用いて実現することができる。この場合、別個の高分解能遅延素子242〜256を除外することができる。図4のAは、多相デシメータ(poly-phase decimator)400を示す。全体でN個ある補間器300の信号Xlが、デシメータ400に供給される。N個の信号の各々は、異なる伝達関数を有する遅延素子402〜408まで伝搬し、遅延及びデシメートが行われる。デシメータ400は、少なくとも1つの遅延及びデシメートされた信号成分を、アクティブ出力信号として選択する。デシメータにおける加算器410は、1つ以上の遅延素子402〜408から出力した信号成分を合計し、図3における加算器258と同じ出力信号を形成する。
図4のBに示す多相補間器450は、数個の補間ブロックを備えている。補間ブロック452は、遅延を伴わずに、入力信号X(k)のサンプル周波数を所望量pだけ高めるので、出力信号はX(pk)という形態となる。補間ブロック454は、入力信号X(k)のサンプル周波数を所望量pだけ高め、高めたサンプル周波数の1サンプル分だけ信号を遅延させるので、出力信号はX(pk+1)という形態となる。補間ブロック456は、入力信号X(k)のサンプル周波数を所望量pだけ高め、高めたサンプル周波数の2サンプル分だけ信号を遅延させるので、出力信号はX(pk+2)という形態となる。この原理は、最後のブロック458まで続けられる。最後のブロック458は、ブロック452〜458がN個ある場合、入力信号X(k)のサンプル周波数を所望量Pだけ高め、高めたサンプル周波数の(N−1)個分だけ信号を遅延させるので、出力信号はX(pk+(N-1))という形態となる。一般的な場合では、サンプル周波数をNだけ高める各乗算器の出力に補間器があり、Nは、例えば、8である。
図5が示す実施態様では、多相補間器500及びデシメータ502が高分解能遅延を実現する。高サンプリング周波数を用いようとする場合、デシメータ502は不要であるが、信号成分の組み合わせは、しかしながら、行わなければならない。遅延素子200〜210において低分解能で遅延され、乗算器212〜222においてフェードに対応する複合重み係数で重み付けされる可能性もある信号成分は、補間器500に供給される。補間器500は、所望量だけサンプル周波数を高める(図2に示すように、サンプル周波数は、例えば、8倍に高めることができる)。加えて、補間器500に供給された各信号は、図4において説明したように、出力線504〜518において別々に位相調整され、高分解能遅延を生ずる。各経路の信号成分は遅延素子200〜210において異なる低分解能遅延だけ遅延されるので、異なる経路の信号成分は、異なる時点に補間器500に到達し、したがって、補間器500の出力に現れるのも異なる時点である。
この解決手段の一実施形態では、補間器500は、各時点において(即ち、出力サンプル毎に)その出力線504〜518の少なくとも1つを、アクティブな出力線として選択する。補間器500が選択できるアクティブな出力線は1本だけであり、その間、他の線は非アクティブのままである。低分解能遅延だけ遅延された信号成分は、次いで補間器500において、該補間器500の1本のアクティブ出力線に進むときに、1高分解能遅延だけ遅延される。デシメータ502は、受信した信号成分をデシメートし、1つの出力信号に組み合わせる。デシメートは、補間周波数よりも低ければいずれのサンプル周波数でも行うことができるが、大抵の場合、デシメートによって補間の前に用いられていたサンプル周波数が再現される。
また、補間器500は、1本よりも多いアクティブ出力線504〜518を選択することもでき、この場合、図2の場合と同様に高分解能遅延が形成され、低分解能遅延だけ遅延した1つの信号成分が、数個の高分解能遅延素子に切り換えられる。こうして、高分解能遅延は、異なる出力線504〜518の遅延の加重平均として形成される。
補間器500が遅延線504を選択する代わりに、デシメータ502が補間器500の出力線の1本以上を選択するようにすることができ、これらの中からデシメータ502は信号を受け取る。すると、補間器500の出力線全てが常にアクティブとなることができるが、所望の高分解能遅延は、デシメータ502によって行われる選択に基づいて形成される。
図6における本方法のフロー・チャートを参照する。ステップ600において、各経路上で高分解能遅延が行われる。このステップにおいて、異なる経路の信号に所望通りにフェードを施すことも可能である。ステップ602において、各経路の信号成分のために1つ以上の高分解能遅延を選択し、ステップ604において、選択した高分解能遅延を行い、経路毎に所望の全遅延を遂行する。
図7は、一実施態様によるチャネル・シミュレータのブロック図を示す。低分解能遅延装置700に供給された信号は、各経路706に対応する様式で遅延される。M本の経路があり、Mは正の整数である。高分解能遅延は、フェード・ブロック702において各経路の信号に対する補間によって形成される。異なる高分解能遅延のために、フェード・ブロック702ではN個の出力信号が異なる位相を有する。ここで、Nは正の整数であり、多くの場合、Mとは等しくない。フェード・ブロック702において、異なる経路の信号を異なる方法で増幅することもできる。デシメータ704において、各経路のシミュレートした遅延として、低分解能及び高分解能遅延の和が得られる高分解能信号を選択する。これは、各経路の所望の遅延に対応する。加えて、デシメータ704は、これらの信号を元のサンプル周波数にデシメートする。
以上、添付図面にしたがって例を参照しつつ本発明について説明したが、本発明は、これらに限定されるのではなく、逆に添付した特許請求の範囲に開示した発明思想の範囲内において多くの方法で変更可能であることは明白である。
無線システムにおける信号のマルチパス伝搬を示す図である。 遅延を形成するための装置を示す図である。 補間器を用い、遅延を形成することを目的とした装置を示す図である。 Aは多相デシメータを示す図であり、Bは多相補間器を示す図である。 補間器及びデシメータを用い、遅延を形成することを目的とした装置を示す図である。 方法を示すフロー・チャートである。 補間及びデシメートを適用したチャネル・シミュレータを示す図である。

Claims (18)

  1. 無線チャネルのシミュレーションを行う方法であって、
    少なくとも1本の経路(706)を有するチャネルをシミュレートし、低分解能遅延及び高分解能遅延で別個に各経路(706)の遅延を形成し、各経路(706)にシミュレートした遅延が、前記低分解能遅延及び高分解能遅延の和となるようにするステップと、
    所定の最少遅延の倍数として不連続的に各経路上で低分解能遅延を行い、前記低分解能遅延よりも正確に高分解能遅延を行うステップ(600)と
    を備えており、
    前記低分解能遅延による所定の最少遅延の一部である、少なくとも1つの固定の高分解能遅延を、低分解能遅延だけ遅延した信号毎に選択するステップ(602)と、
    低分解能遅延だけ遅延した各信号を、前記少なくとも1つの選択された高分解能遅延だけ遅延させるステップ(604)と
    を備えていることを特徴とする方法。
  2. 請求項1記載の方法において、
    高分解能遅延において、前記低分解能遅延だけ遅延した信号を複数の相で補間することによって、前記信号を遅延させ、
    前記多相における補間の少なくとも1つの相(504〜518)を高分解能遅延として選択する
    ことを特徴とする方法。
  3. 請求項2記載の方法において、前記高分解能信号を元のサンプル周波数にデシメイトすることを特徴とする方法。
  4. 請求項1記載の方法において、低分解能遅延だけ遅延された信号毎に、高分解能遅延を形成する関数として、複数の高分解能遅延を選択することを特徴とする方法。
  5. 請求項4記載の方法において、前記高分解能遅延を加重平均として形成することを特徴とする方法。
  6. 請求項1記載の方法において、低分解能遅延だけ遅延された信号毎に、前記信号を少なくとも1つの高分解能遅延回路(242〜256)に切り換えることによって、少なくとも1つの所定の高分解能遅延を選択することを特徴とする方法。
  7. 請求項1記載の方法において、各低分解能信号を補間し、低分解能遅延だけ遅延された信号毎に、前記信号を少なくとも1つの高分解能遅延回路(242〜256)に切り換えることによって、少なくとも1つの所定の高分解能遅延を選択することを特徴とする方法。
  8. 請求項1記載の方法において、前記高分解能遅延の所定の最少遅延よりも短い所定の最少遅延の倍数として、各高分解能遅延を行うことを特徴とする方法。
  9. 請求項1記載の方法において、低分解能遅延だけ遅延された各信号に、経路に特定のフェードに対応する係数で重み付けすることを特徴とする方法。
  10. 無線チャネルのシミュレーションを行う装置であって、少なくとも1本の経路(706)を有するチャネルをシミュレートするように構成されており、低分解能遅延及び高分解能遅延で別個に各経路(706)の遅延を形成し、各経路(706)のシミュレートされた遅延が、前記低分解能遅延及び高分解能遅延の和となるように構成された装置において、
    経路毎に1つの低分解能遅延ユニット(190)であって、
    各々、所定の最少遅延の倍数として、各経路上において不連続的に低分解能遅延を行う、低分解能遅延ユニット(190)と、
    前記低分解能遅延よりも正確な遅延を行う高分解能遅延装置(192)と
    を備えており、
    前記高分解能遅延装置(192)が、前記低分解能遅延の所定の最少遅延の所定の一部である、少なくとも1つの固定の高分解能遅延を与えるように構成されており、
    前記高分解能遅延装置(192)が、低分解能遅延だけ遅延された信号毎に、少なくとも1つの所定の高分解能遅延を選択するように構成されている
    ことを特徴とする装置。
  11. 請求項10記載の装置において、前記高分解能遅延装置(192)は、前記低分解能遅延だけ遅延された信号を複数の相で補間し、前記多相における補間の少なくとも1つの相(504〜518)を、前記高分解能遅延として選択するように構成されていることを特徴とする装置。
  12. 請求項11記載の装置において、当該装置は、前記高分解能信号を元のサンプル周波数にデシメートするデシメータ(502、704)を備えていることを特徴とする装置。
  13. 請求項10記載の装置において、前記高分解能遅延装置(192)は、低分解能遅延だけ遅延された信号毎に、高分解能遅延を形成する関数として、複数の高分解能遅延を選択するように構成されていることを特徴とする装置。
  14. 請求項13記載の装置において、前記高分解能遅延装置(192)は、前記高分解能遅延を加重平均として形成するように構成されていることを特徴とする装置。
  15. 請求項10記載の装置において、前記高分解能遅延装置(192)は、低分解能遅延だけ遅延された信号毎に、該信号を少なくとも1つの高分解能遅延回路(242〜256)に切り換えることによって、少なくとも1つの所定の高分解能遅延を選択するスイッチ(224)を備えていることを特徴とする装置。
  16. 請求項10記載の装置において、前記高分解能遅延装置(192)は、各低分解能信号を補間する補間器(300)を備えており、前記高分解能遅延装置(192)は、低分解能遅延だけ遅延された信号毎に、該信号を少なくとも1つの高分解能遅延回路(242〜256)に切り換えることによって、少なくとも1つの所定の高分解能遅延を選択するように構成されていることを特徴とする装置。
  17. 請求項10記載の装置において、前記高分解能遅延装置(192)は、高分解能遅延の前記所定の最少遅延よりも短い所定の最少遅延の倍数として、各高分解能遅延を行うように構成されていることを特徴とする装置。
  18. 請求項10記載の装置において、該装置は、高分解能遅延だけ遅延された各信号に、経路特定のフェードに対応する係数によって重み付けするように構成されていることを特徴とする装置。
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