JP2004532539A - 無線チャネルをシミュレートするための方法及び装置 - Google Patents
無線チャネルをシミュレートするための方法及び装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004532539A JP2004532539A JP2002566880A JP2002566880A JP2004532539A JP 2004532539 A JP2004532539 A JP 2004532539A JP 2002566880 A JP2002566880 A JP 2002566880A JP 2002566880 A JP2002566880 A JP 2002566880A JP 2004532539 A JP2004532539 A JP 2004532539A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- baseband
- channel
- simulation
- radio frequency
- parameters
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W24/00—Supervisory, monitoring or testing arrangements
- H04W24/06—Testing, supervising or monitoring using simulated traffic
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B17/00—Monitoring; Testing
- H04B17/0082—Monitoring; Testing using service channels; using auxiliary channels
- H04B17/0087—Monitoring; Testing using service channels; using auxiliary channels using auxiliary channels or channel simulators
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
Abstract
Description
【0001】
本発明は、無線チャネルをシミュレートするための方法を実現する方法及び装置に関する。特に、本発明は、多重経路の無線チャネル・シミュレータを実現することに関係する。
【背景技術】
【0002】
無線システム内の1つの主要な問題は、時間とともに現れる、無線チャネルの特性の急速な変異である。これは、特に、接続に関与している少なくとも一方の側が度々移動する移動システムに関係する。そして、無線チャネルの減衰及びインパルス応答は、広い位相及び振幅範囲内で毎秒何千回という割合で変化する。その現象は、もともとランダムであるので数学的に統計手段によって説明されることができる。このような現象により、無線接続の設計及び使用される装置が複雑になってしまう。
【0003】
無線チャネルにおける変異には、多くの理由がある。無線チャネル上で無線周波数信号を送信器から受信器へ転送する場合、その信号は1又は複数の経路に沿って伝播し、該経路の各々において、信号の位相及び振幅が変化し、それが信号内に異なる長さ及び強度を持つフェード現象を引き起こす。さらに、他の送信器からのノイズ及び干渉がまた、無線接続を妨害する。
【0004】
無線チャネルを、実際の状況下か又は実際の状況をシミュレートするシミュレータを用いるかのいずれかで、テストすることができる。実際の状況の中で行なわれるテストは困難である。一例をあげると、戸外でなされるテストは、例えば絶えず変化する天気及び季節によって影響されるからである。同じ場所で得られた計測さえ、時期が異なれば、異なる結果を生む。さらに、1つの環境(都市A)の中で行なわれたテストは、第2の対応する環境(都市B)に対して完全には当てはまるものではない。実際の状況下で、可能な最悪の状態をテストすることは、通常、不可能である。
【0005】
しかしながら、無線チャネルをシミュレートする装置を用いて、あたかも実際に動作している状態のように、無線装置がそれらの自然な伝送速度で動作するような方式で、2つの無線装置間での所要のタイプの無線チャネルを極めて自由にシミュレートすることが可能である。図1は、無線チャネルをシミュレートするための装置の一例を示す。この図は、第1の組の装置100〜108及び第2の組の装置110〜118、並びにチャネル・シミュレータ120を示す。第1の組の送信器100〜108は、例えば、それらのアンテナ・コネクタを通してチャネル・シミュレータ120の入力に接続される、携帯電話を含むことができる。次に、第2の組の装置110〜118は、チャネル・シミュレータの出力に接続される基地局設備のうちの受信器となることができる。第1及び第2の組の装置の数は同じである必要はない。図の例では、各セットに5つの装置がある。
【0006】
チャネル・シミュレータは、通常、所要のチャネル・タイプをシミュレートしモデル化することができる、いくつかのチャネル・エレメントを含む。図1のチャネル・シミュレータは、8つのエレメントを含む。各エレメントは、無線周波数部及びベースバンド部の両方を含む。無線周波数又はベースバンドの形式のいずれかで、信号がチャネル・シミュレータの入力に供給される。後者の場合では、チャネル・エレメントの無線周波数部がバイパスされる。無線周波数部では、信号がベースバンドに変換され、その結果生じたベースバンド信号がベースバンド部に転送され、その中でチャネル・フェードの影響が信号に加えられる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来技術の解決策では、チャネル・エレメントが固定ユニットを形成する。図1の例のように、シミュレーション中の状態において、装置がシミュレーション用に持っている容量よりもシミュレートすべきチャネルが少ししかない場合があり、これにより、すべてのチャネル・エレメントが使用されるとは限らない。
従って、本発明の目的は、異なる状態においてチャネル・シミュレータの容量が最適に利用され、かつシミュレータを容易に更新することができるような手法で、方法及びその方法を実施する装置を実現することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記した目的は、無線チャネルが無線周波数部及びベースバンド部を含むチャネル・エレメントによってシミュレートされ、また、1つの無線周波数部の信号が1又は複数のベースバンド部の中で処理される、無線チャネルをシミュレートするための方法によって達成される。
また本発明は、チャネル・シミュレーションを実行するための装置に関連し、該装置は、無線チャネルをシミュレートするための1組の手段を含み、そして各手段は無線周波数部及びベースバンド部を含んでいる。本発明の装置では、いくつかの異なる手段のベースバンド部が、同じチャネルをシミュレートするようにアレンジされる。
本発明の望ましい実施例は、従属する特許請求の範囲の中で開示される。
【0009】
本発明は、各ベースバンド部が、隣接したベースバンド部にベースバンド部の入力及び出力を接続することができるというアイデアに基づく。デジタル無線チャネル・シミュレータでは、異なる遅延によって遅らせられる信号がチャネル係数、つまりタップ係数によって重み付けされ、その重み付けされた信号成分が合計されるという手法で、チャネル・モデルと入力信号との間の畳込を行うFIR(Finite Impulse Response(有限インパルス応答))フィルタを備えたベースバンド部の中で、チャネルがモデル化される。チャネル係数は、実際のチャネルの挙動に対応するように修正される。ベースバンド部の融通性のある分配を可能にすることによって、必要であれば、チャネル内の多重信号伝送路がシミュレートされる。多重伝送路は、複数のFIRタップを必要とするが、本発明の望ましい実施例に従う解決策において、異なるベースバンド部を結合することによって、従来技術の解決策によるよりも、より多数のタップを達成することが可能となる。
【0010】
実行されるべきシミュレーションが、チャネル・シミュレータ内で定義される場合、つまり、シミュレートすべきチャネル数、入力と出力信号の数及び接続といったようなそれのパラメータが与えられる場合、チャネル・シミュレータの制御ユニットが、パラメータに基づいてシミュレータ装置の使用を最適化する。装置のすべての無線周波数ユニットがシミュレーション中に必要とされるとは限らない場合には、必要とされるユニットに対応するベースバンド・ユニットがシミュレーション中に利用される。いくつかのベースバンド部が同じチャネルをシミュレートすることができるように、制御ユニットが、ベースバンド・ユニットの入力と出力信号の接続を制御し、これにより、装置の全容量が利用される。
【0011】
本発明の望ましい実施例では、ベースバンド部が、2つの別個のモジュール、つまり、ベースバンド部の入力と出力部を含むインターフェース・モジュールと、FIRフィルタのような実際のチャネルのモデル化に対して必要とされる成分を含むデジタル・モジュールと、に分割される。このようにベースバンド部を異なる2つのモジュールに分割することによって、装置の維持及び更新能力において著しい利点が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明を、好適な実施例を用いそして図面を参照して、詳細に説明する。
図2のチャネル・シミュレータを説明する。シミュレータは、8つのチャネル・エレメント200〜214を含み、その各々が、無線周波数部200A〜214A、及びベースバンド部200B〜214Bにより構成される。各無線周波数部は、送信器からの無線周波数入力信号、及び受信器への出力信号200C〜214Cを含む。シミュレータは、さらに1又は複数の無線周波数局部発振信号218を入力として受信する、局部発振器ディバイダ216を含む。ディバイダ216は、各無線周波数ユニット200A〜214Aに対して、適切な無線周波数信号220〜234を分配する。
【0013】
無線周波数ユニット200A〜214Aでは、送信器からの信号が、例えばそれらに局部発振信号を乗じることによって、ベースバンドに変換され、その後、そのベースバンド信号200D〜214Dが、ベースバンド・ユニットに転送される。ベースバンド信号200E〜214Eは、シミュレートされたチャネルを通して、ベースバンド・ユニットから無線周波数ユニットに到達し、無線周波数ユニットで無線周波数に変換して戻され、受信器に伝送される。
【0014】
ベースバンド・ユニット200B〜214Bにおいて、チャネル・フェードの影響が信号に加えられる。これは、通常はFIRフィルタによって行われる。チャネルの好適な構成は、FIRフィルタのタップ係数を調整することにより達成される。チャネル・シミュレータは、制御バス238によって、ベースバンド・ユニットのFIRフィルタのタップ係数を制御するシミュレータ制御ユニット(SCU)236を含む。またシミュレータ制御ユニットは、制御バス240によって全シミュレータの動作を制御する。周波数パラメータ、利得、及びその他の同種のものといったような、シミュレーション・パラメータについての情報は、制御バスを通して装置の異なる部に、シミュレーションに先立って伝送される。
【0015】
チャネル・シミュレータは、さらに、全シミュレータの動作を制御する制御手段242を含む。その制御手段は、プロセッサ又はコンピュータ、及び適切なソフトウェアによって実現されることが望ましい。当然、そのプロセッサを、別個の成分で構成されるプログラマブル・ロジックに置き換えることができる。制御手段は、さらに、ディスプレイ及びキーボードのようなインターフェース装置を含み、その手段によって、シミュレーション・パラメタが装置に入力される。パラメータは、通常、送信器の数、受信器の数、シミュレートされるべきチャネル数、及びそれらの特性を含む。制御手段242は、シミュレーション制御ユニット236を通してシミュレータを制御する。シミュレーション制御ユニット236はまた、同期信号の入力及び出力244を含み、それによって、いくつかのチャネル・シミュレータが同期される。従って、いくつかの装置を、広大なシミュレーションを実現するために、並列に接続することができる。
【0016】
またチャネル・シミュレータのベースバンド・ユニットは、相互の間の接続も含む。FIRフィルタを通り抜けていない無線周波数ユニットから来る信号は、各ベースバンド・ユニットから、隣接したベースバンド・ユニットに、できればこれらのユニット内のFIRフィルタの入力に、接続されることが望ましい。これらの接続は、接続248〜260によって図2に示される。さらに、各ベースバンド・ユニットから、FIRフィルタ出力信号が、隣接したベースバンド・ユニットに、できればこれらのユニット内のFIRフィルタの出力において合計されるように接続されることが望ましい。これらの接続は、図2に接続262〜274によってに示される。
【0017】
またチャネル・シミュレータは、ベースバンド上でダイレクトに動作することができ、その場合には、ベースバンドへの変換及びベースバンドからの変換は、無線周波数ユニットにおいて必要ではない。無線周波数、アナログ又はデジタル信号は、チャネル・シミュレータへの入力信号として供給される。
【0018】
図3は、本発明の望ましい実施例によるベースバンド・ユニットの構造を示している。図2のベースバンド・ユニット202Bを、例として使用する。ベースバンド・ユニットは、2つの分離したモジュール、つまりベースバンド部の入力及び出力部を含むインターフェース・モジュール300と、実際のチャネル・モデル化で必要とされる成分を含むデジタル・モジュール302とに分けられる。アナログ304又はデジタル306の送信信号は、無線周波数ユニットからの入力としてインターフェース・モジュールに到達する。信号は、分離したI分岐信号及びQ分岐信号を含む。アナログ入力304は、低域通過フィルタ308及び310を通って、アナログ/デジタル変換器312に転送される。
【0019】
次に、デジタルI及びQ信号314が、デジタル・モジュール302内のマルチプレクサ316に転送される。デジタル形式のI及びQ信号248〜250は、隣接したベースバンド・ユニットからマルチプレクサへの他の入力として到達する。同様に、I及びQ信号は、出力248〜250として隣接したベースバンド・ユニットへ転送される。
【0020】
多重化されたI及びQ信号は、既知のやり方でFIRフィルタリングされ、それによって、チャネルの影響が信号に加えられる。I及びQ信号は、エレメントの各々の遅延が別々に設定可能な1組の遅延素子318〜324に最初に伝達される。異なって遅延された信号が、遅延素子から複雑なFIRフィルタ素子326〜332へ伝達される。シミュレーション制御ユニットからの制御バス238が、FIRエレメントのタップ係数を設定するが、その制御バスは、バス・アダプタ334を通して制御データ336としてFIRエレメントに伝達される。FIRエレメントの出力は、加算器338〜344で合計され、そしてそれらに、隣接したベースバンド・ユニットのFIRエレメントの出力262もまた、マルチプレクサ346を通して合計されるように伝達される。その合計264は、隣接したベースバンド・エレメントに取り込まれる。また、その合計は、インターフェース・モジュール300にも転送され、そしてそこから、ダイレクトにデジタル形式の出力348か、あるいは、アナログ/デジタル変換器350及び低域通過フィルタ352及び354を通してアナログ形式の出力256かのどちらかで、無線周波数ユニットに転送される。
【0021】
本発明の望ましい実施例では、シミュレーション制御ユニットからの制御バス240が、マルチプレクサ316及び346を制御し、そのことによって、異なるベースバンド・ユニット間の接続が調整される。
【0022】
本発明の望ましい実施例では、いくつかの異なるベースバンド部のシミュレーション手段が、同じチャネルをシミュレートすることができるように、ベースバンド・ユニットのチャネル・シミュレーション手段が分割される。実施例の方法のステップを示す図4のフローチャートを参照する。この例において、装置の構成がモジュル方式であると仮定されている。つまり、装置の構成を、各シミュレーションに適するように、異なるタイプのシミュレーション間で変更することができる。
【0023】
ステップ400において、電流が装置に供給される。この後に、ステップ402において、装置の制御手段242が、現在の装置の構成をチェックする。これにより、制御手段は、装置の構成がどうなっているかを知る、つまり、どのモジュールで装置が構成されているかを知る。ステップ404では、シミュレーションのパラメータをユーザから受け取る。これは、適宜のインターフェース・ソフトウェア、ディスプレイ及びキーボードによって行われることが望ましい。シミュレーションのパラメータは、通常、送信器の数、受信器の数、シミュレートされるチャネル数、及びそれらの特性を含む。テスト環境が、例えば、送信又は受信の多様性、あるいは可能な干渉している送信器を含む場合、送信器と受信器の数は必ずしも同じであるとは限らない。
【0024】
ステップ406において、制御手段242は、パラメータに基づいて、装置のチャネル・エレメント間の接続を定義し、シミュレーション制御ユニット236及びバス240によって、チャネル・エレメントに必要なコマンドを伝送する。例えば、装置内にあるチャネル・エレメントよりも、シミュレートされるべきチャネル・エレメントが少ししかない場合、システムは、すべての無線周波数ユニットが使用されるわけではないということを知り、未使用のものに対応するベースバンド・ユニットを、チャネル・シミュレーションを助けるために、使用されている無線周波数ユニットに対応するベースバンド・ユニットに並列で接続することができる。シミュレーションのパラメータに基づいて選定されるところに、どのベースバンド・ユニットがどこに接続されるかは、シミュレーション・パラメータに基づいて選択される。例えば、シミュレートすべき1つの無線チャネルがあり、そのモデル化がいくつかのFIRタップを要求する場合、いくつかのベースバンド・ユニットをこの演算のために割り当てることができる。シミュレーションが単純なチャネルは、追加の演算容量を必要としない。
【0025】
ステップ408において、制御手段242は、シミュレーションに先立って、シミュレーション制御ユニット236によって制御バス240を介して、周波数パラメータ及び利得といったようなシミュレーション・パラメータについての情報を、装置の異なる部に送信する。ステップ410において、シミュレーションが所定のパラメータに従って実行される。シミュレーション制御ユニット236は、バス238を介してFIRフィルタ・タップを制御する。
【0026】
図5A及び図5Bは、同じ装置内にあるが、異なるシミュレーション・パラメータを備えた異なる接続についての2つの例を示している。図5Aは、2つの無線周波数ユニット200A及び214Aが使用される状態を示す。第1の無線周波数ユニット200Aから、信号が5つのベースバンド・ユニット200B〜208Bに接続される。第2の無線周波数ユニット214Aから、信号が3つのベースバンド・ユニット210B〜214Bに接続される。そのベースバンド・ユニットから、出力信号が無線周波数ユニットに戻される。その図を明確にするために、受信側無線周波数ユニット500A及び514Aが、別々に図示されている。
【0027】
図5Bは、2つの無線周波数ユニット200A及び214Aが、信号源として使用され、4つの無線周波数ユニット500A、506A、508A及び514Aが、信号の受信器として使用されている状態を示す。この例において、ベースバンド・ユニットは、異なる送信/受信無線ユニット間に多用途に使えるやり方で接続されている。このように、1つのそして同一の物理的な構成が、効率的に装置を利用できるように、多用途のシミュレーション環境を提供する。
【0028】
本発明を添附図面に従った例を参照して上述したが、本発明はそれらに限定されず、特許請求の範囲内で、多くの点で修正可能であることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】上述したチャネル・シミュレータの一般的な構造を示す図である。
【図2】チャネル・シミュレータの構造の一例をより詳細に示す図である。
【図3】ベースバンド部の構造の一例の図である。
【図4】実施例の解決策の一例を示すフローチャートである。
【図5】a及びbは、異なる接続の例を示す図である。
Claims (14)
- チャネル・シミュレーションを実行するための装置であって、無線チャネルをシミュレートするための1組の手段(200〜214)を含み、各々の手段が無線周波数部(200A〜214A)及びベースバンド部(200B〜214B)を含んでいる装置において、いくつかの異なる手段(200〜214)のベースバンド部が、同じチャネルをシミュレートするようにアレンジされることを特徴とする装置。
- 請求項1記載の装置において、該装置はベースバンド部の入力及び出力を接続するようアレンジされた制御手段(242)を備え、これにより、いくつかの異なる手段のベースバンド部が同じチャネルをシミュレートするために使用されるようにしたことを特徴とする装置。
- 請求項1記載の装置において、各ベースバンド部が、ベースバンド部の入力及び出力を含むインターフェース・モジュール(300)と、チャネルをシミュレートするための手段(318〜332)を含むデジタル・モジュール(302)とを含むことを特徴とする装置。
- 請求項2記載の装置において、制御手段(242)は、実行されるシミュレーションのパラメータに基づいて、ベースバンド部の入力及び出力を接続するように、アレンジされることを特徴とする装置。
- 請求項2記載の装置において、制御手段(242)は、シミュレーション中に必要とされない無線周波数部に対応するベースバンド部の入力及び出力を接続するように、アレンジされることを特徴とする装置。
- 請求項2及び3いずれかに記載の装置において、各々のデジタル・モジュールのシミュレーション手段の入力及び出力は、隣接するデジタル・モジュールの入力及び出力に接続されることを特徴とする装置。
- 無線チャネルをシミュレートするための方法において、
無線チャネルは、無線周波数部(200A〜214A)及びベースバンド部(200B〜214B)を含むチャネル・エレメント(200〜214)によってシミュレートされ、
1又は複数のベースバンド部(200B〜214B)において1つの無線周波数部の信号を処理する
ことを特徴とする方法。 - 請求項7記載の方法において、異なるチャネル・エレメントのベースバンド部の入力及び出力の接続が、実行されるシミュレーションのパラメータに基づいて選定されることを特徴とする方法。
- 請求項8記載の方法において、シミュレーション中に必要とされない無線周波数部に対応するベースバンド部に対して、前記接続がなされることを特徴とする方法。
- 請求項8記載の方法において、使用されるチャネル・モデルが、前記接続に影響を与えることを特徴とする方法。
- 請求項8記載の方法において、シミュレートすべきチャネルの数が、前記接続に影響を与えることを特徴とする方法。
- 請求項8記載の方法において、シミュレーション中に使用される送信器及び受信器の数、並びにそれらの間の接続が、前記接続に影響を与えることを特徴とする方法。
- 請求項8記載の方法において、装置内のチャネル・エレメントの数が、前記接続に影響を与えることを特徴とする方法。
- 請求項7記載の方法において、装置が、
起動後にそれの構成をチェックし、
ユーザからシミュレーションのパラメータを受け取り、
シミュレーションのパラメータに基づいて、異なるチャネル・エレメントのベースバンド部の入力及び出力の接続を選定し、
装置の異なる部に対してシミュレーションのパラメータを設定して、そのパラメータに従ってシミュレーションを実行する
ステップを行うことを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FI20010337A FI113427B (fi) | 2001-02-21 | 2001-02-21 | Menetelmä ja laite radiokanavan simuloimiseksi |
PCT/FI2002/000138 WO2002067471A1 (en) | 2001-02-21 | 2002-02-20 | Method and device for simulating radio channel |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004532539A true JP2004532539A (ja) | 2004-10-21 |
JP4046609B2 JP4046609B2 (ja) | 2008-02-13 |
Family
ID=8560452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002566880A Expired - Fee Related JP4046609B2 (ja) | 2001-02-21 | 2002-02-20 | 無線チャネルをシミュレートするための方法及び装置 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7184720B2 (ja) |
EP (1) | EP1393476B1 (ja) |
JP (1) | JP4046609B2 (ja) |
KR (1) | KR100857678B1 (ja) |
CN (1) | CN100514888C (ja) |
AT (1) | ATE403289T1 (ja) |
DE (1) | DE60227945D1 (ja) |
DK (1) | DK1393476T3 (ja) |
FI (1) | FI113427B (ja) |
WO (1) | WO2002067471A1 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7698121B2 (en) | 2004-11-16 | 2010-04-13 | Carnegie Mellon University | Device and method for programmable wideband network emulation |
US7868738B2 (en) * | 2006-06-15 | 2011-01-11 | Microsoft Corporation | Device simulator framework for an RFID infrastructure |
US7941302B2 (en) * | 2008-05-30 | 2011-05-10 | Hong Kong Applied Science And Technology Research Institute Co. Ltd. | Enhanced channel simulator for efficient antenna evaluation |
ES2380459B1 (es) * | 2010-08-26 | 2013-03-27 | Fundacion Centro Tecnoloxico De Telecomunicacions De Galicia (50% Cotitularidad) | Sistema para prediccion de cobertura con cosimulador hardware |
EP2523494B1 (en) | 2011-05-11 | 2014-01-29 | Prisma Engineering S.r.l. | Mobile terminal simulator for a wireless telecommunications network and method to simulate a mobile terminal |
CN102802184B (zh) * | 2011-05-24 | 2015-06-03 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种实现无线网络信道仿真的方法、装置和系统 |
US10055525B2 (en) | 2013-04-05 | 2018-08-21 | The United States Of America, As Represented By The Secretary Of The Navy | Multi agent radio frequency propagation simulator |
CN104581823B (zh) | 2013-10-17 | 2019-06-21 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种可动态伸缩的无线基带处理方法及装置 |
US9935724B1 (en) | 2017-05-23 | 2018-04-03 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force | Product distribution modeling system and associated methods |
US11563644B2 (en) * | 2019-01-04 | 2023-01-24 | GoTenna, Inc. | Method and apparatus for modeling mobility and dynamic connectivity on a stationary wireless testbed |
US10680723B1 (en) * | 2019-03-08 | 2020-06-09 | Rohde & Schwarz Gmbh & Co. Kg | Measuring device and method with efficient channel simulation |
CN113795034B (zh) * | 2021-09-24 | 2024-03-29 | 哈尔滨工程大学 | 通信信号群模拟系统和装置 |
CN113965276B (zh) * | 2021-11-22 | 2024-05-17 | 上海创远仪器技术股份有限公司 | 基于数据流交换实现信道模拟器端口映射控制的系统 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3840498C1 (ja) * | 1988-12-01 | 1990-06-13 | Rohde & Schwarz Gmbh & Co Kg, 8000 Muenchen, De | |
WO1993002062A1 (en) | 1991-07-19 | 1993-02-04 | Zeria Pharmaceutical Co., Ltd. | Piperazine derivative and drug containing the same |
FI94809C (fi) * | 1992-04-01 | 1995-10-25 | Ne Products Oy | Radiokanavan häipymissimulaattori ja menetelmä häipymisen simuloimiseksi |
FI104452B (fi) * | 1993-10-29 | 2000-01-31 | Nokia Mobile Phones Ltd | Menetelmä ja simulaattori radiolähettimen ja radiovastaanottimen välisen radiokanavan simuloimiseksi |
US5771439A (en) * | 1996-05-20 | 1998-06-23 | Raytheon E-Systems, Inc. | Adaptive antenna system and method for cellular and personal communication systems |
US6285720B1 (en) * | 1999-05-28 | 2001-09-04 | W J Communications, Inc. | Method and apparatus for high data rate wireless communications over wavefield spaces |
WO2001017301A1 (en) | 1999-08-31 | 2001-03-08 | Qualcomm Incorporated | Satellite simulator |
US6526264B2 (en) * | 2000-11-03 | 2003-02-25 | Cognio, Inc. | Wideband multi-protocol wireless radio transceiver system |
US6724730B1 (en) * | 2002-03-04 | 2004-04-20 | Azimuth Networks, Inc. | Test system for simulating a wireless environment and method of using same |
-
2001
- 2001-02-21 FI FI20010337A patent/FI113427B/fi not_active IP Right Cessation
-
2002
- 2002-02-20 EP EP02700307A patent/EP1393476B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2002-02-20 WO PCT/FI2002/000138 patent/WO2002067471A1/en active IP Right Grant
- 2002-02-20 CN CNB028051076A patent/CN100514888C/zh not_active Expired - Lifetime
- 2002-02-20 KR KR1020037010918A patent/KR100857678B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2002-02-20 DE DE60227945T patent/DE60227945D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2002-02-20 US US10/468,302 patent/US7184720B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2002-02-20 AT AT02700307T patent/ATE403289T1/de not_active IP Right Cessation
- 2002-02-20 JP JP2002566880A patent/JP4046609B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2002-02-20 DK DK02700307T patent/DK1393476T3/da active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR100857678B1 (ko) | 2008-09-08 |
US20040088628A1 (en) | 2004-05-06 |
JP4046609B2 (ja) | 2008-02-13 |
DK1393476T3 (da) | 2008-10-27 |
FI20010337A0 (fi) | 2001-02-21 |
KR20030080009A (ko) | 2003-10-10 |
WO2002067471A8 (en) | 2003-12-04 |
EP1393476A1 (en) | 2004-03-03 |
EP1393476B1 (en) | 2008-07-30 |
DE60227945D1 (de) | 2008-09-11 |
ATE403289T1 (de) | 2008-08-15 |
CN1528062A (zh) | 2004-09-08 |
FI113427B (fi) | 2004-04-15 |
US7184720B2 (en) | 2007-02-27 |
WO2002067471A1 (en) | 2002-08-29 |
CN100514888C (zh) | 2009-07-15 |
FI20010337A (fi) | 2002-08-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN109617623B (zh) | 多探头电波暗室(mpac)空中(ota)测试系统和方法 | |
US20060122814A1 (en) | Method and apparatus for digital signal processing analysis and development | |
US7890821B2 (en) | Channel impairment emulator systems and methods | |
JP4046609B2 (ja) | 無線チャネルをシミュレートするための方法及び装置 | |
JP4610620B2 (ja) | チャネル・シミュレーションを実行するための方法及び装置 | |
CN104730541B (zh) | 一种基于pxi总线的通航实时gnss/ins组合导航信号模拟器 | |
Borries et al. | FPGA-based channel simulator for a wireless network emulator | |
CN110971314B (zh) | 一种多路输入多路输出的无线信道监测与模拟装置 | |
CN103179603B (zh) | 一种城市无线网络信道仿真测试系统和方法 | |
US6978131B1 (en) | Testing mobile phones | |
CN108702186A (zh) | 大型mimo信道仿真器 | |
US20030088390A1 (en) | Method of performing channel simulation, and channel simulator | |
CN106034002A (zh) | 一种多通道宽带信道模拟方法及装置 | |
CN103179604A (zh) | 一种网络信道仿真装置和方法 | |
EP4189860B1 (en) | Testing of radio equipment | |
CN111585675B (zh) | 一种电力通信信道模拟装置及其工作方法 | |
CN103888196A (zh) | 双向移动通信环境模拟系统 | |
RU181746U1 (ru) | Имитатор полезной нагрузки космического аппарата | |
Kryk et al. | Radio environment simulation using RF switch matrix for MANET tests | |
Papalamprou et al. | Flexible Real-Time Emulation of Fading Channels on SoC-FPGA Devices | |
EP1432258A1 (en) | Device for an accurate testing of one or several transceivers | |
RU2291461C2 (ru) | Двухканальный имитатор радиосигналов | |
Del Re et al. | Fast prototyping techniques applied to the hardware simulation of telecommunication systems | |
CN115941065A (zh) | 一种虚实协同的通信场景模拟器设计与实现方法 | |
Lombardi | Automated testing of communication systems in motion: Adding realistic testing |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050105 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050601 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20050601 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070220 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20070221 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20070228 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070820 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071029 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071120 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101130 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101130 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101130 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111130 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121130 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131130 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees | ||
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |