JP4317488B2 - 露光装置、露光方法および露光処理プログラム - Google Patents

露光装置、露光方法および露光処理プログラム Download PDF

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基板の全体の領域または露光させるために予め区分けされた領域毎に、整合処理および露光処理を実行する露光装置、露光方法および露光処理プログラムに関する。
プリント配線基板(以下、単に基板と称す)をマスクに密着させて、マスクに描かれたパターンを光照射機構からの光により基板上に投影して焼き付けるように構成された露光装置に関する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この露光装置の構成は当業者によく知られているが、簡単に説明すると、露光装置内には、基板を載置するためのテーブルおよび前記基板に所定のパターンを施すためのマスク並びに光照射機構が設置されている。そして、マスクを基板の所定位置に合わせる整合処理を行うために、テーブルは平面方向(XYθ方向)に移動可能であり、さらに垂直方向(Z方向)にも移動可能に構成されている。そのため、Z方向に基板を移動してマスクに密着させ得るようになっている。基板は搬入装置により前のラインから搬送され、テーブルに載置され、整合処理が行われた後に、露光されて(パターンの焼き付けを施されて)、搬出装置により次の工程に送られる。
基板は、露光されるために複数(例えば4つ)の領域に予め区分けされており、それぞれの領域にマスクに描かれた回路パターンを順次焼き付けるように構成されている。テーブルの上にはマスクが位置し、マスクの上方にはCCDカメラが設けられている。マスクとテーブル上の基板との位置検出を行うために、マスクと基板の適宜位置にはそれぞれアライメントマーク(マスクマークおよび基板マーク)が設けられている。テーブルがXYθ方向に動かされて、CCDカメラに撮影されたマスクマークと基板マークとが一致させられることにより、整合(アライメント)が行われる。
特開2000−250227号公報(段落0005〜0017、図1)
しかしながら、整合処理において、基板マークの位置を認識して基板マーク全体の中心位置を算出し、その中心位置からのずれ量に基づいて基板を移動させるため、基板マークの欠損、形成位置のずれ等により、基板マークの位置が認識できないときには、整合処理をすることができず、従って露光処理が実行されない。また、整合処理をしたときであっても、高温により基板サイズが変化してマスクマークと基板マークとのずれが許容範囲を超えるようなときには、同じく露光処理が実行されない。このように露光処理が未処理である領域(露光未処理領域)が発生した基板は、従来、製品として不適格なものとして廃棄されていた。そのため、従来の露光装置は歩留まりが低いという問題がある。
そこで、本発明では、前記した問題を解決し、歩留まりを向上させることが可能な露光装置を提供することを目的とする。
本発明に係る露光装置は、前記の問題を解決するため、つぎのように構成した。すなわち、基板の表面に露光処理を実行する表面露光部と、前記表面露光部にて露光処理を実行された基板を反転させる反転部と、前記反転された基板の裏面に露光処理を実行して排出する裏面露光部とを備え、前記基板の全体の領域または露光させるために予め区分けされた領域毎に、整合処理および露光処理を実行する露光装置において、前記基板とこの基板に形成するパターンを有するマスクとのそれぞれに形成した基板マークおよびマスクマークを撮影手段により撮影した前記両マークに基づいて、当該基板の前記予め区分けされた領域毎の基板マークが認識できるか否かを判別し、前記基板マークが認識できる場合に、当該領域における前記両マークに基づくアライメント条件がクリアできるか判別し、前記アライメント条件がクリアできる場合に当該領域が露光可能であると判定し、前記アライメント条件がクリアできない場合および当該領域の基板マークが認識できない場合に当該領域が露光不可であると判定する判別手段と、この判別手段により前記予め区分けされた領域が露光不可と判別された基板に関する情報と、この基板において露光不可と判別された領域である露光未処理領域に関する情報とをエラー情報として記憶する記憶手段と、前記露光未処理領域の存在する基板が、一連の基板枚数について前記整合処理および露光処理を終了した後に排出された順に再投入されたときに、前記記憶手段に記憶されたエラー情報に基づいて、前記アライメント条件がクリアできなかった基板については、前記基板の全体の領域の整合処理後に前記露光未処理領域に露光処理を実行させ、前記基板マークが認識できなかった基板については、前記基板の全体の領域の整合処理をパスして前記露光未処理領域に前記整合処理および露光処理を実行させるように制御する露光処理制御手段と、を備える構成とした。
このように構成されることにより、露光装置は、基板の予め区分けされた領域において、基板マークが認識でき、かつ、アライメント条件がクリアできない場合と、基板マークが認識できない場合に、当該領域を露光不可と判定し、この領域が露光不可と判別された基板に関する情報と、この基板において露光不可と判別された露光未処理領域に関する情報とをエラー情報として記憶手段により記憶される。そして、一連の基板枚数について整合処理および露光処理が終了した後に、エラー情報が記憶された基板が再投入されたときに、記憶手段に記憶されたエラー情報に基づいて、基板がアライメント条件をクリアできなかったものである場合、この基板の全体の領域の整合処理後に露光未処理領域に露光処理が実行され、基板マークが認識できなかった基板である場合、この基板の全体の領域の整合処理をパスして露光未処理領域にのみ整合処理および露光処理が実行される。
また、露光装置は、前記判別手段によって、前記アライメント条件として、第1の条件がクリアされるか否かを判別し、前記第1の条件がクリアできないときに前記第1の条件よりも緩い第2の条件をクリアできるか判別し、前記第1または前記第2の条件がクリアできる場合に当該領域が露光可能であると判定し、前記第2の条件がクリアできない場合に当該領域が露光不可であると判定することが好ましい。このように構成されることにより、露光装置は、露光されないというエラーが発生したときにエラーの原因を特定することが可能である。そして、その要因を取り除くことによって、基板を再び露光装置に投入したときに露光処理を正常に実行することができるようになるので、歩留まりを向上させることができる。
また、露光装置は、前記記憶手段に記憶されている予め区分けされた基板の領域と前記エラー情報とに基づいて、基板上のどの部位が前記露光未処理領域であるのかを示す情報を表示する表示部を設けることが好ましい。このように構成されることにより、露光装置は、予め区分けされた領域が露光不可と判断された不良基板について、どの領域が露光未処理領域であるかという情報をエラー情報として記憶手段に記憶しており、又、予め区分けされた基板の領域も記憶手段に記憶しているので、表示部が露光未処理領域と露光済み領域とを区別して表示することができる。その結果、不良基板を再投入したときに、外観上、露光済みなのか否かを判別しにくい基板であったとしても、どの領域が未処理であるのか表示部により容易に判別できるようになる。
また、露光方法として、基板の表面に露光処理を実行する表面露光部と、前記表面露光部にて露光処理を実行された基板を反転させる反転部と、前記反転された基板の裏面に露光処理を実行して排出する裏面露光部とを備える露光装置が、前記基板の全体の領域または露光させるために予め区分けされた領域毎に、整合処理および露光処理を実行する露光方法において、以下のようにした。すなわち、前記基板とこの基板に形成するパターンを有するマスクとのそれぞれに形成した基板マークおよびマスクマークを撮影手段により撮影した前記両マークに基づいて、当該基板の前記予め区分けされた領域毎の基板マークが認識できるか否かを判別し、前記基板マークが認識できる場合に、当該領域における前記両マークに基づくアライメント条件がクリアできるか判別し、前記アライメント条件がクリアできる場合に当該領域が露光可能であると判定し、前記アライメント条件がクリアできない場合および当該領域の基板マークが認識できない場合に当該領域が露光不可であると判定する判別ステップと、この判別ステップにより前記予め区分けされた領域が露光不可と判別された基板に関する情報と、この基板において露光不可と判別された領域である露光未処理領域に関する情報とをエラー情報として記憶するステップと、前記露光未処理領域の存在する基板が、一連の基板枚数について前記整合処理および露光処理を終了した後に排出された順に再投入されたときに、前記エラー情報に基づいて、前記アライメント条件がクリアできなかった基板については、前記基板の全体の領域の整合処理後に前記露光未処理領域に露光処理を実行させ、前記基板マークが認識できなかった基板については、前記基板の全体の領域の整合処理をパスして前記露光未処理領域に前記整合処理および露光処理を実行させるように制御する露光処理制御ステップと、を含んでいることとした。
このようにすることで、露光装置の露光方法では、基板の予め区分けされた領域において、基板マークが認識でき、かつ、アライメント条件がクリアできない場合と、基板マークが認識できない場合に、当該領域を露光不可と判定し、この領域が露光不可と判別された基板に関する情報とこの基板の露光未処理領域に関する情報とをエラー情報として記憶するステップを設けたので、一連の基板枚数について前記整合処理および露光処理が終了した後に、エラー情報が記憶された基板が再投入されたときに、該エラー情報に基づいて、基板がアライメント条件をクリアできなかったものである場合、この基板の全体の領域の整合処理後に露光未処理領域に露光処理が実行され、基板マークが認識できなかった基板である場合、この基板の全体の領域の整合処理をパスして露光未処理領域に整合処理および露光処理が実行される。
また、露光処理プログラムは、基板の表面に露光処理を実行する表面露光部と、前記表面露光部にて露光処理を実行された基板を反転させる反転部と、前記反転された基板の裏面に露光処理を実行して排出する裏面露光部とを備える露光装置に対して、前記基板の全体の領域または露光させるために予め区分けされた領域毎に、整合処理および露光処理を実行させるために、コンピュータを、以下に示す手段として機能させることを特徴とする。
当該コンピュータを機能させる手段は、前記基板とこの基板に形成するパターンを有するマスクとのそれぞれに形成した基板マークおよびマスクマークを撮影手段により撮影した前記両マークに基づいて、当該基板の前記予め区分けされた領域毎の基板マークが認識できるか否かを判別し、前記基板マークが認識できる場合に、当該領域における前記両マークに基づくアライメント条件がクリアできるか判別し、前記アライメント条件がクリアできる場合に当該領域が露光可能であると判定し、前記アライメント条件がクリアできない場合および当該領域の基板マークが認識できない場合に当該領域が露光不可であると判定する判別手段、この判別手段により前記予め区分けされた領域が露光不可と判別された基板に関する情報と、この基板において露光不可と判別された領域である露光未処理領域に関する情報とをエラー情報として生成するエラー情報生成手段、前記露光未処理領域の存在する基板が、一連の基板枚数について前記整合処理および露光処理を終了した後に排出された順に再投入されたときに、前記エラー情報生成手段により生成されたエラー情報に基づいて、前記アライメント条件がクリアできなかった基板については、前記基板の全体の領域の整合処理後に前記露光未処理領域に露光処理を実行させ、前記基板マークが認識できなかった基板については、前記基板の全体の領域の整合処理をパスして前記露光未処理領域に前記整合処理および露光処理を実行させるように制御する露光処理制御手段、である。
このようにすることで、露光処理プログラムは、エラー情報生成手段によって、アライメント条件がクリアできない場合および基板マークの位置が認識できない場合に、露光不可と判別された基板に関する情報とこの基板の露光未処理領域に関する情報とをエラー情報として生成するので、一連の基板枚数について前記整合処理および露光処理が終了した後にエラー情報が生成された基板が再投入されたときに、エラー情報に基づいて、基板がアライメント条件をクリアできなかったものである場合、この基板の全体の領域の整合処理後に露光未処理領域に露光処理が実行され、基板マークが認識できなかった基板である場合、この基板の全体の領域の整合処理をパスして露光未処理領域に整合処理および露光処理が実行されるように作用する。
本発明によれば、一旦整合処理および露光処理を施した基板に対して、この基板の露光未処理領域にだけ再び整合処理および露光処理を施すことができるので不良基板が減り、歩留まりを向上させることが可能になる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る露光装置の外観図である。
露光装置1は、搬入された基板(ワーク)の両面に露光処理を実行して、露光処理を実行した基板を排出するものであり、図1に示されるように、表面露光部2(2A)と、裏面露光部2(2B)と、ワーク反転部3と、ストッカ4と、制御装置5と、露光状態表示モニタ6(6A,6B)と、整合状態表示モニタ7(7A,7B)とを備えている。
表面露光部2(2A)は、基板の一方の面(表面)に露光処理を実行するものであり、基板を載置するテーブル9(9A)、この基板に形成するパターンを有するマスク10(10A)等を備えている。
裏面露光部2(2B)は、基板の他方の面(裏面)に露光処理を実行するものであり、基板を載置するテーブル9(9B)、この基板に形成するパターンを有するマスク10(10B)等を備えている。
ワーク反転部3は、表面露光部2Aにて露光処理を実行された基板を反転させて、裏面露光部2Bに送るものである。
ストッカ4は、露光処理が正常に実行されなかった基板を保管するものである。
制御装置5は、表面露光部2A、裏面露光部2B、ストッカ4を制御するものである。
露光状態表示モニタ6(6A,6B)は、基板上のどの部位が露光未処理領域であるのかを示す情報を表示するものであり、表面露光部2Aおよび裏面露光部2Bに配設されている。
整合状態表示モニタ7(7A,7B)は、テーブル9(9A,9B)上の基板と、マスク10(10A,10B)との整合位置におけるアライメントマーク(マスクマークおよび基板マーク)の画像を表示するものであり、表面露光部2Aおよび裏面露光部2Bに配設されている。なお、基板マーク近傍には、基板のID(識別番号)が付されている。
次に、図2を参照して、表面露光部2Aおよび裏面露光部2Bの構成について説明する。図2は表面露光部2A(裏面露光部2B)の構成を示すブロック図である。なお、表面露光部2Aおよび裏面露光部2Bは同一の構成であるため、以下の説明では表面露光部2Aの構成のみを説明する。表面露光部2Aは、図2に示されるように、撮影手段20と、CCD駆動手段21と、露光手段22と、テーブル駆動手段23と、真空ポンプ24と、真空ポンプ駆動手段25と、表示画面出力手段26とを備えており、これらは制御装置5により制御されている。
撮影手段20は、CCDカメラ等からなり、CCDカメラにより撮影した画像を多値データとして制御装置5に出力するものである。なお、CCDカメラは基板の所定領域の4隅に対応して4台配設される。
CCD駆動手段21は、撮影手段20を駆動するものであり、撮影手段20を構成するCCDカメラを、基板が載置されたテーブル9の上方で、移動レールを介して上下・左右・前後方向に移動させる。
露光手段22は、テーブル9に載置された基板に露光処理を実行するものである。露光手段22は、図示しない透光板と光照射機構とから成る。露光位置に設置される透光板は、所定波長の紫外線を透過するアクリル板、あるいは、石英ガラス板、合成石英ガラス板等から構成され、透光板の周縁には、フレームが設けられており、透光板のテーブル9側の面にはマスク10が装着されている。光照射機構は、所定波長の紫外線を含む光を照射するショートアークランプ等の放電灯と、この放電灯の後方から覆うように配置された楕円反射鏡と、この放電灯および楕円反射鏡からの照射光のエネルギーを照射面に対して均等になるように調整するフライアイレンズと、このフライアイレンズからの照射光を平行光として露光位置に反射するための複数の反射鏡とを備えている。なお、光照射機構からの光を基板の所定領域に到達させないように遮蔽するための遮蔽板が透光板の上方を移動可能に設けられている。
テーブル駆動手段23は、制御装置5からの制御信号に基づいてテーブル9を駆動し、テーブル9上の基板をマスク10との整合位置に整合移動させるものである。このテーブル駆動手段23は、テーブル9に設けられており、基板を載置している載置板(テーブル9上方部)を、水平方向の一方向であるX方向に移動させるためのX方向移動部と、このX方向移動部を支持すると共に、X方向移動部の移動方向に対して直交する水平方向であるY方向に、載置板を移動させるためのY方向移動部と、このY方向移動部を支持すると共に、垂直線周り方向であるθ方向に、載置板を移動させるためのθ方向移動部とを備えている。なお、基板をマスク10に当接させるために、垂直上下方向であるZ方向に移動させるためのZ方向移動部を、θ方向移動部を支持するように設けている。
真空ポンプ24は、基板とマスク10とを真空密着させたり、基板を載置板に真空吸着させたりするものである。すなわち、図示はしないが、透光板のマスク10と載置板上の基板とを着脱自在に真空吸着するためのメイン真空ポンプと、搬入搬出位置で基板を載置板に載置する場合に基板を載置板に真空吸着して保持する基板用真空ポンプと、から構成される。
真空ポンプ駆動手段25は、真空ポンプ24を駆動させるものである。
表示画面出力手段26は、制御装置5から供給される基板領域に関する情報と露光処理に関する情報とに基づいて、例えば、露光装置1の基板搬送途中位置ごとの画像データを露光状態表示モニタ6に出力するものである。基板搬送途中位置は、例えば、投入ハンド(不図示の基板把持機構)、投入コンベア(ローラ8)、露光部定盤(テーブル9)、排出コンベア(ローラ11)等である。また、表示画面出力手段26は、撮影手段20が制御装置5に出力した多値データに基づいて、基板とマスク10との整合状態を示す画像データを整合状態表示モニタ7に出力するものである。
制御装置5は、例えばPC等から構成され、制御部31と、メモリ32とを備えている。また、制御部31は、画像処理部33と、マーク位置誤差算出部34と、マーク間距離算出部35と、判定部36とを備えている。
画像処理部33は、撮影手段20が出力する多値データを画像処理することで、マスクと基板とにそれぞれ設けられたアライメントマーク(マスクマークMmおよび基板マークWm)の位置を検出するものである。この画像処理部33で検出されたアライメントマークの位置は、位置情報としてマーク位置誤差算出部34およびマーク間距離算出部35に出力される。
マーク位置誤差算出部34は、画像処理部33が出力する位置情報に基づいて、アライメントマークの位置誤差である整合距離(例えばマスクマークMmの中心位置と基板マークWmの中心位置とのX方向およびY方向の偏差)を算出するものである。このマーク位置誤差算出部34で算出された整合距離は、整合距離情報として判定部36に出力される。
マーク間距離算出部35は、画像処理部33が出力する位置情報に基づいて、基板の4隅にそれぞれ設けられた基板マークWm間の距離(X方向、Y方向、対角線方向)を算出するものである。このマーク間距離算出部35で算出された距離は、距離情報として判定部36に出力される。
判定部36(判別手段、エラー情報生成手段)は、マーク位置誤差算出部34が算出した整合距離が許容範囲内のものであるか否かを判別するものである。また、判定部36は、マーク間距離算出部35が算出した基板マークWm間距離に基づいて、基板の伸縮誤差が許容範囲内のものであるか否かを判別するものである。また、判定部36は、前記判別時に誤差が許容範囲を超えた場合、エラー情報を生成し、生成したエラー情報をメモリ32に保存するものである。
次に、図3を参照して、ストッカ4の構成について説明する。ストッカ4の構成が図3(a)および図3(b)に示されている。ストッカ4は、立設された4本の円形の支柱41と、4本の支柱41を上下の所定位置でそれぞれ固定する天面フレーム42および底フレーム43とを備えている。4本の支柱41のうちの1本は、送り用支柱41aであり、その表面には送りネジ44が螺刻されている。また、残り3本の支柱41b〜41dは、表面が滑らかなガイド用支柱である。天面フレーム42と底部フレーム43との間には、基板Wを搬送するガイドローラ45が天面フレーム42と所定間隔を空けて天面フレーム42に平行に並設されて、ストッカ4を貫通している。また、天面フレーム42と底部フレーム43との間には、不良基板を受けるための板状のブラケット46が、4本の支柱41を貫通してガイドローラ45と略平行に配設されている。
ブラケット46は、図3(b)に示されるように、中央に、ガイドローラ45を抜くことのできる程度の大きさの孔部47を有している。孔部47の周囲には、基板Wの進行方向に向かって両側に段状の基板受け部48aが形成されており、基板受け部48aの一端(搬出方向)から水平直角方向に延長された基板止め部48bにより、孔部47の上に進入してくる基板Wを受け止めることができるようになっている。ブラケット46の4隅には、支柱41が貫通する4つの貫通孔49が設けられている。これらの貫通孔49のうち、送り用支柱41aに係合する貫通孔49aには、送り用支柱41aの送りネジ44に螺合するようにネジが切られている。ブラケット46は、支柱41に配置されたスペーサ50を介して複数配設されている。
送り用支柱41aは、図3(a)に示されるように、ギヤとモータを備えるブラケット駆動手段27に接続されており、ブラケット駆動手段27が送り用支柱41aを回動することにより、送り用支柱41aの送りネジ44に貫通孔49aを介して螺合したブラケット46は、ネジ送りされて上方に移動するように構成されている。なお、ブラケット駆動手段27は制御装置5の制御の下に駆動される。
以上のように構成された露光装置1では、露光装置1に搬入された基板は、図1に示すように、ローラ8(8A)上を搬送され、表面露光部2Aのテーブル9A上でマスク10Aとの整合(アライメント)処理が行われた後に、表面の露光処理が実行され、ワーク反転部3に搬送されて反転される。さらに、ローラ8B上を搬送されて、裏面露光部2Bのテーブル9B上でマスク10Bとの整合処理が行われた後に、裏面の露光処理が実行されて、裏面露光部2Bに隣接したストッカ4を通過して装置1の外部に搬出される。
一方、不良基板Wがガイドローラ45(図3参照)上を搬送されるときには、制御装置5の制御によってブラケット駆動手段27が駆動されて、所定位置のブラケット46がガイドローラ45と同じ高さの位置にネジ送りされて移動し、ガイドローラ45と同じ高さの位置に移動したブラケット46に不良基板Wが回収されて、不良基板Wを回収したブラケット46は、さらに所定高さの位置に移動させられる。以降、不良基板Wが送られる度にブラケット46がネジ送りされて移動し、不良基板Wを順次回収していく。このようにして、搬出された順に不良基板Wをストッカ4に格納することができる。
次に、図4を参照して、制御装置5の制御部31の動作について説明する。図4は、露光させるために基板を複数(例えば4つ)の領域に予め区分けして領域毎に露光処理を実行する場合の制御部31の処理を示すフローチャートである。
処理が開始されると、まず、露光装置1は、不図示の投入口から基板を受け入れる(ステップ401)。なお、1ロット(一連)の基板の枚数として、例えば100〜1000枚の基板が順番に投入されるものとする。投入された基板は、ローラ8上を搬送されてテーブル9に載置される。制御部31は、初期値が0である投入基板番号mをインクリメント(+1歩進)させて、その値をメモリ32に書き込むと共に、面変数i=1、領域変数j=1をメモリ32に書き込む(ステップ402)。ここで、面変数i=1は基板の表面を表し、面変数i=2は基板の裏面を表す。また、本実施例では、基板(長方形)は田の字状に4つに区分けされており、4つの領域(領域1〜領域4)に対応して領域変数jがj=1〜4に設定されている。
続いて、露光装置1は、テーブル駆動手段23によりテーブル9をZ方向上方に移動させ、基板をマスク10に当接させる(ステップ403)。この状態でCCD駆動手段21は、撮影手段20を構成する4つのCCDカメラを移動レール上でスライドさせて、領域jの4隅の所定位置で停止させる(ステップ404)。続いて、撮影手段20により、領域jの4隅のアライメントマーク(基板マークWmおよびマスクマークMm)が撮影される(ステップ405)。撮影された4隅のアライメントマークは、図7に示されるように、整合状態表示モニタ7に画面表示される。
再び図4のフローチャートに戻って、制御部31のマーク位置誤差算出部34は、マスク10のマスクマークMmと基板の基板マークWmとの整合距離を演算する(ステップ406)。続いて、判定部36は、アライメント条件が正常か否かを判別する(ステップ407)。アライメント条件は、例えば、マスクマークMmの中心位置と基板マークWmの中心位置とのX方向の偏差が所定範囲内であることと、マスクマークMmの中心位置と基板マークWmの中心位置とのY方向の偏差が所定範囲内であることとを組合せて成る。
なお、アライメントマーク(基板マークWm)の欠損、形成位置のずれ等により、アライメントマークの位置が認識できないときには、前記整合距離の演算が実行されず、アライメント条件は正常ではないと判別される。
ステップ407において、アライメント条件が正常であると判別された場合には、露光装置1は、露光手段22により該当領域jの露光処理を実行する(ステップ408)。なお、露光処理を実行する前に、基板とマスク10は密着される。すなわち、透光板とテーブル9との間の空間は、マスク10が装着されている透光板のフレームとテーブル9との間で縁シールされ、真空ポンプ24(メイン真空ポンプ)によって吸引される。さらに、基板の領域j以外の部分を遮蔽する遮蔽板が透光板の上に移動してきて、領域j以外の部分を遮蔽する。そして、光照射機構により所定時間露光された後に、遮蔽板は元の位置に移動し、基板とマスク10の真空密着状態が解除される。
ステップ408に続いて、制御部31は、領域jの露光処理が完了したことを示す処理済情報をメモリ32に書き込み(ステップ409)、領域変数jが最大値(4)に達しているか否かを判別する(ステップ410)。領域変数jが最大値(4)に達しているならば、基板の該当する面の露光処理が終了しているので、引き続いて、制御部31は、面変数iが「2」であるか(処理中の基板は裏面であるか)否かを判別する(ステップ411)。面変数iが「2」である場合には、両面の露光処理が終了したことになるので、基板を良品として排出する(ステップ412)。続いて、制御部31は、投入基板番号mが所定値(1ロットの枚数)に達しているか否かを判別する(ステップ413)。投入基板番号mが所定値(1ロットの枚数)に達していれば処理を終了し、そうではない場合には、ステップ401の処理に戻る。
一方、ステップ411で面変数iが「2」ではない場合(i=1の場合)には、露光装置1は、基板をワーク反転部3に搬送して反転処理を行い(ステップ414)、基板を裏面露光部2Bに送る。引き続いて、制御部31は、面変数i=2、領域変数j=1をそれぞれメモリ32に書き込み(ステップ415)、裏面の露光処理を実行するためにステップ404の処理に戻る。
また、ステップ410において、領域変数jが最大値(4)に達していない場合には、次の露光未処理領域を露光処理するために、制御部31は、領域変数jをインクリメント(+1歩進)させて、その値をメモリ32に書き込み(ステップ416)、ステップ404の処理に戻る。
また、ステップ407における整合処理において、アライメント条件が正常ではないと判別した場合には、基板のID(識別番号)、露光未処理領域は、表面にある(i=1)か裏面にある(i=2)か、また、その領域jはどこなのか、エラーに至った理由は何か(アライメントマークを認識できたか否か等)といった情報をエラー情報として取得しておく。なお、前記IDは投入基板番号mとしてもよい。そして、この場合、制御部31は図5に示すフローチャートに従った処理を行う。すなわち、アライメント条件が正常ではないときに、制御部31は、初期値が0であるリトライ回数Rをインクリメント(+1歩進)させて、その値をメモリ32に書き込む(ステップ501)。なお、リトライ回数Rは、後記するテーブル調整(ステップ511)を試行した回数を表している。
ステップ501に続いて、制御部31は、リトライ回数Rが所定回数(例えば3回)に達しているか否かを判別する(ステップ502)。リトライ回数Rが所定回数(例えば3回)に達しているときには、前記エラー情報をメモリ32に書き込む(ステップ503)。
続いて、制御部31は、領域変数jが最大値(4)に達しているか否かを判別する(ステップ504)。領域変数jが最大値(4)に達しているならば、引き続いて、面変数iが「2」であるか(処理中の基板は裏面であるか)否かを判別する(ステップ505)。面変数iが「2」である場合には、制御部31は、処理中の基板を再処理するためにストッカ4に格納し(ステップ506)、基板をストッカ4に格納したことを示す情報を格納情報としてメモリ32に書き込んで(ステップ507)、図4に示されるステップ401の処理に戻る。
一方、ステップ505で面変数iが「2」ではない場合(i=1の場合)には、露光装置1は、基板をワーク反転部3に搬送して反転処理を行い(ステップ508)、その後に基板を裏面露光部2Bに送る。引き続いて、制御部31は、面変数i=2、領域変数j=1をそれぞれメモリ32に書き込み(ステップ509)、図4に示されるステップ404の処理に戻る。
また、ステップ504において、領域変数jが最大値(4)に達していない場合には、次の露光未処理領域を露光処理するために、制御部31は、領域変数jをインクリメント(+1歩進)させて、その値をメモリ32に書き込み(ステップ510)、図4に示されるステップ404の処理に戻る。
また、ステップ502において、リトライ回数Rが所定回数に達していないときには、露光装置1は、テーブル駆動手段23により、テーブル9をZ方向下方に移動させて、テーブル9に載置された基板をマスク10から離間させる。引き続いて、露光装置1は、マーク位置誤差算出部34にて算出した位置誤差(整合距離)に基づいて、テーブル駆動手段23によりテーブル9の位置をXYθ方向に調整する(ステップ511)。これにより、基板を載置しているテーブル9上方の載置板は、テーブル9下方のX方向移動部と、Y方向移動部と、θ方向移動部の移動によって、水平方向の新たな整合位置に移動される。続いて、再び整合距離を算出するため図4に示されるステップ403の処理に戻る。
次に、図6を参照して、制御装置5の制御部31の動作の別の実施形態について説明する。この実施例は、基板全体の領域を一括して露光処理を実行する実施形態である。なお、基板は予め複数(例えば4つ)の領域に区分けされている。図6は、この場合の制御部31の処理を示すフローチャートである。
処理が開始されると、まず、露光装置1は、不図示の投入口から基板を受け入れる(ステップ601)。投入された基板は、ローラ8上を搬送されてテーブル9に載置される。このとき、制御部31は、初期値が0である投入基板番号mをインクリメント(+1歩進)させて、その値をメモリ32に書き込むと共に、面変数i=1をメモリ32に書き込む(ステップ602)。
続いて、露光装置1は、テーブル駆動手段23によりテーブル9をZ方向上方に移動させ、基板をマスク10に当接させる(ステップ603)。CCD駆動手段21は、4つのCCDカメラを移動レール上でスライドさせて、基板の4隅の所定位置で停止させる(ステップ604)。続いて、撮影手段20によりアライメントマークが撮影される(ステップ605)。
制御部31のマーク間距離算出部35は、アライメントマーク間の距離(X方向、Y方向、対角線方向)を演算する(ステップ606)。続いて、判定部36は、アライメント条件が正常か否かを判別する(ステップ607)。すなわち、基板マークWm間の距離が所定範囲内のものである(正常である)か否かを判別する。アライメント条件が正常であると判別された場合には、露光装置1は、基板全体の露光処理を実行する(ステップ608)。
ステップ608に続いて、制御部31は、基板の一面の露光処理が完了したことを示す処理済情報をメモリ32に書き込む(ステップ609)。そして、面変数iが「2」であるか(処理中の基板は裏面であるか)否かを判別する(ステップ610)。面変数iが「2」である場合には、露光装置1は基板を良品として排出する(ステップ611)。続いて、制御部31は、投入基板番号mが所定値(1ロットの枚数)に達しているか否かを判別する(ステップ612)。投入基板番号mが所定値(1ロットの枚数)に達していれば処理を終了し、そうではない場合には、ステップ601の処理に戻る。
一方、ステップ610で面変数iが「2」ではない場合(i=1の場合)には、露光装置1は、基板をワーク反転部3に搬送して反転処理を行い(ステップ613)、基板を裏面露光部2Bに送る。引き続いて、制御部31は、面変数i=2をメモリ32に書き込み(ステップ614)、裏面の露光処理を実行するためにステップ603の処理に戻る。
また、ステップ607において、アライメント条件が正常ではないと判別した場合には、露光装置1は、4つ(j=1〜4)に区分けされた領域毎に整合処理並びに露光処理を実行する。そのために、制御部31は、領域変数jを1にセットしてメモリ32に書き込む(ステップ615)。そして、引き続いて図4に示されるステップ404の処理に進み、以降の処理を実行する。ただし、このようにステップ615からステップ404に進んだ場合には、ステップ404の後の処理であるステップ413でNOの場合に、ステップ601に進むと共に、ステップ415に続いてステップ601に進むものとする。すなわち、露光装置1は、1ロットの基板について、基板の全体の領域に露光処理を実行し、基板全体のアライメント条件が正常ではない面だけ、基板の区分けした領域毎に整合処理および露光処理を実行するものとする。
なお、前記ステップ606において、制御部31のマーク間距離算出部35が、アライメントマーク間の距離(X方向、Y方向、対角線方向)を演算する代わりに、マーク位置誤差算出部34がマスク10のマスクマークMmと基板の基板マークWmとの整合距離を演算するようにしてもよい。この場合には、ステップ607におけるアライメント条件は、例えば、マスクマークMmの中心位置と基板マークWmの中心位置とのX方向の偏差が所定範囲内であることと、マスクマークMmの中心位置と基板マークWmの中心位置とのY方向の偏差が所定範囲内であることとを組合せて成る。
前記のように、初めから、基板の区分けされた領域に整合処理および露光処理を実行する場合(図4および図5のフローチャートに示す処理)の実施形態と、初めに基板全体の領域に露光処理を実行することを前提としてそれができないときに区分けされた小領域において整合処理および露光処理を実行する場合(図6のフローチャートに示す処理と、図4および図5のフローチャートに示す処理)の実施形態とを説明した。なお、前記2つの実施形態では、1つの基板を投入して露光処理を施して排出若しくはストッカ4に格納した後に、次の基板を投入するものとしたが、前に投入された基板の表面の露光処理が終了したときに次の基板を投入するようにしてもよい。
前記2つの実施形態において、整合処理および露光処理がなされて、露光未処理領域が存在する基板は、制御装置5の制御の下、ブラケット駆動手段27により、ストッカ4に保管されると共に、制御装置5のメモリ32にエラー情報が書き込まれている。メモリ32に書き込まれたエラー情報の例が図8に示されている。この例では、基板ナンバー(基板ID)がNo.1のエラー情報は、表面の領域1が露光未処理(図中×印)であって、その他の領域が露光済み(図中○印)であり、整合処理において、アライメントマークは正しく認識されたこと(図中OK)が示されている。これは整合処理において、アライメントマークは正しく認識されたが、制御装置5の判定部36により整合距離が許容範囲を超えたと判定されたことによるエラーが発生し、表面の領域1が露光未処理となったものである。
同様に、基板ナンバーがNo.2のエラー情報は、裏面の領域3および領域4が露光未処理であり、且つアライメントマークが認識できなかったこと(図中NG)と、その他の領域が露光済みであることが示されている。これは整合処理において、アライメントマークが欠損等の理由で認識されなかったために整合距離が算出されず、そのためにエラーが発生し、裏面の領域3および領域4が露光未処理となったものである。さらに、基板ナンバーがNo.Nのエラー情報は、表面の領域2および領域3が露光未処理であり、且つ、裏面の領域2が露光未処理であり、その他の領域が露光済みであり、アライメントマークは正しく認識されたこと(図中OK)が示されている。これは整合処理において、アライメントマークは正しく認識されたが、整合距離が許容範囲を超えたためにエラーが発生し、露光未処理の領域が発生したものである。
次に、図9を参照して、制御装置5の制御部31の動作の別の実施形態について説明する。この実施例は、1ロットの(一連の)基板枚数に対する整合処理および露光処理が終了した後に、ストッカ4に格納されている基板(露光未処理領域が存在する基板)を露光装置1に再投入する場合の実施形態である。図9は、この場合の制御部31の処理を示すフローチャートである。
なお、搬出された順にストッカ4に格納されている基板は、搬出された順(格納された順)に露光装置1に再投入されるものとする。また、再投入される基板を露光装置1の前段の基板投入ラインに移送する方法は、ストッカ4ごと移送しても良いし、作業者によってストッカ4から取り外して移送するようにしても構わない。
基板が投入されると、制御31は、メモリ32に記憶されているエラー情報を読込む(ステップ901)。すなわち、エラー情報により、露光未処理領域は表面にあるのか裏面にあるのか、また、その領域はどこなのか、エラーに至った理由は何であるかが読込まれる。
続いて、制御部31は、エラーに至った理由として前回エラーとなったときにアライメントマークを認識することができたか否かを判別する(ステップ902)。前回エラーとなったときに該当領域でアライメントマークを認識することができたときには(ステップ902YES)、露光装置1は基板の全体の領域についてアライメント動作を行う(ステップ903)。すなわち、制御部31は、基板の4隅にそれぞれCCDカメラを移動させて、各隅のアライメントマークを撮影してアライメントマーク間の距離をX方向、Y方向、対角線方向にわたって演算して求め、それぞれのマーク間距離が所定範囲内のものであるか否か(正常であるか否か)を判別する(ステップ904)。
ステップ904において、アライメントマーク間の距離が所定範囲内のものである(正常である)と判別されたときには、露光装置1は、前回エラーとなった該当領域についてアライメント動作を行う(ステップ905)。すなわち、制御部31は、基板の該当領域(区分けされた小領域)の4隅にそれぞれCCDカメラを移動させて、各隅のアライメントマークを撮影して基板マークWmの中心と、マスクマークMmの中心とのX方向およびY方向の距離を演算して求め、所定範囲内のものであるか否か(正常であるか否か)を判別する(ステップ906)。
基板マークWmとマスクマークMmとの整合距離が所定範囲以内(正常)であれば(ステップ906YES)、制御部31は、当該領域に露光処理を実行し(ステップ907)、露光処理がなされたことを示す処理済情報をメモリ32に書き込む(ステップ908)。
続いて、制御部31は、エラー情報を参照して現在処理中の基板に露光未処理領域がまだ含まれているか否かを判別する(ステップ909)。他に露光未処理領域がある場合には、ステップ905に戻り、他に露光未処理領域がない場合には、基板を良品として排出する(ステップ910)。続いて、制御部31は、処理が済んでいない基板がまだあるか(再投入基板がすべて投入されているか)否かを判別する(ステップ911)。再投入基板がすべて投入されていれば処理を終了し、そうではない場合には、ステップ901の処理に戻り、次の基板の処理を行う。
また、ステップ906にて、基板マークWmとマスクマークMmとの整合距離が所定範囲内のもの(正常)でない場合には、制御部31は、エラー情報を参照して現在処理中の基板に露光未処理領域がまだ含まれているか否かを判別する(ステップ912)。他に露光未処理領域がある場合には、ステップ905に戻り、他に露光未処理の領域がない場合には、基板を不良品として排出し(ステップ913)、ステップ901の処理に戻る。
また、ステップ904にて、アライメントマーク間の距離が所定範囲内のものではない(正常ではない)ときには、ステップ912の処理に進んで、基板を不良品として排出する。また、ステップ902にて、前回エラーとなったときにアライメントマークを認識できなかったときには、基板全体の整合処理をスキップして、ステップ905の処理に進みエラーのあった該当領域の整合処理を実行する。
なお、前記ステップ903において、制御部31のマーク間距離算出部35が、アライメントマーク間の距離(X方向、Y方向、対角線方向)を演算する代わりに、マーク位置誤差算出部34がマスク10のマスクマークMmと基板の4隅の基板マークWmとの整合距離を演算するようにしてもよい。この場合には、ステップ904における判別処理ではアライメント条件が正常であるか否か判別される。このときのアライメント条件は、例えば、マスクマークMmの中心位置と基板マークWmの中心位置とのX方向の偏差が所定範囲内であることと、マスクマークMmの中心位置と基板マークWmの中心位置とのY方向の偏差が所定範囲内であることとを組合せて成る。
前記のように、1ロットの基板枚数に対する整合処理および露光処理が終了した後に、ストッカ4に格納されている露光未処理領域が存在する基板を露光装置1に再投入した場合には、露光未処理領域にだけ整合処理および露光処理が実行される。従って、制御装置5により露光不可であると一旦判定された基板を活かすことができて歩留まりを向上させることができる。
次に、図10および図11を参照して、露光装置1の露光状態表示モニタ6(6A,6B)について説明する。図10および図11は、露光状態表示モニタ6の表示画面例である。図10に示す画面例では、基板の投入から排出に至る処理工程における基板搬送途中位置のうちいずれの位置に基板が存在しているのかを示す情報が表示されている。基板搬送途中位置を表すために、投入ハンド位置表示領域1001、投入コンベア位置表示領域1002、露光部定盤位置表示領域1003、排出コンベア位置表示領域1004、投入ハンド位置表示領域1005が設けられている。これによって、露光状態表示モニタ6は、所定のID(識別番号)を有する基板が現在どの処理工程の位置にあるのかを表示すると共に、その位置で基板のどの領域が露光未処理領域であるかを示す情報を表示する。この例では、露光部定盤位置表示領域1003の表示により、IDがNo.6である基板が露光部定盤(テーブル9)の位置に存在していると共に、この基板は、表面がすべて露光済みであり、裏面が未処理であることが認識される。
また、図11に示す画面例は、露光部定盤に位置する基板に関する情報だけを表示するものである。画面上には、露光未処理領域がある場合に注意を促すための注意表示領域1101と、動作ボタン1102〜1104と、基板表示領域1105とが設けられている。この例では、基板表示領域1105の表示により、基板は、表面の4分の1が露光未処理であり、裏面がすべて露光済みであることが認識される。
前記のように本実施形態の露光装置1は、制御装置5のメモリ32に、予め区分けされた基板の領域に関する情報とエラー情報とが記憶されており、この基板の領域とエラー情報とに基づいて、露光状態表示モニタ6が、基板上のどの部位が露光未処理領域であるのかを示す情報を表示することができる。従って、1回目の整合処理および露光処理でエラーのあった基板(露光未処理領域の存在する基板)を再投入したときに、どの領域が未処理であるかを露光状態表示モニタ6により容易に判別することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態には限定されない。例えば、本実施形態では、初めて基板を投入したときの制御部31の処理(図4乃至図6に示す処理)において、アライメント条件は、マスクマークMmの中心位置と基板マークWmの中心位置とのX方向またはY方向の偏差が所定範囲内であるという条件として説明したが、アライメント条件は、例えば、基板の外形寸法、アライメントマークの形状、アライメントマークの色・反射率等の画像サンプル情報、基板周縁部からアライメントマークまでの距離、基板吸着時(搬送時)の真空圧力値等であってもよい。
また、アライメント条件として、厳格な第1の条件と、第1の条件よりも緩い第2の条件とを設けるようにしてもよい。この場合には、露光装置1は、第1の条件がクリアされればそのまま露光処理を実行し、第1の条件がクリアできないときに第2の条件をクリアできるか判別する。そして、第2の条件がクリアされた場合、露光処理を実行し、第2の条件がクリアできないときに基板をストッカ4に格納する。このようにすることによって、露光されないというエラーが発生したときにエラーの原因を特定することが可能である。このようなエラー原因としては、例えば、基板の基板マークWm周辺の汚れ、マスクへの異物の付着、基板の反り返り(真空度の異常)等が挙げられる。このうち、汚れや異物の付着の場合には、その要因を取り除くことによって、基板を再び露光装置1に投入したときに露光処理を正常に実行することができるようになるので、歩留まりを向上させることができる。
本発明に係る露光装置の外観図である。 本発明に係る露光装置の表面露光部の構成を示すブロック図である。 ストッカを説明するための説明図であり、(a)はストッカの構成図、(b)はストッカの一部の分解斜視図である。 基板を複数の領域に予め区分けして領域毎に露光処理を実行する場合の制御部の処理を示すフローチャートである。 基板を複数の領域に予め区分けして領域毎に露光処理を実行する場合の制御部の処理を示すフローチャート(図4の続き)である。 基板全体の領域を一括して露光処理を実行する場合の制御部の処理を示すフローチャートである。 マスクマークと基板マークとの位置合わせ表示画面の一例を示す図である。 メモリに記憶されているエラー情報の一例を示す図である。 基板を再投入した場合の制御部の処理を示すフローチャートである。 投入から排出に至る処理行程を表す表示画面の一例を示す図である。 露光部定盤の表示画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 露光装置
2A 表面露光部
2B 裏面露光部
3 ワーク反転部
4 ストッカ
5 制御装置
6 露光状態表示モニタ(表示部)
7 整合状態表示モニタ
8 ローラ
9 テーブル
10 マスク
20 撮影手段
21 CCD駆動手段
22 露光手段
23 テーブル駆動手段
24 真空ポンプ
25 真空ポンプ駆動手段
26 表示画面出力手段
27 ブラケット駆動手段
31 制御部(露光処理制御手段)
32 メモリ(記憶手段)
33 画像処理部
34 マーク位置誤差算出部
35 マーク間距離算出部
36 判定部(判別手段、エラー情報生成手段)

Claims (5)

  1. 基板の表面に露光処理を実行する表面露光部と、前記表面露光部にて露光処理を実行された基板を反転させる反転部と、前記反転された基板の裏面に露光処理を実行して排出する裏面露光部とを備え、前記基板の全体の領域または露光させるために予め区分けされた領域毎に、整合処理および露光処理を実行する露光装置において、
    前記基板とこの基板に形成するパターンを有するマスクとのそれぞれに形成した基板マークおよびマスクマークを撮影手段により撮影した前記両マークに基づいて、当該基板の前記予め区分けされた領域毎の基板マークが認識できるか否かを判別し、前記基板マークが認識できる場合に、当該領域における前記両マークに基づくアライメント条件がクリアされるか否かを判別し、前記アライメント条件がクリアできる場合に当該領域が露光可能であると判定し、前記アライメント条件がクリアできない場合および当該領域の基板マークが認識できない場合に当該領域が露光不可であると判定する判別手段と、
    この判別手段により前記予め区分けされた領域が露光不可と判別された基板に関する情報と、この基板において露光不可と判別された領域である露光未処理領域に関する情報とをエラー情報として記憶する記憶手段と、
    前記露光未処理領域の存在する基板が、一連の基板枚数について前記整合処理および露光処理を終了した後に排出された順に再投入されたときに、前記記憶手段に記憶されたエラー情報に基づいて、前記アライメント条件がクリアできなかった基板については、前記基板の全体の領域の整合処理後に前記露光未処理領域に露光処理を実行させ、前記基板マークが認識できなかった基板については、前記基板の全体の領域の整合処理をパスして前記露光未処理領域に前記整合処理および露光処理を実行させるように制御する露光処理制御手段と、
    を備えることを特徴とする露光装置。
  2. 前記判別手段は、前記アライメント条件として、第1の条件がクリアされるか否かを判別し、前記第1の条件がクリアできないときに前記第1の条件よりも緩い第2の条件をクリアできるか判別し、前記第1または前記第2の条件がクリアできる場合に当該領域が露光可能であると判定し、前記第2の条件がクリアできない場合に当該領域が露光不可であると判定することを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  3. 前記記憶手段に記憶されている予め区分けされた基板の領域と前記エラー情報とに基づいて、基板上のどの部位が前記露光未処理領域であるのかを示す情報を表示する表示部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の露光装置。
  4. 基板の表面に露光処理を実行する表面露光部と、前記表面露光部にて露光処理を実行された基板を反転させる反転部と、前記反転された基板の裏面に露光処理を実行して排出する裏面露光部とを備える露光装置が、前記基板の全体の領域または露光させるために予め区分けされた領域毎に、整合処理および露光処理を実行する露光方法において、
    前記基板とこの基板に形成するパターンを有するマスクとのそれぞれに形成した基板マークおよびマスクマークを撮影手段により撮影した前記両マークに基づいて、当該基板の前記予め区分けされた領域毎の基板マークが認識できるか否かを判別し、前記基板マークが認識できる場合に、当該領域における前記両マークに基づくアライメント条件クリアできるか判別し、前記アライメント条件がクリアできる場合に当該領域が露光可能であると判定し、前記アライメント条件がクリアできない場合および当該領域の基板マークが認識できない場合に当該領域が露光不可であると判定する判別ステップと、
    この判別ステップにより前記予め区分けされた領域が露光不可と判別された基板に関する情報と、この基板において露光不可と判別された領域である露光未処理領域に関する情報とをエラー情報として記憶するステップと、
    前記露光未処理領域の存在する基板が、一連の基板枚数について前記整合処理および露光処理を終了した後に排出された順に再投入されたときに、前記エラー情報に基づいて、前記アライメント条件がクリアできなかった基板については、前記基板の全体の領域の整合処理後に前記露光未処理領域に露光処理を実行させ、前記基板マークが認識できなかった基板については、前記基板の全体の領域の整合処理をパスして前記露光未処理領域に前記整合処理および露光処理を実行させるように制御する露光処理制御ステップと、
    を含んでいることを特徴とする露光方法。
  5. 基板の表面に露光処理を実行する表面露光部と、前記表面露光部にて露光処理を実行された基板を反転させる反転部と、前記反転された基板の裏面に露光処理を実行して排出する裏面露光部とを備える露光装置に対して、前記基板の全体の領域または露光させるために予め区分けされた領域毎に、整合処理および露光処理を実行させるために、コンピュータを、
    前記基板とこの基板に形成するパターンを有するマスクとのそれぞれに形成した基板マークおよびマスクマークを撮影手段により撮影した前記両マークに基づいて、当該基板の前記予め区分けされた領域毎の基板マークが認識できるか否かを判別し、前記基板マークが認識できる場合に、当該領域における前記両マークに基づくアライメント条件がクリアされるか否かを判別し、前記アライメント条件がクリアできる場合に当該領域が露光可能であると判定し、前記アライメント条件がクリアできない場合および当該領域の基板マークが認識できない場合に当該領域が露光不可であると判定する判別手段、
    この判別手段により前記予め区分けされた領域が露光不可と判別された基板に関する情報と、この基板において露光不可と判別された領域である露光未処理領域に関する情報とをエラー情報として生成するエラー情報生成手段、
    前記露光未処理領域の存在する基板が、一連の基板枚数について前記整合処理および露光処理を終了した後に排出された順に再投入されたときに、前記エラー情報生成手段により生成されたエラー情報に基づいて、前記アライメント条件がクリアできなかった基板については、前記基板の全体の領域の整合処理後に前記露光未処理領域に露光処理を実行させ、前記基板マークが認識できなかった基板については、前記基板の全体の領域の整合処理をパスして前記露光未処理領域に前記整合処理および露光処理を実行させるように制御する露光処理制御手段、
    として機能させることを特徴とする露光処理プログラム。
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