JP4316821B2 - 挿入が最少で済む外科用手術器具 - Google Patents
挿入が最少で済む外科用手術器具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4316821B2 JP4316821B2 JP2001134000A JP2001134000A JP4316821B2 JP 4316821 B2 JP4316821 B2 JP 4316821B2 JP 2001134000 A JP2001134000 A JP 2001134000A JP 2001134000 A JP2001134000 A JP 2001134000A JP 4316821 B2 JP4316821 B2 JP 4316821B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gripping
- limb
- gripping element
- projecting
- guide sleeve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/28—Surgical forceps
- A61B17/29—Forceps for use in minimally invasive surgery
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/28—Surgical forceps
- A61B17/29—Forceps for use in minimally invasive surgery
- A61B17/2909—Handles
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B18/00—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
- A61B18/04—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating
- A61B18/12—Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating by passing a current through the tissue to be heated, e.g. high-frequency current
- A61B18/14—Probes or electrodes therefor
- A61B18/1442—Probes having pivoting end effectors, e.g. forceps
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/28—Surgical forceps
- A61B17/29—Forceps for use in minimally invasive surgery
- A61B2017/2901—Details of shaft
- A61B2017/2902—Details of shaft characterized by features of the actuating rod
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/28—Surgical forceps
- A61B17/29—Forceps for use in minimally invasive surgery
- A61B17/2909—Handles
- A61B2017/2912—Handles transmission of forces to actuating rod or piston
- A61B2017/2919—Handles transmission of forces to actuating rod or piston details of linkages or pivot points
- A61B2017/292—Handles transmission of forces to actuating rod or piston details of linkages or pivot points connection of actuating rod to handle, e.g. ball end in recess
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/28—Surgical forceps
- A61B17/29—Forceps for use in minimally invasive surgery
- A61B17/2909—Handles
- A61B2017/2912—Handles transmission of forces to actuating rod or piston
- A61B2017/2924—Translation movement of handle without rotating movement
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/28—Surgical forceps
- A61B17/29—Forceps for use in minimally invasive surgery
- A61B2017/2926—Details of heads or jaws
- A61B2017/2932—Transmission of forces to jaw members
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/28—Surgical forceps
- A61B17/29—Forceps for use in minimally invasive surgery
- A61B2017/2926—Details of heads or jaws
- A61B2017/2932—Transmission of forces to jaw members
- A61B2017/2933—Transmission of forces to jaw members camming or guiding means
- A61B2017/2937—Transmission of forces to jaw members camming or guiding means with flexible part
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は挿入が最少で済む外科用手術器具に関し、特に、ジョウシ(鑷子)または鉗子形状の器具に関する。
【0002】
この種の外科用手術用器具は挿入が最少で済む外科手術用に、例えば、組織、小血管および類似の生体物質を把持するために使用する。ジョウシまたは鉗子のように、かかる器具は接合もしくは離間し得る、すなわち、把持方向に動かすことで閉じ、または反対方向に作動することで開く可動性把持要素を含んでなる。その寸法が小さいために、該器具類は内視鏡作業チャンネル内で好適に使用可能である。
【0003】
【従来の技術】
ドイツ特許DE195 37 320A1は挿入が最少で済む外科手術用把持機構を作動させる装置を開示しているが、その機構は二つの可動な把持要素を有する点で鉗子に似ており、各要素は鉗子の構成部材の形状である。把持要素は、各々第一および第二の保持要素に、それぞれ二つの可撓性を有する接続要素を介して結合している。二つの可動な操作要素を離間もしくは接合させるためには、二つの保持要素が互いに置き換えられる。同引例には、この装置の利点の一つは装置が摩耗や破損を被る継手を含まないことであり、またもう一つの利点は同装置を単一の半製品材料から製造し得ることであると言及されている。
【0004】
しかし、この引例明細書は、当該装置を、生体組織を凝結するために、挿入が最少で済む外科手術において例えば双極性器具として使用することについては記載していない。
【0005】
DE 40 32 471 C2は、双極性凝結または組織分離のいずれにも任意に使用し得る電気的外科手術装置を開示し、該装置は、細長い器具ケーシングに取付けられた3つの互いに絶縁した接触ロッドを含む。接触ロッドの2つは、凝結電極として機能する開放端を有し、一方、3番目の接触ロッドは切断電極として作用する。この目的のために、3番目の接触ロッドを二つの凝結電極に向かって、またはこれらの電極の間を通って動かすことができ、その結果、凝結もしくは切断すべき組織が鉗子によると同様に電極間に締めつけられる。
【0006】
DE 39 17 328 C2は双極性凝結器具を開示しており、該器具は二つの互いに絶縁された可動の口要素をもち、これらの口要素が一緒に鉗子を形成する。この事例では、第一の口要素は固定されており、第二の口要素を第一の口要素に対して動かすことができる。
【0007】
上記の器具または装置は共に比較的精巧な構成であり、従って、製造費用もそれだけ高くなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、単純な構造を有し、その結果として非常に小さな直径に構成可能な外科手術用器具、特に、挿入が最少で済む外科手術用のジョウシまたは鉗子を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、挿入が最少で済む外科手術用手術器具が提供される。この挿入が最少で済む外科手術用手術器具は、少なくとも二つの把持要素であって、把持を目的として把持方向に互いに向かって、また反対方向に互いから離れるように鉗子の様に作動可能であり、少なくとも一つの把持要素がその一端に第一の突出肢と第二の突出肢を有し、該二つの突出肢は把持方向において互いに間隔を保ち、該突出肢がそれぞれ少なくとも一つの可撓性を有する領域を含む把持要素と、ガイドスリーブであって、前記一つの把持要素の少なくとも第一突出肢が配設されると共に該第一突出肢が前記一つの把持要素の前記第二突出肢に対して該ガイドスリーブの長手方向に作動可能でありであり、第一および第二突出肢が互いに相対的に動く際に該一つの把持要素が把持方向に動くガイドスリーブと、を含む。
【0010】
所定の把持要素の二つの突出肢が互いに対して動かされた場合、突出肢がその可撓性を有する領域で屈曲することが認識されよう。把持要素が切断刃を備えている場合、原理として、この用具はハサミとしての使用にも適している。例えば、少なくとも一方の把持要素の片刃を切断用として鋭利にすることができる。
【0011】
好適な実施の形態において、把持要素が互いに離間し得るように、各把持要素の例えば第一突出肢はガイドスリーブの長手方向に把持要素の把持端に向かって動かされる。このようにして生じるトルクのために、突出肢がその可撓性領域で屈曲し、その結果、把持要素が把持方向と反対の方向に動いて互いに離間する。第一突出肢が戻ると、把持要素は可撓性領域の復元力もしくは突出肢の対応する反対方向への運動のために再び接合し、その結果として把持要素間に位置する組織を確実に保持することができる。該器具は全体として簡単な構成であり、従ってそのサイズを特に小さくすることが可能である。
【0012】
好適な実施の形態において、把持要素自体は導電性材料、特に金属、好ましくはステンレス鋼で作られる。把持要素は、突出肢が互いに接触せず、よって互いに電気的に隔離されるように配置されるのが好ましい。結果として、把持要素は生体組織の凝結用電極としての使用に適している。
【0013】
両方の突出肢を含む各把持要素は、電導性を有する材料、特に金属材料で作られた一体的な構成要素として製造されることが好ましい。結果として、把持要素を非常に安価に製造することができ、また、把持要素を電導性プラスティックまたは類似の電導性を有する材料で作製することも可能である。
【0014】
各把持要素の第一突出肢が第二突出肢よりも長く、その結果、把持要素を第一突出肢を介して直接、すなわち、継手、接続ロッド、シャフトまたは類似の装置を設けずに且つ少しの遊びもなく作動させることができる。また、第一突出肢を、HF凝結用電流の導体として直接使用することができる。把持要素を作動させる手段としては、例えば、ロッドを各要素の第一突出肢に溶接することができる。これにより、把持要素から大きく離れた位置での作動が可能となる。
【0015】
該器具の製造をさらに簡便化することは、好適な実施の形態様において、各把持要素の第二突出肢を、特にガイドスリーブの内壁に、例えば形状適合接合によりしっかりと固定することにより達成される。こうした構成は製造技術上、より少ないコストで済むと共に、ネジ式接合よりも場所をとらない。
【0016】
高周波数凝結電流を該器具により把持された組織に供給するために、各種把持要素の突出肢は電気的に互いに絶縁されており、特に、絶縁性を有する被覆で被覆されている。短絡を確実に避けるために、把持要素の突出肢をガイドスリーブに設置する前に、絶縁性を有する被覆で包むのが好ましい。かかる絶縁により、製造時の公差を気にする必要がなくなり、結果として、異なる把持要素の突出肢が互いに接触してもよい。
【0017】
該器具の操作のために、ガイドスリーブを可撓性を有するチューブ、あるいは特に金属製のチューブの一端に部分的に挿入する。該チューブは、特に、外科手術で用いられるステンレス鋼の種類に対応するステンレス鋼で作られてよい。可撓性を有する、あるいは硬いチューブは器具の操作を容易にし、何よりもゴミによる汚染に対する良好な保護をもたらすと共に、外科手術的(器具の)挿入のために、より容易に洗浄および滅菌可能である。
【0018】
可撓性を有する、あるいは硬いチューブは、そのガイドスリーブと反対側の端に、該器具を操作するための、特に把持要素を作動させる(つまり、把持要素を互いから離間あるいは接合させる)ための制御可能なアクチュエータまたはハンドルを備える。このハンドルにより、オペレーターは該外科手術用器具を簡便に操作することができる。
【0019】
ハンドルのさらなる実施形態において、把持要素の第一突出肢はアクチュエータに接続され、アクチュエータは、アクチュエータがハンドルに押し込まれると第一突出肢がガイドスリーブおよび可撓性を有するもしくは硬いチューブの長手方向にハンドルから遠ざかって動くようにハンドルに配設される。この結果、把持要素は把持方向と反対の方向に、互いに離れるように動く。逆の場合、アクチュエータを動かすと、すなわちハンドルから引き抜いて第一突出肢が再び引き戻されると、把持要素は共に把持方向に戻る。
【0020】
外力の作用を必要とせずにアクチュエータがハンドルから押し出されて把持要素が接合する(これは、いわば該器具の休止位置に相当する)ように、アクチュエータとハンドルの間にバネを配置するのが好ましい。そして、組織を保持するには、オペレーターはアクチュエータをハンドル内に押し込むだけでよく、その結果、把持要素が離間する。把持要素が組織を取込んだら、アクチュエータを再度開放し、それによってアクチュエータがバネの力で元の位置に押し戻され、把持要素が接合して、特定の力で組織をしっかりと把持する。
【0021】
HF凝結用双極性器具として使用するためには、好適な実施形態において、第一把持要素の第一突出肢をHF電流発生器の第一コネクターに接続し得、第二把持要素の第一突出肢をHF電流発生器の第二コネクターに接続してよい。すると、第一および第二把持要素は反対の極性の二つの電極に対応し、両把持要素は、両把持要素により保持される組織にHF電流を伝導するように機能する。
【0022】
本発明はさらに内視鏡における該器具の使用に関する。この目的のために、該器具は内視鏡の作業チャンネル内に可動に配置されると共に、組織を保持し、切断し、切断部分を押し広げ、及び/又は凝結させるため内視鏡から動かすことができ、その過程においてオペレーターが内視鏡によって該器具を目視でモニターできることが好ましい。
以下、本発明を添付の図面を参照しつつ、例を用いて説明する。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下の説明において、同一の部分または同一の作用を有する部分に対しては、同一の参照番号を使用するものとする。
【0024】
図1には、本発明に基づく外科手術用器具の第一の例示的な実施形態における先端2が示されている。二つの把持要素10および20はガイドスリーブ30内に配置され、ガイドスリーブ30はさらにチューブ40の一端に部分的に挿入されている。チューブ40は可撓性を有してよいが、金属製であることが好ましい。チューブ40は防御的な外側被覆として機能すると共に、器具先端のガイドとして機能する。ガイドスリーブ30は、絶縁性を有する材料、特にプラスティックから成ることが好ましい。ガイドスリーブ30は、第一把持要素10および第二把持要素20の第一すなわち内側突出肢11および21並びに第二すなわち外側突出肢12および22をそれぞれ案内する。突出肢と把持要素はそれぞれ導電性材料、特にニチノール(Nitinol)(NiTi)などのステンレス鋼の単一部品として構成される。ニチノールはスチールよりも伸張性に優れており(ニチノールの8%に対してスチールはわずか0.2%である)、従って突出肢として特に適している。二つの把持要素10および20の突出肢から離れた方の端部は、プライヤーのアゴに似た形状に構成されており、特に両把持要素が並列した状態においては、両把持要素がぴったりとフィットし、第一把持要素10の把持表面輪郭が第二把持要素20の把持表面の補完的な輪郭と噛み合うようになっている。
【0025】
ガイドスリーブ30と金属チューブ40の外側にある第一突出肢11および21の部分、ならびに第二突出肢12および22の対応する部分は、それぞれ可撓性(を有する)領域13もしくは23ならびに14もしくは24を含む。把持要素が金属製である場合、可撓性領域はバネのような弾性を有する。第一把持要素10および第二把持要素20の第二突出肢12および22は、各々ガイドスリーブ30にしっかりと接続され、特に接着剤もしくは締め金により固定され、突起33、34によってガイドスリーブ30内へ動くことが防止されている。第一把持要素10の第一突出肢11および第二把持要素20の第一突出肢21はそれぞれガイドスリーブ30に可動に取り付けられており、隔離スペーサー31(ガイドスリーブ30の一部を形成する)により互いから隔てられている。この隔離を補足すべく、第一突出肢11および21はそれぞれ絶縁性を有する被覆51により被覆されている。器具組立の際に接着剤が可動部品、特に第一突出肢11および21と接触するのを確実に防止するために、さらにチューブ50を保護被覆として備える。この目的のため、チューブ50が可動な第一突出肢11および21を囲む。
【0026】
二つの第一突出肢11および21には、高周波凝結電流をもたらし得るHF電流発生器65を接続する。この目的のため、第一突出肢11はHF電流発生器65の第一コネクタ66に接続される。第二把持要素20の第一突出肢21は、電流発生器65の第二コネクタ67に接続される。第一突出肢11および21を案内する構造物の絶縁性のために、把持要素10および20は、ガイドスリーブ30から出るまで電気的に完全に互いから隔離される。把持要素がその間に何も挟まず並列している場合、把持表面は互いに触れ合うことが可能であり、その結果、二つの把持要素10と20の間に電気的接触が生じる。凝結を目的とする場合は、組織を二つの把持要素間に把持し、対応する凝結電流が一方の把持要素から該組織を通って他方の把持要素に流れるようにする。
【0027】
器具先端2の機能を、以下の図面を参照しつつより詳細に説明する。
【0028】
図2は、器具先端2及びハンドル3を備えた外科手術用器具全体の側面図を示す。
【0029】
図3には、図2の外科手術用器具1を線III−IIIに沿って切ったときの長手方向断面図が示されている。この長手方向断面図においては、ハンドル3の構造、および特にその機能の仕方を見ることができる。
【0030】
把持要素10および20から逆方向に各々延びる第一突出肢11および21は、チューブ40を通ってアクチュエータ4に至り、アクチュエータ4はハンドル3内に往復運動可能に取付けられて、把持要素10と20を把持方向と反対方向に互いに離間するように動かすか、または把持要素10と20を把持方向に接合するように動かす。アクチュエータ4は、コイル型バネ60により、止め具に接触するまでハンドルから押し出され、その結果、引張り力が把持要素10および20の第一突出肢11および21、特にそのアクチュエータ4内に固定された部分に作用する。この力はチューブ40とガイドスリーブ30の長手方向に作用し、その結果、把持要素10および20が接合し、外側突出肢12、22の突起33、34が該スリーブ30に並列する。これはいわゆる該器具の休止位置に相当する。
【0031】
アクチュエータ4に圧力を加えることにより、特に、コイル型バネ60を圧縮するようにアクチュエータ4をハンドル3に押し込むことにより、押す力が第一突出肢11および21に作用し、その結果として、第一突出肢11および21がチューブ40およびガイドスリーブ30の長手方向に押され、ハンドル3から離される。該器具の先端2においては、これが第二突出肢12および22がガイドスリーブ30に固定されている点の回りにトルクを発生させ、その結果、器具先端2でガイドスリーブ30から延びる把持要素10および20がそれらの可撓性領域13、14および23、24で外側に屈曲し、これにより把持要素10および20が把持方向と反対方向に動いて互いに離間する。すると、組織を二つの把持要素10と20に取込むことができ、アクチュエータ4から圧力を除けば組織を把持できる。つまり、この操作圧力がない状態では、コイル型バネ60がハンドル3からアクチュエータ4を押し戻し、その結果、引張り力が第一突出肢11および21に作用し、把持要素10および20が共に把持方向に動いて組織を保持すなわち把持する。このようにして組織は二つの把持要素の把持面間に挟まれる。もし突出肢を把持要素の開口方向に予めカーブさせておくならば(図7参照)、コイル型バネの寸法を適切にすることで、そこに生じた潜在的な張力により、接着剤を用いずとも全体の構成を一つに保持することが可能である。
【0032】
図4は本発明に基づく外科手術用器具の第二の例示的な実施形態の透視図であり、二つの把持要素が並列した状態を示す。第一の例示的な実施形態と対照させるべく、二つの把持要素10および20、ガイドスリーブ30およびそのキャップ部分32のみが示されている。さらに、二つの把持要素10および20の把持面は滑らかであり、(第一の実施形態の把持面のような)曲折した輪郭を持たない。
【0033】
まず、把持要素10および20の第一(すなわち内側)突出肢11および21並びに第二(すなわち外側)突出肢12および22は完全にガイドスリーブ内に配置され、これにより、汚れや汚染が実質的に防止されると共に、正確な案内が保証される。しかし、毛管現象により侵入してくる体液、血液もしくはこれに類似の物質により器具が汚される可能性を排除し得ないため、該器具は洗浄用のすすぎチャネルを備えている。
【0034】
第二突出肢12および22は突起33および34を含み、該突起は、第二突出肢12および22がガイドスリーブ内に長手方向に動くのを防止する。突起33および34はキャップ部分32内の凹部に配置され、これにより、把持要素10および20が該スリーブ30内で回転することも同様に防止される。該突起は、ガイドスリーブ30に第二突出肢12および22を固定する機能も有する。この目的のため、突起33および34をさらに、例えば、ガイドスリーブ30および/またはカバーキャップ32に接着剤により接着してよく、あるいはカバーキャップ32の凹所にクランプ式に固定してもよい。
【0035】
図5は図4に示された外科手術用器具の第二の例示的な実施形態の側面図である。
【0036】
図6は図5の例示的な実施形態の線VI−VIに沿った部分断面図である。ガイドスリーブ30は絶縁性を有する材料、特にプラスティックで作られる。二つの把持要素10および20の第一(すなわち内側)突出肢11および21は、第二(すなわち外側)突出肢12および22よりも長く作られる。二つの把持要素10および20における第二突出肢12および22の突起33および34は、それぞれガイドスリーブ30に接し、よって、ガイドスリーブ内に移動できないようになっている。
【0037】
把持要素10および20を互いに離間あるいは接合させるためには、長い方の第一突出肢11および21を両方向矢印35で示した方向に動かす。
【0038】
図7は図4に示した器具の例示的な実施形態であり、かつ突出肢部13、14、23、24を予め湾曲させた結果、把持要素が互いに離間する方向に屈曲したものを示す。つまり、休止位置にあって、該器具の把持要素は外側に開く。把持要素を接合させるには、二つの内側すなわち第一突出肢11および21が矢印36の方向に動かされる。この運動により、固定された第二突出肢12および22の周りにトルクが生じ、その結果として把持要素10および20が突出肢11および12または21および22の可撓性領域13、14および23、24で各々屈曲し、把持要素10および20が把持方向37に動いて接合する。第一および第二把持要素10および20の把持面15および25を、各々容易に区別することができる。もし二つの把持面15または25の少なくとも一方を切断刃として構成するならば、器具1を組織の切断にも使用できる(つまり、ハサミとして用いることができる)。図7には、把持面25を切断刃26とした場合の構成を破線で示した。
【0039】
最後に、図8は図7に示した器具の側面図であり、図9は図8の器具の線IX−IXに沿った断面を示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく手術用器具の第一の実施形態の、横方向断面図を部分的に含む側面図である。
【図2】図1に示した器具用のハンドルとアクチュエータの側面図である。
【図3】図2における線III−IIIに沿った長手方向断面図である。
【図4】本発明に基づく手術用器具の第二の実施形態の透視図である(把持要素が並列した状態を示す)。
【図5】図4に示された手術用器具の側面図である。
【図6】図5の線VI−VIに沿った部分断面図である。
【図7】図4に示された器具の透視図である(把持要素が離間した状態を示す)。
【図8】図7に示した器具の側面図である。
【図9】図8の線IX−IXに沿った部分断面図である。
【符号の説明】
10 第一の把持要素
20 第二の把持要素
11,21 第一突出肢
12,22 第二突出肢
13,14,23,24 屈曲領域
30 ガイドスリーブ
Claims (14)
- 挿入が最少で済む外科手術用手術器具であって、
第1の把持要素と第2の把持要素とを備えた複数の把持要素であって、把持を目的として把持方向に互いに向かって、また反対方向に互いから離れるように鉗子の様に作動可能であり、各把持要素がその一端に第1の突出肢と第2の突出肢を有し、該2つの突出肢は把持方向において互いに間隔を保ち、該突出肢がそれぞれ少なくとも1つの可撓性を有する領域を含む把持要素と、
ガイドスリーブであって、前記第1の把持要素の少なくとも第1突出肢が配設されると共に該第1突出肢が前記第1の把持要素の前記第2突出肢に対して該ガイドスリーブの長手方向に作動可能であり、前記第1の把持要素の第1および第2突出肢が互いに相対的に動く際に該第1の把持要素が把持方向に動くガイドスリーブと、を含み、
前記第1の把持要素と前記第2の把持要素とは導電性材料により形成され、
前記第1の把持要素の前記第1の突出肢は、前記第2の把持要素の前記第1の突出肢から電気的に絶縁されている
ことを特徴とする科手術用手術器具。 - 前記把持要素の第2突出肢が前記ガイドスリーブに固定されている請求項1記載の外科手術用手術器具。
- 各把持要素が、その突出肢を含め、単1部品として導電性を有する金属材料から構成されている請求項1記載の外科手術用手術器具。
- 各把持要素の第1突出肢が該把持要素の第2突出肢よりも長い請求項1記載の外科手術用手術器具。
- 各把持要素の第2突出肢が、前記ガイドスリーブによって画定された内壁に接続されている請求項1記載の外科手術用手術器具。
- 各把持要素の第2突出肢が、前記ガイドスリーブにより画定された内壁に接着剤によって固定されている請求項1記載の外科手術用手術器具。
- チューブを含み、該チューブの1端に前記ガイドスリーブが部分的に挿入される請求項1記載の外科手術用手術器具。
- 該チューブが、前記1端と反対側の端に該器具を操作し得るハンドルを備えている請求項7記載の外科手術用手術器具。
- 前記ハンドルに往復作動可能に取付けられたアクチュエータを含み、該把持要素の第1突出肢が前記アクチュエータに接続され、前記アクチュエータが前記ハンドル内に動くと、該第1突出肢が前記ガイドスリーブと前記チューブの長手方向にハンドルから離れるように動いて把持要素が互いに離れて屈曲し、また、前記アクチュエータが前記ガイドスリーブと前記チューブの長手方向に前記ハンドルに向かって動くと、該第1突出肢が前記ガイドスリーブと前記チューブの長手方向に前記ハンドルに向かって動き、両把持要素が互いに接近するように作動する請求項8記載の外科手術用手術器具。
- 前記アクチュエータと前記ハンドルの間に張力装置を配置し、外力が加えられなくても前記アクチュエータが前記ハンドルに押し付けられ、両把持要素が接合する請求項9記載の外科手術用手術器具。
- 該第1突出肢は張力装置により前記ガイドスリーブ内に引込まれ、1方、該第2突出肢には突起が設けられ、該突起によって該第2突出肢が前記ガイドスリーブ内に動くことが防止され、これにより前記把持要素が前記ガイドスリーブ内に動くことが防止される請求項2記載の外科手術用手術器具。
- HF電流発生器を含み、前記第1把持要素の第1突出肢が該電流発生器の第1コネクタに接続するように構成され、前記第2把持要素の第1突出肢が該電流発生装置の第2コネクタに接続するように構成されている請求項1記載の外科手術用手術器具。
- 請求項1記載の挿入が最少で済む外科手術用手術器具を内視鏡の作業チャンネル内で使用する、挿入が最少で済む外科手術用手術器具の使用。
- 挿入が最少で済む外科手術用手術器具であって、
第1の把持要素と第2の把持要素とを備えた複数の把持要素であって、把持を目的として把持方向に互いに向かって、また反対方向に互いから離れるように鉗子の様に作動可能であり、各把持要素がその1端に第1の突出肢と第2の突出肢を有し、該2つの突出肢は把持方向において互いに間隔を保ち、該突出肢がそれぞれ少なくとも1つの可撓性を有する領域を含む把持要素と、
ガイドスリーブであって、前記第1の把持要素の少なくとも第1突出肢が配設されると共に該第1突出肢が前記第1の把持要素の前記第2突出肢に対して該ガイドスリーブの長手方向に作動可能であり、前記第1の把持要素の第1および第2突出肢が互いに相対的に動く際に該第1の把持要素が把持方向に動くガイドスリーブと、を含み、
前記第1の把持要素の前記第1の突出肢と前記第2の把持要素の前記第1の突出肢とは前記ガイドスリーブを通り抜けて延びている
ことを特徴とする科手術用手術器具。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE10021724.9 | 2000-05-04 | ||
DE10021724 | 2000-05-04 | ||
DE10031773A DE10031773B4 (de) | 2000-05-04 | 2000-06-29 | Chirurgisches Greifinstrument, insbesondere Pinzette oder Zange |
DE10031773.1 | 2000-06-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002095671A JP2002095671A (ja) | 2002-04-02 |
JP4316821B2 true JP4316821B2 (ja) | 2009-08-19 |
Family
ID=26005551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001134000A Expired - Fee Related JP4316821B2 (ja) | 2000-05-04 | 2001-05-01 | 挿入が最少で済む外科用手術器具 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6464703B2 (ja) |
EP (1) | EP1151723B1 (ja) |
JP (1) | JP4316821B2 (ja) |
Families Citing this family (42)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2001288462A1 (en) | 2000-08-30 | 2002-03-13 | Cerebral Vascular Applications Inc. | Medical instrument |
US6755338B2 (en) | 2001-08-29 | 2004-06-29 | Cerebral Vascular Applications, Inc. | Medical instrument |
US20070049928A1 (en) * | 2005-02-08 | 2007-03-01 | Fleenor Richard P | Nickel titanium alloy electrosurgery instrument |
US7972333B2 (en) | 2005-05-20 | 2011-07-05 | River Seiko Medical Limited Company | High frequency incision tool for endoscope |
KR101278555B1 (ko) * | 2005-09-26 | 2013-06-25 | 각코우호우진 지치 이카다이가쿠 | 내시경용 처치구 |
AU2007257754A1 (en) | 2006-06-08 | 2007-12-21 | Bannerman, Brett | Medical device with articulating shaft |
US9204923B2 (en) | 2008-07-16 | 2015-12-08 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Medical instrument electronically energized using drive cables |
DE102009037613A1 (de) * | 2009-08-14 | 2011-02-24 | Erbe Elektromedizin Gmbh | Elektrochirurgisches Instrument |
DE102009037614A1 (de) | 2009-08-14 | 2011-02-24 | Erbe Elektromedizin Gmbh | Elektrochirurgisches Instrument |
US10172669B2 (en) | 2009-10-09 | 2019-01-08 | Ethicon Llc | Surgical instrument comprising an energy trigger lockout |
DE102010006201B4 (de) * | 2010-01-29 | 2012-04-19 | Richard Wolf Gmbh | Medizinisches Greifinstrument |
US9339341B2 (en) | 2010-02-08 | 2016-05-17 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Direct pull surgical gripper |
US20110213360A1 (en) * | 2010-02-26 | 2011-09-01 | Tyco Healthcare Group Lp | Tensioning Mechanism for Articulation Drive Cables |
GB2480498A (en) | 2010-05-21 | 2011-11-23 | Ethicon Endo Surgery Inc | Medical device comprising RF circuitry |
US8900232B2 (en) * | 2011-05-06 | 2014-12-02 | Covidien Lp | Bifurcated shaft for surgical instrument |
CN103732161B (zh) * | 2011-08-15 | 2016-11-09 | 直观外科手术操作公司 | 带有软爪和/或柔性腕机构的医疗器械 |
US20130123776A1 (en) | 2011-10-24 | 2013-05-16 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Battery shut-off algorithm in a battery powered device |
JP6083076B2 (ja) * | 2012-04-04 | 2017-02-22 | 大平 猛 | モーションメモリ型細径手術ロボットシステム |
CN105744909B (zh) | 2013-08-15 | 2019-05-10 | 直观外科手术操作公司 | 具有单次使用的端部和集成的端部覆盖物的可重复使用的手术器械 |
US10159524B2 (en) | 2014-12-22 | 2018-12-25 | Ethicon Llc | High power battery powered RF amplifier topology |
US10314638B2 (en) | 2015-04-07 | 2019-06-11 | Ethicon Llc | Articulating radio frequency (RF) tissue seal with articulating state sensing |
DE102015108078A1 (de) * | 2015-05-21 | 2016-11-24 | Aesculap Ag | Elektrochirurgisches Koagulationsinstrument |
US10959771B2 (en) | 2015-10-16 | 2021-03-30 | Ethicon Llc | Suction and irrigation sealing grasper |
US10959806B2 (en) | 2015-12-30 | 2021-03-30 | Ethicon Llc | Energized medical device with reusable handle |
US10856934B2 (en) | 2016-04-29 | 2020-12-08 | Ethicon Llc | Electrosurgical instrument with electrically conductive gap setting and tissue engaging members |
WO2017189272A1 (en) * | 2016-04-29 | 2017-11-02 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Compliant mechanisms having inverted tool members |
US10987156B2 (en) | 2016-04-29 | 2021-04-27 | Ethicon Llc | Electrosurgical instrument with electrically conductive gap setting member and electrically insulative tissue engaging members |
EP3512435B1 (en) | 2016-09-14 | 2023-11-01 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Joint assemblies with cross-axis flexural pivots |
US10751117B2 (en) | 2016-09-23 | 2020-08-25 | Ethicon Llc | Electrosurgical instrument with fluid diverter |
CN108078609B (zh) * | 2016-11-21 | 2020-09-11 | 张小彤 | 用于盲肠手术的夹持装置 |
US11602336B2 (en) | 2016-12-19 | 2023-03-14 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Sample retrieval tool with compliant retention member |
US11033325B2 (en) | 2017-02-16 | 2021-06-15 | Cilag Gmbh International | Electrosurgical instrument with telescoping suction port and debris cleaner |
US10799284B2 (en) | 2017-03-15 | 2020-10-13 | Ethicon Llc | Electrosurgical instrument with textured jaws |
US11497546B2 (en) | 2017-03-31 | 2022-11-15 | Cilag Gmbh International | Area ratios of patterned coatings on RF electrodes to reduce sticking |
US10603117B2 (en) | 2017-06-28 | 2020-03-31 | Ethicon Llc | Articulation state detection mechanisms |
US11490951B2 (en) | 2017-09-29 | 2022-11-08 | Cilag Gmbh International | Saline contact with electrodes |
US11033323B2 (en) | 2017-09-29 | 2021-06-15 | Cilag Gmbh International | Systems and methods for managing fluid and suction in electrosurgical systems |
US11484358B2 (en) | 2017-09-29 | 2022-11-01 | Cilag Gmbh International | Flexible electrosurgical instrument |
US11213287B2 (en) | 2018-11-15 | 2022-01-04 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Support apparatus for a medical retractor device |
US11291514B2 (en) | 2018-11-15 | 2022-04-05 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Medical devices having multiple blades and methods of use |
CN113598929B (zh) * | 2021-07-13 | 2023-08-15 | 象山县第一人民医院医疗健康集团 | 具有钳口结构的电胸外科手术器械 |
US11957342B2 (en) | 2021-11-01 | 2024-04-16 | Cilag Gmbh International | Devices, systems, and methods for detecting tissue and foreign objects during a surgical operation |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4005714A (en) * | 1975-05-03 | 1977-02-01 | Richard Wolf Gmbh | Bipolar coagulation forceps |
US5172700A (en) | 1989-01-31 | 1992-12-22 | C. R. Bard, Inc. | Disposable biopsy forceps |
DE3917328A1 (de) | 1989-05-27 | 1990-11-29 | Wolf Gmbh Richard | Bipolares koagulationsinstrument |
DE4032471C2 (de) | 1990-10-12 | 1997-02-06 | Delma Elektro Med App | Elektrochirurgische Vorrichtung |
US5222973A (en) * | 1992-03-09 | 1993-06-29 | Sharpe Endosurgical Corporation | Endoscopic grasping tool surgical instrument |
US5807393A (en) * | 1992-12-22 | 1998-09-15 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical tissue treating device with locking mechanism |
DE19537320C2 (de) * | 1995-10-06 | 2001-05-31 | Deutsch Zentr Luft & Raumfahrt | Greifvorrichtung für einen Einsatz vorzugsweise in der minimal invasiven Chirurgie und Vorrichtung zum Betätigen einer am distalen Ende eines Einführungsrohrs vorgesehenen Greifvorrichtung |
DE19700605B4 (de) * | 1997-01-10 | 2007-03-29 | Günter Bissinger Medizintechnik GmbH | Instrument, insbesondere für die endoskopische Chirurgie |
US5961514A (en) * | 1997-05-14 | 1999-10-05 | Ethicon Endo-Surger, Inc. | Cordless electrosurgical instrument |
DE19731884C1 (de) * | 1997-07-24 | 1999-04-22 | Wolf Gmbh Richard | Medizinisches Instrument |
US6273887B1 (en) * | 1998-01-23 | 2001-08-14 | Olympus Optical Co., Ltd. | High-frequency treatment tool |
DE19858512C1 (de) * | 1998-12-18 | 2000-05-25 | Storz Karl Gmbh & Co Kg | Bipolares medizinisches Instrument |
-
2001
- 2001-05-01 JP JP2001134000A patent/JP4316821B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2001-05-02 US US09/847,568 patent/US6464703B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-05-02 EP EP01110666A patent/EP1151723B1/de not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002095671A (ja) | 2002-04-02 |
EP1151723A3 (de) | 2002-01-23 |
US6464703B2 (en) | 2002-10-15 |
EP1151723A2 (de) | 2001-11-07 |
EP1151723B1 (de) | 2008-09-17 |
US20010041893A1 (en) | 2001-11-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4316821B2 (ja) | 挿入が最少で済む外科用手術器具 | |
US10918406B2 (en) | Surgical apparatus with jaw force limiter | |
JP4387629B2 (ja) | 電気外科用凝固切断装置 | |
JP3839491B2 (ja) | 両極性複数サンプル生検鉗子 | |
US6162239A (en) | Instrument with independent pliers | |
US10617464B2 (en) | Instrument for vessel fusion and separation | |
JP4729592B2 (ja) | 電気−機械式駆動装置と共に使用される平行な拡張あご装置 | |
EP1527744B1 (en) | Medical instrument for endoscope | |
JP5149903B2 (ja) | 医療機器 | |
US5082000A (en) | Biopsy forceps with calde controlled jaws | |
CN102727283B (zh) | 外科钳及其制造方法 | |
US6458129B2 (en) | Medical instrument for cutting tissue in the human or animal body | |
WO2005055846A1 (en) | A surgical instrument | |
US20090264918A1 (en) | Clevis assemblies for medical instruments and methods of manufacture of same | |
CN108463182B (zh) | 夹钳钳口机构 | |
JP5290658B2 (ja) | 内視鏡用処置具 | |
JPH055106U (ja) | 内視鏡用高周波処置具 | |
US8915913B2 (en) | Electrosurgical instrument | |
KR102284536B1 (ko) | 초음파 에너지 디바이스 | |
US20200305913A1 (en) | Engagement features and methods for attaching a drive rod to a knife blade in an articulating surgical instrument | |
JP2020178848A (ja) | 医療用鉗子 | |
JP4426256B2 (ja) | 内視鏡用嘴状高周波処置具 | |
JP2000126194A (ja) | 内視鏡用処置具の操作部 | |
JPH0663058A (ja) | 凝固のための外科器具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080926 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081014 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20090113 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20090116 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090324 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090428 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090521 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4316821 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120529 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130529 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |