JP4316577B2 - 容量性素子 - Google Patents

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本発明は、レーダ装置あるいは通信装置等のマイクロ波回路、ミリ波回路等の高周波回路に用いられ、この高周波回路を伝搬する高周波信号に対して容量性の性質を示す容量性素子に関するものである。
マイクロ波回路、ミリ波回路等の高周波回路を伝搬する高周波信号に対して容量性(キャパシタンス)の性質を示す容量性素子は、高周波回路における重要な素子の一つとして、例えばフィルタ回路やインピーダンス整合回路等に広く使用されている。ここで、代表的な容量性素子としては、薄膜で形成された容量性素子(薄膜容量)、チップタイプの容量性素子(チップ形容量)、インタディジタル形の容量性素子(インタディジタル形容量)等を挙げることができるが、それらの中でも、インタディジタル形容量は、マイクロ波回路、ミリ波回路等の高周波回路において、比較的大きな容量値と高い容量精度とが得られる容量として、その利用価値が増大している。
なお、マイクロ波帯における方向性結合器において、インバーテッドマイクロストリップ線路とマイクロ波回路基板本体間での結合容量を改善する方法を開示した文献として、下記特許文献1などが存在する。
この特許文献1では、マイクロ波回路基板本体の一方側表面に共振器パターンとして形成される複数のインバーテッドマイクロストリップ線路を配置して構成される方向性結合器に対し、この方向性結合器のマイクロ波回路基板本体の一方側表面に一方の接地導体を配置すると共に、複数のインバーテッドマイクロストリップ線路側に低誘電率の絶縁層を介して他方の接地導体を配置するようになされ、複数のインバーテッドマイクロストリップ線路間のほぼ中間位置にフローティング導体を配置することにより、インバーテッドマイクロストリップ線路とマイクロ波回路基板本体との間における結合容量を増大化させる方法を開示している。
特開2003−23309号公報
ところで、上述のように、比較的大きな容量値と高い容量精度とが得られる容量として、その利用価値が増大しているインタディジタル形容量では、インタディジタル形容量を構成するインタディジタル線路導体間の結合が大きければ大きいほどその容量成分は大きくなり、また、インタディジタル線路導体間の結合は、インタディジタル線路導体間の間隙が狭ければ狭いほど大きくなるといった特徴がある。しかしながら、線路導体の製造に伴う微細加工技術の限界により、線路導体間の間隙を狭くするにはある一定の制限があった。また、微細加工技術などの製造技術に依存する手法では、さらなる高周波化が進む昨今の状況下において、容量値の大きな容量を得るための有効な手法とは成り得なかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、微細加工技術に依存することなく、比較的容易な加工技術によって、従来よりも容量値の大きな容量を具備する容量性素子を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明にかかる容量性素子は、誘電体基板と、前記誘電体基板の下面に設けられた地導体と、前記誘電体基板の上面に設けられ、略平行に配設された一対の線路導体の隣接する重なり部分の長さが実効波長の1/4程度の長さを有するインタディジタル線路導体と、前記インタディジタル線路導体を構成する一対の線路導体の前記重なり部分を有さない部位の一端部にそれぞれ接続される入出力マイクロストリップ線路導体と、前記インタディジタル線路導体を下方向に投影した前記誘電体基板の内部位置で、長手方向に該インタディジタル線路導体の前記各重なり部分と同程度の長さを有し、短手方向に該インタディジタル線路導体の各導体幅の和よりも幅広の長さを有する矩形状の導体部の対角上にクランク形状の各導体部が延在配設されて一体的に構成され、かつ、その線路長が実効波長の1/2程度の長さを有する内層線路導体部と、前記内層線路導体部の各端部と前記地導体との間をそれぞれ接続するビアと、を備えたことを特徴とする。
本発明にかかる容量性素子によれば、実効波長の1/4程度の長さを有するインタディジタル線路導体を有するインタディジタル形容量を誘電体基板上に備えるとともに、端部がビアで短絡された実効波長の1/2程度の長さを有する内層線路導体部を誘電体基板内部に備えた構成としているので、微細加工技術などの製造技術に依存することなく、比較的容易な加工技術によって、従来よりも容量値の大きな容量を実現することができる。
以下に、本発明にかかる容量性素子の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1−1は、本発明の実施の形態1にかかる容量性素子の構成を示す上面図であり、図1−2は、その側面図である。これらの各図において、本発明の実施の形態1にかかる容量性素子は、つぎのように構成されている。
まず、誘電体基板1の上部では、略平行に配設された一対の線路導体の隣接する各重なり部分の長さが線路導体を伝搬する信号波の波長(以下「実効波長」という)の1/4程度の長さを有するインタディジタル形容量2が形成されている。インタディジタル形容量2を構成する一対のインタディジタル線路導体2a,2bは、インタディジタル線路導体2a,2bよりも幅広の導体部を有する入出力マイクロストリップ線路導体3a,3bにそれぞれ接続される。このとき、この入出力マイクロストリップ線路導体3a,3bが容量性素子の各端子を構成する。
また、インタディジタル線路導体2a,2bを下方向に投影した誘電体基板1の内部位置において、長手方向にインタディジタル線路導体2a,2bの各重なり部分と同程度の長さを有し、短手方向にインタディジタル線路導体2a,2bの各導体幅の和よりも幅広の長さを有する矩形状の導体部の対角上にクランク形状の各導体部が対称形をなすように延在配設されて一体的に構成された内層線路導体部5が形成される。さらに、この内層線路導体部5の各端部(両端部)にはビア6a,6bが配設され、これらのビア6a,6bは、内層線路導体部5の各端部と誘電体基板1の下部に形成された地導体4との間を導電的に接続する。
なお、図1−1において、入出力マイクロストリップ線路導体3a,3bの導体幅がインタディジタル線路導体2a,2bの各導体幅よりも幅広に図示されているが、必ずしも幅広にする必要はなく、インタディジタル線路導体2a,2bのそれぞれが入出力マイクロストリップ線路導体3a,3bと導電的に接続されていればよい。
図2は、図1−1および図1−2のように構成された容量性素子の等価回路を示す図である。上述の構成により、図2の等価回路に示されるような容量値が実現される。図2において、C1はインタディジタル線路導体2a,2b間の結合による容量成分であり、C2はインタディジタル線路導体2aと内層線路導体部5との間の結合による容量成分であり、C3はインタディジタル線路導体2bと内層線路導体部5との間の結合による容量成分であり、C4,C5は、内層線路導体部5と地導体4との間の結合による容量成分である。また、Lは内層線路導体部5の長さを示しており、この長さLは、実効波長の1/2程度の長さに設定される。
また、図2の等価回路では、内層線路導体部5にかかるインピーダンスを、容量C2,C4の接続点Aから地導体4側(例えばビア6b側)を見た第1のインピーダンスZ1と、容量C3,C5の接続点Bから地導体4側(例えばビア6a側)を見た第2のインピーダンスZ2と、接続点Aと接続点Bとの間の線路インピーダンスZ3との3つに区分して示しているが、これらの3つの区分は便宜上のものである。なお、これらの接続点A,Bは、図1−1および図1−2の構成図における仮想的な点として示されるものであり、例えば、接続点Aは、インタディジタル線路導体2aと内層線路導体部5との間の結合が最も強く表れるインタディジタル線路導体2aの下方部もしくは下方部近傍に存在し、接続点Bは、インタディジタル線路導体2bと内層線路導体部5との間の結合が最も強く表れるインタディジタル線路導体2bの下方部もしくは下方部近傍に存在するものとして捉えることができる(したがって接続点A,Bの位置は近接し、両接続点間の伝送路長は短い)。ただし、これらの接続点A,Bの位置を明確に示すことが本発明の本旨ではなく、これらの接続点A,Bに相当する部分が内層線路導体部5に存在するということが重要なポイントである。
つぎに、従来よりも大きな容量値を実現する原理(作用)について図1〜図4の各図面を参照して説明する。なお、図3−1は、本発明の実施の形態1にかかる容量性素子を示す図1−1から内層線路導体部5を省いた構成を示す上面図であり、図3−2は、その側面図である。また、図4は、図3−1および図3−2のように構成された容量性素子の等価回路を示す図である。
図3−1,図3−2の構成では、図4の等価回路の左方から容量C1側を見た場合に、容量C1と容量C7とが直列に接続される構成となり、かつ、容量C7はインタディジタル線路導体2bと地導体4との間に生じる容量成分であり容量C1に比較してその値が小さい。図4の等価回路の右方から容量C1側を見た場合も同様である。したがって、図3−1,図3−2のように構成された容量性素子の容量値は非常に小さい。
一方、図1−1、図1−2の構成では、例えば接続点Aから地導体4側を見ると、内層線路導体部5がビア6bで短絡されており、また、接続点Aが地導体4の短絡点から1/4波長程度離れた構成となるため、内層線路導体部5によるインピーダンス変換作用によって、接続点Aから地導体4側を見たインピーダンス(Z1およびC4による見かけ上のインピーダンス)が非常に大きくなり、接続点Aを略オープンと見なすことができる。また、このことは接続点Bにおいても同様であり、接続点Bから地導体4側を見たインピーダンス(Z2およびC5による見かけ上のインピーダンス)も非常に大きくなり、接続点Bを略オープンと見なすことができる。
その結果、図2の等価回路では、容量C2と容量C3とが直列に接続され(インピーダンスZ3を生じさせる部分の伝送路長は非常に短いので、Z3は非常に小さい)、これらの直列接続容量C2’(=C2・C3/(C2+C3))と容量C1との並列接続容量C1’(=C1+C2’)が、容量性素子全体の容量値として得られ、従来よりも容量値の大きな容量を実現することができる。
なお、図2の等価回路からも明らかなように、容量C2,C3の直列接続容量は、容量C2と容量C3とが等しいときに最も大きくなるので、容量性素子全体の容量値も容量C2と容量C3とが等しいときに最も大きくなる。ここで、図1−1および図1−2の構成に目を向けると、この実施の形態の容量性素子は、各構成部が誘電体基板1の略中央部を中心として対称形(点対称)に配設されおり、容量C2,C3の各容量値が等しくなるような好ましい配置で構成されていることになる。
図5−1は、図1に示した容量性素子の通過損失にかかる計算結果を示す図であり、図5−2は、当該容量性素子の反射損失にかかる計算結果を示す図である。なお、その比較例として、図1に示す構成から内部導体線路を省いて構成された容量性素子の通過損失および反射損失にかかる計算結果をそれぞれ図6−1および図6−2に示す。
これらの図において、特に、図5−1と図6−1とを比較すると、つぎのことが明らかとなる。周知のことではあるが、回路に直列に挿入された容量は、インダクタ成分との共振により、通過損失が最小となる周波数が(2π√(LC))-1で定まる。これより、一般に容量が大きいほど通過損失が最小となる周波数は低くなる。ここで、図5−1および図6−1を比較すると、通過損失が最小となる周波数は明らかに図5−1の方が低い。よって、図1に示した容量性素子は、従来よりも容量値の大きな容量を実現できることが明らかとなる。
以上説明したように、この実施の形態の容量性素子では、実効波長の1/4程度の長さを有するインタディジタル線路導体を有するインタディジタル形容量を誘電体基板上に備えるとともに、端部がビアで短絡された実効波長の1/2程度の長さを有する内層線路導体部を誘電体基板内部に備えた構成としているので、微細加工技術などの製造技術に依存することなく、比較的容易な加工技術によって、従来よりも容量値の大きな容量を実現することができる。
なお、この実施の形態の容量性素子では、容量性素子の各端子を成す入出力マイクロストリップ線路導体3a,3bをインタディジタル形容量2を挟んで対向する位置に配設する構成を一例として示したが、この構成に限定されるものではなく、インタディジタル形容量2のインタディジタル線路導体2a,2bに導電的に接続される任意の位置に配設することが可能である。
実施の形態2.
図7−1は、本発明の実施の形態2にかかる容量性素子の構成を示す上面図であり、図7−2は、その側面図である。これらの各図において、本発明の実施の形態2にかかる容量性素子は、つぎのように構成されている。
まず、誘電体基板1の上部では、実施の形態1と同様にインタディジタル形容量12が形成されているが、このインタディジタル形容量12は、実施の形態1のものとは異なり、インタディジタル構造の一対の線路導体の各一端部が向きを反転する形でクランク形状に折り曲げられて延在配設された一対のインタディジタル線路導体12a,12bを具備するように構成されている。また、実施の形態1では、略平行に配設された線路導体の隣接部分の長さが実効波長の1/4程度に設定されていたが、この実施の形態では、平行して配設された線路導体の隣接部分の長さは実効波長の1/4よりも短くなるように設定されている。一方、実施の形態1と同様に、インタディジタル線路導体12a,12bの各他端部は、インタディジタル線路導体12a,12bよりも幅広の導体部を有する入出力マイクロストリップ線路導体3a,3bにそれぞれ接続されている。
誘電体基板1の内部では、実施の形態1と同様に、内層線路導体部5が形成されている。ただし、実施の形態1とは若干の構成の差異がある。具体的には、上記のようにインタディジタル線路導体12a,12bの各重なり部分の長さが実施の形態1に比べて短くなった関係上、内層線路導体部5を構成する矩形状の導体部の長手方向の長さも短くなり、その分の長さが内層線路導体部5のクランク形状導体部に反映され、クランク形状導体部の先端部が実施の形態1に比べて延在されて配設されている。ただし、内層線路導体部5全体の長さは、実施の形態1と同一または同程度であり、実効波長の1/2程度に設定される。また、実施の形態1と同様に、内層線路導体部5の各端部(両端部)にはビア6a,6bが配設され、これらのビア6a,6bは、内層線路導体部5の各端部と誘電体基板1の下部に形成された地導体4との間を導電的に接続している。
なお、図7−1において、内層線路導体部5を構成する矩形状の導体部およびインタディジタル線路導体12a,12bを構成する矩形状の導体部において、双方の一部の外縁部または一部の内縁部が基板積層方向の上下間において略一致するように図示しているが、必ずしも略一致させる必要はなく、基板積層方向の上下間において、双方が重なり部分を有するように配設されていればよい。
また、図7−1において、入出力マイクロストリップ線路導体3a,3bの導体幅がインタディジタル線路導体12a,12bの各導体幅よりも幅広に図示されているが、必ずしも幅広にする必要はなく、インタディジタル線路導体12a,12bのそれぞれが入出力マイクロストリップ線路導体3a,3bと導電的に接続されていればよい。
上述の実施の形態2にかかる容量性素子では、インタディジタル線路導体12a,12bの一部が平行して配設された線路導体の隣接部分の長さが実効波長の1/4よりも短く、インタディジタル線路導体間の結合は小さくなるが、インタディジタル線路導体12a,12bと内層線路導体部5との間の結合は大きくなる。図2の等価回路でいえば、容量C1の容量値は小さくなるものの、容量C2,C3の各容量値が大きくなることに相当する。特に、この実施の形態の構成では、インタディジタル線路導体12a,12bと誘電体基板1の内部に配設された内層線路導体部5との間の結合が支配的となり、これらの間の容量値を大きくとることができるので、従来よりも容量値の大きな容量を実現することができる。
なお、この実施の形態の容量性素子においても、図7−1、図7−2に示されるように、各構成部を誘電体基板1の略中央部を中心として対称形(点対称)に配設しているので、容量性素子全体の容量値の増加を効果的に行うことができる。
なお、この実施の形態の容量性素子では、容量性素子の各端子を成す入出力マイクロストリップ線路導体3a,3bをインタディジタル形容量12を挟んで対向する位置に配設する構成を一例として示したが、この構成に限定されるものではなく、インタディジタル形容量12のインタディジタル線路導体12a,12bに導電的に接続される任意の位置に配設することが可能である。
以上のように、本発明は、マイクロ波回路やミリ波回路などの高周波回路において、比較的大きな容量値と高い容量精度とが得られるインタディジタル形容量に対する容量値増加技術として有用である。
本発明の実施の形態1にかかる容量性素子の構成を示す上面図である。 本発明の実施の形態1にかかる容量性素子の構成を示す側面図である。 図1−1および図1−2のように構成された容量性素子の等価回路を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる容量性素子を示す図1−1から内層線路導体部を省いた構成を示す上面図である。 本発明の実施の形態1にかかる容量性素子を示す図1−1から内層線路導体部を省いた構成を示す側面図である。 図3−1および図3−2のように構成された容量性素子の等価回路を示す図である。 図1に示した容量性素子の通過損失にかかる計算結果を示す図である。 図1に示した容量性素子の反射損失にかかる計算結果を示す図である。 図1に示す構成から内部導体線路を省いて構成された容量性素子の通過損失にかかる計算結果を示す図である。 図1に示す構成から内部導体線路を省いて構成された容量性素子の通過損失にかかる計算結果を示す図である。 本発明の実施の形態2にかかる容量性素子の構成を示す上面図である。 本発明の実施の形態2にかかる容量性素子の構成を示す側面図である。
符号の説明
1 誘電体基板
2,12 インタディジタル形容量
2a,2b,12a,12b インタディジタル線路導体
3a,3b 入出力マイクロストリップ線路導体
4 地導体
5 内層線路導体部
6a,6b ビア

Claims (3)

  1. 誘電体基板と、
    前記誘電体基板の下面に設けられた地導体と、
    前記誘電体基板の上面に設けられ、略平行に配設された一対の線路導体の隣接する重なり部分の長さが実効波長の1/4程度の長さを有するインタディジタル線路導体と、
    前記インタディジタル線路導体を構成する一対の線路導体の前記重なり部分を有さない部位の一端部にそれぞれ接続される入出力マイクロストリップ線路導体と、
    前記インタディジタル線路導体を下方向に投影した前記誘電体基板の内部位置で、長手方向に該インタディジタル線路導体の前記各重なり部分と同程度の長さを有し、短手方向に該インタディジタル線路導体の各導体幅の和よりも幅広の長さを有する矩形状の導体部の対角上にクランク形状の各導体部が延在配設されて一体的に構成され、かつ、その線路長が実効波長の1/2程度の長さを有する内層線路導体部と、
    前記内層線路導体部の各端部と前記地導体との間をそれぞれ接続するビアと、
    を備えたことを特徴とする容量性素子。
  2. 誘電体基板と、
    前記誘電体基板の下面に設けられた地導体と、
    前記誘電体基板の上面に設けられ、インタディジタル構造の一対の線路導体の各一端部が向きを反転する形でクランク形状に折り曲げられて延在配設され、該一対の線路導体のうち、略平行に隣接して配設された部分の各重なり部分の長さが実効波長の1/4未満の長さを有するインタディジタル線路導体と、
    前記インタディジタル線路導体を構成する一対の線路導体の各他端部にそれぞれ接続される入出力マイクロストリップ線路導体と、
    前記インタディジタル線路導体を下方向に投影した前記誘電体基板の内部位置で、長手方向に該インタディジタル線路導体の前記各重なり部分と同程度の長さを有し、短手方向に該インタディジタル線路導体の各導体幅の和よりも幅広の長さを有する矩形状の導体部の対角上にクランク形状の各導体部が配設されて一体的に構成された内層線路導体部と、
    前記内層線路導体部の各端部と前記地導体との間をそれぞれ接続するビアと、
    を備えたことを特徴とする容量性素子。
  3. 前記インタディジタル線路導体および前記内層線路導体部のそれぞれが対称形に配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の容量性素子。
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