JP4315852B2 - ビール搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ビールの製造工程において、タンク間でビールの搬送を行うビール搬送装置に関する。
特許文献1には、第1タンクと第2タンクとを繋ぐ搬送管と、搬送管に連結した排水管とを備え、搬送管内に滞留する脱気水を排水した後で、搬送管と排水管との間に設けた排出バルブを閉じると共に、搬送管と第2タンクとの間に設けた流入バルブを開けて第2タンク内にビールを供給している。
特開平9−206061号公報
しかし、特許文献1に記載の従来技術は、排出バルブとしてコントロールバルブを用いているので、コントロールバルブの閉動作を素早く行えず、閉動作中に排水管からビールが排出されてしまうという問題がある。また、コントロールバルブを既存の装置に組み込む必要があり、構成が複雑になるという問題がある。
本発明は、簡単な構成で脱気水の排水時に排出されるビールの無駄を防止できるビール搬送装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、ビールを貯留した第1タンクと、空の第2タンクと、第1タンクと第2タンクとを繋ぐ搬送管と、搬送管に連結した排水管とを備え、搬送管には第1タンクから供給されたビールを第2タンクへ搬送するポンプを設けており、搬送管と第2タンクとの間には流入バルブを設けており、搬送管と排水管との間には排出バルブを設けており、搬送管内に滞留する脱気水を排水した後に排出バルブを閉めると共に流入バルブを開いて第2タンク内にビールを供給するビール搬送装置であって、排水管には排出バルブの下流側にオリフィス板を設けたことを特徴とする。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、排水管にはフランジ継手を設けており、オリフィス板はフランジ継手に取付自在であることを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、請求項1又は2に記載の発明において、搬送管には脱気水とビールとの切替わりを検出する導電率センサを設けており、導電率センサの検出信号に応じて流入バルブ及び排出バルブの開閉動作を行うことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、第1タンク内に貯留したビールはポンプにより搬送管内に送り出される。ビールが搬送管内に送り込まれると、搬送管内に滞留した脱気水はビールに押し出されて排水管から排水される。排水管から脱気水が排水されると、排出バルブを閉じると共に流入バルブを開いて、第2タンク内にビールが供給される。
排水管にオリフィス板を設けたので、排出バルブを閉じて流入バルブを開いたときには、大きな流量で第2タンク内にビールを供給できると共に、流入バルブを閉じて排出バルブを開いたときには、オリフィス板により流量が絞られるので、脱気水の排水時に排出されるビールの無駄を防止できる。
また、排水管にオリフィス板を設けるだけなので、構成が簡単である。
請求項2に記載された発明によれば、請求項1に記載された発明と同様の効果が得られると共に、オリフィス板がフランンジ継手に取付自在なので、オリフィス板の交換が容易であり、異なる穴径のオリフィス板を用いることで流量の変更が容易にできる。
請求項3に記載された発明によれば、請求項1又は2に記載された発明と同様の効果が得られると共に、脱気水とビールとの切替わりを検出する導電率センサを設けたので、ビールの検出が容易であり、排出バルブ及び流入バルブの開閉動作の始動を早くでき、脱気水の排水時に排出されるビールの無駄を防止できる。
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本実施の形態に係る飲料搬送装置の概略図、図2は図1に示す飲料搬送装置の排水管の概略図であり、図2中一点鎖線で抜き出して示す図はオリフィス板を示す平面図である。
本実施の形態に係るビール搬送装置1は、醗酵したビールを貯留した醗酵タンク(第1タンク)3と、醗酵タンク3の隣りに配置した空の熟成タンク(第2タンク)5と、醗酵タンク3と熟成タンク5とを繋ぐ搬送管7と、搬送管7に連結した排水管9とを備え、搬送管7には醗酵タンク3から供給されたビールを熟成タンク5へ搬送するインバータポンプ11(ポンプ)を設けている。また、搬送管7内には醗酵タンク3及び熟成タンク5を洗浄した際の水(脱気水)がそのまま滞留している。
搬送管7と熟成タンク5との間には流入バルブ13を設けており、流入バルブ13の開閉動作により、搬送管7内からビールの出入りを操作している。また、搬送管7と排水管9との間には排出バルブ15を設けており、排出バルブ15の開閉動作により排水管9からの排水を操作している。
また、搬送管7には脱気水とビールとの切替わりを検出する導電率センサ17を設けており、導電率センサ17の検出信号に応じて流入バルブ13及び排出バルブ15の開閉を行なっている。
排水管にはフランジ継手19を設けており、フランジ継手19にはオリフィス穴23を形成した金属製のオリフィス板21を差し込んで取り付けている。
次に、上記した構成に基づき、本実施の形態の作用を説明する。醗酵タンク3内に貯留したビールはインバータポンプ11により一定の圧力で搬送管7内に送り出される。ビールが搬送管7内に送り込まれると、搬送管7内に滞留した脱気水はビールに押し出されて排水管9から排水される。排水管9から脱気水が排水されると、排出バルブ15を閉じると共に流入バルブ13を開く。流入バルブ13を開くと搬送管7から熟成タンク5内にビールが供給される。
本実施の形態では、排水管9のフランジ継手19にオリフィス板21を設けたので、排出バルブ15を閉じて流入バルブ13を開いたときには、大きな流量で熟成タンク5内にビールを供給できると共に、流入バルブ13を閉じて排出バルブ15を開いたときには、オリフィス板21により流量が絞られるので、脱気水の排水時(特に、排出バルブ15の閉じ動作中)に排出されるビールの無駄を防止できる。
また、オリフィス板21がフランンジ継手19に取付自在なので、オリフィス板21の交換が容易であり、異なる穴径のオリフィス板21を用いることで流量の変更が容易にできる。
脱気水とビールとの切替わりを検出する導電率センサ17を設けたので、ビールの検出が容易であり、排出バルブ15の閉動作の始動を早くでき、排出されるビールの量を削減できる。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
図3は変形例に係るビール搬送装置の概略図を示している。係る変形例では制御部25によってインバータポンプ11、流入バルブ13、排出バルブ15の駆動制御を行っている。そして、導電率センサ17が搬送管7を流れる脱気水とビールとの切替わりを検出すると、検出信号を制御部25が受けて排出バルブ15を閉じると共に、流入バルブ13を開くようになっている。このように、導電率センサ17の検出信号を受けて排出バルブ15が閉じるので、排出バルブ15を迅速に閉じることができ、排出されるビールの量を減らすことができる。
上述の実施の形態では、醗酵タンク3から熟成タンク5にビールを搬送する場合について説明したが、これに限定されず、例えば仕込みタンクから醗酵タンク3、熟成タンク5から濾過溜タンクにビールを搬送する構成であっても良い。
本実施の形態に係るビール搬送装置の概略図である。 図1に示す飲料搬送装置の排水管の概略図であり、図2中一点鎖線で抜き出して示す図はオリフィス板を示す平面図である。 変形例に係るビール搬送装置の概略図である。
符号の説明
1 ビール搬送装置
3 醗酵タンク(第1タンク)
5 熟成タンク(第2タンク)
7 搬送管
9 排水管
11 インバータポンプ(ポンプ)
13 流入バルブ
15 排出バルブ
17 導電率センサ
19 フランジ継手
21 オリフィス板




Claims (3)

  1. ビールを貯留した第1タンクと、空の第2タンクと、第1タンクと第2タンクとを繋ぐ搬送管と、搬送管に連結した排水管とを備え、搬送管には第1タンクから供給されたビールを第2タンクへ搬送するポンプを設けており、搬送管と第2タンクとの間には流入バルブを設けており、搬送管と排水管との間には排出バルブを設けており、搬送管内に滞留する脱気水を排水した後に排出バルブを閉めると共に流入バルブを開いて第2タンク内にビールを供給するビール搬送装置であって、排水管には排出バルブの下流側にオリフィス板を設けたことを特徴とするビール搬送装置。
  2. 排水管にはフランジ継手を設けており、オリフィス板はフランジ継手に取付自在であることを特徴とする請求項1に記載のビール搬送装置。
  3. 搬送管には脱気水とビールとの切替わりを検出する導電率センサを設けており、導電率センサの検出信号に応じて流入バルブ及び排出バルブの開閉動作を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載のビール搬送装置。
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