JP4314632B2 - 面発光装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エッジライト方式の面発光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、エッジライト方式の照明装置としては、図7の如く、断面U字形の反射板4で囲まれた冷陰極管からなるランプ3に一端面を対向させている導光板1があり、導光板1は光透過率の高い透明アクリル樹脂からなる断面楔型のもので、ランプ3には厚みが最大となっている端面が対向しており、その裏面側にはドットパターンの印刷などによって拡散反射部2を備えるとともに反射板6が裏面に配設されている。また導光板1の表面には乳白色アクリル板からなる表示面兼拡散板7が配されている。そして上記ランプ3は、導光板1の厚み内で導光板1の厚み方向において表面側にずらして配置されている。
【0003】
この場合、ランプ3から出て導光板1の上記一端面(入射端面)に向かう光のうち、導光板1の裏面側へと向かう直接光の量を表面側へと向かう量よりも多くとることができるものであり、導光板1を断面楔型としてランプ3から見て奥の方まで直接光が届きやすくなるようにしていることや、拡散反射部2の構成をランプ3からの距離に応じて変更していることと併せて、表面側の輝度の均一性の向上を図ることができるものである。(例えば特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献】
特許第3202908号(5頁、第2図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、拡散反射部2のドットパターン印刷を形成することは手間がかかり、またコストアップにつながるという問題がある。また、印刷の別の手段として導光板自体にプリズムカットを施して幾何学的なパターンを形成する方法もあるが、このパターン形成を機械加工で行うと加工費が嵩むし、射出成形などによって成形する場合は初期費用として金型費用が必要となり、少量生産には不向きといった問題がある。 また、仮にドットパターンを形成しないと、光源近傍より遠ざかるにしたがって入射した光が減衰することから、光源近傍が異常に明るく遠ざかるほど暗くなり、不均一な発光面になることは言うまでもない。
また、導光板1を断面楔型にするには新たな加工や成形が必要であり、市販の板材を用いることができないといった問題があった。
【0006】
さらに、従来例のようにランプ3が導光板1の厚み内で導光板1の厚み方向において表面側にずらして配置されていると、ランプ端部の絶縁ゴムソケットやランプへ給電するための配線部材であるランプソケットが導光板表面から突出してしまい、これらを収納する部分を導光板と面一にできない。ましてや使用者がランプ交換することを前提とした面発光装置を提供する場合は、ランプが脱着できるランプソケットでランプを保持する必要があり、脱着可能なランプソケットは接続端子を備えた関係で外郭がランプ直径より大きいのが一般的であるので、システムキッチンの化粧板(前板)や洗面所の化粧棚、或いはキャビネットなどに用いる場合に、この突出部が邪魔となり、デザイン性を損なうといった問題があった。
【0007】
また、表示面兼拡散板7と導光板との固定は金属枠などで固定されるのが一般的であるが、例えば従来の面発光装置をシステムキッチンの化粧板(前板)や洗面所の化粧棚、或いはキャビネットなどに用いる場合、この金属枠などの見栄えに問題がある場合は枠を化粧板で覆う必要があり、化粧板全体を光らせることができないし、デザイン的制約が発生し、構造が複雑化するといった問題があった。
【0008】
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、簡単な構成により導光板の表面の輝度を略均一にするとともに、光源や光源へ給電するための配線部材が導光板から突出することなく導光板と面一なデザイン性に優れた面発光装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の発明は、透明な導光板の少なくとも一端面側に光源を配置し、前記導光板の裏面側に光反射層を備えた面発光装置において、前記光反射層は前記導光板の裏面側に略一様に形成され、前記導光板の表面側へ向かって入射する光量は裏面側へ向かって入射する光量より多く、前記導光板の表面側へ向かって入射する光と該導光板の表面とが交わる点における法線とのなす角度が、前記導光板内における全反射の臨界角以上であって、前記光源が配置される側の前記導光板の端面は、該導光板の表面に対して鋭角をなす鋭角面として形成され、該鋭角面と接して第2の導光板を備え、前記第2の導光板は前記導光板の裏面方向に向かって傾斜しており、該鋭角面と反対側の前記第2の導光板の端面に対向して前記光源を配置した。
【0017】
光源と対向する第2の導光板の端面から入射した光源の光は、第2の導光板内を導光して前記鋭角面部分から先に述べた導光板に入射する。この導光板の表面側へ向かって入射する光量は裏面側へ向かって入射する光量より多く、導光板の表面側へ向かって入射する光と導光板の表面とが交わる点における法線とのなす角度が、導光板内における全反射の臨界角以上にしたので、光反射層にドットパターン印刷を形成したり、導光板自体にプリズムカットを施して幾何学的なパターンを形成したり、導光板を断面楔型にすることなく、導光板の表面の輝度を略均一にすることができる。
【0018】
また、第2の導光板は先に述べた導光板の裏面方向に向かって傾斜し、その先に光源が位置するので、光源や光源へ給電するための配線部材の表面は先に述べた導光板の表面よりかなり下方に位置する。これにより、大きめの外郭を持つランプソケットを用いても、ランプソケットが導光板表面から突出することはない。その結果、システムキッチンの化粧板(前板)や洗面所の化粧棚、或いはキャビネットなどに本発明の面発光装置を用いても、光源や光源へ給電するための配線部材を収納する部分が導光板と面一となり、デザイン性を損なうことはない。
【0019】
本発明の請求項2の発明は、請求項1記載の面発光装置において、前記光源の中心と前記鋭角をなす鋭角面の厚み方向の中心とを結ぶ線に対し、該鋭角をなす鋭角面、および該鋭角面と接する前記第2の導光板の端面とを略直角とした。また、請求項3記載の発明は、前記鋭角をなす鋭角面、および該鋭角面と接する前記第2の導光板の端面の厚み方向の断面形状は、前記光源の中心と略同心円形状とした。
【0020】
これにより、第2の導光板から鋭角をなす鋭角面への入射角度が鋭角面に対し略垂直になるので、鋭角面での反射ロスが低減し、効率よく入射できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を、添付図面により詳細に説明する。
【0024】
【実施例】
図1は参考例に係る面発光装置の一実施例を示す模式断面図、図2は参考例に係る面発光装置の一実施例を示す模式平面図である。図中、10は導光板、11は線状光源、12は光反射層、13は着色板、14は表面側に向かった光、15は裏面側に向かった光、16は法線とのなす角度、17は線状光源11の端部の絶縁ゴムソケットを示す。
【0025】
導光板10としては、厚さ1mm〜5mm程度の矩形形状が好ましく、材料としては、光を効率よく通過させる物質であれば特に限定されず、たとえばアクリル、ポリカーボネート、ポリスチレン、アクリルスチレン、ポリ塩化ビニルなどの樹脂、或いはガラスなどを使用することができる。また、導光板10の全側面は平滑に仕上げるのが好ましい。なお、導光板10は湾曲していてもよい。
【0026】
線状光源11としては、直径1.5mm〜4mm程度の熱陰極線管や冷陰極線管を用いる。線状光源11は図1のように一側面にのみ配置してもよいし、他の側面にも配置してもよい。また、線状光源11の形状は真っ直ぐなもの、隣接する二側面にわたるL字状のもの、隣接する三側面にわたるコ字状のものを使用できる。また、絶縁ゴムソケット17は線状光源11への給電配線と線状光源11の電極との半田付け部分を絶縁するためであり、材料としてはシリコンゴムなどが挙げられる。
【0027】
導光板10の裏面全面には、光反射層12がほぼ一様に形成されている。光反射層12の形成方法としては、マットインキを用いたグラビア印刷、オフセット印刷、スクリーン印刷などの印刷法や転写法がある。光反射層12はアイボリー(象牙色)に着色され、膜厚は15μm程度である。光反射層12は、線状光源11より導光板10内に導かれた光を散乱反射し、その一部を導光板10の表面側に向かわせるものである。
【0028】
導光板10の端面の裏面側には着色板13が装着されている。着色板13は、光の透過率が00%未満なので、裏面側に向かった光は着色板13を透過する際に減衰し導光板10に入射する。また、導光板10の表面側に向かった光はそのまま減衰することなく導光板10の端面に入射する。なお、光の透過率が100%未満のものであれば着色板に限らず、また、導光板10の端面の裏面側自体に何らかの処理を施すことでその部分の光の透過率を低くしても良い。
【0029】
法線とのなす角度16は、表面側への入射光14と導光板10の表面とが交わる点における法線とのなす角度であり、導光板10内における全反射の臨界角以上としている。なお、全反射の臨界角は導光板の材質により決まるものであり、例えばアクリル板の場合は約42°10′である。
【0030】
以上の構成により、線状光源11から発せられた光の内、導光板10の裏面側に向かった光15は、着色板13によって減衰した光が導光板10に入射して光反射層12によって散乱反射し面発光するので、散乱反射光自体が少量となり線状光源近傍で強い光による異常な発光をすることはない。
【0031】
一方、線状光源11から発せられた光の内、導光板10の表面側に向かった光14は、導光板10内における全反射の臨界角以上で入射しているので、導光板10の表面側から導光板外へ漏れることなく光を有効利用できるとともに、漏れた光による線状光源近傍での強い光による異常な発光を回避できる。さらに、導光板10の表面側へ向かった光14は、減衰することなく導光板10に入射して導光板10の表面で裏面側の光反射層12に向かって反射し、光反射層12によって散乱反射し面発光する。この面発光は、導光板10の表面で一旦反射後に裏面側の光反射層12に向かった光によるものなので、線状光源から離れた地点であり、線状光源近傍の強い光による異常な明るさとはならないし、暗くなりがちの線状光源より離れた地点を明るく面発光させることができる。
【0032】
したがって、光反射層にドットパターン印刷を形成したり、導光板自体にプリズムカットを施して幾何学的なパターンを形成したり、導光板を断面楔型にすることなく、導光板の表面の輝度を略均一にすることができる。
【0033】
また、線状光源11および絶ゴムソケット17の表面が導光板10の表面より下方になるように配置したので、これらが導光板表面より突出することなくフラットな面発光装置を提供できる。
【0034】
さらに、光反射層にドットパターン印刷を形成したり、導光板自体にプリズムカットを施して幾何学的なパターンを形成していないので、非点灯状態においては、導光板10の表面側からの外光によって、導光板10の裏面全面に形成された光反射層12が反射し、光反射層12の色調であるアイボリー(象牙色)に見えることから、光反射層12を予め化粧面材として好適な質感・色調に仕上げておくことで、非点灯時には思い通りの質感・色調を持った外観品質を得ることができる。
【0035】
なお、導光板10の表面側に向かった光14の光量を裏面側に向かった光15の光量より相対的に多くする別の手段として、導光板10の端部の裏面側の一部を遮蔽する方法もある。遮蔽材としては金属板などが挙げられ、線状光源に対向する面の反射率が高い遮蔽材を用いることで、遮蔽する光を導光板10と異なった方向に反射させ、その反射光を別の用途に用いたりすることことも可能である。
【0036】
図3は参考例に係る面発光装置の一実施例を示す模式断面図である。
図中、10は導光板、11は線状光源、12は光反射層、14は表面側に向かった光、15は裏面側に向かった光、16は法線とのなす角度、17は線状光源11の端部の絶縁ゴムソケットを示し、これらは図1と同様であり説明を省略する。
【0037】
ここでは導光板10における入射端面と導光板10の表面とのなす角度αが鋭角となるようにしている。この場合、上記角度αが直角である場合に比して、導光板10の表面側へ向かった光14の光量は、裏面側へ向かった光15の光量より多くなるので、光源近傍の強い光による異常な発光を回避することができ、導光板の表面の輝度を略均一にすることができる。
【0038】
図4は参考例に係る面発光装置の一実施例を示す模式断面図である。
図中、10は導光板、11は線状光源、12は光反射層、14は表面側に向かった光、15は裏面側に向かった光、16は法線とのなす角度、17は線状光源11の端部の絶縁ゴムソケットを示し、これらは図1と同様であり説明を省略する。
【0039】
ここでは線状光源11の位置を導光板10の厚み方向の中心より導光板10の裏面側に配置したので、導光板10の表面側へ向かった光14の光量は、裏面側へ向かった光15の光量より多くなり、光源近傍の強い光による異常な発光を回避することができ、導光板の表面の輝度を略均一にすることができる。
【0040】
図5は本発明に係る面発光装置の一実施例を示す模式断面図である。
図中、50は第1の導光板、51は第2の導光板、55はスリム形蛍光ランプ、57はランプ脱着可能なランプソケット、12は光反射層、14は表面側に向かった光、53は第1の導光板50の鋭角端面、52は鋭角端面53の厚み方向中心に向かうランプ光、54はランプ光52と鋭角端面53とのなす角度、56は法線とのなす角度を示す。
【0041】
ここでは第1の導光板50における入射端面と第1の導光板50の表面とのなす角度αが鋭角となるようにしてあり、鋭角端面53は第2の導光板51と接して取付けられている。鋭角端面53の厚み方向中心に向かうランプ光52は、鋭角端面53とのなす角度βが略直角となっている。法線とのなす角度56は、表面側に向かった光14と第1の導光板50の表面とが交わる点における法線とのなす角度であり、第1の導光板50内における全反射の臨界角以上としている。スリム形蛍光ランプ55、およびランプソケット57はいずれも第1の導光板50の表面より下方に配置されている。
【0042】
以上の構成により、第1の導光板50の表面側へ向かった光14は第1の導光板50の裏面側へ向かって入射する光量より多く、第1の導光板50の表面側へ向かった光14と第1の導光板50の表面とが交わる点における法線とのなす角度αを導光板内における全反射の臨界角以上にしたので、光反射層にドットパターン印刷を形成したり、導光板自体にプリズムカットを施して幾何学的なパターンを形成したり、導光板を断面楔型にすることなく、導光板の表面の輝度を略均一にすることができる。
【0043】
また、第2の導光板51の端面から入射したスリム形蛍光ランプ55の光は、第2の導光板51内を導光して鋭角端面53から第1の導光板50に略直角に入射するので、鋭角端面53での反射ロスが低減し、効率よく入射できる。
【0044】
さらに、スリム形蛍光ランプ55、およびランプソケット57はいずれも第1の導光板50の表面より下方に配置したので、大きめの外郭を持つランプソケットを用いてもこれらが導光板表面から突出することはない。その結果、システムキッチンの化粧板(前板)や洗面所の化粧棚、或いはキャビネットなどに本発明の面発光装置を用いても、ランプおよびランプソケットを収納する部分が突出することなく第1の導光板50と面一にすることができ、デザイン性を損なうことはない。
【0045】
なお、鋭角端面53の厚み方向の断面形状をスリム形蛍光ランプ55の中心と略同心円形状にすることで、スリム形蛍光ランプ55から鋭角端面53に向かって発せられる光全体を鋭角端面53に対して略直角に入射させ、入射効率を上げてもよい。
【0046】
また、第2の導光板51を耐熱性の高いグレードとすることで、スリム形蛍光ランプ55との距離を狭めても良い。さらに、第1、第2の導光板を一体に形成しても良い。
【0047】
以上の実施例において、光反射層12は印刷法や転写法により導光板と一体に形成されているので、光反射層を金属枠などで固定する必要がなく、化粧板の全体を光らせることができ、デザインの自由度が増すばかりではなく、簡易構造で済み、製作上、取扱い上、優位であることは言うまでもない。また、光反射層12の裏側に高い反射率の反射層を追加し、光反射層12から裏側に漏れた光を導光板10の表面側に反射させ、より明るい面発光装置としても良い。この高い反射率の反射層も、反射層12と同様に印刷法や転写法により導光板と一体に形成すれば良い。
【0048】
図6は本発明に係る面発光装置を化粧棚に用いた一実施例を示す模式断面図である。
図中、50は第1の導光板、51は第2の導光板、55はスリム形蛍光ランプ、57はランプ脱着可能なランプソケット、12は光反射層、14は表面側に向かった光、53は第1の導光板50の鋭角端面、52は鋭角端面53の厚み方向中心に向かうランプ光を示し、図5と同様に形成されている。64は棚を保持する金具で、表面は遮光性の高い白色塗装で仕上げられており、膜厚は25μm程度で、第1の導光板50と一体である光反射層12と両面テープで接合されている。また、取付けネジ67で壁68に固定されている。65はスリム形蛍光ランプ55、ランプソケット57を覆う化粧板で、第1の導光板50と面一になっている。66はのスリム形蛍光ランプ55の安定器である。
【0049】
このような面発光装置を化粧棚に用いることで、非点灯時は第1の導光板50の表側からの外光により光反射面12の色調であるアイボリー(象牙色)に見え、良好な質感、色調を得ることができる。また、点灯時には第1の導光板50の表側が略均一に面発光し、棚の置物に対するアイキャッチ効果や光装飾効果、さらには設置空間への光アクセントとして従来にない化粧棚となる。
また、第1の導光板50と光反射層12を一体としたので、少なくとも棚正面の側面、すなわち使用者側から見て手前側の棚側面に固定枠が不要であり、固定枠のない自然でスッキリとした、しかも薄型の面発光機能付きの化粧棚を提供できる。さらに、スリム形蛍光ランプ55、ランプソケット57は突出することなく化粧板65に覆われ第1の導光板50と面一になっているので、デザイン性を損なうことはなく、しかも化粧板65も第1の導光板50と同様に棚板として使用することができる。
【0050】
なお、化粧板65の内面を高反射率としてランプの反射板として用いても良いし、別途反射板を設け、反射光を第1の導光板の表面側に多く入射させるようにしても良い。
【0051】
さらに、光源の発光色は白色とは限らず、青や緑にすることで、非点灯時、点灯時で異なった色調を体感することができ、装飾性、話題性に富んだ商材となることは言うまでもない。
【0052】
【発明の効果】
以上述べた通り、本発明によれば、光反射層にドットパターン印刷を形成したり、導光板自体にプリズムカットを施して幾何学的なパターンを形成したり、導光板を断面楔型にすることなく、簡単な構成により、導光板の表面の輝度を略均一にすることができる。さらに、光源や光源へ給電するための配線部材が導光板から突出することなく導光板と面一なデザイン性に優れた面発光装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例に係る面発光装置を示す模式断面図である。
【図2】参考例に係る面発光装置を示す模式平面図である。
【図3】参考例に係る面発光装置の他の実施例を示す模式断面図である。
【図4】参考例に係る面発光装置の他の実施例を示す模式断面図である。
【図5】本発明の一実施例に係る面発光装置の他の実施例を示す模式断面図である。
【図6】本発明の一実施例に係る面発光装置を化粧棚に用いた実施例を示す模式断面図である。
【図7】従来技術に係る面発光装置を示す模式断面図である。
Claims (3)
- 透明な導光板の少なくとも一端面側に光源を配置し、前記導光板の裏面側に光反射層を備えた面発光装置において、前記光反射層は前記導光板の裏面側に略一様に形成され、前記導光板の表面側へ向かって入射する光量は裏面側へ向かって入射する光量より多く、前記導光板の表面側へ向かって入射する光と該導光板の表面とが交わる点における法線とのなす角度が、前記導光板内における全反射の臨界角以上であって、前記光源が配置される側の前記導光板の端面は、該導光板の表面に対して鋭角をなす鋭角面として形成され、該鋭角面と接して第2の導光板を備え、前記第2の導光板は前記導光板の裏面方向に向かって傾斜しており、該鋭角面と反対側の前記第2の導光板の端面に対向して前記光源を配置したことを特徴とする面発光装置。
- 請求項1記載の面発光装置において、前記光源の中心と前記鋭角をなす鋭角面の厚み方向の中心とを結ぶ線に対し、該鋭角をなす鋭角面、および該鋭角面と接する前記第2の導光板の端面とを略直角としたことを特徴とする面発光装置。
- 請求項1記載の面発光装置において、前記鋭角をなす鋭角面、および該鋭角面と接する前記第2の導光板の端面の厚み方向の断面形状は、前記光源の中心と略同心円形状としたことを特徴とする面発光装置。
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