JP4314178B2 - 画像形成装置、サービス機能分割統治方法およびサービス機能分割統治プログラム - Google Patents

画像形成装置、サービス機能分割統治方法およびサービス機能分割統治プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置、サービス機能分割統治方法およびサービス機能分割統治プログラムに係り、特に所定のサービス機能に対するリクエストを処理するサービスファンクション手段を備えた画像形成装置、サービス機能分割統治方法およびサービス機能分割統治プログラムに関する。
近年、プリンタ,コピー,ファクシミリ,スキャナ等の各装置の機能を1つの筐体内に収納した画像形成装置(以下、複合機という)が知られるようになった。複合機は1つの筐体内にプロッタ,スキャナ等を設けると共に、プリンタ,コピー,ファクシミリ,スキャナ等にそれぞれ対応するソフトウェアを設け、それらのソフトウェアを切り替えることより、プリンタ,コピー,ファクシミリ,スキャナ等として動作させるものである(例えば、特許文献1参照)。
複合機は、プリンタ,コピー,ファクシミリ,スキャナ等の各装置の機能を有しているため、機器管理の対象(以下、管理対象という)が多かった。そこで、複合機では管理対象に応じた処理を行うサービスファンクション(以下、SFという)を用意し、そのSFにより機器管理サービス機能を提供していた。
特開2003−341175号公報
しかしながら、複合機における管理対象は機器の構成に応じて変化する。この為、SFは機器の全ての構成に対処できるように、使用される可能性のある全ての管理対象に予め対応させておかなければならない。例えばファックス機能の無い複合機であってもファックス機能を追加する可能性があれば、SFはファックスの管理対象に応じた処理を行うようにしておかなければならなかった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、複合機の構成に応じたサービスファンクション手段を容易に実現可能な画像形成装置、サービス機能分割統治方法およびサービス機能分割統治プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、所定のサービス機能に対するリクエストを処理するサービスファンクション手段を有する画像形成装置であって、前記サービスファンクション手段はマスタサービスファンクション手段及びサブサービスファンクション手段を含み、前記サブサービスファンクション手段は、動作状態となったときに前記マスタサービスファンクション手段に登録要求を行うと共に、前記マスタサービスファンクション手段から分配された前記リクエストの処理を行い、前記マスタサービスファンクション手段は、リクエスト種別に応じて前記リクエストを前記サブサービスファンクション手段に分配することを特徴とする。
また、本発明は、所定のサービス機能に対するリクエストを処理するサービスファンクション手段を有する画像形成装置のサービス機能分割統治方法であって、前記サービスファンクション手段はマスタサービスファンクション手段及びサブサービスファンクション手段を含み、動作状態となったときに前記サブサービスファンクション手段が前記マスタサービスファンクション手段に登録要求を行う段階と、前記マスタサービスファンクション手段がリクエスト種別に応じて前記リクエストを前記サブサービスファンクション手段に分配する段階と、前記サブサービスファンクション手段が前記マスタサービスファンクション手段から分配された前記リクエストの処理を行う段階とを有することを特徴とする。
また、本発明は、所定のサービス機能に対するリクエストを処理するサービスファンクション手段を有する画像形成装置に、動作状態となったときに前記サービスファンクション手段に含まれるサブサービスファンクション手段が前記サービスファンクション手段に含まれるマスタサービスファンクション手段に登録要求を行う手順と、前記マスタサービスファンクション手段がリクエスト種別に応じて前記リクエストを前記サブサービスファンクション手段に分配する手順と、前記サブサービスファンクション手段が前記マスタサービスファンクション手段から分配された前記リクエストの処理を行う手順とを実行させるためのサービス機能分割統治プログラムであることを特徴とする。
本発明では、所定のサービス機能に対するリクエストを処理するサービスファンクション手段マスタサービスファンクション手段およびサブサービスファンクション手段を含み、動作状態となったサブサービスファンクション手段をマスタサービスファンクション手段に登録することができるので、画像形成装置の構成に応じたサービスファンクション手段を実現できる。また、本発明ではマスタサービスファンクション手段が、リクエスト種別に応じてリクエストをサブサービスファンクション手段に分配し、サブサービスファンクション手段がリクエストの処理を実行できる。
本発明によれば、複合機の構成に応じたサービスファンクション手段を容易に実現可能な画像形成装置、サービス機能分割統治方法およびサービス機能分割統治プログラムを提供可能である。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明していく。なお、本実施例では画像形成装置の一例としてプリンタ,コピー,ファクシミリ,スキャナ等の各装置の機能を1つの筐体内に収納した複合機を一例として説明していくが、画像形成に係る処理を行う如何なる画像形成装置であってもよい。また、本実施例ではSFの一例として機器管理サービスのSFについて説明していくが、他のSFであってもよい。
図1は、本発明による複合機のソフトウェア構成について説明するための一実施例の構成図である。複合機1は、ソフトウェア群2と,起動部3と,ハードウェア資源4とを含むように構成される。
ハードウェア資源4は、プロッタ11と,スキャナ12と,ファクシミリなどのその他のハードウェアリソース13とを含む。ソフトウェア群2は、UNIX(登録商標)などのオペレーティングシステム(以下、OSという)上に起動されているアプリケーション層5とプラットフォーム6とを含む。
アプリケーション層5は、プリンタ,コピー,ファックスおよびスキャナなどの画像形成にかかる処理またはウェブサービスにかかる処理を行うプログラムを含む。図1のアプリケーション層5は、プリンタアプリ21と,コピーアプリ22と,ファックスアプリ23と,スキャナアプリ24と,ウェブサービスアプリ25と,ウェブサービスファンクション(以下、WSFという)26と,SF27a〜27nとを含む。SF27a〜27nのうちの何れかのSFを示す場合は、単に符号27を用いる。
WSF26は、予め定義されている関数によりウェブサービスアプリ25からのリクエストを受信可能とするアプリケーションプログラムインターフェース(以下、APIという)28を有する。また、SF27は予め定義されている関数によりWSF26からのリクエストを受信可能とするAPI29を有する。
WSF26は、ウェブサービスアプリ25からのリクエストを受信すると、そのリクエストをSF27に対するリクエストに変換する。WSF26はリクエストに応じて一つのSF27を選択し、選択したSF27にAPI29経由でリクエストを送信する。SF27はリクエストを受信すると、そのリクエストに応じた処理を行う。
プラットフォーム6は、アプリケーション層5からのリクエストを解釈してハードウェア資源4の獲得要求を発生するコントロールサービス層7と、ハードウェア資源4の管理を行ってコントロールサービス層7からの獲得要求を調停するSRM(システムリソースマネージャ)8と、SRM8からの獲得要求に応じてハードウェア資源4の管理を行うハンドラ層9とを含む。
コントロールサービス層7は、NCS31,DCS32,OCS33,FCS34,ECS35,MCS36,UCS37,SCS38など、一つ以上のサービスモジュールを含む。なお、プラットフォーム6は予め定義されている関数により、アプリケーション層5からのリクエストを受信するAPI51を有するように構成されている。OSは、アプリケーション層5およびプラットフォーム6の各ソフトウェアをプロセスとして並列実行する。
NCS(ネットワークコントロールサービス)31のプロセスは、ネットワーク側から各プロトコルによって受信したデータを各アプリケーションに振り分ける際の仲介、又は各アプリケーションからのデータをネットワーク側に送信する際の仲介を行う。
DCS(デリバリーコントロールサービス)32のプロセスは、複合機1に蓄積されている文書データの配送などの制御を行う。OCS(操作パネルコントロールサービス)33のプロセスは、後述する操作パネルの制御を行う。
FCS(ファックスコントロールサービス)34のプロセスは、アプリケーション層5からPSTNまたはISDN網を利用したファックスの送受信,バックアップ用のメモリで管理されている各種ファックスデータの登録又は引用,ファックスの読み取り,ファックスの受信印刷などを行うためのAPIを提供する。
ECS(エンジンコントロールサービス)35のプロセスは、プロッタ11,スキャナ12,ハードウェアリソース13などのエンジン部の制御を行う。MCS(メモリコントロールサービス)36のプロセスは、メモリの取得及び解放,HDDの利用,画像データの圧縮および伸張などの制御を行う。UCS(ユーザ情報コントロールサービス)37のプロセスは、ユーザ情報の管理を行うものである。
SCS(システムコントロールサービス)38のプロセスは、操作部の制御,システム画面の表示,LEDの表示,ハードウェア資源の管理,アプリケーションの管理,割り込みアプリケーションの制御などの処理を行う。
SRM8のプロセスは、SCS38と共にシステムの制御およびハードウェア資源4の管理を行うものである。例えばSRM8のプロセスは、プロッタ11やスキャナ12などのハードウェア資源4を利用する上位層からの獲得要求に従って調停を行い、ハードウェア資源4の実行を制御する。
具体的に、SRM8のプロセスは獲得要求されたハードウェア資源4が利用可能であるか(他の獲得要求により利用されていないか)を判定し、利用可能であれば獲得要求されたハードウェア資源4が利用可能である旨を上位層に通知する。SRM8のプロセスは上位層からの獲得要求に対してハードウェア資源4を利用するためのスケジューリングを行い、リクエストの処理(プリンタエンジンによる紙搬送と作像動作,メモリの確保,ファイル生成など)を直接行っている。
また、ハンドラ層9は後述するFCU(ファックスコントロールユニット)の管理を行うFCUH(ファックスコントロールユニットハンドラ)41と、プロセスに対するメモリの割り振り及びプロセスに割り振ったメモリの管理を行うIMH(イメージメモリハンドラ)42とを含む。
SRM8及びFCUH41は、予め定義されている関数によりハードウェア資源4に対するリクエストを送信するエンジンI/F52を利用して、ハードウェア資源4に対するリクエストを行う。図1の構成により、複合機1は各アプリケーションで共通的に必要な処理をプラットフォーム6で一元的に処理することができる。次に、複合機1のハードウェア構成について説明する。
図2は、本発明による複合機のハードウェア構成について説明するための一実施例の構成図である。図2の複合機1は、コントローラ60,操作パネル80,FCU81,エンジン部82を有する。
コントローラ60は、CPU61,システムメモリ62,NB63,SB64,ASIC66,ローカルメモリ67,HDD68、NIC69,USB I/F70,IEEE1394 I/F71,セントロニクス I/F72を有する。操作パネル80は、コントローラ60のASIC66に接続されている。また、FCU81およびエンジン部82はコントローラ60のASIC66にPCIバス83を介して接続されている。
コントローラ60は、ASIC66にローカルメモリ67,HDD68などが接続されると共に、CPU61とASIC66とがCPUチップセットのNB63を介して接続されている。なお、ASIC66とNB63とはAGP(Accelerated Graphics Port)65を介して接続されている。
CPU61は、複合機1の全体制御を行うものである。図1の複合機1では、CPU61がコントロールサービス層7を形成する1つ以上のサービスモジュール、SRM8、ハンドラ層9を形成するFCUH41,IMH42をOS上に起動させる。また、CPU61はアプリケーション層5を形成するプリンタアプリ21,コピーアプリ22,ファックスアプリ23,スキャナアプリ24,ウェブサービスアプリ25,WSF26,SF27a〜27nを起動して実行させる。
NB(ノースブリッジ)63は、CPU61,システムメモリ62,SB64,ASIC66,NIC69,USB I/F70,IEEE1394 I/F71及びセントロニクス I/F72を接続するためのブリッジである。NB63は、SB64,NIC69,USB I/F70,IEEE1394 I/F71及びセントロニクス I/F72とPCIバス73を介して接続されている。なお、SB(サウスブリッジ)64は、PCIバス73とROMや周辺デバイス等とを接続するためのブリッジである。
システムメモリ62は、描画用メモリ等として用いるメモリである。ローカルメモリ67は、コピー用画像バッファ,符号バッファ等として用いるメモリである。ASIC66は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのICである。また、HDD68は画像データの蓄積,文書データの蓄積,プログラムの蓄積,フォントデータの蓄積,フォームの蓄積などを行うストレージ(補助記憶装置)の一例である。
NIC(ネットワークインターフェースカード)69は、複合機1をインターネットやLAN等のネットワークに接続するインターフェース機器である。また、USB I/F70,IEEE1394 I/F71およびセントロニクス I/F72は、夫々の規格に準じたインターフェースである。操作パネル80は、ユーザからの入力操作を受け付けると共に、ユーザに向けた表示を行う操作部である。なお、FCU81はバックアップ用のメモリを有している。FCU81が有するメモリは、例えば複合機1の電源がOFFのときに受信したファクシミリデータを一時的に格納するために利用される。
図3は、SFの一例の構成図である。図3のSF27は、一つのマスタSF101,1つ以上のサブSF102a〜102nを含む。サブSF102a〜102nのうちの何れかのサブSFを示す場合は、単に符号102を用いる。ここでは、機器管理サービスのSF27の例を説明する。
マスタSF101は、機器管理サービスに対するリクエストを受信する。マスタSF101が受信するリクエストには、管理対象種別や管理対象が特定されたリクエストが含まれる。マスタSF101は、管理対象種別の全リスト、管理対象種別とサブSF102との対応を管理している。マスタSF101は、管理対象種別や管理対象が対応する一つのサブSF102に、受信したリクエストを分配する。なお、マスタSF101は受信したリクエストが機器管理サービス全体に対するリクエストの場合、そのリクエストに応じた処理を行うこともある。
サブSF102は、マスタSF101からリクエストを受信すると、そのリクエストに応じた処理を行う。つまり、サブSF102は機器管理サービスの処理を実装する。例えば機器管理サービスのSF27の場合、管理対象種別と管理対象との対応は図4のようになる。図4は、管理対象種別と管理対象との対応を表した一例の説明図である。
例えば図4の「システム」,「ネットワーク」,「プリンタ」,「ファックス」及び「スキャナ」等は、管理対象種別を表す。また、図4の項目名「time」,「sntpServer」及び「timezone」は管理対象を表す。即ち、機器管理サービスのSF27では管理対象を種別ごとに分類し、管理対象種別ごとにサブSF102を設けている。図5は管理対象の詳細を表した一例の説明図である。例えば図5のオブジェクト名は管理対象を表している。さらに、項目名は管理対象を構成する項目を表している。
図3のマスタSF101及びサブSF102について、図6を参照しつつ詳細に説明していく。図6は、マスタSFおよびサブSFの一例の構成図である。図6のマスタSF101は、SF登録サーバ201と,ハンドラ処理部202と,SF管理オブジェクト203と,SF処理クライアント206と,リクエスト分配処理部207とを有する。SF管理オブジェクト203は、SFプロセス管理リスト204と,サブSF管理リスト205とを有する構成である。また、サブSF102はSF登録クライアント211と,オブジェクト212,213と,メソッド固有処理部214と,SF処理サーバ215とを有する。
マスタSF101とサブSF102とは、プロセス間通信を利用して相互制御を行っている。マスタSF101とサブSF102との間のプロセス間通信には、登録用通信と処理用通信とが存在している。登録用通信は、サブSF102のSF登録クライアント211とマスタSF101のSF登録サーバ201との間で行われる。また、処理用通信はマスタSF101のSF処理クライアント206とサブSF102のSF処理サーバ215との間で行われる。
サブSF102は、1つ以上のオブジェクト212,213を実装できる。例えば登録用通信では、動作状態となったサブSF102のSF登録クライアント211がSF登録サーバ201に対して、サポートするオブジェクト212,213の数だけ登録要求を送信する。
SF登録サーバ201は、ライブラリから呼び出されるハンドラ処理部202で、登録要求を受信したサブSF102の管理情報をSF管理オブジェクト203に登録する。具体的に、ハンドラ処理部202はSFプロセス管理リスト204にサーバ名およびクライアント情報構造体を登録すると共に、そのSFプロセス管理リスト204に対応付けられたサブSF管理リスト205にクライアントID,オブジェクト名,プロセスID,共有メモリサイズ,オブジェクトID,アクティブ状態を登録する。
例えば図6のサブSF102から登録要求を送信すると、ハンドラ処理部202はSFプロセス管理リスト204にサーバ名「Server1」、SF処理クライアント206のクライアント情報構造体を登録し、サブSF管理リスト205にサブSF102のクライアントID、オブジェクト名「Object1」,「Object2」、サブSF102のプロセスID,処理用通信で利用する共有メモリサイズ,オブジェクト212,213のオブジェクトID及びアクティブ状態(有効又は無効)を登録する。
また、ハンドラ処理部202は処理用通信が可能となるようにSF処理クライアント206を起動し、サブSF102のSF処理サーバ215に対してプロセス間通信のクライアント登録を行う。
一方、リクエスト分配処理部207はウェブサービスアプリ25等のクライアントからWSF26経由で機器管理サービスに対するリクエストを受信する。リクエスト分配処理部207は、オブジェクトIDやオブジェクトクラスをキー情報としてSF管理オブジェクト203に照会し、SF処理クライアント206のサーバ名を取得する。ここでは、リクエストに対応するサブSF102とプロセス間通信が可能なSF処理クライアント206のサーバ名を取得している。
リクエスト分配処理部207は、取得したサーバ名で特定されるSF処理クライアント206とサブSF102のSF処理サーバ215とのプロセス間通信により、クライアントから受信したリクエストをSF処理サーバ215に送信する。SF処理サーバ215は受信したリクエストをメソッド固有処理部214に送信する。メソッド固有処理部214はリクエストに応じた処理をオブジェクト212又は213に行わせる。
図7は、一つのマスタSFおよび複数のサブSFの一例の構成図である。図7では、マスタSF101が3つのサブSF102a〜102cとプロセス間通信を行うため、それぞれのサブSF102a〜102cに対応したSF処理クライアント206a〜206cを有している。
なお、SF処理クライアント206aはサブSF102aのSF処理サーバ215aに対してプロセス間通信のクライアント登録がされている。SF処理クライアント206bはサブSF102bのSF処理サーバ215bに対してプロセス間通信のクライアント登録がされている。SF処理クライアント206cはサブSF102cのSF処理サーバ215cに対してプロセス間通信のクライアント登録がされている。
リクエスト分配処理部207はクライアントからWSF26経由で機器管理サービスに対するリクエストを受信する。リクエスト分配処理部207は、オブジェクトIDやオブジェクトクラスをキー情報としてSF管理オブジェクト203に照会し、SF処理クライアント206a〜206cの何れかのサーバ名を取得する。ここでは、リクエストに対応するサブSF102a〜102cの何れかとプロセス間通信が可能なSF処理クライアント206a〜206cの何れかのサーバ名を取得している。
リクエスト分配処理部207は、取得したサーバ名で特定されるSF処理クライアント206a〜206cの何れかと、SF処理サーバ215a〜215cの何れかとのプロセス間通信により、クライアントから受信したリクエストをSF処理サーバ215a〜215cの何れかに送信する。メソッド固有処理部はSF処理サーバ215a〜215cの何れかからリクエストを受信し、リクエストに応じた処理をオブジェクトに行わせる。
図8は、サブSF登録要求のイベントに対するハンドラ処理の一例の構成図である。マスタSF101では、SF登録サーバ201へのサブSF登録要求のイベントに対するハンドラ処理で次のような処理を行う。
最初に、ハンドラ処理部202はSF管理オブジェクト203をロックする。ここでロックとは、ハンドラ処理部202以外からのSF管理オブジェクト203の照会及び更新を禁止することを言う。ハンドラ処理部202は、SF管理オブジェクト203のSFプロセス管理リスト204に、該当するオブジェクトのSF処理クライアント206が存在するか否かを照会する。
該当するオブジェクトのSF処理クライアント206がSFプロセス管理リスト204に存在し、SF処理クライアント206が未起動の場合、ハンドラ処理部202はSF処理クライアント206を初期化した後、起動する。SF処理クライアント206の初期化に成功すると、ハンドラ処理部202はSF管理オブジェクト203にSFプロセス管理リスト204およびサブSF管理リスト205の追加とサブSF102のオブジェクトの有効化を依頼する。
次に、ハンドラ処理部202はSF処理クライアント206に、サブSF102のSF処理サーバ215に対するマスタSF登録要求を行わせる。ただし、SF登録要求はマスタ処理クライアント206の初回登録時のみ行う。例えば既に登録済みのサブSF102が停止後の再開要求としてサブSF登録要求を送信してきた場合、再度、マスタSF登録要求をしないようにチェックする。そして、ハンドラ処理部202はSF管理オブジェクト203のロックを解除する。
図9は、サブSF停止要求のイベントに対するハンドラ処理の一例の構成図である。マスタSF101では、SF登録サーバ201へのサブSF停止要求のイベントに対するハンドラ処理で次のような処理を行う。
最初に、ハンドラ処理部202はSF管理オブジェクト203をロックする。ハンドラ処理部202は、SF管理オブジェクト203にサブSF102のオブジェクトの無効化を依頼する。ただし、SF処理クライアント206は停止させない。そして、ハンドラ処理部202はSF管理オブジェクト203のロックを解除する。
図10は、マスタSF及びサブSF間のメッセージのシーケンス図である。ステップS1では、サブSFのSF登録クライアントからマスタSFのSF登録サーバへのサブSF登録要求のメッセージ送信が行われる。サブSF登録要求のメッセージを受信すると、マスタSFは一連のサブSF登録処理を行う。ステップS2に進み、マスタSFのSF処理クライアントからサブSFのSF処理サーバへのマスタSF登録要求のメッセージ送信が行われる。
なお、サブSFのSF登録クライアントは、サブSF登録要求のメッセージを送信したあと、マスタSFのSF登録サーバに対するクライアントをいったん終了するようにしてもよい。この場合、ステップS5でサブSF停止要求のメッセージを送信する前に、SF登録クライアントの初期化及び起動を行う。マスタSFは、再起動したサブSFのSF登録クライアントに対しても、プロセスIDとオブジェクト名とが一致すれば同一のクライアントと見なしてSF管理オブジェクトを制御する。
ステップS3では、マスタSFのリクエスト分配処理部がリクエストを受信する。ステップS4に進み、マスタSFのリクエスト分配処理部はリクエストに応じたSF処理クライアントとサブSFのSF処理サーバとのプロセス間通信により、各メソッドの呼び出しを行う。
ステップS5では、サブSFのSF登録クライアントからマスタSFのSF登録サーバへのサブSF停止要求のメッセージ送信が行われる。サブSF停止要求のメッセージを受信すると、マスタSFは一連のサブSF停止処理を行う。
図11は、リクエスト分配処理部が行うリクエスト分配処理の一例のフローチャートである。リクエスト分配処理部は、クライアントからWSF経由で機器管理サービスに対する図12のようなリクエストを受信する。図12は、機器管理サービスに対するリクエストの一覧表である。
機器管理サービスに対するリクエストには、機器管理サービス全体に対するリクエストであるバージョン取得,サービス状態取得,セッション開始,セッション終了,セッション延長,機器占有開始,機器占有終了,管理対象種別一覧取得等と、管理対象種別が特定されたリクエストである管理対象一覧取得等と、管理対象が特定されたリクエストである管理対象ケーパビリティ取得,管理対象設定値取得,管理対象設定変更等がある。
また、機器管理サービスに対するリクエストには、マスタSFで処理したあと、サブSFに通知が必要なリクエストであるセッション開始,セッション終了,機器占有開始,機器占有終了等がある。
図12のようなリクエストを受信すると、リクエスト分配処理部は図11のリクエスト分配処理を開始する。ステップS11に進み、リクエスト分配処理部は受信したリクエストのタイプを判定する。
機器管理サービス全体に対するリクエストであると判定すれば、リクエスト分配処理部はステップS12に進み、クライアントから受信したリクエストをマスタSFで処理する。ステップS13に進み、リクエスト分配処理部207はマスタSFで処理したあと、サブSFに通知が必要なリクエストであるか否かを判定する。
サブSFに通知が必要なリクエストであると判定すれば、リクエスト分配処理部207はステップS14に進み、SF処理クライアントとサブSFのSF処理サーバとのプロセス間通信により、マスタSFで処理したリクエストを通知して処理を終了する。サブSFに通知が必要なリクエストでないと判定すれば、リクエスト分配処理部207は処理を終了する。
管理対象種別や管理対象が特定されたリクエストであると判定すれば、リクエスト分配処理部はステップS15に進み、例えばオブジェクトIDやオブジェクトクラスに応じてサブSFを特定するリクエスト振り分け処理を行う。ステップS16に進み、リクエスト分配処理部207は特定したサブSFにリクエストを委譲して処理を終了する。
次に、ステップS15のリクエスト振り分け処理について説明する。例えば図6の構成図の場合、リクエスト分配処理部207はクライアントからのリクエストに含まれるオブジェクトIDをキー情報としてSF管理オブジェクト203に照会する。
SF管理オブジェクト203は、オブジェクトIDをキー情報としてサブSF管理リスト205を検索し、検索されたサブSF管理リスト205に対応付けられているSFプロセス管理リスト204からサーバ名を読み出す。SF管理オブジェクト203は、読み出したサーバ名をリクエスト分配処理部207に送信する。リクエスト分配処理部207はリクエストに対応するサブSF102とプロセス間通信が可能なSF処理クライアント206のサーバ名を取得することで、リクエストを分配するサブSF102を特定できる。
一方、リクエストに含まれるオブジェクトIDを図13に示すように、サブSF102のプロセスIDを含ませて構成しておくことにより、図14に示すようなリクエスト振り分け処理が可能となる。図13は、オブジェクトIDの一例の構成図である。
図14は、リクエスト振り分け処理の一実施例のフローチャートである。ステップS21に進み、リクエスト分配処理部207はクライアントからのリクエストに含まれるオブジェクトIDからサブSF102のプロセスIDを取得する。ステップS22に進み、リクエスト分配処理部207はサブSF102のプロセスIDをキー情報としてSF管理オブジェクト203に照会する。
SF管理オブジェクト203は、サブSF102のプロセスIDをキー情報としてサブSF管理リスト205を検索し、検索されたサブSF管理リスト205に対応付けられているSFプロセス管理リスト204からサーバ名を読み出す。SF管理オブジェクト203は、読み出したサーバ名をリクエスト分配処理部207に送信する。リクエスト分配処理部207はリクエストに対応するサブSF102とプロセス間通信が可能なSF処理クライアント206のサーバ名を取得することで、リクエストを分配するサブSF102を特定できる。
また、リクエストに含まれるオブジェクトIDを図13に示すように、管理対象種別IDや管理対象IDを含ませて構成しておくと共に、サブSF102のプロセスIDと管理対象種別ID及び管理対象IDとが対応付けられているオブジェクト管理テーブルを用意しておくことにより、図15に示すようなリクエスト振り分け処理が可能となる。
図15は、リクエスト振り分け処理の一実施例のフローチャートである。ステップS31に進み、リクエスト分配処理部207はクライアントからのリクエストに含まれる管理対象種別IDや管理対象IDを取得する。ステップS32に進み、リクエスト分配処理部207はオブジェクト管理テーブルを参照して、管理対象種別IDや管理対象IDに対応付けられているサブSF102のプロセスIDを取得する。ステップS33に進み、リクエスト分配処理部207はサブSF102のプロセスIDをキー情報としてSF管理オブジェクト203に照会する。
SF管理オブジェクト203は、サブSF102のプロセスIDをキー情報としてサブSF管理リスト205を検索し、検索されたサブSF管理リスト205に対応付けられているSFプロセス管理リスト204からサーバ名を読み出す。SF管理オブジェクト203は、読み出したサーバ名をリクエスト分配処理部207に送信する。リクエスト分配処理部207はリクエストに対応するサブSF102とプロセス間通信が可能なSF処理クライアント206のサーバ名を取得することで、リクエストを分配するサブSF102を特定できる。
さらに、リクエストに含まれるオブジェクトIDを図13に示すように、管理対象種別IDや管理対象IDを含ませて構成しておくと共に、管理対象種別IDと管理対象IDとが対応付けられている管理対象種別管理テーブルおよびサブSF102のプロセスIDと管理対象種別IDとが対応付けられているオブジェクト管理テーブルを用意しておくことにより、図16に示すようなリクエスト振り分け処理が可能となる。
図16は、リクエスト振り分け処理の一実施例のフローチャートである。ステップS41に進み、リクエスト分配処理部207はリクエストの対象が管理対象か管理対象種別かを判定する。管理対象であると判定すると、リクエスト分配処理部207はステップS42に進み、クライアントからのリクエストに含まれる管理対象IDに対応付けられた管理対象種別IDを取得して、ステップS43に進む。管理対象種別であると判定すると、リクエスト分配処理部207はステップS43に進む。
ステップS43では、リクエスト分配処理部207が、オブジェクト管理テーブルを参照して、管理対象種別IDに対応付けられているサブSF102のプロセスIDを取得する。ステップS44に進み、リクエスト分配処理部207はサブSF102のプロセスIDをキー情報としてSF管理オブジェクト203に照会する。
SF管理オブジェクト203は、サブSF102のプロセスIDをキー情報としてサブSF管理リスト205を検索し、検索されたサブSF管理リスト205に対応付けられているSFプロセス管理リスト204からサーバ名を読み出す。SF管理オブジェクト203は、読み出したサーバ名をリクエスト分配処理部207に送信する。リクエスト分配処理部207はリクエストに対応するサブSF102とプロセス間通信が可能なSF処理クライアント206のサーバ名を取得することで、リクエストを分配するサブSF102を特定できる。
本実施例では、機器管理サービスに対するリクエストを処理するSF27をマスタSF101およびサブSF102とに分け、動作状態となったサブSF102をマスタSF101に登録することができるので、画像形成装置の構成に応じた機器管理サービスのSF27を実現できる。また、本実施例ではマスタSF101が、リクエストをサブSF102に分配し、サブSF102がリクエストの処理を実行可能である。
上記した実施例1では、マスタSF101とサブSF102との間に2系統のプロセス間通信が存在しているが、図17の構成図のように1系統のプロセス間通信で実現することもできる。図17は、マスタSFおよびサブSFの他の一例の構成図である。なお、図17の構成図は一部を除いて図6の構成図と同様であるため、同一部分に同一符号を付して説明を適宜省略する。
図17のマスタSF101は、SF登録サーバ201と,ハンドラ処理部202と,SF管理オブジェクト203と,リクエスト分配処理部207と,イベント要求部208とを有する。SF管理オブジェクト203は、SFプロセス管理リスト204と,サブSF管理リスト205とを有する構成である。また、サブSF102はSF登録クライアント211と,オブジェクト212,213と,メソッド固有処理部214とを有する。
マスタSF101とサブSF102とは、プロセス間通信を利用して相互制御を行っている。マスタSF101とサブSF102との間には、1系統のプロセス間通信が存在している。具体的に、マスタSF101とサブSF102との間のプロセス間通信は、サブSF102のSF登録クライアント211とマスタSF101のSF登録サーバ201との間で行われる。なお、動作状態となったサブSF102のSF登録クライアント211をSF登録サーバ201に対して登録する処理は、図6の構成図と同様である。なお、ハンドラ処理部202はリクエストに応じたサブSFへのイベントが可能となるようにイベント要求部208を起動する。
一方、リクエスト分配処理部207はウェブサービスアプリ25等のクライアントからWSF26経由で機器管理サービスに対するリクエストを受信する。リクエスト分配処理部207は、オブジェクトIDやオブジェクトクラスをキー情報としてSF管理オブジェクト203に照会し、イベント要求部208を特定する。ここでは、リクエストに対応するサブSF102へのイベントが可能となるイベント要求部208を特定している。
リクエスト分配処理部207は、特定したイベント要求部208にクライアントから受信したリクエストを送信する。イベント要求部208は、SF登録サーバ201からSF登録クライアント211にイベントを行わせる。サブSF102のSF登録クライアント211は、イベントによりSF登録サーバ201から受信したリクエストをメソッド固有処理部214に送信する。メソッド固有処理部214はリクエストに応じた処理をオブジェクト212に行わせる。
本実施例では、実施例1が2系統のプロセス間通信で行っていた処理を、1系統のプロセス間通信で実現できる。即ち、本実施例ではマスタSF101に対するサブSF102の登録とサブSF102に対するリクエストの分配とを1系統のプロセス間通信で実行可能である。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。なお、特許請求の範囲に記載したリクエスト種別は、リクエストの内容(バーション取得など),リクエストの対象(timezoneなど),リクエストを処理するサブSF等によるリクエストの区別である。
本発明による複合機のソフトウェア構成について説明するための一実施例の構成図である。 本発明による複合機のハードウェア構成について説明するための一実施例の構成図である。 SFの一例の構成図である。 管理対象種別と管理対象との対応を表した一例の説明図である。 管理対象の詳細を表した一例の説明図である。 マスタSFおよびサブSFの一例の構成図である。 一つのマスタSFおよび複数のサブSFの一例の構成図である。 サブSF登録要求のイベントに対するハンドラ処理の一例の構成図である。 サブSF停止要求のイベントに対するハンドラ処理の一例の構成図である。 マスタSF及びサブSF間のメッセージのシーケンス図である。 リクエスト分配処理部が行うリクエスト分配処理の一例のフローチャートである。 機器管理サービスに対するリクエストの一覧表である。 オブジェクトIDの一例の構成図である。 リクエスト振り分け処理の一実施例のフローチャートである。 リクエスト振り分け処理の一実施例のフローチャートである。 リクエスト振り分け処理の一実施例のフローチャートである。 マスタSFおよびサブSFの他の一例の構成図である。
符号の説明
1 複合機
2 ソフトウェア群
3 起動部
4 ハードウェア資源
25 ウェブサービスアプリ
26 ウェブサービスファンクション(WSF)
27 サービスファンクション(SF)
28,29 アプリケーションプログラムインターフェース(API)
101 マスタSF
102,102a〜102n サブSF
201 SF登録サーバ
202 ハンドラ処理部
203 SF管理オブジェクト
204 SFプロセス管理リスト
205 サブSF管理リスト
206 SF処理クライアント
207 リクエスト分配処理部
208 イベント要求部
211 SF登録クライアント
212,213 オブジェクト
214 メソッド固有処理部
215 SF処理サーバ

Claims (21)

  1. 所定のサービス機能に対するリクエストを処理するサービスファンクション手段を有する画像形成装置であって、
    前記サービスファンクション手段はマスタサービスファンクション手段及びサブサービスファンクション手段を含み、
    前記サブサービスファンクション手段は、動作状態となったときに前記マスタサービスファンクション手段に登録要求を行うと共に、前記マスタサービスファンクション手段から分配された前記リクエストの処理を行い、
    前記マスタサービスファンクション手段は、リクエスト種別に応じて前記リクエストを前記サブサービスファンクション手段に分配する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記サブサービスファンクション手段は、動作状態となったときに前記マスタサービスファンクション手段に処理可能な前記リクエスト種別を通知し、
    前記マスタサービスファンクション手段は、前記リクエスト種別と前記サブサービスファンクション手段との対応関係を管理手段に登録する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記マスタサービスファンクション手段は、前記管理手段を参照し、前記リクエスト種別に対応する前記サブサービスファンクション手段に前記リクエストを分配することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記マスタサービスファンクション手段は、リクエスト種別に応じて前記リクエストの処理を行うことを特徴とする請求項2又は3記載の画像形成装置。
  5. 前記マスタサービスファンクション手段は、リクエスト種別に応じて前記リクエストの処理を行ったあと、前記リクエストの処理を行った旨を前記サブサービスファンクション手段に通知することを特徴とする請求項2又は3記載の画像形成装置。
  6. 前記サブサービスファンクション手段は、前記マスタサービスファンクション手段に前記登録要求を送信する登録クライアントと、前記マスタサービスファンクション手段からのリクエストを受信する処理サーバとを有するプロセスであり
    前記マスタサービスファンクション手段は、前記サブサービスファンクション手段から前記登録要求を受信する登録サーバと、前記リクエストを前記サブサービスファンクション手段に送信する処理クライアントとを有するプロセスであり
    前記マスタサービスファンクション手段と前記サブサービスファンクション手段との間には2系統のプロセス間通信が存在することを特徴とする請求項2乃至5何れか一項記載の画像形成装置。
  7. 前記サブサービスファンクション手段は、前記マスタサービスファンクション手段に前記登録要求を送信する一方、前記マスタサービスファンクション手段からのリクエストをイベントで受信する処理クライアントを有し、
    前記マスタサービスファンクション手段は、前記サブサービスファンクション手段から前記登録要求を受信する一方、前記リクエストをイベントで前記サブサービスファンクション手段に送信する処理サーバとを有し、
    前記マスタサービスファンクション手段と前記サブサービスファンクション手段との間には1系統のプロセス間通信が存在することを特徴とする請求項2乃至5何れか一項記載の画像形成装置。
  8. 前記マスタサービスファンクション手段は、前記登録要求を送信した前記サブサービスファンクション手段が前記管理手段に登録されていなければ、前記マスタサービスファンクション手段の処理クライアントと前記サブサービスファンクション手段の処理サーバとを起動したあと前記管理手段に登録することを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  9. 前記マスタサービスファンクション手段は、前記登録要求を送信した前記サブサービスファンクション手段が前記管理手段に登録されていれば、マスタサービスファンクション手段の処理クライアントと前記サブサービスファンクションの処理サーバとを起動させることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  10. 前記マスタサービスファンクション手段は、前記サブサービスファンクション手段から停止要求を受信すると、前記停止要求を送信した前記サブサービスファンクション手段の無効化を前記管理手段に登録することを特徴とする請求項6乃至9何れか一項記載の画像形成装置。
  11. 前記サブサービスファンクション手段は、1つ以上のオブジェクトを有しており、前記オブジェクト毎に前記登録要求を行うことを特徴とする請求項1乃至10何れか一項記載の画像形成装置。
  12. 前記マスタサービスファンクション手段は、前記リクエストに含まれるオブジェクト識別子に応じて前記リクエストを前記サブサービスファンクション手段に分配することを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  13. 前記マスタサービスファンクション手段は、前記リクエストに含まれる前記サブサービスファンクション手段の識別子に応じて前記リクエストを前記サブサービスファンクション手段に分配することを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  14. 前記マスタサービスファンクション手段は、前記リクエストに含まれる前記リクエストの対象の識別子に応じて前記リクエストを前記サブサービスファンクション手段に分配することを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  15. 前記管理手段は、前記オブジェクト識別子,前記サブサービスファンクション手段の識別子または前記リクエストの対象の識別子と前記処理サーバとの対応関係が登録されていることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  16. 前記マスタサービスファンクション手段は、前記登録サーバのライブラリから呼び出されるハンドラ処理で前記格納手段に、前記リクエスト種別と前記サブサービスファンクション手段との対応関係を登録することを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  17. 前記マスタサービスファンクション手段および前記サブサービスファンクション手段は機器管理サービス機能に対するリクエストを処理することを特徴とする請求項1乃至16何れか一項記載の画像形成装置。
  18. 前記マスタサービスファンクション手段は、前記リクエストが前記機器管理サービス機能全体に対するリクエストであれば前記リクエストの処理を行い、前記リクエストが機器管理サービス機能の管理対象または管理対象種別を特定したリクエストであれば前記サブサービスファンクション手段に前記リクエストを分配することを特徴とする請求項17記載の画像形成装置。
  19. 前記マスタサービスファンクション手段は、ウェブサービス層のプロセスから前記リクエストを受信することを特徴とする請求項1乃至18何れか一項記載の画像形成装置。
  20. 所定のサービス機能に対するリクエストを処理するサービスファンクション手段を有する画像形成装置のサービス機能分割統治方法であって、
    前記サービスファンクション手段はマスタサービスファンクション手段及びサブサービスファンクション手段を含み、
    動作状態となったときに前記サブサービスファンクション手段が前記マスタサービスファンクション手段に登録要求を行う段階と、
    前記マスタサービスファンクション手段がリクエスト種別に応じて前記リクエストを前記サブサービスファンクション手段に分配する段階と、
    前記サブサービスファンクション手段が前記マスタサービスファンクション手段から分配された前記リクエストの処理を行う段階と
    を有することを特徴とするサービス機能分割統治方法。
  21. 所定のサービス機能に対するリクエストを処理するサービスファンクション手段を有する画像形成装置に、
    動作状態となったときに前記サービスファンクション手段に含まれるサブサービスファンクション手段が前記サービスファンクション手段に含まれるマスタサービスファンクション手段に登録要求を行う手順と、
    前記マスタサービスファンクション手段がリクエスト種別に応じて前記リクエストを前記サブサービスファンクション手段に分配する手順と、
    前記サブサービスファンクション手段が前記マスタサービスファンクション手段から分配された前記リクエストの処理を行う手順と
    を実行させるためのサービス機能分割統治プログラム。
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