JP4314132B2 - エンジン駆動型オイルフリー圧縮機 - Google Patents
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Description
他方の側壁11b側に形成されたパッケージ10内の空間内に、前記仕切板13に形成された連通口14と連通すると共に該仕切板13に沿って上方に延設された排風ダクト10bを形成すると共に、該排風ダクト10bと他方の側壁11b間にタンク室10cを形成し、
前記エンジン40の出力軸の軸線方向が前記仕切板13と直交方向となるよう、前記エンジン40を前記主室10a内の前記仕切板13側に配置すると共に、前記一方の側壁11a側において前記エンジン40の出力軸に前記圧縮機本体20を連結し、かつ、前記圧縮機本体20と前記一方の側壁11a間に、前記圧縮気体の冷却手段(アフタクーラ52)及びクーラントの冷却手段(クーラントクーラ53)を、例えば高さ方向に並べて、集合配置したことを特徴とする(請求項1、2)。
また、パッケージ10の一方の側壁11a側における主室10a内には、この端部側壁11aに沿ってインタクーラ51、アフタクーラ52、クーラントクーラ53等の冷却手段が上下方向に並べて集合配置されているために、前記冷却手段が壁のようになり、この一方の端部側壁11aを透過して漏洩しようとする主室10a内の騒音は、この冷却手段により遮られてパッケージ10外に漏出し難いものとなり、これらの構成により、騒音が機外に漏洩し難いエンジン駆動型オイルフリー圧縮機を提供することができた。
本発明のエンジン駆動型のオイルフリー圧縮機1は、図1〜3に示すように、フレーム12上にエンジン40、このエンジン40によって駆動される圧縮機本体20、該圧縮機本体20において圧縮された圧縮気体を冷却するインタクーラ51やアフタクーラ52等の圧縮気体の冷却手段、エンジンのウォータジャケット内に導入されたクーラントを冷却するためのクーラントの冷却手段(クーラントクーラ53)その他、エンジン駆動型オイルフリー圧縮機1を構成する各種機器を載置すると共に、このフレーム12上に載置された前記各機器をボンネット11により覆うことにより形成されたパッケージ型の圧縮機であり(本明細書において、フレーム12とボンネット11とを総称して「パッケージ」という。)、このパッケージ10により各構成機器を包囲することにより、パッケージ10内に収容された各機器等が発生する騒音が機外に漏出することが防止されている。
このパッケージ10の内部は、対向する1組の側壁11a,11b間の所定の位置に配置された、連通口14を備えた仕切板13によって垂直方向に仕切られており、この仕切板13と前記一方の側壁11a間のパッケージ10内の空間を、エンジン40、該エンジン40により駆動される圧縮機本体20、前記圧縮機本体20より圧縮された圧縮気体を冷却するインタクーラ51、アフタクーラ52、及び前記エンジンのクーラントを冷却するクーラントクーラ53、圧縮機本体の軸受部や、圧縮機本体に設けられた動力伝達機構(本実施形態にあっては「増速機」)等の潤滑が必要とされる部分(本明細書においてこのような潤滑を必要とする部分を「被潤滑部」という。)に導入され、これらを潤滑した潤滑油を冷却するオイルクーラ54(図3参照)、その他、本発明のオイルフリー圧縮機を構成する主要な機器が収容される主室10aと成すと共に、この主室10aを画成するボンネット11の側壁に、パッケージ内に収容された各機器を冷却するための冷却風を導入する、冷却風の流入口15を形成している。
前述の主室10a内に収容される機器のうち、前記エンジン40は、圧縮機本体20の駆動源であると共に、図示の実施形態にあっては前記パッケージ10内を冷却する冷却風の発生手段であるファン41の駆動源としても機能するもので、本実施形態において使用するエンジン40は、その両端より突出された出力軸を有すると共に、この出力軸の軸線方向が前述の仕切板13に対して直交方向となるように前記主室10a内に収容されている。
前述のインタクーラ51、アフタクーラ52、クーラントクーラ53、オイルクーラ54の各冷却手段は、図示の実施形態にあってはパッケージ10外に配置された例えば冷却塔等の冷却媒体の供給源(図示せず)を介してパッケージ10内に導入された冷却媒体(冷却水)と、圧縮機本体20より吐出された圧縮気体、被潤滑部を潤滑した後の潤滑油、エンジン40を冷却したクーラントと熱交換して、これらを冷却すると共に、本実施形態にあっては、この冷却塔より導入された冷却媒体を圧縮機本体20(図6に示す例では高圧段の圧縮機本体27のみ)に形成されたウォータジャケット内に導入することにより、圧縮機本体20を冷却可能に構成していると共に等、これらの各部において熱交換に使用された冷却媒体を前述の冷却塔に回収して冷却し、冷却塔において冷却された冷却媒体を再度パッケージ10内に導入して前記各部の冷却に使用するように構成している。
以上のように、エンジン駆動型オイルフリー圧縮機を構成する各機器を収容したパッケージ10を構成する前述のボンネット11には、前述の主室10aを画成する側壁であって、エンジン40の出力軸の軸線方向に対して平行方向を成す1組の対向する側壁11c,11dが設けられており、この側壁11c,11dには、エンジン40の収容位置に対応した位置にエンジン40用の点検窓93を形成すると共に、このエンジン用点検窓93を開閉可能と成す扉94(94a,94b)設け、主室10aに収容されたエンジン40をこの扉94(94a,94b)の開放により点検可能としている。
以上のように各構成機器がパッケージ10内に収容されていると共に、該構成機器の配置に対応して点検窓93,95や扉94,96が形成されたボンネット11の構成により、本発明のエンジン駆動型オイルフリー圧縮機1にあっては、防音及び点検上、下記のような有利な効果を有する。
仕切板13と側壁11b間のパッケージ10内の空間には、排風ダクト10bと、この排風ダクト10bの側面から底面にかけてを囲むように形成されたタンク室10cが形成されており、このタンク室10c内にエンジン40の燃料タンク91やエンジン用のオイルタンク92を配置したことから、主室10a内で生じたエンジン音や圧縮機本体20より発生した騒音(圧縮機本体20に設けられた動力伝達機構30の作動音も含む)は、この排風ダクト10bやタンク室10c、タンク室10c内に配置された燃料タンク91やオイルタンク92に遮られて機外に漏洩し難いものとなっている。
また、エンジン40の出力軸の軸線方向と平行を成す方向に配置されたパッケージ10の側壁11c,11dには、前記主室10aに対応する位置であって、前記エンジン40、好ましくは圧縮機本体20の配置位置に対応する位置にエンジン用の点検窓93を設けると共に、この点検窓93を開閉可能と成す扉94を設けることにより、この扉94を開放することで、点検窓93を介してエンジン40や圧縮機本体20等の点検及び保守を容易に行うことが可能となる。
10 パッケージ
10a 主室
10b 排風ダクト
10c タンク室
10d マフラ室
11 ボンネット
11a 端部側壁(一方)
11b 端部側壁(他方)
11c,11d 側壁(エンジンの出力軸と平行方向の)
12 フレーム
13 仕切板
14 連通口
15 冷却風の流入口
16 冷却風の排出口
17 シュラウド
20 圧縮機本体
21 低圧段の圧縮機本体
22 吸入口(低圧段の圧縮機本体の)
23 吸入弁
24 シリンダ
26 吐出口(低圧段の圧縮機本体の)
27 高圧段の圧縮機本体
28 吸入口(高圧段の圧縮機本体の)
29 吐出口(高圧段の圧縮機本体の)
30 動力伝達機構(増速機構)
34 オイルポンプ
40 エンジン
41 ファン
42 排気管
43 マフラ
44 排気口
51 インタクーラ
52 アフタクーラ
53 クーラントクーラ
54 オイルクーラ
60 サービスバルブ
70 吐出配管
71 逆止弁
80 放気管
81 サイレンサ
82 放気弁
84 制御盤
85 操作盤
91 燃料タンク
92 オイルタンク
93 エンジン用点検窓
94(94a,94b) 防音扉
95 冷却手段用点検窓
96 防音扉
97 窓(タンク室の)
98 扉
Claims (7)
- 圧縮機の構成機器を収容するパッケージの対向する側壁間の所定位置において、パッケージ内の空間を連通口を有する仕切板によって垂直方向に仕切り、前記対向する側壁の一方の側壁側に形成されたパッケージ内の空間を、オイルフリー型の圧縮機本体と、前記圧縮機本体を駆動するエンジン、前記圧縮機本体より吐出された圧縮気体の冷却手段、及び前記エンジンのクーラントを冷却するクーラントの冷却手段を収容する主室とし、
他方の側壁側に形成されたパッケージ内の空間内に、前記仕切板に形成された連通口に連通すると共に、該仕切板に沿って上方に延設された排風ダクトを形成すると共に、該排風ダクトと前記他方の側壁間にタンク室を形成し、
前記エンジンの出力軸の軸線方向が前記仕切板と直交方向となるよう、前記エンジンを前記主室内の前記仕切板側に配置すると共に、前記一方の側壁側において前記エンジンの出力軸に前記圧縮機本体を連結し、かつ、前記圧縮機本体と前記一方の側壁間に、前記圧縮気体の冷却手段及びクーラントの冷却手段を集合配置したことを特徴とするエンジン駆動型オイルフリー圧縮機。 - 前記圧縮気体の冷却手段及びクーラントの冷却手段を高さ方向に並べて集合配置したことを特徴とする請求項1記載のエンジン駆動型オイルフリー圧縮機。
- 前記圧縮機本体が複数段の圧縮機本体から成ると共に、前記圧縮気体の冷却手段が、低位の圧力段の圧縮機本体より吐出された圧縮気体を高位の圧力段の圧縮機本体に導入する前に冷却する冷却手段を含むことを特徴とする請求項2記載のエンジン駆動型オイルフリー圧縮機。
- 前記各冷却手段の長さ方向を、前エンジンの出力軸に対して直交方向に配置したことを特徴とする請求項2又は3記載のエンジン駆動型オイルフリー圧縮機。
- 前記パッケージが前記エンジンの出力軸に対して平行方向を成す1組の側壁を備え、該側壁の少なくとも一方に、前記エンジンの収容位置に対応してエンジンの点検窓を設けると共に、該エンジンの点検窓を開閉する扉を設けたことを特徴とする請求項2〜4いずれか1項記載のエンジン駆動型オイルフリー圧縮機。
- 前記パッケージが前記エンジンの出力軸に対して平行方向を成す1組の側壁を備え、該側壁の少なくとも一方に、前記上下方向に並べて配置された冷却手段の収容位置に対応して冷却手段の点検窓を設けると共に、該冷却手段の点検窓を開閉する扉を設けたことを特徴とする請求項2〜5いずれか1項記載のエンジン駆動型オイルフリー圧縮機。
- 前記エンジンの点検窓及び/又は冷却手段の点検窓を、前記エンジンの出力軸の軸線方向に対して平行方向を成す前記1組の側壁のいずれにも設けたことを特徴とする請求項5又は6記載のエンジン駆動型オイルフリー圧縮機。
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