JP4313754B2 - 通信制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車内のネットワークで通信を行う通信制御装置に関するものである。
自動車内の制御機器の内部で、制御の入力となるセンサ情報を収集する場合、複数のデータを同時に収集して比較したい場合がある。
自動車に搭載された給電回路においては、例えば電線の導体部分が露出してアースに接触し続ける完全ショートが起きたり、車両走行中の振動等によって導体部分がアースと間欠的かつ周期的に接触するチャタリングが起きたりすることがあり、これらの場合に給電回路の漏電が発生する。
この給電回路上での漏電を検出する方法としては、例えば特許文献1(図9)のように、バッテリ等を含む車載電源1から負荷3に給電を行う際に、その2つの部位の電流I1,I2を電流センサ5,7でそれぞれ検出し、これらの電流I1,I2同士の差ΔI(=I1−I2)を比較回路9で比較することで、漏電Idの有無を検出する方法があった。かかる方法では、その差ΔIが一定以上の場合に、両電流センサ5,7の間の電流経路L1で漏電Idが発生していると判断した後、比較回路9から出力信号を増幅器11で増幅し、この増幅器11からの信号に応じて遮断器13を作動させることで、車載電源1から負荷3への給電を強制遮断するようにしていた。
その他、自動車内で使われる組電池において、この組電池を構成する個々の電池の電流値と、組電池を総合した電流値とを求め、これらの電流値に基づいて自動車の負荷の制御などを行うこともある。
特開2001−037068号公報
上記した特許文献1では、2箇所の電流I1,I2を一対の電流センサ5,7でそれぞれ検出し、その検出結果を比較回路9で比較しているが、従来においては、各電流センサ5,7での検出結果を電圧値に変換して、その各電圧値を電線15,17によりそれぞれ比較回路9に伝達していた。
そうすると、電線15,17の本数が増大してしまい、組立工程が煩雑となるばかりか、自動車における電線の軽量化の要請に反する。特に、今後センサ情報を使って高度な制御が要求されてくる自動車の分野では、その電線重量が車両性能に悪影響を与えるものとなる。
また、一対の電線15,17の抵抗値が異なると、各電流センサ5,7から出力された電圧値が、電線15,17を通じて比較回路9に与えられるまでに電圧降下を起こし、比較回路9で正確に電流I1,I2を把握することが困難であった。
このような課題は、例えば組電池の総合的な電流値とこれを構成する個々の電池の電流値の両方を収集する、などの他の適用例にも共通する課題となっている。
かかる課題に鑑み、例えば、通信機能を持った専用ハードウェアを使用することで自動車内部にネットワークを構築することがその解決策として考えられる。これにより、電線の本数を低減し、軽量化及び製造工程の簡素化を図るとともに、信号をデジタル化することで、複数の電線同士の抵抗値の差による悪影響を排除することが可能となる。
ここで、制御用ネットワークの分野における既存の通信方式としては、大きくイベントドリブン方式と定期送信方式に大別される。これらのいずれの方式でも、同期がとれた形でデータ収集を行うには、特定の信号をブロードキャストによって送信し、その信号を受信したときにデータ収集を行いそのデータを別の機会にデータ要求元へ送信すればよい。
しかし、かかる動作(ブロードキャスト)を通信レイヤ上の上位レイヤで実現すれば、上位レイヤを実装しているソフトウェアの動作による時間的なずれが発生しやすくなり、同時のデータ収集とはいえなくなる。例えば、イベントドリブン方式では、データ収集要求の信号を送信してから、すべての応答データを採取完了したことをハードウェアで実現しようとすれば、回路が複雑になる。よって、制御用ネットワークの分野における既存の通信方式として、ソフトウェアを含んだシステムとして実現することになる。
この場合、同時性の問題とともに、データ収集の頻度を上げると、CPUとして高速なものを使用する必要があり、このCPUの負荷が大きくなるという問題も発生する。
また、自動車内のネットワークにおいては、例えば複数のネットワーク同士がゲートウェイを介して接続されて、このゲートウェイを通じて相互に通信を行うことが行われている。この場合、ゲートウェイにおけるデータの受け渡し時にデータ遅延が発生することが避けられないことから、単一のネットワークを超えた複数のネットワーク上でセンサ情報を同期して収集しようとした場合は、単純にサイクル開始信号タイミングだけでは不十分であり、別途ネットワーク間のサイクル開始信号タイミングの時間差を解決しなくてはならない。
そこで、本発明の課題は、自動車内の分散した位置の情報を収集する車載ネットワークシステムにおいて、情報の収集時刻の時間差を可及的に低減し得る通信制御装置を提供することにある。
上記課題を解決すべく、請求項1に記載の発明は、自動車内に設置されて、ブロードキャストが可能で、且つ定期的に送信権が与えられる通信方式で実現されたネットワーク上で、定期的に送信される特定信号を受信した時から既定時間経過後の時点における所定の情報を保持し、前記ネットワーク上で送信権を得た時点でその情報を送信するものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の通信制御装置であって、前記所定の情報が、センサからの情報である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の通信制御装置であって、特定信号の中に時間指定情報を入れることにより、前記所定の情報を収集するタイミングである既定時間情報を変更することが可能とされたものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の通信制御装置であって、特定信号の中に送信毎に巡回的に増加するID情報を含ませ、情報送信側において、受信した前記ID情報と前記所定の情報とを同時に送信し、情報収集側において、送られてくる前記所定の情報を格納するホストメモリアドレスを前記ID情報によって変更するものである。
請求項1に記載の発明の通信制御装置は、定期的に送信される特定信号を受信した時から既定時間経過後の時点における所定の情報を保持するので、その後に、ネットワーク上で送信権を得た時点でその情報を送信する際に時間差が生じても、分散された通信制御装置からの情報収集について高精度な同時性を確保することができる。
請求項2に記載の発明の通信制御装置は、センサからの情報を同期させることができるので、例えば自動車内の電流経路での漏電を複数の電流センサを用いて検出したり、組電池の各電池の状態を比較して判断したりする場合に、高精度な同時性を確保することができ、様々な検出判断や制御を正確に実行することができる。
請求項3に記載の発明の通信制御装置は、特定信号の中に時間指定情報を入れることにより、所定の情報を収集するタイミングである既定時間情報を変更することが可能とされているので、異なった部位に設置された複数のセンサの計測時刻を高精度に同期化できる。
請求項4に記載の発明の通信制御装置は、特定信号の中に送信毎に巡回的に増加するID情報を含ませ、情報送信側において、受信したID情報と所定の情報とを同時に送信し、情報収集側において、送られてくる所定の情報を格納するホストメモリアドレスをID情報によって変更するので、複数の通信制御装置からの情報を確実に得ることができる。
{第1の実施の形態}
<車載ネットワークシステムの説明>
図1は、本発明の一の実施の形態に係る通信制御装置20を使用して構築された車載ネットワークシステムの概要を示すブロック図である。尚、図1においては、後述の通信ドライバ25が図示省略されている。
この車載ネットワークシステムは、ネットワーク21に複数の通信制御装置20が接続され、自動車内の分散した位置で複数のセンサ23により計測を行って、その計測結果の情報をマイクロコンピュータチップ等のコンピュータ装置であるホスト24で収集するようになっており、各センサ23とホスト24との間のネットワーク21において、通信制御装置20により通信を行うようになっている。この通信制御装置20は、ブロードキャストが可能で、且つ定期的に送信権が与えられる通信方式で実現されたネットワーク21上でノードとして機能する。
<センサ側の通信制御装置の説明>
図2は、各センサ23に接続された状態の通信制御装置20を示すブロック図である。各センサ23に接続された通信制御装置20は、所定の同期通信方式等の通信を行う1個のICチップとして構成された半導体集積回路であり、通信プロトコルの物理層及びデータリンク層のみでデータの同期をとるものであり、特に、ホスト24側の通信制御装置20から定期的に送信される特定信号(データではない特殊なパターンの信号)を受信した時点から既定時間が経過した時点の後に、センサ23からの情報をアナログ/デジタル変換して保持し、ネットワーク21上で送信権を得た時点でその情報を送信するように構成されている。
具体的に、各センサ23に接続された通信制御装置20は、ネットワーク21から、通信ドライバ25を経由して受信データ27を受信するとともに、その通信ドライバ25を介してネットワーク21に送信データ29を送信するように接続されている。
そして、この通信制御装置20は、通信ドライバ25に接続された通信プロトコル制御部31と、センサ23からの情報の収集タイミングについて計時を行う収集タイミングタイマー33と、上述の特定信号内のカウンタ情報としての受信時間差データ34を保存する時間差データ保存レジスタ35と、同じく上述の特定信号内のID情報となる収集回識別カウンタ情報36を保持するための収集回識別情報保持レジスタ37a,37bと、収集タイミングタイマー33での計時結果(以下「タイマーカウント値」と称す)38と時間差データ保存レジスタ35内に保存された受信時間差データ(以下「保存時間差データ」と称す)39とを比較する比較器41と、この比較器41での比較結果に基づいて出力される収集タイミング信号43が与えられたタイミングでセンサ23からの情報を収集するA/Dコンバータ45と、A/Dコンバータ45で収集されたセンサ23の情報(以下「更新センサデータ」と称す)47を保存するセンサデータ保存レジスタ49とを備える。
ここで、ネットワーク21を通じてホスト24側の通信制御装置20から与えられる特定信号は、具体的にはサイクル開始信号(図4中の符号Sg1)と、その直後に順次続く受信時間差データ(カウント値)34と収集回識別カウンタ情報(カウント値)36とを含む。
通信プロトコル制御部31は、後述する定期通信機能と、通信ドライバ25を介してネットワーク21から与えられた信号内に特定信号内のサイクル開始信号(図4中の符号Sg1)を検知したときにサイクル開始タイミング信号51を生成してこれを収集タイミングタイマー33に出力する機能と、ネットワーク21から与えられた信号内でサイクル開始信号Sg1に後続する受信時間差データ34を時間差データ保存レジスタ35に出力する機能と、ネットワーク21から与えられた信号内で受信時間差データ34に後続する収集回識別カウンタ情報36を第1の収集回識別情報保持レジスタ37aに出力する機能と、当該通信制御装置20が送信権が得られた時点でセンサデータ保存レジスタ49に保持された更新センサデータ47を収集回識別情報保持レジスタ37b内のデータ(収集回識別カウンタ情報36)の内容とともに送信データ29としてネットワーク21に送信する機能と、送信データ29の送信完了時点で後述の比較器41からの収集タイミング信号43に基づいてセンサデータ保存レジスタ49をリセットする機能とを有する。
ただし、通信プロトコル制御部31の定期通信機能は、センサ23側の通信制御装置20においては機能せず、ホスト24側の通信制御装置20においてのみ機能する。
収集タイミングタイマー33は、通信プロトコル制御部31からサイクル開始タイミング信号51を受信したタイミングで計時を開始するタイマーカウンターである。この収集タイミングタイマー33は、後述の比較器41からの収集タイミング信号43が与えられたタイミングでリセットされてその計時(カウント)を停止する。
時間差データ保存レジスタ35は、通信プロトコル制御部31から与えられた受信時間差データ34を、通信プロトコル制御部31によってリセットされるか、または通信プロトコル制御部31から新たに受信時間差データ34が与えられるまで保持する。
第1の収集回識別情報保持レジスタ37aは、通信プロトコル制御部31から与えられた収集回識別カウンタ情報(ID情報)36を保持すると共に、A/Dコンバータ45の更新センサデータ47がセンサデータ保存レジスタ49に保持され、収集タイミングタイマー33がリセットされてその計時(カウント)が停止した時点で、後述の比較器41からの収集タイミング信号43に基づいて、保持している収集回識別カウンタ情報36を第2の収集回識別情報保持レジスタ37bに伝送した後、リセットされる。
第2の収集回識別情報保持レジスタ37bは、第1の収集回識別情報保持レジスタ37aから収集回識別カウンタ情報36が与えられた時点でこれを保持すると共に、通信プロトコル制御部31から要求があったときに、保持している収集回識別カウンタ情報36を通信プロトコル制御部31に伝送する。
比較器41は、時間差データ保存レジスタ35に保存された保存時間差データ39と収集タイミングタイマー33のタイマーカウント値38とを比較し、タイマーカウント値38が保存時間差データ39の値と一致するか、または超えた時点で、収集タイミング信号43を発生させ、これをA/Dコンバータ45に出力する。また、比較器41からの収集タイミング信号43は、通信プロトコル制御部31、収集タイミングタイマー33、及び第1の収集回識別情報保持レジスタ37aにも入力される。
A/Dコンバータ45は、比較器41から収集タイミング信号43が与えられた時点で、センサ23から与えられるアナログ信号をデジタル信号に変換して、これを更新センサデータ47としてセンサデータ保存レジスタ49に格納する。
センサデータ保存レジスタ49は、A/Dコンバータ45から与えられた更新センサデータ47を、通信プロトコル制御部31によってリセットされるか、またはA/Dコンバータ45から新たに更新センサデータ47が与えられるまで保持する。
<ホスト側の通信制御装置の説明>
図3は、図1に示した車載ネットワークシステムにおけるホスト24に接続された通信制御装置20を示すブロック図である。図3に示した通信制御装置20の内部構成は、図2に示したセンサ23側の通信制御装置20と全く同一の構成となっており、図2の通信制御装置20と同様にICチップとして構成された半導体集積回路が適用される。
ただし、この通信制御装置20にはセンサ23が接続されず、ホスト24のホスト側メモリ61と書き込みアドレス生成装置63とに接続される。
そして、このホスト24側の通信制御装置20の通信プロトコル制御部31は、後述の図4に示した信号をネットワーク21に対して送信データ29aとしてブロードキャストで定期的に送信する機能(定期通信機能)と、ネットワーク21及び通信ドライバ25を通じてセンサ23側の通信制御装置20から送信データ29として送信されてきたデータを受信データ27aとして受信し、この受信データ27aを更新センサデータ47と収集回識別カウンタ情報36とに分解する機能と、この更新センサデータ47及び収集回識別カウンタ情報36をホスト24のホスト側メモリ61へ書き込む機能とを有する。
ここで、ホスト側メモリ61においては、予め書き込みアドレス生成装置63で設定された値と、収集回識別カウンタ情報36の値と、送信元の通信制御装置20のノードアドレスの値とに基づいて決められる番地に、更新センサデータ47及び収集回識別カウンタ情報36が書き込まれるようになっている。
そして、収集回識別カウンタ情報36の値は、サイクル毎に巡回的に増加(インクリメント)して、時間差情報とともに送信される値である。したがって、異なるノード(通信制御装置20)の一連の同時収集データを、そのサイクル毎に区別することができるようになっている。
尚、定期通信機能に関して、図4に示した信号については後述する。
<計測結果収集動作>
上記構成の通信制御装置の動作のうち、まず、各センサ23側の通信制御装置20において、各センサ23での計測結果の情報を収集する動作について説明する。図4は、ホスト24側の通信制御装置20からネットワーク21に送信される定期通信の信号を示す図であり、横軸は時間を示しており、また信号の縦軸上のハイレベルな状態は、有効なデータが流れている状態を意味している。
まず、ホスト24側の通信制御装置20(図3)の通信プロトコル制御部31は、図4に示したような信号を、送信データ29aとして、ネットワーク21に対して定期的にブロードキャストで送信する(定期通信機能)。
ここで、図4に示した特定信号内においては、サイクル開始信号Sg1の次に、収集タイミング時間差を示す受信時間差データ34と収集回識別カウンタ情報36を含む情報Sg2が後続する。かかる情報Sg2に続いて、ネットワーク21上の各ノード(各通信制御装置20)に割り当てるタイミングを示す信号Sg3〜Sg11が続く。即ち、ネットワーク21上の各センサ23側の各通信制御装置20は、符号Sg3〜Sg11のように決まったタイミングがそれぞれ割り当てられる。
図4に示した信号がネットワーク21上にブロードキャストで流れると、各センサ23側の通信制御装置20(図2)は、通信ドライバ25を通じて、まず図4に示したサイクル開始信号Sg1を受信データ27として受信し、これが通信プロトコル制御部31に入力される。
図2に示した各センサ23側の通信制御装置20の通信プロトコル制御部31では、図4中の符号t1の時点で、入力された受信データ27がサイクル開始信号Sg1であることを検知し、これを契機としてサイクル開始タイミング信号51を生成して、このサイクル開始タイミング信号51を収集タイミングタイマー33に出力する。この時点で、収集タイミングタイマー33は計時を開始する。
次に、各センサ23側の通信制御装置20(図2)は、通信ドライバ25を通じて、図4に示した情報Sg2(受信時間差データ34及び収集回識別カウンタ情報36)を受信データ27として受信し、これが通信プロトコル制御部31に入力される。
各センサ23側の通信制御装置20(図2)の通信プロトコル制御部31では、図4中の符号t2の時点で、その情報Sg2内の受信時間差データ34を、時間差データ保存レジスタ35に出力するとともに、その情報Sg2内の収集回識別カウンタ情報36を第1の収集回識別情報保持レジスタ37aに出力する。
そして、このタイミングt2(図4)でセットされた時間差データ保存レジスタ35内の受信時間差データ34と、収集タイミングタイマー33でのタイマーカウント値(計時結果)38とを、比較器41により比較する。そして、時間差分の時間Td(図4)が消費されると、比較器41は、タイマーカウント値38が受信時間差データ34に一致するか、または超えた時点(図4中の符号t3)で、比較器41は、収集タイミング信号43を生成しこれをA/Dコンバータ45に出力する。
この時点(図4中の符号t3)で、A/Dコンバータ45は、センサ23から与えられるアナログ信号をデジタル信号に変換し、これを更新センサデータ47としてセンサデータ保存レジスタ49に格納する。そうすると、更新センサデータ47がセンサデータ保存レジスタ49によって保持される。
このようにすれば、各センサ23側の通信制御装置20における更新センサデータ47の収集時刻は、ブロードキャストにより最初に特定信号のサイクル開始信号Sg1を一斉に受けてから時間差分の時間Tdが経過した時刻に等しいため、すべてのノード、即ち、すべてのセンサ23側の通信制御装置20において一致したものとなる。即ち、図1のように複数のセンサ23から得られた更新センサデータ47は、殆ど同時に収集されたデータであることが保証され、収集について時間的誤差が存在するとしても、ICチップの各通信制御装置20のクロック周期程度である。したがって、ネットワーク21上を流れるデータの周期に比べて、16分の1から64分の1程度の誤差にしか過ぎないものとなる。
この時点で、通信プロトコル制御部31は、収集タイミングタイマー33をリセットしてその計時動作を停止させる。また、第1の収集回識別情報保持レジスタ37aは、内部に格納された収集回識別カウンタ情報36を第2の収集回識別情報保持レジスタ37bへ転送し、また第1の収集回識別情報保持レジスタ37a自信をリセットする。
<計測結果送信動作>
次に、各センサ23側の通信制御装置20において収集された計測結果の情報をホスト24側の通信制御装置20に送信する動作について説明する。
図4中の符号Sg7〜Sg11は、ネットワーク21上の各センサ23側の通信制御装置20に送信権を定期的に与えるためにホスト24側の通信制御装置20から送信される信号である。
図5は、この信号Sg7〜Sg11を含めてネットワーク21上に流れる信号の状態を説明するための図であり、例えば、図5(A)は第1のセンサ23側の通信制御装置20で処理される信号、図5(B)は第2のセンサ23側の通信制御装置20で処理される信号、図5(C)は第3のセンサ23側の通信制御装置20で処理される信号、図5(D)は図5(A)〜(C)の各信号が重畳されたネットワーク21上の信号をホスト24側の通信制御装置20で受信データ27aとして受信する状態をそれぞれ示している。
この図4及び図5では、例えば、信号Sg7及び信号Sg10が一の通信制御装置20に送信権を与える信号、信号Sg8及び信号Sg11が他の通信制御装置20に送信権を与える信号、信号Sg9がさらに他の通信制御装置20に送信権を与える信号である。
例えば、センサ23側の一の通信制御装置20では、信号Sg7を受信すると、自らが送信権を得られたとして、図2に示した通信プロトコル制御部31が、センサデータ保存レジスタ49内の更新センサデータ47を、第2の収集回識別情報保持レジスタ37b内の収集回識別カウンタ情報36とともに、図5(A)の如く、送信データ29として通信ドライバ25を通じてネットワーク21に送信する。
センサ23側の一の通信制御装置20では、信号Sg7に応答した送信データ29の送信完了時点t4(図5(A))で、センサデータ保存レジスタ49内に保持した更新センサデータ47をリセットする。
同様にして、センサ23側の他の通信制御装置20では、図5(B)に示した信号Sg8に応答した送信データ29の送信完了時点t5で、センサデータ保存レジスタ49内に保持した更新センサデータ47をリセットする。図5(C)に示したさらに他の通信制御装置20の送信データ29についても同様である。
このようにして得られた各センサ23側の通信制御装置20からの送信データ29は、図5(D)の如く、受信データ27aとして時間的な差を持って、ホスト24側の通信制御装置20(図3)で定期的に順次受信される。
このとき、ホスト24側の通信制御装置20の通信プロトコル制御部31は、受信データ27aを更新センサデータ47と収集回識別カウンタ情報36とに分解する。そして、この更新センサデータ47及び収集回識別カウンタ情報36をホスト24のホスト側メモリ61へ書き込む。この際、ホスト側メモリ61においては、予め書き込みアドレス生成装置63で設定された値と、収集回識別カウンタ情報36の値と、送信元の通信制御装置20のノードアドレスの値とに基づいて決められる番地に、更新センサデータ47及び収集回識別カウンタ情報36が書き込まれる。
ところで、上述の<計測結果収集動作>で説明した通り、複数のセンサ23から得られた更新センサデータ47は、殆ど同時に収集されたデータであることが保証され、収集について時間的誤差が存在するとしても、ICチップである各通信制御装置20のクロック周期程度である。したがって、ネットワーク21上を流れるデータの周期に比べて、16分の1〜64分の1程度の誤差にしか過ぎないものとなっている。
したがって、各センサ23側の通信制御装置20からの送信データ29が、図5(D)のような時間的な差を持って、受信データ27aとしてホスト24側の通信制御装置20(図3)で定期的に順次受信されても、それぞれの受信データ27aの同時性は、既に確保された内容となっている。即ち、自動車内の分散した位置で各センサ23により計測を行ってその情報を収集する車載ネットワークシステムにおいて、計測時刻の時間差を殆ど排除することができる。
この場合、収集回識別カウンタ情報36は、定期的な信号Sg7〜Sg11のサイクル毎に巡回的に増加(インクリメント)して、受信時間差データ34とともに送信される値である。したがって、異なるノード(センサ23側の通信制御装置20)の一連の同時収集データを、そのサイクル毎に区別することが可能となる。
<複数のネットワークに通信制御装置が分散される場合>
尚、図1〜図3に図示した例では、単一のネットワーク21に複数の通信制御装置20が接続された状態を示しているが、2つのネットワーク21がゲートウェイ(図示省略)を介して接続されている場合であって、異なるネットワーク21に亘って通信制御装置20が分散されて接続されている場合がある。
例えば、情報を利用するホスト24側の通信制御装置20と情報の収集を行うセンサ23側の通信制御装置20が別のネットワーク21に接続される場合には、その複数のネットワーク21同士を接続するノード(ゲートウェイノード)は、上位ネットワークのサイクル開始信号Sg1を受けて開始する差分タイマーを持ち、下位ネットワークのサイクル開始信号Sg1との差を計測する機能を持つことによって、時間差を解決する。
図6はネットワーク21を越えて同時データを収集する場合のタイミングチャートであり、図6(A)はデータ収集側ノード(センサ23側の通信制御装置20)が所属する上位ネットワーク21aの動作タイミング、図6(B)は下位ネットワーク21bの動作タイミングをそれぞれ示している。図6中の符号Sg1aは上位ネットワーク21aに流れるサイクル開始信号、符号Sg1bは下位ネットワーク21bに流れるサイクル開始信号、符号Sg2aは上位ネットワーク21aに流れる受信時間差データ、符号Sg2bは下位ネットワーク21bに流れる受信時間差データを示している。そして、上位ネットワーク21a(図6(A))と下位ネットワーク21b(図6(B))との間には、ゲートウェイ(図示省略)の処理動作による遅延時間Teが発生している。
このように、図6のように、ゲートウェイによって遅延時間Teが発生している場合は、上位ネットワーク21aの受信時間差データSg2aの値から、遅延時間Teを差し引いた値を、下位ネットワーク21bの受信時間差データSg2bとして当該下位ネットワーク21bに送信する。
そうすると、下位ネットワーク21bの情報収集ノード(センサ23側の通信制御装置20)からの送信データ29xは、所定の期間Tfだけゲートウェイノードに一旦保持され、また上位ネットワーク21aの情報収集ノード(センサ23側の通信制御装置20)は、その上位ネットワーク21aで送信権を得たときに情報29yを上位ネットワーク21aに送信する。
この際、ホスト24側の通信制御装置20は、受信データ27aとして受信された更新センサデータ47と収集回識別カウンタ情報36とに分解し、これらをホスト側メモリ61に書き込む。
この場合、収集回識別カウンタ情報36は、定期的な信号Sg7〜Sg11のサイクル毎に巡回的に増加(インクリメント)して、受信時間差データ34とともに送信される値である。したがって、異なるノード(センサ23側の通信制御装置20)の一連の同時収集データを、そのサイクル毎に区別することが可能となる。
以上のように、この実施の形態では、ICチップというハードウェアで、ソフトウェアプログラムを用いずに、通信プロトコルの物理層及びデータリンク層のみでデータの同期をとるようにすることで、分散された通信制御装置20からの情報収集を高精度に同期させて実行することができる。
特に、通信プロトコルのアプリケーション層(ソフトウェア)で制御を行うイベントドリブン方式の場合、データを解析してから次の動作に移行することになるため、動作が複雑になってしまい、時間的なバラツキが大きくなって、信号伝送の同時性を確保することが困難になるのに対して、この実施の形態では、ICチップというハードウェアのみで通信制御を行い、物理層とデータリンク層とで同期をとるので、情報収集の同時性を容易に確保できる。
しかも、定期通信方式で特定信号を受信するという単純なトリガでハードウェアが動作を開始するので、動作の同時性を確実に確保できる。具体的には、通信上の±1ビット未満の同期精度で、各センサ23からの情報を収集できる。したがって、計測応用範囲が広くなる。
例えば、ネットワーク21上の通信信号1ビットの時間が0.5マイクロ秒であるとすると、変動最小時間が1マイクロ秒以上の測定対象なら適用可能と考えられる。
尚、時間差データ保存レジスタ35の受信時間差データ34をまったく使わないシステムとしてサイクル開始信号Sg1の受信時点でセンサ23の計測結果の情報を取り込むシステムとしても良いが、その場合は、複数のネットワーク21がゲートウェイ(図示省略)を超えて接続されている場合に、各ネットワーク21に接続されるセンサ23の計測結果の収集タイミングを同期させることが困難になる。
この点、この実施の形態では、受信時間差データ34を用いることで、異なった部位に設置された複数のセンサ23の計測時刻を高精度に同期化できる利点がある。
この実施の形態に係る通信制御装置20の具体的な実施例(実施例1)を説明する。図7は、この実施例1に係る通信制御装置20が使用された自動車内の漏電防止回路を示すブロック図である。尚、図7においては通信ドライバ25が図示省略されている。
この漏電防止回路は、バッテリ等の電源71から負荷73に給電を行う際に、その2つの部位の電流I1,I2を電流センサ23a,23bでそれぞれ検出し、これらの電流I1,I2同士の差ΔI(=I1−I2)をホスト24内の比較回路75で比較することで、電源71と負荷73との間の電流経路L1における漏電Idの有無を検出するものであって、特に、各電流センサ23a,23bで検出された電流I1,I2の情報を、デジタル信号でホスト24内の比較回路75に伝達することで、各電流センサ23a,23bとホスト24内の比較回路75との間の両電流経路に抵抗値の差異が生じていても、これに影響されないようにしたものである。
この場合、各電流センサ23a,23bが、図1及び図2におけるセンサ23に相当する。また、ホスト24は制御回路77を備えており、比較回路75での比較結果に基づいて、漏電であると判断した場合に、制御回路77が、通信制御装置20を通じてネットワーク21に制御信号を送信し、この制御信号を所定の駆動制御回路79が受信して遮断器81を開成することで、電源71と負荷73との間の電流経路L1への給電を遮断し、これにより漏電を防止するようになっている。
尚、自動車の所定の電流経路L1で漏電が継続している場合は、例えばヒューズが切断されるなどの所定の保護回路が機能するのが通常であるが、例えば振動により漏電が断続的に生じる場合は、そのヒューズの切断が行われないことがある。そうすると、アーク放電が発生するおそれがある。
このような場合でも、この実施の形態によれば、極めて短いサイクルで高精度に同時性を保ちながら各電流センサ23a,23bで計測結果を得、これに基づいて同時性を保った形で漏電を検出できるので、一瞬の漏電をも確実に且つ高速に検出することが可能である。このように、継続した漏電だけでなく、断続的な漏電をも確実に検出できることから、この実施例1のように漏電が発生している電流経路L1を電源71から遮断すれば、アーク放電を確実に防止できる利点がある。実際にアーク放電が起きるような断続的な漏電は、その断続周期が数msec〜数十msec程度であるのに対して、この実施の形態で各電流センサ23a,23bの情報から漏電を検出する周期は数μsec〜数十μsec程度である。そして、一対の電流センサ23a,23bを用いた各計測結果は高精度に同期がとられる。したがって、断続的な漏電をも確実に検出して給電を遮断することで、アーク放電を確実に防止することができる。
さらに、この実施例1において、漏電だけでなく、例えば負荷73の付近の電流経路L1における継続的または断続的な断線をも検出できることは勿論である。この場合、例えば、電源71の付近における電流I1が一定の電流値以上であるのに対して、負荷73の付近における電流I2がゼロ値である場合は、電流経路L1における断線が発生していることを容易に判断できる。
この実施の形態に係る通信制御装置20の他の具体的な実施例(実施例2)を説明する。図8はこの実施例1に係る通信制御装置20が使用された自動車内の3つの電池(バッテリ)83が直列に接続されて構成される組電池85の電池状態検出回路を示すブロック図である。
この電池状態検出回路では、ホスト24側のマスターノードとなった通信制御装置20からのサイクル開始信号Sg1(図4)をトリガとして、各電池83のそれぞれの電圧を3つのセンサ(電圧センサ)23で高精度な同時性を持って計測する。即ち、サイクル開始信号Sg1を受けた各ノード(センサ23側の通信制御装置20)は、引き続き受信する受信時間差データ34(図2)と比較しながら収集タイミングタイマー33での時間カウンタを増加(インクリメント)させ、このカウント値が受信時間差データ34の値以上となった時点で、A/Dコンバータ45で収集したセンサ23の計測結果をセンサデータ保存レジスタ49に保持する。そして、データ送信タイミング(図4中の符号Sg7〜Sg11)となった時点でその計測結果をネットワーク21へ送信する。A/Dコンバータ45で計測結果を収集するタイミングは、どのノード(センサ23側の通信制御装置20)でも同じであり、通信上の1ビットの時間差以内である。例えば、1Mbpsの通信速度とすれば、±マイクロ秒の差であり、例えば自動車内の電流値変動に対しては充分な同時性能を持つといえる。
したがって、高精度に各電池83の状態を検知することが可能である。
尚、上記実施の形態では、各ノード(センサ23側の通信制御装置20)で送信権を得るために、ホスト24側の通信制御装置20から送信される信号Sg7〜Sg11を利用していたが、例えば各ノード(センサ23側の通信制御装置20)でサイクル開始信号Sg1を受信した後、それぞれ一定時間を計測してから送信データ29を送信するようにしてもよい。
さらに、上記実施の形態では、同期通信方式の通信を行うICチップとしての通信制御装置20を一例として示したが、この他、例えば、フレックスレイ方式のICチップを適用しても差し支えない。
本発明の一の実施の形態に係る通信制御装置を使用して構築された車載ネットワークシステムの概要を示すブロック図である。 本発明の一の実施の形態に係るセンサ側の通信制御装置を示す図である。 本発明の一の実施の形態に係るホスト側の通信制御装置を示す図である。 本発明の一の実施の形態に係るホスト側の通信制御装置からの送信データを示すタイミングチャートである。 各センサ側で受信される通信制御装置とホスト側で送受信される信号を示すタイミングチャートである。 複数のネットワークがゲートウェイで接続されている場合の各ネットワークにおける通信の状態を示すタイミングチャートである。 本発明の一の実施の形態に係る通信制御装置が適用された実施例1の漏電防止回路を示すブロック図である。 本発明の一の実施の形態に係る通信制御装置が適用された実施例2の電池状態検出回路を示すブロック図である。 従来の漏電防止回路を示すブロック図である。
符号の説明
20 通信制御装置
21 ネットワーク
21a 上位ネットワーク
21b 下位ネットワーク
23,23a,23b センサ
24 ホスト
25 通信ドライバ
27,27a 受信データ
29,29a,29x 送信データ
29y 情報
31 通信プロトコル制御部
33 収集タイミングタイマー
34 受信時間差データ
35 時間差データ保存レジスタ
36 収集回識別カウンタ情報
37a,37b 収集回識別情報保持レジスタ
38 タイマーカウント値
39 保存時間差データ
41 比較器
43 収集タイミング信号
45 コンバータ
47 更新センサデータ
49 センサデータ保存レジスタ
51 サイクル開始タイミング信号
61 ホスト側メモリ
63 アドレス生成装置
71 電源
73 負荷
75 比較回路
77 制御回路
79 駆動制御回路
81 遮断器
83 電池
85 組電池

Claims (4)

  1. 自動車内に設置されて、ブロードキャストが可能で、且つ定期的に送信権が与えられる通信方式で実現されたネットワーク上で、定期的に送信される特定信号を受信した時から既定時間経過後の時点における所定の情報を保持し、前記ネットワーク上で送信権を得た時点でその情報を送信することを特徴とする通信制御装置。
  2. 請求項1に記載の通信制御装置であって、
    前記所定の情報が、センサからの情報であることを特徴とする通信制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の通信制御装置であって、
    特定信号の中に時間指定情報を入れることにより、前記所定の情報を収集するタイミングである既定時間情報を変更することが可能とされたことを特徴とする通信制御装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の通信制御装置であって、
    特定信号の中に送信毎に巡回的に増加するID情報を含ませ、情報送信側において、受信した前記ID情報と前記所定の情報とを同時に送信し、情報収集側において、送られてくる前記所定の情報を格納するホストメモリアドレスを前記ID情報によって変更することを特徴とする通信制御装置。
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