JP4313450B2 - インパクトレンチ - Google Patents

インパクトレンチ Download PDF

Info

Publication number
JP4313450B2
JP4313450B2 JP35841498A JP35841498A JP4313450B2 JP 4313450 B2 JP4313450 B2 JP 4313450B2 JP 35841498 A JP35841498 A JP 35841498A JP 35841498 A JP35841498 A JP 35841498A JP 4313450 B2 JP4313450 B2 JP 4313450B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
internal gear
impact wrench
bearing bracket
anvil
gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP35841498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000158353A (ja
Inventor
花輪和俊
常田裕樹夫
Original Assignee
日本電産シバウラ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電産シバウラ株式会社 filed Critical 日本電産シバウラ株式会社
Priority to JP35841498A priority Critical patent/JP4313450B2/ja
Publication of JP2000158353A publication Critical patent/JP2000158353A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4313450B2 publication Critical patent/JP4313450B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
打撃することにより高トルクを発生させ、ボルト、ネジ等を締め付けるインパクトレンチに関する。
【0002】
【従来の技術】
高トルク締め付けが必要なボルト、ネジ等の締め付けに使用する従来のインパクトレンチについて図5を用いて説明する。図5は、従来におけるインパクトレンチの部分側断面図である。
【0003】
図5において、インパクトレンチ21は、ボルト、ネジ等を締結するためのビットを収納、固定するビットハウジング22aを備えたアンビル22と、このアンビル22を支持し、かつインパクトレンチ21の外被の一部を形成するフロントフレーム23と、アンビル22を打撃する突部を備えたハンマー24と、このハンマー24とアンビル22とを内周面より支持し、ハンマー24とアンビル22とを回転自在にする支持棒25と、ハンマー24を駆動するためのモータ26を備えた駆動部27と、モータ26の駆動力を支持棒25に伝えるギヤ部28と、インパクトレンチ21本体を保持するための把持部29等で構成されている。
【0004】
また、ギヤ部28は、ギヤ部28の外被を形成するセンターフレーム30と、このセンターフレーム30の内周面に取り付けられたベアリングブラケット31と、このベアリングブラケット31に収納されたインターナルギヤ32と、このインターナルギヤ32の歯部32aと噛み合わせて取り付けられた遊星ギヤ33とで構成されている。また、ベアリングブラケット31は、モータ26から延出した駆動軸26aを支持する軸受34を収納している。
【0005】
そして、駆動部27に電源が投入されて、モータ26に電力が供給されると、モータ26は、ギヤ部28を介して回転力を支持棒25に伝達する。
【0006】
そして、支持棒25が回転を開始すると、ハンマー24を介して回転力をアンビル22に伝達し、ネジ等を締め付ける。そして、ネジ等の締め付けトルクが、一定のトルクに達するとアンビル22がロック状態になり、支持棒25が空転を開始すると、ハンマー24は、支持棒25のカム機構部により、軸方向であって、駆動部27側の方向へ移動させられる。このとき、ハンマー24に取り付けられているバネ35は圧縮されていく。
【0007】
ハンマー24が任意の距離だけ移動すると、ハンマー24の突部24aがアンビル22から外れ、ハンマー24は空転状態になる。そして、圧縮されたバネ35の力が解放され、ハンマー24はスパイラル状に回動しながら、突部24aの側面とアンビル22の側面が接面し打撃する。
【0008】
このアンビル22を打撃する際の打撃力により、アンビル22に瞬間的に高トルクが発生する。そして、このトルク力により、インパクトレンチ21は、打撃力を加えながらボルト、ネジ等を締め付けることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来の構造では、図の示すとおり、止め輪36とベアリングブラケット31を用いてインターナルギヤ32を固定しているため、ベアリングブラケット31およびインターナルギヤ32を固定する構造が複雑になっていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明によれば、遊星ギヤの歯部と噛み合わせて取り付けられるインターナルギヤと、前記インターナルギヤの収納部と、モータから延出する駆動軸を支持する軸受の収納部とが一体になったベアリングブラケットと、を備えるインパクトレンチにおいて、前記インターナルギヤの外周面に突部を設け、前記ベアリングブラケットの縁に溝を設け、インパクトレンチの外被の一部を形成するセンターフレームの内周面に段付き部を設けるのと同時に、前記ベアリングブラケットを取り付け、この段付部及び溝にインターナルギヤの突部を取り付けて、このインターナルギヤの位置決め、固定を行ったことを特徴とするインパクトレンチを提供する。
【0011】
【作用】
センターフレームに段付き部を設け、この段付き部にインターナルギヤの外周面を取り付けて、インターナルギヤの位置決めおよび固定を行う。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明における実施例を図1を用いて説明する。図1は、本発明におけるギヤ部の付近の部分断面図である。図2は、本発明におけるベアリングブラケットの斜視図である。図3は、本発明におけるインターナルギヤの斜視図である。図4は、ベアリングブラケットとインターナルギヤを勘合した際の斜視図である。
【0013】
図1において、インパクトレンチ1は、従来と同様に、ビットハウジング2aを備えたアンビル2と、このアンビル2を支持し、かつインパクトレンチ1の外被の一部を形成するフロントフレーム3と、アンビル2を打撃する突部4aを備えたハンマー4と、このハンマー4とアンビル2とを内周面より支持し、ハンマー4とアンビル2とを回転自在に保持する支持棒5と、ハンマー4を駆動するためのモータ6を備えた駆動部7と、モータ6の駆動力を支持棒5に伝えるギヤ部8と、締結作業時にインパクトレンチ1本体を保持するための把持部9等で構成されている。
【0014】
ギヤ部8は、センターフレーム10の内周面に取り付けられたベアリングブラケット11と、このベアリングブラケット11に収納されたインターナルギヤ12と、このインターナルギヤ12の歯部12bと噛み合わせて取り付けられた遊星ギヤ13とで構成されている。
【0015】
において、ベアリングブラケット11は、円板状に形成されており、中心部には、軸受14の外周面が嵌着できるように孔11aが設けられている。また、一方の側面には、溝11bが設けられいる。
【0016】
において、インターナルギヤ12の外周面には、放射状に延出した突部12aが設けられており、この突起12aをベアリングブラケット11の溝11bに嵌合することで、ベアリングブラケット11とインターナルギヤ12とを固定する。
【0017】
図4において、ベアリングブラケット11の溝11bにインターナルギヤ12の突部12aが嵌合されると、ベアリングブラケット11の外周面からインターナルギヤ12の突部12aの先端が任意の長さ突出する。この突出部をセンターフレーム10の段付き部10aに嵌合させる。センターフレーム10は、段付き部10aで係合するように二つ割りで形成されており、インターナルギヤ12を取り付け後、2個のセンターフレーム10を重ね合わせることで、インターナルギヤ12の位置決め、および固定を行っている。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、2個のセンターフレームにインターナルギヤを収納し、このフレームを係合するだけでインターナルギヤの位置決めを行うことができ、組み立て作業の能率を向上することができる。また、締結時の反力の吸収を行うことができる。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるギヤ部の付近の部分断面図。
【図2】本発明におけるベアリングブラケットの斜視図。
【図3】本発明におけるインターナルギヤの斜視図。
【図4】ベアリングブラケットとインターナルギヤを勘合した際の斜視図。
【図5】従来におけるインパクトレンチの部分側断面図。
【符号の説明】
1、21…インパクトレンチ
2、22…アンビル
2a、22a…ビットハウジング
3、23…フロントフレーム
4、24…ハンマー
5、25…支持棒
6、26…モータ
7、27…駆動部
8、28…ギヤ部
9、29…把持部
10、30…センターフレーム
11、31…ベアリングブラケット
12、32…インターナルギヤ
12a…突起
12b…歯部
13、33…遊星ギヤ
34…軸受
35…バネ
36…止め輪

Claims (1)

  1. 遊星ギヤの歯部と噛み合わせて取り付けられるインターナルギヤと、
    前記インターナルギヤの収納部と、モータから延出する駆動軸を支持する軸受の収納部とが一体になったベアリングブラケットと、
    を備えるインパクトレンチにおいて、
    前記インターナルギヤの外周面に突部を設け、
    前記ベアリングブラケットの縁に溝を設け、
    インパクトレンチの外被の一部を形成するセンターフレームの内周面に段付き部を設けるのと同時に、前記ベアリングブラケットを取り付け、
    この段付部及び溝にインターナルギヤの突部を取り付けて、このインターナルギヤの位置決め、固定を行ったことを特徴とするインパクトレンチ。
JP35841498A 1998-12-01 1998-12-01 インパクトレンチ Expired - Fee Related JP4313450B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35841498A JP4313450B2 (ja) 1998-12-01 1998-12-01 インパクトレンチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35841498A JP4313450B2 (ja) 1998-12-01 1998-12-01 インパクトレンチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000158353A JP2000158353A (ja) 2000-06-13
JP4313450B2 true JP4313450B2 (ja) 2009-08-12

Family

ID=18459179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35841498A Expired - Fee Related JP4313450B2 (ja) 1998-12-01 1998-12-01 インパクトレンチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4313450B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000158353A (ja) 2000-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3284759B2 (ja) インパクトドライバ
US8925646B2 (en) Right angle impact tool
JP2002254336A (ja) 電動工具
JP2012016775A (ja) オイルパルス回転工具
JP3716751B2 (ja) 電動工具
JP4313450B2 (ja) インパクトレンチ
WO2023246051A1 (zh) 棘轮扳手
JP5888505B2 (ja) 締め付け工具
JP3678962B2 (ja) 回転打撃工具
JPH0426221Y2 (ja)
JP2009142942A (ja) 回転打撃工具
JP6032041B2 (ja) インパクト工具
JP3951578B2 (ja) インパクト工具
JP4046464B2 (ja) インパクト工具
JP3764118B2 (ja) トルク伝達機構およびこれを用いた電動工具
JPH11333742A (ja) インパクト工具
JP2019000982A (ja) 動力工具
JP2007111836A (ja) インパクト工具、インパクト工具に用いられる回転工具用ビット
JP4149642B2 (ja) 締付工具
WO2024020476A1 (en) Outer ring drive planetary gear assembly
JPS6035590Y2 (ja) 電動締付具
JP2010000565A (ja) ねじ締め機
JPH0752062A (ja) インパクトレンチ
JP2011245605A (ja) インパクトドライバ
JP2002307322A (ja) ドライバードリル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080611

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090507

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090515

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees