JP4313113B2 - 畦塗り機 - Google Patents

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本発明は、主フレームと前処理体及び整畦体の伝動ケースを支持する後フレームとの間をリンク体により連結し、前処理体及び整畦体を回動支点を介して水平方向に回動可能に支持し、機体の前進と後進により圃場の4隅まで畦塗り作業が行えるようにした畦塗り機に関する。
走行機体の後部に着脱可能に連結され、該走行機体から主フレームに動力を受けて作業部に伝達し、作業部では元畦の一部及び圃場を耕耘して元畦側に畦状に盛り上げる前処理体、及びこの前処理体により耕耘された土壌を回転しながら畦に成形するドラム状の整畦体を、主フレームに対してリンク体及び回動支点を介して水平回動して格納位置と前進作業位置あるいは後進作業位置とに水平移動可能に設けた畦塗り機が、本出願人によって提案されている。
従来の畦塗り機による畦塗り作業においては、作業部が前進作業位置のみの作業であると、水田の4隅に未作業部分が残るので、この未作業部分を処理する手段として、作業部をリンク体及び回動支点を介して前進作業位置から180度水平回動させて後進作業位置とし、走行機体を後進させて畦塗り作業を行うようにしている。作業部を前進作業位置から後進作業位置に、あるいは後進作業位置から前進作業位置に移動させるほぼ中間に位置して格納位置があり、作業部は走行機体の後方に位置している。
特開2002−165502号公報
上記のように従来の畦塗り機においては、作業部を回動させて前進作業位置と格納位置あるいは後進作業位置に移動させ、それぞれの位置で固定、または固定解除するという操作が面倒であり、多くの時間と労力を要する、という問題点があった。
本発明は、上記の問題点を解決することを目的になされたもので、作業部を前進作業位置と格納位置あるいは後進作業位置に移動させる操作が容易に行え、しかも作業部の回動が安全に、かつ容易に行え、主フレームから作業部に動力伝達するクラッチが、作業部を前進作業位置または後進作業位置に移動させたときはほぼ自動的に接続状態となり、格納位置に移動させたときは自動的に切断状態となる畦塗り機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明の畦塗り機は、以下の構成を特徴としている。
A.走行機体の後部に着脱可能に連結され、該走行機体から主フレームに動力を受けて作業部に伝達し、作業部では元畦の一部及び圃場を耕耘して元畦側に畦状に盛り上げる前処理体、及びこの前処理体により耕耘された土壌を回転しながら畦に成形するドラム状の整畦体を、主フレームに対してリンク体及び回動支点を介して水平回動して格納位置と前進作業位置あるいは後進作業位置とに水平移動可能に設けた畦塗り機において、
前記主フレームと前処理体及び整畦体の伝動ケースを回動可能に支持した後フレームとの間をリンク体により水平移動可能に連結し、該前処理体及び整畦体は伝動ケースと共に後フレームに対して回動支点を介して水平方向に回動可能に支持され、主フレームと伝動ケースとの間に、前処理体及び整畦体を前進作業位置あるいは後進作業位置に回動したときにその回動に伴って接続状態となるクラッチを設け、前記リンク体と主フレームとの間に、該リンク体を水平移動させる調整位置決め装置を設けた。
B.前記リンク体を水平移動させる調整位置決め装置は、前記前処理体及び整畦体を伝動ケースと共に回動する際のリンク体の回動位置決め機能と、非作業時の格納状態での水平移動をロックする機能を兼ね備えている。
C.前記後フレームと該後フレームに回動可能に支持された作業体との間、及び前記リンク体と主フレームの間の少なくとも一方の間に、前処理体及び整畦体を伝動ケースと共に水平移動させたときの衝撃を緩衝する緩衝装置を介装した。
D.畦塗り機の前進、後進の各作業時、非作業時の各位置は、前・後進作業位置では、伝動ケースに設けた係合部材と、主フレームに設けた係合部材との組み合わせとにより固定し、非作業位置では、前記調整位置決め装置により位置決めする。
E.前記前処理体及び整畦体は、伝動ケースと共に回動支点を介して水平方向に回動可能に支持され、畦塗り機の前進作業位置あるいは後進作業位置に固定するロック機構を設けた。
F.前記ロック機構は、後フレームに設けた位置決め孔及び円弧状のガイド部材と、伝動ケース側に弾持された係合部材とにより構成されている。
G.前記主フレームから後方に向け駆動側クラッチを設け、前記伝動ケースに、前方及び後方に向け受動側クラッチを設けた。
H.前記駆動側クラッチは、前側受動クラッチ及び後側受動クラッチに対して前後方向に移動可能に付勢されている。
.上記A.の構成により、前処理体及び整畦体を前進作業位置と格納位置あるいは後進作業位置に移動させる操作を、調整位置決め装置により容易に行うことができる。また、主フレームから前処理体及び整畦体に動力伝達するクラッチが、前処理体及び整畦体を前進作業位置または後進作業位置に移動させたときはほぼ自動的に接続状態となり、格納位置に移動させたときは自動的に切断状態にすることができる。そして、前処理体及び整畦体を前進作業位置にした状態で通常の畦塗り作業を行い、圃場の隅部においては、前進作業により残った作業部分を、前処理体及び整畦体を後進作業位置にした状態で畦塗り作業を行うことで圃場の4隅まで、圃場全体の畦塗り作業を機械力により行うことができる。また、前処理体及び整畦体を後進作業位置にしたときは、整畦体が走行機体(操縦者)に接近した位置にくるので、操作性が良好となる。
.上記B.の構成により、リンク体を介して前処理体及び整畦体を前進作業位置あるいは後進作業位置に回動する際、調整位置決め装置によって、リンク体の回動位置決めと、非作業時における格納状態での水平移動のロックとが、自動的に行うことができる。
.上記C.の構成により、前処理体及び整畦体を水平移動させたときに、後フレームと該後フレームに回動可能に支持された作業体との間、及びリンク体と主フレームの間の少なくとも一方の間において発生する衝撃を、緩衝装置により緩衝することができる。また、緩衝装置を2個設けた場合には、1個目は緩衝作用を行い、2個目は前処理体及び整畦体を最も後進作業位置側にオフセットしたときでも押圧力を残しているので、ロックをしなくても前処理体及び整畦体の回動操作を行うことができる。
.上記D.の構成により、畦塗り機が前進、後進の各作業時、非作業時の各位置にあるときは、前・後進作業位置では、伝動ケースに設けた係合ピンと、主フレームに設けたフックを有するロックプレートとの組み合わせとにより固定され、非作業位置では、調整位置決め装置により位置決めすることができる。
.上記E.の構成により、前処理体及び整畦体を、伝動ケースと共に回動支点を介して180度回動させたとき、ロック機構により畦塗り機の前進作業位置あるいは後進作業位置にほぼ自動的に固定することができる。
.上記F.の構成により、前処理体及び整畦体を、伝動ケースと共に回動支点を介して180度回動させたとき、後フレームに設けた位置決め孔及び円弧状のガイド部材と、伝動ケース側に弾持された係合ピンとにより構成されたロック機構により、畦塗り機の前進作業位置あるいは後進作業位置にほぼ自動的に固定することができる。
.上記G.の構成により、前処理体及び整畦体を前進作業位置または後進作業位置に移動させたとき、駆動側クラッチと受動側クラッチがほぼ自動的に接続状態となり、格納位置に移動させたときは自動的に切断状態になる。
.上記H.の構成により、駆動側クラッチは、前側受動クラッチ及び後側受動クラッチに対して前後方向に移動可能に付勢されされることで、両クラッチを、ほぼ自動的に接続状態にし、また、切断状態にすることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付の図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は、図示省略したトラクタ(走行車体)の後部に連結された本発明による畦塗り機1が、トラクタの後方に位置する格納状態にセットされた平面図である。図2は、同畦塗り機1を格納状態にセットした側面図である。図3は、同畦塗り機1を格納状態にセットした背面図である。図4は、同畦塗り機1を前進作業状態にセット(オフセット)した平面図である。図5は、同畦塗り機1を後進作業状態にセット(オフセット)した平面図である。
図1〜図3において、畦塗り機1は、連結フレーム2の前部に設けたロアリンク連結部3,3及びトップマスト4を、図示省略したトラクタ(走行車体)の後部に設けられた左右一対のロアリンク及びトップリンクからなる3点リンクヒッチに連結されて昇降可能であり、水田圃場に導入されて整畦作業を行うものである。連結フレーム2の前部には、入力軸ケース5aから前側に入力軸5が突出しており、この入力軸5にトラクタのPTO軸からユニバーサルジョイント、伝動シャフトを介して動力が伝達される。連結フレーム2の後方に、左右一対の回動支持アーム6,6を介して主フレーム7が上下回動可能に支持されている。
前記主フレーム7と、作業部である前処理体8及び整畦体9に動力伝達する伝動ケース10を支持する後フレーム13との間を、上下、左右対をなす平行リンク11,11a、12,12aにより水平移動可能に連結し、主フレーム7に対して伝動ケース10と共に前処理体8及び整畦体9を支持する後フレーム13が水平方向に移動し、伝動ケース10と共に前処理体8及び整畦体9を前進作業位置、格納位置及び後進作業位置に移動させる。該伝動ケース10と共に前処理体8及び整畦体9は、平行リンク11,11aの後フレーム13側の支点と同軸に伝動ケース10に設けられた回動支点14を後フレーム13に対して、図4の前進作業位置から図5の後進作業位置まで、ほぼ180度水平回動可能に支持されている。
前記伝動ケース10が回動支点14を中心に回動する外周位置に、後フレーム13側に固定された半円状のガイド部10aが設けられ、このガイド部10aに対して前処理体8及び整畦体9を前進作業状態または後進作業状態に回動したときにガイド部10aに穿設したロック孔に挿脱するロックピン10b、及び該ロックピン10bをロック・ロック解除操作する操作レバー10cが設けられている。前記後フレーム13と該後フレーム13に回動可能に支持された作業体(前処理体8及び整畦体9)との間に、伝動ケース10と共に前処理体8及び整畦体9を回動支点14を中心に水平回動させたときの衝撃を緩衝する第1のガススプリング15を介装している。また、前記平行リンク11と主フレーム7との間に、平行リンク11,11a、12,12aを介して伝動ケース10と共に前処理体8及び整畦体9を水平移動させたときの衝撃を緩衝する第2のガススプリング16を介装している。
前記主フレーム7には、前記入力軸ケース5aの後方に位置して、伝動軸を内装した伝動フレーム17を取付け、入力軸ケース5aの後端部から入力軸5の後端に取付けたユニバーサルジョイント18を介して伝動フレーム17内の伝動軸に動力伝達される。該伝動フレーム17の後端部から後方に向け、バネにより前後方向に移動可能に弾持された駆動側クラッチ19を突設している。一方、前記伝動ケース10には、前側入力軸ケース20と後側入力軸ケース21が前方及び後方に向け突設されており、前側入力軸ケース20の先端部に前側受動クラッチ22、後側入力軸ケース21の後端部に後側受動クラッチ23を設けている。そして、前側受動クラッチ22及び後側受動クラッチ23は、前処理体8及び整畦体9を前進作業位置あるいは後進作業位置に回動したときに前記駆動側クラッチ19とほぼ自動的に接続状態となり、前処理体8及び整畦体9を格納状態にしたときは駆動側クラッチ19と自動的に切断状態となる。
前記連結フレーム2と主フレーム7との間に、前処理体8及び整畦体9の前後作業姿勢を調整する,回転ハンドル24a付の作業姿勢調整ネジ24を設けている。また、平行リンク11と主フレーム7との間には、平行リンク11,11a、12,12aを介して前処理体8及び整畦体9を水平移動させてオフセット量を調整し、その位置に固定する調整位置決め装置としての調整ロッド25を設けている。この調整ロッド25は、前処理体8及び整畦体9を回動する際の平行リンク11,11a、12,12aの回動位置決め機能と、前処理体8及び整畦体9を非作業時の格納状態にしたときの水平移動をロックする機能を兼ね備えている。また、前処理体8及び整畦体9を格納状態にするときに、格納位置に位置決めする。該調整ロッド25は、油圧シリンダにしても良いものである。
前記主フレーム7の側部には、フック26aを有するロックプレート26が設けられ、前処理体8及び整畦体9を前進作業位置にしたとき係合ピン28と、後進作業位置にしたときに係合ピン29とそれぞれ係合させてロックするようにしている。また、前処理体8及び整畦体9を格納位置に移動した状態で、平行リンク11,11a、12,12aの回動を規制する調整ロッド25の伸縮を固定して、平行リンク11,11a、12,12aの回動を規制するバネ付ロックピン27が、調整ロッド25の近傍に設けられている。また本発明においては、第1のガススプリング15と共に第2のガススプリング16が設けられているので、この両ガススプリング15,16の相互の反力により、前処理体8及び整畦体9は格納位置に固定されることになり、バネ付ロックピン27を省略しても良いものである。
前処理体8は、左右方向に軸支され、伝動ケース10から動力を受けて回転する回転軸の軸周に複数本の耕耘爪及び土寄せ板を放射方向に装着すると共に、カバーにより覆い、元畦の一部及び圃場を耕耘して畦状に盛り上げるロータリ耕耘装置を備えた従来周知のものと同様のものである。また、前処理体8には、その上下高さを所定範囲で調節する上下調節装置が設けられている。整畦体9は、伝動ケース10から屈曲した伝動ケース、デフケース等を介して動力を受けて多面の整畦面が偏心しながら回転して畦法面を叩いて畦に成形する多面体ドラム9aを取付け、この多面体ドラム9aのドラム中心の基部に畦の頂部を平らに形成する水平円筒部9bを一体的に取付けてカバーにより覆っている。この水平円筒部9bには、外側に向け延長部が取付け可能であり、従来周知のものと同様のものである。
このような構成の畦塗り機1においては、図示しないトラクタの後部に3点リンクのロアリンクがロアリンク連結部3に、トップリンクがトップマスト4にそれぞれ連結され、トラクタのPTO軸からユニバーサルジョイント,伝動軸、ユニバーサルジョイントを介して入力軸5に動力が伝達される。トラクタ及び畦塗り機1が道路や圃場通路を移動するときは、前処理体8及び整畦体9を図1〜図3の格納状態にしておく。この状態では、平行リンク11,11a、12,12aの回動が調整ロッド25、バネ付ロックピン27及びガススプリング15,16により規制され、また、ガイド部10aのロック孔にロックピン10bが嵌挿されていることで、伝動ケース10と共に前処理体8及び整畦体9の回動支点14を中心とする水平回動が規制され、畦塗り機1は左右に回動することなく安定して移動できる。
畦塗り機1により整畦作業を行うときは、バネ付ロックピン27のロックを解除し、調整ロッド25を図1の状態から収縮させ、平行リンク11,11a、12,12aを回動させて前処理体8及び整畦体9を図面で右方向に移動させ、図4の前進作業状態にまで移動(オフセット)させる。このとき、駆動側クラッチ19に前側入力軸ケース20の前側受動クラッチ22が自動的に接続され、伝動ケース10を介して前処理体8及び整畦体9に動力が伝達される状態になる。平行リンク11,11a、12,12aによる前処理体8及び整畦体9の移動により発生する衝撃は、第1及び第2のガススプリング15,16により吸収される。また、ロックプレート26のフック26aにより係合ピン28をロックして前処理体8及び整畦体9などを後フレーム13を介して主フレーム7に固定する。さらに、必要に応じて回転ハンドル24a付の作業姿勢調整ネジ24により前処理体8及び整畦体9の前後作業姿勢を調整し、トラクタの走行と共に前処理体8及び整畦体9により整畦作業を行う。
前処理体8及び整畦体9が前進作業状態でのみで整畦作業を行うと、圃場の隅部に整畦されない部分が残ることになるが、この残り部分を整畦作業するには、前処理体8及び整畦体9を図4の前進作業状態から図5の後進作業状態に回動、移動させ、トラクタ及び畦塗り機1を後退させながら畦塗り機1により隅部全体の整畦作業を行う。畦塗り機1を図4の前進作業状態から図1の格納状態を通って図5の後進作業状態にするときには、ロックプレート26のフック26aによる係合ピン28のロックを解除し、調整ロッド25を伸縮させながら平行リンク11,11a、12,12aを移動させて前処理体8及び整畦体9を図4の反対方向に移動させる。このとき、駆動側クラッチ19から前側受動クラッチ22が自動的に離れ、動力伝達が解除される。また、ガイド部10aのロックピン10bによるロックを解除し、前処理体8及び整畦体9などを回動支点14を中心に水平方向にほぼ180度回動させる。この前処理体8及び整畦体9などの回動支点14を中心とする回動、及び平行リンク11,11a、12,12aによる水平移動により発生する衝撃は、第1及び第2のガススプリング15,16により吸収される。
このようにして前処理体8及び整畦体9を回動、移動させたとき、駆動側クラッチ19に後側入力軸ケース21の後側受動クラッチ23が自動的に接続され、伝動ケース10を介して前処理体8及び整畦体9に動力が伝達される状態となる。そして、ロックプレート26のフック26aにより係合ピン29をロックして前処理体8及び整畦体9などを後フレーム13を介して主フレーム7に固定する。また、平行リンク11,11a、12,12aの移動は調整ロッド25により規制され、さらに、ガイド部10aのロック孔にロックピン10bを嵌挿して前処理体8及び整畦体9などの回動支点14を中心とする回動をロックする。畦塗り機1を図5の後進作業状態から図1の格納状態あるいは図4の前進作業状態にするときには、逆の順序で行えばよい。
本発明の畦塗り機1により、従来は一部人力により畦塗り作業を行っていた圃場4隅の整畦作業が、その全部の作業を機械力により行えるようになる。
本発明の畦塗り機を格納状態にセットした平面図である。 畦塗り機を格納状態にセットした側面図である。 畦塗り機を格納状態にセットした背面図である。 畦塗り機を前進作業状態にセットした平面図である。 畦塗り機を後進作業状態にセットした平面図である。
符号の説明
1 畦塗り機
2 連結フレーム
3 ロアリンク連結部
4 トップマスト
5 入力軸 5a 入力軸ケース
6 回動支持アーム
7 主フレーム
8 前処理体
9 整畦体 9a 多面体ドラム 9b 水平円筒部
10 伝動ケース 10a ガイド部 10b ロックピン 10c 操作レバー
11,11a,12,12a 平行リンク
13 後フレーム
14 回動支点
15 第1のガススプリング
16 第2のガススプリング
17 伝動フレーム
18 ユニバーサルジョイント
19 駆動側クラッチ
20 前側入力軸ケース
21 後側入力軸ケース
22 前側受動クラッチ
23 後側受動クラッチ
24 作業姿勢調整ネジ 24a 回転ハンドル
25 調整ロッド(調整位置決め装置)
26 ロックプレート 26a フック
27 バネ付ロックピン
28,29 係合ピン

Claims (8)

  1. 走行機体の後部に着脱可能に連結され、該走行機体から主フレームに動力を受けて作業部に伝達し、作業部では元畦の一部及び圃場を耕耘して元畦側に畦状に盛り上げる前処理体、及びこの前処理体により耕耘された土壌を回転しながら畦に成形するドラム状の整畦体を、主フレームに対してリンク体及び回動支点を介して水平回動して格納位置と前進作業位置あるいは後進作業位置とに水平移動可能に設けた畦塗り機において、
    前記主フレームと前処理体及び整畦体の伝動ケースを回動可能に支持した後フレームとの間をリンク体により水平移動可能に連結し、該前処理体及び整畦体は伝動ケースと共に後フレームに対して回動支点を介して水平方向に回動可能に支持され、
    主フレームと伝動ケースとの間に、前処理体及び整畦体を前進作業位置あるいは後進作業位置に回動したときにその回動に伴って接続状態となるクラッチを設け、
    前記リンク体と主フレームとの間に、該リンク体を水平移動させる調整位置決め装置を設けた
    ことを特徴とする畦塗り機。
  2. 前記リンク体を水平移動させる調整位置決め装置は、前記前処理体及び整畦体を伝動ケースと共に回動する際のリンク体の回動位置決め機能と、非作業時の格納状態での水平移動をロックする機能を兼ね備えていることを特徴とする請求項1記載の畦塗り機。
  3. 前記後フレームと該後フレームに回動可能に支持された作業体との間、及び前記リンク体と主フレームの間の少なくとも一方の間に、前処理体及び整畦体を伝動ケースと共に水平移動させたときの衝撃を緩衝する緩衝装置を介装したことを特徴とする請求項1又は2記載の畦塗り機。
  4. 畦塗り機の前進、後進の各作業時、非作業時の各位置は、前・後進作業位置では、伝動ケースに設けた係合部材と、主フレームに設けた係合部材との組み合わせとにより固定し、非作業位置では、前記調整位置決め装置により位置決めすることを特徴とする請求項1、2又は3記載の畦塗り機。
  5. 前記前処理体及び整畦体は、伝動ケースと共に回動支点を介して水平方向に回動可能に支持され、畦塗り機の前進作業位置あるいは後進作業位置に固定するロック機構を設けたことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の畦塗り機。
  6. 前記ロック機構は、後フレームに設けた位置決め孔及び円弧状のガイド部材と、伝動ケース側に弾持された係合部材とにより構成されていることを特徴とする請求項5記載の畦塗り機。
  7. 前記主フレームから後方に向け駆動側クラッチを設け、前記伝動ケースに、前方及び後方に向け受動側クラッチを設けたことを特徴とする請求項1、2,3,4,5又は6記載の畦塗り機。
  8. 前記駆動側クラッチは、前側受動クラッチ及び後側受動クラッチに対して前後方向に移動可能に付勢されていることを特徴とする請求項記載の畦塗り機。
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