JP4312992B2 - 抗アレルギー剤 - Google Patents

抗アレルギー剤 Download PDF

Info

Publication number
JP4312992B2
JP4312992B2 JP2002062181A JP2002062181A JP4312992B2 JP 4312992 B2 JP4312992 B2 JP 4312992B2 JP 2002062181 A JP2002062181 A JP 2002062181A JP 2002062181 A JP2002062181 A JP 2002062181A JP 4312992 B2 JP4312992 B2 JP 4312992B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extract
group
absorbance
administration
administered
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002062181A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003261455A (ja
Inventor
誠 奥田
浩 殿垣内
康弘 吉田
清美 溝口
章博 相生
和彦 濱田
幹二 石丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pias Corp
Original Assignee
Pias Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pias Corp filed Critical Pias Corp
Priority to JP2002062181A priority Critical patent/JP4312992B2/ja
Publication of JP2003261455A publication Critical patent/JP2003261455A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4312992B2 publication Critical patent/JP4312992B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、抗アレルギー剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
抗アレルギー剤のひとつとして、一般に気道粘膜等における肥満細胞からの主としてIgE依存性の起炎症物質であるヒスタミン等の化学伝達物質の遊離を抑制する薬物が使用されており、例えばトラニラスト、クロモグリク酸ナトリウム、バイカレン等が挙げられる。
【0003】
又、近年はヒスタミンに対する競合拮抗物質、例えばマレイン酸クロルフェニラミン、ジフェンヒドラミン及びその類縁物質等も抗アレルギー剤として使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、これらの抗アレルギー剤は、作用部位に選択的に働いて優れた効果を示すが、眠気、倦怠感、肝障害等の副作用を伴うことが多く、用途や使用条件が厳しく制限されるという問題点があった。
【0005】
そこで本発明は、抗アレルギー作用をもつと同時に安全性の高い抗アレルギー剤を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らによって初めて、サクラダソウ抽出物、ユキヤナギ抽出物、マーシュ抽出物、ソテツ抽出物、及びハギ抽出物が、優れた抗アレルギー作用、特に即時型アレルギー反応を抑え、皮膚に生じる炎症やかゆみ、さらに花粉症等に伴って起こる鼻アレルギーにおける鼻水の増加を緩和、改善すると同時に生体に対しては安全であることが見出され、本発明が完成された。
【0007】
即ち本発明の抗アレルギー剤は、サクラダソウ抽出物、ユキヤナギ抽出物、マーシュ抽出物、ソテツ抽出物、及びハギ抽出物から選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする。又、本発明の抗アレルギー剤は即時型アレルギー反応抑制効果を有するものであることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の抗アレルギー剤に使用されるサクラダソウは、キキョウ科Pratia属(銅錘玉帯草属)に属し、匍匐性の多年草の植物である。
サクラダソウ抽出物は、サクラダソウを乾燥し、細切し、水、エタノール等の親水性有機溶剤、又はこれらの混合物に浸漬し、得られた液をろ過して得られる。
アジサイ抽出物、ローズマリー抽出物、ノバラ抽出物、リョクチャ抽出物、ヨクイニン抽出物、サルスベリ抽出物、ユキヤナギ抽出物、ニセアカシア抽出物、エイジツ抽出物、タイム抽出物、マーシュ抽出物、イチゴ抽出物、トウガン抽出物、ソテツ抽出物、ハギ抽出物及びクズ抽出物も、サクラダソウ抽出物と同様にして得ることができる。また、カルノシン酸及びカルノソールはローズマリー抽出物から単離される。
【0009】
本発明の抗アレルギー剤中のサクラダソウ抽出物、アジサイ抽出物、ローズマリー抽出物、カルノソール、カルノシン酸、ノバラ抽出物、リョクチャ抽出物、ヨクイニン抽出物、サルスベリ抽出物、ユキヤナギ抽出物、ニセアカシア抽出物、エイジツ抽出物、タイム抽出物、マーシュ抽出物、イチゴ抽出物、トウガン抽出物、ソテツ抽出物、ハギ抽出物及びクズ抽出物の配合量は、特に限定されるものではないが、乾燥固形物重量(複数の抽出物を含む場合はその合計量)で、総量を基準として0.0001〜20.0重量%が好ましく、更に好ましくは0.0005〜5.0重量%である。
該配合量が0.0001重量%未満であると、本発明の効果が充分に得られず、一方20.0重量%を超えても、その増量に見合った効果の向上は認められない。
【0010】
本発明の抗アレルギー剤は、皮膚外用剤として、例えば、ローション類、乳液類、クリーム類、軟膏類、パック類等の剤型とすることができる。
【0011】
本発明の抗アレルギー剤には、色素、防腐剤、界面活性剤、香料、顔料等を適宜配合することができる。
【0012】
【実施例】
以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳しく説明する。ただし本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、以下の調製例及び実施例中%とあるのは、特にことわらない限り重量%を示す。
【0013】
調製例1
(サクラダソウ50%エタノール抽出物の調製)
サクラダソウは、茎葉培養系により大量増殖させて得た。得られたサクラダソウを自然乾燥し、細切し、50%エタノール水溶液に一晩浸漬し、ろ紙でろ過して、抽出液として得た。
【0014】
実施例1
〔PCA(受身皮膚アナフィラキシィー)反応抑制試験−イン・ビボにおけるサクラダソウ抽出物の抗アレルギー作用に関する実験〕
1.目的
ラットにおいて誘発させたPCA反応を用いて、サクラダソウ50%エタノール抽出液のPCA反応に対する抑制効果を検討した。
2.動物
1群5匹ウィスター系ラット雄の6週齢を日本エスエルシー(株)より購入し、2週間の馴化飼育の後試験に使用した。群としては検体投与群(3濃度)、対照として生理食塩水投与群及び無処理群の5群を設定した。
【0015】
3.試薬の調整
(1)抗オバルブミンラット血清
本PCA反応誘発試験に用いる抗オバルブミン血清は以下のようにして作製した。
i.使用動物
50匹のウィスター系ラット雄の8週齢を日本エスエルシー(株)より購入後すぐに使用した。
ii.試薬
抗血清作製のためにオバルブミン(シグマ社製)を抗原として用い、0.85%生理食塩水に4mg/mlオバルブミンを含む液とフロイント完全アジュバント(シグマ社製)とを1:1の割合で混合乳化したものを抗原液として用いた。iii.抗原の投与
ラットの四肢foot-pad皮下に抗原液を0.25mlずつ注射した。さらにこの投与から7日後、28日後に左右大腿筋内に0.25mlずつ筋肉注射した。
iv.採血
抗原液を投与した最終日から1週間後、腹部大静脈より採決した。
v.抗血清の分離
採取した血液は室温で30〜60分間放置し、2000×gで10〜15分間遠沈させ、血清である上清部分を採取した。56℃、30分間加温し、これを抗ラットオバルブミン血清とした。
ラット12週齢50匹より抗血清が約180ml得られた。これを1.5mlのエッペンチューブに1mlずつ分注し、−20℃にて凍結保存した。
解凍後、生理食塩水で20倍に希釈した。
【0016】
(抗体価の測定)
作製した抗ラットオバルブミン血清中の抗体価を測定し、PCA反応に最適な抗血清の希釈倍率を以下のようにして決定した。又、PCA反応が抗体や抗原単独の反応でないこと及びオバルブミン以外の抗原では反応が起きないことの確認を以下のようにして行った。
【0017】
使用動物は、ウィスター系ラット雄(5週齢)を6匹を日本エスエルシー(株)より購入し1週間馴化飼育の後、実験に使用した。
試薬として、抗血清は前記の如く作製したものを、血管透過性の指標として色素である0.5%エバンスブルー(Evans Blue)(シグマ社製)含有生理食塩水を、反応惹起には抗原であるオバルブミンを使用した。
【0018】
馴化飼育後、ラットの背部を剃毛し、翌日正中線から左右1.5cmの部位で上下2cm以上離して6ヵ所に抗血清を1:4、1:8、1:16、1:32、1:64、1:128に生理食塩水にて希釈したものを0.05ml皮内投与した。
抗血清を皮内投与してから24時間後に2mg/mlオバルブミンを含む0.5%エバンスブルー含有生理食塩水を2.5ml/kg尾静脈注射した。
抗原を投与してから30分後に屠殺し、ノギスにて抗血清を投与した部位に発色した色素の直径(長径と短径)を測定した。
発色した色素の長径と短径の平均値が5mm以上得られた最高希釈倍率を抗体価とした。
直径約10mmの色素発色が得られた希釈倍率を最適な抗血清の希釈倍率とした。
【0019】
PCA反応が得られた抗体価は1:32であった。これ以上の希釈では色素斑は出現しなかった。
従って本PCA試験には得られた抗血清を1:20に希釈して使用することとした。
【0020】
(2)0.5%エバンスブルー
0.5w/v%となるようにエバンスブルー(シグマ社製)を生理食塩水に溶解し、ろ過した。
(3)2mg/mlオバルブミン
2mg/mlになるようにオバルブミンを0.5%エバンスブルーに溶解した。
【0021】
4.検体の調製
サクラダソウ50%エタノール抽出物を生理食塩水に0.1mg/kg、1mg/kg及び10mg/kgとなるように溶解し、検体とした。対照は生理食塩水を用いた。
【0022】
5.抗オバルブミンラット血清の投与
ラットの背部をバリカン及びシェーバで剃毛した。翌日背部正中線から左右1.5cmの所に抗オバルブミンラット血清を0.05ml皮内投与した。
【0023】
6.検体の投与
反応惹起30分前に、各検体及び対照をラットの体重100g当たり0.1mlを尾静脈より投与した。
【0024】
7.反応の惹起
抗オバルブミンラット血清を投与してから24時間後、0.5%エバンスブルーに溶解した2mg/mlオバルブミンをラットの体重100gが当り0.25mlを尾静脈より投与した。
【0025】
8.色素の抽出
反応惹起30分後にギロチンで断頭し、水中で脱血後背部皮膚を摘出し、ラップ上に皮膚を広げ、−80℃で凍結した。凍結後φ1.8cmパンチで抗血清投与部位を打ち抜いた。打ち抜いた皮膚を細片にし、共栓付試験管に入れ、0.35mlの2N−KOHを加え、37℃で一晩放置して溶解させた。これにアセトン(関東化学(株)製):1.2Nリン酸(和光純薬工業(株)製)(13:5)混合液4.65mlを加えて振とうし、色素を抽出した。
【0026】
9.色素の測定
各色素抽出液をフィルターろ過し、吸光度(620nm)をDU−70スペクトロフォトメーター(ベックマン社)を用いて測定した。
結果を図1に示す。
【0027】
図1から明らかなように、サクラダソウ抽出物無投与群の620nmにおける吸光度は約0.075、生理食塩水投与群(対照)の吸光度は約0.082であったが、サクラダソウ抽出物濃度1mg/kg投与群で吸光度は約0.05に、10mg/kg投与群で約0.045に低下しており、これらの投与群の色素量は低下した。即ち、サクラダソウ抽出物は抗アレルギー効果を有していた。
【0028】
調製例2
(アジサイ抽出物の調製)
アジサイの茎葉部を使用して、調製例1と同様にして、アジサイ50%エタノール抽出物を得た。
【0029】
実施例2
(アジサイ抽出物の抗アレルギー効果)
アジサイ50%エタノール抽出物を用いて、検体中のアジサイ抽出物濃度を1mg/kg、5mg/kg及び10mg/kgとした以外は実施例1と同様にしてPCA反応抑制試験を行った。結果を図2に示す。
【0030】
図2から明らかなように、アジサイ抽出物無投与群の620nmにおける吸光度は約0.08、生理食塩水投与群の吸光度は約0.09であったが、アジサイ抽出物濃度1mg/kg投与群で吸光度は約0.057に、5mg/kg投与群及び10mg/kg投与群で約0.05に低下しており、これらの投与群の色素量は低下した。即ち、アジサイ抽出物は抗アレルギー効果を有していた。
【0031】
調製例3
(ローズマリー抽出物の調製)
ローズマリーの茎葉部を使用して、調製例1と同様にして、ローズマリー50%エタノール抽出物を得た。
【0032】
実施例3
(ローズマリー抽出物の抗アレルギー効果)
ローズマリー50%エタノール抽出物を用いて、実施例2と同様にしてPCA反応抑制試験を行った。結果を図3に示す。
【0033】
図3から明らかなように、ローズマリー抽出物無投与群の620nmにおける吸光度は約0.082、生理食塩水投与群の吸光度は約0.075であったが、ローズマリー抽出物濃度1mg/kg投与群で吸光度は約0.065に、5mg/kg投与群で約0.05に、10mg/kg投与群で約0.04に低下しており、これらの投与群の色素量は低下した。即ち、ローズマリー抽出物は抗アレルギー効果を有していた。
【0034】
調製例4
(カルノソールの調製)
ローズマリーを酢酸エチルで抽出し、その抽出物をエーテルと1N水酸化ナトリウム溶液で振盪分配後、水酸化ナトリウム層を分取し、2N塩酸で中和後、エーテルで抽出した。エーテル抽出エキスはシリカゲルクロマトグラフィー(ベンゼン−アセトン(10:1)に通し、ベンゼンで再結晶を行い、得られた無色粉末を更にメタノールで再結晶し、無色針状晶カルノソールを得た。
【0035】
実施例4
(カルノソールの抗アレルギー効果)
カルノソールを用いて、実施例1と同様にしてPCA反応抑制試験を行った。結果を図4に示す。
【0036】
図4から明らかなように、カルノソール無投与群の620nmにおける吸光度は約0.075、生理食塩水投与群の吸光度は約0.084であったが、カルノソール抽出物濃度0.1mg/kg投与群で吸光度は約0.072に、1mg/kg投与群で約0.06に、10mg/kg投与群で約0.045に低下しており、これらの投与群の色素量は低下した。即ち、カルノソールは抗アレルギー効果を有していた。
【0037】
調製例5
(カルノシン酸の調製)
ローズマリーを酢酸エチルで抽出し、その抽出液をエーテルと1N水酸化ナトリウム溶液で振盪分配後、水酸化ナトリウム層を分取し、2N塩酸で中和後、エーテルで抽出した。エーテル抽出エキスはシリカゲルクロマトグラフィー(ベンゼン−アセトン(10:1))に通し、ベンゼンで再結晶を行うと、無色粉末が析出した。
析出した無色粉末を除いた残りのベンゼン溶液をポリアミド処理後、微量のベンゼンに溶解し、ヘキサンを加えて再結晶を行い、無色針状晶のカルノシン酸を得た。
【0038】
実施例5
(カルノシン酸の抗アレルギー効果)
カルノシン酸を用いて、実施例2と同様にしてPCA反応抑制試験を行った。結果を図5に示す。
【0039】
図5から明らかなように、カルノシン酸無投与群の620nmにおける吸光度は約0.088、生理食塩水投与群の吸光度は約0.075であったが、カルノシン酸濃度1mg/kg及び5mg/kg投与群で吸光度は約0.04に、10mg/kg投与群で約0.034に低下しており、これらの投与群の色素量は低下した。即ち、カルノシン酸は抗アレルギー効果を有していた。
【0040】
調製例6
(ノバラ抽出物の調製)
ノバラの茎葉部を使用して、調製例1と同様にして、ノバラ50%エタノール抽出物を得た。
【0041】
実施例6
(ノバラ抽出物の抗アレルギー効果)
ノバラ50%エタノール抽出物を用いて、実施例2と同様にしてPCA反応抑制試験を行った。結果を図6に示す。
【0042】
図6から明らかなように、ノバラ抽出物無投与群の620nmにおける吸光度は約0.075、生理食塩水投与群の吸光度は約0.075であったが、ノバラ抽出物濃度5mg/kg投与群で吸光度は約0.059に、10mg/kg投与群で約0.065に低下しており、これらの投与群の色素量は低下した。即ち、ノバラ抽出物は抗アレルギー効果を有していた。
【0043】
調製例7
(リョクチャ抽出物の調製)
リョクチャの茎葉部を使用して、調製例1と同様にして、リョクチャ50%エタノール抽出物を得た。
【0044】
実施例7
(リョクチャ抽出物の抗アレルギー効果)
リョクチャ50%エタノール抽出物を用いて、実施例2と同様にしてPCA反応抑制試験を行った。結果を図7に示す。
【0045】
図7から明らかなように、リョクチャ抽出物無投与群の620nmにおける吸光度は約0.075、生理食塩水投与群の吸光度は約0.074であったが、リョクチャ抽出物濃度5mg/kg投与群で吸光度は約0.063に、10mg/kg投与群で約0.06に低下しており、これらの投与群の色素量は低下した。即ち、リョクチャ抽出物は抗アレルギー効果を有していた。
【0046】
調製例8
(ヨクイニン抽出物の調製)
ヨクイニンの茎葉部を使用して、調製例1と同様にして、ヨクイニン50%エタノール抽出物を得た。
【0047】
実施例8
(ヨクイニン抽出物の抗アレルギー効果)
ヨクイニン50%エタノール抽出物を用いて、実施例1と同様にしてPCA反応抑制試験を行った。結果を図8に示す。
【0048】
図8から明らかなように、ヨクイニン抽出物無投与群の620nmにおける吸光度は約0.077、生理食塩水投与群の吸光度は約0.088であったが、ヨクイニン抽出物濃度10mg/kg投与群で約0.07に低下しており、この投与群の色素量は低下した。即ち、ヨクイニン抽出物は抗アレルギー効果を有していた。
【0049】
調製例9
(サルスベリ抽出物の調製)
サルスベリの茎葉部を使用して、調製例1と同様にして、サルスベリ50%エタノール抽出物を得た。
【0050】
実施例9
(サルスベリ抽出物の抗アレルギー効果)
サルスベリ50%エタノール抽出物を用いて、実施例2と同様にしてPCA反応抑制試験を行った。結果を図9に示す。
【0051】
図9から明らかなように、サルスベリ抽出物無投与群の620nmにおける吸光度は約0.075、生理食塩水投与群の吸光度は約0.075であったが、サルスベリ抽出物濃度1mg/kg投与群で約0.057に、5mg/kg投与群で約0.037に、10mg/kg投与群で約0.034に低下しており、これらの投与群の色素量は低下した。即ち、サルスベリ抽出物は抗アレルギー効果を有していた。
【0052】
調製例10
(ユキヤナギ抽出物の調製)
ユキヤナギの茎葉部を使用して、調製例1と同様にして、ユキヤナギ50%エタノール抽出物を得た。
【0053】
実施例10
(ユキヤナギ抽出物の抗アレルギー効果)
ユキヤナギ50%エタノール抽出物を用いて、実施例2と同様にしてPCA反応抑制試験を行った。結果を図10に示す。
【0054】
図10から明らかなように、ユキヤナギ抽出物無投与群の620nmにおける吸光度は約0.075、生理食塩水投与群の吸光度は約0.075であったが、ユキヤナギ抽出物濃度1mg/kg投与群で約0.068に、5mg/kg投与群、10mg/kg投与群で約0.06に低下しており、これらの投与群の色素量は低下した。即ち、ユキヤナギ抽出物は抗アレルギー効果を有していた。
【0055】
調製例11
(ニセアカシア抽出物の調製)
ニセアカシアの茎葉部を使用して、調製例1と同様にして、ニセアカシア50%エタノール抽出物を得た。
【0056】
実施例11
(ニセアカシア抽出物の抗アレルギー効果)
ニセアカシア50%エタノール抽出物を用いて、実施例1と同様にしてPCA反応抑制試験を行った。結果を図11に示す。
【0057】
図11から明らかなように、ニセアカシア抽出物無投与群の620nmにおける吸光度は約0.06、生理食塩水投与群の吸光度は約0.07であったが、ニセアカシア抽出物濃度0.1mg/kg投与群で約0.05に、1mg/kg投与群で約0.037に、10mg/kg投与群では約0.039に低下しており、これらの投与群の色素量は低下した。即ち、ニセアカシア抽出物は抗アレルギー効果を有していた。
【0058】
調製例12
(エイジツ抽出物の調製)
エイジツの茎葉部を使用して、調製例1と同様にして、エイジツ50%エタノール抽出物を得た。
【0059】
実施例12
(エイジツ抽出物の抗アレルギー効果)
エイジツ50%エタノール抽出物を用いて、実施例2と同様にしてPCA反応抑制試験を行った。結果を図12に示す。
【0060】
図12から明らかなように、エイジツ抽出物無投与群の620nmにおける吸光度は約0.077、生理食塩水投与群の吸光度は約0.084であったが、エイジツ抽出物濃度1mg/kg投与群、5mg/kg投与群で約0.073に、10mg/kg投与群では約0.065に低下しており、これらの投与群の色素量は低下した。即ち、エイジツ抽出物は抗アレルギー効果を有していた。
【0061】
調製例13
(タイム抽出物の調製)
タイムの茎葉部を使用して、調製例1と同様にして、タイム50%エタノール抽出物を得た。
【0062】
実施例13
(タイム抽出物の抗アレルギー効果)
タイム50%エタノール抽出物を用いて、実施例2と同様にしてPCA反応抑制試験を行った。結果を図13に示す。
【0063】
図13から明らかなように、タイム抽出物無投与群の620nmにおける吸光度は約0.08、生理食塩水投与群の吸光度は約0.09であったが、タイム抽出物濃度1mg/kg投与群で約0.075に、5mg/kg投与群で0.068に、10mg/kg投与群では約0.052に低下しており、これらの投与群の色素量は低下した。即ち、タイム抽出物は抗アレルギー効果を有していた。
【0064】
調製例14
(マーシュ抽出物の調製)
マーシュの茎葉部を使用して、調製例1と同様にして、マーシュ50%エタノール抽出物を得た。
【0065】
実施例14
(マーシュ抽出物の抗アレルギー効果)
マーシュ50%エタノール抽出物を用いて、実施例1と同様にしてPCA反応抑制試験を行った。結果を図14に示す。
【0066】
図14から明らかなように、マーシュ抽出物無投与群の620nmにおける吸光度は約0.075、生理食塩水投与群の吸光度は約0.07であったが、マーシュ抽出物濃度0.1mg/kg投与群で約0.068に、1mg/kg投与群で約0.062に、10mg/kg投与群では約0.045に低下しており、これらの投与群の色素量は低下した。即ち、マーシュ抽出物は抗アレルギー効果を有していた。
【0067】
調製例15
(イチゴ抽出物の調製)
イチゴの茎葉部を使用して、調製例1と同様にして、イチゴ50%エタノール抽出物を得た。
【0068】
実施例15
(イチゴ抽出物の抗アレルギー効果)
イチゴ50%エタノール抽出物を用いて、実施例2と同様にしてPCA反応抑制試験を行った。結果を図15に示す。
【0069】
図15から明らかなように、イチゴ抽出物無投与群の620nmにおける吸光度は約0.08、生理食塩水投与群の吸光度は約0.082であったが、イチゴ抽出物濃度1mg/kg投与群で約0.076に、5mg/kg投与群で約0.06に、10mg/kg投与群では約0.066に低下しており、これらの投与群の色素量は低下した。即ち、イチゴ抽出物は抗アレルギー効果を有していた。
【0070】
調製例16
(トウガン抽出物の調製)
トウガンの茎葉部を使用して、調製例1と同様にして、トウガン50%エタノール抽出物を得た。
【0071】
実施例16
(トウガン抽出物の抗アレルギー効果)
トウガン50%エタノール抽出物を用いて、実施例2と同様にしてPCA反応抑制試験を行った。結果を図16に示す。
【0072】
図16から明らかなように、トウガン抽出物無投与群の620nmにおける吸光度は約0.08、生理食塩水投与群の吸光度は約0.084であったが、トウガン抽出物濃度5mg/kg投与群で約0.075に、10mg/kg投与群で約0.072に低下しており、これらの投与群の色素量は低下した。即ち、トウガン抽出物は抗アレルギー効果を有していた。
【0073】
調製例17
(ソテツ抽出物の調製)
ソテツの茎葉部を使用して、調製例1と同様にして、ソテツ50%エタノール抽出物を得た。
【0074】
実施例17
(ソテツ抽出物の抗アレルギー効果)
ソテツ50%エタノール抽出物を用いて、実施例1と同様にしてPCA反応抑制試験を行った。結果を図17に示す。
【0075】
図17から明らかなように、ソテツ抽出物無投与群の620nmにおける吸光度は約0.08、生理食塩水投与群の吸光度は約0.088であったが、ソテツ抽出物濃度0.1mg/kg投与群で約0.05に、1mg/kg投与群で約0.035に、10mg/kg投与群で約0.043に低下しており、これらの投与群の色素量は低下した。即ち、ソテツ抽出物は抗アレルギー効果を有していた。
【0076】
調製例18
(ハギ抽出物の調製)
ハギの茎葉部を使用して、調製例1と同様にして、ハギ50%エタノール抽出物を得た。
【0077】
実施例18
(ハギ抽出物の抗アレルギー効果)
ハギ50%エタノール抽出物を用いて、実施例2と同様にしてPCA反応抑制試験を行った。結果を図18に示す。
【0078】
図18から明らかなように、ハギ抽出物無投与群の620nmにおける吸光度は約0.082、生理食塩水投与群の吸光度は約0.084であったが、ハギ抽出物濃度1mg/kg投与群で約0.088に、5mg/kg投与群で約0.075に、10mg/kg投与群で約0.057に低下しており、これらの投与群の色素量は低下した。即ち、ハギ抽出物は抗アレルギー効果を有していた。
【0079】
調製例19
(クズ抽出物の調製)
クズの茎葉部を使用して、調製例1と同様にして、クズ50%エタノール抽出物を得た。
【0080】
実施例19
(クズ抽出物の抗アレルギー効果)
クズ50%エタノール抽出物を用いて、実施例2と同様にしてPCA反応抑制試験を行った。結果を図19に示す。
【0081】
図19から明らかなように、クズ抽出物無投与群の620nmにおける吸光度は約0.09、生理食塩水投与群の吸光度は約0.084であったが、クズ抽出物濃度5mg/kg投与群で約0.063に、10mg/kg投与群で約0.068に低下しており、これらの投与群の色素量は低下した。即ち、クズ抽出物は抗アレルギー効果を有していた。
【0082】
実施例1〜19の結果から、サクラダソウ抽出物、アジサイ抽出物、ローズマリー抽出物、カルノソール、カルノシン酸、ノバラ抽出物、リョクチャ抽出物、ヨクイニン抽出物、サルスベリ抽出物、ユキヤナギ抽出物、ニセアカシア抽出物、エイジツ抽出物、タイム抽出物、マーシュ抽出物、イチゴ抽出物、トウガン抽出物、ソテツ抽出物、ハギ抽出物及びクズ抽出物は、PCA反応に対して有意な効果が認められ、即時型アレルギー反応に対して抑制効果があることが認められた。
【0083】
実施例20
(細胞毒性試験)
(1)サクラダソウ抽出物の調製
サクラダソウは、茎葉培養系により大量増殖させて得た。得られたサクラダソウを自然乾燥し、茎葉部、果実部及び毛状根部に分け、それぞれ細切し、50%エタノール水溶液あるいは水に一晩浸漬し、ろ紙でろ過して、抽出物として得た。
【0084】
(2)サクラダソウ抽出物の分画
得られた茎葉部の50%エタノール抽出物を、エバポレーターにより糊状になるまで濃縮した。この濃縮エキスに水及びヘキサンを同量ずつ加え、分液ロートで分配した。
水層は遠心分離により沈殿と上清とに分け、沈殿物は濃縮乾固後50%エタノールに溶解又は分散させ、50%エタノールを溜去後、凍結乾燥した。ヘキサン層はヘキサンを溜去後、50%エタノールに溶解、エタノール溜去後、凍結乾燥した。
【0085】
(3)細胞毒性試験
サクラダソウ抽出液の細胞生育への影響を検討するため、アラマーブルー(Alamar Blue)Assayを行った。すなわち培養上清を除去後、10%アラマーブルーを含む1.2mMCa2+/K110II(+)200μlを加え、2時間インキュベーションした。上清の550nm及び630nmにおける吸光度を測定した。数値は、サクラダソウ抽出液無添加群の吸光度を100%として示した。
結果を図20に示す。
なお図20中、Aは茎葉部の50%エタノール抽出液、Bは茎葉部の水抽出液、Cは果実部の50%エタノール抽出液、Dは果実部の水抽出液、Eは毛状根部のエタノール抽出液及びFは毛状根部の水抽出液に関する結果を示す。
【0086】
図20から明らかなように、サクラダソウの茎葉部、果実部及び毛状根部の各抽出液も、1〜100μg/mlにおいて細胞毒性及び細胞増殖作用は確認されなかった。
【0087】
実施例21
スクワレン、セチルイソオクタノエート及びマイクロクリスタリンワックスを加熱溶解後、粘土鉱物、POEグリセロールトリイソステアリン酸エステル(界面活性剤)を加え、70℃に調整し、均一に分散・溶解して油性ゲルを得た。
次に、所定濃度のサクラダソウ抽出液を精製水に溶解し、70℃に調整し、油性ゲルの中へ十分に攪拌しながらゆっくりと添加した。
ホモミキサーで均一に混合した後、脱気、ろ過後、30℃まで冷却し、クリームを得た。各成分の配合比は以下の通りである。
【0088】
組成 配合比(重量%)
スクワレン 20
セチルイソオクタノエート 8.5
マイクロクリスタリンワックス 1
粘土鉱物 1.3
POEグリセロール
トリイソステアリン酸エステル 0.2
サクラダソウ抽出液 0.01
水 残量
【0089】
実施例22
アジサイ抽出物を用いて、下記の組成を有するクリームを得た。
組成 配合比(重量%)
スクワレン 20
セチルイソオクタノエート 8.5
マイクロクリスタリンワックス 1
粘土鉱物 1.3
POEグリセロール
トリイソステアリン酸エステル 0.2
アジサイ抽出液 0.1
水 残量
【0090】
実施例23
リョクチャ抽出物を用いて、下記の組成を有するクリームを得た。
組成 配合比(重量%)
スクワレン 20
セチルイソオクタノエート 8.5
マイクロクリスタリンワックス 1
粘土鉱物 1.3
POEグリセロール
トリイソステアリン酸エステル 0.2
リョクチャ抽出液 0.1
水 残量
【0091】
実施例24
ヨクイニン抽出物を用いて、下記の組成を有するクリームを得た。
組成 配合比(重量%)
スクワレン 20
セチルイソオクタノエート 8.5
マイクロクリスタリンワックス 1
粘土鉱物 1.3
POEグリセロール
トリイソステアリン酸エステル 0.2
ヨクイニン抽出液 0.1
水 残量
【0092】
実施例25
サルスベリ抽出物を用いて、下記の組成を有するクリームを得た。
組成 配合比(重量%)
スクワレン 20
セチルイソオクタノエート 8.5
マイクロクリスタリンワックス 1
粘土鉱物 1.3
POEグリセロール
トリイソステアリン酸エステル 0.2
サルスベリ抽出液 0.1
水 残量
【0093】
実施例26
ニセアカシア抽出物を用いて、下記の組成を有するクリームを得た。
組成 配合比(重量%)
スクワレン 20
セチルイソオクタノエート 8.5
マイクロクリスタリンワックス 1
粘土鉱物 1.3
POEグリセロール
トリイソステアリン酸エステル 0.2
ニセアカシア抽出液 0.1
水 残量
【0094】
実施例27
エイジツ抽出物を用いて、下記の組成を有するクリームを得た。
組成 配合比(重量%)
スクワレン 20
セチルイソオクタノエート 8.5
マイクロクリスタリンワックス 1
粘土鉱物 1.3
POEグリセロール
トリイソステアリン酸エステル 0.2
エイジツ抽出液 0.1
水 残量
【0095】
実施例28
タイム抽出物を用いて、下記の組成を有するクリームを得た。
組成 配合比(重量%)
スクワレン 20
セチルイソオクタノエート 8.5
マイクロクリスタリンワックス 1
粘土鉱物 1.3
POEグリセロール
トリイソステアリン酸エステル 0.2
タイム抽出液 0.1
水 残量
【0096】
実施例29
マーシュ抽出物を用いて、下記の組成を有するクリームを得た。
組成 配合比(重量%)
スクワレン 20
セチルイソオクタノエート 8.5
マイクロクリスタリンワックス 1
粘土鉱物 1.3
POEグリセロール
トリイソステアリン酸エステル 0.2
マーシュ抽出液 0.1
水 残量
【0097】
実施例30
トウガン抽出物を用いて、下記の組成を有するクリームを得た。
組成 配合比(重量%)
スクワレン 20
セチルイソオクタノエート 8.5
マイクロクリスタリンワックス 1
粘土鉱物 1.3
POEグリセロール
トリイソステアリン酸エステル 0.2
トウガン抽出液 0.1
水 残量
【0098】
実施例31
ハギ抽出物を用いて、下記の組成を有するクリームを得た。
組成 配合比(重量%)
スクワレン 20
セチルイソオクタノエート 8.5
マイクロクリスタリンワックス 1
粘土鉱物 1.3
POEグリセロール
トリイソステアリン酸エステル 0.2
ハギ抽出液 0.1
水 残量
【0099】
【発明の効果】
本発明によれば、抗アレルギー作用をもつと同時に安全な抗アレルギー剤を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】サクラダソウ抽出物の抗アレルギー効果を示すグラフ。
【図2】アジサイ抽出物の抗アレルギー効果を示すグラフ。
【図3】ローズマリー抽出物の抗アレルギー効果を示すグラフ。
【図4】カルノソールの抗アレルギー効果を示すグラフ。
【図5】カルノシン酸の抗アレルギー効果を示すグラフ。
【図6】ノバラ抽出物の抗アレルギー効果を示すグラフ。
【図7】リョクチャ抽出物の抗アレルギー効果を示すグラフ。
【図8】ヨクイニン抽出物の抗アレルギー効果を示すグラフ。
【図9】サルスベリ抽出物の抗アレルギー効果を示すグラフ。
【図10】ユキヤナギ抽出物の抗アレルギー効果を示すグラフ。
【図11】ニセアカシア抽出物の抗アレルギー効果を示すグラフ。
【図12】エイジツ抽出物の抗アレルギー効果を示すグラフ。
【図13】タイム抽出物の抗アレルギー効果を示すグラフ。
【図14】マーシュ抽出物の抗アレルギー効果を示すグラフ。
【図15】イチゴ抽出物の抗アレルギー効果を示すグラフ。
【図16】トウガン抽出物の抗アレルギー効果を示すグラフ。
【図17】ソテツ抽出物の抗アレルギー効果を示すグラフ。
【図18】ハギ抽出物の抗アレルギー効果を示すグラフ。
【図19】クズ抽出物の抗アレルギー効果を示すグラフ。
【図20】サクラダソウ抽出物のヒト表皮細胞生育へ及ぼす影響を示すグラフ。

Claims (2)

  1. サクラダソウ抽出物、ユキヤナギ抽出物、マーシュ抽出物、ソテツ抽出物、及びハギ抽出物から選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする抗アレルギー剤。
  2. 即時型アレルギー反応抑制効果を有する請求項1記載の抗アレルギー剤。
JP2002062181A 2002-03-07 2002-03-07 抗アレルギー剤 Expired - Lifetime JP4312992B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002062181A JP4312992B2 (ja) 2002-03-07 2002-03-07 抗アレルギー剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002062181A JP4312992B2 (ja) 2002-03-07 2002-03-07 抗アレルギー剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003261455A JP2003261455A (ja) 2003-09-16
JP4312992B2 true JP4312992B2 (ja) 2009-08-12

Family

ID=28670550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002062181A Expired - Lifetime JP4312992B2 (ja) 2002-03-07 2002-03-07 抗アレルギー剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4312992B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008059905A1 (fr) * 2006-11-14 2008-05-22 Nozaki, Katsunori Matière première d'un produit oral et produit oral l'utilisant
JP2008273923A (ja) * 2006-11-14 2008-11-13 Nozaki Katsunori 経口品原料およびそれを用いた経口品
WO2008059906A1 (fr) * 2006-11-14 2008-05-22 Nozaki, Katsunori Préparation à usage externe pour la peau et préparation à usage externe pour les muqueuses
JP2008273922A (ja) * 2006-11-14 2008-11-13 Nozaki Katsunori 皮膚外用剤および粘膜外用剤
JP2011256118A (ja) * 2010-06-07 2011-12-22 Kao Corp Il−8及びgm−csf発現抑制剤
KR101328668B1 (ko) * 2010-09-10 2013-11-14 한국식품연구원 비만억제 활성과 혈당강하 효능이 있는 꾸지뽕 및 의이인을 포함하는 조성물 및 이의 용도
JP2019167324A (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 森 昭夫 アレルギー症状抑制方法
CN111771719B (zh) * 2020-06-28 2022-11-08 四川立德种苗科技有限公司 一种珍珠绣线菊的组培快繁方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003261455A (ja) 2003-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10849840B2 (en) Compositions and methods for stimulation MAGP-1 to improve the appearance of skin
JP4477285B2 (ja) 抗炎症剤、PGE2産生抑制剤、IL−1α産生抑制剤及びIL−6産生抑制剤
JP4312992B2 (ja) 抗アレルギー剤
RU2541804C2 (ru) Лечение и/или предотвращение воспаления и фотоповреждения кожи и фотозащита кожи с помощью водорастворимого экстракта растения рода solanum
KR101477959B1 (ko) 알로에 추출물을 유효성분으로 포함하는 피부 항자극용 화장료 조성물
KR101400264B1 (ko) 진피 및 우슬의 혼합 추출물을 함유하는 피부장벽강화용 조성물
JP2005350412A (ja) 神経成長因子産生抑制剤、並びにその神経成長因子産生抑制剤を配合した皮膚外用剤、化粧料、医薬部外品、痒み予防及び治療剤、及びアトピー性皮膚炎治療剤
KR101009904B1 (ko) 천연 식물 추출물을 포함하는 항염 조성물
JP2003113104A (ja) 熱産生タンパク質発現促進剤及びそれを含有する組成物
JPH10158179A (ja) 皮膚外用剤
US7431953B2 (en) Skin preparation for external use containing Purpuricenus temminckii frass as the active ingredient
JP4295841B2 (ja) 抗アレルギー外用剤
WO2010085123A2 (en) Composition applicable to skin and capable of improving blood circulation and enlarging blood vessels
AU2013254342B2 (en) New compositions for the treatment of chronic ulcers
JP6002510B2 (ja) エストロゲン受容体β活性化剤
KR20140114709A (ko) 좀깨잎나무 추출물을 포함하는 피부 상태 개선용 조성물
JP4391043B2 (ja) 南洋紫珠のエキスを含有する養毛料
KR20070033133A (ko) 아토피 예방 및 치료용 피부외용제 조성물
Yahya et al. ATR-FTIR analysis of topical creams formulated with Chromolaena odorata ethanolic extract and honey: a wound healing study
JP7402478B2 (ja) 神経成長因子発現抑制剤およびセマフォリン3a発現促進剤
KR20070073251A (ko) 승마추출물을 함유하는 피부알러지 완화 및 예방용 조성물
Reddy et al. IN VIVO STUDY (WOUND HEALING ACTIVITY) OF THE EXTRACT FROM THE FRUITS OF ANANAS COMOSUS
JPS59155306A (ja) 発毛促進剤
KR20110121292A (ko) 바디 슬리밍용 화장료 조성물
WO2021133307A1 (en) Cosmetic formulation containing the smoke tree extract

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040707

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050208

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090330

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090417

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090514

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4312992

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130522

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130522

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140522

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term