JP4311647B2 - 管理装置及び管理システム及び管理方法及びプログラム - Google Patents

管理装置及び管理システム及び管理方法及びプログラム Download PDF

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本発明は、車両の走行状態を解析し、車両の走行管理を行う管理装置、管理システム、管理方法に関する。
従来、車両の走行が危険であるか否かの判断は個々の車両の内部で速度やハンドル角を計測し、一定の閾値を超えるとアラームを発生させるような仕組みで事故を防止する方法等が知られている。ところが、この方法では走行時の周囲の走行状況あるいはその場所特有の路面条件等を考慮した判断ができないため、それらを考慮した正確な判定ができないという問題がある。
この問題に対しては、たとえばCCDカメラを搭載した車両が車間距離と速度を計測し、車間距離と速度の関係から安全か否かを判定する等の方法も考えられてきた。しかしながら、本来の車両走行の安全速度とは静的な車間距離ではなく、相対速度に依存するものであり、これを把握するためには、経路上に複数の計測装置を持ち、そこを連続的に通過していく複数台の車両の速度を計測するなどの方法が必要になる。
この方法としては例えば、特開2003−98253号公報に開示されたタグによる移動体の位置検出システムがあり、移動体にICタグリーダを設置し、経路に沿ってIDタグを設置する。移動体が経路を通過すると移動体に設置されたICタグリーダが経路上の通過したIDタグのID番号を読み取り、そのID番号からIDタグの絶対位置を算出することにより移動体の現在位置を算出する方法である。
この位置検出システムでは、位置の検出精度の向上は可能であるが、走行状態を監視するために必要な車両の走行パターンを抽出する機能や履歴データおよび複数台車両の走行パターンとの比較による判定機能を持たないため、当該車両の周囲の走行状況から当該走行パターンが危険か否かを判定することはできない。
特開2003−98253号公報
従来の技術は、各車両の走行パターンを解析して危険性を通知するものではないため、実際の周囲の状況に適したアラームをあげられないという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決することを主な目的としており、各車両の走行パターンを解析するとともに、周囲の車両の走行パターンを考慮することにより周囲の環境(天候、交通量等)に照らして事故の危険性のある車両を特定し、事故の危険性のある車両に対してアラームを通知することを主な目的とする。
本発明に係る管理装置は、
車両の走行管理を行う管理装置であって、
前記車両の走行経路上に配置されている複数の検知装置から前記車両がそれぞれの検知装置を通過した通過時刻を示す検知情報を受信する検知情報受信部と、
前記検知情報受信部により受信された複数の検知装置からの検知情報に基づき、前記車両の走行速度を算出する速度算出部と、
前記速度算出部により算出された前記車両の走行速度の経時変化に基づき、前記車両の走行パターンが特定の条件に合致しているか否かを判定する走行パターン判定部と、
前記走行パターン判定部により前記車両の走行パターンが特定の条件に合致していると判定された場合に、前記車両の走行パターンが特定の条件に合致していることを通知する通知メッセージを生成する通知メッセージ生成部と、
前記通知メッセージ生成部により生成された通知メッセージを前記車両に対して送信する通知メッセージ送信部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、複数の検出装置からの検出情報に基づいて各車両の走行速度を算出し、各車両の走行速度の経時変化に基づく走行パターンが危険走行又は渋滞可能性走行といった特定の条件に合致するか否かを判断し、特定の条件に合致している場合に、当該車両に対して通知メッセージを送信するため、実際の周囲の状況に対応させた動的な車両の走行管理を行うことができる。
実施の形態1.
図1はこの実施の形態1に係る管理システムの構成例を示す概要図である。
図1において、車両1はICタグ5および移動体通信網4に接続可能な車載装置6を有し、車両の走行経路2は路面上にICタグリーダ7を一定間隔で有する。センターに設置されたサーバ3はICタグリーダ7から受信したデータを分析し、事故につながる走行パターンを検出した場合には移動体通信網4を経由して当該車両1の車載装置6に通知する。なお、サーバ3は、管理装置の例に相当し、ICタグリーダ7は検知装置の例に相当する。
図2は、サーバ3の内部構成例を示す図である。
図2において、車両通信部301は、移動体通信網4を介して車両1の車載装置6と通信する。具体的には、車両1が高速道路等の走行パターンの監視を行う監視ゾーンに進入した際に、車両1の車載装置6から車載装置6の電話番号の情報を受信し、また、各車両を識別するためのID情報(固有ID)を通知する。また、走行パターンの判定により、危険な走行パターンと認定された車両1の車載装置6に対して危険な走行パターンであることを警告する通知メッセージを送信する。
固有ID設定管理部302は、車両1が走行パターンを監視する監視ゾーンに入った際に、各車両を識別するためのID情報(固有ID)を各車両に設定し、固有IDの管理を行う。
ICタグリーダ通信部303は、ICタグリーダ7と通信する。具体的には、ICタグリーダ7から当該ICタグリーダを通過した車両の固有ID、通過時刻等を示す検知データ(検知情報)を受信する。
データ蓄積部304は、ICタグリーダ通信部303が受信した検知データを、車両別通過時刻データ記憶部310に蓄積する。
速度/加速度算出部305は、車両別通過時刻データ記憶部310に蓄積されているデータから車両別の走行速度、加速度を算出する。
走行パターン抽出部306は、速度/加速度算出部305で算出された速度、加速度を各車両ごとに車両別走行パターンデータ記憶部312に記録し、走行パターンデータとする。
走行パターン判定部307は、走行パターンデータをもとに事故履歴データ記憶部313に記憶されている過去の危険な走行パターンデータなどを考慮して車両ごとに危険な走行パターンに該当するか否かの判定を行う。
通知メッセージ生成部308は、走行パターン判定部307により危険な走行パターンに該当すると判定された車両1の車載装置6に対して、危険走行である旨を警告する通知メッセージを生成する。
固有IDデータ記憶部309は、固有ID設定管理部302により設定された固有IDデータを記憶する。
車両別通過時刻データ記憶部310は、検知データに示された車両ごとの通過時刻を記憶する。
リーダ別検知データ記憶部311は、ICタグリーダ7ごとに、それぞれのICタグリーダ7が検知した検知データの内容を記憶する。
車両別走行パターンデータ記憶部312は、走行パターン抽出部306から各車両の速度、加速度のデータを取得し、これら各車両の速度、加速度のデータを走行パターンデータとして記憶する。
事故履歴データ記憶部313は、過去の危険な走行パターンデータを記憶している。
図2において、車両通信部301は通知メッセージ送信部の例に相当し、ICタグリーダ通信部303は検知情報受信部の例に相当し、速度/加速度算出部305は速度算出部の例に相当し、事故履歴データ記憶部313は事故履歴情報記憶部の例に相当する。
なお、サーバ3は、図示していないが、例えばマイクロプロセッサ等のCPU、半導体メモリ等や磁気ディスク等の記録手段、及び通信手段を有する計算機により実現することができる。記録手段に、サーバ3に含まれる各構成要素の機能を実現するプログラムを記録し、CPUがこれらのプログラムを読み込むことによりサーバ3の動作を制御し、各構成要素の機能を実現することも可能である。
図3は、車両1がICタグリーダ7を通過した際にICタグリーダ7からサーバ3に送信される検知データのデータ形式を示すデータ形式図である。検知データはどのICタグリーダ7からのデータであるかを示すリーダID31、ICタグリーダ7を通過した車両1を識別するための固有ID32、ICタグリーダ7が設置されている車線番号(複数の車線が存在する場合等)を示す車線番号33、車両1が通過した時刻を示すデータ採取時刻34(車両1の通過時刻)から構成される。なお、例えば、走行経路に一車線しかない場合や、複数車線が存在する場合であっても車線ごとの管理が必要ない場合は、車線番号33を省略して図4に示すデータ形式で運用してもよい。
図5は、固有IDデータ記憶部309に格納されている固有IDデータのデータ形式例を示す。固有IDデータは、各車両に動的に設定された固有IDと各車両の車載装置6に設定されている電話番号とを対応づけた情報である。
例えば、車両1が高速道路などの監視ゾーンに進入した場合に、車載装置6が移動体通信網4を通してサーバ3へ接続し車載装置6の電話番号を送信する。このとき接続用の電話番号は車載装置に事前登録されており、カーナビゲーションによる位置情報から自動的に接続可能であるとする。電話番号を受信したサーバ3において固有ID設定管理部302は車両を一意に識別するための固有IDを動的に生成する。固有IDの一例としては、先頭4桁が高速道路の路線を一意に識別できる番号、次の2桁が高速道路の入り口を当該路線内で一意に識別できる番号、最後の16桁は進入時刻でYYYYMMDDHHMMSS.Sで表現されるなどが考えられる。たとえば路線番号25番の高速道路の4番ゲートから2003年11月28日午後4時53分23.5秒に進入した場合は「00250420031128045323.5」となる。サーバ3はこの動的に生成した固有IDと接続に必要な電話番号の情報を対応づけて図5に示す固有IDデータとして固有IDデータ記憶部309に保存し、通知のための接続が必要な場合は固有IDデータを参照し、移動体通信網4を経由して接続する。生成された固有IDはサーバ3から高速道路のゲート等に設置されたICタグリーダ7へ送信され車両1に搭載されたICタグ5に記録される。これ以降、車両が、経路に設置されたICタグリーダ7を通過する際にICタグリーダ7はICタグ5から固有IDを読み取る。なお高速道路などから退出する際には同様に、ゲート通過時に車載装置6がサーバ側にアクセスし、テーブル上から固有IDの記録が消去され、同時にゲートに設置されたICタグリーダ7によりICタグ5から固有IDが消去される。
次に、図面を参照しながら動作を説明する。
車両1が高速道路や事故多発地帯など監視ゾーンに入ると、車載装置6とサーバ3との間で前述した固有IDの設定及び電話番号の登録等の処理が行われ、その後、車両1が経路2の路面に一定間隔で設置されたICタグリーダ7上を通過し、各ICタグリーダ7は車両1の通過に伴いICタグ5に記録された固有ID32を読み取る。固有ID32を読み取ったICタグリーダは固有ID以外にICタグリーダのリーダID31、車線番号33およびデータ採取時刻34(車両1の通過時刻)を図3のデータ形式の検知データにしてサーバ3へ送る。
次に図9をもとにサーバ3での処理手順を説明する。
まず、サーバ3のリーダ通信部303が、リーダからの検知データを受信し(S901)、受信した検知データをデータ蓄積部304が車両別通過時刻データ記憶部310に記録する。車両別通過時刻データ記憶部310では、図6に示すような車両の固有IDごとに各ICタグリーダの通過時刻が表示されるテーブルを保有し、データ蓄積部304は受信した検知データの固有IDを読み取り、該当するテーブルにリーダIDと通過時刻を記録する。なお、図6では、固有IDがAの車両のリーダごとの通過時刻を表示するテーブルが示されている。
次に、サーバ3の速度/加速度算出部305が、車両ごとに、車両別通過時刻データ記憶部310に記録されている通過時刻とあらかじめ設定されているICタグリーダ間の距離から速度を計算し、また速度の変化率(差分)から加速度を算出する(S902)。また、このとき、走行パターン抽出部306が、速度/加速度算出部305で算出された速度、加速度を各車両ごとに車両別走行パターンデータ記憶部312に記録していく。同時に各ICタグリーダごとにリーダ別検知データ記憶部311に通過していく車両の速度、加速度を記録していく。
図8は、車両別走行パターンデータ記憶部312の記録例を示しており、固有ID:Aの車両について、通過時刻、速度、加速度が記録される。通過時刻は、当該車両が通過したICタグリーダにより検知された通過時刻であり、図6の車両別通過時刻データから抽出されたものである。速度及び加速度は、速度/加速度算出部305で算出された速度、加速度である。図7はリーダ別検知データ記憶部311の記録例を示しており、リーダID:1のICタグリーダについて、当該ICタグリーダを通過した車両の固有ID、通過時刻、速度、加速度が記録される。固有IDは、当該ICタグリーダが通過を検知した車両の固有IDであり、通過時刻は、当該ICタグリーダが検知した車両の通過時刻であり、図6の車両別通過時刻データから抽出されたものである。速度及び加速度は、速度/加速度算出部305で算出された速度、加速度である。
次に、走行パターン抽出部306及び走行パターン判定部307により各車両の走行パターンの判定が行われる(S903)が、走行パターンの判定処理の詳細は後述する。
次に、走行パターン判定部307により、通知メッセージの対象となる車両、つまり危険走行パターンの条件に合致する車両があるか否かが判断され(S904)、通知メッセージの対象となる車両が存在しない場合はそのまま処理を終了し、通知メッセージの対象となる車両が存在する場合にはS905に進む。
通知メッセージの対象となる車両が存在する場合には、通知メッセージ生成部308が当該車両が危険走行パターンに合致する旨、すなわち当該車両が事故を引き起こす危険性のある危険走行を行っていることを警告する通知メッセージを生成し(S905)、車両通信部301が固有IDデータ記憶部309に記憶されている固有IDデータの電話番号をもとに移動体通信網4を介して通知メッセージを当該車両の車載装置6に送信する。これにより、当該車両のドライバは、通知メッセージによる警告を受けることになる。
ここで、図10、図11を参照して、走行パターンの判定処理の詳細について説明する。
走行パターン判定部307は走行パターン抽出部306により車両別走行パターンデータ記憶部312に蓄積された車両別走行パターンデータやリーダ別検知データ記憶部311に記憶されたリーダ別検知データをもとに事故履歴データ記憶部313内の過去の履歴走行パターンデータなどを考慮して車両ごとに走行パターンが危険走行パターンに該当するか否かの判定を行う。つまり、走行パターン判定部307はその時の車両の流れと過去の履歴データから当該車両の走行パターンが危険か否かを判定する。図11は判定方法を示した概要図である。
まず、走行パターン判定部34は、リーダ別検知データ記憶部311のリーダ別検知データに基づき、各ICタグリーダにおける通過速度の変化パターンを解析し、特異点(図10に示す特異点55)が存在するかどうかを各ICタグリーダごとの速度変化パターンから監視する(S1101、S1102)。
特異点を検出した場合には、事故履歴データ記憶部313の過去の履歴走行パターンデータと比較する(S1103)。過去の履歴走行パターンデータは当該監視ゾーンのエリアごとに事故が発生した場合の車両の通過速度を頻度別にしたものである。図10の例では、特異点55が検出されたリーダNが配置されたエリアに対応する履歴走行パターンデータ54との比較を行い、前記特異点55が履歴走行パターン54で事故発生頻度から危険であると判定した場合は、該当する車両の固有IDをデータから特定し(S1104)、当該車両の監視ゾーンにおける走行パターンデータ(図8)を車両別走行パターンデータ記憶部312から抽出する(S1105)。
更に、当該車両の通過時点前に通過した車両の速度と偏差を得る(S1106)。具体的には、当該車両の通過時点前に通過した車両の平均速度の経時変化(図10の57)、また偏差×2を平均にプラスした平均上限速度の経時変化(図10の58)、マイナスした平均下限速度の経時変化(図10の59)を算出し、S1105で抽出した当該車両の速度の経時変化(図10の56)と比較する(S1107)。
当該車両の速度変化56が平均上限速度の変化58または平均下限速度の変化59に比較して少なくともどちらか一方に大きくはずれていると判定した場合には、危険走行の可能性があるものと判定して、当該車両を通知メッセージの対象とする(S1108)。これにより、図9のS905及びS906に示すように、移動体通信網4を経由して車載装置6にアラームである通知メッセージが送信される。
なお、以上では、速度の経時変化に基づいて走行パターンの判定を行ったが、これに代えて加速度の経時変化を用いて走行パターンの判定を行ってもよい。加速度の経時変化を用いる場合も、図10及び図11と同様の処理により走行パターンの判定を行うことができる。また速度及び加速度の両者の経時変化を用いて走行パターンの判定を行ってもよい。この場合には、速度及び加速度の少なくともいずれかにおいて危険走行パターンと判定された場合に通知メッセージを送信するようにしてもいいし、速度及び加速度の両者において危険走行パターンと判定された場合にのみ通知メッセージを送信するようにしてもいい。
また、以上では、ICタグリーダは、経路上に等間隔で配置されていることになっていたが、必ずしもICタグリーダを等間隔に配置していなくてもよい。例えば、ICタグリーダ間の間隔の情報をデータベース等に保有していれば、ICタグリーダが等間隔に配置されていなくても車両の速度及び加速度を算出することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、高速走行等においてある車両の走行パターンが事故を引き起こす可能性があるか否かを判定する場合に、当該車両以外の走行パターン、履歴走行パターンデータを用いて判定するため、従来のような車両内部でデータを採取し閾値から判定する手段に比較して、状況(天候、交通量等)に応じた的確な判定を行うことが可能になる。
実施の形態2.
実施の形態1では、車両の走行パターンを分析し、いずれかの車両が事故を引き起こす可能性のある危険走行を行っていると判定した場合に、当該車両に通知メッセージを送信するものであるが、本実施の形態では、いずれかの車両が渋滞を引き起こす可能性のある渋滞可能性走行を行っていると判定した場合に、当該車両に通知メッセージを送信する例を説明する。
図12は、本実施の形態に係るサーバ3(管理装置)の構成例を示す図である。本実施の形態では、事故履歴データ記憶部313に代えて渋滞発生履歴データ記憶部314(渋滞発生履歴情報記憶部)が配置されている。その他の構成要素は、図2に示したものと同様である。渋滞発生履歴データ記憶部314に記憶されている渋滞発生履歴データは、監視ゾーンにおける渋滞発生の履歴を示すデータであり、例えば、時間帯・エリアごとに、どの速度で走行すれば渋滞が発生しやすいかを示す走行パターンデータである。
また、本実施の形態では、システムの全体構成も、実施の形態1で示した図1と同様である。更に、動作の内容も、実施の形態1に示したものと大部分において共通しており、図11のS1103において、渋滞発生履データから特異点が渋滞可能性走行であるか否かを判定する点以外は、実施の形態1と同じである。このため、詳細な説明は省略する。
このように、本実施の形態によれば、ある車両の走行パターンが渋滞を引き起こす可能性があるか否かを判定する場合に、当該車両以外の走行パターン、渋滞履歴走行パターンデータを用いて判定するため、状況に応じた的確な判定を行うことが可能になる。
実施の形態3.
実施の形態2で示した渋滞発生履歴データを利用して、渋滞の予測も可能である。例えば、図13に示すように、各車両の走行パターンと渋滞発生履歴データから渋滞の発生を予測する渋滞可能性判定部315を追加し、この渋滞可能性判定部315が各車両の走行パターンと渋滞発生履歴データとを比較し、例えば、渋滞発生のおそれのある速度で走行している車両が一定台数以上存在している場合には渋滞発生の可能性があると判断する。渋滞発生の可能性がある場合には、通知メッセージ生成部308が渋滞発生の可能性を通知する通知メッセージを生成し、車両通信部301から渋滞発生の可能性のある地点以前のポイントを走行中の車両に対して送信し、渋滞を発生または悪化させないようにナビゲーションすることも可能である。
このように、本実施の形態によれば、各車両の走行データを解析して、渋滞発生の可能性を検討し、渋滞発生の可能性があれば、渋滞発生の可能性のあるエリアを付近の車両に事前に通知し、渋滞の発生を未然に回避することが可能である。
ここで、以上の実施の形態で説明した管理システムの特徴を以下にて示す。
実施の形態で説明した管理システムは、路面の各車線に等間隔で設置されたICタグリーダ上を車両通過する際に、ICタグリーダが、車両に搭載されたICタグに記録された固有IDを読み取り、読み取り時間から当該固有IDを持つ車両の速度、加速度を算出し走行パターンを監視し、その時点以前に通過した複数台の車両の走行パターンと比較し、実際の状況から極端にかけ離れたパターンの場合に危険走行と判断し、車載装置またはカーナビゲーション装置を通じて当該車両のドライバに通知し、事故または渋滞を防止することを特徴とする。
すなわち、走行車両にICタグを搭載し、走行経路に沿ってICタグリーダを一定の間隔で設置し、車両が通過した際に通過時刻および車両を特定する固有IDを読み取り、ICタグリーダが設置されている車線番号とともに記録し、その時刻とICタグリーダの間隔から車両の速度および加速度を算出し、これらのデータから各車両の走行パターンを抽出し、監視することにより、ある車両の走行パターンが他車両の走行パターンと大きく異なることを検知した場合に移動体通信網を経由して車載装置またはカーナビにアラームを上げる機能を有することを特徴とする。
また、車両の走行パターンを過去の事故または渋滞時の履歴データをもとに判定する手段を具備することを特徴とする。
また、固有IDを高速道路などの進入時にICタグに記録し、退出時に消去する手段を具備することを特徴とする。
実施の形態1〜3に係るシステム構成例を示す図。 実施の形態1に係るサーバの構成例を示す図。 実施の形態1に係る検知データのデータ形式例を示す図。 実施の形態1に係る検知データのデータ形式例を示す図。 実施の形態1に係る固有IDデータの例を示す図。 実施の形態1に係る車両別通過時刻データの例を示す図。 実施の形態1に係るリーダ別検知データの例を示す図。 実施の形態1に係る車両別走行パターンデータの例を示す図。 実施の形態1に係るサーバの処理例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係る走行パターン判定処理の例を説明する図。 実施の形態1に係る走行パターン判定処理の例を示すフローチャート図。 実施の形態2に係るサーバの構成例を示す図。 実施の形態3に係るサーバの構成例を示す図。
符号の説明
1 車両、2 走行経路、3 サーバ、4 移動体通信網、5 ICタグ、6 車載装置、7 ICタグリーダ、301 車両通信部、302 固有ID設定管理部、303 リーダ通信部、304 データ蓄積部、305 速度/加速度算出部、306 走行パターン抽出部、307 走行パターン判定部、308 通知メッセージ生成部、309 固有IDデータ記憶部、310 車両別通過時刻データ記憶部、311 リーダ別検知データ記憶部、312 車両別走行パターンデータ記憶部、313 事故履歴データ記憶部、314 渋滞発生履歴データ記憶部、315 渋滞可能性判定部。

Claims (10)

  1. 複数の車両の走行管理を行う管理装置であって、
    前記複数の車両の走行経路上に配置されている複数の検知装置かられぞれの検知装置を通過した車両の車両識別情報と通過時刻を示す検知情報を受信する検知情報受信部と、
    前記検知情報受信部により受信された複数の検知装置からの検知情報に基づき、ごとに走行速度を算出する速度算出部と、
    前記速度算出部により算出された車両の走行速度の経時変化を比較しいずれかの車両の走行速度の経時変化が特異である場合に、当該車両の走行速度の経時変化と過去の平均速度の経時変化とを比較し、当該車両の走行速度の経時変化が特異であるか否かを判定する走行パターン判定部と、
    各車両の走行速度の経時変化間の比較及び過去の平均速度の経時変化との比較の結果、前記走行パターン判定部によりいずれかの車両の走行速度の経時変化が特異であると判定された場合に、当該車両の走行パターンを警告する通知メッセージを生成する通知メッセージ生成部と、
    前記通知メッセージ生成部により生成された通知メッセージを対象となる車両に対して送信する通知メッセージ送信部とを有することを特徴とする管理装置。
  2. 前記速度算出部は、
    前記検知情報受信部により受信された複数の検知装置からの検知情報に基づき、ごとに加速度を算出し、
    前記走行パターン判定部は、
    前記速度算出部により算出された各車両の加速度の経時変化を比較し、いずれかの車両の加速度の経時変化が特異である場合に、当該車両の加速度の経時変化と過去の平均加速度の経時変化と比較し、当該車両の加速度の経時変化が特異であるか否かを判定し、
    前記通知メッセージ生成部は、
    各車両の加速度の経時変化間の比較及び過去の平均加速度の経時変化との比較の結果、前記走行パターン判定部によりいずれかの車両の加速度の経時変化が特異であると判定された場合に、通知メッセージを生成することを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記走行パターン判定部は、
    各車両の走行速度の経時変化間の比較及び過去の平均速度の経時変化との比較を行い、いずれかの車両の走行速度の経時変化が特異であり、当該車両の走行パターンが危険走行の条件に合致しているか否かを判定し、
    前記通知メッセージ生成部は、
    前記走行パターン判定部によりいずれかの車両の走行パターンが危険走行の条件に合致していると判定された場合に、当該車両の走行パターンが危険走行の条件に合致していることを警告する通知メッセージを生成することを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  4. 前記管理装置は、更に、
    エリアごとの事故履歴を示す事故履歴情報を記憶する事故履歴情報記憶部を有し、
    前記走行パターン判定部は、
    行経路に対応するエリアの事故履歴情報に基づき、いずれかの車両の走行パターンが危険走行の条件に合致しているか否かを判定することを特徴とする請求項に記載の管理装置。
  5. 前記走行パターン判定部は、
    各車両の走行速度の経時変化間の比較及び過去の平均速度の経時変化との比較を行い、いずれかの車両の走行速度の経時変化が特異であり、当該車両の走行パターンが渋滞を発生させる可能性のある渋滞可能性走行の条件に合致しているか否かを判定し、
    前記通知メッセージ生成部は、
    前記走行パターン判定部によりいずれかの車両の走行パターンが渋滞可能性走行の条件に合致していると判定された場合に、当該車両の走行パターンが渋滞可能性走行の条件に合致していることを警告する通知メッセージを生成することを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  6. 前記管理装置は、更に、
    エリアごとの渋滞発生履歴を示す渋滞発生履歴情報を記憶する渋滞発生履歴情報記憶部を有し、
    前記走行パターン判定部は、
    行経路に対応するエリアの渋滞発生履歴情報に基づき、いずれかの車両の走行パターンが渋滞可能性走行の条件に合致しているか否かを判定することを特徴とする請求項に記載の管理装置。
  7. 前記管理装置は、更に、
    エリアごとの渋滞発生履歴を示す渋滞発生履歴情報を記憶する渋滞発生履歴情報記憶部と、
    前記検知情報受信部により受信された複数の検知装置からの検知情報と前記渋滞発生履歴情報記憶部に記憶された渋滞発生履歴情報とに基づき、いずれかの車両の走行位置付近での渋滞の可能性を判定する渋滞可能性判定部とを有し、
    前記通知メッセージ生成部は、
    前記渋滞予測部によりいずれかの車両の走行位置付近で渋滞の可能性があると判定された場合に、当該車両の走行位置付近での渋滞の可能性を通知する通知メッセージを生成することを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  8. 複数の車両の走行管理を行う管理装置と、車両の通過を検知する複数の検知装置とを有する管理システムであって、
    前記複数の検知装置のそれぞれは、
    両が通過した際に両の通過を検知し、通過した車両の車両識別情報と通過時刻を示す検知情報を生成し、前記管理装置に対して検知情報を送信し、
    前記管理装置は、
    前記複数の検知装置のいずれかより検知情報を受信し、受信した検知情報に基づきごとに走行速度を算出し、算出した車両の走行速度の経時変化を比較し、いずれかの車両の走行速度の経時変化が特異である場合に、当該車両の走行速度の経時変化と過去の平均速度の経時変化とを比較し、当該車両の走行速度の経時変化が特異であるか否かを判定し、各車両の走行速度の経時変化間の比較及び過去の平均速度の経時変化との比較の結果、いずれかの車両の走行速度の経時変化が特異であると判定した場合に、当該車両の走行パターンを警告する通知メッセージを生成し、生成した通知メッセージを対象となる車両に対して送信することを特徴とする管理システム。
  9. 複数の車両の走行管理を行う管理方法であって、
    前記複数の車両の走行経路上に配置されている複数の検知装置かられぞれの検知装置を通過した車両の車両識別情報と通過時刻を示す検知情報を受信する検知情報受信ステップと、
    前記検知情報受信ステップにより受信された複数の検知装置からの検知情報に基づき、ごとに走行速度を算出する速度算出ステップと、
    前記速度算出ステップにより算出された車両の走行速度の経時変化を比較しいずれかの車両の走行速度の経時変化が特異である場合に、当該車両の走行速度の経時変化と過去の平均速度の経時変化とを比較し、当該車両の走行速度の経時変化が特異であるかを判定する走行パターン判定ステップと、
    各車両の走行速度の経時変化間の比較及び過去の平均速度の経時変化との比較の結果、前記走行パターン判定ステップによりいずれかの車両の走行速度の経時変化が特異であると判定された場合に、当該車両の走行パターンを警告する通知メッセージを生成する通知メッセージ生成ステップと、
    前記通知メッセージ生成ステップにより生成された通知メッセージを対象となる車両に対して送信する通知メッセージ送信ステップとを有することを特徴とする管理方法。
  10. 複数の車両の走行管理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記複数の車両の走行経路上に配置されている複数の検知装置かられぞれの検知装置を通過した車両の車両識別情報と通過時刻を示す検知情報を受信する検知情報受信処理と、
    前記検知情報受信処理により受信された複数の検知装置からの検知情報に基づき、ごとに走行速度を算出する速度算出処理と、
    前記速度算出処理により算出された車両の走行速度の経時変化を比較しいずれかの車両の走行速度の経時変化が特異である場合に、当該車両の走行速度の経時変化と過去の平均速度の経時変化とを比較し、当該車両の走行速度の経時変化が特異であるかを判定する走行パターン判定処理と、
    各車両の走行速度の経時変化間の比較及び過去の平均速度の経時変化との比較の結果、前記走行パターン判定処理によりいずれかの車両の走行速度の経時変化が特異であると判定された場合に、当該車両の走行パターンを警告する通知メッセージを生成する通知メッセージ生成処理と、
    前記通知メッセージ生成処理により生成された通知メッセージを対象となる車両に対して送信する通知メッセージ送信処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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