JP4310768B2

JP4310768B2 - Customer service server

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Publication number: JP4310768B2
Application number: JP2002277322A
Authority: JP
Inventors: 一樹内匠; 仁白石
Original assignee: Nohmi Bosai Ltd
Current assignee: Nohmi Bosai Ltd
Priority date: 2002-09-24
Filing date: 2002-09-24
Publication date: 2009-08-12
Anticipated expiration: 2022-09-24
Also published as: JP2004118303A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、顧客サービスサーバに関する。
【０００２】
【従来の技術】
種々の物件に火災報知設備が設置され、定期点検等の目的で、作業員が定期的に、各物件を巡回する。この定期点検を行った履歴を、センターのコンピュータ等に記録し、その後の定期点検等に備える。
【０００３】
そして、次回以降の定期点検時に、上記定期点検履歴情報を持参し、定期点検に役立たせている。また、定期点検履歴情報の他に、訪問しようとする物件に設置されている火災報知設備に関する緊急対応履歴情報、設備状況の情報をも持参し、これらを、定期点検時の参考にしている。設備状況情報は、たとえば、どういう設備が、どこに、いつから設置されているかを示す情報、所定の物件の住所、電話番号である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例では、作業員が出先で、物件の情報を持参していなければ、必要な物件に関する情報を見ることができず、また、物件の情報を出先に持参するようにすると、情報を一元管理することができず、つまり、個人のみが保持している情報以外の情報を共有することができないという問題がある。
【０００５】
本発明は、作業員が出先で、物件の情報を持参していなくても、必要な物件に関する情報を見ることができ、また、情報を一元管理することができる顧客サービスサーバを提供することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明は、物件に関する情報を格納している物件情報格納手段と、所定のネットワークを介して、出先の端末機器から、所定の物件に関する情報の要求を受信する受信手段と、上記ネットワークを介して、出先の端末機器から、所定の物件に関する情報が要求されると、上記物件情報格納手段に格納されている物件に関する情報のうちで、上記所定の物件に関する情報を抽出する物件情報抽出手段と、上記抽出された物件の位置についての地図情報を取得し、この取得した地図情報の地域内に存在する店舗を、部品調達に役立つ店舗の位置情報として地図情報データベースに蓄えられている店舗情報から取得する店舗情報取得手段と、上記抽出された物件に関する情報を、上記出先の端末機器に送信し、さらに、上記取得した店舗情報を、地図情報と合わせて上記出先の端末機器に送信する情報送信手段と、製品に関する情報を格納している製品情報格納手段と、上記ネットワークを介して、出先の端末機器から、所定の製品に関する情報が要求されると、上記製品情報格納手段に格納されている製品に関する情報のうちで、上記製品に関する情報を抽出する製品情報抽出手段とを有し、上記受信手段は、所定のネットワークを介して、出先の端末機器から、所定の製品に関する情報の要求を受信する手段であり、上記情報送信手段は、上記抽出された製品に関する情報を、上記出先の端末機器に、送信する手段であり、上記所定の製品に関する情報の要求が、上記所定の物件に関する情報の要求に連続して行われる場合、上記顧客サービスサーバは、上記所定の物件に設備されている機器を判別し、要求された製品がその機器に該当するか否かを判別することを特徴とする顧客サービスサーバである。
【０００７】
【発明の実施の形態および実施例】
図１は、本発明の一実施例である顧客サービスサーバ１０を有する顧客サービスシステムＣＳＳ１の全体像を示す図である。
【０００８】
顧客サービスシステムＣＳＳ１は、顧客サービスセンタ１００と、ネットワークＮＷと、一般物件２０１、２０２と、防犯機能付自動火災報知設備２０３と、普及型自動試験機能付自動火災報知設備２０４と、ネットワークＮＷを介して顧客サービスサーバ１０との間で送受信する出先の端末機器３０１と、協力会社の端末機器３０２と、営業所の端末機器３０３と、ＧＰＳ衛星４０１と、ＰＨＳ位置情報センタ４０２とを有する。
【０００９】
顧客サービスセンタ１００は、防災設備に関する問合せを受け付ける窓口、いわゆるコールセンターであり、たとえば全国を一括して制御する本社ビル等であり、顧客サービスセンタ１００に顧客サービスサーバ１０が設置されている。この顧客サービスサーバ１０は、顧客サービスセンタ１００内において、ＬＡＮケーブルＣ１を介して、図示しないパソコンを複数、接続し、ローカルエリアネットワークが形成されている。また、顧客サービスセンタ１００から離れている各地の支社・営業所へは、広域ネットワークＷＡＮを介して、端末機器３０３が顧客サービスサーバ１０に接続可能である。
【００１０】
また、顧客サービスサーバ１０は、インターネット等のネットワークＮＷを介して、協力会社の端末機器３０２や出先からの作業員の端末機器３０１を接続することができ、離れたところから、顧客サービスサーバ１０の設定された情報を利用することができる。
【００１１】
さらに、防災設備が設置された建物として、詳細に示さないが、多数存在する一般物件２０１から、その設備の動作としての火災発生時や、異常時等に、不明点が電話によって問い合わされ、その公衆回線を介した呼出は、まず顧客サービスサーバ１０が受け付ける。なお、ここでは、呼出受付を把握する動作を実行する。
【００１２】
また、防災設備が設置される建物のうちで、高機能の自動火災報知設備２０３、２０４は、ＩＳＤＮによる専用回線を用いて、図示しない火災受信機から顧客サービスサーバ１０に、情報を送信できるように構成されている。これらの設備２０３、２０４では、火災受信機での火災信号受信や、盤面操作時、さらに自動試験機能の結果等を、顧客サービスサーバ１０に送信することができる。そして、高機能でない一般物件であっても、火災受信機から、上記火災信号受信や盤面操作時等を移報情報として入力され、情報として変換し、送出する図示しないインターフェースを設けることによって、移報可能な一般物件２０２として、設備２０３、２０４と同様に、防災設備の監視状態を顧客サービスサーバ１０に取り込むことができる。
【００１３】
なお、顧客サービスサーバ１０と各物件の火災報知設備２０２、２０３、２０４とは、ＩＳＤＮによる専用回線で接続され、確実な回線確保と迅速な情報送信とが図られているが、一般的な公衆回線を利用してもよく、また、専用回線でなく、ダイヤルアップ接続のような電話呼出しを介して通信するようにしてもよい。
【００１４】
図２は、上記実施例である顧客サービスサーバ１０の具体例を示すブロック図である。
【００１５】
顧客サービスサーバ１０は、メモリＭ１と、受信手段１と、制御手段２と、表示手段３と、送信手段４と、入力手段５とを有する。
【００１６】
受信手段１は、所定のネットワークを介して、出先の端末機器から、所定の物件に関する情報の要求を受信する受信手段の例である。
【００１７】
メモリＭ１は、所定の物件に関する情報を格納している物件情報格納手段の例である。
【００１８】
制御手段２は、ネットワークを介して、出先の端末機器から、所定の物件に関する情報が要求されると、上記物件情報格納手段に格納されている物件に関する情報のうちで、上記所定の物件に関する情報を抽出する物件情報抽出手段の例である。
【００１９】
送信手段４は、抽出された物件に関する情報を、上記出先の端末機器に送信する情報送信手段の例である。上記物件に関する情報は、定期点検履歴情報、緊急対応履歴情報、設備状況の情報のうちで、少なくとも１つの情報である。設備状況の情報は、たとえば、どういう設備が、どこに、いつから設置されているかを示す情報、所定の物件の住所、電話番号である。
【００２０】
入力手段５は、キーボード、マウス等である。
【００２１】
また、上記実施例において、所定の物件の代わりに、所定の製品を想定することができる。
【００２２】
つまり、メモリＭ１は、所定の製品に関する情報を格納している製品情報格納手段の例であり、受信手段１は、所定のネットワークを介して、出先の端末機器から、所定の製品に関する情報の要求を受信する受信手段の例である。また、制御手段２は、ネットワークを介して、出先の端末機器から、所定の製品に関する情報が要求されると、上記製品情報格納手段に格納されている製品に関する情報のうちで、上記製品に関する情報を抽出する製品情報抽出手段の例であり、送信手段４は、上記抽出された製品に関する情報を、上記出先の端末機器に、送信する情報送信手段の例である。
【００２３】
この場合、上記製品に関する情報は、技術資料、取扱説明書、施工マニュアル、点検基準書、法規の条文のうちで、少なくとも１つの情報、または、上記１つの情報とその他の情報とを組み合わせた情報である。
【００２４】
また、制御手段２は、ネットワークを介して、上記端末機器が接続されたときに、上記接続された端末機器が正当な端末機器であることを確認する端末機器確認手段の例である。
【００２５】
さらに、上記端末機器が、携帯端末機器である場合、制御手段２は、ＧＰＳを介して、上記携帯端末機器の位置情報を取得する位置確認手段の例である。
【００２６】
図３は、上記実施例におけるメモリＭ１の具体例を示す図である。
【００２７】
メモリＭ１は、地図情報データベースＤＢ２１、顧客基本情報データベースＤＢ２２、緊急対応履歴データベースＤＢ２３、定期点検履歴データベースＤＢ２４、改修履歴データベースＤＢ２５、リモートメンテナンスログ情報データベースＤＢ２６、契約情報データベースＤＢ２７、定期点検スケジュールデータベースＤＢ２８、ロケーション情報データベースＤＢ２９、技術情報データベースＤＢ３０を格納している。なお、上記各ＤＢは、メモリＭ１に格納されているデータベースである。
【００２８】
次に、上記各データベースについて簡単に説明する。
【００２９】
地図情報データベースＤＢ２１は、いくつかの縮尺に対応した地図を表示するデータを、地区毎に格納し、顧客基本情報データベースＤＢ２２は、火災報知設備が設置されている物件に加え、営業対象となっている物件や建築予定の建物等、全ての物件について基本的な情報を格納し、緊急対応履歴データベースＤＢ２３は、顧客サービスセンタ１００に連絡のあった故障等に対処が必要なケースについて、それぞれ発生から対処終了までを格納している。
【００３０】
定期点検履歴データベースＤＢ２４は、各物件における消防用設備について、法定点検として年２回等の作業員による点検結果をそれぞれ格納し、改修履歴データベースＤＢ２５は、各物件における消防用設備の改修についての各情報を格納し、リモートメンテナンスログ情報データベースＤＢ２６は、顧客サービスサーバ１０に接続されている各火災受信機を、後述する１日１回等のＩＤ呼出動作の結果をそれぞれ格納している。
【００３１】
契約情報データベースＤＢ２７は、各物件に対する消防用設備についての保守点検に関する契約情報を格納し、定期点検スケジュールデータベースＤＢ２８は、上記法定点検の期日を管理し、その日程についてそれぞれ格納し、ロケーション情報データベースＤＢ２９は、作業員や営業担当者の外出先について現在位置に関する情報をそれぞれ格納し、技術情報データベースＤＢ３０は、技術資料、取扱説明書、施工マニュアル、点検基準書等の製品に関する各種情報を格納している。
【００３２】
次に、上記実施例の動作について説明する。
【００３３】
作業の項目として、物件（建物）での故障発生による現場からの電話連絡時の動作、物件の受信機が自動試験を実行した際の異常検出によるネットワーク（ＩＳＤＮ）経由の通報時の動作、サーバによるＩＤ呼出時、サーバからの操作入力時の動作、サーバからの物件のデータベース更新・確認時の動作を、全体的な動作から代表的に取り上げる。
【００３４】
まず、物件で故障が発生したときに、現場から電話連絡を受けた場合の動作について説明する。
【００３５】
図４は、上記実施例において、電話対応時における動作を示すフローチャートである。
【００３６】
［電話対応時の動作］
まず、物件（建物）において、設備に異常（故障）が発生し、この異常発生を、物件の管理人、所有者、点検員等（以下、「管理人」という）が発見する（Ｓ１１）。
【００３７】
この異常について、管理人が顧客サービスセンタ１００に電話で連絡する（Ｓ１２）。
【００３８】
顧客サービスセンタ１００において２４時間体制で電話連絡等を受け付ける管理者（以下、「受付管理者」という）は、ステップＳ１２の連絡に基づいて、物件の設備の状況を確認する（Ｓ１３）。
【００３９】
受付管理者が物件を特定することができ、ＩＳＤＮ経由で、その物件の火災受信機から、設備の情報を取り込むことができる場合、受付管理者は、情報を取り込み、確認する（Ｓ１４）。
【００４０】
受付管理者と物件の管理人との電話連絡で、受付管理者は、異常が復旧されるかを判別する（Ｓ１５）。
【００４１】
ステップＳ１５で行った異常有無の結果に基づいて、受付管理者が、異常がなくなったと判断すれば、対応を終了し、事故処理連絡表として顧客サービスサーバ１０に必要な情報を手入力する（Ｓ１６）。この情報は、ステップＳ２２で、顧客サービスサーバ１０が自動格納した緊急対応履歴データベースＤＢ２３を更新する。
【００４２】
［電話に対する顧客サービスサーバ１０の動作］
物件の管理人から電話連絡による呼出を受信するときに、その電話番号から契約情報データベースＤＢ２７を参照し、検索し、物件を特定できれば、検索結果を表示する（Ｓ２１）。
【００４３】
このときに、物件ＩＤを特定し、顧客基本情報データベースＤＢ２２から、物件としての建物２０１の所在を示す位置情報を取り出し、その位置情報に合わせて、地図情報データベースＤＢ２１から、建物２０１が含まれるエリアの地図情報を取り出し、これに建物２０１の位置情報に合わせてシンボルを配置し、表示手段３に表示する。
【００４４】
建物２０１の位置情報は、具体的には緯度と経度との情報でよく、これに合わせて、地図情報の上にシンボルを配置する。この位置情報が設定されてない場合、建物の住所を利用し、地図情報の地番等を対比して、適正な部分にシンボルを表示するようにしてもよい。
【００４５】
その電話連絡について、物件ＩＤ、日時、故障内容等を、緊急対応履歴データベースＤＢ２３に格納する（Ｓ２２）。物件ＩＤを特定できなければ、電話番号等でもよく、故障内容は、当面空白でもよい。
【００４６】
電話連絡の物件ＩＤを特定することができれば、緊急対応履歴データベースＤＢ２３を参照し、検索し、過去の事例を表示する（Ｓ２３）。このときに、定期点検履歴データベースＤＢ２４や改修履歴データベースＤＢ２５等、関係する情報のデータベースについて、上記と同様に実行するようにしてもよい。
【００４７】
異常を発生している機器について、機器毎の技術資料や補修マニュアル等、技術情報データベースＤＢ３０を参照し、検索し、表示する（Ｓ２４）。ステップＳ１３において状況確認する過程で、受付管理者が判明された場合に、検索された機器について、手入力してもよく、過去事例から自動検索するようにしてもよい。
【００４８】
［出動要請の動作］
電話対応で異常が復旧（回復）できない場合、受付管理者は、物件に赴いて作業する作業員としてのサービスエンジニア（以下、ＳＥという）を手配し、出動要請する（Ｓ３１）。このときに、受付管理者は、表示手段３に表示されている地図情報から、物件の位置を把握した上で、物件またはエリアの担当者の有無や、緊急出動名簿表等から、ＳＥを選定する。
【００４９】
受付管理者から要請を受けたＳＥは、ノートパソコン等の端末機器３０１を携帯し、物件（建物２０１等）へ向かう（Ｓ３２）。このときに、顧客サービスサーバ１０における契約情報データベースＤＢ２７等に、物件情報を格納し、緊急対応履歴データベースＤＢ２３等に故障情報等を格納した後に、出動する。
【００５０】
ＳＥは、管理人の協力を含めて、物件における必要な処置を行う（Ｓ３３）。その際に、ＳＥは、携帯した端末機器３０１をネットワークＮＷに接続し、顧客サービスサーバ１０から技術情報や過去事例等を、各データベースＤＢ２１〜２９から検索し、現場で表示させることができる（Ｓ３４）。
【００５１】
物件において異常が復旧すれば、ＳＥは、受付管理者に報告する（Ｓ３５）。
【００５２】
ステップＳ３５において復旧の報告を受けると、受付管理者は、顧客サービスサーバ１０に、必要な情報を手入力する（Ｓ３６）。この手入力された情報によって、ステップＳ２２で、顧客サービスサーバ１０が自動格納した緊急対応履歴データベースＤＢ２３を更新する。なお、上記入力を、ＳＥが実行するようにしてもよい。
【００５３】
［通報発生の動作］
次に、火災受信機の自動試験機能を実行したときに故障発生した場合、火災受信機から通報する動作について説明する。
【００５４】
図５は、上記実施例において、火災受信機の自動試験機能を実行したときに故障発生した場合、火災受信機から通報する動作を示すフローチャートである。
【００５５】
物件における火災受信機が自動試験を実行する（Ｓ４１）。通常、１週間に１回自動試験を実行するように設定され。つまり、具体的な曜日・時刻が自動試験開始時刻として設定され、自動試験が実行されるが、物件の管理人が、必要に応じて手動入力で、試験を実行することもできる。この自動試験の結果として、設備に異常があるときには、異常を解消する対応が必要になる。
【００５６】
ＩＳＤＮを介して、顧客サービスシステムＣＳＳ１における移報機能を有する物件２０２、２０３、２０４のいずれかから、火災受信機が、異常ありを、顧客サービスサーバ１０に自動通報する（Ｓ４２）。この自動通報に際して、自動試験結果としての異常内容と、火災受信機のデータベースに設定されている物件を特定するための物件情報とを合わせて送信する。
【００５７】
異常の通報を顧客サービスサーバ１０が受信し、その旨を、表示手段３が表示する（Ｓ４３）。顧客サービスセンタ１００には、受付管理人が存在しているので、その受付管理人が、物件の管理人と電話連絡し、上記異常の通報を確認することができる（ステップＳ１３、Ｓ１５と同じ）。いうまでもないが、顧客サービスシステムＣＳＳ１におけるＩＳＤＮによる専用回線で接続されている物件２０２、２０３、２０４とは、別途電話で連絡できる。
【００５８】
異常の通報の内容に基づいて、物件ＩＤ、日時、故障内容等を、緊急対応履歴データベースＤＢ２３に格納する（Ｓ４４）。そして、通報の情報から、電話番号を取得する（Ｓ４５）。ここで、受信機のデータベースに格納する物件情報には、電話番号が含まれ、自動通報の内容に情報としての電話番号が含まれている。
【００５９】
この後は、上記ステップＳ２１、Ｓ２３、Ｓ２４と同じ動作を実行する。また、出動要請として、上記ステップＳ３１〜Ｓ３６と同じ動作を実行する。
【００６０】
次に、顧客サービスサーバ１０から各火災受信機にＩＤを呼出す動作について説明する。
【００６１】
図６は、上記実施例において、顧客サービスサーバ１０から各火災受信機にＩＤを呼出す動作を示すフローチャートである。
【００６２】
ＩＳＤＮを介して、顧客サービスサーバ１０は、各火災受信機を個別に呼び出し、そのＩＤを収集する（Ｓ５０）。この呼び出しの定時通信は、１日１回、接続されている各火災受信機の全てについて実行する。これによって、回線状態を確認する。そして、呼出を受ける物件は、ＩＳＤＮによる専用回線で接続されている物件２０２、２０３、２０４である。
【００６３】
呼出を受けた物件の火災受信機は、この呼出に応答して火災受信機ＩＤを返送する（Ｓ５１）。火災受信機ＩＤは、各火災受信機内のデータベースに設定されている。
【００６４】
全ての火災受信機から、顧客サービスサーバ１０が、火災受信機ＩＤを正常に収集すると、正常であるので、そのまま終了する（Ｓ５２）。
【００６５】
また、火災受信機からの応答がなく、火災受信機ＩＤの収集が正常に行われていない場合、異常終了を表示する（Ｓ５３）。
【００６６】
上記ステップＳ２２と同様に、物件ＩＤ、日時、故障内容（火災受信機ＩＤ呼出無応答）等を、緊急対応履歴データベースＤＢ２３に格納する（Ｓ５４）。
【００６７】
この後は、上記ステップＳ１３、Ｓ１５と同じく、顧客サービスセンタ１００における受付管理者の対応によって、電話連絡によって異常の有無を確認し、必要に応じて、出動要請し、上記ステップＳ３１〜Ｓ３６と同じ動作を実行する。
【００６８】
次に、顧客サービスサーバ１０から、個別の火災受信機に対して復旧操作入力する動作について説明する。
【００６９】
図７は、上記実施例において、顧客サービスサーバ１０から、個別の火災受信機に対して復旧操作入力する動作を示すフローチャートである。
【００７０】
たとえば、物件から異常発生の電話連絡を受けたときに、上記ステップＳ１５、Ｓ１６との関係で、受付管理者が、物件の管理人と連絡し、顧客サービスサーバ１０からの復旧操作が必要であると判断した場合、次の動作を実行する。
【００７１】
物件の火災受信機に復旧操作する必要があると判断されると、受付管理者が、顧客サービスサーバ１０に、復旧操作入力を行う（Ｓ６１）。
【００７２】
復旧操作が入力された顧客サービスサーバ１０は、ＩＳＤＮを介して、必要な物件の火災受信機に、復旧信号を送信し（Ｓ６２）、ＩＳＤＮを介して、物件の火災受信機が、復旧信号を受信する（Ｓ６３）。
【００７３】
この火災受信機における盤面操作（復旧スイッチの動作入力）と同様に、火災受信機が復旧動作を実行する（火災信号の保持を解除し、通常の監視状態に戻る）（Ｓ６４）。
【００７４】
なお、操作入力として、復旧操作する場合を示したが、復旧操作の代わりに、地区音響停止入力、防排煙機器等、被制御機器の起動／復帰入力等、他の操作を実行するようにしてもよい。
【００７５】
［データベースの更新時の動作］
次に、顧客サービスサーバ１０から、個別の火災受信機にデータベースを更新・確認する動作について説明する。
【００７６】
受付管理者は、更新しようとする物件のデータベースを、顧客サービスサーバ１０に準備し、顧客サービスサーバ１０に、データベースの更新入力を行う（Ｓ７１）。
【００７７】
データベースの準備は、通常、データベース作成ソフトによってノートパソコン等にデータファイルとして作成するが、データ通信によって、顧客サービスサーバ１０内の所定の記憶装置に格納し、または、フロッピー（登録商標）ディスク、ＭＯ、ＣＤ−Ｒ等、所定の記憶媒体に格納し、顧客サービスサーバ１０のドライブに読み出させるようにしてもよい。また、この入力の際に、物件を特定するためにＩＤが用いられるとともに、さらにパスワードが設定されて、受付管理者にパスワード入力を要求する。
【００７８】
データベースの更新入力を行うと、顧客サービスサーバ１０は、ＩＳＤＮを介して、特定の物件の火災受信機に更新用のデータベースを送信する（Ｓ７２）。
【００７９】
特定された物件の火災受信機は、ＩＳＤＮを介して、更新用のデータベースを受信する。データベースの物件情報や、データ自体の誤りチェック等の確認を行う（Ｓ７３）。このときに、物件の火災受信機は、更新用のデータベースと同時に受信するＩＤとパスワードとから、適正な相手からの正式なデータベースであることを認識する。
【００８０】
物件の火災受信機は、上記更新用のデータベースを確認した後に、実行しているデータベースを更新する（Ｓ７４）。
【００８１】
［データベースの確認時の動作］
受付管理者は、確認しようとする物件を特定し、顧客サービスサーバ１０に、データベース確認の入力を行う（Ｓ８１）。上記同様、パスワード入力も行う。
【００８２】
データベース確認の入力が行われると、顧客サービスサーバ１０は、ＩＳＤＮを介して、特定された火災受信機に、データベース返送信号を送信し（Ｓ８２）、ＩＳＤＮを介して、特定の火災受信機が、データベース返送信号を受信する（Ｓ８３）。データベース返送信号を受信した火災受信機は、実行しているデータベースを読み出し、ＩＳＤＮを介して顧客サービスサーバ１０に送信する（Ｓ８４）。このときに、上記同様、パスワードチェックも行う。
【００８３】
ＩＳＤＮを介して、顧客サービスサーバ１０が、更新用のデータベースを受信し、この受信したデータベースの誤りチェック等の確認を行う（Ｓ８５）。
【００８４】
更新用のデータベースを、顧客サービスサーバ１０が正確に受信していれば、この受信した更新用のデータベースを表示し、受付管理者が利用できるようにする（Ｓ８６）。
【００８５】
そして、上記実施例の動作において、出先の端末機器３０１が、顧客サービスサーバ１０から、所定の物件に関する情報を取り寄せる場合の動作について説明する。
【００８６】
この動作は、たとえば、図４におけるステップＳ３４において行われるが、その他、建物２０１等の出先からＳＥが、顧客サービスサーバ１０に接続する場合に行われる。
【００８７】
図８は、上記実施例において、出先の端末機器３０１が、顧客サービスサーバ１０から、所定の物件に関する情報を取り寄せる動作を示すフローチャートである。
【００８８】
ＳＥが、出先から端末機器３０１を、ネットワークＮＷに接続し（Ｓ９１）、このネットワークＮＷを介して、顧客サービスサーバ１０にアクセスし（Ｓ９２）、所定の物件に関する情報を要求する（Ｓ９３）。
【００８９】
ここで、顧客サービスサーバ１０へアクセスする場合、ＳＥは、ユーザＩＤとパスワード等を、入力し、端末機器３０１に顧客サービスサーバ１０の認証を受ける。
【００９０】
顧客サービスサーバ１０は、ネットワークＮＷを介して、受信手段１が、出先の端末機器３０１から、所定の物件に関する情報の要求を受信する（Ｓ９４）。
【００９１】
そして、メモリＭ１に格納されている物件に関する情報（顧客基本情報データベースＤＢ２２等に格納されている情報）のうちで、上記所定の物件（所望の物件）に関する情報を、制御手段２が抽出する（Ｓ９５）。この抽出された物件に関する情報を、出先の端末機器３０１に、送信手段４が送信する（Ｓ９６）。
【００９２】
ここで、顧客サービスサーバ１０は、ＳＥのユーザＩＤ等から、所定の物件に関する情報が取得可能か否かを判断する。これには、物件に関する情報の保護としての担当者判別のレベルと、ＳＥの資格判別のレベルの場合があり、緊急対応の場合としては、資格判別のみでよい。
【００９３】
そして、ＳＥは、顧客サービスサーバ１０から送信された物件に関する情報を受信し（Ｓ９７）、端末機器３０１に設けられている表示装置に、上記受信した物件に関する情報を表示する（Ｓ９８）。
【００９４】
上記実施例によれば、ＳＥは、出先から、必要な物件に関する情報を、確実かつ迅速に見ることができる。
【００９５】
また、上記実施例によれば、物件に関する情報を、ＳＥが持ち歩く必要がないので、情報の修正、加入等、情報を一元管理することができ、つまり、情報を共有することができる。
【００９６】
なお、上記物件に関する情報は、定期点検履歴情報、緊急対応履歴情報のうちで、いずれかまたは組み合わせでもよく、また、上記いずれかまたは組み合わせに、さらにその他の情報を組み合わせた情報とすることができ、特定の物件に関して抽出して情報提供できることが好ましい。
【００９７】
次に、ＳＥが出先で、製品に関する情報を利用する場合について説明する。
【００９８】
この動作も、たとえば図４に示すステップＳ３４の部分で実行されるが、図８に示す動作と同様に、その他、必要な出先から顧客サービスサーバ１０に接続可能である。
【００９９】
図９は、上記実施例において、出先の端末機器３０１が、顧客サービスサーバ１０から、所定の製品に関する情報を取り寄せる動作を示すフローチャートである。
【０１００】
ＳＥが、出先から端末機器３０１を、ネットワークＮＷに接続し（Ｓ１０１）、このネットワークＮＷを介して、顧客サービスサーバ１０にアクセスし（Ｓ１０２）、所定の製品に関する情報を要求する（Ｓ１０３）。
【０１０１】
ここで、顧客サービスサーバ１０へアクセスしたＳＥは、図４に示す場合と同様に、端末機器３０１に対してユーザＩＤとパスワード等を入力して、顧客サービスサーバ１０の認証を受けるのはもちろんである。
【０１０２】
顧客サービスサーバ１０は、ネットワークＮＷを介して、受信手段１が、出先の端末機器３０１から、所定の製品に関する情報の要求を受信する（Ｓ１０４）。
【０１０３】
そして、メモリＭ１に格納されている製品に関する技術情報データベースＤＢ３０のうちで、上記所定の製品（所望の製品）に関する情報を、制御手段２が、抽出する（Ｓ１０５）。この抽出された製品に関する情報を、出先の端末機器３０１に、送信手段４が送信する（Ｓ１０６）。
【０１０４】
ここで、顧客サービスサーバ１０は、図４に示す場合と同様に、ＳＥのユーザＩＤ等から所定の製品に関する情報が取得可能か否かを判断している。この判断は、製品に関する情報の保護としての資格判別に使用する。
【０１０５】
そして、ＳＥは、顧客サービスサーバ１０から送信された製品に関する情報を受信し（Ｓ１０７）、端末機器３０１に設けられている表示装置に、上記受信した製品に関する情報を表示する（Ｓ１０８）。
【０１０６】
また、製品に関する情報の要求が、物件に関する情報の要求に連続して行われる場合、顧客サービスサーバ１０は、該当物件に設備されている機器を判別し、要求された製品がその機器に該当するか否かを判別するようにしてもよい。これによって、無関係な情報を顧客サービスサーバ１０から送信することを防止し、情報漏洩の歯止めとすることができる。
【０１０７】
上記実施例によれば、ＳＥは、出先から、必要な製品に関する情報を確実かつ迅速に見ることができる。
【０１０８】
また、上記実施例によれば、ＳＥが製品に関する情報を持ち歩く必要がないので、情報の修正、加入等、情報を一元管理することができ、したがって、個人のみが保持している情報以外の情報を共有することができる。
【０１０９】
なお、上記製品に関する情報は、技術資料、取扱説明書、施工マニュアル、点検基準書のうちで、いずれかまたは組み合わせ、また、いずれかまたは組み合わせにさらにその他の情報を組み合わせた情報とすることができ、技術情報提供できることが好ましい。
【０１１０】
物件に関する情報と製品に関する情報とに加え、部品調達のための店舗に関する情報を、出先の端末機器へ参照できることが好ましい。すなわち、上記のような出先からの動作として、出先の端末機器３０１から、顧客サービスサーバ１０に接続し、物件の位置（またはＳＥの現在位置）を中心とする所定の地区内に存在する店舗を表示させることができる。
【０１１１】
この場合、部品調達に役立つ店舗の位置情報を、顧客サービスサーバ１０のメモリＭ１に、地図情報データベースＤＢ２１の一部としての店舗情報として、常時蓄え、出先となる物件の位置について、地図情報を取得し、その地図情報の地区内に存在する店舗を、店舗情報から抽出し、地図情報と合わせて店舗の位置を示した地図表示を行えばよい。
【０１１２】
そして、店舗の位置について、販売している部品等の種類、たとえば、資材、電線、文房具、電器等を、所定のマークによって区別できるようにしておけば、急いで手配したいＳＥは、端末機器３０１において地図を見るだけで、所望の部品を取得することができる店舗を把握できる。なお、このような店舗について、出先の端末機器３０１から、顧客サービスサーバ１０に登録できるようにしておけば、新しく発見した店舗の設定を後回しにすることなく、その場で、データベースとして登録することができ、便利である。
【０１１３】
なお、顧客サービスサーバ１０は、情報提供を要求している端末機器３０１が正当であるか否かを、パスワード等で確認し、不用意な情報流出を防止するが、この場合、誰が、いつ、どの情報を見たか、ダウンロードしたか等のログを保存する。特に、事故の情報、その対策等の特別の技術情報に関して、ログを保存することには意味がある。
【０１１４】
また、顧客サービスサーバ１０は、携帯端末機器３０１の位置を確認し、たとえば、物件を中心とする半径、何十ｍ以内でなければ、情報を送出しない等の操作を実行することによって、客先でない者へ、不要な情報が送出されることを防止することができる。
【０１１５】
上記実施例によれば、インターネット等のネットワークを使用し、各種サービスを行う顧客サービスサーバ１０を設置して、出先で、端末機器をインターネット等に接続して各種情報の提供を受けることができる。
【０１１６】
上記実施例によれば、出先から、顧客情報を参照することができ、したがって、出先での対応作業を支援することができる。
【０１１７】
また、上記実施例によれば、出先から、技術情報を参照することができ、したがって、出先での対応作業を支援することができる。
【０１１８】
次に、上記実施例において、電話番号に基づいて物件を特定する動作について説明する。
【０１１９】
この動作は、図４に示すステップＳ２１において実行され、その部分を詳細に示す動作である。
【０１２０】
図１０は、上記実施例において、電話番号に基づいて物件を特定する動作を示すフローチャートである。
【０１２１】
まず、管理すべき物件に関する情報と、上記物件に関する電話番号とが、互いに対応して、メモリＭ１に予め格納されている。
【０１２２】
電話回線を介して、物件２０１の管理者から電話の呼出を受けると（Ｓ１１１）、受信手段１が、ナンバーディスプレイ等のサービスを利用し、上記呼出した相手の電話番号を取得し（Ｓ１１２）、受信手段１が取得した電話番号が、メモリＭ１に格納されている電話番号‐物件情報の対応表に存在しているか否かを判断する（Ｓ１１３）。
【０１２３】
受信手段１が取得した電話番号が、電話番号‐物件情報の対応表に存在していれば、その電話番号に基づいて、メモリＭ１に格納されている電話番号‐物件情報の対応表から、対応する物件に関する情報を、制御手段２が検索する（Ｓ１１４）。
【０１２４】
そして、物件に関する情報を表示手段３が表示する（Ｓ１１５）。この場合、メモリＭ１が、上記物件に関する情報として、過去の緊急対応の履歴または定期点検の履歴に関する履歴情報を格納しており、上記検索した物件に基づいて、対応する履歴情報を、制御手段２が抽出し、上記抽出された履歴情報を表示手段２が表示する。
【０１２５】
一方、メモリＭ１は、その地図情報データベース２１に地図情報を格納し、制御手段２は、上記検索された物件が存在する地区の地図情報を、地図情報データベース２１から検索し（Ｓ１１６）、上記検索された物件が存在する地区の地図を、表示装置３に表示させ（Ｓ１１７）、しかも、上記検索された物件が存在する位置を示す所定のマーク（丸印、矢印、×印等のマーク）を、上記地図上に表示させる（Ｓ１１８）。
【０１２６】
また、上記取得した電話番号に対応する物件の近隣の物件にＳＥが存在していれば、そのＳＥの位置を、上記表示した地図上に重ねて表示する（Ｓ１１９）。
【０１２７】
なお、物件２０１から受信し、取得した電話番号が、上記電話番号‐物件情報テーブルに格納されていなければ（Ｓ１１３）、制御手段２は、上記取得された電話番号に応じた地図上の比較的広い領域を検索する（Ｓ１２０）。たとえば、取得した電話番号に含まれている市外局番をカバーする比較的広い地区を検索し、この検索された比較的広い地区を表示手段３に地図表示する（Ｓ１２１）。
【０１２８】
なお、上記取得した電話番号が上記対応表に格納されていない場合であって、上記格納されていない電話番号に対応する物件が、その後に判明した場合（Ｓ１２２）、上記格納されていない電話番号と上記判明した物件とを対応させて、上記電話番号‐物件情報格納手段に格納する（Ｓ１２３）。
【０１２９】
次に、上記実施例において、物件２０２、２０３、２０４に設置された火災受信機から受信した異常情報に基づいて、物件を特定する動作について説明する。この動作は、図５に示すステップＳ４３、Ｓ４５、Ｓ２１に係る部分を詳細に示すものである。
【０１３０】
図１１は、上記実施例において、火災受信機から受信した異常情報に基づいて、物件を特定する動作を示すフローチャートである。
【０１３１】
まず、顧客サービスサーバ１０は、ＩＳＤＮを介して、複数の火災受信機（複数の物件２０２、２０３、２０４にそれぞれ設置されている火災受信機）のうちの少なくとも１つから異常情報を受信し（Ｓ１３１）、火災受信機からの異常情報を受信して取り込み（Ｓ１３２）、顧客サービスサーバ１０はその旨の表示等を行う。
【０１３２】
この取り込んだ異常情報から、電話番号を取得し（Ｓ１３３）、この取得した電話番号に基づいて、図１０のフローチャートと同じ動作が可能となり、そのステップＳ１１４と同様に、対応表から物件に関する情報を検索し（Ｓ１３４）、図１０のステップＳ１１５と同様に、この特定された物件に関する情報を表示し（Ｓ１３５）、図１０のステップＳ１１７からＳ１１９までに該当するように、この検索された物件に関する地図を、表示手段３が表示する（Ｓ１３６）。なお、上記の電話番号の割出しは、専用回線の接続先として取得することもできる。
【０１３３】
上記実施例によれば、客先から電話連絡があると、電話番号を受信し、この受信した電話番号に基づいて、対象物件を容易に特定することができ、緊急事態に迅速に対応することができる。この場合、特定された客先を地図表示するので、その客先の場所を容易に把握することができる。
【０１３４】
また、上記実施例によれば、電話番号が登録されていなくても、その電話番号に基づいて、その物件が存在するであろう地区を特定することができる。
【０１３５】
さらに、上記実施例によれば、ネットワーク接続された火災受信機から異常情報を受信した場合にも、上記と同様に、物件を特定することができ、その物件が存在している周辺の地図を表示することができる。
【０１３６】
そして、上記実施例によれば、物件を特定することによって、過去の緊急対応や定期点検等の履歴を特定することができる。
【０１３７】
また、上記実施例によれば、地図を表示する際に、近傍の物件に存在しているＳＥの位置を表示するので、現場へ迅速に派遣させることができる。
【０１３８】
顧客サービスサーバ１０は、顧客からの問い合わせや端末機器としての火災受信機からの通報時に、ＣＴＩ（Computer Telephony Integration）機能を使用し、これによって、対象物件を迅速に検出し、迅速に緊急対応することができ、対象物件を特定する時間を短縮することができる。
【０１３９】
また、過去の履歴を参照することによって、対応作業を支援することができる。なお、緊急対応として、過去の情報を参照する場合、顧客サービスサーバ１０のイベントログを参照すればよい。
【０１４０】
上記実施例によれば、検索された物件が存在している地区の地図と、上記検索された物件の位置を示すマークとを表示するので、検索された物件を迅速に検出することができ、迅速に緊急対応することができる。
【０１４１】
また、上記実施例によれば、履歴を参照するので、対応作業を支援することができる。
【０１４２】
さらに、上記実施例によれば、顧客からの問い合わせや端末機器としての火災受信機からの通報時に、ＣＴＩ機能を使用するので、対象物件を迅速に検出し、迅速に緊急対応することができる。
【０１４３】
［スケジュールの自動作成］
次に、上記実施例における顧客に関する情報を利用する訪問スケジュールを作成する動作について説明する。
【０１４４】
この訪問スケジュールは、上記ＳＥも利用できるが、営業担当者が顧客となる物件を訪問する場合における予定作成に有用なものであり、顧客サービスサーバ１０に訪問スケジュールの作成を支援する機能を備えている。訪問スケジュールを作成する場合、まず地区の地図を表示し、その後に、必要な物件を選択し、訪問スケジュールを作成する。なお、この動作は、図４〜図６に示す上記代表的な動作中に含まれてはいない動作である。
【０１４５】
図１２、図１３は、上記実施例において、訪問スケジュールの自動作成における動作を示すフローチャートである。
【０１４６】
営業担当者は、たとえば営業所に設置されている端末機器３０３から、ＷＡＮやＬＡＮケーブルＣ１によるネットワークを経由し、顧客サービスサーバ１０にアクセスする（Ｓ１４１）。そして、自己の担当に関する地区または物件を、端末機器３０３によって選択し（Ｓ１４２）、顧客サービスサーバ１０は、ＷＡＮやＬＡＮケーブルＣ１を介して、地図または物件の選択を受信する（Ｓ１４３）。
【０１４７】
そして、メモリＭ１に格納されている地図情報データベースＤＢ２１から、必要な地区の地図情報を検索し、該当地区の地図を制御手段２が読み込み（Ｓ１４４）、同時に、当該地区の範囲に存在する物件を抽出し、当該物件が存在する位置を、制御手段２が読込み（Ｓ１４５）、これらを、端末機器３０３に送信する（Ｓ１４６）。
【０１４８】
ここで、地区と物件とを指定する場合、単純には営業担当者が訪問しようとする物件を指定すればよいが、地区を選択し、その範囲の物件や、営業担当者の担当する全ての物件として、一度に選択するようにしてもよい。一括的な選択であっても、個々の物件を個別に削除できるようにすればよい。
【０１４９】
また、ここでは、顧客サービスサーバ１０から端末機器３０３へ、地区の地図と地区内全ての物件の位置とを送信するが、訪問の有無に係わらず、地区に係わる物件全てを表示することによって、意識していない物件を認識し、また、近傍の物件をついでに訪問できる等、営業担当者の業務による対応を広くすることができる。
【０１５０】
そして、地図上に物件の位置を表示する際に、所定のマークを複数用意し、訪問選択の有無、担当に該当する、しない等の区別を表示すればよい。
【０１５１】
営業担当者は、顧客サービスサーバ１０から送信された地図と物件の位置とに関する情報を受信し（Ｓ１４７）、端末機器３０３の表示装置に地図を表示する（Ｓ１４８）。
【０１５２】
このように、顧客サービスサーバ１０から端末機器３０３へ、物件の位置が示された地図表示を行うことによって、営業担当者は、所望の物件以外に、その近辺に存在する物件を把握することができ、訪問先として組み込む等の積極的な判断も可能になる。また、端末機器３０３に一度表示した地図表示は、別の地区に切り替えることができ、当初のステップＳ１４２に戻り、別の地区を選択すればよい。ここで、地区を選択する場合、営業担当者の担当に係わらず選択可能であるとしてもよい。
【０１５３】
上記のように、端末機器３０３へ複数の物件の位置が示された地図が表示されている状態から、必要な物件を選択し、訪問スケジュールを作成する（Ｓ１５１）。
【０１５４】
営業担当者は、端末機器３０３の表示装置に表示され、所定のマークによって要否が区別されている各物件に対して、それぞれ要否を追加削除しながら、訪問先としたい物件を選択する（Ｓ１５２）。そして、営業担当者は、必要に応じて訪問時間を設定し（Ｓ１５３）、端末機器３０３へスケジュール作成入力を行い、選択された物件によるスケジュール作成を、顧客サービスサーバ１０へ要求する（Ｓ１５４）。
【０１５５】
端末機器３０３へのスケジュール作成入力を受信した顧客サービスサーバ１０は（Ｓ１５５）、該当地区の地図上において選択された複数の物件間のそれぞれの組み合わせに対して、距離を算出し、その距離に基づいて、移動時間を算定する（Ｓ１５６）。このとき、営業担当者の営業所等の始点を必要とすれば、それを含めて算出する。
【０１５６】
ここで、移動時間の算出について、物件間を地図上の２点間の直線距離、または、２点間を道路に沿って移動する道程距離等によって算出することが可能である。これらの距離を、単位時間当たりの移動量で割れば、移動時間を算定することができ、また、道程距離の場合には、沿う道路の種類（主要幹線道路や脇道等）に応じて、上記単位時間当たりの移動量に係数をかけるようにしてもよい。
そして、算出した各物件間の移動時間に基づいて、所定数の物件を移動する順序を判別する（Ｓ１５７）。このときに、たとえば移動順序の全ての組み合わせに対して、それぞれ移動時間の合計を算出し、最も短時間のものを、移動ルートして選定することができる。
【０１５７】
ここで、移動ルートを選定する場合、物件数によって選定方式を異ならせてもよい。物件数が数件である場合は、全ての組み合わせの中から、移動時間の合計を算出するようにしてもよく、２０〜３０件以上の場合には、組み合わせの数が多過ぎるので、線系の数学的解法を用いることによって、最短時間を算出するようにしてもよい。
【０１５８】
このように、各物件全てを訪問する選定した移動ルートは、端末機器３０３へ送信される（Ｓ１５８）。そして、移動ルートを受け取った端末機器３０３は、地図表示と同時に、移動ルート表示がなされる（Ｓ１５９）。この移動ルートを表示する場合、たとえば、上記演算に基づいて、営業所等の始点から各物件の本文順序が示されるとともに、その間の移動時間と訪問時間とそれらを合計した総移動時間とを示すことができる。
【０１５９】
このような地図表示と移動ルート表示とは、画面上にシートを重ねたような表示形態として、いわゆるウィンドウ表示によって、所望の表示を選択的に前面に表示されるように切り替えられることが好ましい。そして、作成された移動ルートについて、物件の加除を行うことができるようにし、たとえば地図表示を選択した状態において、ステップＳ１５２に戻り、改めてスケジュール作成入力を行えるようにしている。
【０１６０】
また、作成された移動ルート表示に対して、最短の移動ルートとは異なる訪問順序を変更することもできるようにしてある。たとえば、特定の物件について、日中の早い時間または遅い時間に訪問したい場合、訪問先の順序の先後を設定したい場合等、移動ルート表示の修正を入力し（Ｓ１６０）、顧客サービスサーバ１０が再計算し（Ｓ１６１）、端末機器３０３に修正後の移動ルートを送信し（Ｓ１６２）、ステップＳ１５９に戻り、端末機器３０３の表示装置に修正後の移動ルートを表示する。
【０１６１】
さらに、特定部分の順序を固定することによって、残りの移動ルートを再計算する手順を採用することができる。
【０１６２】
そして、端末機器３０３への入力によって（Ｓ１６３）、この作成されたスケジュールが、顧客サービスサーバ１０のメモリＭ１に登録され（Ｓ１６４）、この訪問スケジュールを登録し、この登録された訪問スケジュールを、営業担当者の業務日程として使用することができる。なお、営業担当者が訪問先である物件に滞在する時間を所定の一定時間に設定することができるが、ＳＥが設備の点検作業を行うような場合には、物件毎に所要時間を個別に設定する必要がある。
【０１６３】
［ＳＥの所在確認の動作］
次に、上記実施例において、顧客サービスサーバ１０が所定の物件にＳＥを手配する動作について説明する。
【０１６４】
この動作は、たとえば、図４に示すＳ１５の部分において行うことができ、その他、受付管理者が必要に応じて、ＳＥのみでなく、営業担当者等を手配する場合にも用いられる。
【０１６５】
図１４は、ＳＥ等の現在位置を確認し、現場への出動要請を行う場合の動作を示すフローチャートである。
【０１６６】
まず、顧客サービスサーバ１０は、特定の物件の位置情報に基づいて、該当する地区の地図情報を、地図情報データベースＤＢ２１から読込み、表示手段３に表示する（Ｓ１７１）。この動作は、図４に示すステップＳ２１において、電話連絡による呼出から、物件が特定され、移動するときに実行することができ、その他に、受付担当者が電話連絡による物件確認によって地区を選択し、表示し、物件の位置を特定するようにしてもよい。
【０１６７】
そして、受付担当者が顧客サービスサーバ１０に、出先の端末機器３０１の位置確認入力を行う（Ｓ１７２）。このときに、出先の端末機器３０１として、ＳＥまたは営業担当者が携帯しているノートパソコン等に限らず、ＰＨＳを含む携帯電話等を想定してもよい。顧客サービスサーバ１０は、ＧＰＳ衛星４０１を介して、または、ＰＨＳ位置情報センタ４０２を介して、ＳＥまたは営業担当者の現在位置を取得することができる（Ｓ１７３）。
【０１６８】
この取得したＳＥまたは営業担当者の位置情報によって、顧客サービスサーバ１０は、物件が存在する地図を表示し、その表示範囲内に存在するＳＥまたは営業担当者を、所定のマークによって表示する（Ｓ１７４）。
【０１６９】
この表示の際、ＳＥと営業担当者とは、マーク等によって区別されるべきであるとともに、物件の所在とも区別されるべきである。また、マークとともに個人名を表示するようにしてもよく、マークから情報を表示する別の操作によって、個人情報を表示するようにしてもよい。
【０１７０】
また、このときに、顧客サービスサーバ１０は、地図表示上において、物件に対して、その範囲内のＳＥまたは営業担当者との距離と移動時間とを算出する（Ｓ１７５）。このように、距離と移動時間とを算出し、最寄りのＳＥ等を判別し、表示することによって、緊急手配が必要な物件に対して、最寄りのＳＥ等を判別することができる。この判別結果は、表示された地図に、そのまま順位を表示してもよく、また、ＳＥについて、メモリＭ１に登録されているスケジュールに基づいて、作業終了時間からの移動時間を算出し、最短の時間で到達できるＳＥを選ぶこともできる。
【０１７１】
この結果から、受付担当者は、手配するＳＥ等を特定し、緊急の物件へ訪問させるための手配をすることができ（Ｓ１７６）、電話連絡等で直接ＳＥに連絡することも可能である。この場合、顧客サービスサーバ１０へ、入力手段５によって緊急手配入力を実行し、表示中の物件名や住所等の位置を含め、所定のフォーマットでのメール送信によって、連絡することができる（Ｓ１７７）。
【０１７２】
上記動作によって、顧客サービスサーバ１０において、所定の物件の位置を把握できるのみでなく、ＳＥ等の派遣を緊急に手配した場合に、その近辺に存在しているＳＥ等を把握することができ、現場への出動を要請することができる。なお、図４に示すステップＳ３１における出動要請の部分で、上記動作を実行するようにしてもよい。
【０１７３】
また、図１４に示す動作のみでなく、この実施例における各地図表示を行う時点において、顧客サービスサーバ１０は、地区の地図情報を読み出すと同時に、その範囲内に存在する物件を検索し、該当する物件の位置情報を抽出するとともに、各ＳＥと営業担当者等の現在位置を取得し、その範囲内に存在するＳＥ等を抽出し、それぞれ所定のマークによって互いを区別し、地図表示するようにしてもよい。
【０１７４】
上記実施例によれば、顧客としての物件（建物）の位置が地図上に表示されるので、顧客訪問の際に便利であり、緊急に駆けつける際にも、事前に周辺を確認できるので、極めて有用である。
【０１７５】
また、上記実施例によれば、物件位置までの移動距離に基づいて、物件までの移動時間を算出し、または、直接移動時間を算出するので、ＳＥは、物件を訪問する際に、計画的に移動することができる。
【０１７６】
さらに、上記実施例によれば、移動距離を、所定の２つの物件間の道順の距離に沿って移動距離を求めるので、単なる直線距離でなく、比較的現実的な距離を把握することができる。
【０１７７】
そして、上記実施例によれば、移動距離に単位時間を当てはめて換算するので、比較的現実的な移動時間を把握することができる。
【０１７８】
また、上記実施例によれば、全ての物件間の移動距離または移動時間を算出した上で、最短距離または最短時間で結ぶ道順を選択するので、訪問計画を簡便に立てることができる。
【０１７９】
さらに、上記実施例によれば、表示されている地図に、各物件の位置と少なくとも１人のＳＥの現在位置とを示すので、ＳＥの位置を認識することができ、必要に応じて、指示を的確に出すことができ、また、緊急の際に、最寄りのＳＥを判別することができ、顧客への素早い対応が可能である。
【０１８０】
そして、上記実施例によれば、ＳＥが自分の担当エリアの物件情報を簡便に参照することができる。
【０１８１】
また、上記実施例によれば、地図情報にＣＴＩを付加することによって、連絡事項のある顧客の位置を素早く特定することができ、迅速に手配することができる。
【０１８２】
なお、上記「ＣＴＩ」は、computer telephony integrationの略であり、コンピュータと電話／通信機器との融合によって実現する新しいコミュニケーション・システムである。顧客から電話を受け付けるコールセンタは、代表的な応用分野であり、顧客対応を向上させ、生産性を上げるためには、ＣＴＩは不可欠のものである。音声だけでなく、メールやファクシミリも統合されつつある。
【０１８３】
「コンピュータテレフォニー」は、電話とコンピュータとを融合することによって、電話の新しいサービスを提供する技術の総称である。内線電話網や電話網等の音声ネットワークとＬＡＮ等のネットワークとを統合し、テレマーケティング等の分野で、電話番号から、顧客データベースを検索するアプリケーション等を容易に構築できる。
【０１８４】
具体的には、テレフォニーボードを搭載しているパソコンを、電話として兼用する方法、ＬＡＮの顧客サービスサーバ１０とＰＢＸ（プライベート・ブランチ・エクスチェンジ）とを接続し、クライアントから顧客サービスサーバ１０の経由線を制御する方法等がある。
【０１８５】
パソコンのＧＵＩ（グラフィカル・ユーザ・インターフェース）を使い、画面に電話機を表示し、データベースや電子メール等のアプリケーションから必要なときに電話を発呼する等の利用も可能である。
【０１８６】
なお、上記動作によって、顧客サービスサーバ１０が、各種情報を管理しながら、現場等において、情報を送受信する。
【０１８７】
顧客サービスシステムＣＳＳ１は、移報機能を備えた一般物件２０２、防犯機能付き自動火災報知設備２０３、普及型自動試験機能付き自動火災報知設備２０４のような物件に設置されている状態情報を移報する図示しないインターフェースを備えた複数の火災受信機が、ＩＳＤＮによる専用回線を介して、顧客サービスサーバ１０に集中的に接続されている。
【０１８８】
そして、各物件における火災受信機の状態情報が受信され、関係する出先の端末機器３０１、協力会社の端末機器３０２、営業所の端末機器３０３等の複数の端末機器が、ＬＡＮまたはインターネットＮＷを介して、顧客サービスサーバ１０に接続され、顧客サービスサーバ１０に集約される情報を、関係各所の端末機器が取り込むことが可能である。
【０１８９】
顧客サービスサーバ１０に情報を集約して配信することによって、総合的に情報管理することができる利点があり、複数の火災受信機は、状態情報等の送受信を、顧客サービスサーバ１０に対してのみ行えばよく、また、関係業者は、端末機器によって顧客サービスサーバ１０と送受信することによって、いくつもの火災受信機の情報を参照することができる。関係業者が扱うことができる情報等の制限を、顧客サービスサーバ１０において集中的に管理することが可能である。
【０１９０】
さらに、顧客サービスサーバ１０を、顧客サービスセンタ１００に設置し、物件２０２等も含む多数の一般物件２０１から、顧客サービスセンタ１００に電話連絡を受けることが可能であり、必要な関係業者への連絡を、必要な端末機器３０１等へ簡便に行うことができる。
【０１９１】
【発明の効果】
請求項１、２、５、６記載の発明によれば、作業員が出先で、物件の情報を持参していなくても、必要な物件に関する情報を見ることができ、また、情報を一元管理することができるという効果を奏する。
【０１９２】
また、請求項３〜６記載の発明によれば、作業員が出先で、製品の情報を持参していなくても、必要な製品に関する情報を見ることができ、また、情報を一元管理することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例である顧客サービスサーバ１０を有する顧客サービスシステムＣＳＳ１の全体像を示す図である。
【図２】上記実施例である顧客サービスサーバ１０の具体例を示すブロック図である。
【図３】上記実施例におけるメモリＭ１の具体例を示す図である。
【図４】上記実施例において、電話対応時における動作を示すフローチャートである。
【図５】上記実施例において、火災受信機の自動試験機能を実行したときに故障発生した場合、火災受信機から通報する動作を示すフローチャートである。
【図６】上記実施例において、顧客サービスサーバ１０から各火災受信機にＩＤを呼出す動作を示すフローチャートである。
【図７】上記実施例において、顧客サービスサーバ１０から、個別の火災受信機に対して復旧操作入力する動作を示すフローチャートである。
【図８】上記実施例において、出先の端末機器３０１が、顧客サービスサーバ１０から、所定の物件に関する情報を取り寄せる動作を示すフローチャートである。
【図９】上記実施例において、出先の端末機器３０１が、顧客サービスサーバ１０から、所定の製品に関する情報を取り寄せる動作を示すフローチャートである。
【図１０】上記実施例において、電話番号に基づいて物件を特定する動作を示すフローチャートである。
【図１１】上記実施例において、火災受信機から受信した異常情報に基づいて、物件を特定する動作を示すフローチャートである。
【図１２】上記実施例において、訪問スケジュールの自動作成における動作を示すフローチャートである。
【図１３】上記実施例において、訪問スケジュールの自動作成における動作を示すフローチャートである。
【図１４】上記実施例において、ＳＥ等の現在位置を確認し、現場への出動要請を行う場合の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
ＣＳＳ１…顧客サービスシステム、
１００…顧客サービスセンタ、
１０…顧客サービスサーバ、
１…受信手段、
２…制御手段、
３…表示手段、
４…送信手段、
５…入力手段、
Ｍ１…メモリ、
２０１、２０２…一般物件、
２０３…防犯機能付自動火災報知設備、
２０４…普及型自動試験機能付自動火災報知設備、
３０１…出先の端末機器、
３０２…協力会社の端末機器、
３０３…営業所の端末機器、
４０１…ＧＰＳ衛星、
４０２…ＰＨＳ位置情報センタ、
ＮＷ…インターネット。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a customer service server.
[0002]
[Prior art]
Fire alarm facilities are installed in various properties, and workers regularly visit each property for the purpose of periodic inspections. The history of this periodic inspection is recorded on the center computer and the like for future periodic inspections.
[0003]
Then, the periodic inspection history information is brought at the time of the periodic inspection after the next time, and is used for the periodic inspection. In addition to the periodic inspection history information, we bring emergency response history information about the fire alarm equipment installed in the property to be visited and information on the equipment status, which are used as reference during periodic inspections. The equipment status information is, for example, information indicating what kind of equipment has been installed from where and when, an address of a predetermined property, and a telephone number.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-mentioned conventional example, if the worker is at the destination and does not bring the property information, the information on the necessary property cannot be seen, and if the property information is brought to the destination, Cannot be managed centrally, that is, information other than information held only by individuals cannot be shared.
[0005]
It is an object of the present invention to provide a customer service server capable of seeing information on necessary properties even when a worker is away from home and not bringing property information, and capable of centrally managing the information. It is the purpose.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention includes a property information storage means for storing information related to a property, a receiving means for receiving a request for information regarding a predetermined property from a terminal device at a destination via a predetermined network, and a network via the network. When the information about the predetermined property is requested from the terminal device at the destination, the property information extracting means for extracting the information regarding the predetermined property among the information regarding the property stored in the property information storage means, Acquires map information about the location of the extracted property, and acquires stores that exist in the area of the acquired map information from store information stored in the map information database as location information for stores that are useful for parts procurement. Store information acquisition means for transmitting the information on the extracted property to the terminal device at the destination, and the acquired store information Information related to a predetermined product is requested from the terminal device at the destination via the information transmission means for transmitting to the destination terminal device together with the information, the product information storage means for storing information about the product, and the network. And product information extracting means for extracting information related to the product out of information related to the product stored in the product information storing means, and the receiving means is connected to the destination via a predetermined network. A request for information on a predetermined product from the terminal device, and the information transmission means is a means for transmitting the information on the extracted product to the terminal device at the destination, When a request for information on a product is made in succession to a request for information on the predetermined property, the customer service server is installed in the predetermined property. Determine the device that the requested product is a customer service server, characterized in that to determine whether corresponding to the device.
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 1 is a diagram showing an overview of a customer service system CSS1 having a customer service server 10 according to an embodiment of the present invention.
[0008]
The customer service system CSS1 includes a customer service center 100, a network NW, general properties 201 and 202, an automatic fire alarm facility 203 with a crime prevention function, an automatic fire alarm facility 204 with a popular automatic test function, and a network NW. Terminal device 301 for sending and receiving with the customer service server 10, a terminal device 302 of a cooperating company, a terminal device 303 of a sales office, a GPS satellite 401, and a PHS position information center 402.
[0009]
The customer service center 100 is a so-called call center for receiving inquiries regarding disaster prevention facilities, for example, a head office building that collectively controls the whole country, and a customer service server 10 is installed in the customer service center 100. The customer service server 10 has a local area network formed by connecting a plurality of personal computers (not shown) via a LAN cable C1 in the customer service center 100. In addition, the terminal device 303 can be connected to the customer service server 10 via the wide area network WAN to the branch offices / sales offices located far from the customer service center 100.
[0010]
Further, the customer service server 10 can connect the terminal device 302 of the cooperating company and the terminal device 301 of the worker from the destination via the network NW such as the Internet, and the customer service server 10 can be connected from a remote location. The set information can be used.
[0011]
Furthermore, although it is not shown in detail as a building where disaster prevention equipment is installed, unclear points are inquired by telephone from the general property 201 that exists in large numbers when a fire occurs as an operation of the equipment or during an abnormality. A call via the public line is first accepted by the customer service server 10. Here, an operation for grasping the call acceptance is executed.
[0012]
Further, among the buildings where the disaster prevention facilities are installed, the high-performance automatic fire alarm facilities 203 and 204 can transmit information from a fire receiver (not shown) to the customer service server 10 using a dedicated line by ISDN. It is configured. These facilities 203 and 204 can transmit the fire signal reception by the fire receiver, the operation of the panel, and the result of the automatic test function to the customer service server 10. Even if it is a general property that does not have high functionality, a fire receiver receives an input of the fire signal and the operation of the panel as transfer information, converts it as information, converts it, and sends it out to provide an interface (not shown). As the general property 202 that can be reported, the monitoring state of the disaster prevention facility can be taken into the customer service server 10 in the same manner as the facilities 203 and 204.
[0013]
The customer service server 10 and the fire alarm facilities 202, 203, and 204 of each property are connected by a dedicated line by ISDN to secure a reliable line and to transmit information quickly. A line may be used, and communication may be performed via a telephone call such as a dial-up connection instead of a dedicated line.
[0014]
FIG. 2 is a block diagram showing a specific example of the customer service server 10 according to the embodiment.
[0015]
The customer service server 10 includes a memory M1, a receiving unit 1, a control unit 2, a display unit 3, a transmission unit 4, and an input unit 5.
[0016]
The receiving unit 1 is an example of a receiving unit that receives a request for information about a predetermined property from a terminal device at a destination via a predetermined network.
[0017]
The memory M1 is an example of a property information storage unit that stores information related to a predetermined property.
[0018]
When the information on the predetermined property is requested from the terminal device at the destination via the network, the control unit 2 is the information on the predetermined property among the information on the property stored in the property information storage unit. This is an example of property information extraction means for extracting.
[0019]
The transmission unit 4 is an example of an information transmission unit that transmits information on the extracted property to the terminal device at the destination. The information related to the property is at least one piece of information among periodic inspection history information, emergency response history information, and equipment status information. The equipment status information is, for example, information indicating what kind of equipment has been installed from where and when, an address of a predetermined property, and a telephone number.
[0020]
The input means 5 is a keyboard, a mouse or the like.
[0021]
Moreover, in the said Example, a predetermined product can be assumed instead of a predetermined property.
[0022]
That is, the memory M1 is an example of a product information storage unit that stores information about a predetermined product, and the receiving unit 1 requests a request for information about a predetermined product from a terminal device at a destination via a predetermined network. It is an example of the receiving means which receives. In addition, when information on a predetermined product is requested from a terminal device at the destination via the network, the control unit 2 includes information on the product among information on the product stored in the product information storage unit. The transmission means 4 is an example of information transmission means for transmitting the information about the extracted product to the terminal device at the destination.
[0023]
In this case, the information on the product is at least one of the technical documents, instruction manuals, construction manuals, inspection standards, and regulations, or information that combines the one information and other information. It is.
[0024]
The control means 2 is an example of a terminal device confirmation means for confirming that the connected terminal device is a valid terminal device when the terminal device is connected via a network.
[0025]
Furthermore, when the terminal device is a mobile terminal device, the control unit 2 is an example of a position confirmation unit that acquires position information of the mobile terminal device via GPS.
[0026]
FIG. 3 is a diagram showing a specific example of the memory M1 in the above embodiment.
[0027]
The memory M1 includes a map information database DB21, a customer basic information database DB22, an emergency response history database DB23, a periodic inspection history database DB24, a repair history database DB25, a remote maintenance log information database DB26, a contract information database DB27, a periodic inspection schedule database DB28, A location information database DB29 and a technical information database DB30 are stored. Each DB is a database stored in the memory M1.
[0028]
Next, each database will be briefly described.
[0029]
The map information database DB21 stores data for displaying maps corresponding to several scales for each district, and the customer basic information database DB22 is a business object in addition to the property where the fire alarm facility is installed. Basic information is stored for all properties such as existing properties and buildings scheduled to be constructed, and the emergency response history database DB23 is used for each case that needs to be dealt with, such as a failure that has been contacted by the customer service center 100. Stores until the end of the action.
[0030]
Periodic inspection history database DB24 stores inspection results by workers twice a year as legal inspections for firefighting equipment in each property, and refurbishment history database DB25 stores information on firefighting equipment renovation in each property. Information is stored, and the remote maintenance log information database DB 26 stores each fire receiver connected to the customer service server 10 as a result of an ID call operation such as once a day described later.
[0031]
The contract information database DB27 stores contract information related to maintenance inspections for firefighting equipment for each property, and the periodic inspection schedule database DB28 manages the dates of the legal inspections, stores the schedules, and stores the location information database DB29. Stores information on the current location of workers and sales representatives, and the technical information database DB30 stores various information on products such as technical materials, instruction manuals, construction manuals, and inspection standards. Yes.
[0032]
Next, the operation of the above embodiment will be described.
[0033]
Items to be worked on are operations at the time of telephone contact from the site due to failure in the property (building), operations at the time of notification via the network (ISDN) due to abnormality detection when the property receiver performs an automatic test, server The operations at the time of ID call by the server, the operation at the time of operation input from the server, and the operation at the time of database update / confirmation of the property from the server are typically taken up from the overall operation.
[0034]
First, the operation when a telephone call is received from the site when a failure occurs in the property will be described.
[0035]
FIG. 4 is a flowchart showing the operation at the time of telephone support in the above embodiment.
[0036]
[Action when using the phone]
First, an abnormality (failure) occurs in equipment in a property (building), and the property administrator, owner, inspector, etc. (hereinafter referred to as “manager”) discovers this abnormality (S11).
[0037]
About this abnormality, the manager contacts the customer service center 100 by telephone (S12).
[0038]
An administrator (hereinafter referred to as “acceptance manager”) who accepts telephone communication and the like at the customer service center 100 24 hours a day confirms the status of the equipment of the property based on the communication in step S12 (S13).
[0039]
If the reception manager can identify the property and can capture the facility information from the fire receiver of the property via ISDN, the reception manager captures and confirms the information (S14).
[0040]
Through the telephone contact between the reception manager and the property manager, the reception manager determines whether or not the abnormality is restored (S15).
[0041]
If the reception manager determines that the abnormality has disappeared based on the result of the presence / absence of abnormality performed in step S15, the response is terminated, and necessary information is manually input to the customer service server 10 as an accident processing report table (S16). ). In step S22, this information is updated in the emergency response history database DB23 automatically stored by the customer service server 10.
[0042]
[Operation of Customer Service Server 10 for Telephone]
When a call by telephone contact is received from the property manager, the contract information database DB 27 is referred to from the telephone number and searched, and if the property can be specified, the search result is displayed (S21).
[0043]
At this time, the property ID is specified, the location information indicating the location of the building 201 as the property is extracted from the customer basic information database DB22, and the area including the building 201 is included from the map information database DB21 in accordance with the location information. Map information is extracted, symbols are arranged in accordance with the position information of the building 201, and displayed on the display means 3.
[0044]
Specifically, the location information of the building 201 may be information on latitude and longitude, and symbols are arranged on the map information in accordance with this. When this position information is not set, a symbol may be displayed at an appropriate part by comparing the lot number of the map information using the address of the building.
[0045]
For the telephone contact, the property ID, date and time, failure details, etc. are stored in the emergency response history database DB 23 (S22). If the property ID cannot be specified, a telephone number or the like may be used, and the content of the failure may be blank for the time being.
[0046]
If the property ID of the telephone contact can be specified, the emergency response history database DB23 is searched and searched, and past cases are displayed (S23). At this time, you may make it perform similarly to the above about the database of related information, such as the periodic inspection history database DB24 and the repair history database DB25.
[0047]
The device having an abnormality is searched and displayed with reference to the technical information database DB30 such as technical data and repair manual for each device (S24). If the reception manager is found in the process of checking the situation in step S13, the searched device may be manually input or automatically searched from past cases.
[0048]
[Operation of request for dispatch]
If the abnormality cannot be recovered (recovered) by telephone support, the reception manager arranges a service engineer (hereinafter referred to as SE) as a worker who visits the property and makes a request for dispatch (S31). At this time, the reception manager grasps the location of the property from the map information displayed on the display means 3, and selects an SE from the presence or absence of the person in charge of the property or area, the emergency dispatch list, etc. To do.
[0049]
The SE that receives the request from the reception manager carries the terminal device 301 such as a laptop computer and heads for the property (building 201, etc.) (S32). At this time, the property information is stored in the contract information database DB 27 or the like in the customer service server 10 and the failure information or the like is stored in the emergency response history database DB 23 or the like, and then dispatched.
[0050]
The SE performs necessary measures in the property including the cooperation of the manager (S33). At that time, the SE can connect the portable terminal device 301 to the network NW, retrieve technical information, past cases, and the like from the customer service server 10 from the databases DB 21 to 29 and display them on the site (S34). ).
[0051]
If the abnormality is recovered in the property, the SE reports to the reception manager (S35).
[0052]
Upon receipt of the recovery report in step S35, the reception manager manually inputs necessary information into the customer service server 10 (S36). With this manually input information, the emergency response history database DB23 automatically stored by the customer service server 10 is updated in step S22. The above input may be executed by the SE.
[0053]
[Operation of report generation]
Next, the operation of reporting from the fire receiver when a failure occurs when the automatic test function of the fire receiver is executed will be described.
[0054]
FIG. 5 is a flowchart showing an operation of notifying from the fire receiver when a failure occurs when the automatic test function of the fire receiver is executed in the above embodiment.
[0055]
The fire receiver in the property executes an automatic test (S41). It is usually set to run an automatic test once a week. That is, a specific day of the week / time is set as the automatic test start time and the automatic test is executed. However, the manager of the property can also execute the test by manual input as necessary. As a result of this automatic test, when there is an abnormality in the equipment, it is necessary to take measures to eliminate the abnormality.
[0056]
Via the ISDN, the fire receiver automatically notifies the customer service server 10 that there is an abnormality from any of the properties 202, 203, 204 having the transfer function in the customer service system CSS1 (S42). At the time of this automatic notification, the abnormality content as an automatic test result and the property information for specifying the property set in the fire receiver database are transmitted together.
[0057]
The customer service server 10 receives the abnormality report, and the display means 3 displays that fact (S43). Since there is a reception manager in the customer service center 100, the reception manager can make a telephone contact with the manager of the property and confirm the abnormality report (same as steps S13 and S15). . Needless to say, the property 202, 203, 204 connected by a dedicated line by ISDN in the customer service system CSS1 can be contacted separately by telephone.
[0058]
Based on the content of the abnormality report, the property ID, date and time, failure content, etc. are stored in the emergency response history database DB23 (S44). And a telephone number is acquired from the information of a report (S45). Here, the property information stored in the database of the receiver includes a telephone number, and the content of the automatic notification includes a telephone number as information.
[0059]
Thereafter, the same operations as those in steps S21, S23, and S24 are performed. Moreover, the same operation | movement as said step S31-S36 is performed as a dispatch request | requirement.
[0060]
Next, an operation for calling an ID from the customer service server 10 to each fire receiver will be described.
[0061]
FIG. 6 is a flowchart showing an operation of calling an ID from the customer service server 10 to each fire receiver in the above embodiment.
[0062]
The customer service server 10 calls each fire receiver individually via ISDN and collects their IDs (S50). This scheduled communication is executed once a day for all connected fire receivers. This confirms the line status. The properties to be called are properties 202, 203, and 204 connected by a dedicated line using ISDN.
[0063]
The fire receiver of the property that received the call returns the fire receiver ID in response to the call (S51). The fire receiver ID is set in a database in each fire receiver.
[0064]
If the customer service server 10 normally collects the fire receiver IDs from all the fire receivers, the customer service server 10 is normal, and thus the process is terminated (S52).
[0065]
If there is no response from the fire receiver and the fire receiver ID is not normally collected, an abnormal end is displayed (S53).
[0066]
As in step S22, the property ID, date and time, failure content (no fire receiver ID call response), and the like are stored in the emergency response history database DB23 (S54).
[0067]
Thereafter, as in steps S13 and S15, the reception manager in the customer service center 100 confirms the presence or absence of an abnormality by telephone contact, requests a dispatch if necessary, and is the same as steps S31 to S36. Perform the action.
[0068]
Next, an operation for inputting a recovery operation to the individual fire receiver from the customer service server 10 will be described.
[0069]
FIG. 7 is a flowchart showing an operation for inputting a recovery operation to the individual fire receiver from the customer service server 10 in the above embodiment.
[0070]
For example, when an abnormal telephone call is received from a property, the reception manager contacts the property manager in relation to steps S15 and S16, and a recovery operation from the customer service server 10 is required. If it is determined, the following operation is executed.
[0071]
When it is determined that the property fire receiver needs to be restored, the reception manager inputs the restoration operation to the customer service server 10 (S61).
[0072]
The customer service server 10 to which the recovery operation has been input transmits a recovery signal to the fire receiver of the necessary property via ISDN (S62), and the fire receiver of the property transmits the recovery signal via ISDN. Receive (S63).
[0073]
Similar to the panel operation (operation input of the recovery switch) in the fire receiver, the fire receiver executes the recovery operation (releases the holding of the fire signal and returns to the normal monitoring state) (S64).
[0074]
In addition, although the case where restoration operation was performed was shown as operation input, other operations, such as start / return input of controlled equipment, such as district sound stop input, smoke prevention equipment, etc., should be performed instead of restoration operation. May be.
[0075]
[Action when updating database]
Next, an operation for updating / confirming a database from the customer service server 10 to an individual fire receiver will be described.
[0076]
The reception manager prepares a database of the property to be updated in the customer service server 10 and inputs the database update to the customer service server 10 (S71).
[0077]
The database is usually prepared as a data file on a notebook computer or the like by database creation software, but is stored in a predetermined storage device in the customer service server 10 by data communication, or a floppy (registered trademark) disk, MO , A CD-R or the like may be stored in a predetermined storage medium and read by the drive of the customer service server 10. At the time of this input, an ID is used to specify the property, and a password is further set to request the reception manager to input a password.
[0078]
When the database update input is performed, the customer service server 10 transmits the database for update to the fire receiver of the specific property via ISDN (S72).
[0079]
The fire receiver of the identified property receives the update database via ISDN. Confirmation of property information in the database and error check of the data itself is performed (S73). At this time, the fire receiver of the property recognizes that it is an official database from an appropriate partner from the ID and password received at the same time as the update database.
[0080]
The fire receiver of the property updates the database being executed after confirming the database for update (S74).
[0081]
[Operation when checking the database]
The reception manager specifies the property to be confirmed, and inputs database confirmation to the customer service server 10 (S81). As above, password entry is also performed.
[0082]
When the database confirmation is input, the customer service server 10 transmits a database return signal to the identified fire receiver via the ISDN (S82), and the specific fire receiver receives the ISDN via the ISDN. A database return signal is received (S83). The fire receiver that has received the database return signal reads the database being executed and transmits it to the customer service server 10 via the ISDN (S84). At this time, the password is also checked as described above.
[0083]
The customer service server 10 receives the update database via the ISDN, and checks such as an error check of the received database (S85).
[0084]
If the customer service server 10 has correctly received the update database, the received update database is displayed so that the reception manager can use it (S86).
[0085]
Then, in the operation of the above embodiment, the operation when the terminal device 301 at the destination obtains information on a predetermined property from the customer service server 10 will be described.
[0086]
This operation is performed, for example, in step S34 in FIG. 4, but is performed when the SE connects to the customer service server 10 from a destination such as the building 201.
[0087]
FIG. 8 is a flowchart showing an operation in which the terminal device 301 at the destination obtains information on a predetermined property from the customer service server 10 in the above embodiment.
[0088]
The SE connects the terminal device 301 from the destination to the network NW (S91), accesses the customer service server 10 via the network NW (S92), and requests information on a predetermined property (S93).
[0089]
Here, when accessing the customer service server 10, the SE inputs a user ID, a password, and the like, and the terminal device 301 receives authentication of the customer service server 10.
[0090]
In the customer service server 10, the receiving unit 1 receives a request for information on a predetermined property from the terminal device 301 at the destination via the network NW (S94).
[0091]
And the control means 2 extracts the information regarding the said predetermined | prescribed property (desired property) out of the information regarding the property (information stored in the customer basic information database DB22 etc.) stored in the memory M1 ( S95). The transmission means 4 transmits the information regarding the extracted property to the terminal device 301 at the destination (S96).
[0092]
Here, the customer service server 10 determines whether or not information about a predetermined property can be acquired from the user ID of the SE or the like. This includes a person-in-charge determination level for protecting information related to a property and an SE qualification determination level. For emergency response, only qualification determination is required.
[0093]
Then, the SE receives the information on the property transmitted from the customer service server 10 (S97), and displays the received information on the property on the display device provided in the terminal device 301 (S98).
[0094]
According to the above-described embodiment, the SE can reliably and quickly view information on necessary properties from the destination.
[0095]
Moreover, according to the said Example, since it is not necessary for SE to carry around the information regarding a property, information can be unitarily managed, such as correction of information, subscription, etc. That is, information can be shared.
[0096]
The information on the property may be any one or combination of the periodic inspection history information and the emergency response history information, and may be information obtained by further combining other information with the above or any combination. It is preferable that information regarding a specific property can be extracted and provided.
[0097]
Next, the case where the SE is the destination and the information about the product is used will be described.
[0098]
This operation is also executed in, for example, the step S34 shown in FIG. 4, but, similar to the operation shown in FIG. 8, it is possible to connect to the customer service server 10 from other necessary destinations.
[0099]
FIG. 9 is a flowchart showing an operation in which the terminal device 301 at the destination obtains information on a predetermined product from the customer service server 10 in the above embodiment.
[0100]
The SE connects the terminal device 301 from the destination to the network NW (S101), accesses the customer service server 10 via the network NW (S102), and requests information on a predetermined product (S103).
[0101]
Here, the SE accessing the customer service server 10 receives the authentication of the customer service server 10 by inputting the user ID and password to the terminal device 301 as in the case shown in FIG. is there.
[0102]
In the customer service server 10, the receiving unit 1 receives a request for information on a predetermined product from the terminal device 301 at the destination via the network NW (S 104).
[0103]
And the control means 2 extracts the information regarding the said predetermined product (desired product) in the technical information database DB30 regarding the product stored in the memory M1 (S105). The transmission unit 4 transmits the information regarding the extracted product to the terminal device 301 at the destination (S106).
[0104]
Here, as in the case shown in FIG. 4, the customer service server 10 determines whether or not information on a predetermined product can be acquired from the user ID of the SE or the like. This determination is used for qualification determination as protection of information about the product.
[0105]
Then, the SE receives information on the product transmitted from the customer service server 10 (S107), and displays the received information on the product on the display device provided in the terminal device 301 (S108).
[0106]
When a request for information about a product is made in succession to a request for information about a property, the customer service server 10 determines a device installed in the property, and the requested product corresponds to that device. It may be determined whether or not. As a result, transmission of irrelevant information from the customer service server 10 can be prevented, and information leakage can be stopped.
[0107]
According to the above-described embodiment, the SE can reliably and quickly see information on a necessary product from a destination.
[0108]
In addition, according to the above embodiment, since the SE does not need to carry information about the product, it is possible to centrally manage information such as correction and subscription of information, and therefore information other than information held only by individuals. Can be shared.
[0109]
In addition, information on the above products can be any or a combination of technical documents, instruction manuals, construction manuals, and inspection standards, and any combination of these or any combination with other information. It is preferable that technical information can be provided.
[0110]
In addition to the information about the property and the information about the product, it is preferable that the information about the store for parts procurement can be referred to the terminal device at the destination. That is, as an operation from the destination as described above, a store that is connected to the customer service server 10 from the terminal device 301 at the destination and exists in a predetermined area centered on the position of the property (or the current position of the SE) Can be displayed.
[0111]
In this case, store location information useful for parts procurement is always stored in the memory M1 of the customer service server 10 as store information as a part of the map information database DB21, and map information is acquired for the location of the destination property. Then, a store existing in the area of the map information may be extracted from the store information, and a map display showing the location of the store together with the map information may be performed.
[0112]
Then, regarding the location of the store, if the type of parts and the like being sold, for example, materials, electric wires, stationery, electric appliances, etc., can be distinguished by a predetermined mark, the SE that is to be arranged in a hurry is the terminal device 301. It is possible to grasp a store where a desired part can be obtained simply by looking at the map. If such a store can be registered in the customer service server 10 from the terminal device 301 at the destination, it can be registered as a database on the spot without having to postpone the setting of the newly discovered store. Can be convenient.
[0113]
The customer service server 10 confirms whether or not the terminal device 301 requesting information provision is valid with a password or the like, and prevents inadvertent information leakage. In this case, who, when, Keep a log of what information you saw and downloaded. In particular, it is meaningful to save logs for special technical information such as accident information and countermeasures.
[0114]
In addition, the customer service server 10 confirms the position of the mobile terminal device 301 and, for example, by executing an operation such as not transmitting information unless the radius is centered on the property, and within tens of meters, the customer service server 10 It is possible to prevent unnecessary information from being sent to those who are not.
[0115]
According to the above embodiment, the customer service server 10 that performs various services using a network such as the Internet can be installed, and the terminal device can be connected to the Internet or the like at the destination to receive various information.
[0116]
According to the above-described embodiment, customer information can be referred to from the destination, and therefore, the corresponding work at the destination can be supported.
[0117]
Further, according to the above-described embodiment, the technical information can be referred from the destination, and accordingly, the corresponding work at the destination can be supported.
[0118]
Next, an operation for specifying a property based on a telephone number in the above embodiment will be described.
[0119]
This operation is executed in step S21 shown in FIG. 4, and is an operation showing the details thereof.
[0120]
FIG. 10 is a flowchart showing an operation for specifying a property based on a telephone number in the above embodiment.
[0121]
First, information related to the property to be managed and a telephone number related to the property are stored in advance in the memory M1 in association with each other.
[0122]
When a telephone call is received from the manager of the property 201 via the telephone line (S111), the receiving means 1 acquires the telephone number of the called party using a service such as a number display (S112), It is determined whether or not the telephone number acquired by the receiving means 1 exists in the telephone number-property information correspondence table stored in the memory M1 (S113).
[0123]
If the telephone number acquired by the receiving means 1 is present in the telephone number-property information correspondence table, the telephone number-property information correspondence table stored in the memory M1 is used based on the telephone number. The control means 2 searches for information relating to the property to be performed (S114).
[0124]
And the display means 3 displays the information regarding a property (S115). In this case, the memory M1 stores history information regarding past emergency response history or periodic inspection history as information regarding the property. Based on the searched property, the corresponding history information is stored in the control means 2. Is extracted, and the display unit 2 displays the extracted history information.
[0125]
On the other hand, the memory M1 stores the map information in the map information database 21, and the control means 2 searches the map information database 21 for the map information of the district where the searched property exists (S116). A map of the district where the property is located is displayed on the display device 3 (S117), and a predetermined mark (mark such as a circle, an arrow, or a cross) indicating the position where the searched property exists is displayed. And displayed on the map (S118).
[0126]
Further, if there is an SE in a property near the property corresponding to the acquired telephone number, the position of the SE is displayed over the displayed map (S119).
[0127]
If the telephone number received and acquired from the property 201 is not stored in the telephone number-property information table (S113), the control means 2 can display a relatively large number on the map corresponding to the acquired telephone number. A wide area is searched (S120). For example, a relatively wide area that covers the area code included in the acquired telephone number is searched, and the searched relatively large area is displayed as a map on the display means 3 (S121).
[0128]
If the acquired telephone number is not stored in the correspondence table and a property corresponding to the non-stored telephone number is subsequently found (S122), the unstored telephone number And the found property are stored in the telephone number-property information storage means (S123).
[0129]
Next, an operation for identifying a property based on the abnormality information received from the fire receiver installed in the property 202, 203, 204 in the above embodiment will be described. This operation shows the details of steps S43, S45, and S21 shown in FIG.
[0130]
FIG. 11 is a flowchart showing an operation of specifying a property based on the abnormality information received from the fire receiver in the above embodiment.
[0131]
First, the customer service server 10 receives abnormality information from at least one of a plurality of fire receivers (fire receivers respectively installed in a plurality of properties 202, 203, and 204) via ISDN ( (S131), the abnormality information from the fire receiver is received and taken in (S132), and the customer service server 10 displays to that effect.
[0132]
A telephone number is acquired from the captured abnormality information (S133), and based on the acquired telephone number, the same operation as that in the flowchart of FIG. 10 is possible. As in step S114, information on the property is obtained from the correspondence table. A search is made (S134), and information relating to the specified property is displayed (S135) in the same manner as in step S115 in FIG. 10, and a map relating to the searched property is obtained so as to correspond to steps S117 to S119 in FIG. Is displayed by the display means 3 (S136). Note that the above-described telephone number indexing can also be acquired as a connection destination of a dedicated line.
[0133]
According to the above embodiment, when there is a telephone contact from the customer, the telephone number is received, and the target property can be easily identified based on the received telephone number, and promptly respond to an emergency situation. Can do. In this case, since the identified customer is displayed as a map, the location of the customer can be easily grasped.
[0134]
Moreover, according to the said Example, even if the telephone number is not registered, based on the telephone number, the district where the property will exist can be specified.
[0135]
Further, according to the above embodiment, even when abnormality information is received from a fire receiver connected to the network, the property can be specified in the same manner as described above, and the surrounding map where the property exists can be identified. Can be displayed.
[0136]
And according to the said Example, the log | history of past emergency response, a periodic check, etc. can be specified by specifying a property.
[0137]
Moreover, according to the said Example, when displaying a map, since the position of SE which exists in the nearby property is displayed, it can be made to dispatch to the spot quickly.
[0138]
The customer service server 10 uses a CTI (Computer Telephony Integration) function when inquiring from a customer or reporting from a fire receiver as a terminal device, thereby quickly detecting a target property and promptly responding urgently. It is possible to reduce the time for specifying the target property.
[0139]
Also, by referring to the past history, it is possible to support the corresponding work. As an emergency response, when referring to past information, the event log of the customer service server 10 may be referred to.
[0140]
According to the embodiment, since the map of the district where the searched property exists and the mark indicating the position of the searched property are displayed, the searched property can be detected quickly, Emergency response can be made quickly.
[0141]
In addition, according to the above embodiment, since the history is referred to, the corresponding work can be supported.
[0142]
Furthermore, according to the above embodiment, the CTI function is used at the time of an inquiry from a customer or a notification from a fire receiver as a terminal device, so that the target property can be detected quickly and an emergency response can be made promptly.
[0143]
[Create schedule automatically]
Next, the operation of creating a visit schedule that uses information related to customers in the above embodiment will be described.
[0144]
Although this SE can be used for the visit schedule, it is useful for creating a schedule when a sales person visits a property to be a customer, and the customer service server 10 has a function for supporting the creation of a visit schedule. Yes. When creating a visit schedule, a map of the district is first displayed, and then a necessary property is selected and a visit schedule is created. This operation is not included in the typical operation shown in FIGS.
[0145]
FIG. 12 and FIG. 13 are flowcharts showing operations in automatic creation of a visit schedule in the above embodiment.
[0146]
For example, the sales representative accesses the customer service server 10 from the terminal device 303 installed in the sales office via the WAN or LAN cable C1 network (S141). Then, the area or property relating to the person in charge is selected by the terminal device 303 (S142), and the customer service server 10 receives the selection of the map or the property via the WAN or LAN cable C1 (S143).
[0147]
Then, the map information database DB21 stored in the memory M1 is searched for the map information of the necessary district, and the control means 2 reads the map of the relevant district (S144). The control means 2 reads out the location where the property is extracted (S145), and transmits these to the terminal device 303 (S146).
[0148]
Here, when specifying a district and a property, you can simply specify the property that the sales representative wants to visit, but you can select a district and the range of properties and all the sales representatives are responsible for You may make it select as a property at once. Even in the case of collective selection, it is only necessary to be able to delete individual properties individually.
[0149]
Also, here, the customer service server 10 transmits the district map and the locations of all properties in the district to the terminal device 303, but by displaying all the properties related to the district regardless of whether or not there is a visit, Recognize properties that are not conscious, and can visit nearby properties at the same time.
[0150]
Then, when displaying the position of the property on the map, a plurality of predetermined marks may be prepared, and whether or not there is a visit selection and whether or not it corresponds to charge may be displayed.
[0151]
The sales representative receives the information regarding the map and the position of the property transmitted from the customer service server 10 (S147), and displays the map on the display device of the terminal device 303 (S148).
[0152]
Thus, by performing a map display showing the position of the property from the customer service server 10 to the terminal device 303, the sales representative can grasp the property existing in the vicinity in addition to the desired property. This makes it possible to make positive decisions such as incorporating it as a visit destination. Moreover, the map display once displayed on the terminal device 303 can be switched to another district, and it is only necessary to return to the initial step S142 and select another district. Here, when a district is selected, it may be possible to select a district regardless of the person in charge of sales.
[0153]
As described above, a necessary property is selected from a state where a map showing the positions of a plurality of properties is displayed on the terminal device 303, and a visit schedule is created (S151).
[0154]
The sales representative selects the property he / she wants to visit while adding / removing the necessity for each property displayed on the display device of the terminal device 303 and whose necessity is distinguished by a predetermined mark ( S152). Then, the sales representative sets a visit time as necessary (S153), inputs a schedule creation input to the terminal device 303, and requests the customer service server 10 to create a schedule based on the selected property (S154).
[0155]
Upon receiving the schedule creation input to the terminal device 303 (S155), the customer service server 10 calculates the distance for each combination between the plurality of properties selected on the map of the corresponding district, and based on the distance The travel time is calculated (S156). At this time, if a starting point such as a sales office of the sales representative is required, the calculation is performed including that.
[0156]
Here, the travel time can be calculated from a straight line distance between two points on the map between the properties, or a travel distance that travels between the two points along the road. If these distances are divided by the amount of movement per unit time, the travel time can be calculated, and in the case of a distance, the above-mentioned distance is determined according to the type of road along the main road (main trunk road, side road, etc.). A coefficient may be applied to the movement amount per unit time.
Then, based on the calculated travel time between each property, the order of moving a predetermined number of properties is determined (S157). At this time, for example, the sum of the movement times can be calculated for all combinations of movement orders, and the shortest one can be selected as the movement route.
[0157]
Here, when selecting a movement route, the selection method may be varied depending on the number of properties. If the number of properties is several, the total travel time may be calculated from all the combinations. If there are more than 20 to 30, the number of combinations is too large. The shortest time may be calculated by using the mathematical solution method.
[0158]
In this way, the selected travel route for visiting all the properties is transmitted to the terminal device 303 (S158). The terminal device 303 that has received the travel route displays the travel route simultaneously with the map display (S159). When displaying this travel route, for example, based on the above calculation, the order of the text of each property is shown from the starting point of the sales office, etc., and the travel time and the visit time between them and the total travel time totaling them are shown. be able to.
[0159]
Such a map display and a moving route display are preferably switched so that a desired display is selectively displayed on the front by a so-called window display as a display form in which sheets are stacked on the screen. Then, it is possible to add / remove properties for the created travel route. For example, in a state where the map display is selected, the process returns to step S152 so that the schedule creation input can be performed again.
[0160]
In addition, a visit order different from the shortest travel route can be changed with respect to the created travel route display. For example, if you want to visit a particular property at an early or late time during the day, or if you want to set the order of the order of visits, enter a correction for the travel route display (S160), and the customer service server 10 will re- The corrected travel route is calculated (S161), and the corrected travel route is transmitted to the terminal device 303 (S162). The process returns to step S159, and the corrected travel route is displayed on the display device of the terminal device 303.
[0161]
Furthermore, a procedure for recalculating the remaining travel routes can be adopted by fixing the order of the specific portions.
[0162]
Then, by the input to the terminal device 303 (S163), the created schedule is registered in the memory M1 of the customer service server 10 (S164), the visit schedule is registered, and the registered visit schedule is changed to the sales schedule. It can be used as a business schedule for the person in charge. In addition, although the sales representative can set the time for staying at the property to be visited to a predetermined fixed time, when SE is inspecting equipment, the time required for each property is individually set. Must be set.
[0163]
[SE location check operation]
Next, the operation in which the customer service server 10 arranges SE for a predetermined property in the above embodiment will be described.
[0164]
This operation can be performed, for example, in the portion S15 shown in FIG. 4, and is also used when the reception manager arranges not only the SE but also a sales representative or the like as necessary.
[0165]
FIG. 14 is a flowchart showing the operation when confirming the current position of SE or the like and making a request for dispatch to the site.
[0166]
First, the customer service server 10 reads map information of the corresponding district from the map information database DB 21 based on the position information of the specific property, and displays it on the display means 3 (S171). This operation can be executed when the property is specified and moved from the call by telephone contact in step S21 shown in FIG. 4, and the reception person selects the district by the property confirmation by telephone contact. , And the position of the property may be specified.
[0167]
Then, the person in charge of the reception inputs the position confirmation of the terminal device 301 at the destination to the customer service server 10 (S172). At this time, the terminal device 301 at the destination is not limited to the notebook computer or the like carried by the SE or the sales representative, but may be a mobile phone including a PHS. The customer service server 10 can acquire the current location of the SE or sales representative via the GPS satellite 401 or the PHS location information center 402 (S173).
[0168]
The customer service server 10 displays a map where the property exists based on the acquired location information of the SE or sales person, and displays the SE or sales person existing within the display range by a predetermined mark (S174). ).
[0169]
In this display, the SE and the sales representative should be distinguished from each other by a mark or the like and also from the location of the property. The personal name may be displayed together with the mark, or the personal information may be displayed by another operation for displaying information from the mark.
[0170]
At this time, the customer service server 10 calculates the distance and travel time with respect to the SE or sales representative within the range for the property on the map display (S175). Thus, by calculating the distance and travel time, determining the nearest SE, etc., and displaying them, the nearest SE, etc., can be discriminated for the property that requires emergency arrangements. This determination result may be displayed as it is on the displayed map, or, for SE, the travel time from the work end time is calculated based on the schedule registered in the memory M1, and the shortest You can also choose an SE that can be reached in time.
[0171]
From this result, the receptionist can specify the SE to be arranged and make an arrangement for visiting an urgent property (S176), and can also contact the SE directly by telephone or the like. In this case, it is possible to contact the customer service server 10 by executing an emergency arrangement input by the input means 5 and sending an e-mail in a predetermined format including the position of the property name and address being displayed (S177). .
[0172]
With the above operation, in the customer service server 10, not only can the location of a predetermined property be grasped, but when the dispatch of SE etc. is urgently arranged, the SE etc. existing in the vicinity can be grasped, You can request a dispatch to the site. It should be noted that the above operation may be executed in the part of the dispatch request in step S31 shown in FIG.
[0173]
In addition to the operation shown in FIG. 14, at the time when each map display in this embodiment is performed, the customer service server 10 reads out the map information of the district and simultaneously searches for the property existing within the range, In addition to extracting the location information of the property to be acquired, the current location of each SE and sales representative, etc. is acquired, SEs existing within the range are extracted, each is distinguished from each other by a predetermined mark, and displayed on a map It may be.
[0174]
According to the above embodiment, since the location of the property (building) as a customer is displayed on the map, it is convenient when visiting the customer, and even when rushing to the urgent, the surroundings can be confirmed in advance. Useful.
[0175]
In addition, according to the above embodiment, the travel time to the property is calculated based on the travel distance to the property position, or the travel time is directly calculated. Therefore, when the SE visits the property, Can be moved to.
[0176]
Furthermore, according to the above embodiment, since the moving distance is obtained along the distance of the route between two predetermined properties, it is possible to grasp a relatively realistic distance instead of a simple linear distance. .
[0177]
And according to the said Example, since it converts by applying unit time to a movement distance, a comparatively realistic movement time can be grasped | ascertained.
[0178]
In addition, according to the above-described embodiment, the travel distance or travel time between all the properties is calculated, and the route to be connected with the shortest distance or the shortest time is selected. Therefore, a visit plan can be easily established.
[0179]
Furthermore, according to the above embodiment, the displayed map shows the position of each property and the current position of at least one SE, so that the position of the SE can be recognized, and if necessary, an instruction can be given. In the case of an emergency, the nearest SE can be determined, and a quick response to the customer is possible.
[0180]
And according to the said Example, SE can refer the property information of his charge area simply.
[0181]
Moreover, according to the said Example, by adding CTI to map information, the position of the customer with a communication matter can be pinpointed quickly, and it can arrange quickly.
[0182]
The “CTI” is an abbreviation for computer telephony integration, and is a new communication system realized by the fusion of a computer and a telephone / communication device. A call center that receives calls from customers is a typical application field, and CTI is indispensable for improving customer service and increasing productivity. Not only voice but also mail and facsimile are being integrated.
[0183]
“Computer telephony” is a general term for technologies that provide new services for telephones by fusing telephones and computers. By integrating a voice network such as an extension telephone network or a telephone network and a network such as a LAN, an application for searching a customer database from a telephone number can be easily constructed in a field such as telemarketing.
[0184]
Specifically, a method in which a personal computer equipped with a telephony board is also used as a telephone, a LAN customer service server 10 and a PBX (private branch exchange) are connected, and a via line from the client to the customer service server 10 There is a method of controlling.
[0185]
It is also possible to use a personal computer GUI (Graphical User Interface) to display a telephone on a screen and to make a call when necessary from an application such as a database or e-mail.
[0186]
By the above operation, the customer service server 10 transmits and receives information at the site while managing various information.
[0187]
The customer service system CSS1 transfers state information installed in properties such as a general property 202 with a transfer function, an automatic fire alarm facility 203 with a crime prevention function, and an automatic fire alarm facility 204 with a popular automatic test function. A plurality of fire receivers having an interface (not shown) are intensively connected to the customer service server 10 via a dedicated line by ISDN.
[0188]
Then, the status information of the fire receiver in each property is received, and a plurality of terminal devices such as the terminal device 301 at the destination, the terminal device 302 of the partner company, and the terminal device 303 of the sales office are connected via the LAN or the Internet NW. Thus, it is possible for the terminal devices at various places to take in information that is connected to the customer service server 10 and aggregated in the customer service server 10.
[0189]
There is an advantage that information can be comprehensively managed by aggregating and distributing information to the customer service server 10, and a plurality of fire receivers can transmit and receive state information only to the customer service server 10. In addition, the related business can refer to information of a number of fire receivers by transmitting and receiving to / from the customer service server 10 through the terminal device. It is possible to centrally manage restrictions on information and the like that can be handled by related companies in the customer service server 10.
[0190]
Furthermore, the customer service server 10 is installed in the customer service center 100, and it is possible to receive a telephone contact to the customer service center 100 from a large number of general properties 201 including the property 202, etc. Can be easily performed to the necessary terminal device 301 or the like.
[0191]
【The invention's effect】
According to the first, second, fifth, and sixth aspects of the invention, even if the worker is on the road and does not bring the property information, the information on the necessary property can be viewed, and the information is centrally managed. There is an effect that can be done.
[0192]
In addition, according to the invention described in claims 3 to 6, even if the worker is away from home and can bring the product information, the information on the necessary product can be viewed, and the information can be managed centrally. There is an effect that can be.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing an overview of a customer service system CSS1 having a customer service server 10 according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing a specific example of a customer service server 10 according to the embodiment.
FIG. 3 is a diagram showing a specific example of a memory M1 in the embodiment.
FIG. 4 is a flowchart showing an operation at the time of telephone support in the embodiment.
FIG. 5 is a flowchart showing an operation for notifying from the fire receiver when a failure occurs when the automatic test function of the fire receiver is executed in the embodiment.
FIG. 6 is a flowchart showing an operation for calling an ID from the customer service server 10 to each fire receiver in the embodiment.
FIG. 7 is a flowchart showing an operation for inputting a recovery operation to an individual fire receiver from the customer service server 10 in the embodiment.
FIG. 8 is a flowchart showing an operation in which the destination terminal device 301 obtains information about a predetermined property from the customer service server 10 in the embodiment.
FIG. 9 is a flowchart showing an operation in which the terminal device 301 at the destination obtains information related to a predetermined product from the customer service server 10 in the embodiment.
FIG. 10 is a flowchart showing an operation for specifying a property based on a telephone number in the embodiment.
FIG. 11 is a flowchart showing an operation for identifying a property based on abnormality information received from a fire receiver in the embodiment.
FIG. 12 is a flowchart showing an operation in automatic creation of a visit schedule in the embodiment.
FIG. 13 is a flowchart showing an operation in automatic creation of a visit schedule in the embodiment.
FIG. 14 is a flowchart showing an operation when confirming the current position of SE or the like and making a request for dispatch to the site in the embodiment.
[Explanation of symbols]
CSS1 ... customer service system,
100 ... customer service center,
10 ... customer service server,
1 ... receiving means,
2 ... Control means,
3. Display means,
4 ... transmission means,
5. Input means,
M1 ... memory,
201, 202 ... General properties,
203 ... Automatic fire alarm system with crime prevention function,
204 ... Automatic fire alarm equipment with popular automatic test function,
301: Terminal equipment at the destination,
302 ... Terminal equipment of partner company,
303: Terminal equipment at the sales office,
401 ... GPS satellite,
402: PHS location information center,
NW ... Internet.

Claims

Property information storage means for storing information about the property;
Receiving means for receiving a request for information on a predetermined property from a terminal device at a destination via a predetermined network;
Property that extracts information related to the predetermined property from information related to the property stored in the property information storage means when information about the specified property is requested from the terminal device at the destination via the network Information extraction means;
Acquires map information about the location of the extracted property, and acquires stores that exist in the area of the acquired map information from store information stored in the map information database as location information for stores that are useful for parts procurement. Store information acquisition means to perform;
Information transmitting means for transmitting information on the extracted property to the terminal device at the destination , and further transmitting the acquired store information to the terminal device at the destination together with map information ;
Product information storage means for storing product information;
Product information extraction for extracting information related to the product from information related to the product stored in the product information storage means when information regarding a predetermined product is requested from the terminal device at the destination via the network With means;
Has said receiving means, via a predetermined network, from the terminal device of destination, a means for receiving a request for information relating to a given product, the information transmitting means, information about the product of the extracted , Means for transmitting to the terminal device at the destination,
When the request for information on the predetermined product is made in succession to the request for information on the predetermined property, the customer service server determines the equipment installed in the predetermined property and requests the requested product. A customer service server for determining whether or not the device corresponds to the device.