JP4310180B2 - タッチパネル - Google Patents

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Description

本発明はタッチパネル及びその製造技術に関する。
従来より、タッチパネルはPDA(Personal Digital Assistance)やコピー機等のオペレーションパネルに広く用いられている。
図4の符号101は従来技術のタッチパネルの一例を示しており、タッチパネル101は第一、第二の支持部110、120を有している。
第一、第二の支持部110、120は層状の第一、第二の基板111、121と、第一、第二の基板111、121の表面に形成された第一、第二の電極膜112、122とを有しており、第一、第二の支持部110、120は第一、第二の電極膜112、122が形成された面が互いに対向し、リング状の積層部116を挟み込むよう配置されている。
第二の支持部120の第二の電極膜122とは反対側の面は、表示装置130に貼付されており、表示装置130により表示される画像は第二の支持部120と、積層部116の内周面で囲まれた押圧領域119と、第一の支持部110とを通して表示装置130とは反対側の面から観察される。
第二の電極膜122の表面には複数の導電性スペーサ118が配置されており、観察される画像情報に基づき、押圧領域119上の位置を選択し、第一の支持部110側からタッチパネル1を押圧すると、第一の支持部110が曲がって、第一の電極膜112の表面がスペーサ118の先端に接触し、第一、第二の電極膜112、122が電気的に接続される。第一、第二の電極膜112、122の電位変化を測定すれば、押圧された箇所を特定し、入力情報として処理することができる。
従来技術のタッチパネル101は、第一、第二の支持部110、120の端部は積層部116で固定されているので、押圧領域119のうち、積層部116に近い位置で第一の支持部110を押圧すると、第一の支持部110の積層部116上に位置する部分は湾曲できず、押圧領域119内の積層部116に近いごく小さい領域だけが湾曲することになる。従って、第一の支持部110は積層部116の内周端部上の位置で大きく曲がり、そのため内周端部上の位置で第一の電極膜112に亀裂が生じることがあった。
この問題を解決するために、従来のタッチパネルでは押圧領域119を表示装置130の画像を観察可能なビューエリアとし、実際に押圧する領域(アクティブエリア)をビューエリアよりも内側に設けることで、積層部116と、押圧領域119との境界近傍の押圧を避けていた。しかしながら、近年縁部分の狭いタッチパネル101が求められており、そのようなタッチパネル101を製造するためには、アクティブエリアを積層部116に近い位置まで広げる必要がある。
実公平7−16266 特開平7−314597 特開2001−21871 特開2002−55330
本発明は上記従来技術の不都合を解決するために創作されたものであり、その目的は、アクティブエリアを広くした場合であっても耐久性が高いタッチパネルを提供することである。
上記課題を解決するために請求項1記載の発明は、第一、第二の支持部と、リング状の積層部とを有し、前記第一、第二の支持部は、層状の第一、第二の基板と、前記第一、第二の基板上にそれぞれ配置された第一、第二の電極膜とを有し、前記第一、第二の支持部は前記第一、第二の電極膜が形成された面が互いに対向するように配置され、前記積層部は前記第一、第二の支持部の間に配置され、前記積層部と、前記第一、第二の支持部とで囲まれた領域で押圧領域が構成され、前記第一、第二の基板のいずれか一方又は両方を、前記押圧領域の所望位置で押圧すると、押圧された位置で前記第一、第二の電極膜が電気的に導通するように構成されたタッチパネルであって、前記積層部は接着剤と、前記接着剤の一面と反対側の面にそれぞれ配置され、前記第一、第二の基板と平行なリング状の第一、第二のオーバーレジスト層と、前記第一、第二のオーバーレジスト層上に配置されたリング状の第一、第二のアンダーレジスト層と、前記第一のオーバーレジスト層と前記第一のアンダーレジスト層との間と、前記第二のオーバーレジスト層と前記第二のオーバーレジスト層との間にそれぞれ配置された第一、第二の配線膜とを有し、前記第一、第二のアンダーレジスト層の内周は、前記第一、第二の配線膜の内周よりも内側に突き出され、前記第一のオーバーレジスト層は前記第一、第二のアンダーレジスト層の内周から前記積層部の内側に突き出された第一のオーバーコートを有するタッチパネルである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のタッチパネルであって、前記第二のオーバーレジスト層は、前記第一、第二のアンダーレジスト層の内周から前記積層部の内側に突き出された第二のオーバーコートを有するタッチパネルである。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2のいずれか1項記載のタッチパネルであって、前記第一、第二のオーバーコートのうち、少なくとも一方のオーバーコートの前記第一、第二のアンダーレジスト層の内周から突き出された大きさは、前記第一、第二のオーバーレジスト層の幅の0.25倍以上0.5倍以下にされたタッチパネルである。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のタッチパネルであって、前記第一、第二のオーバーコートのうち、少なくとも一方のオーバーコートの前記第一、第二のアンダーレジスト層の内周から突き出された大きさは、1mm以上にされたタッチパネルである。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載のタッチパネルであって、前記第一、第二のオーバーコートのうち、少なくとも一方のオーバーコートはリング状にされたタッチパネルである。
本発明では、オーバーレジスト層がアンダーレジスト層よりも積層体のリングの内側に突き出てオーバーコートが構成されており、オーバーコートでアンダーレジスト層が覆われることで、積層部の段差が緩やかになっているので、押圧領域のうち、積層部の内周端部に近い位置を押圧したときに、電極膜へのストレスが緩和され、電極膜にクラックが起こり難い。従って、押圧により信号を入力するアクティブエリアを、積層部の内周端部に近い位置まで広げたとしても、電極膜が損傷を受けにくく、タッチパネルの耐久性が劣化しない。
以下で図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図3の符号1は本発明のタッチパネルの一例を示している。タッチパネル1は第一、第二の支持部10、20と、積層部16とを有している。
積層部16は接着剤層28を有している。接着剤層28の一面及び他面には第一、第二のオーバーレジスト層15、25が配置され、第一、第二のオーバーレジスト層15、25上には第一、第二のアンダーレジスト層13、23が配置されており、第一、第二のオーバーレジスト層15、25と、第一、第二のアンダーレジスト層13、23との間には第一、第二の配線膜14、24が配置されている。
接着剤層28と、第一、第二のオーバーレジスト層15、25と、第一、第二のアンダーレジスト層13、23はそれぞれリング状であって、各リングの中心は一致するようになっているので、積層部16全体の形状はリング状になっている。
第一、第二の支持部10、20はフィルム状の樹脂層からなる第一、第二の基板11、21と、第一、第二の基板11、21の片面に配置された第一、第二の電極膜12、22とを有している。
第一、第二の支持部10、20は第一、第二の電極膜12、22が形成された面が互いに向けられ、積層部16は第一のアンダーレジスト層13が第一の電極膜12に向けられ、第二のアンダーレジスト層23が第二の電極膜22に向けられた状態で、第一、第二の支持部10、20の間に挟まれて配置されている。
図3の符号19は積層部16の内周面で囲まれた領域である押圧領域を示しており、押圧領域19内では第一、第二の支持部10、20は積層部16のリングの厚み分だけ互いに離間している。
第二の支持部20の第二の電極膜22とは反対側の面はLCD(Liquid Crystal Display)のような表示装置30に貼付され、第一の支持部10の第一の電極膜12とは反対側の面には偏光板33が貼付されている。
第一、第二の基板11、21を構成する樹脂フィルムは透明であって、第一、第二の電極膜12、22はITO(インジウム錫酸化物)のような透明導電膜で構成されているので、表示装置30から放出される光は、第二の支持部20と、押圧領域19とを透過した後、押圧領域19上の位置で第一の支持部10と偏光板33とを透過し、外部に放出される。
ここでは、第一の基板11は位相差フィルムで構成されており、外光が偏光板33を透過したとしても第一の基板11を透過し、タッチパネル1内部で反射された後、再び第一の基板11を透過することで光の向きが補正され、偏光板33に吸収される。従って、このタッチパネル1は外光反射が少なく、表示装置30の画像が鮮明に表示されるようになっている。表示装置30の画像情報に基づき選択した位置でタッチパネル1を偏光板33側から押圧すると、第一の支持部10が偏光板33と一緒に湾曲する。
本願のタッチパネル1は、第一、第二のオーバーレジスト層15、25が第一、第二のアンダーレジスト層13、23の内周から突き出され、第一、第二のオーバーコート17、27が形成されている。ここでは、第一、第二のオーバーレジスト層15、25の全内周が第一、第二のアンダーレジスト層13、23の内周から突き出され、リング状の第一、第二のオーバーコート17、27が形成されており、第一、第二のオーバーコート17、27によって第一、第二の配線膜13、23と、第一、第二のアンダーレジスト層13、23が覆われている。
従って、オーバーコート17、27が無い従来のタッチパネルに比べ、積層部16の内周面と、電極膜12、22表面とがなす角度が小さく、積層部16の段差が緩やかになっているので、積層部16の内周端部に近い位置を押した場合であっても第一の電極膜12に亀裂が生じにくく、耐久性が高くなっている。
このタッチパネル1では、第二の電極膜22の押圧領域19に位置する部分に複数個のスペーサ18が配置されており、押圧によって第一の支持部10が湾曲し、第二の支持部20に近づくと、第一の電極膜12がスペーサ18の先端に接触する。
各スペーサ18は導電性樹脂で構成されており、第二の電極膜22に電気的に接続されているので、第一の電極膜12がスペーサ18の先端に接触すると、押圧された部分で第一、第二の電極膜12、22同士が電気的に接続される。
第一、第二の電極膜12、22はそれぞれ第一、第二の配線膜14、24に電気的に接続され、第一、第二の配線膜14、24はそれぞれ不図示の分析装置に接続されており、分析装置によって第一、第二の配線膜14、24に電流を供給しながら、電位変化を測定すれば、第一、第二の電極膜12、22同士が電気的に接続された位置が特定され、入力情報として処理される。
尚、ここでは偏光板33の第二の支持部20とは反対側の表面には透明な硬質樹脂からなる保護層34が形成されており、偏光板33はこの保護層34によって押圧の際の擦過から保護されるようになっている。
本願のタッチパネル1の耐久性を確認するために、先端半径が0.8mmのポリアセタール樹脂(POM)製のペンで、2〜5Nの荷重をかけてタッチパネル1を所定回数繰り返し押圧する摺動試験を行い、摺動試験の後にタッチパネル1を押圧したときに入力信号が正常に読み取れるかどうかを調べた。
オーバーコートを有しない従来のタッチパネルでは摺動回数が10万回で信号が正常に読み取れなくなったが、本願のタッチパネル1では摺動回数が30万回であっても信号が正常に読み取れた。
次に、本発明のタッチパネル1を製造する工程の一例について説明する。図1(a)と図2(a)は第一、第二の支持部10、20上に、スクリーン印刷法によって第一、第二のアンダーレジスト層13、23と、第一、第二の配線膜14、24とが形成された状態を示しており、この状態では第二の電極膜22表面にはスペーサ18が形成されている。
第一、第二のアンダーレジスト層13、23の内周は、第一、第二の配線膜14、24の内周よりも内側に突き出されており、スクリーン印刷法により絶縁性の樹脂液を、第一、第二のアンダーレジスト層13、23の内周よりも内側に突き出るように第一、第二の配線膜14、24上に塗布して塗布層を形成し、該塗布層を硬化させると、第一、第二のオーバーレジスト層15、25が形成される。
図1(b)、図2(b)はそれぞれ第一、第二のオーバーレジスト層15、25が形成された状態を示しており、第一、第二の配線膜14、24の内周面と、第一、第二のアンダーレジスト層13、23の第一、第二の配線膜14、24よりも内側に突き出た部分と、第一、第二の電極膜12、22の第一、第二のアンダーレジスト層13、23の内周端部に近い位置は第一、第二のオーバーコート17、27で覆われている。
次いで、第一、第二のオーバーレジスト層15、25のいずれか一方又は両方の上に、第一、第二のオーバーレジスト層15、25の内周よりも内側に突き出ないように接着剤をリング状に塗布して接着剤層を形成した後、第一の支持部10の第一の電極膜12が形成された面と、第二の支持部20の第二の電極膜22が形成された面とを互いに対向させ、第一のオーバーレジスト層15が第二のアンダーレジスト層23の内周よりも内側にはみ出し、第二のオーバーレジスト層25が第一のアンダーレジスト層13の内周よりも内側にはみ出すように位置合わせをし、第一、第二のオーバーレジスト層15、25で接着剤層28を挟み込むと、積層部16が形成され、第一、第二の支持部10、20が互いに張り合わされる。
次いで、第一の支持部10の第一の電極膜12とは反対側の面に偏光板33を貼付し、第二の支持部20の第二の電極膜22とは反対側の面を表示装置30に貼付すれば、図3に示したようなタッチパネルが得られる。
本発明のタッチパネル1では、接着剤層28が第一、第二のオーバーレジスト層15、25の内周よりも内側に突き出されていると、接着剤層28を構成する接着剤が、タッチパネル1を押圧する際に押圧領域19内の第一、第二の支持部10に付着する恐れがあり、タッチパネル1内部の汚染の原因になるので、接着剤層28は第一、第二のオーバーレジスト層15、25の内周よりもリングの外側に位置することが好ましい。
第一、第二のオーバーレジスト層15、25の幅は特に限定されるものではないが、第一、第二のオーバーレジスト層15、25の幅を狭くすると、接着剤層28の幅も狭くなり、十分な接着力が得られなくなるので、第一、第二のオーバーレジスト層15、25の幅は2mm以上であることが好ましい。第一、第二のオーバーレジスト層15、25の幅の上限は特に限定されるものではないが、タッチパネル1の狭縁化を考慮すると4mm以下であることが好ましい。
図3の符号wは、第一、第二のオーバーコート17、27の第一、第二のアンダーレジスト層13、23から突き出された大きさを示しており、ここでは第一、第二のオーバーコート17、27の大きさwは等しくなっている。この大きさwは特に限定されるものではないが、積層部16の膜厚、又は、第一、第二のオーバーレジスト層15、25の幅のいずれかを大きくする場合には、大きさwも大きくする必要がある。
具体的には、第一、第二のオーバーレジスト層15、25の幅が2mm以上4mm以下の場合は大きさwは1mm以上であることが好ましく、従って、大きさwは第一、第二のオーバーレジスト層15、25の幅の25%以上50%以下であることが好ましい。
以上は第一、第二のオーバーコート17、27の大きさwがそれぞれ等しい場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、第一のオーバーコート17の大きさwと、第二のオーバーコート27の大きさwのうち、少なくとも一方のオーバーコートの大きさwが、第一、第二のオーバーレジスト層15、25の幅の25%以上50%以下、又は、積層部16の厚みの5倍以上であればよい。また、第一のオーバーレジスト層15の幅と、第二のオーバーレジスト層25の幅も同じでなくてもよい。
第一、第二のオーバーレジスト層15、25と第一、第二のアンダーレジスト層13、23を構成する物質も特に限定されるものではないが、第一、第二の配線膜14、24同士、第一の配線膜14と第一の電極膜12との間、及び第二の配線膜24と第二の電極膜22との間の絶縁するためには、絶縁性の物質で構成することが好ましい。第一、第二のオーバーレジスト層15、25や、第一、第二のアンダーレジスト層13、23を構成する絶縁性の物質としては、絶縁性の樹脂を用いることが好ましい。
上述したように樹脂液の塗布層を硬化させてレジスト層を形成する場合には、絶縁性の樹脂として紫外線硬化樹脂や熱硬化性樹脂を用いることが一般的である。紫外線樹脂を用いる場合には紫外線樹脂が含有された樹脂液の塗布層を形成した後、紫外線を照射することで塗布層を硬化させ、各レジスト層を形成することができる。また、熱硬化性樹脂を用いる場合には熱硬化性樹脂が含有された樹脂液の塗布層を形成した後、該塗布層を加熱することで塗布層を硬化させ、各レジスト層を形成することができる。塗布層の形成方法はスクリーン印刷法に限定されず、例えば、ディスペンサーを用いて所定形状の塗布層を形成することもできる。
第一、第二の配線膜14、24を構成する物質は特に限定されず、銀ペースト等種々の導電性物質を用いることができる。第一、第二の配線膜14、24の幅は特に限定されるものではないが、導通信頼性を考慮するとその幅は0.5mm以上あることが好ましい。
第一、第二の配線膜14、24の幅も特に限定されないが、第一、第二の配線膜14、24が第一、第二のオーバーレジスト層15、25の内周、及び第一、第二のアンダーレジスト層13、23の内周よりも内側に突き出されると、第一、第二の電極膜12、22と押圧領域19内部で接触し、短絡の原因となる。接着剤層28を構成する接着剤も特に限定されるものではなく、熱硬化性接着剤、紫外線硬化性接着剤、又は、粘着剤等種々のものを用いることができる。
第一、第二の基板11、21を構成する材質も特に限定されるものではないが、表示装置30の画像を表示することを考慮すると、透明樹脂フィルムやガラス基板等透明性の高いものが好ましい。表示装置30に貼付される側の基板20(第二の基板)は等方性フィルムのように光の進行方向を変えない樹脂フィルムで構成することが好ましい。
以上は、第一、第二の電極膜12、22が第一、第二の基板11、21表面に全面成膜された場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、第一、第二の電極膜12、22はパターニングされていてもよい。
表示装置30はLCDに限定されるものではなく、CRT(Cathode−ray tube)モニター、ELD(Electro Luminescence Display)等、種々の表示装置を用いることもできる。
以上は、情報を入力する場合に、第一、第二の支持部10、20のうち、第一の支持部10が配置された側を押圧する場合について説明したが本発明はこれに限定されるものではなく、第一の支持部10が配置された側と、第二の支持部20が配置された側の両方の側からタッチパネル1を押圧し、情報を入力する場合も本発明には含まれる。
以上は第二の電極膜22にスペーサ18を設ける場合について説明したが本発明はこれに限定されるものではなく、スペーサ18は第一、第二の電極膜12、22の両方に設けてもよく、また、スペーサ18を設けずに、押圧によって第一、第二の電極膜12、22を直接接触させて、電気的に接続させることもできる。
(a)、(b):第一の支持部上に第一のオーバーレジスト層を配置する工程を説明する図 (a)、(b):第二の支持部上に第二のオーバーレジスト層を配置する工程を説明する図 本発明第一例のタッチパネルを説明する断面図 従来技術のタッチパネルを説明するための断面図
符号の説明
1、5、7……タッチパネル 10……第一の支持部 11……第一の基板 12……第一の電極膜 13……第一のアンダーレジスト層 14……第一の配線膜 15……第一のオーバーレジスト層 16……積層部 17……第一のオーバーコート 19……押圧領域 20……第二の支持部 21……第二の基板 22……第二の電極膜 23……第二のアンダーレジスト層 24……第二の配線膜 25……第二のオーバーレジスト層 27……第二のオーバーコート 28……接着剤層

Claims (5)

  1. 第一、第二の支持部と、リング状の積層部とを有し、
    前記第一、第二の支持部は、層状の第一、第二の基板と、前記第一、第二の基板上にそれぞれ配置された第一、第二の電極膜とを有し、
    前記第一、第二の支持部は前記第一、第二の電極膜が形成された面が互いに対向するように配置され、
    前記積層部は前記第一、第二の支持部の間に配置され、前記積層部と、前記第一、第二の支持部とで囲まれた領域で押圧領域が構成され、
    前記第一、第二の基板のいずれか一方又は両方を、前記押圧領域の所望位置で押圧すると、押圧された位置で前記第一、第二の電極膜が電気的に導通するように構成されたタッチパネルであって、
    前記積層部は接着剤と、前記接着剤の一面と反対側の面にそれぞれ配置され、前記第一、第二の基板と平行なリング状の第一、第二のオーバーレジスト層と、前記第一、第二のオーバーレジスト層上に配置されたリング状の第一、第二のアンダーレジスト層と、前記第一のオーバーレジスト層と前記第一のアンダーレジスト層との間と、前記第二のオーバーレジスト層と前記第二のオーバーレジスト層との間にそれぞれ配置された第一、第二の配線膜とを有し、
    前記第一、第二のアンダーレジスト層の内周は、前記第一、第二の配線膜の内周よりも内側に突き出され、
    前記第一のオーバーレジスト層は前記第一、第二のアンダーレジスト層の内周から前記積層部の内側に突き出された第一のオーバーコートを有するタッチパネル。
  2. 前記第二のオーバーレジスト層は、前記第一、第二のアンダーレジスト層の内周から前記積層部の内側に突き出された第二のオーバーコートを有する請求項1記載のタッチパネル。
  3. 前記第一、第二のオーバーコートのうち、少なくとも一方のオーバーコートの前記第一、第二のアンダーレジスト層の内周から突き出された大きさは、前記第一、第二のオーバーレジスト層の幅の0.25倍以上0.5倍以下にされた請求項1又は請求項2のいずれか1項記載のタッチパネル。
  4. 前記第一、第二のオーバーコートのうち、少なくとも一方のオーバーコートの前記第一、第二のアンダーレジスト層の内周から突き出された大きさは、1mm以上にされた請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のタッチパネル。
  5. 前記第一、第二のオーバーコートのうち、少なくとも一方のオーバーコートはリング状にされた請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載のタッチパネル。
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