JP4308052B2 - 監視カメラによる撮影画像の制御システム - Google Patents

監視カメラによる撮影画像の制御システム Download PDF

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Description

本発明は、監視カメラによる撮影画像の制御システムに関する。特に、監視用カメラの不正な操作に対する撮影画像表示を阻止するための制御システムに関する。
近年、遠隔地の河川,道路,ダム,港湾,観光地などの状況を動画でリアルタイムに監視するシステムにおいて、撮像された画像のインターネットによるWeb(ウエブ)配信や公共スペースでの大画面ビジョンなどによる情報提供が急増して来ている。
また、防犯用カメラによる公園や住宅街の道路における監視システムなどの設置も普及して来ている。更に、IP(インターネットプロトコル)対応のカメラやWebサーバを持たないユーザへIP/DNS/Webサーバ環境を提供するサービス及び、携帯電話からのカメラ制御が可能になるなど、インターネットを介しての個人情報(画像)の管理も重要となっている。
さらに、監視カメラの解像度及び、ズーム機能が格段に性能アップして来ており、運用者による撮影範囲の拡大とその詳細撮影が可能になっている。このために、監視対象を逸脱した撮影が行なわれることが懸念され、カメラ操作時には不正な撮影(プライバシー侵害等)となる可能性が考えられる。従って、撮影画像情報の公開・提供における運用には、プライバシー擁護の問題が内在している。
一方、撮像画像をリアルタイムに配信する技術(ライブ画像配信)に関連する従来技術として、インターネットのホームページを介してライブ画像を配信する方法がある(特許文献1)。特許文献1に示される技術は、結婚式や宴会において行われる行事の案内状、案内状に対する出席回答、祝電、行事の進行状況等の中継を情報技術(IT)を用いてリアルタイムに双方向で行うシステムが提案されている。
また、別の技術としてインターネット上のホームページを開設しているユーザがカメラで撮影したライブ画像をそのユーザのホームページを介して第3者に配信する技術である。(特許文献2、特許文献3)。
特開2002-318866号 特開2001―346183号公報 特開2003―46974号公報
しかし、上記いずれの特許文献にも先に言及したライブ画像配信におけるプライバシー保護の問題については触れられていない。
したがって、本発明の目的は、人為的操作によりプライバシー保護に反する画像がリアルタイム配信されることを防ぐ、監視カメラによる撮影画像の制御システムを提供することにある。
上記の目的を達成する本発明に従う、監視カメラによる撮影画像の制御システムの第1の態様は、監視カメラと、前記監視カメラにより撮影される画像をネットワークに配信制御するサーバと、前記監視カメラに対する不正操作により撮影された画像の配信を抑制制御するカメラ操作監視部を有し、前記カメラ操作監視部は、前記監視カメラにより撮影される画像の基準とする画像を監視パターンとして登録する監視パターンファイルを有し、所定時間周期で、前記監視カメラにより撮影される画像と前記監視パターンファイルに登録された監視パターンとを比較し、前記比較により所定値以上の差がある場合に、前記サーバに対し前記監視カメラにより撮影される画像の前記ネットワークへの配信を抑制させるように制御を行うことを特徴とする。
上記の目的を達成する本発明に従う、監視カメラによる撮影画像の制御システムの第2の態様は、第1の態様において、前記カメラ操作監視部は、更に抑止画像パターンを登録する抑止画像パターンファイルを有し、前記ネットワークへの配信を抑制させる監視カメラにより撮影される画像に置き換えて前記抑止画像パターンを配信する様に制御することを特徴とする。
上記の目的を達成する本発明に従う、監視カメラによる撮影画像の制御システムの第3の態様は、第1又は第2の態様において、前記監視パターンは、一日中の複数時点における複数の監視パターンを含み、前記複数時点において対応する監視パターンと、前記監視カメラの撮影画像とを比較することを特徴とする。
上記の目的を達成する本発明に従う、監視カメラによる撮影画像の制御システムの第4の態様は、第1乃至第3の態様の何れかにおいて、前記監視パターン及び比較される前記監視カメラの撮影画像は、それぞれ2値化され、前記2値化されたデータ量の比較において差分が所定の閾値を超える時、前記監視カメラにより撮影される画像の前記ネットワークへの配信を抑制させることを特徴とする。
本発明の更なる特徴は、以下に図面に従い説明される本発明の実施の形態例から更に明らかになる。
本発明は、通常時の撮影画像からの変化を捉え、簡易的に画像監視を行い、カメラ操作の有無をキャッチし、人為的操作があった旨を管理者に通知し、予め登録したパターンとの比較を行なうことにより、表示画面へ別画像を表示などにより人為的操作に基づく画像の表示を容易に抑止することが出来る。また、その画像変移情報を収集することにより、カメラ操作による画像変移の履歴を記録出来る。これによりライブ画像配信において、容易にプライバシー保護を図ることが可能である。
以下に図面に従い、本発明の実施の形態例を説明する。なお、以下に説明される実施の形態例は、本発明の理解のためのものであり、本発明の技術的範囲がこれに限定されるものではない。
図1は、本発明に従う監視(ライブ)カメラによる撮影画像の制御システムの実施例を示す図である。
図1に示すライブカメラによる撮影画像の制御システムは、監視カメラ1、Webサーバ部2、ライブカメラ操作監視部3及び、管理者用入出力端末4を有し、Webサーバ部2にインターネット等の通信網5が接続されている。
ライブカメラ操作監視部3は、Webサーバ部2と別個に置かれることも、あるいは、Webサーバ20にライブカメラ操作監視部3の機能を備える様にしてもよい。
監視カメラ1には、複数箇所をモニターするためにそれぞれに置かれる複数のライブカメラとしてビデオカメラ1−1…1−nを備え、ビデオカメラ1−1…1−nの出力は対応するエンコーダ11−1から11−nから符号化されてWebサーバ20に入力される。 なお、ライブカメラは、ビデオカメラ1−1…1−nに限られず、Webカメラあるいは携帯電話のカメラとすることも可能である。
ライブカメラ操作監視部3は、ビデオカメラ1−1…1−nで撮影された画像をWebサーバ20からHTTP(ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル)により獲得する。なお、上記の様にライブカメラ操作監視部3の機能が、Webサーバ20内に備えられる場合は、Webサーバ20内で直接に画像ファイルを取得する。
さらに、Webサーバ20からルータ21を通してインターネット等の通信網5にビデオカメラ1−1…1−nにより撮影された画像が配信される。
ライブカメラ操作監視部3には、予め監視する対象のカメラによる監視(モニター)すべき画像パターンが管理者4−1により管理者用入出力端末4を通してデータファイル30に登録されている。したがって、ライブカメラ操作監視部3は、前記HTTPにより獲得した撮影画像のパターンと予め登録されている画像パターンとの比較を行う。
比較の結果、画像パターンが一致しないで、閾値を超えている場合は、通常撮影によるカメラ位置からの逸脱と考えられる。すなわち、カメラ操作者によりビデオカメラ1−1…1−nに対する不正操作があったものと判断される。
本発明は、かかる通常画像からの逸脱の場合は、データファイル31に予め登録してある抑止画像パターンをWebサーバ20に送り、これをWeb配信するように制御される。これにより、住宅地域による個人宅などが誤って撮影・配信されないよう、画像の表示抑止が可能である。
また、前記HTTPにより獲得した画像パターンと、予め登録されている画像パターンとの比較により画像変移の有無を求めるに際し、画像は一日中の時刻によって異なってくるものであり、画像比較のために、例えば、日中と夜間による画像変移情報も予め登録し、カメラ操作による画像変移と誤認してしまうことを回避する。
また、監視対象カメラが赤外線カメラである場合は、夜間画像データによる画像判定が容易に可能であるので、本発明の方法による夜間撮影画像への適用も可能である。
カメラ操作による画像変移を判定した場合は、管理者4−1へ管理者用入出力端末4を通してその旨を通知し、また、該当のカメラの変移情報を監視ログファイル32へ格納し、後にカメラ操作履歴検索が行えるものとする。これにより、ライブカメラ運営におけるカメラ操作の管理及び、その操作履歴の記録を残すことが可能となる。
次に、図1のシステムにおける本発明の実施例動作を説明する。
図2は、画像処理のためのライブカメラ操作監視部3における初期設定処理を説明するフロー図である。
図2において、ビデオカメラ1−1…1−nで正常操作を確認して撮影された画像の画像ファイルをWebサーバ20からHTTP(ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル)により獲得する(ステップS1)。
獲得した画像ファイルにフィルタ処理を行い、エッジ検出により輪郭を抽出し、2値化処理し、監視対象とする静止画パターン(以降、単に監視パターンという)を作成する(ステップS2)。この際、監視パターンの2値化した画素数(白,黒)をデータ量として求める。さらに、この監視パターンに対する閾値(データ量)を設定する。
この閾値は、画像逸脱の許容範囲である判定値とし、個別にカスタマイズ可能とする。
図3は、2値化した監視パターンの一例であり、静止画パターンの輪郭が表されている。
次いで、ステップS2で作成した監視パターン、2値化データ量及び、閾値を監視パターンファイル30に登録する(ステップS3)。
この際、ビデオカメラの場合、監視対象のカメラ番号やカメラ設置場所などを、また,Webサイトの場合はURLなどの監視対象情報、並びに、監視時間間隔なども監視パターンファイル30に登録される。
さらに、カメラの変移に対して表示を抑止させる際に、置き換えられる画像パターン(以降、抑止画像パターンという)を抑止画像パターンファイル31に登録する(ステップS4)。
なお、カメラ変移の監視のみで、画像抑止をしない場合は、抑止画像パターンは登録を要しない。また、一次的に画像抑止しない場合は、抑止画像パターンの一次使用解除の設定を可能とする。
図2において、初期設定として、更に通常撮影における日中及び,夜間の監視パターンの登録も同様に行う。このために、上記ステップS1〜S3の処理を繰り返す。
図4は、通常撮影における同一地点に対する日中及び,夜間の2値化された監視パターンの例である。図4Aは、夜間画像を2値化した例であり、図4Bは、朝の画像を2値化した例である。さらに、図4Cは、日中画像を2値化した例であり、図4Dは、夕方の画像を2値化した例である。それぞれに対し、上記の様にそれぞれの時刻の監視パターンとして、対応する2値化データ量及び、閾値とともに監視パターンファイル30に登録する。
図5は、本発明に従うライブカメラ操作監視部3において処理されるカメラ操作監視の処理フローである。
図5において、図2のステップS3で登録された監視周期の時間間隔で監視処理を行うために監視タイマーを起動する(ステップS5)。
監視時間毎に、監視カメラ1により撮像される監視対象の新規画像ファイルを、HTTPを用いて獲得する(ステップS6)。
ライブカメラ操作監視部3がWebサーバ部2内に置かれる場合は、直接画像ファイルを獲得し、監視パターンファイル30に格納する。
上記ステップS2における処理と同様に、獲得した画像ファイルにフィルタ処理を行い、エッジ検出により輪郭を抽出、2値化処理し、監視パターンと比較されるべき静止画パターン及び、その画像の閾値を検出する(ステップS7)。
先にステップS3で登録された監視パターンとステップS7で検出した静止画パターンを比較する。この比較は、それぞれデータ量の差が閾値を超えているか否かを比較して行う。ステップS3で登録された監視パターンと一致しない、即ち監視パターンとのデータ量との差が閾値範囲を超えている場合は、画像変移によるカメラ操作があったものと判定し(ステップS8、N)、カメラ操作があった場合は、画像表示抑止ために置き換えられる抑止画像パターンの有無判定を行う(ステップS9)。
画像表示抑止画像の有無判定(ステップS9)において、抑止画像パターンが登録されている場合(ステップS9、Y)は、その抑止画像パターンをWebサーバ20へ送信する(ステップS10)。Webサーバ20側では送られた抑止画像パターンにより情報公開や配信を行う(図6参照)。
抑止画像が無い場合(ステップS9、N)は、カメラ変移情報のログを監視ログファイル32に格納し(ステップS11)、運用管理者4−1へ通知する(ステップS12)。次いで、監視を継続する場合(ステップS13、Y)は、次の時間周期後に再び監視起動のために、タイマー起動(ステップS5)に戻る。
なお、Webサーバ20側において、抑止対象となったカメラからの受信画像はそのまま保存し、既存画像データとの入換/改ざんは無いものとする。
さらに、上記ステップS8でカメラ変移によるカメラ操作と判定した場合(ステップS8、N)、その変移画像と前回監視チェックした変移前の画像及び、ステップS3で登録したカメラ情報やWebサイト情報、判定時刻を監視ログファイルに格納する(ステップS11)。
この監視ログファイルは、管理者4−1により管理者用入出力端末4から履歴情報として後に検索可能である。同時に、管理者4−1の管理者用入出力端末4のモニター監視画面(カメラ操作/変移判定のログ表示画面など)へ通知する。また、管理者用入出力端末4のモニター監視画面へのポップアップなどにより、必要により強調通知を行う。
一方、ステップS8で、監視パターンと一致すると判定されると(ステップS8、Y)、監視ログファイル32に保存されている前回情報と比較し、不一致の場合(ステップS14、Y)は、画像逸脱から通常撮影へ復旧したと判定する。これにより、これまで画像逸脱により、表示画像の抑止を行なっているカメラ画像への抑止解除の依頼をWebサーバ部2に送信する(ステップS15)。これによりWebサーバ20側では当該表示抑止対象カメラの表示抑止を解除する(図6参照)。
ステップS14で、画像パターンが一致すると判定される場合(ステップS14、N)は、通常画像の状態であると判定し、更に監視を継続する場合(ステップS13、Y)は、次の時間周期後に再び監視起動のために、タイマーが起動(ステップS5)に戻る。
図6は、Webサーバ部2側のWebサーバ20により実行される処理フローである。
Webサーバ20は、ライブカメラ操作監視部3と連動して処理周期を設定するタイマーを起動する(ステップS20)。設定されたタイマー時間間隔で画像抑止処理が起動される。
なお、タイマー設定値はカスタマイズにより、設定・変更が可能である。
Webサーバ20において、カメラ操作監視部3側のステップS10及びステップS15の処理により送信され、受信した抑止画像パターン情報を検索する(ステップS21)。
この検索により獲得した抑止画像パターン情報中に表示抑止解除の依頼(図5、ステップS15参照)があるか否かを判定する(ステップS22)。解除依頼がある場合(ステップS22、Y)は、対応する抑止対象カメラの抑止情報(抑止画像パターン及びカメラ情報)を削除する(ステップS23)。
監視を継続する場合(ステップS24、Y)、次回画像抑止処理の起動を設定するためにタイマー起動(ステップS20)へ戻る。
一方、ステップS22で、表示抑止解除依頼が無い場合(ステップS22、N)は、抑止画像パターンの有無を判定する(ステップS25)。抑止画像パターンがある場合(ステップS25、Y)は、抑止画像パターンを、ルータ21を通してインターネットに配信する(ステップS26)。
次いで、更に監視を継続する場合(ステップS25、Y)、次回画像抑止処理の起動を設定するためにタイマー起動(ステップS20)へ戻る。
図7〜図9は、カメラ操作によりカメラ変移したときの、監視パターンと撮影画像との比較例を示す図である。
図7は、通常画像(図7B)に対して、ズームアウト(縮小)した撮影画像(図7A)と、ズームイン(拡大)した撮影画像(図7C)の例である。
通常画像(図7B)は、監視パターンに一致し、監視パターンのデータ量がBであり、この時に設定される閾値をαとする。
ズームアウト(縮小)した撮影画像(図7A)のデータ量をA、ズームイン(拡大)した撮影画像(図7C)のデータ量をCとするとき、
A≒B±α、A≒C±αのとき、正常範囲とし、
Figure 0004308052
のとき、あるいは、
Figure 0004308052
のとき、閾値αを超えているので、不正操作が行われたと判断する。
図8は、通常画像(図8B)に対して、左方向にカメラの向きを移動したときの撮影画像(図8A)であり、右方向にカメラの向きを移動したときの撮影画像(図8C)である。図8Dは、図8A〜図8Cに連続移動したときの画像である。
この場合も、図7の例と同様に、通常画像(図8B)は、監視パターンに一致し、監視パターンのデータ量がBであり、この時に設定される閾値をβとする。
左方向にカメラの向きを移動したときの撮影画像(図8A)のデータ量をA1、右方向にカメラの向きを移動したときの撮影画像(図8C)のデータ量をC1とするとき、
A1≒B1±β、A1≒C1±βのとき、正常範囲とし、
Figure 0004308052
のとき、あるいは、
Figure 0004308052
のとき、閾値βを超えているので、不正操作が行われたと判断する。
図9は、通常画像(図9B)に対して、上方向にカメラの向きを移動したときの撮影画像(図9A)であり、下方向にカメラの向きを移動したときの撮影画像(図9C)である。図9Dは、図9A〜図9Cに連続移動したときの画像である。
この場合も、図7の例と同様に、通常画像(図9B)は、監視パターンに一致し、監視パターンのデータ量がBであり、この時に設定される閾値をγとする。
上方向にカメラの向きを移動したときの撮影画像(図9A)のデータ量をA2、下方向にカメラの向きを移動したときの撮影画像(図9C)のデータ量をC2とするとき、
A2≒B2±β、A2≒C2±βのとき、正常範囲とし、
Figure 0004308052
のとき、あるいは、
Figure 0004308052
のとき、閾値γを超えているので、不正操作が行われたと判断する。
図10は、監視パターン数と判定精度の関係を示す図である。図のように、監視パターン数及び閾値を複数登録することにより、画像逸脱の判定数が増える。この結果、判定精度も向上することが期待できる。
上記に実施の形態例を説明した様に、本発明は、簡易な方法によって人為的操作によりプライバシー保護に反する画像がリアルタイム配信されることを防ぐ、監視カメラによる撮影画像の制御システムが提供可能である。
よって、監視システムに対する信頼度が向上し、よりシステムの普及が図られ、産業上寄与するところが大きい。
本発明に従う監視(ライブ)カメラによる撮影画像の制御システムの実施例を示す図である。 画像処理のためのライブカメラ操作監視部3における初期設定処理を説明するフロー図である。 2値化した監視パターンの一例を示す図である。 通常撮影における同一地点に対する日中及び,夜間の2値化された監視パターンの例である。 本発明に従うライブカメラ操作監視部3において処理されるカメラ操作監視の処理フローである。 Webサーバ部2側のWebサーバ20により実行される処理フローである。 通常画像(図7B)に対して、ズームアウト(縮小)した撮影画像(図7A)と、ズームイン(拡大)した撮影画像(図7C)の例である。 通常画像(図8B)に対して、左方向にカメラの向きを移動したときの撮影画像(図8A)であり、右方向にカメラの向きを移動したときの撮影画像(図8C)である。 通常画像(図9B)に対して、上方向にカメラの向きを移動したときの撮影画像(図9A)であり、下方向にカメラの向きを移動したときの撮影画像(図9C)である。 監視パターン数と判定精度の関係を示す図である。
符号の説明
1 監視カメラ
10−1〜10−n ビデオカメラ
11−1〜11−n エンコーダ
2 Webサーバ部
20 Webサーバ
21 ルータ
3 ライブカメラ操作監視部
30 監視パターンファイル
31 抑止画像パターンファイル
32 監視ログ
4 管理者用入出力端末
4−1 管理者
5 インターネット

Claims (4)

  1. 監視カメラと、
    前記監視カメラにより撮影される画像をネットワークに配信制御するサーバと、
    前記監視カメラに対する不正操作により撮影された画像の配信を抑制制御するカメラ操作監視部を有し、
    前記カメラ操作監視部は、前記監視カメラにより撮影される画像の基準とする画像を監視パターンとして登録する監視パターンファイルを有し、
    所定時間周期で、前記監視カメラにより撮影される画像と前記監視パターンファイルに登録された監視パターンとを比較し、
    前記比較により所定値以上の差がある場合に、前記サーバに対し前記監視カメラにより撮影される画像の前記ネットワークへの配信を抑制させるように制御を行う
    ことを特徴とする監視カメラによる撮影画像の制御システム。
  2. 請求項1において、
    前記カメラ操作監視部は、更に抑止画像パターンを登録する抑止画像パターンファイルを有し、
    前記ネットワークへの配信を抑制させる監視カメラにより撮影される画像に置き換えて前記抑止画像パターンを配信する様に制御することを特徴とする監視カメラによる撮影画像の制御システム。
  3. 請求項1又は2において、
    前記監視パターンは、一日中の複数時点における複数の監視パターンを含み、前記複数時点において対応する監視パターンと、前記監視カメラの撮影画像とを比較することを特徴とする監視カメラによる撮影画像の制御システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記監視パターン及び比較される前記監視カメラの撮影画像は、それぞれ2値化され、前記2値化されたデータ量の比較において差分が所定の閾値を超える時、前記監視カメラにより撮影される画像の前記ネットワークへの配信を抑制させることを特徴とする監視カメラによる撮影画像の制御システム。
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