JP4307975B2 - 微細粉体の充填方法及び充填装置 - Google Patents
微細粉体の充填方法及び充填装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4307975B2 JP4307975B2 JP2003415511A JP2003415511A JP4307975B2 JP 4307975 B2 JP4307975 B2 JP 4307975B2 JP 2003415511 A JP2003415511 A JP 2003415511A JP 2003415511 A JP2003415511 A JP 2003415511A JP 4307975 B2 JP4307975 B2 JP 4307975B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- gas
- pipe
- discharge
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
- Supply Of Fluid Materials To The Packaging Location (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
しかし、上記粉体充填装置は、大きさの異なる2つ以上の吐出開口部を有するので、小型容器20の口が小さい場合は、吐出、充填することができないという問題を有していた。また、吐出開口部17、18を解除する際、解除エアが下方向に抜けてしまい、吐出開口部17、18の上部つまりを破壊できないので、吐出開始できないという問題も有していた。
〔1〕大型容器内の粉体を小型容器に充填する粉体充填装置において、
前記大型容器が、その内壁に通気性部材を有するとともに、粉体を前記小型容器に吐出、充填させるための多重吐出管を有し、
該多重吐出管が、最大の開口面積を有する密閉管と少なくとも2以上の開口面積が異なる粉体搬送管とからなり、開口面積が小さい粉体搬送管は開口面積の大きな粉体搬送管の中に挿入され、粉体搬送管の中で開口面積が最も大きな第一粉体搬送管は前記密閉管の中に挿入されており、
前記通気性部材を介して前記大型容器内に加圧気体を吐出させることで粉体を流動化させる流動化手段と、
少なくとも粉体が充填された前記小型容器の重量を計測する重量計測手段と、
該重量計測手段からの計測データに基づき、前記各々の粉体搬送管を流れる粉体ごとに吐出量制御を行う吐出量制御手段とが少なくとも設けられていることを特徴とする粉体充填装置。
〔2〕該第一粉体搬送管と密閉管との間の空間が、粉体の搬送方向において粉体搬送管の数に等しく密閉壁により区画されて、粉体搬送管の数に等しい気体分離室として形成され、密閉管の上端側と、密閉管の下端側は共に密閉されており、
前記気体分離室ごとに第一粉体搬送管の少なくとも一部が気体分離壁として形成され、
各粉体搬送管の粉体排出口が多重吐出管の下端近傍に位置し、第一粉体搬送管の粉体導入口が他の粉体搬送管の粉体導入口より上側に位置し、第一粉体搬送管を除く各粉体搬送管の粉体導入口が、粉体搬送管の開口面積が小さくなるに従って上側に位置することを特徴とする前記〔1〕に記載の粉体充填装置。
〔3〕二番目に開口面積が大きい粉体搬送管の粉体導入口が下から二番目の気体分離室を構成する上側の密閉壁と下側の密閉壁の間に位置すると共に、一の粉体搬送管の粉体導入口のみが、一の気体分離室を構成する上側の密閉壁と下側の密閉壁の間に位置することを特徴とする前記〔2〕に記載の粉体充填装置。
〔4〕該気体分離壁が、粉体は通過させず気体のみを通過させるメッシュ材であることを特徴とする前記〔2〕に記載の粉体充填装置。
〔5〕該気体分離壁が多孔体からなり、該多孔体が、粉体は通過させず気体のみを通過させる、多数の微細孔からなると共に、各微細孔が内部で相互に連通していることを特徴とする前記〔2〕に記載の粉体充填装置。
〔6〕該吐出量制御手段が、各気体分離室ごとにその中の気体を吸引することにより、各気体分離壁を通して第一粉体搬送管中の気体を抜くことで、各粉体搬送管ごとに粉体をブリッジさせて吐出を制限し、
各気体分離室ごとに気体を導入することにより、各気体分離壁を通して第一粉体搬送管中に気体を入れることで前記ブリッジを各粉体搬送管ごとに破壊して吐出を増大させる手段であることを特徴とする前記〔2〕に記載の粉体充填装置。
〔7〕該吐出量制御手段が、
下側の気体分離室から順に気体を吸引することにより、粉体搬送管の中を搬送される粉体を、粉体搬送管の開口面積が小さくなる順にブリッジさせて吐出を制限し、
上側の気体分離室から順に気体を導入することにより、前記ブリッジを破壊して吐出を増大させる手段であることを特徴とする前記〔6〕に記載の粉体充填装置。
〔8〕該大型容器が傾斜した内壁部分を少なくとも一部に有し、この傾斜した内壁部分により、内部に収納された微粉体が多重吐出管から吐出されるまでの搬送が円滑化されることを特徴とする前記〔1〕〜〔7〕のいずれかに記載の粉体充填装置。
〔9〕該傾斜した内壁部分が、該大型容器下部のホッパ状の構造部分の一部であることを特徴とする前記〔8〕に記載の粉体充填装置。
〔10〕該小型容器に多重吐出管を直接挿入した上で、該小型容器中の粉体から気体を分離除去する小型容器用の気体分離手段を有することを特徴とする前記〔1〕〜〔9〕のいずれかに記載の粉体充填装置。
〔11〕該小型容器用の気体分離手段が、吸引管を該小型容器中に挿入して、小型容器内の気体を吸引する手段であって、該吸引管の先端に粉体は通過させないで気体のみを通過させるメッシュ材が装着されていることを特徴とする前記〔10〕に記載の粉体充填装置。
〔12〕該通気性部材が多孔体からなり、該多孔体が気体を噴出するための多数の微細孔を有すると共に、各微細孔が内部で相互に連通しており、
該流動化手段が、前記多孔体に付設された気体導入管を通して加圧気体を導入する手段であることを特徴とする前記〔1〕〜〔11〕のいずれかに記載の粉体充填装置。
〔13〕該気体導入管が、送気停止し、送気開始し、かつ送気量調節する送気調節弁を有することを特徴とする前記〔12〕に記載の粉体充填装置。
〔14〕該大型容器に、内部気圧を増減させる圧力調節手段が設けられていることを特徴とする前記〔1〕〜〔13〕のいずれかに記載の粉体充填装置。
〔15〕該吐出量制御手段が、該重量計測手段により計測された、少なくとも粉体が充填された該小型容器の重量を表示するモニタ部を有することを特徴とする前記〔1〕〜〔14〕のいずれかに記載の粉体充填装置。
〔16〕該吐出量制御手段が、該小型容器の空重量と粉体が充填された該小型容器の総重量とから、充填済み粉体重量を演算する演算処理部を有することを特徴とする前記〔1〕〜〔15〕のいずれかに記載の粉体充填装置。
〔17〕該演算処理部が、入力手段を有し、該入力手段により、粉体の充填予定重量の入力、及び、入力された充填予定重量の変更を可能とすることを特徴とする前記〔16〕に記載の粉体充填装置。
〔18〕該演算処理部の演算結果に基いて、該吐出規制手段の規制動作が制御されることを特徴とする前記〔16〕又は〔17〕に記載の粉体充填装置。
〔19〕該演算処理部の演算結果に基いて、該送気調整弁の開閉動作が制御されることを特徴とする前記〔16〕〜〔18〕のいずれかに記載の粉体充填装置。
〔20〕前記〔1〕〜〔19〕のいずれかに記載の粉体充填装置を用い、
該通気性部材を介して該前記大型容器内に加圧気体を吐出させることで粉体を流動化させ、
少なくとも粉体が充填された該小型容器の重量を計測し、
その重量計測データに基づき、各々の粉体搬送管を流れる粉体の吐出量制御を行なうことにより、
所定量の粉体を前記小型容器に充填することを特徴とする粉体充填方法。
本明細書において、充填対象となる「粉体」としては、静電潜像現像用トナー、薬品、化粧品、食品等の各種粉体が対象とされ、特に平均粒径がミクロン単位の超微細な粉体が好適な対象とされ、さらにこのような平均粒径の静電潜像現像用トナーが最も好ましい対象とされる。
本発明の多重吐出管2においては、図2に示すように、第一粉体搬送管4aと密閉管3との間の空間が、粉体の搬送方向において粉体搬送管4の数に等しく密閉壁7により区画されて、粉体搬送管4の数に等しい気体分離室6a、6bとして形成され、密閉管3の上端側には粉体導入側密閉壁8bが設けられており、密閉管3の下端側には粉体吐出側密閉壁8aが設けられている。そして、気体分離室6a、6bごとに第一粉体搬送管4aの少なくとも一部が気体分離壁9a、9bとして形成され、各粉体搬送管4a、4bの粉体排出口が多重吐出管2の下端近傍に位置し、第一粉体搬送管の粉体導入口が他の粉体搬送管の粉体導入口より上側に位置し、第一粉体搬送管を除く各粉体搬送管の粉体導入口10a、10bが、粉体搬送管4の開口面積が小さくなるに従って上側に位置するように構成されていることが好ましい。
但し、密閉管3の上端側と下端側は、第一粉体搬送管4aと密閉管3の間が密閉さえされていれば、図3に示す態様に限定されるものではない。そして、各粉体搬送管の粉体排出口が多重吐出管の下端近傍に位置しているとは、粉体排出口の位置と多重吐出管の下端の位置が同一平面上にある場合に限定するものでないことを意味し、粉体の吐出が妨げられない限り、粉体排出口の位置が多重吐出管の下端より上側や下側に位置する場合、粉体排出口の位置が不揃いの場合を含む意味である。
上側の気体分離室から順に気体を導入することにより、ブリッジを破壊して吐出を増大させる手段であることがより好ましい。
まず下部の気体分離室6aの中の気体を吸引することにより、気体分離壁9aを通して第一粉体搬送管4aの中を搬送される粉体中の気体を抜くことで粉体をブリッジさせて吐出を制限する。こうすると、粉体は粉体搬送管4bの中だけを流れるようになるので、吐出量は小量になる。
次に上部の気体分離室6bの中の気体を吸引して、気体分離壁9bを通して第粉体搬送管4aの中を搬送される粉体中の気体を抜くことにより、粉体をブリッジさせれば、全体の吐出が停止する。
粉体の排出開始時は、気体分離室6bに気体を導入して、気体分離壁9bを通して第一粉体搬送管4a中に気体を入れることにより、粉体搬送管4bを封鎖しているブリッジを破壊し流動化させて、小吐出を開始する。次に下部の気体分離室6aに気体を導入して、各気体分離壁9aを通して第一粉体搬送管4a中に気体を入れることにより、粉体搬送管4aを封鎖しているブリッジを破壊し流動化させれば、最大の吐出量で粉体を吐出することができる。
各粉体搬送管4a、4bの粉体排出口が多重吐出管2の下端に位置し、第一粉体搬送管4aの粉体導入口11aが大型容器15の底部と連結し(他の粉体搬送管4bの粉体導入口より上側に位置し)、粉体搬送管の粉体導入口11bが第一粉体搬送管4aの粉体導入口11aより下に位置し、且つ粉体搬送管4bの粉体導入口11bが下から二番目の気体分離室9bを構成する粉体導入側密閉壁8b(上側の密閉壁)と下側の密閉壁7の間に位置するように構成されていることが好ましい。
尚、3本の粉体搬送管4を用いる場合は、二番目に開口面積が大きい粉体搬送管の粉体導入口11bが、下から二番目の気体分離室6bを構成する上側の密閉壁7と下側の密閉壁7の間に位置し、三番目に開口面積が大きい粉体搬送管の粉体導入口11が、下から三番目の気体分離室6を構成する粉体導入側密閉壁8bと下側の密閉壁7の間に位置しするように構成することが好ましい。このように構成されていると、各気体分離室6に対応する第一粉体搬送管4aの部分から気体を抜くことにより容易にブリッジを形成することができ、各気体分離室6に対応する第一粉体搬送管4aの部分に気体を入れることにより容易にブリッジを破壊することができる。
まず気体分離室6aから気体を吸引することにより、気体分離室6aに対応する位置で第一粉体搬送管4aの中に粉体のブリッジを形成して、粉体排出口10aから吐出される粉体の第吐出をストップさせる。次に、気体分離室6bから気体を吸引することにより、気体分離室6bに対応する位置で第一粉体搬送管4aの中に粉体のブリッジを形成して、粉体排出口10bから吐出される粉体の小吐出をストップさせる。
逆に、粉体の吐出を開始する場合は次のように行なう。
まず気体分離室6bに気体を導入することにより、気体分離室6bに対応する位置で第一粉体搬送管4aの中の粉体のブリッジを破壊して、粉体排出口10bから粉体の小吐出を開始させる。次に、気体分離室6aに気体を導入することにより、体分離室6aに対応する位置で第一粉体搬送管4aの中の粉体のブリッジを破壊して、粉体排出口10aから粉体の第吐出を開始させる。
そして、多重吐出管を構成する各粉体搬送管の流路の大きさ(開口面積)が異なっているので、各粉体搬送管の全開状態における粉体流量も異なっている。全開状態での開口開口面積は、充填対象となる粉体や小型容器の大きさ等によって適宜設定されるが、典型的には、充填対象が静電荷像現像用トナーであり、二つの粉体搬送管4で吐出開口部を2重に構成する場合、大・小量流路の吐出開口部の合計流量が、少量流路の吐出開口部(例えば内径4mm)の流量の1.5〜20倍にすることが好ましく、5〜15倍にすることがより好ましく、8〜12倍にすることが更に好ましい。
また、大型容器は、内部気圧を増減させる圧力調節手段を備えていてもよい。このような圧力調節手段は、流動化手段から気体吹き込みが行われた大型容器内の圧力状態やトナー雲の調節に資する。
この演算処理部は、キーボードやデジタルスイッチ等の従来公知の入力手段を有し、該入力手段により、粉体の充填予定重量の入力、及び、入力された充填予定重量の変更を可能できることが好ましい。この演算処理部の演算結果に基いて、前記吐出規制手段の規制動作の制御を行うことができる。
また、この演算処理装置の演算結果に基いて、前記流動化手段の送気調節弁の開閉動作の制御を行うことができる。
図1に、本発明による粉体充填装置の一構成例を模式的に示す(大型容器の下半分は断面で示されている)。ここでは粉体として、平均粒径数ミクロン静電潜像現像用トナーを充填対象として説明する。
例えば、上記構成例において、吐出量制御手段にモニタ部を設け、重量計測手段で計測した重量計測データ等を表示するようにしてもよい。
また、上記構成例では、トナーの流動層形成に空気を用いたが、アルゴン等の適宜の気体を用いることができる。不活性ガス等例えば、上記充填装置においては、大型容器に、内部気圧を増減させる圧力調節手段を設けるようにしてもよい。
さらに、流動化したトナーの粉塵爆発を防止するため、発生した静電気を除電するための除電手段が設けるようにしてもよい。
3 密閉管
4 粉体搬送管
4a 第一粉体搬送管
4b 第二の粉体搬送管
6 気体分離室
6a 下側の気体分離室
6b 上側の気体分離室
7 密閉壁
8a 粉体吐出側密閉壁
8b 粉体導入側密閉壁
9a 気体分離壁
9b 気体分離壁
10a 第一粉体搬送管の粉体排出口
10b 第二の粉体搬送管の粉体排出口
11a 第一粉体搬送管の粉体導入口
11b 第二の粉体搬送管の粉体導入口
15 大型容器
17 第1のトナー吐出管
18 第2のトナー吐出管
20 小型トナー容器
21 トナー
30 重量計測手段
31 通信線
40 吐出量制御手段
41 演算処理装置
42 通信線
50 流動化手段
51 通気性部材
52 加圧空気供給手段
53 空気供給管
Claims (19)
- 大型容器内の粉体を小型容器に充填する粉体充填装置において、
前記大型容器が、その内壁に通気性部材を有するとともに、粉体を前記小型容器に吐出、充填させるための多重吐出管を有し、
該多重吐出管が、最大の開口面積を有する密閉管と少なくとも2以上の開口面積が異なる粉体搬送管とからなり、開口面積が小さい粉体搬送管は開口面積の大きな粉体搬送管の中に挿入され、粉体搬送管の中で開口面積が最も大きな第一粉体搬送管は前記密閉管の中に挿入されており、
前記通気性部材を介して前記大型容器内に加圧気体を吐出させることで粉体を流動化させる流動化手段と、
少なくとも粉体が充填された前記小型容器の重量を計測する重量計測手段と、
該重量計測手段からの計測データに基づき、前記各々の粉体搬送管を流れる粉体ごとに吐出量制御を行う吐出量制御手段とが少なくとも設けられている粉体充填装置であって、
該第一粉体搬送管と密閉管との間の空間が、粉体の搬送方向において粉体搬送管の数に等しく密閉壁により区画されて、粉体搬送管の数に等しい気体分離室として形成され、密閉管の上端側と、密閉管の下端側は共に密閉されており、
前記気体分離室ごとに第一粉体搬送管の少なくとも一部が気体分離壁として形成され、
各粉体搬送管の粉体排出口が多重吐出管の下端近傍に位置し、第一粉体搬送管の粉体導入口が他の粉体搬送管の粉体導入口より上側に位置し、第一粉体搬送管を除く各粉体搬送管の粉体導入口が、粉体搬送管の開口面積が小さくなるに従って上側に位置することを特徴とする粉体充填装置。 - 二番目に開口面積が大きい粉体搬送管の粉体導入口が下から二番目の気体分離室を構成する上側の密閉壁と下側の密閉壁の間に位置すると共に、一の粉体搬送管の粉体導入口のみが、一の気体分離室を構成する上側の密閉壁と下側の密閉壁の間に位置することを特徴とする請求項1に記載の粉体充填装置。
- 該気体分離壁が、粉体は通過させず気体のみを通過させるメッシュ材であることを特徴とする請求項1に記載の粉体充填装置。
- 該気体分離壁が多孔体からなり、該多孔体が、粉体は通過させず気体のみを通過させる、多数の微細孔からなると共に、各微細孔が内部で相互に連通していることを特徴とする請求項1に記載の粉体充填装置。
- 該吐出量制御手段が、各気体分離室ごとにその中の気体を吸引することにより、各気体分離壁を通して第一粉体搬送管中の気体を抜くことで、各粉体搬送管ごとに粉体をブリッジさせて吐出を制限し、
各気体分離室ごとに気体を導入することにより、各気体分離壁を通して第一粉体搬送管中に気体を入れることで前記ブリッジを各粉体搬送管ごとに破壊して吐出を増大させる手段であることを特徴とする請求項1に記載の粉体充填装置。 - 該吐出量制御手段が、
下側の気体分離室から順に気体を吸引することにより、粉体搬送管の中を搬送される粉体を、粉体搬送管の開口面積が小さくなる順にブリッジさせて吐出を制限し、
上側の気体分離室から順に気体を導入することにより、前記ブリッジを破壊して吐出を増大させる手段であることを特徴とする請求項5に記載の粉体充填装置。 - 該大型容器が傾斜した内壁部分を少なくとも一部に有し、この傾斜した内壁部分により、内部に収納された微粉体が多重吐出管から吐出されるまでの搬送が円滑化されることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の粉体充填装置。
- 該傾斜した内壁部分が、該大型容器下部のホッパ状の構造部分の一部であることを特徴とする請求項7に記載の粉体充填装置。
- 該小型容器に多重吐出管を直接挿入した上で、該小型容器中の粉体から気体を分離除去する小型容器用の気体分離手段を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の粉体充填装置。
- 該小型容器用の気体分離手段が、吸引管を該小型容器中に挿入して、小型容器内の気体を吸引する手段であって、該吸引管の先端に粉体は通過させないで気体のみを通過させるメッシュ材が装着されていることを特徴とする請求項9に記載の粉体充填装置。
- 該通気性部材が多孔体からなり、該多孔体が気体を噴出するための多数の微細孔を有すると共に、各微細孔が内部で相互に連通しており、
該流動化手段が、前記多孔体に付設された気体導入管を通して加圧気体を導入する手段であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の粉体充填装置。 - 該気体導入管が、送気停止し、送気開始し、かつ送気量調節する送気調節弁を有することを特徴とする請求項11に記載の粉体充填装置。
- 該大型容器に、内部気圧を増減させる圧力調節手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の粉体充填装置。
- 該吐出量制御手段が、該重量計測手段により計測された、少なくとも粉体が充填された該小型容器の重量を表示するモニタ部を有することを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の粉体充填装置。
- 該吐出量制御手段が、該小型容器の空重量と粉体が充填された該小型容器の総重量とから、充填済み粉体重量を演算する演算処理部を有することを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載の粉体充填装置。
- 該演算処理部が、入力手段を有し、該入力手段により、粉体の充填予定重量の入力、及び、入力された充填予定重量の変更を可能とすることを特徴とする請求項15に記載の粉体充填装置。
- 該演算処理部の演算結果に基いて、該吐出規制手段の規制動作が制御されることを特徴とする請求項15又は16に記載の粉体充填装置。
- 該演算処理部の演算結果に基いて、該送気調整弁の開閉動作が制御されることを特徴とする請求項15〜17のいずれかに記載の粉体充填装置。
- 請求項1〜18のいずれかに記載の粉体充填装置を用い、
該通気性部材を介して該大型容器内に加圧気体を吐出させることで粉体を流動化させ、
少なくとも粉体が充填された該小型容器の重量を計測し、
その重量計測データに基づき、各々の粉体搬送管を流れる粉体の吐出量制御を行なうことにより、
所定量の粉体を前記小型容器に充填することを特徴とする粉体充填方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003415511A JP4307975B2 (ja) | 2003-12-12 | 2003-12-12 | 微細粉体の充填方法及び充填装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003415511A JP4307975B2 (ja) | 2003-12-12 | 2003-12-12 | 微細粉体の充填方法及び充填装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005170482A JP2005170482A (ja) | 2005-06-30 |
JP4307975B2 true JP4307975B2 (ja) | 2009-08-05 |
Family
ID=34734986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003415511A Expired - Fee Related JP4307975B2 (ja) | 2003-12-12 | 2003-12-12 | 微細粉体の充填方法及び充填装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4307975B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4743857B2 (ja) * | 2005-09-30 | 2011-08-10 | 株式会社リコー | 現像剤搬送装置及び画像形成装置 |
JP5053066B2 (ja) * | 2007-03-15 | 2012-10-17 | 株式会社リコー | トナー容器用内栓及び外栓 |
JP5361469B2 (ja) * | 2009-03-16 | 2013-12-04 | 紀伊産業株式会社 | 粉体充填装置および粉体充填方法 |
CN102910459B (zh) * | 2012-10-24 | 2016-01-06 | 徐州五洋科技股份有限公司 | 一种改进型箕斗定重装载设备 |
CN104249870A (zh) * | 2013-06-29 | 2014-12-31 | 贵阳铝镁设计研究院有限公司 | 粉料仓气化装置及气化方法 |
CN104443899A (zh) * | 2014-09-29 | 2015-03-25 | 常州回天新材料有限公司 | 胶粘剂储罐 |
CN105480732B (zh) * | 2015-07-27 | 2017-12-05 | 西安建筑科技大学 | 一种间歇式定量输送系统及其控制方法 |
CN113998324B (zh) * | 2021-10-25 | 2023-05-26 | 湖北融通高科先进材料集团股份有限公司 | 一种三元锂电池正极材料生产用可防堵料的粉料计量装置 |
CN115303650B (zh) * | 2022-10-13 | 2023-01-24 | 临沂市冠宇工业科技有限公司 | 一种方便进出料的包膜剂远洋运输用存储装置 |
-
2003
- 2003-12-12 JP JP2003415511A patent/JP4307975B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005170482A (ja) | 2005-06-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1616793B1 (en) | Powder charging device and powder charging method | |
US6679301B2 (en) | Powder packing method and apparatus therefor | |
JP4307975B2 (ja) | 微細粉体の充填方法及び充填装置 | |
KR100500228B1 (ko) | 미세 분말체의 충전 방법 및 충전 장치 | |
JP5370951B2 (ja) | 流れの悪いバルク材の空気輸送方法および装置 | |
JPH08198202A (ja) | 粉体充填方法及び装置 | |
JP2002293301A (ja) | 微細粉体の充填方法及び充填装置 | |
JP7328666B2 (ja) | 粉状部品供給装置 | |
JP2005029186A (ja) | 粉体充填装置及び粉体充填方法 | |
JP2005022788A (ja) | 粉体充填装置及び粉体充填方法 | |
JP2003221003A (ja) | 微細粉体の充填方法及び充填装置 | |
JP2005225511A (ja) | 粉体充填装置及び粉体充填方法 | |
JP2002337801A (ja) | 極微細粉体の充填方法及び充填装置 | |
CN100422048C (zh) | 粉末装填方法和装置 | |
EP1595790A1 (en) | Powder filling method, powder filling device, and powder filling nozzle | |
JP4434794B2 (ja) | 粉体の充填装置とそれを用いた充填方法 | |
CN207595307U (zh) | 一种脱氧剂包装机的上料装置 | |
JP7068642B2 (ja) | 粉体供給装置 | |
JP2005067651A (ja) | 粉体充填装置及び粉体充填方法 | |
CN217625337U (zh) | 双锥仓散装物料存储装置 | |
JP2005075374A (ja) | 微粉体の充填装置 | |
JPS5839738B2 (ja) | 高圧気体輸送装置に於けるブロ−アウト制限方法 | |
JPH10109754A (ja) | 粉粒体用ホッパ | |
JP2005096864A (ja) | 粉体の充填方法及び充填装置 | |
JP2005053550A (ja) | 粉体の充填方法、充填装置及び充填ノズル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050225 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061204 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20070723 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090316 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090324 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090402 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090428 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090430 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140515 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |