JP4307893B2 - 果面及び葉面保護剤並びにそれを用いた果面及び葉面保護方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は果樹の葉面及び/又は果面保護剤並びにそれを用いた保護方法に関する。特にゼオライト及びモンモリロナイトからなる群より選択される1種以上からなる固形剤及び該固形剤を水で希釈した液剤に関し、それらを散布して葉面及び果面に保護膜を形成し、日焼け、サビ果、薬害等を予防し軽減する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
サビ果や日焼けといった果面障害により果実の商品価値が損なわれるため、その予防及び軽減が必要とされている。
【0003】
果面障害は凍霜害、過剰な日光への露出、及び農薬による薬害といった原因から生じると考えられている。例えば、果面の日焼けやサビ果は、過剰な太陽光への露出や朝露、雨滴、散布液等の水滴によるプリズム現象により発生する。また、肥料や農薬散布によるサビ果の発生や果面及び/又は葉面における薬害の発生は、肥料や農薬の特性による直接的な薬害と、散布液の乾きが悪いために起きる長期接触タイプの薬害とがある。さらに、着果後に気温が低下すると、葉面や果皮の温度が低下して植物組織内の水分が凍結することによって果面障害が起き、葉面や果面に凝縮した水が凍結することによっても引き起こされる。
【0004】
従来、果面障害を防止するため、果実の袋がけや炭酸カルシウムの被膜形成も用いられている。しかし、袋がけ作業及びそれに伴う除袋作業では作業者の負担が大きい。炭酸カルシウム剤は除去し難く、残存して果面を白くするため、農薬が残存しているかのような外観を与えるという理由から敬遠されやすい。また残存炭酸カルシウムを摂取すると、人体に有害な作用を及ぼす場合がある。
【0005】
可溶性アルミニウム又は鉄化合物の成分とケイ酸系微粉末又はアルミナ系微粉末の成分とを含有する保護剤(例えば、特許文献1参照)も報告されている。この剤では、両者の成分が特異的かつ相乗的に作用し、植物の損傷が生じた部分を覆って病原菌の感染等を防止できるとされている。しかし、果樹の果面障害の発生そのものを予防することは困難である。さらに、可溶性アルミニウム及び鉄化合物が作物に残留すると、人体に有害な影響を及ぼすおそれがある。
【0006】
以上のように、従来の果面保護剤及び果面保護方法は満足のいくものとはいえないのが実状である。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−44414号公報
【0008】
【本発明が解決使用とする課題】
本発明の目的は、上記のように経済的な側面や効果の点で問題のあった従来の果面及び/又は葉面保護剤及び保護法に代え、安全で経済的な果面及び/又は葉面保護剤、それを用いた保護方法、及び果実生産方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記実状に鑑み、本発明者は鋭意研究を進めた結果、多孔質粉体を果面及び/又は葉面の広範囲に渡って散布して保護膜を形成することにより、果面障害及び/又は葉面損傷を予防、軽減できることを見出し、本発明を完成するに至った。本発明は、多孔質粉体のみによっても果面障害や葉面損傷を予防しうるという新たな知見に基づいている。
【0010】
即ち上記課題は、多孔質粉体、特にゼオライト及びモンモリロナイトからなる群より選択される1種以上の粉体からなる果面及び/又は葉面保護用固形剤により解決する。該固形剤を水で希釈して液剤としても良い。これらの剤を果樹の果面及び/又は葉面に散布することにより、果面及び葉面を保護することができ、サビ果や日焼けの予防、及び薬害の軽減を図ることができる。
【0011】
さらに上記課題は、上記の剤を果樹の果面及び/又は葉面に散布することを含む果実生産方法によって解決する。
【0012】
【発明の実施の態様】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明では、果面及び/又は葉面に多孔質保護膜を形成することにより、正常な果皮や葉面を各種の果面障害や葉面損傷から予防し軽減することができる。
【0013】
本発明において果面障害や葉面損傷の発生を予防できる理由は必ずしも明確ではないが、日光、特に紫外線へ直接露出されることを防ぐため、果皮の日焼けやサビ果の発生を抑制していると推測される。それに加え、散布した粉末の比表面積が高いため、作物に有害な物質(例えば、過剰に散布した農薬や農薬に含有される有害物質)を迅速に吸収し、また吸水性・乾燥力が高く薬液が速やかに乾くため、薬害を予防・軽減できるとも考えられる。本発明の剤に含有される多孔質粉末は散水によって容易に除去することができるため、果実の外観を損なわないという利点も有する。そして、気孔率の高い被膜が形成されるため保温性が向上し、水分の凍結による果面障害を防止していると考えられる。散布した粉末の吸水性が高いため、果面や葉面上の広い範囲が水滴に覆われることを防ぎ、水滴の凍結による植物組織の損傷が起きる範囲を狭めることができるとも考えられる。
【0014】
散布する剤としては、外気との熱伝導を抑制し保温性を高めるという観点から、多孔質粉末が好ましい。使用される粉末の細孔容積としては、0.2ml/g以上、好ましくは0.5ml/g以上であり、10ml/g以下、好ましくは5ml/g以下である。細孔容積が小さすぎると保温性が低下して本発明の効果が得られにくく、大きすぎると嵩密度が小さくなり取り扱いが困難になりやすい。
【0015】
使用される粉末の比表面積としては、10m2/g以上、好ましくは50m2/g以上、より好ましくは100m2/g以上、さらに好ましくは150m2/g以上である。また、10000m2/g以下、好ましくは5000m2/g以下、さらに好ましくは2000m2/g以下である。比表面積が小さすぎると本発明の効果が得られず、大きすぎると取り扱いが難しくなる。なお上記の比表面積は、BET法により窒素吸着を用いて測定される比表面積の値である。
【0016】
使用される粉末の吸油量としては、20ml/100g以上、好ましくは50ml/100g以上、より好ましくは100ml/100g以上であり、1000ml/100g以下、好ましくは700ml/100g以下である。吸油量が小さすぎると本発明の効果が得られず、大きすぎると取り扱いが困難になりやすい。
【0017】
使用される粉末の平均粒径としては、0.1μm以上、好ましくは0.5μm以上であり、また20μm以下、好ましくは10μ以下である。細かすぎると取り扱いに問題が生じ、粗すぎると緻密な保護膜が生成せず、果面及び/又は葉面を充分に保護することが難しくなる。
【0018】
使用される多孔質材料としては、上記の要件を満たし本発明の効果が得られれば特に制限はないが、入手の容易さや安全性から天然に産出する鉱物やケイ酸を主成分とする材料を用いることができる。日焼け防止を目的とする場合には、紫外光を効果的に吸収するという観点からは、バンドギャップが紫外光の範囲にあり可視光は透過できる物質が好ましく、二酸化チタン(アナターゼ及びルチルが含まれる)や酸化亜鉛といった材料を用いることができる。具体的には、本発明の多孔質材料として、ゼオライト及びモンモリロナイトからなる群から選択される1種以上を用いることができる。また、植物性の粉体、例えば木質粉、籾殻、オガクズ等を併せて使用することもできる。
【0019】
ゼオライトを使用する場合、その種類に特に制限はなく、X型、Y型、A型、モルデナイト、ZSM−5等の各種のゼオライトを使用することができ、一部をTiなどの遷移金属で置換することもできる。また、H+がNa+やK+といったカチオンで交換された材料を使用することもできる。さらに、アルミノリン酸塩(ALPO)やシリカアルミノリン酸塩(SAPO)といったゼオライト類縁体も用いることができる。
【0020】
モンモリロナイトとしては各種の置換体及び付加体を使用することができる。例えば、マグネシアンモンモリロナイト、鉄モンモリロナイト、鉄マグネシアンモンモリロナイト、バイデライト、ノントロン石、サポー石、ヘクトライト、及びソーコナイトである。モンモリロナイト中のカチオンとしてはK+、Na+、及びCa2+が挙げられるが、Ca2+が含有されていると、ペクチン酸カルシウムの生成による浮き皮防止効果も併せて得ることができる。また、モンモリロナイト以外の各種の粘土鉱物も使用することができる。
【0021】
多孔質材料の細孔構造に特に制限はなく、均一な細孔構造を有するマイクロポーラス及びメソポーラス材料であってもよく、シリカゲルといったアモルファス状の材料であってもよい。また、ゼオライトといった1次元、2次元、又は3次元のチャンネルを持つ材料であってもよく、モンモリロナイトといった層状構造の材料であってもよい。少量の粉末で効果的な保護膜を形成するためには、均質な細孔分布を有する材料、例えばゼオライトやモンモリロナイトが好ましい。
【0022】
本発明の多孔質粉末としては、天然鉱物由来の粉末も合成品由来の粉末も使用することができる。経済的な観点からは、ゼオライト及びモンモリロナイトについては天然鉱物由来が好ましいが、合成ゼオライトを用いることもできる。経済的な観点からは、市販の粉体を利用することもできる。
【0023】
本発明で使用する多孔質粉体は、各種の材料を従来公知の方法で粉砕することによって得ることができる。例えば、乾式粉砕ではボールミルやジェットミルを使用することができ、湿式粉砕ではダイノーミルを使用することができる。また、市販の粉砕粉末を使用することもできる。
【0024】
本発明の固形剤はさらに別の成分を含んでもよく、他の農薬有効成分と混合して使用することもできる。ただし、安全性、毒性、及び環境保護の観点からは、人体に有害な成分や環境に悪影響を及ぼす成分を配合することは好ましくない。
【0025】
本発明の固形剤を直接果実及び/又は葉面に散布することもできるが、取り扱いの容易さや散布時の均一性を考慮すると、水で希釈した液剤として散布することが好ましい。正常な果面や葉面について果面障害や葉面損傷を予防するためには、本発明の剤を用いて果面や葉面を広い範囲で被覆し、保護膜を形成することが好ましい。希釈倍率は散布する果樹、用途、気候等に依存するが、凍霜害による果面障害の発生を防止するために用いる際には、固形剤の量は水の0.1重量%以上、好ましくは0.3重量%以上であり、3重量%、好ましくは1重量%以下である。太陽光から遮蔽して日焼けやサビ果を防ぐ場合、及び有害物質の吸収を促進する場合(薬害の予防、軽減を含む)にも、同様の希釈倍率を用いることができる。
【0026】
本発明の対象となる果樹は特に制限はないが、例えばリンゴ、各種の柑橘類、モモ、ナシ、ブドウ、アンズ等が挙げられる。
本発明の固形剤又は液剤を散布する時期は、該剤の濃度、果樹、用途等に依存するが、リンゴ、各種の柑橘類、モモ、ナシ、ブドウ、アンズ等の凍霜害による果面障害を防止する場合には、開花期から幼果期に散布すると効果的である。散布する回数に特に制限はなく、晩霜の被害を受けやすい時期に適宜散布することが好ましい。例えば、被害を受けるおそれのある危険限界温度以下となることが予想される場合、予め散布しておくことができる。必要に応じて複数回散布することもできる。
【0027】
陽射しの強い夏期に散布すれば、果面及び/又は葉面を太陽光の照射から保護することができる。該剤の保護膜の状態に依存して、複数回散布することもできる。降雨により保護膜が流亡した場合には、再度散布することができる。
【0028】
有害物質の吸収を促進する場合、例えば過剰な農薬の吸収を行う場合には、必要に応じて適宜散布することができる。
【0029】
【実施例】
以下の実施例により本発明をより詳細に説明するが、本発明が以下の実施例によって限定される物ではない。
<実施例1> 晩霜害による果面障害の予防・軽減:リンゴ「ふじ」
ゼオライト粉末(日東粉化工業株式会社製:粒子径1.92μ、福島県飯坂町産鉱石使用)、モンモリロナイト粉末(ソフトシリカ社製:粒子径2.0μ、秋田県産の鉱石使用)、ケイソウ土粉末(クニミネ工業社製:粒子径2.0μ、福島県産の鉱石使用)、シリカゲル粉末(粒子径2.0μに粉砕したもの)をそれぞれ水で200倍(重量比)に希釈し(水の0.5重量%に当たる粉末を混合)、液剤とした。これらの液剤各々を、それぞれ異なる試験区において、落花直後の晩霜到来前の5月10日に散布した。散布量は、10a当たり液剤500Lであった。散布した4日後の5月14日に晩霜があり、被害の調査を5月25日に行なった。結果は以下の通りである。なお、具体的な被害としては、受粉障害による不稔、サビ果の発生、果皮及び葉の黒変、並びに黒変した果実及び葉の落果及び落葉であった。
【0030】
【表1】
<実施例2> 太陽光による日焼け及びサビ果発生の予防・軽減:リンゴ「ふじ」
実施例1と同様に調製した液剤を、それぞれ異なる試験区において、6月12日及び7月20日の計2回散布した。散布量は、10a当たり液剤500Lであった。9月1日に行った調査の結果を以下の表に示す。
【0031】
【表2】
<実施例3> 太陽光による日焼け発生の予防・軽減:「温州ミカン」
実施例1と同様に調製した液剤を、それぞれ異なる試験区において、6月25日及び8月15日の計2回散布した。散布量は、10a当たり液剤500Lであった。9月26日に行った調査の結果を以下の表に示す。
【0032】
【表3】
<実施例4> 農薬の薬害の予防・軽減:リンゴ「秋映」
実施例1記載のゼオライト粉末、モンモリロナイト粉末、ケイソウ土粉末、及びシリカゲル粉末(粒子径2.0μに粉砕したもの)を、農薬希釈液(殺菌剤アントラコール(登録商標)、殺菌剤トップジンM(登録商標)、殺虫剤テルスター(登録商標)、及び展着剤の混合液)で200倍(重量比)に希釈し(農薬希釈液の0.5重量%に当たる粉末を混合)、散布用液とした。なお、農薬希釈液中における各農薬成分は、水の1/1000の重量に該当する量とした。また、アントラコール(登録商標)は薬害が起きやすいとされている農薬である。
【0033】
この様にして得た散布用の液を、それぞれ異なる試験区において、5月24日に散布した。散布量は、10a当たり液剤500Lであった。6月2日に行った調査の結果を以下の表に示す。
【0034】
【表4】
【0035】
【発明の効果】
本発明の果面及び/又は葉面保護剤はゼオライト及びモンモリロナイトといった多孔質粉体を含み、果面及び/又は葉面上に保護膜を形成することができる。本発明の保護剤を用いることにより、日焼けやサビ果といった果面障害を効果的に防止することができ、商品価値の高い果実の生産が可能となる。
Claims (3)
- モンモリロナイトを主剤とする果面及び葉面保護用固形剤あるいはこの固形剤を水で希釈して得た果面及び葉面保護用液剤を、果樹の果面及び葉面に散布することを含む凍霜害の予防及び/又は軽減方法。
- モンモリロナイトを主剤とする果面及び葉面保護用固形剤あるいはこの固形剤を水で希釈して得た果面及び葉面保護用液剤を、果樹の果面及び葉面に散布することを含む果皮の日焼け予防方法。
- モンモリロナイトを主剤とする果面及び葉面保護用固形剤あるいはこの固形剤を水で希釈して得た果面及び葉面保護用液剤を、果樹の果面及び葉面に散布することを含む薬害の予防及び/又は軽減方法。
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