JP4305791B2 - 半導体集積回路の設計方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、RAM、及び該RAMの記憶素子をビット単位で利用する論理回路を有する半導体集積回路の設計方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は、順序回路及び組合せ回路を含む論理回路の一例の回路図である。
【0003】
この図において、符号C1〜C10は、順序回路を含まない組合せ回路部分である。又、フリップフロップFF及びRAM(random access memory)3は、順序回路の1つとして示されている。又、この図の回路は、入力INから入力した信号に対して、上記のような組合せ回路部分C1〜C10、フリップフロップFF、及びRAM3により所定の処理を行い、その結果を出力OUTとして出力する。
【0004】
このような順序回路及び組合せ回路を含む論理回路では、いわゆるセットアップ時間、ホールド時間の制約を受ける。
【0005】
例えばフリップフロップを一例とし、その動作を示す図2のようなタイムチャートを考える。又、時刻t0におけるクロック信号CLKの立ち上がりで、入力Dの論理状態を取り込むものとする。
【0006】
このような場合、該時刻t0より「セットアップ時間」だけ前の時刻t1までに、取り込もうとする論理状態の入力Dがフリップフロップに入力されている必要がある。更に、このように入力された入力Dの論理状態は、該時刻t0より「ホールド時間」だけ後の時刻t2まで、その論理状態が保持されている必要がある。
【0007】
又、上記の場合で時刻t1からt2までの時間で、入力Dの論理状態が変化してしまうとする。すると、フリップフロップFFに取り込まれる論理状態は、入力Dの論理状態の変化前によるものか、あるいは変化後によるものであるか、不定になってしまう。
【0008】
このようなセットアップ時間やホールド時間に関する制約は、フリップフロップ以外にも、ラッチや、メモリなどのセルでも要求される。又、タイミングに関する制約には、これらセットアップ時間やホールド時間以外にもある。そして、このような素子やセルに関してタイミングの制約が守られていることを検証することが、タイミング解析と呼ばれている。
【0009】
該タイミング解析は、例えば図1の回路において具体的には、クロック信号CLKにクロック波形を与え、入力INに入力タイミング、出力に出力ストローブを定義する。そして、入力INから、フリップフロップFFの入力Dまでの信号遅延が、クロック信号CLKのクロック波形に対して、タイミングの制約を満たしているか解析する。又、フリップフロップFFの出力Qから、RAM3の入力D0までの信号遅延が、クロック信号CLKのクロック波形に対して、タイミングの制約を満たしているか解析する。更に、RAM3の出力Q0から、出力OUTまでの信号遅延が、クロック信号CLKのクロック波形と出力ストローブのタイミングから決定される制約を満たしているか解析するというものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従来のASIC(application specific integrated circuit)の設計では、RAM内のデータ入力ポートから各記憶素子までの書込み時間、及び各記憶素子からデータ出力ポートまでの読出し時間を一律に定義した、タイミング解析用のモデルを使用している。又、該モデルの諸データは、RAM内の記憶素子で、書込み時間又は読出し時間が最長のものに基づいている。なお、書込み時間又は読出し時間に関係し、信号に対する処理や、信号伝播の遅延に係る、タイミング解析に用いるこのようなデータを、以下遅延値と呼ぶ。
【0011】
ここで、一例として、図3のようなASICの半導体集積回路について考える。この図では、集積回路における説明上必要な各素子の、レイアウトを示すように回路図が図示されている。該半導体集積回路は、RAM3、及び該RAM3の記憶素子をビット単位で利用する、フリップフロップFF1〜FF4による論理回路を有する。
【0012】
RAM3は1ワードが4ビットであり、16ワードで構成される。該RAM3は、選択信号CSN、読出し書込み制御信号RWNの入力、及び4ビットのアドレス信号ADDRに従って、該当するワードアドレスに対する書込みアクセス、あるいは読出しアクセスがなされる。書込みアクセスの際に入力するデータは、4ビットのデータ入力DINによる。又、読出しアクセスの際に出力するデータは、4ビットのデータ出力DOUTによる。符号3aの範囲には、16行4列のマトリックス状に、記憶素子が配列されている。又、この符号3aの部分には、4対のビット線が図示されている。これら記憶素子はワード単位で、図示されないアドレスデコーダで4ビットのアドレス信号ADDRをデーコードし、選択されたワードに対して、ビット線対を経由してアクセスされる。なお、該RAM3において、説明上必要な記憶素子は、符号AあるいはBを付して■印で図示している。
【0013】
図3において、符号Cで示すRAM3の部分は、その内部の記憶素子に書き込むビットデータを入力する部分である。一方、符号Dで示すRAM3の部分は、その内部の記憶素子から読み出されるビットデータを出力する部分である。又、これら符号CやDの箇所(データ入力ポート又はデータ出力ポート)から、各記憶素子までの距離や、ワード線やビット線の各記憶素子における配線長には、記憶素子間で較差が存在する。
【0014】
ここで、該符号Cの示す部分からの距離は、記憶素子Bは記憶素子Aに比べて遠い。従って、記憶素子Bにビットデータを書き込むアクセス時間は、記憶素子Aに比べて長くなる。ここで、記憶素子Bのデータ書き込み時のアクセス時間が、RAM3の記憶素子の中で最大であるとする。
【0015】
このような半導体集積回路において、従来では、RAM3の遅延値は、記憶素子Bのような、そのRAM中で最悪になる記憶素子のアクセス時間を基準にしている。このため、書き込みデータや読み出しデータの配線に、同一ワードでもデータの配線に長さの較差がある場合、実際の書込み時間にも較差が存在するようになる。特に、半導体集積回路の製造プロセスにおける、近年のディープ・サブミクロン化の進展に伴い、配線抵抗による遅延分が増加しているので、このような配線長較差による書込み時間較差も増大する傾向がある。
【0016】
又、書込み時間の最悪値を基準にして遅延値を設定し設計すると、データビット幅方向に対し、タイミングの設計が冗長になる。即ち、同じRAMの記憶素子でも実際のデータ入力ポートからの書込み時間が短いものは、該書込み時間を有効に活用するなどの回路設計においてタイミング上の最適化を行うことができない。
【0017】
例えば、図3において、フリップフロップFF4の出力Qから、符号Cの部分を経由して、RAM3の記憶素子Aにアクセスする場合を考える。このような場合も、フリップフロップFF1の出力Qから、符号Cの部分を経由して、RAM3の記憶素子Bにアクセスする場合と同じ書込み時間が採用される。
【0018】
そのため、従来は、フリップフロップFF1の出力Qから符号Cまでの配線途中に、バッファを追加して遅延を少なくしたりする。あるいは、フリップフロップFF1とFF4とを含めた回路全体の配置を変更したりする。
【0019】
しかしながら、これらの変更を手修正によってする場合、他のネットも考慮すると困難である。又、自動配置配線ツールによって修正するようにしても、場合によっては、より大きなCPU(central processing unit)時間を要するという問題があった。
【0020】
本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたもので、動作タイミング不良を回避し、必要な動作速度を達成することができる半導体集積回路の設計方法を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
まず、本願の第1発明の半導体集積回路の設計方法は、RAM、及び該RAM内の記憶素子をビット単位で利用する論理回路を有する半導体集積回路の設計方法において、上記RAM内に設けられたデータ入力ポートから、記憶素子までの書込み時間、及び該記憶素子から、上記RAM内に設けられたデータ出力ポートまでの読出し時間の少なくとも一方で表わされる、前記RAMの遅延値を記憶素子単位で設計ライブラリに定義し、該遅延値を利用して回路設計を行うと共に、該遅延値を用い、又前記RAM外の遅延値も含め考慮し、タイミング解析を行うようにしたことにより、前記課題を解決したものである。
【0022】
又、前記半導体集積回路の設計方法において、前記タイミング解析結果を受け、動作タイミング不良、又は動作タイミングに余裕がないエラー箇所で用いている前記記憶素子に対する接続と、タイミングの余裕があり、かつ該エラー箇所より遅延値が小の箇所の前記記憶素子に対する接続とを、入れ替えるようにしたことにより、前記遅延値を利用した回路設計を容易に行うことができる。
【0023】
更に、前記半導体集積回路の設計方法において、前記入れ替えを、前記RAM内部のビット線が敷設されている領域で行なうことができる。
【0024】
以下、本発明の作用について、簡単に説明する。
【0025】
本発明では、RAM、及び該RAMの記憶素子をビット単位で利用する論理回路を有する半導体集積回路が前提である。このような半導体集積回路において、本発明では、データ入力ポートから記憶素子までの書込み時間、及び該記憶素子からデータ出力ポートまでの読出し時間の少なくとも一方で表わされる、前記RAMの遅延値を記憶素子単位で設計ライブラリに定義する。即ち、該RAMの記憶素子全体で、同一の遅延値を用いるのではない。又、本発明では、このような遅延値を前提とし利用して、回路設計を行う。
【0026】
本発明ではこのような遅延値を用い、又RAM以外の遅延値も含め考慮し、タイミング解析を行うので、前述の従来例のようにアクセス時間の最悪値に基づいて、一律の遅延値を用いる場合のように、タイミングの設計が冗長になることはない。
【0027】
即ち、同じRAMの記憶素子でもアクセス時間が短いものは、該アクセス時間を有効に利用することができる。従って、タイミング不良を回避し、必要な動作速度を達成することができる。
【0028】
なお、本発明は、RAMの記憶素子の遅延値を、かならずしも文字どおりに記憶素子1つずつ設定するものに限定するものではない。例えば、アクセス時間の較差を2〜5程度にグループ分けし、グループ毎に遅延値を設定するようにしてもよい。あるいは、ビット列間の較差の傾向を把握しておき、演算などで該傾向に基づいて各記憶素子の遅延値を求めるようにしてもよい。即ち、タイミング解析において、同一のRAMの中記憶素子間で、異なる遅延値を用いるようにしたものは、本発明に含まれるものであり、利用する回路素子の動作速度は同一でも、タイミング不良を回避し、必要な動作速度を達成することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、図を用いて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0030】
図4は、本発明が適用された第1実施形態の半導体集積回路の回路図である。
【0031】
前述した図3において、フリップフロップFF1の出力Qから、符号Cの部分を経由して、RAM3の記憶素子Bにアクセスする回路で、タイミング解析においてタイミング不良が発生したものとしている。又、該タイミング不良を解消するために、本発明を適用して設計変更したものが本実施形態である。なお、本実施形態の図4では前述の図3と同様、集積回路における説明上必要な各素子の、レイアウトを示すように回路図が図示されている。
【0032】
具体的には、該タイミング不良を解消するために、フリップフロップFF1の出力Qから、符号Cの部分を経由してアクセスするRAM3の記憶素子Bを、記憶素子Aに変更している。又、フリップフロップFF4の出力Qから、符号Cの部分を経由してアクセスするRAM3の記憶素子Aを、記憶素子Bに変更している。このように、本発明を適用して、RAM3内で比較して遅延値が小さい記憶素子Aを、RAM3に入力されるまでの遅延値が大きくてタイミング不良が生じた回路に接続して用いるようにしている。又、RAM3で遅延値が大きい記憶素子Bについては、RAM3に入力されるまでの遅延値が小さい回路に接続して用いるので、該遅延値大によって問題が生じることはない。
【0033】
上記のようにデータ入力DIN側で変更し、データ入力側の入れ換えを行った場合、論理を合わせるため、データ出力DOUT側の入れ換えも必要である。このため、該入れ換えに対応させるように、図4においてデータ出力DOUTから出力された信号は、他の回路ブロック5に読み込まれる前に入れ換えて、これによりデータ出力側の入れ換えを行う。
【0034】
ここで、本実施形態において行うタイミング解析のライブラリは、下記のとおりである。立ち上がり遅延や、立ち下がり遅延は、通常、図5に示すように、出力負荷や、入力なまりにより決定されるテーブルで遅延が定義される。しかしながら、以下では本発明の適用を簡潔に例示するため、立ち上がり遅延、立ち下がり遅延それぞれ1つの値のみを明記している。
【0035】
DOUT〔3〕
立ち上がり遅延:{1.2ナノ秒}
立ち下がり遅延:{1.1ナノ秒}
DOUT〔2〕
立ち上がり遅延:{1.0ナノ秒}
立ち下がり遅延:{0.9ナノ秒}
DOUT〔1〕
立ち上がり遅延:{0.9ナノ秒}
立ち下がり遅延:{0.8ナノ秒}
DOUT〔0〕
立ち上がり遅延:{0.8ナノ秒}
立ち下がり遅延:{0.7ナノ秒}
【0036】
一方、従来、RAM3において一律の遅延値を用いる場合、タイミング解析のライブラリは、下記のとおりである。下記従来例では、DOUT〔3〕、DOUT〔2〕、DOUT〔1〕、DOUT〔0〕の内の最大値が採用されている。即ち、DOUT〔3〕の遅延値が採用されている。
【0037】
DOUT〔3〕
立ち上がり遅延:{1.2ナノ秒}
立ち下がり遅延:{1.1ナノ秒}
DOUT〔2〕
立ち上がり遅延:{1.2ナノ秒}
立ち下がり遅延:{1.1ナノ秒}
DOUT〔1〕
立ち上がり遅延:{1.2ナノ秒}
立ち下がり遅延:{1.1ナノ秒}
DOUT〔0〕
立ち上がり遅延:{1.2ナノ秒}
立ち下がり遅延:{1.1ナノ秒}
【0038】
図6は、本発明が適用された第2実施形態の半導体集積回路の回路図である。
【0039】
この第2実施形態においても、前述した図3において、フリップフロップFF1の出力Qから、符号Cの部分を経由して、RAM3の記憶素子Bにアクセスする回路で、タイミング解析においてタイミング不良が発生したものとしている。又、該タイミング不良を解消するために、本発明を適用して設計変更したものが本実施形態である。なお、本実施形態の図6では前述の図3と同様、集積回路における説明上必要な各素子の、レイアウトを示すように回路図が図示されている。
【0040】
本実施形態においても、前述した第1実施形態と同様、該タイミング不良を解消するために、フリップフロップFF1の出力Qから、符号Cの部分を経由してアクセスするRAM3の記憶素子Bを、記憶素子Aに変更している。又、フリップフロップFF4の出力Qから、符号Cの部分を経由してアクセスするRAM3の記憶素子Aを、記憶素子Bに変更している。
【0041】
しかしながら、本実施形態では、第1実施形態とは異なる方法で該変更を行っている。
【0042】
従来例の図3においては、符号Cの部分における配線パターンは、図7のようになっている。このような配線パターンを、本実施形態においては、図8のようなものに置きかえる。
【0043】
更に、図3において、符号Dの部分における配線パターンは、図9のようになっている。このような配線パターンを、本実施形態においては、図10のようなものに置きかえる。
【0044】
以上のような置き換えにより本実施形態においては、前述した第1実施形態と同様の回路を実現している。図3に対する変更は、本実施形態ではこのような置き換えによるものであり、変更方法や変更箇所は第1実施形態とは異なる。このように本実施形態においては、動作タイミングの余裕がない回路に、RAM3の記憶素子の内で比較して遅延値が小さいものが接続されるように、該RAM3の内部のビット線が敷設されている領域で、記憶素子に対する接続を入れ替えることができる。
【0045】
従って、本実施形態においては、本発明を適用して、RAM3内で比較して遅延値が小さい記憶素子Aを、RAM3に入力されるまでの遅延値が大きくてタイミング不良が生じた回路に接続して用いることができる。又、RAM3で遅延値が大きい記憶素子Bについては、RAM3に入力されるまでの遅延値が小さい回路に接続して用いるので、該遅延値大によって問題が生じることはない。
【0046】
又、本実施形態においては、上述のように接続変更を、RAM3の内部のビット線が敷設されている領域において、図7〜図10の配線パターンの変更(置き換え)で行う。この際、用いる配線パターンは、遅延値の大小による、ビット間の入れ替えのパターンに応じて、種々のものを予めライブラリ化して用意しておくこともできる。このようにすると、設計者による配線パターンに要する手間や時間を削減できるだけでなく、自動化することもできる。
【0047】
なお、この第2実施形態におけるタイミング解析は、前述した第1実施形態と同様に行うものである。
【0048】
【発明の効果】
本発明によれば、タイミング不良を回避し、必要かつ最適な動作速度を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】順序回路及び組合せ回路を含む論理回路の一例の回路図
【図2】セットアップ時間やホールド時間を説明するためのタイムチャート
【図3】ASICにおける説明上必要な各素子のレイアウトを示すように作図された回路図
【図4】本発明が適用された第1実施形態の半導体集積回路の回路図
【図5】上記実施形態で用いるタイミング解析ライブラリのデータテーブルを示す表
【図6】本発明が適用された第2実施形態の半導体集積回路の回路図
【図7】上記実施形態においてRAMの入力部で用いる配線パターンの第1例のレイアウト図
【図8】前記実施形態においてRAMの入力部で用いる配線パターンの第2例のレイアウト図
【図9】前記実施形態においてRAMの出力部で用いる配線パターンの第1例のレイアウト図
【図10】前記実施形態においてRAMの出力部で用いる配線パターンの第2例のレイアウト図
【符号の説明】
1…半導体集積回路
3…RAM
3a…記憶素子マトリックス
5…他の回路ブロック
FF、FF1〜FF4…フリップフロップ
C1〜C10…組合せ回路部分
IN…入力
OUT…出力
CLK…クロック信号
Claims (3)
- RAM、及び該RAM内の記憶素子をビット単位で利用する論理回路を有する半導体集積回路の設計方法において、
上記RAM内に設けられたデータ入力ポートから、記憶素子までの書込み時間、及び該記憶素子から、上記RAM内に設けられたデータ出力ポートまでの読出し時間の少なくとも一方で表わされる、前記RAMの遅延値を記憶素子単位で設計ライブラリに定義し、
該遅延値を利用して回路設計を行うと共に、
該遅延値を用い、又前記RAM外の遅延値も含め考慮し、タイミング解析を行うようにしたことを特徴とする半導体集積回路の設計方法。 - 請求項1に記載の半導体集積回路の設計方法において、
前記タイミング解析結果を受け、動作タイミング不良、又は動作タイミングに余裕がないエラー箇所で用いている前記記憶素子に対する接続と、タイミングの余裕があり、かつ該エラー箇所より遅延値が小の箇所の前記記憶素子に対する接続とを、入れ替えるようにしたことを特徴とする半導体集積回路の設計方法。 - 請求項2に記載の半導体集積回路の設計方法において、
前記入れ替えを、前記RAM内部のビット線が敷設されている領域で行なうようにしたことを特徴とする半導体集積回路の設計方法。
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JP07712199A JP4305791B2 (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | 半導体集積回路の設計方法 |
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1999
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