JP4305113B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像を形成する画像形成装置に関する。
従来から、プリンタが印刷した印刷物の濃度(印刷物から実測される濃度)を、上位プログラム側から受け取った印刷データ中に含まれる階調(濃度)と一致させるために、キャリブレーションと呼ばれる処理が行われている(例えば特許文献1参照)。このキャリブレーションでは、以下に説明するような手順で補正データが作成される。
例えば、シアン(以下、Cと略す),マゼンタ(以下、Mと略す),イエロー(以下、Yと略す),ブラック(以下、Kと略す)の4色のインクを使ってカラー印刷を実行可能で、各色ともそれぞれ256階調の多階調印刷を実行可能なプリンタの場合、まず、図12に示すような測定用パッチを印刷する。
この測定用パッチには、上記C,M,Y,Kの各色に対応する4列分のパッチ(=内側が均一な濃度で塗りつぶされた任意形状のパターン;以下、単にパッチという)が印刷され、各列には9個のパッチが印刷されている。各列の9個のパッチは、階調として、0,32,64,96,128,160,192,224,255という、31又は32レベル毎の9通りの値をプリンタに与えて印刷したものである。
続いて、上記各パッチの濃度をセンサで実測してその測定値を出力レベルとし、この出力レベルとプリンタに与えた階調(入力レベル)との対応関係を表すデータを作成し、プリンタに与えた入力レベルと、実測された出力レベルとが一致するようにするための補正データを作成する。具体的には、例えばC色では9個のパッチを印刷したが、これらの9個の入力レベルについては、各出力レベルそのものの値を用いて理想的な出力レベルになるような補正値を求める。一方、9個の入力レベル以外の247個の入力レベルについては、既に求めた補正値から補間アルゴリズムを用いて補間して求める。このようにして、0〜255の入力レベルすべてに対応する補正値を求め、その補正値を集めて補正データ(いわゆるキャリブレーションデータ)としてデータファイルに保存する。
以後、印刷を行う際には、上記データファイルから補正データを読み出し、読み出した補正データに基づいて、上位プログラム側から受け取った印刷データ中に含まれる階調を、プリンタに与えるべき階調に変換し、その変換された階調をプリンタに与える。これにより、プリンタが印刷した印刷物の濃度が、上位プログラム側から受け取った印刷データ中に含まれる濃度(階調)と一致するようになる。
特開2000−278543号公報
ところが、それぞれの色では、実際に印刷した9個のパッチに対応する補正値以外の補正値は上述したように補間(例えば直線補間や二次曲線補間)によって求めたものであるため、実際に印刷した9個の階調のパッチの出力レベル以外の階調の出力レベルは、理想的な出力レベルと比較してずれが生じてしまうといった問題があった。このずれをなるべく小さくするためには、実際に印刷して測定するパッチの数を増やすことが考えられるが、パッチの数を増やすとパッチを準備する時間の増加や測定時間の増加などにより、補正データを作成する一連の処理に非常に時間がかかるといった問題が発生する。
また、センサには様々な測定性能のセンサがあるが、汎用的なセンサの中には測定対象が低濃度の場合には精度が良いが、高濃度の場合に精度が悪いといったものもあり、このようなセンサを用いた場合は、十分な精度の補正データが得られないといった問題もあった。もちろん、測定対象が低濃度であっても高濃度であっても、良い精度が得られるセンサも存在するが、このようなセンサは一般的に高価格であり、価格面などからプリンタに内蔵させることが難しかった。
したがって、これらのことから、階調が広範囲に散在した多くのパッチを印刷することには問題があった。本発明はこのような問題に鑑みなされたものであり、形成したパッチの数以上の数の濃度値を得ることができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の画像形成装置は、画像形成手段と、第1の濃度測定手段と、記憶手段と、推測手段と、補間手段と、算出手段とを備える。画像形成手段は、画像の一つとして、濃度補正のためのパッチを形成し、第1の濃度測定手段は、画像形成手段によって形成されたパッチの濃度を測定し、記憶手段は、画像形成手段又は画像形成手段と等価の画像形成手段に対して特定の階調を指示した際に形成される特定階調パッチの濃度測定結果と、画像形成手段又は画像形成手段と等価の画像形成手段が特定の階調とは異なる他の階調を指示された際に形成する他階調パッチの濃度測定結果との対応関係を表す対応関係データを記憶する。なお、記憶手段が記憶する「対応関係データ」の形式は、具体的には数値データの組み合わせ集合や、関係式等が考えられる。
そして、推測手段は、画像形成手段によって形成されたパッチのうちの特定の階調のパッチを第1の濃度測定手段が測定することによって得た濃度を、記憶手段が記憶する対応関係データにおける特定階調パッチの濃度測定結果とすることによって対応関係データより得られる他階調パッチの濃度測定結果を、画像形成手段が形成していない階調のパッチの濃度として求める
なお、「前記画像形成手段と等価の画像形成手段」というのは、当該画像形成装置の画像形成手段と同一構成を有するが当該画像形成装置の画像形成手段ではない別の画像形成手段であり、機能的に同一視できるものである。
また、補間手段は、第1の濃度測定手段により測定されたパッチの濃度と、推測手段により求められたパッチの濃度とに基づき、未だ得られていない所定の階調の濃度を補間により算出する。また、算出手段は、第1の濃度測定手段により測定されたパッチの濃度と、推測手段により求められたパッチの濃度と、補間手段により算出された階調の濃度とに基づき、画像形成手段が形成する画像の濃度が理想濃度となるように補正する際に用いられる補正データを算出する。
そして、画像形成手段は、算出手段により算出された補正データにより補正された画像を形成する。
このように構成された画像形成装置によれば、例えば画像形成手段がある階調のパッチを1つ形成するだけで、様々な階調についての上記濃度が得られる。また、画像形成手段が形成するパッチの階調が、第1の濃度測定手段が最も精度良く測定できる階調であれば、得られる上記様々な階調に関する濃度の精度も更に高くなる。
このように、実際に形成するパッチの数以上の数の濃度値が得られるため、従来に比べて少ない数のパッチを形成する機構を採用し得る。そして、濃度が得られた後は、得られた濃度に基づいて従来より知られている補間アルゴリズム等を用いて全階調の補正値を算出し、補正データを作成することができる。その結果、例えば、画像形成装置に接続されたコンピュータから指定された階調の画像を指定された階調通りに印刷することができる。
ところで、記憶手段が記憶する対応関係データは、予め当該画像形成装置の第1の濃度測定手段を用いて生成されてもよいし、外部の濃度測定手段を用いて生成されてもよいが、当該画像形成装置を構成する第1の濃度測定手段は、測定対象が高濃度であっても低濃度であっても良い精度が得られるものを用いることが価格面から難しい場合が考えられる。このため、価格面の影響を比較的受けやすい第1の濃度測定手段と価格面の影響を比較的受けにくい外部の第2の濃度測定手段(例えば、画像形成装置のメーカーが保有する測色器)とからなる、2種類の濃度測定手段が用いられて前記データが生成されるようになっているとよい。つまり、請求項に記載のように、記憶手段が記憶するデータは、当該画像形成装置の第1の濃度測定手段又はこの第1の濃度測定手段と等価の濃度測定手段によって得られた特定階調パッチの濃度測定結果と、第1の濃度測定手段とは異なる外部の第2の濃度測定手段によって得られた他階調パッチの濃度測定結果と、に基づいて生成されたものであるとよい。
このようになっていれば、例えば、画像形成装置のメーカーが、外部の第2の濃度測定手段として、高精度の測色器を用いて前記データを生成させて画像形成装置の記憶手段に記憶させておき、その画像形成装置の第1の濃度測定手段は、測色器の第2の濃度測定手段に比べて特定濃度の測定精度が劣るものを用いるようにすることが考えられる。一般的に、高精度の濃度測定手段を実現するにはコストがかかる。したがって、このようになっていれば、画像形成装置のコストを抑えることができる。
なお、第2の濃度測定手段によって得られる他階調パッチの濃度測定結果は、請求項に記載のように、前記第2の濃度測定手段が、印刷媒体に印刷された他階調パッチの濃度を測定することによって得られたものであるとよい。
このように第2の濃度測定手段が印刷媒体上の濃度を測定するようになっていると、記憶手段の記憶するデータが印刷媒体に対応したものとなり、その結果、画像形成装置が印刷媒体に画像を形成した際の品質が向上する。
ところで、このようにして生成されたデータは、外部の第2の濃度測定手段と、当該画像形成装置の第1の濃度測定手段とで、測定性能が同一視できない階調帯が存在する場合が考えられる。そのような場合には、請求項に記載のように、画像形成手段が形成する特定階調パッチの階調は、同一視できる階調帯の中から選択されたものであるとよい。
このようになっていれば、当該画像形成装置の第1の濃度測定手段が測定した結果得られるパッチの濃度と、外部の第2の濃度測定手段がそのパッチを測定した場合に得られる濃度との間に相関関係が得られるようになり、記憶手段が記憶する対応関係を表すデータを用いて推測した濃度の精度が向上する。
そして、このように測定性能が同一視できる階調帯と同一視できない階調帯が存在する場合には、請求項に記載のように、特定階調パッチの階調は、同一視できる階調帯から各階調間を略均等に複数選択されたものであるとよい。
このようになっていれば、画像形成手段が形成したパッチの何れを当該画像形成装置の第1の濃度測定手段が測定しても、第1の濃度測定手段が測定した結果得られるパッチの濃度と、外部の第2の濃度測定手段がそのパッチを測定した場合に得られる濃度との間に相関関係が得られるため、記憶手段が記憶するデータを用いて推測した濃度の精度が向上する。また、画像形成手段が形成したパッチの各階調間が略均等であるため、補正データを作成する場合には、補正データの精度が向上する。
また、濃度測定手段の具体例の1つとして光学センサが考えられるが、様々な種類の光学センサについて様々な階調の測定対象を測定して比較した場合、高階調である測定対象に比べ低階調である測定対象のほうが、光学センサ間での相関関係が得られやすい傾向にある。このため、請求項に記載のように、画像形成手段が形成する特定階調パッチの階調は、全階調の中央を境とした低い階調帯に含まれる階調であるとよい。
このようになっていれば、記憶手段が記憶するデータが、当該画像形成装置の第1の濃度測定手段とは異なる外部の第2の濃度測定手段によって測定されて生成されたものであった場合、当該画像形成装置の第1の濃度測定手段が測定した結果得られるパッチの濃度と、外部の第2の濃度測定手段がそのパッチを測定した場合に得られる濃度との間に相関関係が得られるようになり、記憶手段が記憶するデータを用いて推測した濃度の精度が向上する。
ところで、光学センサをはじめとする多くのセンサは、経年変化により、同一測定対象(例えばパッチ)を複数回測定した際の結果にバラツキが生じる場合がある。このため、請求項に記載のような画像形成装置であるとよい。つまり、更に、画像形成手段が形成する特定階調パッチの階調を決定する決定手段を備えるようにし、画像形成手段は複数の階調のパッチを形成し、第1の濃度測定手段は画像形成手段が形成した複数のパッチの濃度を複数回測定し、決定手段は、第1の濃度測定手段が測定した測定回毎に濃度のバラツキが他の階調と比べて少ない階調を特定し、その特定した階調を前記所定の階調として決定するように構成された画像形成装置であるとよい。
このような画像形成装置であれば、経年変化による、同一パッチを複数回測定した際に生じる測定結果のバラツキによる様々な影響(例えば生成される補正データの精度低下に関する問題)を、最小限に抑えることができる。
ところで、画像形成手段は具体的には請求項に記載のような手段等から構成されているとよい。つまり、静電潜像を形成する露光手段と、その露光手段によって形成された静電潜像に基づいて現像された現像剤像を担持する像担持体と、像担持体上の現像剤像を印刷媒体に転写する転写手段と、から少なくとも構成されているとよい。
このようになっていれば、適切な階調の現像剤像が転写された印刷媒体を得ることができるようになる。
そして、第1の濃度測定手段は、請求項に記載のように、第1の濃度測定手段は、像担持体上に形成された現像剤像の濃度を測定するようになっているとよい。このようになっていれば、印刷媒体を用いずにパッチの濃度が測定できるので、印刷媒体の消費を防止できる等の効果が得られる。
また、例えばダイレクトタンデム方式のカラーレーザープリンタの場合のような、中間転写体等を備えない場合は、請求項10に記載のように、更に、印刷媒体を搬送する搬送ベルトを備え、転写手段は、像担持体上の現像剤像を搬送ベルトに転写し、第1の濃度測定手段は、搬送ベルト上の現像剤像の濃度を測定するようになっているとよい。このようになっていれば、印刷媒体を用いずにパッチの濃度が測定できるので、印刷媒体の消費を防止できる等の効果が得られる。
また、第1の濃度測定手段の具体例の1つとして光学センサが考えられるが、このようなセンサは、一つだけでは、通常、像担持体上のすべての領域を一度に測定することができず、ある一部分のみを測定することしかできない。そこで、像担持体上のある部分のみを測定するようにセンサを設置し、像担持体を回転動作させることによって測定を行うようにすることが考えられる。このため、請求項11に記載のように、露光手段は、複数色のパッチの静電潜像が、像担持体の移動方向に沿って直列に配置されるよう、又は、搬送ベルトの移動方向に沿って直列に配置されるように露光するとよい。
このようになっていれば、色毎にセンサを用意することなく1つだけ固定して設置するだけで、全てのパッチを測定することができるため、コストの削減に役立つ。
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。尚、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
画像形成装置として4サイクル方式のカラーレーザープリンタについて説明する。図1は、本実施例のカラーレーザープリンタ1の主要部概略断面図である。図1に示すように、カラーレーザープリンタ1は、本体ケーシング3内に、印刷媒体としての用紙5を給紙するための給紙部7や、給紙された用紙5に所定の画像を形成するための画像形成部9などを備えている。
給紙部7は、用紙5を積層して収容した給紙トレイ11と、給紙トレイ11の最上位にある用紙5に当接し、回転により用紙5を一枚ずつ取り出す給紙ローラ13と、用紙5を画像形成位置に搬送する搬送ローラ15およびレジストローラ17を備えている。
この画像形成位置は、後述する中間転写ベルト51上のトナー像を用紙5に転写する転写位置であり、本実施例の場合、中間転写ベルト51と、後述する転写ローラ27との接触位置である。
画像形成部9は、特許請求の範囲に記載の画像形成手段に相当し、スキャナユニット21、プロセス部23、中間転写ベルト機構部25、転写ローラ27および定着部29などを備えている。
スキャナユニット21は、本体ケーシング3内の中央部に、図示しないレーザ発光部、ポリゴンミラー、複数のレンズおよび反射鏡を備えている。このスキャナユニット21では、レーザ発光部から発光される画像データに基づくレーザービームを、ポリゴンミラー、反射鏡およびレンズを介して通過あるいは反射させて、後述するベルト感光体機構部31のベルト感光体(OPC:Organic Photo Conductor)33の表面上に高速走査にて照
射させる。
プロセス部23は、現像手段を構成する複数(4つ)の現像カートリッジ35、ベルト感光体機構部31などを備えている。4つの現像カートリッジ35は、色毎に、イエローのトナーが収容されるイエロー現像カートリッジ35Y、マゼンタのトナーが収容されるマゼンタ現像カートリッジ35M、シアンのトナーが収容されるシアン現像カートリッジ35Cおよびブラックのトナーが収容されるブラック現像カートリッジ35Kのそれぞれが、本体ケーシング3内の前側において、上下方向において互いに所定の間隔を隔てて下から上に向かって並列状に順次配置されている。
各現像カートリッジ35は、それぞれ、現像ローラ37(イエロー現像ローラ37Y、マゼンタ現像ローラ37M、シアン現像ローラ37C、ブラック現像ローラ37K)、図示しない層厚規制ブレード、供給ローラおよびトナー収容部などを備えており、各現像ローラ35を後述するベルト感光体33の表面に接触または離間させるために、それぞれ離間用ソレノイド38(イエロー離間用ソレノイド38Y、マゼンタ離間用ソレノイド38M、シアン離間用ソレノイド38C、ブラック離間用ソレノイド38K)によって、水平方向に移動可能に構成されている。
現像ローラ37は、金属製のローラ軸に、導電性のゴム材料である弾性部材からなるローラが被覆されている。より具体的には、現像ローラ37のローラは、カーボン微粒子などを含む導電性のウレタンゴム、シリコンゴムまたはEPDMゴムなどからなる弾性体のローラ部分と、そのローラ部分の表面に被覆される、ウレタンゴム、ウレタン樹脂、ポリイミド樹脂などが主成分とされる、コート層との2層構造によって形成されている。また、この現像ローラ37には、ベルト感光体33に対して、現像時には所定の現像バイアスが印加され、トナー回収時には所定の回収バイアスが印加される。例えば、所定の現像バイアスは、+300Vとし、所定の回収バイアスは、−200Vとする。
各現像カートリッジ35のトナー収容部には、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの各色の現像剤としての正帯電性の非磁性1成分の球形の重合トナーがそれぞれ収容されている。そして、現像時には、そのトナーが供給ローラの回転によって、現像ローラ37に供給され、供給ローラと現像ローラ37との間で正に摩擦帯電され、さらに、現像ローラ37上に供給されたトナーは、現像ローラ37の回転に伴って、層厚規制ブレードと現像ローラ37の間に進入し、ここでさらに十分に摩擦帯電されて、一定の厚さの薄層として現像ローラ37上に担持される。また、回収時には、現像ローラ37に逆バイアスを印加することにより、ベルト感光体33からトナーを回収して、トナー収容部にトナーが収容される。
ベルト感光体機構部31は、第1ベルト感光体ローラ39、第2ベルト感光ローラ41、第3ベルト感光体ローラ43と、これら第1ベルト感光体ローラ39、第2ベルト感光体ローラ41、及び第3ベルト感光体ローラ43に巻回されるベルト感光体33と、ベルト感光体帯電器45と、電位付加器47と、電位勾配制御器49と、を備えている。このベルト感光体機構部31の構成については後に詳述する。
中間転写ベルト機構部25は、ベルト感光体機構部31の後側に配置されており、第2ベルト感光体ローラ41にベルト感光体33および後述する中間転写ベルト(ITB:Inter Transfer Belt)51を介して略対向配置される第1中間転写ベルトローラ53と、第1中間転写ベルトローラ53の斜め後側下方に配置される第2中間転写ベルトローラ55と、第2中間転写ベルトローラ55の後方であって、後述する転写ローラ27と中間転写ベルト51を介して対向配置される第3中間転写ベルトローラ57と、第1中間転写ベルトローラ53ないし第3中間転写ベルトローラ57の外周に巻回される、中間転写ベルト51とを備えている。
中間転写ベルト51は、カーボンなどの導電性粒子を分散した導電性のポリカーボネートやポリイミドなどの樹脂からなるエンドレスベルトから形成されている。
これら第1中間転写ベルトローラ53ないし第3中間転写ベルトローラ57は、三角形状に配置されており、その周りに中間転写ベルト51が巻回されている。そして、図示しないメインモータの駆動により図示しない駆動ギヤを介して第1中間転写ベルトローラ53が回転駆動されるとともに、第2中間転写ベルトローラ55および第3中間転写ベルトローラ57が従動することにより、中間転写ベルト51が、これら第1中間転写ベルトローラ53ないし第3中間転写ベルトローラ57の間を周回移動(時計方向に周回移動)される。
この中間転写ベルト51上の各色の濃度それぞれ検知するための濃度検知センサ71(特許請求の範囲に記載の第1の濃度測定手段に相当する)を備える。濃度検知センサ71は、赤外領域の光を発光する光源と、光源を中間転写ベルト51上に照射するレンズと、その反射光を受光するフォトトランジスタから構成される。
転写ローラ27は、中間転写ベルト機構部25の第3中間転写ベルトローラ57と中間転写ベルト51を挟んで対向するように配置され、金属製のローラ軸に導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、回転可能に支持されている。この転写ローラ27は、図示しない転写ローラ接離機構によって、中間転写ベルト51から離間する待機位置と、中間転写ベルト51に近接する転写可能位置とに移動可能に構成されている。なお、転写ローラ接離機構は、用紙5の幅方向において、用紙5の搬送経路59を挟んで両側に対向配置されており、転写可能位置では、中間転写ベルト51との間で搬送経路59を通過する用紙5を押圧するように構成されている。
そして、転写ローラ27は、印刷時には、後述するように、色毎の可視像が、中間転写ベルト51に順次転写される間は、待機位置に位置し、全ての可視像がベルト感光体33から中間転写ベルト51に転写され中間転写ベルト51上にカラー画像が形成された時に、転写可能位置に位置する。また、キャリブレーション処理時には、待機位置に位置するよう制御される。
また、この転写ローラ27は、図示しない転写バイアス印加回路によって、転写可能位置において、中間転写ベルト51に対して所定の転写バイアスが印加される。
定着部29は、中間転写ベルト機構部25の後方に配置され、加熱ローラ61と、その加熱ローラ61を押圧する押圧ローラ63と、加熱ローラ61および押圧ローラ63の下流側に設けられる1対の搬送ローラ65とを備えている。加熱ローラ61は、外層がシリコンゴム、内層が金属製で加熱のためのハロゲンランプを備えている。
次に、画像形成部9のベルト感光体機構部31について更に詳細に説明する。
第1ベルト感光体ローラ39は、4つの現像カートリッジ35の後方に対向配置され、最下位に位置するイエロー現像カートリッジ35Yよりも下方に配置される。この第1ベルト感光体ローラ39は従動して回転するローラである。
第2ベルト感光体ローラ41は、この第1ベルト感光体ローラ39の垂直方向上方で、最上位に位置するブラック現像カートリッジ35Kよりも上方に配置される。この第2ベルト感光体ローラ41は、図示しないメインモータの駆動により図示しない駆動ギヤを介して回転駆動される。
第3ベルト感光体ローラ43は、前記第1ベルト感光体ローラ39の斜め後側上方に配置される。この第3ベルト感光体ローラ43は従動して回転するローラである。
よって、これら第1ベルト感光体ローラ39、第2ベルト感光体ローラ41、及び第3ベルト感光体ローラ43は、三角形状に配置されている。
第2ベルト感光体ローラ41は、その近傍に配置されている電位付加器47により、ベルト感光体帯電器45の電源を用いて、+800ボルトの電位を付与される。
また、第1ベルト感光体ローラ39と第3ベルト感光体ローラ43とは、導電性部材、例えばアルミニウムから成り、ベルト感光体33の後述する基材層と接するとともに、図示しないGND端子に接続している。つまり、第1ベルト感光体ローラ39と第3ベルト感光体ローラ43とは、それらが接する場所におけるベルト感光体33の電位をGNDに保つ。
ベルト感光体33は、第1ベルト感光体ローラ39、第2ベルト感光体ローラ41、及び第3ベルト感光体ローラ43に巻き回しされている。そして、第2ベルト感光体ローラ41が回転駆動されるとともに、第1ベルト感光体ローラ39及び第3ベルト感光体ローラ43が従動することにより、ベルト感光体33は、周回移動(反時計方向に周回移動)する。
このベルト感光体33は、厚さ0.08mmの基材層(導電性基材層)と、その片側に、厚さ25μmの感光層を備えたエンドレスベルトである。この基材層は、ニッケル電鋳法で形成されたニッケル導電体から成り、感光層は、ポリカーボネート系樹脂の感光体から成る。
図1に示す様に、ベルト感光体帯電器45は、ベルト感光体機構部31の下方であって、スキャナユニット21によるベルト感光体33への露光部分の上流側に、第1ベルト感光体ローラ39の近傍において、ベルト感光体33に接触しないように、所定の間隔を隔てて対向配置されている。このベルト感光体帯電器45は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、ベルト感光体33の表面を正極性に一様に帯電させるように構成されている。
電位勾配制御器49は、第2ベルト感光体ローラ41と第1ベルト感光体ローラ39の間に位置し、ブラック現像カートリッジ35Kよりも上方において、ベルト感光体33の基材層に接している。この電位勾配制御器49は、それが接する場所において、基材層の電位をGNDに落としている。
制御部80は、CPU,ROM,RAM,I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどからなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROM及びRAMに記憶されたプログラムに基づいて、カラーレーザープリンタ1の各部を制御するものである。なお、制御部80(より具体的には制御部80を構成するRAMあるいはROM)は、後述するキャリブレーション処理に用いる対応関係データを記憶している。また、制御部80(より具体的には制御部80を構成するRAM)は、キャリブレーション処理を実行した結果、生成される補正データを記憶可能に構成されている。なお、制御部80は、特許請求の範囲に記載の記憶手段、推測手段、算出手段及び決定手段に相当する。
次に、カラーレーザープリンタ1の印刷時の動作を説明する。これらの動作は、制御部80が各部を制御することにより実現される。
(1)給紙部7の給紙トレイ11に収容された用紙5のうち、最上位のものには給紙ローラ13が押圧されており、その給紙ローラ13の回転によって、用紙5は1枚毎に取り出される。取り出された用紙5は、搬送ローラ15およびレジストローラ17により、画像形成位置に給紙される。尚、給紙される用紙5には、レジストローラ17によって、所定のレジストが実行される。
(2)ベルト感光体33の表面は、ベルト感光体帯電器45により一様に正帯電された後、画像データに基づき、スキャナユニット21からのレーザービームの高速走査により露光される。露光された部分では、帯電が解消されるので、ベルト感光体33の表面には、前記画像データに従って、正帯電された部分と、帯電されていない部分とが配置された静電潜像が形成される。
この時、第1ベルト感光体ローラ39及び第3ベルト感光体ローラ43は、それらが当接するベルト感光体33の基材層に給電し、その当接部の電位をGNDに維持する。
静電潜像が形成されたベルト感光体33に、イエロー離間用ソレノイド38Yによって、現像カートリッジ35のうちの、イエロー現像カートリッジ35Yを水平方向後方に移動させて、イエロー現像カートリッジ35Yの現像ローラ37を、静電潜像が形成されたベルト感光体33に接触させる。
イエロー現像カートリッジ35Yに収容されるイエローのトナーは、正に帯電しており、ベルト感光体33上において、帯電していない部分にのみ付着する。その結果、ベルト感光体33上に、イエローの可視像が形成される。
この時、マゼンタ現像カートリッジ35M、シアン現像カートリッジ35Cおよびブラック現像カートリッジ35Kは、各離間用ソレノイド38M,38C,38Kによって水平方向前方に移動させて、ベルト感光体33から離間させておく。
ベルト感光体33上に形成されたイエローの可視像は、ベルト感光体33の移動により、中間転写ベルト51と対向した時に、中間転写ベルト51の表面に転写される。
この時、第2ベルト感光体ローラ41には、ベルト感光体帯電器45の電源により、順バイアス(+300Vの電位)を付加する。すると、導電性の基材層を介して、第2ベルト感光体ローラ41近傍の感光層も、+300Vの電位となる。そのため、正に帯電したイエローのトナーと感光層との間には反発力が生じ、中間転写ベルト51に転写され易くなる。
(3)上記と同様に、マゼンタについても、ベルト感光体33上に、静電潜像を形成し、続いて、マゼンタの可視像を形成し、更には、中間転写ベルト51にマゼンタの可視像を転写する。
つまり、再びベルト感光体33上に静電潜像を形成し、次に、マゼンタ現像カートリッジ35Mを、マゼンタ離間用ソレノイド38Mによって水平方向後方に移動させて、マゼンタ現像カートリッジ35Mの現像ローラ37を、ベルト感光体33に接触させるとともに、イエロー現像カートリッジ35Y、シアン現像カートリッジ35Cおよびブラック現像カートリッジ35Kを、各離間用ソレノイド38Y,38C,38Kによって水平方向前方に移動させて、ベルト感光体33から離間させておくことにより、マゼンタ現像カートリッジ35Mに収容させるマゼンタのトナーのみによってベルト感光体33にマゼンタの可視像が形成されると、そのマゼンタの可視像は、上記と同様にして、ベルト感光体33の移動により、そのマゼンタの可視像が中間転写ベルト51と対向した時に、すでにイエローの可視像が転写されている、中間転写ベルト51上に重ねて転写される。
このような同様の動作が、シアン現像カートリッジ35Cに収容されるシアンのトナーおよびブラック現像カートリッジ35Kに収容されるブラックのトナーによって繰り返され、これによって、中間転写ベルト51上にカラー画像が形成される。
(4)中間転写ベルト51上に形成されたカラー画像は、用紙5が中間転写ベルト51と転写ローラ27との間を通る間に、転写可能位置に位置された転写ローラ27によって、用紙5に一括転写される。
(5)画像形成部9の加熱ローラ61は、用紙5上に転写されたカラー画像を、用紙5が加熱ローラ61と押圧ローラ63との間を通過する間に熱定着させる。
そして、このように定着部29においてカラー画像が熱定着された用紙5は、搬送ローラ65によって1対の排紙ローラに搬送される。排紙ローラに送られた用紙5は、その排紙ローラによって本体ケーシング3の上部に形成される排紙トレイ上に排紙される。
このようにして用紙に、カラー印刷を行うことができる。
次に、上述したカラー印刷に先立って制御部80が主導することによって実行されるキャリブレーション処理について図2のフローチャートを用いて説明する。
まず測定用パッチを形成させる(S110)。このステップで行われることは、カラー印刷処理の過程のうち上記(1)〜(3)である。つまり、中間転写ベルト51上に測定用パッチが形成され、用紙5に印刷される前の状態である。具体的な測定用パッチは、図3に示すようなパッチ列100である。このパッチ列100は、濃度測定時に各色(ブラック,シアン,マゼンタ,イエロー、以下「各色」と言う。)共通に用いられる階調0%のパッチ101と、階調10%の各色のパッチ群102と、階調20%の各色のパッチ群103(一部図示せず)と、階調30%の各色のパッチ群(図示せず)と、階調40%の各色のパッチ104群(一部図示せず)と、階調50%の各色のパッチ群105とから構成される。そして、これらの各パッチが直線的につながり、中間転写ベルト51の周回移動方向に沿って一周長以内に収まるように中間転写ベルト51上に形成される。
図2に戻り、パッチ列100が形成されると、パッチ列100の各濃度を測定させる(S120)。これは、中間転写ベルト51を周回移動させて濃度検知センサ71が中間転写ベルト51上のパッチ列100を測定することによって行われる。なお、中間転写ベルト51の周回移動方向に沿って一周長以内に収まるようにパッチ列100が形成されているため、中間転写ベルト51を一周させるだけで、濃度検知センサ71はパッチ列100の全パッチの濃度を測定することができる。
続いて、濃度検知センサ71が測定したパッチの濃度のうち、階調50%のパッチ(以下、「基準パッチ」とも言う。また、特許請求の範囲に記載の特定階調パッチに相当する。)の濃度値から、形成しなかった階調のパッチを外部の測色器(カラーレーザープリンタ1には内蔵されていない測色器)が測定した場合の濃度値を推測する(S130)。この推測は色毎に行い、紙に印刷された場合のパッチの濃度を推測する。
ここで、この推測方法について4色中の1色を例に挙げて説明する。この推測は制御部80が記憶する対応関係データを用いて推測する。この対応関係データというのは、濃度検知センサ71が得た基準パッチの濃度値から、他の階調のパッチを外部の測色器が濃度値が測定した場合の値を推測することができるデータであり、例えば図4のグラフに示されるような半直線a〜eを表すデータである。
半直線aは、基準パッチ(50%階調)の濃度値に対する60%階調のパッチの濃度値(外部の濃度測色器が測定した濃度値)の対応関係を示したものである。例えば、基準パッチを測定した結果の濃度値が1.16(α点)であった場合、60%階調のパッチの濃度値は、外部の濃度測色器が測定すると1.24(β点)であることを示す。
半直線bは、基準パッチ(50%階調)の濃度値に対する70%階調のパッチの濃度値(外部の濃度測色器が測定した濃度値)の対応関係を示したものであり、半直線cは、基準パッチ(50%階調)の濃度値に対する80%階調のパッチの濃度値(外部の濃度測色器が測定した濃度値)の対応関係を示したものであり、半直線dは、基準パッチ(50%階調)の濃度値に対する90%階調のパッチの濃度値(外部の濃度測色器が測定した濃度値)の対応関係を示したものであり、半直線eは、基準パッチ(50%階調)の濃度値に対する100%階調のパッチの濃度値(外部の濃度測色器が測定した濃度値)の対応関係を示したものである。
このような半直線a〜eを用いることにより、濃度検知センサ71が基準パッチ(50%階調)を測定した結果得られた濃度値から、基準パッチ以外の階調(60%,70%,80%,90%,100%階調)のパッチの濃度推測を行うことができる。
なお、このような対応関係データは、数式から構成されていてもよいし、テーブルのような値の集合から構成されていてもよいし、数式とテーブルを組み合わせたものから構成されていてもよい。また、これらに限らず、他の形式によって構成されていてもよい。
ところで、ここで説明した対応関係データの作成方法は様々な方法が考えられるが、例えば図5に示すような測定用パッチ110を用いて作成するとよい。この測定用パッチ110は、各色共通の0%階調のパッチ1つと、10%から100%までの10%刻みの9階調X4色分の数のパッチから構成される。このような測定用パッチ110を濃度検知センサ71に測定させると共に、実際に用紙5に印刷させて濃度検知センサ71よりも高精度である外部の測色器に測定させ、更にこのような測定を複数回実行させて上述した対応関係データを作成する。なお、複数回実行させる際には、濃度や湿度を変化させて実行させるとよい。
図2に戻り、続いて、中間転写ベルト51上のパッチを実測して得た濃度値(0%,10%,20%,30%,40%,50%階調)から推測される印刷媒体上の濃度値と、基準パッチ(50%階調)の濃度値から推測して得た印刷媒体上の濃度値(60%,70%,80%,90%,100%階調)とを用い、従来から知られた補間手法(例えば直線補間や二次曲線補間)によって0%から100%まで256等分した階調に対応する印刷媒体上の濃度値を算出する(S140)。そして、これらの各濃度値が理想濃度となるように補正データを算出し(S150)、算出した補正データを制御部80が記憶し、キャリブレーション処理を終了する。
キャリブレーション処理終了後は、補正データに基づいてレーザービームのパルス幅の調整、各現像ローラ37やベルト感光体帯電器45に印加する電圧の調整等を行い、印刷時の各色の濃度を補正して印刷を行う。
ところで、上記キャリブレーション処理では、基準パッチとして50%の階調を採用したが、他の階調であってもよい。しかし、一般的に、濃度検知センサ71と上述した測色器との間には、測定性能が同一視できる階調と測定性能が同一視できない階調とが存在する場合がある。例えば、図6に示すグラフは、シアンについて、20%,40%,60%,80%,100%階調のパッチを濃度検知センサ71によって測定した測定値(横軸)と測色器によって測定した測定値(縦軸)とを、温度や湿度を変えて複数回測定してプロットしたグラフである。このグラフからわかるように、20%階調と40%階調とについては、直線に近似可能であるが(測定性能が同一視できるが)、60%階調と80%階調と100%階調とについては直線に近似することが難しい(測定性能が同一視できない)。したがって、この場合には、基準パッチとして20%階調や40%階調を採用すると、より良い精度の補正データが得られる。
また、濃度検知センサ71は、経年変化により、同一パッチを複数回測定した際の結果にバラツキが生じる場合がある。このため、次のような階調決定処理を行うことによって、複数回の測定を行った場合でも安定して測定可能な階調を決定し、その安定している階調のパッチを基準パッチとするとよい。この階調決定処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。
まず、測定用パッチを形成させる(S210)。このステップで行われることは、カラー印刷処理の過程のうち上記(1)〜(3)である。つまり、中間転写ベルト51上に測定用パッチが形成され、用紙5に印刷される前の状態である。具体的な測定用パッチは、図8に示すようなパッチ列120である。このパッチ列120は、濃度測定時に各色共通に用いられる階調0%のパッチ121と、階調10%の各色のパッチ群122と、階調20%の各色のパッチ群123(一部図示せず)と、階調30%から階調80%までの10%きざみの各階調の各色のパッチ群(図示せず)と、階調90%の各色のパッチ124群(一部図示せず)と、階調100%の各色のパッチ群125とから構成される。そして、これらの各パッチが直線的につながり、中間転写ベルト51の周回移動方向に沿って一周長以内に収まるように中間転写ベルト51上に形成される。なお、中間転写ベルト51の一周長内に収まりきらない場合は、収まるパッチのみを形成し、後述するS220のステップを行なう。そして、S220のステップを終了後、中間転写ベルト51の一周長内に収まりきらなかった残りのパッチを形成して再びS220のステップの処理を行う。このようにして、S210とS220のステップを繰り返し行ってすべてのパッチを形成するようにすればよい。
図7に戻り、続いて、パッチ列120の各パッチの濃度を濃度検知センサ71に10回測定させる(S220)。この測定回数は10回でなくてもよく任意の回数でよい。
続いて、測定した濃度値の最大値と最小値の差が、最も小さい階調を選択し、その階調を基準パッチの階調とする(S230)。つまり、このようにして選択した階調は、最も安定して濃度検知センサ71がパッチの濃度測定を行うことができるのでその階調を基準パッチの階調とするのである。
なお、基準パッチの階調の選択方法は、その他の方法でもよく、例えば、測定した濃度値の最大値と最小値の差が、予め定めた範囲内にある階調の中からランダムに選択するようになっていてもよい。また、予め定めた範囲内にある階調を、基準パッチの階調に利用するだけでなく、形成するパッチの階調としてもよい。
具体例を1つ示す。例えば、中間転写ベルト51の一周長内に収まるパッチ数が階調0%を除いて5階調分であるという前提(つまり、全部で21個のパッチが形成可能であるという前提)のもと、前述の予め定めた範囲内にある階調が10%,20%,30%,40%であった場合、10〜40を略5等分して10%,18%,25%,33%,40%の階調のパッチになるように測定パッチを構成する。更に、階調決定処理で測定した濃度値の最大値と最小値の差が最も少なかった階調が、例えば30%であった場合は、上述した対応関係データに応じて33%を30%に変更する(対応関係データの中に基準パッチの階調として33%が存在するのであれば変更する必要はない)。
つまり、図9に示すように、パッチ列130は、濃度測定時に各色共通に用いられる階調0%のパッチ131と、階調10%の各色のパッチ群132と、階調18%の各色のパッチ群133(一部図示せず)と、階調25%の各色のパッチ群(図示せず)と、階調30%の各色のパッチ群134(一部図示せず)と、階調40%の各色のパッチ群135とから構成される。このようになっていれば、精度良くかつ効率よく補正データを作成することができる。
これまで説明したように本実施例のカラーレーザープリンタ1は、未形成パッチの濃度を推測することができるため、従来と比べ、形成するパッチ数を減らすことができる。その結果、パッチを形成する時間や測定時間を減少させることができ、補正データ(キャリブレーションデータ)を作成する一連の処理時間を減少させることができる。また、カラーレーザープリンタ1の濃度検知センサ71よりも高精度に濃度を測定することができる測色器が用いられて生成された対応関係データ(濃度検知センサ71が得た基準パッチの濃度値から、他の階調のパッチの濃度推測が行うことができるデータ)に基づいて濃度を推測して補正データを算出するため、補正データの精度も高い。
次に、他の方式のカラーレーザープリンタの実施例について説明する。なお、説明するにあたり、本発明に直接関連しない広く知られた一般的な構成部分及びその動作については説明を省略することを断っておく。
まず、高速な印刷が可能なことを特徴とする、タンデム方式と呼ばれるカラーレーザープリンタの場合を取り上げる。図10は、本発明が適用されたタンデム方式のカラーレーザープリンタ200の主要部概略断面図である。カラーレーザープリンタ200は、プロセス部210、中間転写ベルト217、濃度検知センサ219及び制御部221を備える。
プロセス部210は、CMYKの各色に対応するように4つから構成され、各プロセス部210は、スキャナユニット211、感光ドラム213、現像カートリッジ215等から構成される。このプロセス部210は、中間転写ベルト217にトナー像を形成する。
中間転写ベルト217は、当該ベルトが略一周だけ周回動作する間にプロセス部210によってトナー像が形成され、その後、形成されたトナー像を用紙に転写する。
濃度検知センサ219は、赤外領域の光を発光する光源と、光源を中間転写ベルト217上に照射するレンズと、その反射光を受光するフォトトランジスタから構成され、中間転写ベルト217上のトナー像の濃度を測定する。
制御部221は、カラーレーザープリンタ200の各部を統括して制御し、印刷処理やキャリブレーション処理を実行する。このキャリブレーション処理は、上記実施例のカラーレーザープリンタ1と同様のキャリブレーション処理(図2参照)であり、プロセス部210が中間転写ベルト217に測定用パッチを形成し(図2のS110に相当)、中間転写ベルト217に形成された測定用パッチの濃度を濃度検知センサ219が測定する(図2のS120に相当)。そして、その後、上記実施例のキャリブレーション処理と同様のステップ(図2のS130〜S150)を実行して、制御部221が補正データを生成して記憶する。
したがって、このタンデム方式のカラーレーザープリンタ200も、上記実施例のカラーレーザープリンタ1(4サイクル方式)と同様の効果が得られる。
次に、上記タンデム方式よりもさらに高速印刷が可能なダイレクトタンデム方式と呼ばれるカラーレーザープリンタを取り上げる。図11は、本発明が適用されたダイレクトタンデム方式のカラーレーザープリンタ300の主要部概略断面図である。カラーレーザープリンタ300は、プロセス部310、搬送ベルト317、濃度検知センサ319及び制御部321を備える。
プロセス部310は、CMYKの各色に対応するように4つから構成され、各プロセス部310は、スキャナユニット311、感光ドラム313、現像カートリッジ315等から構成される。このプロセス部310は、用紙に直接トナー像を形成する。
搬送ベルト317は、用紙を搬送させるベルトであり、用紙はこのベルトによって搬送されている間に、プロセス部310によってトナー像が形成される。
濃度検知センサ319は、赤外領域の光を発光する光源と、光源を搬送ベルト317上に照射するレンズと、その反射光を受光するフォトトランジスタから構成され、搬送ベルト317上のトナー像の濃度を測定することができる。
制御部321は、カラーレーザープリンタ300の各部を統括して制御し、印刷処理やキャリブレーション処理を実行する。このキャリブレーション処理は、上記実施例のカラーレーザープリンタ1と同様のキャリブレーション処理(図2参照)であるが、用紙を搬送ベルト317によって搬送させずに搬送ベルト317上に測定用パッチを形成する(図2のS110に相当)。そして、搬送ベルト317上に形成されたトナー像を濃度検知センサ319が測定し(図2のS120相当)、その後、上記実施例のキャリブレーション処理と同様のステップ(図2のS130〜S150)を実行して、制御部321が補正データを生成して記憶する。
したがって、このダイレクトタンデム方式のカラーレーザープリンタ300も、上記実施例のカラーレーザープリンタ1(4サイクル方式)と同様の効果が得られる。
4サイクル方式のカラーレーザープリンタの概略断面図である。 キャリブレーション処理を説明するためのフローチャートである。 キャリブレーション処理に用いる測定用パッチの一例である。 基準パッチの濃度と他階調のパッチの濃度との関係を表すグラフである。 対応関係データを作成するための測定用パッチの一例である。 カラーレーザープリンタと測色器のセンサ測定値の相関を示すグラフである。 階調決定処理を説明するためのフローチャートである。 階調決定処理に用いる測定用パッチの一例である。 キャリブレーション処理に用いる測定用パッチの一例である。 タンデム方式のカラーレーザープリンタの概略断面図である。 ダイレクトタンデム方式のカラーレーザープリンタの概略断面図である。 従来のキャリブレーションに用いられた測定用パッチである。
1…カラーレーザープリンタ、3…本体ケーシング、5…用紙、7…給紙部、9…画像形成部、11…給紙トレイ、13…給紙ローラ、15…搬送ローラ、17…レジストローラ、21…スキャナユニット、23…プロセス部、25…中間転写ベルト機構部、27…転写ローラ、29…定着部、31…ベルト感光体機構部、33…ベルト感光体、35…現像カートリッジ、35C…シアン現像カートリッジ、35K…ブラック現像カートリッジ、35M…マゼンタ現像カートリッジ、35Y…イエロー現像カートリッジ、37…現像ローラ、37C…シアン現像ローラ、37K…ブラック現像ローラ、37M…マゼンタ現像ローラ、37Y…イエロー現像ローラ、38…離間用ソレノイド、38C…シアン離間用ソレノイド、38K…ブラック離間用ソレノイド、38M…マゼンタ離間用ソレノイド、38Y…イエロー離間用ソレノイド、39…第1ベルト感光体ローラ、41…第2ベルト感光体ローラ、43…第3ベルト感光体ローラ、45…ベルト感光体帯電器、47…電位付加器、49…電位勾配制御器、51…中間転写ベルト、53…第1中間転写ベルトローラ、55…第2中間転写ベルトローラ、57…第3中間転写ベルトローラ、59…搬送経路、61…加熱ローラ、63…押圧ローラ、65…搬送ローラ、71…濃度検知センサ、80…制御部、200…カラーレーザープリンタ、210…プロセス部、211…スキ
ャナ、213…感光ドラム、215…現像カートリッジ、217…中間転写ベルト、219…濃度検知センサ、221…制御部、300…カラーレーザープリンタ、310…プロセス部、311…スキャナ、313…感光ドラム、315…現像カートリッジ、317…搬送ベルト、319…濃度検知センサ、321…制御部。

Claims (11)

  1. 画像の一つとして、濃度補正のためのパッチを形成することができる画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって形成された前記パッチの濃度を測定する第1の濃度測定手段と、
    前記画像形成手段又は前記画像形成手段と等価の画像形成手段が特定の階調を指示された際に形成する特定階調パッチの濃度測定結果と、前記画像形成手段又は前記画像形成手段と等価の画像形成手段が前記特定の階調とは異なる他の階調を指示された際に形成する他階調パッチの濃度測定結果との対応関係を表す対応関係データを記憶する記憶手段と、
    前記画像形成手段によって形成されたパッチのうちの特定の階調のパッチを前記第1の濃度測定手段が測定することによって得た濃度を、前記記憶手段が記憶する前記対応関係データにおける前記特定階調パッチの濃度測定結果とすることによって前記対応関係データより得られる前記他階調パッチの濃度測定結果を、前記画像形成手段が形成していない階調のパッチの濃度として求める推測手段と、
    前記第1の濃度測定手段により測定されたパッチの濃度と、前記推測手段により求められたパッチの濃度とに基づき、未だ得られていない所定の階調の濃度を補間により算出する補間手段と、
    前記第1の濃度測定手段により測定されたパッチの濃度と、前記推測手段により求められたパッチの濃度と、前記補間手段により算出された階調の濃度とに基づき、前記画像形成手段が形成する画像の濃度が理想濃度となるように補正する際に用いられる補正データを算出する算出手段と、
    を備え、
    前記画像形成手段は、前記算出手段により算出された前記補正データにより補正された画像を形成することを特徴する画像形成装置。
  2. 請求項に記載の画像形成装置において、
    前記記憶手段が記憶する前記対応関係データは、当該画像形成装置の前記第1の濃度測定手段又はこの第1の濃度測定手段と等価の濃度測定手段によって得られた前記特定階調パッチの濃度測定結果と、前記第1の濃度測定手段とは異なる外部の第2の濃度測定手段によって得られた前記他階調パッチの濃度測定結果と、に基づいて生成されたものであることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項に記載の画像形成装置において、
    前記第2の濃度測定手段によって得られる前記他階調パッチの濃度測定結果は、前記第2の濃度測定手段が、印刷媒体に印刷された他階調パッチの濃度を測定することによって得られたものであることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項又は請求項に記載の画像形成装置において、
    前記第1の濃度測定手段と前記第2の濃度測定手段との間には、測定性能が同一視できる階調帯と同一視できない階調帯が存在し、
    前記画像形成手段が形成する前記特定階調パッチの階調は、前記同一視できる階調帯の中から選択されたものであることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項に記載の画像形成装置において、
    前記特定階調パッチの階調は、前記同一視できる階調帯から各階調間を略均等に複数選択されたものであることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項又は請求項に記載の画像形成装置において、
    前記画像形成手段が形成する前記特定階調パッチの階調は、全階調の中央を境とした低い階調帯に含まれる階調であることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1〜請求項の何れかに記載の画像形成装置において、
    更に、前記画像形成手段が形成する前記特定階調パッチの階調を決定する決定手段を備え、
    前記画像形成手段は、複数の階調の前記特定階調パッチを形成し、
    前記第1の濃度測定手段は、前記画像形成手段が形成した複数の前記特定階調パッチの濃度を複数回測定し、
    前記決定手段は、前記第1の濃度測定手段が測定した測定回毎に濃度のバラツキが他の階調と比べて少ない階調を特定し、その特定した階調を前記特定階調パッチの階調として決定することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項〜請求項の何れかに記載の画像形成装置において、
    前記画像形成手段は、
    静電潜像を形成する露光手段と、
    その露光手段によって形成された前記静電潜像に基づいて現像された現像剤像を担持する像担持体と、
    前記像担持体上の前記現像剤像を印刷媒体に転写する転写手段と、
    から少なくとも構成されることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項に記載の画像形成装置において、
    前記第1の濃度測定手段は、前記像担持体上の前記現像剤像の濃度を測定することを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項に記載の画像形成装置において、
    更に、前記印刷媒体を搬送する搬送ベルトを備え、
    前記転写手段は、前記像担持体上の前記現像剤像を前記搬送ベルトに転写し、
    前記第1の濃度測定手段は、前記搬送ベルト上の前記現像剤像の濃度を測定することを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項〜請求項10の何れかに記載の画像形成装置において、
    前記露光手段は、複数色のパッチの前記静電潜像が、前記像担持体の移動方向に沿って直列に配置されるよう、又は、前記搬送ベルトの移動方向に沿って直列に配置されるように露光することを特徴とする画像形成装置。
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