JP4303721B2 - Ferris wheel cage - Google Patents
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Description
本発明は、観覧車の乗りかごに関するものである。 The present invention relates to a car for a ferris wheel.
従来、観覧車の乗りかごの乗降扉には手動により開閉される手動扉が採用されている(たとえば特許文献1参照)。そのため、プラットフォームには乗りかごの乗降扉の開閉を行う為の係員の配置が必要である。観覧車は乗りかごが回転軌跡上を繰り返し廻るものであるからプラットフォームには乗りかごが定期的に順々に出入りするのであり、乗降扉の開閉作業を行う係員は、観覧車が稼動する限り、プラットフォームに乗りかごが位置する短い時間の間に繰り返し乗降扉の開閉作業を行い続けなければならなく、つまり重労働が課されているのである。そして、この係員は、同時に乗りかごに乗降する遊戯者の安全等、プラットフォーム上の安全にも気を配らねばならないが、上述のように重労働を強いられているために安全への注意が散漫になったりして、たとえば乗降扉の開閉がきちんと為されなかったりするミスなどを招く恐れがある。
しかして、係員への負担を軽減するために、観覧車の乗りかごの乗降扉に自動扉を採用することが切望されているが、自動扉は手動扉に比べて扉開閉機構など、構成部材が多くてその重量も大きく、乗りかごの重量バランスに大きな影響を及ぼすものである。一般に、観覧車の乗りかごは観覧車の回転体に吊り下げ支持されるものであるから、乗りかごの重量バランスによっては乗りかごの安定感を損ねてしまうものである。 However, in order to reduce the burden on the attendant, it is eager to adopt an automatic door for the passenger door of the ferris wheel car, but the automatic door is a component such as a door opening / closing mechanism compared to a manual door. There are many and the weight is large, and it has a big influence on the weight balance of the car. Generally, since the car of the Ferris wheel is suspended and supported by the rotating body of the Ferris wheel, depending on the weight balance of the car, the sense of stability of the car is impaired.
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて為したものであって、乗降扉に自動扉を採用しても乗りかごに良好な重量バランスを確保できる観覧車の乗りかごを提供することを課題とするものである。 The present invention has been made in view of the above-described conventional problems, and it is an object of the present invention to provide a ferris wheel car that can secure a good weight balance even when an automatic door is adopted as a passenger door. It is what.
上記課題を解決するために本発明の請求項1に係る観覧車の乗りかごは、乗りかご本体10の左右中央部の上部に観覧車Aの回転体5に吊下げ支持される枢支部7を設け、扉12を開閉駆動させる扉開閉機構11を有する自動扉9を乗りかご本体10の乗降口8に配設した観覧車の乗りかごであって、扉開閉機構11は、乗りかご本体10の左右中央部に設けられてロッド21aを前後方向に突没するシリンダ装置21と、シリンダ装置21による駆動力を自動扉9の開閉力に変換するリンク装置22とで構成され、該リンク装置22は、基端部を乗りかご本体10に枢支させて設け2股状の先端部が略水平に揺動自在に設けられたV字板23と、前記ロッド21aの先端部とV字板23の2股状の一方の先端部とにそれぞれ枢支連結された第1リンク棒24と、乗りかご本体10に回転自在に設けられた主歯車25と、該主歯車25に先端部を固定して且つ基端部を主歯車25から突出させた第3リンク棒27と、前記V字板23の2股状の他方の先端部と前記第3リンク棒27の基端部とにそれぞれ枢支連結された第2リンク棒26と、前記主歯車25に噛合した従歯車28に設けられて自動扉9に連結された主アーム18と、を乗りかご本体10の左右中央部に対して左右対称に設けて構成され、シリンダ装置21のロッド21aを後方に移動させるとV字板23が後方に回転し、該V字板23の回転に伴って主歯車25が回動すると共に従歯車28が回動し、主アーム18が自動扉9の開く方向に回動することで自動扉9を開放させ、且つ、シリンダ装置21のロッド21aを前方に移動させるとV字板23が前方に回転し、該V字板23の回転に伴って主歯車25が回動すると共に従歯車28が回動し、主アーム18が自動扉9の閉じる方向に回動することで自動扉9を閉じるようにして成り、この自動扉9の扉開閉機構11を乗りかご本体10の左右中央部に配置すると共に左右対称の構造に形成したことを特徴とする。これによると、乗りかご本体10の左右中央部の上部に設けた枢支部7で観覧車Aの回転体5に吊下げ支持された観覧車Aの乗りかご1は上記枢支部7を中心に左右に揺動するものであるから、乗りかご1の左右の重量バランスによって乗りかご1の吊下げ姿勢が決定されるのであるが、観覧車Aの乗りかご1に備える自動扉9の扉開閉機構11が左右中央部に配置すると共に左右対称の構造に形成されたことから、乗りかご1の左右の重量バランスを良好にできる。
In order to solve the above-mentioned problem, the car of the Ferris wheel according to
さらに、重量のある扉12が乗りかご1の左右中央部に対して左右対称に移動して開閉するので、扉12の開閉によっても乗りかご1の左右方向の重量バランスを保つことができるのであり、つまり自動扉9が開いて遊戯者が立ち上がって乗降する際に特に必要とされる乗りかご1のバランスを良好にできて、乗りかご1に良好な安定感を確保でき、遊戯者の乗降の際の安全性を確保することができる。
Furthermore , since the
また、請求項2に係る観覧車の乗りかごは、請求項1において、乗りかご本体10の左右中央部の下部に、扉開閉機構11を配置したことを特徴とする。これによると、乗りかご1の下方に重心を位置させることができるから、上記重心と乗りかご1の上部に位置する回転体5からの吊下げ位置との距離を長くでき、したがって、吊下げ位置廻りの振れ幅を小さくできて、乗りかご1の安定感を高めることができる。
Also, the car of the Ferris wheel according to claim 2, Oite to claim 1, the lower portion of the horizontal center portion of the
本発明は、乗降扉に自動扉を採用した乗りかごに良好な重量バランスを確保できる、といった利点を有する。 The present invention has an advantage that a good weight balance can be secured in a car that employs an automatic door as a passenger door.
本例の観覧車Aは、図3及び図4のように、地面などの設置面2から一対の支持柱3を立設し、この一対の支持柱3の上端間に水平軸4を架設し、水平軸4に円形の回転体5を枢支して回転体5を鉛直面で回動するようにし、回転体5の外周部に周方向に亙って多数の乗りかご1を配置し、遊戯者の乗りかご1への乗降を行うプラットフォーム6を設置面2に配設したことで構成されている。この観覧車Aによると乗りかご1は回転体5の外径形状に略沿った円形軌跡上を回転するのであり、プラットフォーム6は乗りかご1の回動軌跡の下端部位に沿って設けられている。
As shown in FIGS. 3 and 4, the ferris wheel A of this example has a pair of
本例の乗りかご1は、図1及び図2のように、正面視で略円形状の外形形状を有すると共に側面視で略矩形状の外形形状を有しており、つまり横倒しの円柱状の外形形状に施された乗りかご本体10で主体が構成されている。便宜上、矢印a方向を前方と称し、矢印b方向を後方と称し、矢印c方向を左右方向と称して説明をする。乗りかご本体10の天井面10cには空調装置13が載設され、乗りかご本体10の前面10a及び後面10bにおける左右中央部の上部には回転体5に吊持される枢支部7が配設されている。枢支部7は乗りかご本体10の前面10a及び後面10bからそれぞれ外方(前方向及び後方向)に突設されて回転体5に吊持される連結軸7aによって構成されている。つまり、この連結軸7aは上記水平軸4と同方向の軸である。したがって、乗りかご1は、枢支部7で、回転体5の進行方向と同方向である左右方向に、回転体5に揺動自在に吊持されている。また、乗りかご本体10の前面10aはプラットフォーム6に面する部位であるが、この前面10aの左右中央部にはプラットフォーム6から遊戯者が乗降するための乗降口8が設けられており、この乗降口8の下縁には乗降時のプラットフォーム6下への遊戯者の転落防止のためのステップ14が前方に突設されている。また、乗りかご1には、遊戯者に景観を楽しませるための窓15が乗りかご本体10の周囲(左側面10d、右側面10e、前面10a及び後面10b)に設けられている。近年では、遊戯者にスリル感を楽しませるように乗りかご本体10の下面10fにも嵌め殺し窓を設けたものがあり、これを採用することもできる。なお、図中16は乗りかご1に給電する集電装置であり、図中17は乗りかご本体10の内部に左右対称に配設された遊戯者が座るための椅子である。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
そして、本例の乗りかご1の乗降口8には自動扉9が採用されている。この自動扉9は、乗降口8に配設した一対の扉12と、これら扉12を開閉駆動させる扉開閉機構11とを有し、制御部20(図12)によって扉開閉機構11の駆動制御が行われるようにされている。一対の扉12には同形状同重量の扉体が用いられ、各扉12はその上下でそれぞれアーム18,19を介して乗りかご本体10に取り付けられている。各アーム18,19は扉12や乗りかご本体10への枢支点をずらした主アーム18と副アーム19とで構成されており、この主アーム18と副アーム19とが乗りかご本体10の各枢支点を中心に回動することで、扉12が乗降口8から前方に飛び出た後に乗りかご本体10の前面10aに沿ってスライドするという扉12の開き動作を可能にしている。なお、乗りかご本体10の上部と下部に対向位置する主アーム18はその乗りかご本体10への枢支部分同士が連結棒で連結されていて、一体に連動するようにされている。扉開閉機構11は、乗りかご本体10の下部の左右中央部に配置されると共に、左右対称の構造に形成されている。具体的に、扉開閉機構11は、図5乃至図7のように、駆動源となるシリンダ装置21と、シリンダ装置21の駆動力を各扉12の開閉力に変換する左右のリンク装置22とで構成されている。詳しくは、シリンダ装置21は、電動でロッド21aを突没駆動する装置であり、ロッド21aが前後方向に突没されるように乗りかご本体10の下部の左右中央部に配置されている。また、各リンク装置22は、基端部を乗りかご本体10に枢支させて2股状の先端部が略水平に揺動自在にされるV字板23と、ロッド21aの先端部とV字板23の2股状の一方の先端部とにピン接合で連結された第1リンク棒24と、乗りかご本体10に回転自在に枢支した主歯車25と、この主歯車25に先端部を固定して基端部を主歯車25から突出させた第3リンク棒27と、V字板23の2股状の他方の先端部にその基端部をピン接合すると共に第3リンク棒27の基端部にその先端部をピン接合した第2リンク棒26と、乗りかご本体10の下部側の主アーム18の乗りかご本体10の枢支部7に取付けた従歯車28とで構成されており、乗りかご本体10の下部の左右中央部に左右対称に設けられている。なお、主歯車25の外縁近傍部分には乗りかご本体10の下部側の副アーム19の基端が回転自在に枢支してある。
And the
上記構成の扉開閉機構11にあっては、シリンダ装置21がそのロッド21aを後方に駆動させると、図5から図6のように、左右のリンク装置22の第1リンク棒24がV字板23を後方へ回動させ、上記V字板23の後方回動に伴って第2リンク棒26が第3リンク棒27をその先端部を回動中心にして基端部を後方に回転移動させ、上記第3リンク棒27の回転移動により主歯車25が回動し、主歯車25に噛合した従歯車28が回動することで主アーム18が開き方向に回動し、左右の扉12がそれぞれ開き動作を行うようになっている。なお、シリンダ装置21がそのロッド21aを前方に駆動させると、図6から図5のように、左右のリンク装置22の第1リンク棒24がV字板23を前方へ回動させ、上記V字板23の前方回動に伴って第2リンク棒26が第3リンク棒27をその先端部を回動中心にして基端部を前方に回転移動させ、上記第3リンク棒27の回転移動により主歯車25が回動し、主歯車25に噛合した従歯車28が回動することで主アーム18が閉じ方向に回動し、左右の扉12がそれぞれ閉じ動作を行うようになっている。上記構成の扉開閉機構11は、構成するシリンダ装置21及び左右のリンク装置22が左右対称の構造にされていると共に左右対称の動作をするようにされているから、左右の扉12に同じタイミングでの開閉動作が確保されている。
In the door opening /
上述のように扉開閉機構11は左右対称の構造となっており、またこの扉開閉機構11は乗りかご本体10の左右中央部に配設されているから、回転体5に左右方向に揺動自在に吊持された乗りかご1に対し、左右方向の良好な重量バランスが確保されているのである。更に言うと、この扉開閉機構11は、回転体5に左右中央部の上部で吊持された乗りかご本体10における左右中央部の下部に配設されているから、乗りかご1の左右中央部の下方位置に重心を位置させることができ、上記重心と乗りかご1の上部に位置する回転体5からの吊下げ位置との距離を長くでき、風等によって乗りかご本体10に左右方向の外力が加わった際にも乗りかご1の吊下げ位置廻りの振れ幅を小さくできることから、左右方向の重量バランスに更に安定感が備えられているのである。つまり、乗りかご本体10にバランス良好な吊下げ姿勢を安定感を備えて確保することができたのである。また、左右対称の構造とされている扉開閉機構11は一対の扉12に同タイミングの開閉動作を行わせることが可能にされているので、乗りかご1に乗降する遊戯者に対して見た目も美しく且つ動作の安定感も感じさせることができると共に、同タイミングで開閉する重量のある一対の扉12はその開閉動作時も乗りかご本体10の左右中央から同距離の位置に位置するので、開閉動作時における乗りかご1の左右方向の良好な重量バランスも確保されているのである。つまり、扉12の開閉動作時(つまり遊戯者の乗りかご1への乗降時)には乗降する遊戯者は乗りかご1内で立った状態になるが、このとき上記のように乗りかご1に良好な左右バランスが確保されているために、立った遊戯者がふらつく恐れも低減されており、遊戯者の乗降に対する安全性も高められているのである。
As described above, the door opening /
なお、本例の扉開閉機構11の第2リンク棒26には、扉12が人などの障害物を挟むなどして扉12側から負荷を受けた際にシリンダ装置21の出力の扉12への伝達を低減させると共に上記負荷を緩衝する緩衝機構39が設けられている。具体的に、緩衝機構39は、第2リンク棒26が圧縮バネ26cで連結されたシリンダ26aとロッド26bとで伸縮自在に形成されたことで構成されている。これにより、誤って遊戯者が1対の扉12に挟まれた場合には、図7のように、扉12が受けた負荷は圧縮バネ26cのバネ付勢に抗ってロッド26bをシリンダ26aに摺動させる、つまり第2リンク棒26の長さ寸法が第3リンク27を開方向に揺動させるように収縮させることから、強い力で遊戯者が扉12に挟まれてしまうことが防止されるのであり、その間に遊戯者は挟持された一対の扉12の間から容易に抜けて逃れることができるようにされている。観覧車Aの遊戯者としては子供の割合も高いのであるが、上記強い力で遊戯者が扉12に挟まれることが防止される作用効果は遊戯者が子供の場合の安全性の確保に特に有用である。また、一対の扉12の間に遊戯者等が挟持された場合も、一対の扉12の間から遊戯者等が抜けた際に引続き扉12を閉じ得るようにシリンダ装置21は通常運転されるのであるが、このとき上記挟持物によって扉12が受けた負荷は圧縮バネ26cが弾性変形することで吸収されることから、この負荷がリンク装置22やシリンダ装置21へのストレスとして作用することはなく、自動扉9の長寿命化も図られているのである。無論、一対の扉12に引続き挟持物が挟まれた状態にある際には最終的にはシリンダ装置21に過負荷がかかることになるが、シリンダ装置21にはこの過負荷を検知する検知手段が備えられ、この検知手段が過負荷を検知した際には制御部20によって観覧車A全体が停止制御されるようになって安全性が確保されている。
It should be noted that the
ところで、この自動扉9は、乗りかご1に設けた制御部20によって、乗りかご1がプラットフォーム6内に位置するときに自動的に開閉動作が行われるようにされている。具体的には、図8のように、乗りかご本体10の後面10b(プラットフォーム6に面しない側の面)における進行方向の端部部位(左右端部)にそれぞれ検知部29が設けてあり、また乗りかご1のプラットフォーム6への進入口6a付近における乗りかご1の進入路を隔てたプラットフォーム6の対面位置に被検知部30が設けてあり、乗りかご1がプラットフォーム6に進入口6aから進入したときには、被検知部30を乗りかご1の両検知部29で検知して確実に乗りかご1がプラットフォーム6内に位置していることを検知し、確実に乗りかご1がプラットフォーム6に入った状態で制御部20によって自動扉9の開き動作を行わせるようにされており、また、乗りかご1がプラットフォーム6の出口6bから出るときには、被検知部30を乗りかご1の両検知部29で検知して確実に乗りかご1がプラットフォーム6外に位置していることを検知し、確実に乗りかご1がプラットフォーム6から出た状態で制御部20によって自動扉9の閉じ動作を行わせるようにされている。ここで、検知部29や被検知部30には、光や磁力を用いた無接触のセンサ等を採用することもできるが、本例では図8(b)(c)のように、乗りかご1の進入路の脇に立設した柱31に弾性変形可能なゴム製のひれ板32を付設すると共にひれ板32を乗りかご1の進入路内に突出させたことで被検知部30を形成し、上記ひれ板32の接触を検知する検知部29を採用しており、検知部29の検知の確実性が期されている。詳しくは、検知部29は、乗りかご1の後面10bから外方に突出してひれ板32に当てることが可能な接触棒29aを備えており、この接触棒29aはその突出先端に乗りかご1の進行方向に回転可能なローラ29bを備えると共に乗りかご1に進行逆方向に首振り可能に突設されており、ひれ板32に接触したときには、ひれ板32がゴム製であることも相俟って、接触棒29aにかかる衝撃が緩衝可能にされている。このように、乗りかご1がプラットフォーム6に入ってきたときには乗降口8の自動扉9が自動的に開閉できるようにされているので、プラットフォーム6に配置された係員は乗降口8の扉を手で開閉するという作業から解放され、したがってこの係員はプラットフォーム6上の安全に集中して注意することができ、観覧車Aの安全性を高めることができる。更に言うと、従来の扉を開閉する係員を省くこともできるのであり、観覧車Aの省力化も図られているのである。
By the way, the
なお、この扉開閉機構11は、乗りかご本体10の後面10bの下部に設けた非常脱出用操作口33から手動操作ができるようにされている。非常脱出用操作口33には開閉自在に蓋が備えられている。また、図示はしないが、自動扉9には扉12が閉塞状態にあることを感知する扉閉塞センサが設けられており、乗りかご1がプラットフォーム6の出口6bから出る際に上記扉閉塞センサにて扉12が閉塞状態にあることを確認しないときには、制御部20にて観覧車Aの運転を停止するなどの制御がなされるようにされており、この点からも観覧車Aの安全性が確保されている。
The door opening /
また本例の乗りかご1には、乗降口8を閉塞した自動扉9の扉12の開き動作を妨げるロック装置34が設けられている。具体的に、ロック装置34は、図9乃至図11のように、通電して励磁されたソレノイド35によって上方にスライドされるロック棒36と、このロック棒36を下方に付勢する圧縮バネ37とを有して構成されており、乗りかご本体10の上部の左右対称位置に配設されている。ソレノイド35の非通電時にはロック棒36は、圧縮バネ37の付勢を受けて図11のように、閉塞状態にある扉12の上部の主アーム18の開き回動側の隣接位置に位置されるのであり、自動扉9が閉状態にあるときの主アーム18における開方向への回動を不能にする。また、ソレノイド35の通電時にはロック棒36は、圧縮バネ37の付勢に抗って上方にスライド位置され、閉塞状態にある扉12の上部の主アーム18の開き回動側の隣接位置に位置しないようにされる。このロック装置34は、乗りかご1がプラットフォーム6に入ったときにソレノイド35に通電されるようにされ、乗りかご1がプラットフォーム6から出たときにソレノイド35への通電が解除されるようにされるといった制御が制御部20によって行われる。つまり、このロック装置34によってプラットフォーム6から出た乗りかご1では自動扉9が開かないようにされ、観覧車Aの安全性が確保されている。更に言うと、ロック装置34の駆動系統は自動扉9の駆動系統とは異なっており、たとえ自動扉9のシリンダ装置21が誤動作をした際にも確実にロック装置34を作動させ続けることができ、自動扉9の扉12で乗降口8を閉塞し続けることができるから、この点でも観覧車Aの安全性の向上が図られているのである。なお、このロック装置34は、観覧車Aの前面10aの上部に設けた非常脱出用操作口38から手動操作ができるようにされている。詳しくは、非常脱出用操作口38には開閉自在に蓋が備えられており、蓋を開けてこの非常脱出用操作口38から手動でロック棒36を上方に引き上げることが可能にされている。故障や停電等の緊急時に乗降口8を扉12が閉塞したままの状態になった場合、プラットフォーム6で係員が非常脱出用操作口38から手動でロック棒36を上方に引き上げると共に非常脱出用操作口33から扉開閉機構11を手動操作することで、乗降口8に閉塞状態にあった扉12を手動で開放できるようにされている。
Further, the
1 乗りかご
5 回転体
7 枢支部
8 乗降口
9 自動扉
10 乗りかご本体
11 扉開閉機構
A 観覧車
DESCRIPTION OF
Claims (2)
扉開閉機構は、乗りかご本体の左右中央部に設けられてロッドを前後方向に突没するシリンダ装置と、シリンダ装置による駆動力を自動扉の開閉力に変換するリンク装置とで構成され、該リンク装置は、基端部を乗りかご本体に枢支させて設け2股状の先端部が略水平に揺動自在に設けられたV字板と、前記ロッドの先端部とV字板の2股状の一方の先端部とにそれぞれ枢支連結された第1リンク棒と、乗りかご本体に回転自在に設けられた主歯車と、該主歯車に先端部を固定して且つ基端部を主歯車から突出させた第3リンク棒と、前記V字板の2股状の他方の先端部と前記第3リンク棒の基端部とにそれぞれ枢支連結された第2リンク棒と、前記主歯車に噛合した従歯車に設けられて自動扉に連結された主アームと、を乗りかご本体の左右中央部に対して左右対称に設けて構成され、シリンダ装置のロッドを後方に移動させるとV字板が後方に回転し、該V字板の回転に伴って主歯車が回動すると共に従歯車が回動し、主アームが自動扉の開く方向に回動することで自動扉を開放させ、且つ、シリンダ装置のロッドを前方に移動させるとV字板が前方に回転し、該V字板の回転に伴って主歯車が回動すると共に従歯車が回動し、主アームが自動扉の閉じる方向に回動することで自動扉を閉じるようにして成り、
この自動扉の扉開閉機構を乗りかご本体の左右中央部に配置すると共に左右対称の構造に形成したことを特徴とする観覧車の乗りかご。 The pivot portion provided in the upper portion of the horizontal center portion of the car body is lowered supported suspending the rotation of the Ferris wheel, and arranged to entrance of the car body take the automatic door having a door opening and closing mechanism for opening and closing the door A ferris wheel car
The door opening / closing mechanism is composed of a cylinder device that is provided at the center of the left and right sides of the car body and protrudes and retracts the rod in the front-rear direction, and a link device that converts the driving force of the cylinder device into the opening / closing force of the automatic door. The link device is provided with a base end portion pivotally supported on the car body, a V-shaped plate having a bifurcated tip portion swingably provided substantially horizontally, and a tip portion of the rod and a V-shaped plate. A first link rod pivotally connected to one crotch tip, a main gear rotatably provided on the car body, a tip fixed to the main gear, and a base end A third link rod protruding from the main gear, a second link rod pivotally connected to the other bifurcated tip of the V-shaped plate and a base end of the third link rod, A main arm connected to an automatic door provided on a slave gear meshing with the main gear, and a left side of the car body The V-shaped plate rotates backward when the rod of the cylinder device is moved backward, and the main gear rotates and the sub-gear as the V-shaped plate rotates. And the main arm rotates in the opening direction of the automatic door to open the automatic door, and when the rod of the cylinder device is moved forward, the V-shaped plate rotates forward. of with the rotation and従歯vehicle rotates together with the main gear is rotated, Ri formed so as to close the automatic door by the main arm is pivoted to close the automatic door direction,
A ferris wheel car characterized in that the door opening and closing mechanism of the automatic door is arranged in the left and right central part of the car body and is formed in a symmetrical structure .
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