JP4303642B2 - コイン精米機 - Google Patents

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Description

本発明は、利用者が持参した米を利用料金の投入に応じて精米するコイン精米機に関するものであり、さらに詳しくは、精白処理のみを行う普通精米機の後段に乾式の無洗米処理機を配設し、利用者の選択によって無洗米処理を伴う特殊精米処理(無洗米処理のみの場合もある)、又は無水洗米処理を伴わない普通精米処理の両方に利用できるコイン精米機に関するものである。
近年、炊飯前に米を研ぐ必要が無く、そのまま炊飯可能な米、所謂無洗米が使用されるようになってきた。しかし、無洗米はスーパーや米穀店でしか販売しておらず、一般消費者の利用が増加傾向にあるコイン精米機において、利用者の選択によって無洗米に仕上げることができるコイン精米機が望まれている。
従来の無洗米の製造方法としては、加水精米仕上げ方式、特殊加工仕上げ方式、乾式研米仕上げ方式の三方法がある。加水仕上げ方式とは、精米された白米を水で洗米して白米表面に残っている糠層を洗い流し、その直後に脱水及び乾燥させて白米から水分を除去して無洗米に仕上げる方法である。特殊加工仕上げ方式とは、精米された白米にわずかに加水し、白米表面の糠を軟化させ剥離しやすい状態にした上で、特殊な糠付着剤を混入・撹拌し、白米表面の糠層を糠付着剤に吸着させた後、白米と糠付着剤を分離選別して無洗米に仕上げる方法である。乾式研米仕上げ方式とは、精米された白米の表面をブラシ等で磨いて糠層を除去して無洗米に仕上げる方法である。
前記加水精米仕上げ方式及び特殊加工仕上げ方式の装置では、加水精米仕上げ方式においては水を大量に使用し、また、特殊加工仕上げ方式においては糠付着剤を使用するため、機械設備が高額で大型化すると共にメンテナンス上の負担も大きいため、限られたスペースのコイン精米機の建屋内に内蔵するには無理がある。また、白米に余分な水分が吸収されるため、白米にカビが発生する等衛生上の管理が必要になり、ランニングコストも高くなる。
上記背景より、水を使用しないため機械設備の小型化が図られ、コストも上記の二方式に比べると安価となり、メンテナンス上の負担も軽減することができる乾式研米仕上げ方式の無洗米処理機が紹介され、この様な小型の無洗米処理機等をコイン精米機の白米排出口部分に流路切換装置を介してレイアウトすることにより(例えば、下記特許文献1参照。)、建屋の機械室内に収納可能となり、従来のコイン精米機を大きく改造することなく応用できると共に、小スペース且つコストも抑えることができるという効果を奏している。
特開2003−24804号公報
上記のごとく、コイン精米機に乾式の無洗米処理機が付設される事で、利用者の利便性はより一層高まることとなるが、当該コイン精米機の設置者は従来より増して困難な利用料金設定の判断が必要となる。即ち、無洗米処理が選択されることによって、精白処理のみを行う普通精米処理運転であれば生じなかった電気代金等のランニングコストが嵩むこととなるので、無洗米処理を行うか否かに応じて異なる利用料金を徴収すべきである。しかしながら、この様なコイン精米機の普及に伴い、利用料金の価格競争も当然に予測されることから、状況に即した利用料金を設定できる機能を備えていることが望まれることとなる。
そこで本発明は、上記事情に鑑み、状況に即した利用料金を設定できる機能を備えた無洗米手段を具備するコイン精米機の提供を目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明によるコイン精米機は、第一に、精白処理のみを行う普通精米処理、及び精白処理に加えて無洗米処理を伴う特殊精米処理に対する運転設定の入力手段、並びに利用料金投入口を備えた操作盤と、米投入口より投入された米を搬送する搬送手段と、搬送された米に混入した石を除去する石抜き手段と、前記運転設定及び利用料金に応じて石を除去された米を精白する精白手段と、精白後の米に対して無洗米処理を行う無洗米手段と、前記普通精米処理の選択時における単位料金あたりの処理量を設定する単位精白量設定手段と、前記特殊精米処理の選択時における単位料金あたりの処理量を設定する単位無洗米量設定手段と、前記運転設定、前記利用料金投入口へ投入された利用料金、及び前記単位料金あたりの処理量の設定に応じて前記搬送手段、石抜き手段、精白手段、及び無洗米手段を稼働させる制御装置を備えることを特徴とする。
第二に、精白処理のみを行う普通精米処理、及び精白処理に加えて無洗米処理を伴う特殊精米処理に対する運転設定の入力手段、並びに利用料金投入口を備えた操作盤と、米投入口より投入された米を搬送する搬送手段と、搬送された米に混入した石を除去する石抜き手段と、前記運転設定及び利用料金に応じて石を除去された米を精白する精白手段と、精白後の米に対して無洗米処理を行う無洗米手段と、前記運転設定、及び前記利用料金投入口へ投入された利用料金に応じて前記搬送手段、石抜き手段、精白手段、及び無洗米手段を稼働させる制御装置と、当該稼働に際して前記特殊精米処理の一単位の運転に対する特別料金を徴収する特別料金徴収手段を備えるコイン精米機が挙げられ、前記利用料金投入口への前記特別料金以上の金額の投入を条件として前記特殊精米処理の運転設定を可能とする前記入力手段を備える構成とすることも出来る。
また、前記米投入口、搬送手段、石抜き手段、精白手段、又は無洗米手段における未処理米の残存を検出するセンサと、利用料金不足による運転中断時に当該センサによる未処理米が残存する旨の出力検出を条件として利用料金の再投入による再稼働に際して前記特殊精米処理の一単位の運転に対する特別料金の徴収を回避する前記特別料金徴収手段を備える構成とすることも出来る。
更に、前記普通精米処理の選択時における単位料金あたりの処理量を設定する単位精白量設定手段と、前記特殊精米処理の選択時における単位料金あたりの処理量を設定する単位無洗米量設定手段と、前記運転設定、投入された利用料金、及び前記当該単位料金あたりの処理量の設定に応じて前記搬送手段、石抜き手段、精白手段、及び無洗米手段を稼働させる制御装置を備える構成とすることも出来る。
前記第一のコイン精米機の構成を加え、前記単位料金あたりの処理量を、前記単位料金あたりの搬送手段による搬送量として設定し、前記運転設定、前記利用料金投入口へ投入された利用料金、及び当該単位料金あたりの前記搬送手段による搬送量の設定に応じて前記搬送手段、石抜き手段、精白手段、及び無洗米手段を稼働させる制御装置を備えるコイン精米機とすることも出来る。
ことを特徴とする。
尚、前記特殊精米処理の一単位とは、利用料金(例えば、100円等。)に対する処理量を定めての一回運転であっても良いし、単位利用時間(例えば、2分30秒等。)を定めての一回運転であっても良い。また、前記特別料金とは、普通精米処理に加わった無洗米処理のみに対する割増料金でも良いし、普通精米処理に無洗米処理を加えた特殊精米処理に対する利用料金であっても良い。
コイン精米機に無洗米処理機が付設される事で、利用者の利便性はより一層高まることとなる反面、従来より増して困難な利用料金設定の判断が必要となるが、本発明によるコイン精米機によれば、無洗米処理を行うか否かに応じて異なる利用料金を徴収することが出来、また、この様なコイン精米機の普及に伴い、価格競争等の状況に即した利用料金を設定できるので、無洗米処理が選択されることによって嵩む電気代金等のランニングコストを、的確な料金設定手法によって徴収することが可能となる。
以下、本発明の乾式の無洗米処理機(以下、無水洗米機と記す。)内蔵型のコイン精米機の実施形態を図面に基づいて説明する。
図2に示すように、本実施形態のコイン精米機は、利用者が持参した玄米を投入する米投入口3と、取り込みコンベヤ12、第1昇降機13、第2昇降機14、及び流路切換装置15からなる搬送手段と、石抜き機(石抜き手段)5、精米機(精白手段)6、及び無水洗米機(無洗米手段)7からなる処理手段と、処理後の米を回収する白米タンク16と、入力手段8、単位精白量設定手段9、単位無洗米量設定手段10、及び特別料金徴収手段11を具備した操作盤2とで構成されている。
前記米投入口3は、その底部に前記取り込みコンベヤ12を横向きに配置してある。当該取り込みコンベヤ12は、前記米投入口3に接続したケース内でスクリュー軸を回転させ、スクリューで米投入口3側から取り込んだ玄米を精米機6側に送り、第1昇降機13の下部の受入口17に流し込む。
第1昇降機13は、玄米を引き上げるバケットコンベヤで、上下のプーリに掛け渡したベルトに、玄米を汲み取る多数のバケットを間隔をあけて取り付けてある。玄米を汲み取ったバケットは、上昇から下降に転ずる際に上部のプーリに沿って反転し、玄米を前記石抜き機5に通じる管路へ投下する。
前記石抜き機5は、その上部にホッパー18を有し、当該ホッパー18の下には、前記精米機6側へ下向きに傾斜した選別板19が揺動可能に支持され、当該選別板19の下方にはファン20が配置してある。前記選別板19は全面に亘って多数の孔(図示省略)を有し、傾斜を保った前記選別板19の揺動と、当該選別板19の下から前記孔を通じてファンから上向きに吹き上げられる風の作用により、玄米より比重が重い石くずが当該選別板19の上位に集められる。
上記のごとく集められた石くずは、前記米投入口3の奥側に設けられた玄米検出センサ(図示省略)が玄米を検出しなくなった後、一定時間経過したことを条件として、選別板19の上方に設けられた石抜きゲート21を開くことにより、当該ゲート21下の管路に落下し、当該管路を経て回収箱22に回収される。一方、玄米は前記風により選別板19上で僅かに浮上することから、当該選別板19上に後から供給された玄米に押されて選別板の下部に送られ、前記第2昇降機14下部の受入口23に落下する。
第2昇降機14は図2に示すように第1昇降機13とほぼ同じ構造となっており、石抜き機5から送られた玄米は、第2昇降機14の受入口23からバケットで引き上げられ、管路を経て精米機6のホッパー24に送られる。また、当該例における前記流路切換装置15は、精米機6の内部から排出される米の送り先を、当該精米機6へ再び返す側と、白米タンクへ向かう側とのいずれかに切り換える流路切換弁と、制御されたモータの回転方向によって前記流路切換弁を動かせる螺旋体との組み合わせ等により構成される。
精米機は図2に示すように、上部にホッパー24を有し、当該ホッパー24の下に搗精室25を接続してある。搗精室25には搗精ロール26とその周囲を取り巻く除糠アミを内装しており、玄米は前記搗精室25内を回転する搗精ロール26で送られるうちに、当該搗精室25の出口を抵抗板27が加圧しながら塞いである状況の下、玄米同士の摩擦と除糠アミの網目に擦られることで白米と糠を分離する。前記搗精室25の下方には糠回収ダクトの先部が接続され、当該糠回収ダクトの途中の部屋には除糠ファン28が内蔵されており、モータで除糠ファン28を回し、当該除糠ファン28の吸引作用によって糠は除糠アミの網目を通過し、前記糠回収ダクトの末端に接続した集糠用サイクロン29に回収される。
一方、残った白米は、前記搗精室25の末端出口に向かうが、当該出口は、バネの弾力性を利用して出口を封鎖する前記抵抗板27で塞がれており、前記搗精ロール26の回転で送り込まれた白米が前記バネの弾性に逆らって前記抵抗板27を押し開き、出口を通過した白米が、前記流路切換装置15を経て前記白米タンク16に排出される。
前記ホッパー24の下部には精米センサ30を設け、当該精米センサ30が玄米を検出した場合には、前記搗精ロール26を回転させて精米し、検出しない場合は前記搗精ロール26の回転を停止する。また、前記ホッパー24の上部にはオーバーフローセンサ31を設けて、当該オーバーフローセンサ31が玄米を検出した場合には、前記操作盤2内の制御装置は、前記取り込みコンベヤ12の駆動を停止し、オーバーフローセンサ31が玄米を検出しない場合には、前記取り込みコンベヤ12の回転を継続する。
当該例における無水洗米機(本願出願人による特願2003−376509の無洗米製造装置)7は、コイン精米機内に設置可能な構造としたものであり、機体ケース内に立設した回転軸32を回転自在に支持し、その近傍に設置したモータ33から伝導手段34を介して当該回転軸32を回転させる。当該回転軸32には、その軸長方向の全域に亘って螺旋状の揚米羽根35が突設され、その軸長方向の中間部には、前記揚米羽根35に代えて、樹脂製の起毛(直径:0.2mm〜0.3mm、長さ:11mm〜13mm)を高密度に植設してなる円筒状の研磨ブラシ40が複数間欠的に形成されている(図5参照)。
前記回転軸32の周りには隙間を適宜隔てて揚米円筒36が周設され、その下端部には前記機体ケース外側のホッパー37と通じる開口部38が設けられ、その上端部には、前記白米タンク16に通じる管路への出口39が設けられている。また、前記揚米円筒36の中間部は、前記研磨ブラシ40の外周と米粒の厚みより僅かに広い隙間を隔ててスリット状の多孔部材からなる円筒状の除糠金網とされており、当該除糠金網の内面には前記研磨ブラシ40の回転軸方向へ向かって突出し軸長方向にのびる抵抗体(図示省略)が複数本等間隔で設けてある。
また、前記除糠金網を覆う機体ケース内部には、仕切壁41で囲まれた除糠室42が形成され、前記除糠室42の下方の除糠口43に接続してある管路を経た除糠ファン28の吸引作用によって肌糠は前記除糠金網の網目を通過し、前記精米機6からの糠と混合されながら集糠用サイクロン29に回収される。
前記流路切換装置15等を経て前記無水洗米機7のホッパー37に供給された白米は、前記揚米円筒36の内側に流れ込み、前記揚米羽根35により当該揚米円筒36の上方に送られる。当該揚送ルートの途中で間欠的に設けられた前記研磨ブラシ40には揚米機能がほとんどないため、当該研磨ブラシ40の領域で白米の揚送速度が低下し、当該研磨ブラシ40と除糠金網の抵抗体との干渉によって白米の旋回速度も抑えられる。そのため、前記揚米円筒36の内部における前記研磨ブラシ40の領域の白米の密度が高まり、白米相互がさかんにぶつかり合い、それぞれが回転を繰り返すことで各白米の表面が前記研磨ブラシ40による研磨を万遍なく受けることとなる。白米は、この様な研磨を、前記揚米円筒36の内部を揚送される過程で、その揚送ルートに間欠的に設けられた各研磨ブラシ40の領域において繰り返し受けることで、品質の良い無洗米に処理され前記出口から白米タンク16に排出される。
以上が、当該例におけるコイン精米機の基本的な動作原理である。
上記コイン精米機の制御設定を行う操作盤2は、図2に示すように、前面には操作パネルを、裏面には管理者パネルをそれぞれ備え、内部にはマイクロコンピュータを含む回路基板からなる制御装置(図示省略)を備えている。
当該制御装置は、CPUや記憶装置をはじめ、種々のスイッチやセンサ、インターフェース、及びアクチュエータ等を含むハードウエアに種々の制御プログラムを適用することで機能するコンピュータシステムからなり、入力手段8、単位精白量設定手段9、単位無洗米量設定手段10、特別料金徴収手段11、及び制御信号出力手段等の機能手段を構成することで、前記操作パネルや管理者パネルに設けられた運転設定の入力手段8に対する操作により、各部の設定値を変更したり、当該コイン精米機が備える各部のモータのドライバや、流路切換装置15等に制御信号を出力したりするものである。
前記操作パネルは、図3に示すように、営業中表示灯、故障中表示灯、利用料金投入口1、料金表示灯(100円硬貨投入枚数)44、無洗米スイッチ45、精白度を選択するための三つの精白度スイッチ46、精米中表示灯、料金不足表示灯を備えている。
一方、管理者パネルは、ヒンジ等で開閉可能に支持された操作盤(図2参照)を開いて操作するもので、図4に示すように、精白度を設定するスイッチ(精白度設定スイッチ)48の他に、前記特別料金徴収手段11の特別料金徴収スイッチ49、前記単位精白量設定手段9の普通精米搬送量設定スイッチ51、前記単位無洗米量設定手段10の無洗米搬送量設定スイッチ50、無洗米利用カウンタ等が備えてある。
上記のごとく、このコイン精米機は、利用者が持参した玄米を利用者の選択により精白処理のみを行う普通精米処理と無洗米処理を伴う特殊精米処理をすることができるものであり、利用者が選択する処理及び玄米量に応じてコイン等の利用料を利用料金投入口1に投入すると、前記制御装置によって以下のごとく当該コイン精米機の運転制御が成されることとなる(図1参照)。
先ず、前記制御装置は、前記特別料金徴収手段11の特別料金徴収スイッチ49が「可」であるか否かを判定し、「可」である場合と「不可」である場合とで異なる処理を行う。
前記特別料金徴収スイッチ49が「可」である場合には、当該精米装置を利用する際の最低料金(当該例では100円)が利用料金投入口1に投入されると、当該利用料金投入口1に付設されたセンサの出力を受けてコイン枚数を料金表示灯44に表示すると共に、前記精白度スイッチ46を点滅させて前記操作パネルを運転設定の受付が可能な状態とし、前記三つの精白度スイッチ46による入力待ちの状態となる。
その後、コインが投入される毎に、前記制御装置は、前記料金表示灯44をカウントアップさせ、投入料金が無洗米処理を利用できる料金(以下、無洗米利用設定料金と記す。)以上の金額が投入されたか否かを判定する。ここで、投入料金がその金額を下回る場合には、前記制御装置は、当該投入料金の確認処理を継続し、投入料金が当該金額以上である場合には、前記精白度スイッチ46と共に、無洗米スイッチ45を点滅させて無洗米処理の受付が可能な状態とする。
ここで、前記精白度スイッチ46が押されたことを検出すると、前記制御装置は、精米中表示灯を点灯させると共に、前記制御信号出力手段を機能させて、前記取り込みコンベヤ12、第1昇降機13、石抜き機5、第2昇降機14、及び精米機6を稼働させる。当該普通精米処理においては、前記処理装置は、前記取り込みコンベヤ12の稼働、及び当該コンベヤ12による玄米搬送量のカウントを開始し、普通精米搬送量設定スイッチ51によって設定された普通精米単位カウントに達すると、前記料金表示灯44の料金表示から単位利用料金(当該例では100円)を減じると共に、前記カウントを初期値に戻す処理を行う。
そして、前記制御装置は、当該減算処理を行う毎に投入料金の残高があるか否かを判定し、残高が存在する場合は、米投入口3に米が存在する限り前記制御信号出力手段による運転出力を継続し、残高が無くなった場合には、前記取り込みコンベヤ12を停止させる。
前記制御信号出力手段は、当該精米機6を、使用者によって選択的に押された前記精白度スイッチ46に対応して抵抗モータを回転させ抵抗バネの圧縮度合いを設定することで、当該精米機6の内部から米が脱出する際の抵抗を与える抵抗板27の閉鎖具合を決定すると共に、当該精米機6の出口の流路切換装置15が前記精米機6から排出された米を前記第2昇降機14に向かう管路に搬送するようにモータを回転させて弁を制御し、玄米や未精白米を前記第2昇降機14と精米機6の間で循環させるように運転を開始する。
前記のごとく玄米が前記精米機6のホッパー24に供給され、前記精米センサ30が玄米を検出したことを受けて、前記制御信号出力手段は、タイマーのカウントT1,T2を開始し、T1終了後、前記搗精ロール26及び除糠ファン28を駆動する。それに伴って精米処理が始まるが、精米初期の玄米や未精白米は、前記流路切換装置15を経て第2昇降機14から再び前記精米機6のホッパー24に戻る。その後タイマーのカウントT2が終了すると、前記制御信号出力手段は、前記精米機6の出口の流路切換装置15を白米タンク16側に切り換え、前記管路を経て白米を白米タンク16に排出する。前記精米機6のホッパー24のオーバーフローセンサ31が満杯信号を出力した場合には、前記制御信号出力手段は、前記取り込みコンベヤ12の駆動を停止し、その後、オーバーフローセンサ31が非満杯信号を出力した場合には、前記取り込みコンベヤ12の駆動を再開する。
前記精米機6のホッパー24の玄米量が少なくなり、前記精米センサ30が玄米を検出しなくなった場合は、前記制御信号出力手段は、前記流路切換装置15を、精米機6のホッパー24内や精米機6内の残留玄米を、管路を経て第2昇降機14へ戻し、再び前記精米機6のホッパー24へ供給して、前記第2昇降機14と精米機6の間での循環精米を開始する。これは、当該精米機6への後続米がなくなると、当該精米機6内の圧力が低下することから、精米処理終了時の玄米や未精白米が白米タンク16に排出されて、白米タンク16内の白米と混ざることを防ぐためであり、前記第2昇降機14と精米機6の間を一定時間循環することで残留玄米を白米に処理することを目的とするものである。
当該循環精米の終了後、前記制御信号出力手段は、再び前記流路切換装置15を白米タンク16側に切り換えて、白米を白米タンク16に排出すると同時に、抵抗モータを逆回転させ、前記抵抗バネを圧縮するナットを緩める方向へ移動させてバネの圧縮を解除し抵抗板27を開放する。前記ナットの被検出物が後退限スイッチを「ON」にすると、当該制御信号出力手段は、抵抗モータの回転を停止させると共に、前記除糠ファン28を停止させる。当該除糠ファン28が停止すると吸引作用がなくなるため、除糠アミの網目に残留している白米が排出しやすくなり、更に前記精米機6が全体的に前傾していることから、当該精米機6を一定時間空運転することで残留白米を完全に白米タンク16へ排出させることができる。当該精米機6内の残留白米を完全に白米タンク16に排出した後に当該精米機6の空運転を終了することで、前記取り込みコンベヤ12の稼働から始まった前記制御信号出力手段によるコイン精米機の普通精米処理に係る一連の処理が終了する。
一方、前記制御装置が前記精白度スイッチ46を点滅させて前記操作パネルを運転設定の受付が可能な状態とし、当該精白度スイッチ46による入力待ちの状態となったところで、前記精白度スイッチ46が押されたことを検出出来ない場合には、前記制御装置は、更に、利用料金の投入を受けて、前記無洗米スイッチ45と三つの精白度スイッチ46を点滅させ無洗米処理が受付可能な状態とする。
これを受けて利用者が前記無洗米スイッチ45を押すと、これを受けた前記制御装置は、精米中表示灯を点灯させると共に、その特別料金徴収手段は、前記特別料金徴収スイッチ49の「可」のステータスを受けて普通精米処理時の利用料に加算する割増料金を、当該コイン精米機を処理量は問わない1回当たりの使用に対する特別料金として減じた形で料金表示灯44を点灯させ、前記制御信号出力手段は、前記無洗米処理を対象とする管理者パネルの無洗米搬送量設定スイッチ50で設定された特殊精米処理時の搬送量を採用して、前記取り込みコンベヤ12、第1昇降機13、石抜き機5、第2昇降機14、精米機6、及び無水洗米機7を稼働させる。
当該特殊精米処理においては、前記制御装置は、前記取り込みコンベヤ12による玄米搬送量のカウントを開始すると共に、前記制御信号出力手段の出力による前記取り込みコンベヤ12の稼働を開始し、前記無洗米搬送量設定スイッチ50によって設定された特殊精米単位カウントに達すると、前記料金表示灯44の料金表示から前記単位利用料金を減じると共に、前記カウントを初期値に戻す処理を行う。そして、前記制御装置は、当該減算処理を行う毎に投入料金の残高があるか否かを判定し、残高が存在する場合には、米投入口3に米が存在する限り前記各機械の運転を継続させ、残高が無くなった場合には、前記制御信号出力手段の出力により前記取り込みコンベヤ12を停止させる。
即ち、前記制御装置は、前記無洗米スイッチ45が押された事を受けて、その特別料金徴収手段の機能によって前記割増料金を減じた形で料金表示灯44を点灯させ、前記無洗米搬送量設定スイッチ50の設定値を、単位利用料あたりの特殊精米処理における米の搬送量として採用し、前記取り込みコンベヤ12、第1昇降機13、石抜き機5、第2昇降機14、精米機6、及び無水洗米機7を前記制御信号出力手段の出力によって稼働させる。
前記精米機6の稼働に際して、前記抵抗板27のバネ抵抗は、普通精米処理の場合の上白又は標準の精白度と同程度とする。仮に、抵抗値を精白度の標準以下に設定すると、精米処理後の白米表面の糠の残存量が多くなる為、その状態で無洗米処理を行っても白米表面から糠が完全に除去されず、品質の低い無洗米に仕上がってしまう。
玄米が前記精米機6のホッパーに供給され、前記精米センサ30が玄米を検出したことを受けて、前記制御装置はタイマーカウントT1,T2を開始し、T1終了後、前記制御信号出力手段の出力によって前記搗精ロール26及び除糠ファン28を稼働させると同時に、前記精米機6の前記循環精米運転を開始する。当該制御装置は、タイマーカウントT2が終了すると、当該制御信号出力手段の出力によって前記流路切換装置15のモータの回転方向を逆転させ、前記無水洗米機7に通じる管路側に白米を搬送する。これによって、当該無水洗米機7によって無洗米処理された白米は、管路を経て白米タンク16に排出される。ここで、当該無水洗米機7と白米タンク16を繋ぐ経路は、必ずしも管路に限定するものでなく、前記無水洗米機7と白米タンク16の間に昇降機のような搬送手段を設けてもよい。
前記無洗米処理を含む精米処理にあっても、前記取り込みコンベヤ12が投入料金分の玄米を全て取り込み、前記精米機6のホッパー24の精米センサ30が玄米を検出しなくなるまで継続する。
前記精米機6のホッパー24の玄米量が少なくなり、当該精米センサ30が玄米を検出しなくなった時、これを受けた前記制御信号出力手段は、前記流路切換装置15のモータの回転方向を正転させ、当該精米機6の内部に残留する玄米を管路を経て前記第2昇降機14へ戻し、当該第2昇降機14と前記精米機6の間での循環精米を開始する。これは普通精米処理と同様に、精米終了時に搗精室25内の抵抗不足で発生する玄米や未精白米を前記無水洗米機7に供給することを防ぐための制御である。
一定時間の循環精米が終了すると、当該制御装置は、前記制御信号出力手段の出力によって再び前記流路切換装置15のモータの回転方向を逆転させ、循環精米した白米を前記無水洗米機7に供給し、さらに無洗米処理された白米を白米タンク16に排出する。同時に、当該制御信号出力手段は、当該精米機6の抵抗モータを逆回転させ、前記抵抗バネを圧縮するナットを緩める方向へ移動させてバネの圧縮を解除し、抵抗板27を開放する。更に、当該制御信号出力手段は、当該精米機6出口の流路切換装置15を制御し、前記精米機6から排出された米を、当該流路切換装置15を経て前記無水洗米機7のホッパー37へ排出する。当該無水洗米機7のホッパー37に供給された白米は、前記揚米円筒36の内側に流れ込み、前記の如く無洗米に処理されて前記出口から白米タンク16に排出される。
前記精米機6のホッパー24の玄米量が少なくなり、当該精米センサ30が玄米を検出しなくなった時、前記制御信号出力手段は、抵抗モータを逆転させた後に回転を停止させると共に、前記除糠ファン28を停止させる。そして、更に、当該制御信号出力手段は、残留白米を前記精米機6から完全に排出して前記無水洗米機7に供給するために、一定時間、前記精米機6を空運転させ、その後、当該精米機6の運転を停止する。
当該制御信号出力手段は、前記無水洗米機7についても、前記精米機6の運転停止後、一定時間の空運転を行わせ、前記無水洗米機7の内部から完全に無洗米処理された白米を白米タンク16に排出して、前記無水洗米機7の空運転を終了させることで、前記取り込みコンベヤ12の稼働から始まった前記制御装置によるコイン精米機の特殊精米処理に係る全運転が終了する。尚、当該例の前記制御信号出力手段は、前記無水洗米機7に空運転を開始させると同時に、前記精米機6の除糠アミ及び前記無水洗米機7の除糠金網周辺に付着した糠や肌糠をクリーニングする目的で、停止した除糠ファン28を再び運転させる。
次に、前記特別料金徴収スイッチ49が「可」ではない場合を説明すると、前記制御装置は、当該精米装置を利用する際の最低料金が利用料金投入口1に投入されると、当該利用料金投入口1に付設されたセンサの出力を受けてコイン枚数を料金表示灯44に表示すると共に、前記無洗米スイッチ45と精白度スイッチ46を点滅させて前記操作パネルを運転設定の受付が可能な状態とし、前記無洗米スイッチ45、及び三つの精白度スイッチ46による入力待ちの状態とする。
その後、前記制御装置は、コインが投入される毎に、前記制御装置は、前記料金表示灯44をカウントアップさせ、ここで、前記精白度スイッチ46が押されたことを検出すると、当該制御装置は、普通精米処理を対象とする管理者パネルの普通精米搬送量設定スイッチ51で設定された普通精米処理時の搬送量を採用して、前記取り込みコンベヤ12の稼働から始まるコイン精米機の普通精米処理を行う。
一方、前記精白度スイッチ46が押されたことを検出出来ない場合には、前記制御装置は、更に、前記無洗米スイッチ45が押されたか否かを検出し、無洗米スイッチ45が押された事を検出した場合に、その特別料金徴収手段11は、前記特別料金徴収スイッチ49の「可」ではないステータスを受けて、当該コイン精米機を処理量は問わない1回当たりの使用に対する特別料金を減じることなく前記料金表示灯44を点灯させ、無洗米処理を対象とする管理者パネルの無洗米搬送量設定スイッチ50で設定された特殊精米処理時の搬送量を採用して、前記取り込みコンベヤ12の稼働から始まるコイン精米機の特殊精米処理を行う。
尚、逆に前記無洗米スイッチ45が押されたことを検出出来ない場合には、当該制御装置は、再び、前記精白度スイッチ46が押されたか否かの判定処理に戻る。
前記制御装置は、原則として、前記精米機6の空運転停止後、前記無水洗米機7に対する一定時間の空運転を経て、前記米投入口3から前記取り込みコンベヤ12によって供給された全ての米に対する処理を終えてから当該コイン精米機の運転を終了するが、前記取り込みコンベヤ12は投入料金分だけ稼働するので、投入料金が米投入口3に入れた玄米全てを処理できる利用料金に満たない場合は、当該利用料金の不足分だけ米投入口3に玄米が残ることとなる。
そこで、当該制御装置は、精米処理が進行して前記米投入口3内に取り付けられた玄米センサ(図示省略)が玄米を検出しなくなるまでは、たとえ投入された金額分の処理が終了しても、前記米投入口3に玄米が存在することを前記玄米センサが検知し続ける限り、当該コイン精米機の一連の運転処理の終了シーケンスに移行せず、当該コイン精米機の運転を一旦中断し、料金不足表示灯を点灯させて不足分の利用料金の投入を促す処理を行うものとした。
その後、不足分の利用料金が追加投入されたことを当該制御装置が検知すれば、当該制御装置は、前記料金不足表示灯を消灯させて当該コイン精米機の運転を再開する為の待機状態となり、例えば、無洗米スイッチ45又は精白度スイッチ46の操作からなる運転指令を受けて、更に追加投入分のうちの米投入口3の残量分に対する精米処理を前記制御信号出力手段の出力によって行う。そして、前記玄米センサが前記米投入口3内の玄米を検出せず、且つ玄米を検出しなくなった時点における普通精米処理又は特殊精米処理の1回当たりの利用料金(前記例では100円)に対する運転時間内に、当該米投入口3への玄米の再投入によって再び前記玄米センサによる玄米の検出が得られなかった時点で、これを検出した前記制御装置は、前記制御信号出力手段の出力による当該コイン精米機の一連の運転処理の終了シーケンスを経て運転を終了させる。
尚、不足料金の再投入の見込みが無い場合の処理としては、前記制御装置は、そのタイマーの働きにより一定時間T3の経過を待って精米処理を行わずに玄米を排出する非常の終了シーケンスを経て当該コイン精米機の運転を終了させる処理を前記制御信号出力手段の出力によって行わせることも出来る。
ここで、無洗米処理が選択された際の特別料金を、上記のごとく前記特別料金徴収スイッチ49を「可」として、1回当たりの割増料金として予め設定しておいた場合において、前記玄米センサにより未処理米が残存する旨の出力が検出されているにもかかわらず、利用料金不足が生じていると前記制御装置が判断され、前記制御信号出力手段の出力により当該コイン精米機の運転が中断された場合、当該中断の後に、利用料金の追加投入があった場合には、当該特別料金徴収手段11は、前記特別料金徴収スイッチ49の「可」のステータスを受けて普通精米処理時の利用料に加算する割増料金を、前記料金表示灯44の残高表示から減じて表示するといった徴収処理は行わず、追加投入された金額の全てを無洗米搬送量設定スイッチ50の設定値を採用しつつ前記特殊精米処理を行う。
尚、無洗米処理が選択された際に利用料金として徴収する特別料金は、上記のごとく1回当たりの割増料金として予め設定しておいてもよいし、管理者パネルに、例えば、1回当たりの割増料金設定スイッチを設け、管理者が任意に設定し徴収出来る様にしておいても良い。
本発明は、従来のコイン精米機を大きく改造することなく、建屋内にメンテナンス上の負担の小さい無水洗米機を収容することができ、更に小スペース且つ低コストなコイン精米機として有用である。
本発明によるコイン精米機の制御装置により行われる処理の一例を示すフローチャートである。 本発明によるコイン精米機の構成例を示す概略断面図である。 本発明によるコイン精米機の操作パネルの一例を示す正面図である。 本発明によるコイン精米機の管理者パネルの一例を示す正面図である。 本発明によるコイン精米機に用いられた無水洗米機の一例を示す断面図である。
符号の説明
1 利用料金投入口,2 操作盤,3 米投入口,5 石抜き機,6 精米機,
7 無水洗米機,8 入力手段,
9 単位精白量設定手段,10 単位無洗米量設定手段,11 特別料金徴収手段,
12 取り込みコンベヤ,13 第1昇降機,14 第2昇降機,
15 流路切換装置,16 白米タンク,17,23 受入口,18 ホッパー,
19 選別板,20 ファン,21 石抜きゲート,22 回収箱,
24,37 ホッパー,25 搗精室,26 搗精ロール,27 抵抗板,
28 除糠ファン,29 集糠用サイクロン,30 精米センサ,
31 オーバーフローセンサ,32 回転軸,33 モータ,34 伝導手段,
35 揚米羽根,36 揚米円筒,38 開口部,39 出口,
40 研磨ブラシ,41 仕切壁,42 除糠室,43 除糠口,
44 料金表示灯,45 無洗米スイッチ,46 精白度スイッチ,
48 精白度設定スイッチ,
49 特別料金徴収スイッチ,50 無洗米搬送量設定スイッチ,
51 普通精米搬送量設定手段,

Claims (4)

  1. 精白処理のみを行う普通精米処理、及び精白処理に加えて無洗米処理を伴う特殊精米処理に対する運転設定の入力手段、並びに利用料金投入口を備えた操作盤と、米投入口より投入された米を搬送する搬送手段と、搬送された米に混入した石を除去する石抜き手段と、前記運転設定及び利用料金に応じて石を除去された米を精白する精白手段と、精白後の米に対して無洗米処理を行う無洗米手段と、前記運転設定、及び前記利用料金投入口へ投入された利用料金に応じて前記搬送手段、石抜き手段、精白手段、及び無洗米手段を稼働させる制御装置と、当該稼働に際して前記特殊精米処理の一単位の運転に対する特別料金を徴収する特別料金徴収手段を備えるコイン精米機であって、
    前記米投入口、搬送手段、石抜き手段、精白手段、又は無洗米手段における未処理米の残存を検出するセンサと、利用料金不足による運転中断時に当該センサによる未処理米が残存する旨の出力検出を条件として利用料金の再投入による再稼働に際して前記特殊精米処理の一単位の運転に対する特別料金の徴収を回避する前記特別料金徴収手段を備えるコイン精米機。
  2. 前記利用料金投入口への前記特別料金以上の金額の投入を条件として前記特殊精米処理の運転設定を可能とする前記入力手段を備える前記請求項1に記載のコイン精米機。
  3. 前記普通精米処理の選択時における単位料金あたりの処理量を設定する単位精白量設定手段と、前記特殊精米処理の選択時における単位料金あたりの処理量を設定する単位無洗米量設定手段と、前記運転設定、投入された利用料金、及び前記入力手段で受けた運転設定に基づき前記普通精米処理の選択時又は特殊精米処理の選択時のどちらか一方の当該単位料金あたりの処理量の設定に応じて前記搬送手段、石抜き手段、精白手段、及び無洗米手段を稼働させる前記制御装置を備える前記請求項1又は請求項2のいずれかに記載のコイン精米機。
  4. 前記入力手段で受けた運転設定に基づき前記普通精米処理の選択時又は特殊精米処理の選択時のどちらか一方の単位料金あたりの処理量を、前記単位料金あたりの搬送手段による搬送量として設定し、前記運転設定、前記利用料金投入口へ投入された利用料金、及び当該単位料金あたりの前記搬送手段による搬送量の設定に応じて前記搬送手段、石抜き手段、精白手段、及び無洗米手段を稼働させる前記制御装置を備える前記請求項3に記載のコイン精米機。
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