JP4302166B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、特性の異なる複数のGPUを備えた情報処理装置に係り、特に、描画処理の際に、描画処理の種類に基づいてGPUを変更する情報処理装置に関する。
近年、PC(Personal Computer)等の情報処理装置において高画質な動画が再生されたり複雑な3D画面が描画される3Dゲームが実行されたりするようになったのに伴い、GPUを2つ以上搭載するデュアルGPUにより描画能力を向上させた情報処理装置が提案されてきた。
例えば特許文献1には、グラフィックチップの開発に柔軟性を有する描画処理方法が記載されている。この描画処理方法は、主に互換性を取るために、新・旧で違うアーキテクチャを持ったGPUを両方とも搭載し、協調動作させるものである。この描画処理方法は具体的には、第1のGPUが、データ入出力インタフェースを介して第2のGPUから供給されたデータに対して所定の描画処理を施し、描画処理後のデータをデータ入出力インタフェースを介して第2のGPUに戻す。そして、第2のGPUが、必要に応じて第1のGPUから介されたデータを処理し、デジタルビデオ信号を外部出力する方法である。
特開2004−96280号公報
同程度の機能をもったGPUを複数搭載した情報処理装置は、通常、画面を複数の領域に分割して、それらの領域ごとに描画処理を各々のGPUに割り振ることにより描画処理を行っている。一方で、情報処理装置で実行されるアプリケーションプログラムは多種多様に開発されており、3D演算や動画処理などの様々な描画処理を行うため、実行される描画処理の種類に関わらずに高速な描画処理を行うことが求められている。
本発明は、上記課題を鑑みなされたもので、GPUを複数搭載するとともに、描画処理の種類に関わらずに高パフォーマンスかつ高画質な描画を行うことができる情報処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る情報処理装置は、アプリケーションプログラムが実行された際、このアプリケーションプログラムにおいて実行される描画処理を全て抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された描画処理について、描画処理の種類ごとに処理量を算出して、処理量の最も多い描画処理の種類を判定する判定手段と、前記判定手段により判定された処理量の最も多い描画処理の種類に基づいてGPUを選出して、このGPUに描画処理を行わせる描画制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置によると、特性の異なるGPUを複数搭載して、描画処理の種類に基づいて、描画処理を行うGPUを選出することにより、描画処理の種類に関わらずに高パフォーマンスかつ高画質な描画を行うことが可能となる。
〔第1実施形態〕
本発明に係る情報処理装置の第1実施形態について、添付図面に基づいて説明する。図1は、第1実施形態の情報処理装置1の斜視図である。情報処理装置1は、一般的に用いられているノート型のPC(Personal Computer)等であり、図1に示すように、ユーザが指示を入力するためのキーボード2、文字が図形等を含んだ画面を表示するための液晶ディスプレイ3、音声を出力するためのスピーカ4を外部に露出するように内蔵している。
図2は、情報処理装置1のブロック図である。情報処理装置1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、HD(Hard Disk)ドライブ13、ROM(Read Only Memory)ドライブ14、第1のGPU15、第2のGPU16、及び音声コーデック17を備えていて、これらはチップセット19により相互に接続されている。
CPU11は、情報処理装置1を総括的に制御し、後述する描画制御処理やその他の様々な演算処理や制御処理を行う。またCPU11は、キーボード2や外部接続されたマウス等の入力装置に対する入力インタフェースを備え、これらの入力装置を介して入力された信号に基づいて様々な処理を行う。RAM12は、CPU11が処理を行う際の作業領域として、処理に必要なデータを一時的に記憶する。HDドライブ13は、CPU11が処理を行うための処理プログラムや処理に必要なデータが記憶されたHD(Hard Disk)に対して読み書きを行うための駆動装置である。ROMドライブ14は、映像データ等が記憶されたDVD(Digital Versatile Disk)等の記録媒体に対して読み書きを行うための駆動装置である。
第1のGPU15は、液晶ディスプレイ3に文書データや画像データを表示するための表示インタフェースや、液晶ディスプレイ3に表示される文字や図形データを一時的に蓄えたり2次元グラフィックス(2D)や3次元グラフィックス(3D)の処理、動画処理に使用されたりするビデオRAM15aを備えていて、CPU11の制御に基づいて、第1のビデオRAM15aにロードされたフレームデータを液晶ディスプレイ3に出力する描画処理を行う。
第2のGPU16は、第1のGPU15と同様に、液晶ディスプレイ3に文書データや画像データを表示するための表示インタフェースや第2のビデオRAM16aを備えていて、CPU11の制御に基づいて、第2のビデオRAM16aにロードされたフレームデータを液晶ディスプレイ3に出力する描画処理を行う。
なお、第1のGPU15及び第2のGPU16はそれぞれ特性が異なり、ここでは、第1のGPU15は2D処理や3D処理に優れていて、2D処理や3D処理を高速で行うことができ、一方、第2のGPU16は動画処理に優れていて、動画処理を高速、高画質で行うことができるものとする。
音声コーデック17は、情報処理装置1に内蔵されたスピーカ4に音声を出力するための出力インタフェースを備え、CPU11の制御に基づいて、音声のデジタル信号をアナログ信号に変換して、スピーカ4から音声として出力する。
チップセット19は、メモリコントローラ、バスブリッジ、IDE(Integrated Drive Electronics)コントローラ、各種I/Oコントローラ等を備えた集積回路である。
図3に示すように、情報処理装置1は、2D処理や3D処理に優れている第1のGPU15と、動画処理に優れている第2のGPU16を備えている。そして、情報処理装置1において、3D処理を多く含んでいる「3Dゲーム」のアプリケーションプログラムを実行する場合、3D処理に優れている第1のGPU15にて描画処理を行う。また情報処理装置1は、動画処理を多く含んでいる「TV表示」のアプリケーションプログラムを実行する場合、動画処理に優れている第2のGPU16にて描画処理を行う。
情報処理装置1のHDドライブ13は、実行されるアプリケーションプログラムと、このアプリケーションプログラムの処理に適したGPUとを対応付けるための対応表情報30を記憶している。対応表情報30は、図4に示すように、アプリケーションプログラムを示すアプリケーション情報31と、情報処理装置1が備えている複数のGPUのうちのいずれかのGPUを示すGPU情報32とが対応付けられている情報である。情報処理装置1は、アプリケーションプログラムを起動する際に、アプリケーションプログラム情報31に対応付けられたGPU情報32に基づいて、使用するGPUを決定する。
例えば、図4に示す対応表情報30によると、「TV表示」のアプリケーションプログラムに第2のGPU16が、「3Dゲーム」のアプリケーションプログラムに第1のGPU15が、「DVD再生」のアプリケーションプログラムに第2のGPUが、「地図表示」のアプリケーションプログラムに第1のGPUが、それぞれ対応付けられている。よって、情報処理装置1において例えば「TV表示」のアプリケーションプログラムが起動された場合、第2のGPU15を用いて、液晶ディスプレイ2に対する描画処理を行う。
この対応表情報30は、ユーザによって予め設定されてHDドライブ13に記憶されているものとする。また、切替情報30は、ユーザによって入力装置21を介して任意に書き換えてHDドライブ13に記憶しなおすことができるものとする。さらに、情報処理装置1においてアプリケーションプログラムが実行された際に、このアプリケーションプログラムの実行に最も適したGPUが選択され、この時に選択されたGPUをアプリケーションプログラムに対応付けて対応表情報30に追加するようにしても良い。
本発明に係る情報処理装置1の第1の実施形態について、図5に基づいて説明する。情報処理装置1は、例えばユーザによりキーボード2等の入力装置を介して、アプリケーションプログラムが起動された際に、このアプリケーションプログラムに最も適したGPUを選出して、この選出されたGPUを使用して液晶ディスプレイ3に描画する描画制御処理を行う。情報処理装置1がこの描画制御処理を行う際の手順について、図5に示すフローチャートに基づいて説明する。以下、例えば「ステップS101」を「S101」のように「ステップ」の語句を省略して説明する。
まずCPU11は、アプリケーションプログラムが起動されたか否かを判断する(S101)。アプリケーションプログラムが起動されていない場合(S101のNo)は、CPU11はそのまま待機する。アプリケーションプログラムが起動された場合(S101のYes)は、CPU11は、HDドライブ13から対応表情報30を取得する(S103)。
CPU11は、ステップS101にて起動されたアプリケーションプログラムが対応表情報30のアプリケーション情報31に含まれているか否かを判断する(S105)。起動されたアプリケーションプログラムが対応表情報30に含まれていた場合(S105のYes)は、CPU11は、対応表情報30において、ステップS101にて起動されたアプリケーションプログラムに対応付けられているGPU情報32を取得する(S107)。そしてCPU11は、ステップS107にて取得したGPU情報32が示すGPUを使用して、アプリケーションプログラムに含まれる描画処理を実行する(S109)。これにより、情報処理装置1にてアプリケーションプログラムが実行される際に、このアプリケーションプログラムに最も適したGPUが使用されて描画処理が行われる。
例えば、ステップS101にて「TV表示」のアプリケーションプログラムが起動された場合は、ステップS107にて対応表情報30から「第2のGPU」を示すGPU情報32が取得され、ステップS109にて第2のGPU16を使用して描画処理が行われる。また、ステップS101にて「3Dゲーム」のアプリケーションプログラムが起動された場合は、ステップS107にて対応表情報30から「第1のGPU」を示すGPU情報32が取得され、ステップS109にて第1のGPU15を使用して描画処理が行われる。
起動されたアプリケーションプログラムが対応表情報30に含まれていなかった場合(S105のNo)は、CPU11は、デフォルトのGPUを使用して、アプリケーションプログラムに含まれる描画処理を実行する(S111)。なお、第1のGPU15あるいは第2のGPU16のいずれかがデフォルトのGPUとして設定されてHDドライブ13に記憶されていて、実行するアプリケーションプログラムに最も適しているGPUが不明な場合に、このデフォルトのGPUが使用される。
CPU11は、ステップS101にて起動されたアプリケーションプログラムにより、2D処理、3D処理、または動画処理を使用する描画処理が実行されたか否かを判断する(S113)。2D処理、3D処理、または動画処理を使用する描画処理が実行されなかった場合(S113のNo)は、CPU11は、ステップS111にて使用しているデフォルトのGPUを継続して使用する。
2D処理、3D処理、または動画処理を使用する描画処理の実行が指示された場合(S113のYes)は、CPU11は、実行が指示された処理に最も適したGPUを使用して描画処理を実行する(S115)。例えば、CPU11は、3D処理の実行が指示された場合は、3D処理に優れた第1のGPU15を使用して描画処理を実行し、動画処理の実行が指示された場合は、動画処理に優れた第2のGPU16を使用して描画処理を実行する。これにより、情報処理装置1にて描画処理が行われる際に、この描画処理の種類に最も適したGPUが使用されて描画処理が行われる。
そしてCPU11は、ステップS101にて起動されたアプリケーションプログラムとステップS115にて使用されたGPUとをそれぞれ対応付けて、対応表情報30としてHDドライブ13に記憶する(S119)。これにより、CPU11は、次回にこのアプリケーションプログラムを起動した際に、対応表情報30に基づいて、使用するGPUを選出することができる。
このようにして情報処理装置1は、特性の異なる複数のGPUを装備するとともに、アプリケーションプログラムを起動する際、対応表情報30によりアプリケーションプログラムに最も適したGPUが対応付けられていた場合は、このGPUを使用して描画処理を行い、そうでない場合は、2D処理が要求されたら2D処理に優れたGPUを使用し、3D処理が要求されたら3D処理に優れたGPUを使用し、動画処理が要求されたら動画処理に優れたGPUを使用して描画処理を行う。これにより、複数種類のGPUを搭載した情報処理装置において、3D処理や動画処理等の多くの描画処理を必要とするアプリケーションプログラムを実行する際に、各々の描画処理を得意とするGPUに描画処理を行わせることで、描画処理の動作速度を向上させることができる。
なお、アプリケーションプログラムが予めGPUに関する情報を含んでいて、CPU11が、この情報に基づいてGPUを選出して、このGPUに描画処理を行わせるようにしても良い。この際、ステップS111にてデフォルトのCPUを使用する代わりに、アプリケーションプログラムからGPUに関する情報を取得して、このGPUを使用するようにすると良い。
第1実施形態の情報処理装置1によると、特性の異なるGPUを複数搭載して、2D処理、3D処理、動画処理等の描画処理の種類に基づいて、描画処理を行うGPUを選出することにより、描画処理の種類に関わらずに高パフォーマンスかつ高画質な描画を行うことが可能となる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明に係る情報処理装置の第2実施形態について、図6乃至図8に基づいて説明する。第2実施形態の情報処理装置1は、例えばユーザがキーボード2等の入力装置を介して、アプリケーションプログラムを起動した際に、このアプリケーションプログラムを解析することにより、このアプリケーションプログラムに最も適したGPUを選出して、この選出されたGPUを使用して液晶ディスプレイ3に描画する描画制御処理を行う。
第2実施形態の情報処理装置1は、第1実施形態の情報処理装置1と同一の構成・機能を備えている。すなわち、情報処理装置1は、一般的に用いられているノート型のPC等であり、図1に示すように、ユーザが指示を入力するためのキーボード2、文字が図形等を含んだ画面を表示するための液晶ディスプレイ3、音声を出力するためのスピーカ4を外部に露出するように内蔵している。
また、第2実施形態の情報処理装置1は、第1実施形態の情報処理装置1と同様に、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、HD(Hard Disk)ドライブ13、ROM(Read Only Memory)ドライブ14、第1のGPU15、第2のGPU16、及び音声コーデック17を備えていて、これらはチップセット19により相互に接続されている。
情報処理装置1のHDドライブ13は、アプリケーションプログラムを解析するための重み付け情報40を記憶している。重み付け情報40は、図7に示すように、描画処理を示す描画処理情報41に対して、2D処理に対する重み付けを示す2D係数情報42と、3D処理に対する重み付けを示す3D係数情報43と、動画処理に対する重み付けを示す動画係数情報44とがそれぞれ対応付けられた情報である。
描画処理とは例えば「丸を描く」、「四角を描く」等の処理であり、これらの描画処理は、「2D処理を多く行う」、「3D処理を多く行う」、「3D処理及び動画処理を多く行う」等の様々な特徴を有している。重み付け情報40は、このような各々の描画処理の特徴を示す情報である。
例えば図7によると、処理Aに対して2D係数「0」、3D係数「3.0」、動画係数「2.0」がそれぞれ対応付けられていて、処理Bに対して2D係数「2.0」、3D係数「0」、動画係数「3.0」がそれぞれ対応付けられているとともに、処理Cに対して2D係数「0」、3D係数「2.0」、動画係数「0」がそれぞれ対応付けられている。これは、処理Aを実行した場合に、3D処理の比重が最も重く、次に動画処理の比重が重いことを意味する。
情報処理装置1は、この重み付け情報40を用いて、アプリケーションプログラムにより実行される処理内容に基づいてGPUを選出して、このGPUを使用して描画処理を行う。情報処理装置1がこの描画制御処理を行う際の手順について、図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
まずCPU11は、アプリケーションプログラムが起動されたか否かを判断する(S201)。アプリケーションプログラムが起動されていない場合(S201のNo)は、CPU11はそのまま待機する。アプリケーションプログラムが起動された場合(S201のYes)は、CPU11は、HDドライブ13から対応表情報30を取得する(S203)。
CPU11は、ステップS201にて起動されたアプリケーションプログラムが対応表情報30のアプリケーション情報31に含まれているか否かを判断する(S205)。起動されたアプリケーションプログラムが対応表情報30に含まれていた場合(S205のYes)は、CPU11は、対応表情報30において、起動されたアプリケーションプログラムに対応付けられているGPU情報32を取得する(S207)。そしてCPU11は、ステップS207にて取得したGPU情報32が示すGPUを使用して、アプリケーションプログラムに含まれる描画処理を実行する(S209)。これにより、情報処理装置1にてアプリケーションプログラムが実行される際に、このアプリケーションプログラムに最も適したGPUが使用されて描画処理が行われる。
起動されたアプリケーションプログラムが対応表情報30に含まれていなかった場合(S205のNo)は、CPU11は、起動されたアプリケーションプログラムにより呼び出される各々の関数を取得する(S211)。すなわち、アプリケーションプログラムにおいて、図8に示すように、処理Aや処理B、処理C等の様々な処理を含んだ複数の関数が羅列されていて、CPU11は、これらの関数を取得する。
CPU11は、ステップS211にて取得した各々の関数により実行される処理を取得する(S213)。例えば図8によると、関数1は処理Aを含んでいて、関数2は処理Bを含んでいて、関数3は処理A及び処理Cを含んでいる。これは、アプリケーションプログラムにより関数1が呼び出されたときに処理Aが実行され、関数2が呼び出されたときに処理Bが実行され、また、関数3が呼び出されたときに処理A及び処理Cが実行されることを意味する。
CPU11は、ステップS213にて取得した各処理について、2D処理、3D処理、及び動画処理に対してそれぞれ重み付けをして各々の処理量を積算する(S215)。すなわちCPU11は、重み付け情報40からステップS113にて取得した各処理について、2D係数情報42、3D係数情報43、動画係数情報44を取得する。そしてCPU11は、これらの各処理の処理量に対して、2D係数情報42、3D係数情報43、動画係数情報44を用いて重み付けをして、2D処理の処理量、3D処理の処理量、動画処理の処理量をそれぞれ算出する。
例えば、アプリケーションプログラムにおいて処理Aが1回、処理Bが2回、処理Cが3回実行される場合は、2D処理の処理量は、処理Aの2D係数×1回+処理Bの2D係数×2回+処理Cの2D係数×3回=0×1+2.0×2+0×3=4となる。またこの場合の3D処理の処理量は、処理Aの3D係数×1回+処理Bの3D係数×2回+処理Cの3D係数×3回=3.0×1+0×2+2.0×3=9となる。またこの場合の動画処理の処理量は、処理Aの動画係数×1回+処理Bの動画係数×2回+処理Cの動画係数×3回=2.0×1+3.0×2+0×3=8となる。よって、処理Aが1回、処理Bが2回、処理Cが3回実行される場合は、3D処理の処理量が最も多いことになる。
CPU11は、ステップS215にて積算された2D処理の処理量、3D処理の処理量、動画処理の処理量のうち、2D処理の処理量が最も多いか否かを判断する(S217)。2D処理の処理量が最も多い場合(S217のYes)は、CPU11は、2D処理に優れた第1のGPU15を使用して描画処理を行う(S219)。
またCPU11は、ステップS217にて積算された2D処理の処理量、3D処理の処理量、動画処理の処理量のうち、3D処理の処理量が最も多いか否かを判断する(S221)。3D処理の処理量が最も多い場合(S221のYes)は、CPU11は、3D処理に優れた第1のGPU15を使用して描画処理を行う(S223)。
2D処理の処理量、3D処理の処理量のいずれも最も多くない場合、すなわち動画処理の処理量が最も多い場合(S221のNo)は、CPU11は、動画処理に優れた第2のGPU16を使用して描画処理を行う(S225)。
そしてCPU11は、ステップS201にて起動されたアプリケーションプログラムとステップS219、S221またはS223にて使用されたGPUとをそれぞれ対応付けて、対応表情報30としてHDドライブ13に記憶する(S227)。これにより、CPU11は、次回にこのアプリケーションプログラムを起動した際に、対応表情報30に基づいて、使用するGPUを選出することができる。
このようにして情報処理装置1は、特性の異なる複数のGPUを装備するとともに、アプリケーションプログラムを起動する際、対応表情報30によりアプリケーションプログラムに最も適したGPUが対応付けられていた場合は、このGPUを使用して描画処理を行い、そうでない場合は、アプリケーションプログラムにより実行される2D処理、3D処理、動画処理のそれぞれの処理量を算出して、最も処理量の多い処理に優れたGPUを使用して描画処理を行う。
第2実施形態の情報処理装置1によると、特性の異なるGPUを複数搭載するとともに、アプリケーションプログラムを解析して最も処理量の多い描画処理の種類を求めて、この描画処理の種類に基づいて描画処理を行うGPUを選出することにより、描画処理の種類に関わらずに高パフォーマンスかつ高画質な描画を行うことが可能となる。
なお、第1実施形態及び第2実施形態として、情報処理装置1が2D処理や3D処理に優れた第1のGPUと、動画処理に優れた第2のGPUを備えている例に着いて説明したが、これに限定されず、情報処理装置1が3つ以上の特性の異なるGPUを備えていても良い。
また、情報処理装置1の構成として、チップセット19にCPU11、第1のGPU15、第2のGPU16がそれぞれ接続されている構成について説明したが、図9に示すように、情報処理装置1Aが、チップセット19に第1のGPUを具備したCPU11A、第2のGPU16がそれぞれ装備されるように構成されていても良い。
本発明に係る情報処理装置1として、装置内部に発明を実施する機能が予め記録されている場合で説明をしたが、これに限らず、同様の機能をネットワークから装置にダウンロードしても良いし、同様の機能を記録媒体に記憶させたものを装置にインストールしてもよい。記録媒体としては、CD−ROM等プログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能な記録媒体であれば、その形態は何れの形態であっても構わない。
本発明に係る情報処理装置を示す斜視図。 本発明に係る情報処理装置を示すブロック図。 本発明に係る情報処理装置における描画制御処理を説明するための図。 対応表情報の一例を示すデータ構成図。 本発明に係る情報処理装置が描画制御処理を行う際の手順を示すフローチャート。 本発明に係る情報処理装置が描画制御処理を行う際の手順を示すフローチャート。 重み付け情報の一例を示すデータ構成図。 アプリケーションプログラムの構成の一例を示す図。 本発明に係る情報処理装置の別形態を示すブロック図。
符号の説明
1、1A…情報処理装置,2…キーボード,3…液晶ディスプレイ,4…スピーカ,11…CPU,11A…CPU+第1のGPU,12…RAM,13…HDドライブ,14…ROMドライブ,15…第1のGPU,15a…第1のビデオRAM,16…第2のGPU,16a…第2のビデオRAM,17…音声コーデック,19…チップセット,30…対応表情報,40…重み付け情報。

Claims (3)

  1. アプリケーションプログラムが実行された際、このアプリケーションプログラムにおいて実行される描画処理を全て抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された描画処理について、描画処理の種類ごとに処理量を算出して、処理量の最も多い描画処理の種類を判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定された処理量の最も多い描画処理の種類に基づいてGPUを選出して、このGPUに描画処理を行わせる描画制御手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. プリケーションプログラムが実行された際、この実行されたアプリケーションプログラムに対して前記描画制御手段により選出されたGPUを対応付けて記憶する記憶手段を備えたことを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  3. 前記描画処理の種類に、3次元グラフィック処理または動画処理が含まれることを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
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