JP4299047B2 - 航空コンテナ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、予め養生資材で養生したコンテナ室内に半導体製品等の精密機器を含む各種の航空貨物を積載し、フライト時は航空機の下部貨物室に搭載し、離発着時は空港施設内でドーリー等に搭載して輸送する航空コンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の航空コンテナは、たとえば図12に示すように、ベースのフォークエントリー1上にアルミボディのコンテナ部2を一体に組み付けてなり、特にコンテナ部2は、内部に航空貨物を積載するコンテナ室3を形成すべく、航空機の下部貨物室の形状に合わせて、変形箱型につくられている。そして、通常、コンテナ室3では、鉄骨柱2aや、ビス等の多数の突起物が内壁面から露出した簡易な構造になっている。
【0003】
一方で、航空コンテナは、フライト時は勿論、空港施設においてもドーリー等による輸送時に、振動による大きな衝撃を受けやすく、コンテナ室3内で鉄骨柱2aやビス等の突起物が衝突して積載貨物に損傷を与えるおそれがある。そのため、従来は、輸送時に受ける振動衝撃から、積載貨物を保護すべく、養生資材として廃材のダンボールを利用し、このダンボールをコンテナ室3の内壁面に内張りして養生している。
【0004】
また、従来は、図示省略するが、養生資材として、プラスチック製の比較的大型な専用外箱を用い、この専用外箱内に、貨物を梱包したダンボール製内箱を数個まとめて収納し、これによって製品を保護する養生構成にしたものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来、廃材のダンボールをコンテナ室3に内張りする養生構成では、使用後にダンボールを廃棄することによって大量なゴミが発生し、これでは、環境保全上、資源を有効に利用すべきとする社会的要請に反し、好ましくないという課題がある。しかも、養生のたびに、ダンボールをコンテナ室3に内張りするのでは、それだけ多くの手間と時間がかかるため極めて面倒であり、更には、作業者の熟練度によっては、養生精度にムラを生じ、航空貨物を確実に保護する保証がないという課題があった。
【0006】
他方、プラスチック製の専用外箱を用いる養生構成では、養生資材を繰り返し使用できる利点がある一方で、養生のたびに、いちいち専用外箱内に多数の内箱を積み替える作業を伴い、それだけ人的労力がかかり面倒である。しかも、内箱サイズのバラツキによっては、専用外箱内に収納ロスを発生して輸送効率が悪いという課題がある。更には、輸送を終えるたびに、専用外箱を返却する過程が余計に発生し、それだけ輸送コストが高くなるという課題もあった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、従来課題であった上述のような諸問題を解消し、養生作業を簡単にして全体の作業効率を上げ、専用外箱を用いないで輸送コストを低減すると共に、使用済みの養生資材をゴミとして廃棄する必要をなくして環境保全の要請にも十分適合する航空コンテナを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そのため、上記目的を達成すべく、請求項1に記載の発明は、たとえば以下に図面を用いて説明する実施の形態に示すとおり、航空貨物のコンテナ室12内を規定する金属製の各内壁面のうち天面13b側に複数の吊り金具a〜fを付設し、底面13a側に複数の掛止金具g〜jを付設したコンテナ本体Aと、前記コンテナ室12内の天面13bを除く各内壁面に合せてそれぞれ矩形の外形状をなし、両側縁に可撓性を有する接合用の袖片30aをもった複数のマット単体25〜29を用いて構成され、隣接するマット単体間を互いの袖片30aを重ね合せて面ファスナーmで剥離自在に接合して一体的に連設し、各種のマット単体を、対応する内壁面にそれぞれ面ファスナーmで剥離自在に接着する養生マット組立体Bと、前記コンテナ室12内の背面13c側にある前記吊り金具a・bと掛止金具g・h間に上下端部を掛け渡して張設した少なくとも一対のガイドロープ20と、使用時は、前記コンテナ室12内の積載貨物群を覆ってそれらが荷崩れしないように固縛する固縛シートCとを備え、その固縛シートCには、その不使用時に、天面13b側の前記吊り金具a〜fに掛け止めて固縛シートCを展開状態で吊持する複数のフック金具40〜47を付設してなり、当該フック金具の中に、前記固縛シートCで積載貨物群を固縛する使用時は、前記底面13a側の掛止金具g〜jに掛け止める掛け外し自在のフックと、前記固縛シートCが展開状態にある不使用時に、前記ガイドロープ20に係合させる掛け外し自在のフックとを含んでなることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の航空コンテナにおいて、たとえば以下に図面を用いて説明する実施の形態に示すとおり、前記マット単体は、それぞれ外装表面に導電性部材を被覆して導電部31を形成してなることを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の航空コンテナにおいて、たとえば以下に図面を用いて説明する実施の形態に示すとおり、前記養生マット組立体Bには、前記コンテナ室12の内壁形状に応じて屈曲する撓み可能な折曲部28c・29bを有するマット単体28・29を備えることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0012】
図1は、養生状態で航空貨物を積載した本発明の航空コンテナを、ドアを開けて示す斜視図、図2は、養生資材を内張りする前の状態において示す斜視図である。図示航空コンテナは、コンテナ本体Aと、コンテナ本体Aに装着する養生資材の養生マット組立体Bおよび固縛シートCを備えた構成になっている。
【0013】
コンテナ本体Aは、ベースのフォークエントリー10上に、アルミボディのコンテナ部11を一体に組み付けてなる。コンテナ部11は、航空貨物を積載するコンテナ室12を、航空機下部の貨物室形状に合わせて、略直方体状の本体収納空間13と、その片側空間のバンカー14とで形成し、全体に変形箱型につくられている。そして、コンテナ室12には、鉄骨柱15や、ビス等の多数の突起物が内壁面から露出している。バンカー14には棚16を横設し、本体収納空間13には、その底面13a上にすのこ17を敷設している。
【0014】
コンテナ本体Aのコンテナ部11には、コンテナ室12を規定する各内壁面のうち、本体収納空間13の天面13b側に複数の吊り金具a〜fを付設し、底面13a側に複数の掛止金具g〜jを付設している。吊り金具a〜fは、天面13bの両側縁に沿って、それぞれ開口18側から背面13cへ向けて間隔をあけて3個ずつ並設している。掛止金具g〜jは、底面13aの四隅にそれぞれ1個ずつ設けている。これら吊り金具および掛止金具は、図3に一部を示すが、それぞれ内壁面に突設した固定軸19にリング21を掛着したリング金具からなる。
【0015】
さらにコンテナ部11では、コンテナ室12奥側の背面13c寄りにあって、その片側(図中右側)の吊り金具aとその下方の掛止金具g間、並びに他側(左側)の吊り金具bとその下方の掛止金具h間に、それぞれガイドロープ20を掛け渡している。これら一対のガイドロープ20は、金属製ワイヤーをビニールでコーティングしたロープ材の上下端部に、掛け外し自在のフック金具22を連結してなる。図示例のフック金具22は、J型のフック本体22aに外れ止めラッチ22bを付設した掛け外し自在型のフックである。そして、上下のフック金具22・22を、吊り金具a・bと掛止金具g・hの各リング21に掛けて、ガイドロープ20をコンテナ室12の背面13c側で垂直に張設している。
【0016】
一方、養生マット組立体Bは、コンテナ室12の天面13bを除く各内壁面の形状や大きさに合わせて、各々外形が矩形盤状をなす複数のマット単体を備えてユニット化してなる。すなわち、コンテナ室12における本体収納空間13の内壁面に対応する、例えば図4に示すような側面用マット25と、背面用マット26と、底面用マット27を備えると共に、バンカー14の内壁面に対応する、図5に示すような側面用マット28および棚面用マット29を備え、合計5体のマット単体からなる。
【0017】
これらマット単体は、それぞれ樹脂製の、例えば発泡ポリエチレンからなる矩形な肉厚ボードを、同じく樹脂製の、例えばポリエチレンスタラートからなる基布30で包んで盤状のマット本体部を形成し、そのマット本体部の両側縁に基布30の一部を延設しで接合用の袖片30aを形成している。基布30には、表面に、導電性部材、例えばカーボンを付着して網目状の導電部31を形成し、静電気除去機能および帯電防止機能をもたせている。
【0018】
また、バンカー対応の側面用マット28は、バンカー側面の立体的形状に合わせて、本体マット28aと両側の袖部マット28bの3体を基布30で接続して一体化すると共に、隣接するマット間に撓み可能な折曲部28cを設けて縫製してなる。棚面用マット29は、棚16周りの空間形状に合わせて、一対のマット本体29a・29aを基布30で接続して一体化すると共に、両マット本体間に撓み可能な折曲部29bを設けて縫製してなる。
【0019】
これらマット単体のうち、本体収納空間13の内壁面に対応するマット単体には、マット本体部および袖片30aの裏面に、それぞれ帯状の面ファスナーmが貼設されている。面ファスナーmとしては、例えば共に無数の微小な鉤状フックを有するオス側テープと、ループを有するメス側テープとを貼り合せて剥離自在に止着させて使用する、所謂マジックテープ(登録商標)を用いる。そして、斯かるマット本体部(底面用マット27を除く)と袖片30aの裏面には、それぞれ面ファスナーmの、例えばメス側テープが貼設されている。一方、コンテナ室12の各内壁面には、図示しないが、面ファスナーmの、例えばオス側テープがマット単体側のメス側テープと直交する横方向に、予め貼設されている。
【0020】
そこで、養生マット組立体Bは、すのこ17の上に、図6に示すように底面用マット27を載置する。その他のマット単体は、個々に対応する内壁面に対し面ファスナーmで接着し、天面13bを除く各内壁面の全体に内張りして養生する。このとき、隣接するマット単体間は、互いの袖片30aを重ね合せて面ファスナーmで接合して一体的に連設する。マット単体の間に、図7(A)に示すように鉄骨柱15のある接合箇所では、鉄骨柱15を間に挟んでマット単体を隣接させ、互いの袖片30aを重ね合せて、全体に面一に接合して養生する。そして、図7(B)に示すように鉄骨柱15が内壁面から出っ張る状態を解消する。
【0021】
なお、バンカー14では、その側面の立体形状に合わせて、側面用マット28を折曲部28cでコ形状に折り曲げて内張りする。バンカー14の棚16には、図6に示すように棚面用マット29を使用し、棚の段部形状に合わせて、折曲部29bでL板形状に折り曲げて内張りする。こうして天面13bを除いて、コンテナ室12の内壁面全体を、養生マット組立体Bで内張りして養生する。
【0022】
他方、固縛シートCは、図8に示すように、例えば軟質ポリ塩化ビニールを含む樹脂製で、コンテナ室12の底面形状に合わせた略矩形のカバー部35aと、その片側に有する耳部35bとからなり、カバー部35a上に、例えばポリエステルからなるメッシュ状の補強シート片36を重ねて縫製してなる。補強シート片36は、表面を、例えばアクリル系樹脂材でコーティングしてある。そして、固縛シートCには、カバー部35aの周りに間隔をあけて複数のフック金具40〜47が付設されている。
【0023】
フック金具40〜47としては、いずれもJ型のフック本体22aに外れ止めラッチ22bを付設した掛け外し自在型のフックを使用している。そして、これらフック金具のうち、符号40〜45で示すフック金具は、基端側を補強シート片36上に縫い付けた、例えば布製の帯状紐49の先端に連結している。一方、耳部35b寄りにあるフック金具46・47は、基端側を補強シート片36のやや奥寄りで縫い付けた、例えばゴム製帯状紐50の先端に連結している。なお、フック金具44・45を連結した帯状紐49は、比較的長尺な紐材で、タイダウン51を用いて長さ調節可能になっている。
【0024】
そこで、斯かる固縛シートCは、不使用時は、その後側のフック金具40・41を、図9で一部を示すように奥側の吊り金具a・bに掛け止める一方、両側のフック金具42・43、46・47を、図10で一部を示すように側縁の吊り金具c・d、e・fにそれぞれ引っ掛けて、図11に示すように展開状態で張設している。なお、手前側のフック金具44・45も、吊り金具e・fに引っ掛けていてもよい。また、固縛シートCの前側は、垂れ下がらないように、後側に折り返して畳んだ固縛待機状態にしてある。
【0025】
さて、上述した構成の航空コンテナにおいて、航空貨物、例えばダンボール箱内に梱包した半導体製品を、コンテナ室12内に積載して輸送する場合は、まず固縛シートCの後側フック金具40・41を、奥側の吊り金具a・bから外し、図3に示すようにガイドロープ20に係合させる。そして、コンテナ室12内に航空貨物を積載する。貨物の積載後は、固縛シートCの両側フック金具42・43、46・47も側縁側吊り金具c・d、e・fから外す。すると、ガイドロープ20の案内で固縛シートCが下降し、自動的に航空貨物の積載貨物群に被さる。
【0026】
しかる後、固縛シートCの前側フック金具44・45を、底面13aにおける手前側の掛止金具i・jに掛け止めて、固縛シートCで航空貨物群を荷崩れしないように動きを拘束して固縛する。このとき、固縛シートCの耳部35bは、バンカー14の棚16上に積載した航空貨物群と、カバー部35aで覆った航空貨物群の間に差し込み、両貨物群が直接干渉し合って毀損しないように耳部35aで保護する。
【0027】
こうして航空貨物を、図1に示すように、養生マット組立体Bで養生したコンテナ室12に積載すると共に、固縛シートCで航空貨物群を荷崩れしないように固縛する。これにより、後のフライト時は勿論、空港施設でドーリー等によって輸送する時に、例え振動による大きな衝撃を受けることがあっても、コンテナ室12内で鉄骨柱15やビス等の突起物が衝突して積載貨物に損傷を与えることがなく、輸送時に受ける振動衝撃から積載貨物を確実に保護する。しかも、積載貨物が半導体製品のような電子電気機器であっても、帯電防止シートによる養生マット組立体Bと固縛シートCで静電気の発生を防止し、積載貨物に電気的悪影響を与えないように保護する。
【0028】
さて、その後も、コンテナ室12に付設した養生マット組立体Bや固縛シートCは、廃棄することなく、そのまま繰り返し使用する。そして、仮に養生用のマット単体が毀損した場合など、交換や修復する必要がある場合には、適宜マット単体を、面ファスナーmを介して内壁面から剥離して新しいものと取り替えることができる。
【0029】
【発明の効果】
上述のように構成した本発明によれば、次のような効果が得られる。
【0030】
請求項1に記載の発明によれば、(1)廃材のダンボールような使い捨ての養生資材を一切使用せず、コンテナ室に付設した養生マット組立体や固縛シートは、廃棄することなく、そのまま繰り返し使用することができ、その結果、養生資材の大量なゴミを発生させず、資源の有効利用を実現して環境保全の要請に十分応えることができる。(2)しかも、養生作業を手間なく簡単にして全体の作業効率を格段に向上させることができる。(3)更には、作業者の熟練度によって養生精度にムラを生じることがなく、航空貨物が輸送中に、たとえ振動や衝撃を受けても損傷を受けることがなく、初期品質を担保するなど確実に保護することができる。
【0031】
加えて、請求項1に記載の発明によれば、従来のように専用外箱内に多数の内箱を、いちいち積み替える作業を発生させることもなく、それだけ人的労力を少なくし、また、輸送を終えるたびに専用外箱を返却する余計な輸送工程を発生させることもなく、その結果、輸送コストを著しく低減することができる。
【0032】
請求項2に記載の発明によれば、加えて、積載貨物が半導体製品のような精密な電子電気機器等であっても、帯電防止機能を有する養生マット組立体で静電気の発生を防止し、積載貨物に対し電気的な悪影響を与えないように品質を担保して確実に養生することができる。
【0033】
請求項3に記載の発明によれば、加えて、コンテナ室内のバンカーような変形な箇所であっても、その内壁形状に応じて折曲部で折り曲げてマット単体で内壁面を内張りし、これによって内壁形状に柔軟に適合させて確実に内壁面を養生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 養生状態で航空貨物を積載した本発明の航空コンテナを、ドアを開けて示す斜視図である。
【図2】 この航空コンテナを、養生資材でコンテナ室を内張りする前の状態において示す斜視図である。
【図3】 ガイドロープの掛け渡し状態を示す斜視図である。
【図4】 養生マット組立体に備える本体収納空間用のマット単体を示す斜視図である。
【図5】 養生マット組立体に備えるバンカー用のマット単体を示す斜視図である。
【図6】 航空コンテナを、コンテナ室の内壁面を養生マット組立体で養生した状態において示す斜視図である。
【図7】 隣接するマット単体の接合状態を説明する説明斜視図である。
【図8】 固縛シートの構造を説明する説明斜視図である。
【図9】 展開状態にある固縛シートの後側を示す斜視図である。
【図10】 展開状態の固縛シートの側部側を示す斜視図である。
【図11】 航空コンテナを、固縛シートによる航空貨物群の固縛前の状態において示す斜視図である。
【図12】 従来の航空コンテナを、航空貨物積載前の状態において示す斜視図である。
【符号の説明】
A コンテナ本体
B 養生マット組立体
C 固縛シート
a〜f 吊り金具
g〜j 掛止金具
m 面ファスナー
12 コンテナ室
13a 底面
13b 天面
13c 背面
20 ガイドロープ
25〜29 マット単体
28c・29b 折曲部
30a 袖片
31 導電部
40〜47 フック金具
Claims (3)
- 航空貨物のコンテナ室内を規定する金属製の各内壁面のうち天面側に複数の吊り金具を付設し、底面側に複数の掛止金具を付設したコンテナ本体と、
前記コンテナ室内の天面を除く各内壁面に合せてそれぞれ矩形の外形状をなし、両側縁に可撓性を有する接合用の袖片をもった複数のマット単体を用いて構成され、隣接するマット単体間を互いの袖片を重ね合せて面ファスナーで剥離自在に接合して一体的に連設し、各種のマット単体を、対応する内壁面にそれぞれ面ファスナーで剥離自在に接着する養生マット組立体と、
前記コンテナ室内の背面側にある前記吊り金具と掛止金具間に上下端部を掛け渡して張設した少なくとも一対のガイドロープと、
使用時は、前記コンテナ室内の積載貨物群を覆ってそれらが荷崩れしないように固縛する固縛シートとを備え、
その固縛シートには、その不使用時に、天面側の前記吊り金具に掛け止めて固縛シートを展開状態で吊持する複数のフック金具を付設してなり、
当該フック金具の中には、前記固縛シートで積載貨物群を固縛する使用時は、前記底面側の掛止金具に掛け止める掛け外し自在のフックと、前記固縛シートが展開状態にある不使用時に、前記ガイドロープに係合させる掛け外し自在のフックとを含んでなることを特徴とする、航空コンテナ。 - 前記マット単体は、それぞれ外装表面に導電性部材を被覆して導電部を形成してなることを特徴とする、請求項1に記載の航空コンテナ。
- 前記養生マット組立体には、前記コンテナ室の内壁形状に応じて屈曲する撓み可能な折曲部を有するマット単体を備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載の航空コンテナ。
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