JP4297200B2 - トロンボプラスチン試薬のfvii感受性の増大方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱処理によってトロンボプラスチン試薬のFVII感受性を増大させる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
患者血液中における凝固因子の欠損をスクリーニングする試験としてQuickのトロンボプラスチン時間(PT)が使用されている。PTはまた、経口抗凝固剤による治療のモニターにも用いられる。正常血液ドナーの好ましいPTは10〜14秒である。VII因子欠損血漿の好ましいPTは60秒以上でなければならない。したがって、FVII感受性はFVII欠損血漿の凝固時間と正常血液ドナーの凝固時間の比として定義される。
【0003】
本発明は、正常血漿に対するPTを有意に変動させることなく、VII因子欠損血漿に対するPTを増大させることによってトロンボプラスチン試薬のVII因子感受性を増大させる方法を記述する。
【0004】
活性なトロンボプラスチンは血漿中で凝固を誘導し、脂質成分とタンパク質成分から構成される。蛋白質すなわち組織因子は膜に結合し、多くの様々な組織に見出される。蛋白質と脂質の間の結合は疎水性相互作用に基づきCa2+−非依存性である。蛋白質残基は分子量43〜53kDaを有する糖蛋白質からなる。組織因子の1分子はFVIIまたはFVIIaの1分子に結合することができる。FVII/FVIIaの組織因子への結合はCa2+−依存性である。脂質、組織因子およびFVIIaからなる複合体はFXを切断してFXaを形成し、それによって最終的に活性化プロトロンビンによる血液凝固を誘発する。
【0005】
トロンボプラスチン試薬の添加後10〜14秒での血漿中における凝固の開始は、凝固系が無傷であることを指示する。凝固時間の増大は、ある障害を示す。障害は1種または2種以上の凝固因子の濃度が低すぎる結果として起こる。様々な起源のトロンボプラスチン試薬は、特定の因子の欠損を指示するそれらの感受性において異なることが多い。これは、測定すべき因子の少量が試薬中に持ち込まれることによる場合がある。少量の蛋白質を特異的に除去する一般的な方法は特に免疫吸着または、ビタミンK依存性凝固因子たとえばFII、VII、IXおよびXの場合には、硫酸バリウム吸着(WO 90/05740)である。ヒト起源の試薬の場合には、不適当なのはFVIIに関する感受性のみであることが多い。
【0006】
プロテアーゼ、すなわちVIIa、IXa、Xa、XIaおよびXIIa因子ならびに血漿カリクレインおよびトロンビンは、凝固カスケードの必須因子である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
以前に報告されている方法の欠点は、第一に、FVIIが組織因子に結合し、そのためこのような吸着法により達成される組織因子の収率は低下することであり、第二に、いずれの方法も、かなりの装置の導入と時間を、特に生産規模で要求することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明においては驚くべきことに、特定の条件下に、試薬の残留FVIIa活性を選択的に阻害することが可能であり、したがって組織因子または凝固カスケードの他の因子を障害することなく単純な様式で所望の結果に到達できることが証明された。FVII感受性と命名された、FVII欠損血漿の凝固時間と正常血漿の凝固時間の比は、好ましくは>4であり、特に好ましくは>6であり、特に極めて好ましくは>10である。
【0009】
VII因子は、プロテアーゼ活性を有し、他の凝固因子IXa、Xa、XIa、XIIa、血漿カリクレインおよびトロンビンと同様に、セリンプロテアーゼ群に属する。これらの凝固因子に共通の他の特徴は、それらが最初は酵素前駆体の形態で存在し、それらがプロテアーゼ活性を発現するためには蛋白結合が切断されなければならないことである。
【0010】
少なくともこれらの酵素前駆体の活性型たとえばトロンビンを阻害する多数のプロテアーゼ阻害剤が、これまで報告されている(W.B.Lawsonら, 1982, Folia Haematol. Leipzig 109 (1982) 1, pp.52-60)。それらにはスルホニルフルオリド、たとえばフェニルメチルスルホニルフルオリド(PMSF)、p−アミノエチルベンゼンスルホニルフルオリド(AEBSF)および4−アミノフェニルメタンスルホニルフルオリド(p-APMSF)、有機フルオロホスフェートたとえばジイソプロピルフルオロホスフェート(DFP)、クロロメチルケトンならびにペプチドたとえばロイペプチンまたはセルピンファミリーのタンパク質たとえばC1インヒビター、アンチトロンビンIIIおよびアプロチニンが包含される。
【0011】
プロテアーゼ阻害剤はPTにおいて、それらが持ち込まれたFVIIまたはFVIIa因子の阻害に加え、測定すべきサンプル中の凝固因子IXa、Xa、XIa、XIIa、血漿カリクレインおよびトロンビンを阻害する欠点を有する。これに基づいて、それらは凝固時間を延長し、病理的数値の誤った結果を与えることになる。したがって、これらの阻害剤はPT試薬中における使用に適当ではない。しかしながら、驚くべきことに特定の条件下には、サンプルの凝固時間を延長することなくこれらの阻害剤を使用することが可能であり、しかもその試薬のFVII感受性は改良されることが見出された。
【0012】
蛋白質の酵素活性を阻害する他の選択には、その蛋白質の活性中心を阻害する特異的抗体を調製する方法がある。凝固因子VIIに対しては多様な抗体を得ることが可能であり、これにはたとえばFVII/FVIIaの酵素活性を阻害する少なくとも1種のポリクローナル抗体が包含される。PT試薬に単純に抗体を添加するのでは、抗体はサンプルのFVII/FVIIaも阻害するので不利である。本発明においては驚くべきことに、添加する抗−FVII抗体のある濃度範囲では、正常血漿の凝固時間は延長されないが、FVII欠損血漿の凝固時間は著しく延長され、試薬のFVII感受性は実質的に増大することが証明された。
【0013】
セリンプロテアーゼが酸化的に阻害できることも以前に報告されている(S.E.Lindら, 1993, Blood 82, 5, 1522-1531)。この方法には、サンプル中の凝固カスケードのセリンプロテアーゼが阻害されるという欠点に加えて、リン脂質内の脂肪酸も酸化されるという欠点がある(Dasgupta, A.ら, Life Science, 1992, 50, 875-882)。この場合に産生する酸化生成物も同様にPTを阻害する(T.W. Barrowcliffeら, 1975, Thrombos. Diathes. Haemorrh. 33, 271)。
【0014】
しかしながら驚くべきことに、その酸化過程は、望ましくない副反応を無視できるように、すなわち正常血漿の凝固時間は延長しないが、試薬のFVII感受性は改良されるように制御することができる。適当な酸化剤は次亜塩素酸塩、過酸化水素、過マンガン酸塩および二酸化マンガンである。多くの抗酸化剤、たとえばアスコルビン酸、チオール類たとえばグルタチオン、アセチルシステイン、ジチオエリトレトール、ならびにトコフェロールおよびトコフェロール誘導体たとえばジ tert−ブチル−p−ヒドロキシアニソール(BHA)、ジ tert−ブチル−p−クレゾール(BHT)、トロロックスおよびプロピルガレートは、金属イオンの存在下に酸化作用を発揮することができる。酸化を触媒する金属イオンには、特に鉄、銅および亜鉛が包含される。金属により触媒される酸化は特に残留FVII/FVIIa活性の阻害に適している。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の方法では組織抽出物を選択的に熱処理する簡単な方法が使用される。本発明は特定の反応機構によって限定されるものではないが、この方法の効果は特異的な熱処理が残留FVII/FVIIa活性を除去することに基づいて説明できるものと考えられる。熱処理は短時間、高温で行うのが有利である。
【0016】
+40〜60℃の低温では、FVII活性の不活性化は多くの因子、特に使用される容器および用いられる溶液の大きさおよび熱伝導度に依存し、その一部は制御できない。加熱時間も極めて広範に変動できる。加熱温度は+65〜+160℃、好ましくは+80〜+140℃、特に好ましくは+90〜+120℃である。
【0017】
供給される液体が関連加熱温度まで可能な限り短時間で加熱され、ついで同様に短時間で再び冷却されるように、加熱を行う装置には、加熱メジウムとの少なくとも1個の連結部および冷却メジウムとの少なくとも1個の連結部が適当に装着される。この装置は3つの領域または部分、すなわち試薬を要求される温度に加熱する加熱部、試薬をこの温度に特定の時間保持する保持部、および試薬を再び低温に冷却する冷却部から構成されるのが有利である。
【0018】
熱トランスファー装置の構造は、溶液の加熱温度と加熱メジウムの温度の差を可能な限り小さくするようにしなければならない。その結果、生成物と接触する壁部に生じる低すぎる温度に対し可能な最大限の範囲が生成物に許容される。
【0019】
ウイルスの不活性化についてEP-A 0 571 771号に記載されている短時間の連続的加熱方法が特に好ましい。
【0020】
加熱および/または冷却時間はそれぞれ30秒以内でなければならない。しかしながら、5秒未満とすることが好ましい。保持時間は0.1〜30秒とすることができるが、好ましくは0.5〜20秒である。
【0021】
本発明をヒト胎盤抽出物の例に限定するものではないが、以下の実施例によりBehringwerke AG 組織トロンボプラスチン含有のQuick試薬(Thromborel S, 製品番号:OUHP)を用いた場合、残留FVII/FVIIa活性の加熱による不活性化が証明される。防腐剤、抗酸化剤、炭水化物、蛋白質およびアミノ酸ならびにそれらの組み合わせを安定剤として試薬に加えることが有利である。個々の物質群では、以下の化合物が特に適している。
防腐剤:メルガル、ナトリウムアジドフェノール、アンホテリシン、ゲンタマイシン、ピペラシリンおよびシプロフロキサシン;
抗酸化剤:ジ tert−ブチル−p−ヒドロキシアニソール(BHA)、ジ tert−ブチル−p−クレゾール(BHT)、スペルミン、プロピルガレート、トコフェロール、トロロックス、ジチオエリトレトールおよびグルタチオン;
炭水化物:トレハロース、スクロース、タイロース、マンニトール、キサンタンガム、フィタゲル、カラゲナンおよびポリエチレングリコール;
蛋白質:ラクトグロブリン、リポプロテインおよびアルブミン、たとえば血清アルブミン、ラクトアルブミンおよびオバルブミン;
アミノ酸:アセチルシステイン、アセチルメチオニン、グリシン、リジン、ヒスチジンおよびセリン。
【0022】
【実施例】
以下の実施例は本発明をさらに明瞭にするものである。
【0023】
実施例1
工程a)
1.25mlの安定化溶液を Thromborel S のバルクウエアに添加し、全容を10mlとした。1mlの Thromborel(7℃)を各場合1.5mlの反応管に加え、これをついで水浴中56℃で様々な時間インキュベートし、ついで氷上で冷却した。
工程b)
Quickのトロンボプラスチン時間(PT)はついで、Schnitger & Gross を用いて以下のように測定した。
−試薬および反応管を37℃に加熱する;
−反応管に100μlの正常血漿NまたはFVII欠損血漿を導入する;
−断熱装置内で1分間インキュベートする;
−トロンボプラスチン200μlを加え、同時に測定操作を開始する;
反応管を短時間振盪し、Schnitger & Gross の測定位置に置き、停止限界まで電極ホルダーを挿入する;
−凝固時間を読み取る。
読み取った凝固時間を表1に掲げる。
【0024】
【表1】
【0025】
実施例2
滞留時間2.05秒を用い Thromborel S バルクウエアを60〜80℃の温度に加熱する(表2参照)。
凝固時間を実施例1の工程b)に記載のようにして測定した。
【0026】
【表2】
【0027】
実施例3
滞留時間0.5〜2.05秒を用い Thromborel S バルクウエアを75〜95℃の温度に加熱した(表3)。凝固時間を実施例1の工程b)のようにして測定した。
【0028】
【表3】
【0029】
実施例4
実施例1a)〜1b)に記載の方法によって調製した Thromborel S を滞留時間2〜16秒を用い、それぞれ65℃および75℃の温度に加熱した(表4参照)。凝固時間を実施例1の工程b)に記載のようにして測定した。
【0030】
【表4】
【0031】
実施例5
実施例1a)〜1b)に記載の方法によって調製した Thromborel S を滞留時間3〜18秒を用い、95℃の温度に加熱した(表5参照)。凝固時間を実施例1の工程b)に記載のようにして測定した。
【0032】
【表5】
【0033】
実施例6
滞留時間0.5〜1.5秒を用い Thromborel S バルクウエアを温度120℃に加熱した。凝固時間はPT秒 Thromborel S 法を用い、Behring Coagulation Timer で測定した。
【0034】
【表6】
【0035】
実施例7
滞留時間3秒を用いて Thromborel S バルクウエアを85℃の温度に加熱した。様々なサンプルを用い、市販品を入手できる Thromborel S と加熱 Thromborel(TB-190)を比較した。
凝固時間は実施例1の工程b)に記載のようにして測定した。
サンプル:
PT−100:標準ヒト血漿 バッチ記号:502556(st.の98%)
Ctrl.P:対照血漿P バッチ記号:512628
MAC I:マークマ−ル血漿I バッチ記号:951201
MAC II:マークマール血漿II バッチ記号:951202
PATH I:疾病血漿I バッチ記号:502883
PATH II:疾病血漿II バッチ記号:502973
FVII:FVII欠損血漿 バッチ記号:500756
1IU/ml Hep:1IU/mlヘパリン補充標準ヒト血漿
MAC-02およびMAC-03:経口抗凝固剤処置患者からの血漿プール
50%FVIIおよび2%FVII:FVII欠損血漿の標準ヒト血漿による希釈
PT16.75:生理食塩溶液中16.75%に希釈した標準ヒト血漿
st.%:標準の%(以下の関係式を用いて推定):
【数1】
ISI:国際感受性指数
PR:PT(Marcumar plasma)/PT(standard human plasma)
ISIk:検量試薬のISI
ISIX:非検量試薬のISI
【数2】
【0036】
【表7】
【0037】
実施例8
a) Thromborel S バルクウエアを短時間加熱し(温度95℃、滞留時間0.5秒)ついでアリコートを様々なプロテアーゼ阻害剤で処置した(表8)。サンプルを一夜インキュベートしたのち、安定剤を加えた。対照は阻害剤を含んでいない。
b) ついでQuickのトロンボプラスチン時間(PT)を、Schnitger & Gross を用いて以下のように測定した。
−試薬および反応管を37℃に加熱する;
−反応管に100μlの血漿を導入する;
−断熱装置内で1分間インキュベートする;
−トロンボプラスチン200μlを加え、同時に測定操作を開始する;
−反応管を短時間振盪し、Schnitger & Gross の測定位置に置き、停止限界まで電極ホルダーを挿入する;
−凝固時間を読み取る。
読み取った凝固時間を表8に掲げる。
サンプルとしては、ほぼ100%の血液凝固活性を有する標準ヒト血漿(Behring Diagnostics)、標準ヒト血漿の生理食塩溶液中1:4希釈(25%)(StHPl)およびFVII欠損血漿(FVII−MP,Behring Diagnostics)を使用した。延長(spread)は、StHPlの希釈液およびStHPlの凝固時間の比から計算し、FVII感受性はFVII−MPとSTHPLについての凝固時間の比から計算した。
【0038】
【表8】
【0039】
実施例9
実施例8a)による Thromborel S バルクウエアに安定剤を加え、そのバルクウエアを温度85℃、滞留時間3秒を用いて短時間加熱し、一部のアリコートにはプロテアーゼ阻害剤、ジイソプロピルフルオロホスフェート(DFP)を様々な濃度で加えた。対照は阻害剤を含んでいない。
凝固時間は Behring Coagulation Timer(PT秒、Thromborel S)を用い測定した。サンプルとしては標準ヒト血漿、対照血漿 Patho II(Behringwerke AG)およびFVII欠損血漿を使用した。
延長は Patho II およびStHPlの凝固時間の比から計算し、FVII感受性はFVII−MPとSTHPLについての凝固時間の比から計算した。
【0040】
【表9】
【0041】
実施例10
抗−FVII抗体の調製
FVII免疫抗原はヒト血漿から単離した。水酸化アルミニウムに吸着させたのち結合した蛋白質を0.3Mリン酸ナトリウム、pH7.4で溶出した。16%エタノールで沈殿させたのち、上清を再び25%エタノールで沈殿させ、沈降物をさらにAEセルロースを用いて精製した。吸着した蛋白質を3%クエン酸ナトリウム、0.15M塩化ナトリウムおよび0.09%EDTAを含有する溶液、pH8.0で溶出した。さらにPVC電気泳動および Sephadex-G 100 を用いるカラムクロマトグラフィーによって精製したのち、純粋なFVIIを免疫処置に使用した。
ヒツジを標準方法によって免疫処置し、抗−FVII抗体をその血清から単離した。
実施例8a)による Thromborel S バルクウエアを滞留時間3秒を用い85℃の温度に短時間加熱し、さらに上述のポリクローナル抗体を様々な濃度で加えた。
凝固時間は Behring Coagulation Timer(PT秒、Thromborel S)を用いて測定した。サンプルとしては、標準ヒト血漿、対照血漿 Patho II およびFVII欠損血漿を使用した。延長は Patho II およびStHPlの凝固時間の比から計算し、FVII感受性はFVII−MPとSTHPLについての凝固時間の比から計算した。
【0042】
【表10】
【0043】
実施例11
実施例8a)による Thromborel S バルクウエアを滞留時間3秒を用い85℃に短時間加熱し、さらにアスコルビン酸、アスコルビン酸と鉄およびアスコルビン酸と銅でも処理した。1〜6時間インキュベートしたのち、安定剤を加えた。
凝固時間は実施例8b)に記載したように測定した。
サンプルとしては、標準ヒト血漿、対照血漿 Patho II およびFVII欠損血漿を使用した。試薬を4℃および37℃で保存し、7および14日後に凝固時価の測定を反復した。延長は Patho II およびStHPlの凝固時間の比から計算し、FVII感受性はFVII−MPとSTHPLについての凝固時間の比から計算した。
【0044】
【表11】
【0045】
実施例12
実施例8a)に従って調製した Thromborel S バルクウエア滞留時間0.75秒を用い120℃に短時間加熱し、ついで0.16mM炭酸ナトリウムでpHを7.5に調整した。ついで様々な濃度のH2O2を加えて、混合物を37℃で90分間インキュベートした。この溶液に安定剤および6mMアセチルシステインを加えた。pH値を6.5に調整し、凝固時間を実施例8b)に従って測定した。
サンプルとしては、標準ヒト血漿、対照血漿およびFVII欠損血漿を使用した。FVII感受性はFVII−MPとSTHPLについての凝固時間の比から計算した。
【0046】
【表12】
【0047】
実施例13
実施例8a)に従って調製した Thromborel S バルクウエアを滞留時間0.75秒を用い120℃に短時間加熱し、ついで0.16mM炭酸ナトリウムでpHを7.5に調整した。ついで様々な濃度のクロラミンTを加えて、混合物を37℃で90分間インキュベートした。溶液に安定剤および6mMアセチルシステインを加えた。pH値を6.5に調整して、凝固時間を Behring Coagulation Timer(PT秒, Thromborel S)を用いて測定した。
サンプルとしては、標準ヒト血漿、対照血漿 Patho II およびFVII欠損血漿を使用した。延長は Patho II およびStHPlの凝固時間の比から計算し、FVII感受性はFVII−MPおよびSTHPLについての凝固時間の比から計算した。
【0048】
【表13】
Claims (21)
- トロンボプラスチン試薬のFVII感受性を増大させる方法において、該試薬の溶液を65℃〜160℃に30秒未満で加熱し、ついでこの温度を0.1〜30秒間保持し、ついで30秒未満で再び冷却することにより、その試薬中の残留FVII/FVIIa活性を選択的に阻害することからなる方法。
- ヒト起源の組織トロンボプラスチンの溶液を加熱する請求項1記載の方法。
- 組み換え組織トロンボプラスチンの溶液を加熱する請求項1記載の方法。
- 組織トロンボプラスチンの生物学的に活性な変異体を使用する請求項1記載の方法。
- 加熱は間接的に加熱する熱トランスファー装置において連続的に短時間実施する請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
- プロテアーゼ阻害剤を、正常血漿の凝固時間は延長されないが、FVII欠損血漿の凝固時間は延長される濃度範囲でトロンボプラスチン試薬に添加する請求項1記載の方法。
- 抗FVII抗体を、正常血漿の凝固時間は延長されないが、FVII欠損血漿の凝固時間は延長される濃度範囲でトロンボプラスチン試薬に添加する請求項1記載の方法。
- 酸化剤を、正常血漿の凝固時間は延長されないが、FVII欠損血漿の凝固時間は延長される濃度範囲でトロンボプラスチン試薬に添加する請求項1記載の方法。
- 酸化は金属の存在下に行われる請求項8記載の方法。
- ヒト起源の組織トロンボプラスチンの溶液をトロンボプラスチン試薬として使用する請求項6〜9のいずれかに記載の方法。
- 組み換え組織トロンボプラスチンの溶液を使用する請求項6〜10のいずれかに記載の方法。
- 組織トロンボプラスチンの生物学的に活性な変異体の溶液を使用する請求項6〜11のいずれかに記載の方法。
- フェニルメチルスルホニルフルオリド(PMSF)、p−アミノエチルベンゼンスルホニルフルオリド(AEBSF)、4−アミノフェニルメタンスルホニルフルオリド(p-APMSF)または有機フルオロホスフェートたとえばジイソプロピルフルオロホスフェート(DFP)、またはこれらの阻害剤の組み合わせをプロテアーゼ阻害剤として使用する請求項6記載の方法。
- ポリクローナル抗−FVII抗体を抗体として使用する請求項7記載の方法。
- クロラミンT、過酸化水素、アスコルビン酸、またはそれらの組み合わせを酸化剤として使用する請求項8記載の方法。
- 金属鉄、銅もしくは亜鉛、またはそれらの組み合わせの存在下に酸化を行う請求項9記載の方法。
- プロテアーゼ阻害剤として、4−アミノフェニルメタンスルホニルフルオリドを、0.01〜0.5mMの濃度でトロンボプラスチン試薬に添加する、請求項6記載の方法。
- プロテアーゼ阻害剤として、フェニルメチルスルホニルフルオリドを、1.5mMの濃度でトロンボプラスチン試薬に添加する、請求項6記載の方法。
- プロテアーゼ阻害剤として、ジイソプロピルフルオロホスフェートを、0.1〜1mMの濃度でトロンボプラスチン試薬に添加する、請求項6記載の方法。
- 酸化剤として、過酸化水素を0.00003%〜0.03%の濃度でトロンボプラスチン試薬に添加する、請求項8記載の方法。
- 酸化剤として、クロラミンTを、0.001〜0.01mMの濃度でトロンボプラスチン試薬に添加する、請求項8記載の方法。
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