JP4295939B2 - コンタクトレンズ用液剤 - Google Patents

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Description

本発明は、コンタクトレンズ用液剤に関する。さらに詳しくは、たとえばコンタクトレンズの洗浄、保存、殺菌消毒、すすぎなどに好適に使用し得るコンタクトレンズ用液剤に関する。
コンタクトレンズは、涙液に由来する蛋白質や眼脂などの汚れが付着し得るので、洗浄処理を行なうことが必要である。また、保存中のコンタクトレンズに対する細菌などの微生物やカビなどによる汚染を防ぐために、眼から外したコンタクトレンズに対して消毒処理を施し、さらに、つぎに装用するまでの間、コンタクトレンズを適当な溶液中に保存することが必要となる。そのようなコンタクトレンズに対する洗浄、消毒、保存などの処理は、コンタクトレンズを安全に装用するうえにおいて、必要不可欠な処理となっているのである。
しかしながら、これらのコンタクトレンズに対する洗浄、消毒、保存などにかかる手入れの作業は極めて煩雑なものであり、しかも、その手入れのためには、洗浄液、消毒液、保存液など、数種の液剤を揃えなければならず、コンタクトレンズの使用や維持にかかる手間やコストは、コンタクトレンズの使用者にとって、大きな負担となるものであった。
そこで、前記のような問題を解決するものとして、今日、コンタクトレンズの維持に必要な処理(洗浄、すすぎ、消毒、保存)を1種類の液剤にて行なうことのできる多目的なコンタクトレンズ用液剤が、海外や国内にて市販されるにいたっている。つまり、それらのコンタクトレンズ用液剤は、保存液中に、界面活性剤や殺菌剤が添加されてなるものであり、そのような液剤1本で、コンタクトレンズの洗浄処理、すすぎ処理、消毒処理、および保存のすべてを行なうことができるようになっている。
このようなコンタクトレンズ用液剤においては、それに添加される殺菌剤成分として、従来より、各種の化合物が検討されてきているが、それら化合物は、いずれも、実用的に高い殺菌特性を得るには、高濃度で用いる必要がある。その高い濃度のものでは、毒性が強く、眼の粘膜などに対して刺激を与え、炎症を惹起するおそれがあるところから、安全性の面で問題が生じることとなり、より少ない含有量で、より高い殺菌効力が得られるように、検討が行なわれてきている。
たとえば、特開平6−321715号公報においては、高い水準の抗菌活性を有しながら、眼に対しては低い毒性であるコンタクトレンズの消毒保存用溶液として、ビグアニド誘導体をホウ酸緩衝剤と共に用いることが提案されており、また特表平6−504044号公報においては、すぐれた消毒特性を有しながら、実質的に刺激性がないコンタクトレンズの消毒用組成物として、ビグアニド誘導体をトリス緩衝剤と共に用いることが提案されている。しかしながら、これらのコンタクトレンズ用液剤の殺菌効力は、いずれも充分であるとは言えない。
しかして、本発明の目的は、眼に対するより高い安全性を確保しつつ、すぐれた殺菌効力ないしは防腐効力を発揮せしめることができるコンタクトレンズ用液剤を提供することにある。
さらに、本発明の目的は、殺菌処理して得られるコンタクトレンズを、他の種類のすすぎ液ですすぐことなく、直接に眼に装用することのできるコンタクトレンズ用液剤を提供することにある。
本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、殺菌成分として特定のポリアミンを使用するときは、その添加量を従来よりも低濃度に抑えても、充分な消毒作用が発揮され得ることを見出した。
かくして、本発明は、式(I):
Figure 0004295939
(式中、nは0または1を示す)で表わされる繰り返し単位を有するポリアミンを0.3〜50ppm含有してなるコンタクトレンズ用液剤を提供する。
本発明のコンタクトレンズ用液剤は、流通液、保存液、洗浄液、殺菌消毒液の用途にあるいは保存、洗浄および殺菌消毒から選ばれた少なくとも2つの組み合わせの用途に好適に用いることができる。
このような本発明のコンタクトレンズ用液剤にあっては、殺菌剤たるポリアミンの抗菌力が大きく、従来のコンタクトレンズ用殺菌液と同程度の殺菌効果ないしは防腐効果を発揮させるために必要とされる殺菌剤の濃度を、より低く抑えることができるところから、有利に殺菌剤の添加量を低減することができるのであり、よって眼に対する安全性がより一層高められ得る。
本発明のコンタクトレンズ用液剤は、優れた殺菌効果または防腐効果を有し、コンタクトレンズの洗浄、保存、殺菌消毒、すすぎなどのあらゆるコンタクトレンズの処理の目的のために、有利に用いることができる。
本発明のコンタクトレンズ用液剤の好ましい態様によれば、媒体として水性媒体を用い、液剤のpHを5〜8、浸透圧を250〜350mOsm/kgに調整することによって、眼に対するより一層の安全性が確保され得る。
また、本発明のかかるコンタクトレンズ用液剤にあっては、有利には、ポリアミンの抗菌力を増強するために多価アルコールが使用され、その含有量は0.1〜3w/v%である。そのような多価アルコールとしては、有利には、炭素数が2〜8のアルキレンにて構成される主鎖を有する2〜3価のアルコールが好適に用いられる。その中でも、とくに、殺菌効果を高めるためには、アルキレンの炭素数が2〜5のものが有利に用いられ、またコンタクトレンズを膨潤させないようにするためには、アルキレンの炭素数が4〜8のものが有利に用いられる。
加えて、本発明のかかるコンタクトレンズ用液剤にあっては、前記ポリアミンは、前記水性媒体中に0.3〜50ppmの濃度で含有せしめられており、また4級アンモニウム化合物もしくはその重合物、ビグアニド化合物もしくはその重合物、これら4級アンモニウム化合物とビグアニド化合物との重合物、および両性界面活性剤からなる群より選ばれた1種以上の他の有機窒素系殺菌剤を殺菌助剤または防腐剤としてポリアミンと併用してもよい。このような殺菌助剤または防腐剤は、たとえばコンタクトレンズ用液剤に対して、0.1〜1ppm添加される。ただし加える場合は、ポリアミンの量と同量以下であることが好ましい。
さらに、本発明の別の好ましい態様の一つにおいては、本発明のコンタクトレンズ用液剤に、非イオン性界面活性剤、非イオン性もしくはカチオン性増粘剤、緩衝剤およびキレート化剤のうち少なくとも1種がさらに含有せしめられる。これらの成分が含有せしめられることにより、かかるコンタクトレンズ用液剤に所望の効果が付与される。たとえば、非イオン性界面活性剤の含有により、液剤に洗浄効果が与えられ、また非イオン性もしくはカチオン性増粘剤の含有により、適度な粘度、滑りを与え、洗浄しやすくさせたり、汚れの再付着が防止されたり、親水性が付与されたり、すすぎを必要としない場合には、コンタクトレンズの眼への装着時の装着感を良くするなどの効果が達成され得る。また、緩衝剤は、液剤のpHを安定化せしめ、もって眼に対する刺激や障害を避け得る利点がある。さらに、キレート化剤を含有せしめれば、キレート化効果が与えられて、金属イオンによる悪影響からコンタクトレンズを保護し得るなどの利点が得られる。前記緩衝剤の具体例としては、ヒドロキシアルキルアミンまたはその誘導体が好適に用いられ、なかでも、ビス(2−ヒドロキシエチル)イミノトリス(ヒドロキシメチル)メタンが、涙液汚れの除去効果においすぐれているところから、とくに有利に用いられる。前記の増粘剤としては、有利には糖誘導体、とりわけセルロース誘導体が、長期保存においてもレンズ物性に悪影響を及ぼすおそれがないところから、好適に用いられる。
前記のごとく、本発明の好ましい態様の1つにおいては、水を主体とする媒体中に、ポリアミンと共に、特定量の多価アルコールが含有せしめられており、それによって相剰的な殺菌効果ないしは防腐効果が発揮される。しかして、そのような相剰的な殺菌効果ないしは防腐効果を利用して、コンタクトレンズの消毒処理をより簡便に行ない得る、処理レンズの直接装用可能な、有用なコンタクトレンズ用液剤が提供される。
本発明において用いられるポリアミンは、式(I):
Figure 0004295939
(式中、nは0または1を示す)で表わされる繰り返し単位を有するポリマーである。ポリアミンは単独重合体であってもよく、また他のラジカル共重合可能な単量体、とくに親水性ビニル系単量体との共重合体であってもよい。他のラジカル共重合可能な単量体の含有量は、好ましくは50重量%以下、さらに好ましくは30重量%以下である。他のラジカル共重合可能な単量体としては、たとえばヒドロキシメチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレートなどのヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、N−ビニルピロリドン、(メタ)アクリルアミド、ジメチル(メタ)アクリルアミドなどがあげられる。ポリアリルアミンは、アリルアミンを公知の方法で重合することによって製造される。ポリビニルアミンは、公知の方法にしたがって、ビニルアミン誘導体から製造される。
ポリアミンの重合平均分子量は、防腐効果および抗菌効果を充分に得るにはある程度の分子量が必要であることを考慮すると、500程度以上、好ましくは1000程度以上であることが望ましく、また水などの媒体に対する溶解性が低下し、均一なコンタクトレンズ用液剤が得られにくくなるおそれが生じることや、粘度の上昇による取扱い性の問題などを考慮すると、200000程度以下、好ましくは100000程度以下であることが望ましい。
前記ポリアミンのコンタクトレンズ用液剤中の含有量は、かかるポリアミンを用いたことによる防腐効果および抗菌効果を充分に発現させるためには、0.3ppm以上であることが望ましく、また安全性のためには、50ppm以下であることが望ましい。
本発明において殺菌助剤または防腐剤として用いられる4級アンモニウム化合物(塩形態のものも含む)もしくはその重合物としては、公知のカチオン性界面活性剤の他、特許第2550036号明細書に開示の如き、ジアミン類とジハロゲン化合物との縮合体などのポリカチオン性のものや、ハロゲン化ベンザルコニウムなどがあげられ、眼科的に許容され得るものであればいずれも用いられ得る。
カチオン性界面活性剤の代表的なものとしては、アルキルアンモニウム塩として、テトラアルキルアンモニウム塩を使用することができ、たとえば、オクタデシルトリメチルアンモニウムクロライド、ジオレイルジメチルアンモニウムクロライド、ドデシルトリメチルアンモニウムクロライド、ジデシルジメチルアンモニウムクロライド、アシルアルキルトリメチルアンモニウムクロライド、テトラデシルトリメチルアンモニウムクロライド、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロライドなどのアルキルトリメチルアンモニウムクロライド類;オクタデシルトリメチルアンモニウムブロマイド;ジオレイルジメチルアンモニウムブロマイド;ドデシルトリメチルアンモニウムブロマイド;ジデシルジメチルアンモニウムブロマイド;アシルアルキルトリメチルアンモニウムブロマイド;テトラデシルトリメチルアンモニウムブロマイド;ヘキサデシルトリメチルアンモニウムブロマイドなどをあげることができる。また、トリアルキルベンジルアンモニウムブロマイド塩も同様に使用することができ、たとえば、オクタデシルジメチルベンジルアンモニウムクロライド;オクタデシルジメチルベンジルアンモニウムクロライドなどをあげることができる。さらに、ヒドロキシエチルアルキルイミダゾリンクロライドに代表されるアルキルヒドロキシアルキルイミダゾリン4級塩類や、アルキルイソキノリニウムブロマイドに代表されるアルキルイソキノリウム塩類、アルキルピリジニウム塩類、アミドアミン類など、その他、眼科的に許容できるものであれば、如何なるものをも使用することができる。
さらに、殺菌助剤または防腐剤として用いられる両性界面活性剤の代表的なものとしては、たとえば、アルキルグリシン類があり、具体的には、ドデシル(アミノエチル)グリシン塩酸塩などのアルキルアミノエチルグリシン塩酸塩類;テトラドデシルジ(アミノエチル)グリシン塩酸塩、ラウリルジ(アミノエチル)グリシン塩酸塩などのアルキルジ(アミノエチル)グリシン塩酸塩類;オクチルポリ(アミノエチル)グリシン塩酸塩などのアルキルポリ(アミノエチル)グリシン塩酸塩類;ドデシルグアニジン塩酸塩;ジ(オクチルアミノエチル)グリシン塩酸塩などがあげられる。また、ジメチルアルキルベタインなどのアルキルベタイン類、アルキルイミダゾリンのごときイミダゾリン類や、その他、アミドベタイン類、アシル加水分解コラーゲンペプチド塩、酢酸ベタイン類など、眼科的に許容できるものであれば、如何なるものも使用することができる。
また、ビグアニド化合物またはその重合物としては、ポリヘキサメチレンビグアニドなどの公知のビグアニド系殺菌剤が使用され得る。
本発明において、ポリアミンと共に用いられる多価アルコールは、ポリアミンの殺菌力のさらなる向上を図り得るものであって、それらの併用により、コンタクトレンズ用液剤の防腐効果や殺菌消毒効果が著しく高められ、そのために、ポリアミンの使用量を低減せしめても、有効な殺菌ないしは消毒効果を発揮し得るのである。
そのような多価アルコールは、少なくとも2つの水酸基を有するアルコールであって、眼科的に許容され得る公知のものの中から適宜に選択されるが、その中でも、アルキレングリコールまたはその誘導体である2価のアルコールや、グリセリンまたはその誘導体である2〜3価のアルコールが好適に用いられ、とくに、炭素数が2〜8のアルキレン、その中でも、殺菌効果を高める点から、炭素数が2〜5の飽和アルキレンにて構成される主鎖を有する2〜3価のアルコール、具体的にはエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコールまたはペンチレングリコールが好適に用いられる。また、コンタクトレンズを膨潤させないためには、有利には、炭素数が4〜8の飽和アルキレンにて構成される主鎖を有する2〜3価のアルコール、具体的にはブチレングリコール、ペンチレングリコール、ヘキシレングリコールなどが好適に用いられる。多価アルコールの使用量は、コンタクトレンズ用液剤に対し、0.01〜5w/v%、好ましくは0.1〜3w/v%、さらに好ましくは0.5〜2.5w/v%である。かかる多価アルコールの使用量が少な過ぎると、その併用による殺菌力向上効果が充分に達成され得なく、また5w/v%をこえるような使用量となると、コンタクトレンズ用液剤自体の浸透圧が高くなって、眼刺激を起こしてしまうほか、とくにソフトコンタクトレンズに対して、サイズ変化をもたらしたり、フィッティングを変化させて、装用感がわるくなったり、視力不良を惹起させたり、眼刺激を起こしてしまうなどの悪影響をもたらすようになる。
本発明のコンタクトレンズ用液剤は、そのpH値が5〜8、なかでも7.0付近に調整されていることが好ましく、また、その浸透圧が250〜350mOsm/kgに調整されていることが好ましい。pH値や浸透圧値が前記範囲から外れると、眼に対して刺激を与えたり、障害を惹起するおそれがある。本発明においてそのようなpHの調整のために用いられるpH調整剤としては、水酸化ナトリウムや水酸化カリウムが好適に利用される。また、浸透圧の調整のために用いられる等張化剤としては、眼科的に許容される無機塩、具体的には塩化ナトリウムや塩化カリウムなどを利用することができる。
コンタクトレンズ用液剤のpHを前記範囲に有効にかつ眼に対して安全な範囲に保つために、通常、少なくとも1種の緩衝剤が添加される。緩衝剤としては、従来から公知の各種のものの中から適宜に選択して用いられる。具体的には、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、アスコルビン酸、マレイン酸、グルコン酸、リン酸、ホウ酸、オキシカルボン酸、グリシンおよびグルタミン酸などのアミノ酸、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン(Tris)などの酸や、その塩(たとえば、ナトリウム塩など)、さらにはタウリンやその誘導体を含むGood−Buffer、ビス(2−ヒドロキシエチル)イミノトリス(ヒドロキシメチル)メタン(Bis−tris)などのヒドロキシアルキルアミンなどを、とくに、眼に対して安全でありかつコンタクトレンズへの影響を少なくすることができるという理由から、あげることができる。なかでも、好ましくは、クエン酸およびその塩、燐酸、ホウ酸、Good−Buffer、ヒドロキシアルキルアミンなどが有利に使用される。さらに、涙液汚れを効果的に除去するためには、ヒドロキシアルキルアミン、とくに前述したBis−trisが有利に使用される。かかる緩衝剤の添加量は、コンタクトレンズ用液剤に対して、通常0.01〜2w/v%程度である。緩衝剤の濃度が低すぎる場合には、目的とする緩衝能力を充分に発揮し得ず、また、高すぎても、pHの安定性がより向上せしめられるというわけではなく、逆に、浸透圧を上げてしまうなど、眼への刺激などの安全性の面で、悪影響を与えるおそれが生じる。
また、本発明のコンタクトレンズ用液剤にあっては、コンタクトレンズに付着した眼脂などの汚れの除去効果を有利に発揮させるために、非イオン性界面活性剤が有利に添加含有せしめられる。アニオン性界面活性剤は、本発明で使用されるポリアミンと反応して沈殿を生じるおそれがあることから、使用することは望ましくない。
この非イオン性界面活性剤としては、生体への安全性が高く、またコンタクトレンズ素材への影響がないものであれば、従来から公知の如何なるものも採用可能である。その具体例としては、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックコポリマー、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンエチレンジアミン、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレンステロール、ポリオキシエチレン水素添加ステロール、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレンアルキルアミド、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸、ポリソルベートなどをあげることができる。
それらのうち、好ましい具体例としては、ポリオキシエチレンラウリルエーテルなどのポリオキシエチレンアルキルエーテル、プルロニックタイプやテトロニックタイプのポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックコポリマー、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、チロキサポールなどのポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンステアレートなどのポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリソルベートなどをあげることができる。
非イオン性界面活性剤の添加量は、コンタクトレンズ用液剤に対して、一般に0.001〜5w/v%程度、好ましくは0.005〜2w/v%程度、さらに好ましくは0.01〜1w/v%程度である。その添加量が0.001w/v%よりも少ない場合には、得られる洗浄効果が不充分となり、また5w/v%よりも多くても、その洗浄効果は変わらず、むしろ眼刺激の原因となりかねない。
また、本発明のコンタクトレンズ用液剤には、必要に応じて増粘剤を添加してもよく、たとえば、ヘテロ多糖類などの種々のガム類、合成有機高分子化合物、たとえばポリビニルアルコール、ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリアクリルアミドなどや、さらにはセルロース誘導体、スターチ誘導体などの非イオン性もしくはカチオン性の増粘剤が用いられる。とくに、このような増粘剤は、手指洗浄時におけるコンタクトレンズと手指との滑りをよくし、その結果、洗浄性を向上させることができるところから、有利に用いられ得るものであるが、中でも、糖誘導体、とりわけセルロース誘導体が、長期保存においてもレンズ物性に悪影響をおよぼすおそれがないところから、好適に用いられる。なお、かかるセルロース誘導体としては、たとえば、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースなどをあげることができる。
また、本発明のコンタクトレンズ用液剤は、キレート化剤などの他の添加成分を含有してもよい。そのような添加成分は、生体に対して安全であり、かつコンタクトレンズの素材に対して悪影響を与えないものであれば、従来より公知の如何なるものも用いることができ、それらを必要に応じてコンタクトレンズ用液剤中に含有せしめることが可能である。
特に、本発明のコンタクトレンズ用液剤においては、涙液中にカルシウムなどの金属イオンがコンタクトレンズ、特にソフトコンタクトレンズに吸着するのを防ぐために、金属キレート化剤を含有せしめることが好ましいのであるが、そのような金属キレート化剤としては、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)およびその塩、たとえばエチレンジアミン四酢酸・2ナトリウム(EDTA・2Na)、エチレンジアミン四酢酸・3ナトリウム(EDTA・3Na)など;クエン酸、グルコン酸、酒石酸、およびそれらの塩(たとえば、ナトリウム塩)が用いられる。中でも、好ましくは、DETA、DETA・2Na、DETA・3Naが用いられる。なお、そのような金属キレート化剤の添加量は、コンタクトレンズ用液剤に対して、一般に0.01〜2w/v%程度の割合において添加せしめられる。その添加量が少ないと、充分な効果が期待出来ないのであり、また添加量が多くても、キレート化剤の効果がさらに高められることがないのである。
以上のようにして得られる本発明のコンタクトレンズ用液剤を用いて、コンタクトレンズの手入れを行なうに際しては、具体的には、次のような手法にしたがって行なわれる。たとえば、まず、目から外したコンタクトレンズを、本発明のコンタクトレンズ用液剤にて擦り洗いした後、同液にてすすぎを行ない、ついで、かかるコンタクトレンズ用液剤で満たした適当な容器中に、該コンタクトレンズを所定時間の間、一般に30分以上、好ましくは2時間以上、通常一晩中、浸漬せしめることにより、保存消毒を行なう。コンタクトレンズを再び装用する際には、該コンタクトレンズを液剤より取り出して装用することとなるのであるが、本発明の液剤は目に対して安全であることから、装用に際してはコンタクトレンズを生理食塩水などですすぐ必要はなく、それゆえに、該液剤に浸漬されたコンタクトレンズを取り出して、そのまま直接、目に装用することが可能である。すなわち、本発明のコンタクトレンズ用液剤を用いれば、コンタクトレンズの洗浄、保存、殺菌消毒、すすぎのすべてを該液剤のみで行なうことができることから、コンタクトレンズの手入れを極めて簡便に行なうことができる。
本発明のコンタクトレンズ用液剤が対象としているコンタクトレンズとしては、その種類が何ら限定されるものではなく、たとえば、低含水、高含水などの全てに分類されるソフトコンタクトレンズ、およびハードコンタクトレンズがその対象となり得るのであって、コンタクトレンズの材質などが、本発明のコンタクトレンズ用液剤の適用に際して問われることはない。
つぎに、本発明を実施例に基づき具体的に説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定されるものではない。
実施例1〜2および比較例1〜3
ポリアリルアミン(重量平均分子量:約1万)を表1に示す濃度となるように水に溶解してコンタクトレンズ用液剤を調製した。得られた液剤の殺菌効力試験を以下の方法で行なった。
(イ)殺菌効力試験
調製されたコンタクトレンズ用液剤を用いて、「米国局方(USP)23」に従って、殺菌効力試験を行ない評価した。以下の試験においてはカンジタ・アルビカンス(C.a.:Candida albicans IFO1594)、シュードモナス・エルジノーザ(P.a.:Pseudomonas aeruginosa IFO13275)を供試菌として使用した。その結果を表1に示す。なお、値は摂取し室温放置した4時間後の残存生菌数のLog reductionである。
比較例4
殺菌剤としてポリアリルアミンの代りにポリヘキサメチレンビグアニド(PHMB)1ppmを用いた以外は実施例1と同様の操作を行なった。結果を表1に示す。
Figure 0004295939
表1に示されるごとく、実施例1と比較例2の殺菌液では、殺菌剤濃度は10倍異なるが、P.a.およびC.a.に対する殺菌効力は同程度であった。また、従来より殺菌剤として使用されているポリヘキサメチレンビグアニド(PHMB)1ppmを用いた場合は(比較例4)、C.a.に対する値が低く、充分な殺菌効果が得られなかった。さらに、ポリアミン濃度が低すぎると(比較例3)、P.a.およびC.a.に対する値が低く、充分な効果が得られなかった。

Claims (4)

  1. 式(I):
    Figure 0004295939
    (式中、nは0または1を示す)で表わされる繰り返し単位を有するポリマーを0.3〜50ppm含有してなるコンタクトレンズ用液剤。
  2. 防腐剤、キレート化剤、緩衝剤、等張化剤、増粘剤、界面活性剤および殺菌助剤の少なくとも1種を含有する請求項1記載のコンタクトレンズ用液剤。
  3. 流通液、保存液、洗浄液、殺菌消毒液または保存、洗浄および殺菌消毒から選ばれた少なくとも2つの用途に用いられる液剤である請求項1記載のコンタクトレンズ用液剤。
  4. 界面活性剤が、非イオン性、カチオン性または両性界面活性剤である請求項記載のコンタクトレンズ用液剤。
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