JP4295532B2 - 情報編集装置、情報編集方法、および情報編集プログラム - Google Patents

情報編集装置、情報編集方法、および情報編集プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4295532B2
JP4295532B2 JP2003068502A JP2003068502A JP4295532B2 JP 4295532 B2 JP4295532 B2 JP 4295532B2 JP 2003068502 A JP2003068502 A JP 2003068502A JP 2003068502 A JP2003068502 A JP 2003068502A JP 4295532 B2 JP4295532 B2 JP 4295532B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
character information
contents
screen image
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003068502A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004289197A (ja
Inventor
聡 疋田
小山  毅
純一 山形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2003068502A priority Critical patent/JP4295532B2/ja
Publication of JP2004289197A publication Critical patent/JP2004289197A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4295532B2 publication Critical patent/JP4295532B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、動画情報を編集する情報編集装置、情報編集方法、および情報編集プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
長時間の映像のうちから所望の一部のみを見たいという要望がある。この要望に応えるべく、近年では、所望の部分を容易に検索または頭出しする方法として、インデキシング技術が開発されている。インデキシング技術とは、映像全体を時間軸に沿って複数の部分に分割し、それぞれの部分に対して、検索可能とすべく記述情報を対応付ける技術である。
【0003】
インデキシング技術としては、スライド等のドキュメントが表示されたタイミングに基づいて、当該ドキュメントに関連する映像を同期させるドキュメント処理方法が知られている。(例えば、特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−232858号公報(第5−9頁)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記技術においても、各区間を示す適切な目次項目を含む当該映像の目次を生成するのは困難である。また、人の手によって各映像に適したインデックスを付与すると処理に長時間を要してしまい、低コストで適切なインデックスを付与することのできる技術の開発が望まれている。
【0006】
この発明は上記に鑑みてなされたもので、コストを抑えつつ、内容記述作業をより効率的に行うことができる情報編集装置、情報編集方法、および情報編集プログラムを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、動画データを含むデジタルデータを編集する編集装置であって、前記デジタルデータを取得するデジタルデータ取得手段と、表示画面に表示された画面画像を示す画面画像情報を取得する画面画像情報取得手段と、前記画面画像情報取得手段が取得した前記画面画像情報から、予め定められた抽出条件に合致する文字情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段が抽出した前記文字情報を前記デジタルデータの目次項目として含む、動画情報の目次を生成する目次生成手段と、を備え、前記抽出手段は、フォントサイズが最大の文字情報を抽出することを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、デジタルデータに含まれる表示画面に表示された画面画像情報から、デジタルデータに対する目次項目とすべき文字情報を抽出するので、正確な文字情報を抽出することができる。
【0009】
また、画面画像情報から目次項目を抽出するときの抽出条件が予め定められているので、自動的に文字情報を抽出することができる。従って、動画情報の目次を効率的に生成することができる。
【0010】
また、本発明によれば、抽出条件として、画面画像に記載される文字情報のうちフォントサイズが最大であることが予め定められており、抽出手段は、この抽出条件に従って、フォントサイズが最大の文字情報を目次項目として抽出することができる。
【0011】
画面画像において比較的重要な内容は、他の内容に比べて目に付きやすいように相対的に大きなサイズの文字で示すことが多い。このため、本発明のようにフォントサイズが大きい文字情報を抽出することができるので、その画面画像において重要な内容を示す文字情報を目次項目として抽出することができる。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報編集装置、情報編集方法、および情報編集プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0043】
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1である情報編集装置5を含む情報編集システム1の全体構成を示している。
【0044】
情報編集システム1は、プレゼンテーション資料31を格納するプレゼンテーション装置2と、このプレゼンテーション装置2と接続し、プレゼンテーション資料31を表示するプロジェクター等の投影機3と、投影機3により投影された画像を表示する表示画面30と、プレゼンテーションの状況を音声と共に動画撮影する音声取り込み機能付きのDVカメラ4と、DVカメラ4が取り込んだ音声を含む動画情報(以下単に「動画情報」と称す)を編集する情報編集装置5とを備えている。なお、ここで、動画情報は、本発明のデジタルデータに相当する。
【0045】
DVカメラ4と情報編集装置5は、例えば、IEEE1394などのインターフェイスで接続されている。また、プレゼンテーション装置2と情報編集装置5は、IEEE802.11bなどの通信インターフェイスで接続されている。無線通信環境がない場合は、通常のイーサネット(R)によるピア・ツー・ピア接続であってもよい。
【0046】
プレゼンテーション装置2は、単にプレゼンテーション資料31を格納しており、投影機3と通信可能であればよく、例えば、プレゼンターの所有するPCであってもよい。
【0047】
編集者は、プレゼンターがプレゼンテーション資料31を表示画面30に表示させながらプレゼンテーションを行っている様子を、DVカメラ4を用いて撮影する。ここで、編集者とは、情報編集システム1を利用して動画を編集する者のことである。
【0048】
撮影が終了すると、情報編集装置5は、プレゼンテーション装置2からプレゼンテーション資料31を取得し、さらに、DVカメラ4からプレゼンテーションの様子を示す動画情報を取得する。そして、情報編集装置5は、動画情報を編集する。すなわち、動画情報にプレゼンテーション資料31を対応付けた情報ファイルを生成する。
【0049】
図2は、本実施の形態にかかる情報編集システム1に特徴的な処理を行う情報編集装置5の情報編集部35と、プレゼンテーション装置2のイベント処理部32の機能構成を示すブロック図である。
【0050】
イベント処理部32は、プレゼンテーション装置2に接続されたキーボード21やマウス15からの入力により、プレゼンテーションに関するイベントを示すイベント情報を取得するイベントキャプチャ部33と、イベントキャプチャ部33が取得したイベント情報を記録するイベント記録部34と、イベント情報およびプレゼンテーション資料31を情報編集装置5に送信する送信部44とを有している。
【0051】
また、情報編集部35は、送信部44からイベント情報およびプレゼンテーション資料31を受け取る受信部36と、受信部36が受け取ったイベント情報を制御するイベント情報制御部37と、イベント情報を記録するイベント記録部38と、イベント記録部38からイベント情報を取得し、イベント情報の内容を解釈するイベント情報解釈部42と、編集者からの指示を受け付ける指示受付部54と、指示受付部54からの指示に従って、イベント情報解釈部42によって解釈されたイベント情報に基づいて動画情報を編集し、情報ファイルを生成する情報ファイル生成部43と、情報ファイル生成部43が生成した情報ファイルを外部に出力する出力部50と、DVカメラ4が取り込んだ動画情報をキャプチャする動画情報キャプチャ部40と、動画情報を管理する動画情報管理部41と、DVカメラ4を制御する撮影機器制御部39とを有している。
【0052】
ここで、プレゼンテーション資料31は、本発明の画面画像情報に相当する。また、イベントキャプチャ部33、受信部36、および動画情報キャプチャ部40は、それぞれ本発明のイベント情報取得手段、画面画像情報取得手段、および動画情報取得手段を構成する。
【0053】
ここで、図3を参照しつつ、プレゼンテーション資料31について説明する。プレゼンテーション資料31は、プレゼンテーションの際に表示画面30に表示すべき画面画像310,312,314,316,318,320を含んでいる。各画面画像310,312,314,316,318,320には、ページ番号が対応付けられており、ページ番号順に表示される。すなわち、プレゼンテーション資料31を構成する画面画像は、当該プレゼンテーション資料31の作成者が定めた順番に配列されている。図3に示すプレゼンテーション資料31は、6ページ分の画面画像を含んでいる。これらは、プレゼンターからの指示により、1ページ、2ページ、・・・とページ順に表示される。なお、本実施の形態におけるプレゼンテーション資料31は、Microsoft(R)社製のPower Point(R)のファイルである。
【0054】
通常、プレゼンテーションにおいて、プレゼンターは、以下の操作を行う。
1.プレゼンテーション装置2の起動
2.プレゼンテーション・ソフトの起動
3.発表の開始
4.キーボード21又はマウス15の操作による、プレゼンテーション資料31のページめくり
5.発表の終了
6.プレゼンテーション・ソフトの終了
7.プレゼンテーション装置2の終了
ここで、ページめくりとは、表示画面30に表示させる、プレゼンテーション資料31を1ページから次のページすなわち2ページに切り替えることである。
【0055】
以上の操作は、いずれもマウス15またはキーボード21における所定の操作に対応付けられている。例えば、プレゼンテーション装置2の表示画面に表示されたプレゼンテーション・ソフトのアイコンをマウス15によりクリックする操作は、プレゼンテーション・ソフトの起動というイベントに対応付けられている。
【0056】
イベント記録部34は、このイベント情報のログを記録し、送信部44は通信インターフェイスを介して情報編集部35に送信する。
【0057】
撮影機器制御部39は、イベント情報に基づいてDVカメラ4を制御する。イベント記録部38は、イベント処理部32から受信したイベント情報のみならず、DVカメラ4の制御のイベント情報も記録する。
【0058】
例えば、プレゼンテーション・ソフトの起動というイベントが発生したときは、このイベント情報をイベント記録部38で記録する。さらに、撮影機器制御部39により、DVカメラ4からの動画情報取り込みを開始する。プレゼンテーション・ソフトが終了したときは、撮影機器制御部39は、DVカメラ4からの動画情報の取り込みを終了する。そして、イベント情報制御部37は、プレゼンテーション・ソフトの終了をイベントとするイベント情報をイベント記録部38に記録する。
【0059】
イベント情報解釈部42は、イベント情報の内容を解釈する。そして、情報ファイル生成部43は、イベント情報解釈部42によって解釈されたイベント情報の内容を参照し、プレゼンテーション資料31及び動画情報に基づいて情報ファイルを生成する。
【0060】
このように、情報編集部35は、DVカメラ4から取り込んだ動画情報中のイベントのイベント情報を動画情報とともに管理することができる。つまり、DVカメラ4で撮影され取り込まれた動画情報は、時間の推移を規定する時間情報を付されて保存される。また、記録されたイベント情報は、情報ファイル生成部43により、プレゼンテーション資料31とマージされ、内容記述言語(MPEG−7など)により管理される。
【0061】
図4は、イベント情報リスト340のデータ構成を模式的に示している。イベント情報リスト340には、イベント情報341,342,343・・・が、各イベントの発生した順番に配列されている。イベント情報には、発生したイベントの種類およびイベントが発生した日時が含まれている。例えばページ2が表示されると、「ページ2に切り替え」というイベント情報が記録される。これにより、各ページの表示を開始した表示開始時刻および表示を終了した終了時刻を認識することができる。
【0062】
図5は、図2において説明した、情報ファイル生成部43の詳細な機能構成を示す機能ブロック図である。情報ファイル生成部43は、区間決定部430と、区間調整部431と、同期部433と、目次項目抽出部434と、目次項目選択部440と、目次生成部444と、抽出条件保持部442と、対応付部435と、同期調整部436と、目次項目抽出部437とを有する。
【0063】
区間決定部430は、DVカメラ4から取得した動画情報600を、プレゼンテーション装置2から取得したイベント情報700に基づいて、複数の区間に分割する。具体的には、区間決定部430は、ページめくりを示すイベント情報が示す時刻に録画されたフレーム位置を動画情報の区間の境界位置として決定する。すなわち、一のページが表示されている区間は、同一区間となり、ページが切り替わるタイミングが、区間の境界に対応する。
【0064】
区間調整部431は、区間決定部430が分割した区間の長さを調整する。具体的には、区間決定部430により決定された区間の長さが、予め定められた規定長に比べて短い場合に、この規定長よりも短い区間、すなわち規定長外区間を、当該規定長区間の直前または直後の区間に統合する。
【0065】
同期部433は、イベント情報に基づいて、動画情報600とプレゼンテーション資料31との同期を取る。すなわち、動画情報600の各区間を表示させるときに同時に表示させるべきプレゼンテーション資料31の一のページを、各区間に対応付ける。
【0066】
同期調整部436は、動画情報600の規定外区間に対して、同期部433が同期させたプレゼンテーション資料31のページにかえて、規定外区間の統合先の区間に同期されたページを同期させる。
【0067】
抽出条件保持部442は、目次項目を抽出するための抽出条件を保持している。すなわち、抽出条件は予め定められている。なお、抽出条件保持部442は、指示受付部54を介して利用者から入力された抽出条件を保持してもよい。
【0068】
目次項目抽出部434は、抽出条件保持部442が保持する条件に基づいて、プレゼンテーション資料31から、動画情報600の目次の項目となるべき文字情報を抽出する。なお、抽出条件保持部442に指示受付部54を介して利用者から入力された抽出条件が保持されている場合には、目次項目抽出部434は、指示受付部54が利用者から取得した抽出条件に基づいて文字情報を抽出する。
【0069】
目次項目選択部440は、目次項目抽出部434が複数の文字情報を抽出した場合に、複数の文字情報の中から目次項目に採用すべき一の文字情報を選択する。すなわち、一の文字情報を目次項目に採用することを決定する。
【0070】
目次生成部444は、目次項目選択部440が選択した目次項目を含む、動画情報の目次を生成する。
【0071】
対応付部435は、目次項目選択部440が選択した目次項目を、当該目次項目の抽出元である、プレゼンテーション資料31の各ページに対応付ける。目次項目抽出部437は、目次項目抽出部434が抽出した目次項目を削除する。
【0072】
図6は、情報編集部35が生成した情報ファイルを示している。情報ファイルは、動画情報600と、動画情報600の各区間610に対応付けられた複数の画面画像310,312・・・を有している。なお、動画情報600の各区間610は、複数のフレーム620を含んでいる。各区間610の長さは、イベント情報により決定される。このように、動画情報600は、プレゼンテーション資料31の各画面画像310,312・・・と対応付けられているので、動画情報600とプレゼンテーション資料31の各画面画像310,312・・・とを同期して表示させることができる。
【0073】
図7は、出力部50から出力された情報ファイルを示している。図7に示す表示部500には、動画情報600と、プレゼンテーション資料31のうち、表示部500に表示されている区間に同期されたページ330と、動画情報600の目次800とが表示されている。なお、目次800と動画情報600とはリンクしており、例えば、目次800中の「テーマ1:製造業の空洞化」という項目が選択されると、そのとき表示されている動画の区間にかかわらず、動画情報600の区間1が再生される。なお、区間1とは、映像中に含まれる表示画面30にテーマ1が表示されている区間である。このように、目次を選択することにより、利用者の所望の区間を表示させることができる。
【0074】
なお、本実施の形態においては、情報ファイル生成部43は、SMIL(Synchronized Multimedia Integration Language)を利用して情報ファイルを生成する。ここで、SMILとは、動画、静止画、音声、音楽、文字など様々な形式のデータの再生を制御して同期させる言語のことであり、XMLで記述されている。SMILを用いることにより、表示画面における表示位置、表示させるタイミング、表示させる時間などを指定することができる。
【0075】
以下、図8を参照しつつ、情報編集部35が情報ファイルを作成するときの情報編集処理について説明する。まず、区間決定部430は、DVカメラ4から取得した動画情報600を、プレゼンテーション装置2から取得したイベント情報700に基づいて複数の区間に分割する(ステップS100)。具体的には、「発生日時10時10分、イベント種類ページ2に切り替え」及び「発生日時10時16分、イベント種類ページ3に切り替え」を示す連続して記録された2つのイベント情報を取得した場合には、動画情報600のうち10時10分から10時16分の間に録画された区間はページ2に対応する区間と決定される。すなわち、10時10分および10時16分の位置を境界位置とする区間に分割する。
【0076】
次に、区間調整部431は、区間決定部430によって決定された各区間の長さを、予め定められた規定長と比較する。そして、規定長に比べて短い区間、すなわち規定長外区間があった場合(ステップS102,Yes)、規定長外区間を調整する(ステップS104)。
【0077】
ここで、図9を参照しつつ、区間調整部431が規定長外区間を調整する方法について説明する。図9は、動画情報600を時間軸に沿って模式的に示している。例えば、「テーマ1」の区間は、動画情報600のうち、動画情報600に映像として含まれている表示画面30に「テーマ1」の表題のページ、すなわち1ページが表示されている区間を示している。このように、各区間は、表示画面30に表示された画面画像の切り替りを境界として定められている。
【0078】
また、t1は、「テーマ1」に対応する区間を再生するのに要する再生時間である。すなわち、t1は、テーマ1のページであるページ1の表示終了時刻と開始時刻の差分値である。ここで、先に述べた規定長は、tsで示される。すなわち、規定長は再生時間の単位で定められている。
【0079】
区間の長さtx(x=1〜6)の各々について規定長tsと比較し、規定長tsに比べて短い区間は、規定長tsよりも長い他の区間に統合する。例えば、図9(A)に示す「テーマ4」を表示する区間の長さt4および「テーマ5」の区間の長さt5は規定長に比べて短い。従って、「テーマ4」の区間および「テーマ5」の区間は、規定外区間と判断される。この場合、図9(B)に示すように、規定外区間は、その直後の区間に統合される。すなわち、「テーマ5」の区間は、「テーマ6」の区間に統合される。また、「テーマ4」の直後の区間、すなわち「テーマ5」の区間は規定外区間であるので、「テーマ4」の区間は、さらにその直後の区間、すなわち「テーマ6」の区間に統合される。すなわち、「テーマ4」の区間、「テーマ5」の区間、および「テーマ6」の区間が1つの区間に統合され、いずれも区間4に含まれることになる。
【0080】
プレゼンテーションにおいては、時間の都合上、途中のページの説明を省略する場合がある。図9の「テーマ4」の区間および「テーマ5」の区間ように、その表示時間が短い場合、これらの画面画像は「テーマ6」を表示させるため表示されたに過ぎず、画面画像に対する説明は省略されていると推測される。このように、説明の対象となっていないと予想される、表示時間の短い画面画像に対応する区間を省略することで、より見やすい情報に編集することができる。
【0081】
プレゼンテーション資料31の途中の画面画像の説明を省略する場合、省略する画面画像を表示させている間、プレゼンターは、次に説明する画面画像に関する内容を意識している場合が多い。このため、表示画面30に省略された画面画像が表示されている間は、その次に説明の対象となるページにおいて説明すべき事項に関連する説明をしていると予想される。また、実際のプレゼンテーションにおいても、このようなケースが多い。そこで、本実施の形態においては、規定外区間は、便宜的にその直後の区間に含めることにした。これにより、内容的に統一された区間を1つの区間とすることができる。
【0082】
説明を図8に戻す。動画情報が複数の区間に分割されると、次に、同期部433は、イベント情報700に基づいて、動画情報600とプレゼンテーション資料31とを同期させる(ステップS106)。次に、目次項目抽出部434は、プレゼンテーション資料31から動画情報600の目次として文字情報を抽出する(ステップS108)。具体的には、プレゼンテーション資料31の各画面画像は、タイトル属性が付与された文字情報を含んでおり、目次項目抽出部434は、タイトル属性に対応付けられた文字情報を抽出する。目次項目抽出部434は、プレゼンテーション資料31に含まれるすべてのページの画面画像から文字情報を抽出する。ステップS108における処理は、図13以降で詳述する。
【0083】
次に、目次項目抽出部434は、抽出いた目次項目を含む目次を生成する(ステップS109)。次に、対応付部435は、目次項目抽出部434が抽出した文字情報、すなわち目次項目を、当該目次項目を抽出した画面画像に対応付ける(ステップS110)。画面画像は、動画情報600の各区間に対応付けられている。従って、各目次項目は、画面画像を介して動画情報600の各区間に対応付けられる。
【0084】
ステップS102,ステップS104において、区間を統合した場合には(ステップS112,Yes)、同期調整部436は、動画情報600とプレゼンテーション資料31の同期を調整する(ステップS114)。
【0085】
ここで、図10を参照しつつ同期調整部436が同期を調整する方法について説明する。図10に示すように、動画情報600の各区間と、当該区間と同時に表示すべきプレゼンテーション資料31の各ページは同期している。規定外区間である「テーマ4」の区間および「テーマ5」の区間には、それぞれプレゼンテーション資料31のうち「テーマ4」を示す4ページと5ページが同期している。この場合、同期調整部436は、「テーマ4」の区間および「テーマ5」の区間を含む区間4全体に対してプレゼンテーション資料31の6ページを同期させる。すなわち、同期調整部436は、「テーマ4」の区間に対して、4ページにかえて6ページを同期させ、かつ「テーマ5」の区間に対して、5ページにかえて6ページを同期させる。
【0086】
規定外区間において表示画面30に表示される画面画像は、該当するページにおいて、その説明が省略されており、表示させる必要がない場合が多い。また、先に説明したように、これらの画面画像を表示しているとき、プレゼンターはその後に表示する画面画像に関する内容について説明している場合が多い。このため、同期部433によって同期された画面画像を同期させるよりも、その後に表示するページを同期したほうが、利用者は内容を理解しやすい。
【0087】
再び、図8を参照しつつ情報編集処理について説明する。同期調整が完了すると、次に、目次項目抽出部437は規定外区間に対応する目次項目を削除する。図11は、図10に示す動画情報600の目次項目を示している。図11(A)は削除前の目次項目を示している。図11(B)は削除後の目次項目を示している。図10に示すように、規定外区間である「テーマ4」の区間および「テーマ5」の区間は、いずれも「テーマ6」の区間に統合されている。そこで、これら3つの区間を含む区間4に対しては、統合先の区間に同期するページ6のページ属性を目次項目として抽出する。これにより、目次項目が無駄に多くなるのを避けることができる。以上の処理により、図8に示す動画情報600に対する情報編集処理が全て完了する。
【0088】
次に、プレゼンテーションにおいて、本来表示すべき順番と逆の順番でプレゼンテーション資料31の画面画像が表示された場合の情報編集部35の処理について、図12を参照しつつ説明する。図12に示す動画情報610には、プレゼンテーション資料31のページ順と逆の順番にページが表示される部分が含まれている。すなわち、動画情報に含まれる表示画面30は、「テーマ5」を表示したのちに、再度「テーマ4」の画面画像、「テーマ3」の画面画像、および「テーマ2」の画面画像の順に表示している。
【0089】
なお、情報編集装置35は、ページの切り替えをイベント種類として含むイベント情報に基づいて、ページ順と逆の順番に表示されていることを認識することができる。
【0090】
プレゼンテーションにおいては、既に説明した内容を、再び関連する画面画像を再度表示させて説明する場合がある。このような場合には、プレゼンターは、ユーザインターフェースを用いて操作することにより。図12に示すように順にページを戻していく。この場合も情報編集部35は、図8から図11を参照しつつ説明した情報編集処理によって、規定長外区間を、当該規定長外区間の直後の区間に統合する。具体的には、図12に示すテーマ5の区間に続いて順に表示されるテーマ4の区間およびテーマ3の区間が規定外区間である場合には、「テーマ4」の区間および「テーマ3」の区間を「テーマ2」の区間に統合する。
【0091】
その一方で、ページ順に「テーマ1」の区間から「テーマ5」の区間の間に含まれる規定外区間である「テーマ4」の区間に対しては、直後の区間に含める処理を行わない。このように、一旦表示させたページを、再度ページを遡って表示させる場合に限り直後の区間に統合することとしてもよい。
【0092】
ページ順にプレゼンテーション資料31を表示させているときは、各ページについての説明を省略していても、聴講者の理解のためには画面画像の表示は残したほうがよい場合もある。このような場合には、本例のように、逆順にページが切り替る場合のみ規定外区間を統合することにより、より理解しやすい情報にすることができる。
【0093】
逆順にページが切り替る場合は、それ以前に既に、省略されたページについての説明がなされている場合が多い。従って、逆順にページが切り替る区間内の規定外区間を統合することにより、より適切な目次を生成することができる。
【0094】
次に、図13を参照しつつ、図8に示したステップS108における詳細な処理について説明する。なお、図13は、最も左側に配置され、または最も上側に配置され、かつフォントサイズが最大であることが抽出条件として設定されている場合の処理を示している。
【0095】
目次項目抽出部434は、画面画像情報においてタイトルとして指定されている文字情報がある場合には(ステップS200,Yes)、タイトルとして指定されている文字情報を画面画像情報から抽出する(ステップS210)。そして、図8に示したステップS110へ進む。
【0096】
ここで、図14を参照しつつ、タイトルとして指定されている文字情報について説明する。図14は、タイトルとして指定される文字情報を入力すべきタイトル属性のテキストボックス600を示している。本実施の形態においては、画面画像情報を生成する際に、当該画面画像情報の作成者が、画面画像350のタイトルとすべき文字情報をテキストボックス600に入力する。テキストボックス600に入力された文字情報は、タイトルとして指定される。すなわち、図14においては、テキストボックス600に入力された文字情報「議論に対する基本姿勢」という文字情報がタイトルとして指定される。
【0097】
そして、ステップS210においては、タイトルとして指定された議論に対する基本姿勢」という文字情報がタイトル、すなわち目次項目として抽出される。このように、画面画像の作成者が付与したタイトルを目次項目として抽出できるので適切な目次を作成することができる。
【0098】
再び説明を図13に戻す。画面画像において、タイトルとして指定されている文字情報がない場合には(ステップS200,No)、まず画面画像のうち最も左側に配置された文字情報を抽出する(ステップS201)。次に、最も上側に配置された文字情報を抽出する(ステップS202)。ステップS201およびステップS202においては、それぞれ文字情報の位置を示す位置情報、およびフォントサイズなどを取得し、抽出した文字情報とともに保持する。ここで、位置情報は、具体的には、画面におけるXおよびY座標の値で示される情報である。
【0099】
ステップS200およびステップS202において複数の文字情報を抽出した場合、すなわちステップS200およびステップS202において同一の一の文字情報を抽出した場合以外の場合には(ステップS204,Yes)、ステップS200およびステップS202において選択した複数の文字情報のうちフォントサイズが最大の文字情報を、当該画面画像情報の目次項目として選択する(ステップS206)。全ての画面画像情報について、目次項目を抽出すると(ステップS208,Yes)、ステップS108における処理は完了する。そして、図8において示したステップ109へ進む。
【0100】
なお、以上は、文字情報の抽出が常に行われる場合の処理を説明したが、文字情報の抽出処理を行うか否かは、利用者が指示受付部54を介して設定可能である。文字情報の抽出処理を行わない設定がされている場合には、タイトル属性に対応付けられている文字情報のみに基づいて目次項目を生成する。
【0101】
また、他の例としては、目次項目抽出部434は、抽出条件に合致する文字情報であっても、所定の属性に対応付けられている場合には、その文字情報を抽出しなくともよい。例えば、作成者属性に対応付けられている文字情報等は、目次項目に適さない。また、各文字情報に対応付けられた属性は、画面画像の作成者が付与したものであるので、各属性に対応付けられている情報を目次項目としないことにより、作成者の意図に合った目次項目を生成することができる。
【0102】
図15を参照しつつ、図13において説明した処理をより具体的に説明する。図15は画面画像350を示している。画面画像350の辺352は左辺である。また、辺354は上辺である。
【0103】
図15に示す画面画像350のうち最も左側に配置された文字情報は、「▲1▼変革派」610および「▲2▼斬新派」620の2つである。また、最も上側に配置された文字情報とは、「議論に対する基本姿勢」600である。従って、ステップS201において「▲1▼変革派」610および「▲2▼斬新派」620の2つの文字情報が抽出される。また、ステップS201において「議論に対する基本姿勢」600の文字情報が抽出される。すなわち、目次項目抽出部434は全部で3つの文字情報を抽出する。
【0104】
このように複数の文字情報を抽出した場合、ステップ206において、目次項目選択部440は3つの文字情報のうちフォントサイズが最大の文字情報を選択する。「▲1▼変革派」610および「▲2▼斬新派」620の2つの文字情報のフォントサイズが16であり、「議論に対する基本姿勢」600の文字情報のフォントサイズが24である場合、フォントサイズの大きい「議論に対する基本姿勢」600の文字情報が目次項目として決定される。このように、複数の条件に従って適切な目次項目を決定することができる。
【0105】
図16は、実施の形態にかかる情報編集装置5のハードウェア構成を示す図である。情報編集装置5は、図2および図5を参照しつつ説明した、情報編集部35の情報編集プログラムなどが格納されているROM52、ROM52内のプログラムに従って情報編集装置5の各部を制御し、情報編集処理等を実行するCPU51、ワークエリアが形成され、情報編集装置5の制御に必要な種々のデータが記憶されているRAM53、ネットワークに接続して、通信を行う通信I/F57、および各部を接続するバス62を備えている。
【0106】
先に述べた情報編集装置5における情報編集処理を実行する情報編集プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フロッピー(R)ディスク(FD)、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
【0107】
また、本実施形態の情報編集プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。
【0108】
この場合には、情報編集プログラムは、情報編集装置5において上記記録媒体から読み出して実行することにより主記憶装置上にロードされ、上記ソフトウェア構成で説明した各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
【0109】
また、プレゼンテーション装置2のハードウェア構成は、図13を参照しつつ説明した情報編集装置5のハードウェア構成と同様であるので、説明を省略する。
【0110】
(実施の形態2)
次に、実施の形態2にかかる情報編集システム1について説明する。実施の形態2にかかる情報編集システム1は、目次項目を抽出する処理方法が、実施の形態1にかかる情報編集システム1と異なる。
【0111】
図17は、実施の形態2にかかる情報編集システム1における(ステップS108における詳細な処理を示すフローチャートである。実施の形態2にかかる情報編集システム1においては、ステップS201において、左上角に最も近い位置に配置された文字情報を抽出する。
【0112】
図18を参照しつつ、ステップS201における処理を具体的に説明する。図18において、画面画像350の頂点360が左上角である。この位置から各文字情報の配置されている位置までの距離を算出し、距離の最も短い位置に配置されている文字情報を目次項目として決定する。図18においては、左上角360から文字情報600までの距離601は、左上角360から文字情報610までの距離611に比べて短いので、文字情報600が目次項目として抽出される。
【0113】
図19に示される画面画像350には、最も上段には、作成日時が示されている。このように、最も上段には、作成日時や、作成者などが表示されている場合がある。このような場合には、本実施の形態のように、左上角に最も近い位置に配置された文字情報を目次項目として抽出するのが望ましい。
【0114】
以上、実施の形態にかかる情報編集システム1について説明したが、上記実施の形態に多様な変更または改良を加えることができる。
【0115】
そうした第1の変更例としては、抽出条件は、本実施の形態に限定されるものではない。本実施の形態において説明した抽出条件にかえて、最も上側に配置されることのみを抽出条件としてもよく、フォントサイズが最大であることを抽出条件として設定してもよい。このように、抽出条件は、複数の条件の組み合わせであってもよく、または1つの条件のみで構成されていてもよい。
【0116】
第2の変更例としては、本実施の形態においては、同期調整部436は、同期部433は、イベント情報700に基づいて動画情報と画面画像情報とを同期させ、その後同期調整部436は区間調整部431が調整した区間に基づいて、動画情報と画面画像情報との同期を調整したが、他の例としては、同期部433は、区間調整部431が区間を調整した後の動画情報に対して、各区間に対する画面画像情報を動画情報の各区間に対応付けてもよい。また、この場合は、目次抽出部434は、同期調整後の各区間に対応する目次項目を抽出してもよい。なお、この場合には、情報ファイル生成部43は、同期調整部436および目次項目削除部437を有さなくともよい。
【0117】
このように、各処理の順番は、本実施の形態に限定されるものではなく、最終的に動画情報の各区間に対して、画面画像情報が1対1に対応付けられればよい。
【0118】
第4の変更例としては、本実施の形態においては、動画情報に表示画面30が映像として含まれている場合について説明したが、動画情報には必ずしも表示画面30の映像が含まれていなくてもよい。例えば、表示画面30に表示される画面画像については、画面画像情報として取得するので、あえて映像中に含めることがないと判断した場合には、プレゼンテーションが行われている間は、プレゼンターが話している様子や、会場の様子などを録画してもよい。
【0119】
また例えば、本発明のデジタルデータは、当該動画情報にかえて、プレゼンターが表示画面30を参照しつつ話している音声を録音した音声データであってもよい。この場合にも、本実施の形態において説明したのと同様に、プレゼンターが表示画面30に表示する画面画像を切り替えるタイミングを含むイベント情報に基づいて音声データを編集する。プレゼンテーションの音声データが当該プレゼンテーションにおいて参照される画面画像に同期している場合には、このように音声データと画面画像とを同期させることにより、音声データの利便性を向上させることができる。
【0120】
第5の変更例としては、本実施の形態においては、規定外区間に同期する画面画像を変更し、かつ目次項目を省略したが、これにかえて、規定外区間に同期する画面画像の変更を行わなくともよい。例えば、目次項目が煩雑になるのを避けるため、区間統合および目次項目の削除を行いたいが、省略された画面画像の表示はそのまま残した方が、内容を理解する上で便宜な場合がある。このような場合には、本例のように、規定外区間であっても、同期する画面画像を同時に表示させてもよい。
【0121】
また、規定外区間に同期する画面画像を変更するのみで、目次項目の省略を行わなくともよい。このように、これらの2つの処理は独立して行うことができる。
【0122】
第6の変更例としては、本実施の形態においては、規定外区間を当該規定外区間の直後の区間に統合したが、これにかえて、規定外区間を当該規定外区間の直前の区間に統合してもよい。例えば、作成した情報ファイルの各区間の頭出しにおいて、規定外区間が表示されるのを避けたい場合には、規定外区間を直前の区間に統合してもよい。このように、規定外区間をいずれの区間に統合するかは、利用者の希望により、また対象とする動画情報の性質などに基づいて、便宜的に定めてもよい。
【0123】
第7の変更例としては、本実施の形態においては、最も左側に配置された文字情報および最も上側に配置された文字情報のうち少なくとも1つの文字情報抽出した結果、複数の文字情報を抽出した場合には、フォントサイズに基づいて1つの文字情報を選択したが、これにかえて、最も左上角に近い位置に配置された文字情報を抽出した結果、複数の文字情報を抽出した場合に、フォントサイズに基づいて1の文字情報を選択してもよい。左上角から等距離の位置は複数あるため、このように複数の文字情報を抽出する場合が想定されるためである。
【0124】
【発明の効果】
以上説明したように、発明によれば、デジタルデータに含まれる表示画面に表示された画面画像情報から、デジタルデータに対する目次項目とすべき文字情報を抽出するので、正確な文字情報を抽出することができるという効果を奏する。
【0125】
また、画面画像情報から目次項目を抽出するときの抽出条件が予め定められているので、自動的に文字情報を抽出することができる。従って、動画情報の目次を効率的に生成することができるという効果を奏する。
【0126】
また、本発明によれば、抽出条件として、画面画像に記載される文字情報のうちフォントサイズが最大であることが予め定められており、抽出手段は、この抽出条件に従って、フォントサイズが最大の文字情報を目次項目として抽出することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報編集システム1の全体構成を示す図である。
【図2】情報編集装置5の情報編集部35と、プレゼンテーション装置2のイベント処理部32の機能構成を示すブロック図である。
【図3】プレゼンテーション資料31を模式的に示す図である。
【図4】イベント情報リスト340のデータ構成を模式的に示す図である。
【図5】情報ファイル生成部43の詳細な機能構成を示す機能ブロック図である。
【図6】情報編集部35が生成した情報ファイルを示す図である。
【図7】出力部50から出力された情報ファイルを示す図である。
【図8】情報編集部35が情報ファイルを作成するときの情報編集処理を示すフローチャートである。
【図9】動画情報600を時間軸に沿って模式的に示す図である。
【図10】同期調整部436による同期の調整方法を説明するための図である。
【図11】図10に示す動画情報600の目次を示す図である。
【図12】動画情報610を示す図である。
【図13】図8において説明したステップS108における、情報編集部35の詳細な処理を示すフローチャートである。
【図14】タイトルとして指定される文字情報を入力すべきテキストボックス600を示す図である。
【図15】画面画像350から目次項目を抽出する処理を説明するための図である。
【図16】情報編集装置5のハードウェア構成を示す図である。
【図17】第2の変更例にかかる目次項目の抽出条件について説明するための図である。
【図18】ステップS201における処理を具体的に説明するための図である。
【図19】画面画像350から目次項目を抽出する処理を説明するための図である。
【符号の説明】
1 情報編集システム
15 マウス
21 キーボード
30 表示画面
31 プレゼンテーション資料
32 イベント処理部
33 イベントキャプチャ部
34 イベント記録部
35 情報編集部
36 受信部
37 イベント情報制御部
38 イベント記録部
39 撮影機器制御部
40 動画情報キャプチャ部
41 動画情報管理部
42 イベント情報解釈部
43 情報ファイル生成部
44 送信部
50 出力部
54 指示受付部
430 区間決定部
431 区間調整部
433 同期部
434 目次項目抽出部
435 対応付部
436 同期調整部
437 目次項目抽出部
440 目次項目選択部
442 抽出条件保持部
444 目次生成部
500 表示部

Claims (11)

  1. 動画データを含むデジタルデータを編集する編集装置であって、
    前記デジタルデータを取得するデジタルデータ取得手段と、
    表示画面に表示された画面画像を示す画面画像情報を取得する画面画像情報取得手段と、
    前記画面画像情報取得手段が取得した前記画面画像情報から、予め定められた抽出条件に合致する文字情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段が抽出した前記文字情報を前記デジタルデータの目次項目として含む、動画情報の目次を生成する目次生成手段と、を備え、
    前記抽出手段は、フォントサイズが最大の文字情報を抽出することを特徴とする情報編集装置。
  2. 前記抽出手段が前記画面画像において最も左側に配置された文字情報および最も上側に配置された文字情報のうち少なくとも1つの文字情報を抽出した結果、複数の前記文字情報を抽出した場合に、複数の文字情報のうちフォントサイズが最大の前記文字情報を目次の項目に採用することを決定する目次項目選択手段をさらに備え、
    前記目次生成手段は、目次項目選択手段によって選択された前記文字情報を項目として含む目次を生成することを特徴とする請求項1に記載の情報編集装置。
  3. 前記抽出手段は、前記画面画像に当該画面画像情報のタイトルとして指定されている文字情報が含まれていない場合に、前記抽出条件に合致する前記文字情報を抽出することを特徴とする請求項1または2に記載の情報編集装置。
  4. 前記抽出手段は、前記抽出条件に合致し、かつ所定の属性に対応付けられていない前記文字情報を抽出することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報編集装置。
  5. 利用者から前記抽出処理により目次項目を生成する旨の指示を受け付ける指示受付手段をさらに備え、
    前記抽出手段は、前記指示受付手段が前記指示を受け付けた場合に、前記文字情報を抽出することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の情報編集装置。
  6. 動画データを含むデジタルデータを編集する編集方法であって、
    表示画面に表示された画面画像に関連するデジタルデータを取得するデジタルデータ取得ステップと、
    前記表示画面に表示された画面画像を示す画面画像情報を取得する画面画像情報取得ステップと、
    前記画面画像情報取得ステップにおいて取得した前記画面画像情報から、予め定められた抽出条件に合致する文字情報を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにおいて抽出した前記文字情報を前記デジタルデータの目次項目として含む、動画情報の目次を生成する目次生成ステップと、を含み、
    前記抽出ステップは、フォントサイズが最大の文字情報を抽出することを特徴とする情報編集方法。
  7. 前記抽出手段が前記画面画像において最も左側に配置された文字情報および最も上側に配置された文字情報のうち少なくとも1つの文字情報を抽出した結果、複数の前記文字情報を抽出した場合に、複数の文字情報のうちフォントサイズが最大の前記文字情報を目次の項目に採用することを決定する目次項目選択ステップをさらに含み、
    前記目次生成ステップは、前記目次項目選択ステップによって選択された前記文字情報を項目として含む目次を生成することを特徴とする請求項6に記載の情報編集方法。
  8. 前記抽出ステップは、前記画面画像に当該画面画像情報のタイトルとして指定されている文字情報が含まれていない場合に、前記抽出条件に合致する前記文字情報を抽出することを特徴とする請求項6または7に記載の情報編集方法。
  9. 前記抽出ステップは、前記抽出条件に合致し、かつ所定の属性に対応付けられていない前記文字情報を抽出することを特徴とする請求項6から8のいずれか一項に記載の情報編集方法。
  10. 利用者から前記抽出処理により目次項目を生成する旨の指示を受け付ける指示受付ステップをさらに含み、
    前記抽出ステップは、前記指示受付ステップが前記指示を受け付けた場合に、前記文字情報を抽出することを特徴とする請求項6から9のいずれか一項に記載の情報編集方法。
  11. 請求項6から10のいずれか一つに記載の方法をコンピュータに実行させる情報編集プログラム。
JP2003068502A 2003-01-31 2003-03-13 情報編集装置、情報編集方法、および情報編集プログラム Expired - Fee Related JP4295532B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003068502A JP4295532B2 (ja) 2003-01-31 2003-03-13 情報編集装置、情報編集方法、および情報編集プログラム

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003025203 2003-01-31
JP2003068502A JP4295532B2 (ja) 2003-01-31 2003-03-13 情報編集装置、情報編集方法、および情報編集プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004289197A JP2004289197A (ja) 2004-10-14
JP4295532B2 true JP4295532B2 (ja) 2009-07-15

Family

ID=33301655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003068502A Expired - Fee Related JP4295532B2 (ja) 2003-01-31 2003-03-13 情報編集装置、情報編集方法、および情報編集プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4295532B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007213472A (ja) * 2006-02-13 2007-08-23 Ricoh Co Ltd タイトル抽出方法、タイトル抽出プログラム、コンテンツ生成プログラム
JP5741304B2 (ja) * 2011-08-10 2015-07-01 カシオ計算機株式会社 画像検索装置、動画検索装置、画像検索方法、動画検索方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004289197A (ja) 2004-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4424389B2 (ja) 動画作成装置、動画作成方法、およびプログラム
KR100704631B1 (ko) 음성 주석 생성 장치 및 방법
KR101007508B1 (ko) 비디오 신호 처리 장치, 비디오 신호 기록 장치, 비디오신호 재생 장치, 비디오 신호 처리 장치의 처리 방법,비디오 신호 기록 장치의 처리 방법, 비디오 신호 재생장치의 처리 방법, 기록 매체
JP2003087727A (ja) ネットワーク情報処理システムおよび情報処理方法
JP2003274352A (ja) コンテンツ記録再生装置およびコンテンツ編集方法
JP4450591B2 (ja) 情報編集装置、表示制御方法およびプログラム
JP2007323698A (ja) マルチメディアコンテンツ表示装置、方法及びプログラム
JP4233362B2 (ja) 情報配信装置、情報配信方法、および情報配信プログラム
JP4295532B2 (ja) 情報編集装置、情報編集方法、および情報編集プログラム
JP4171316B2 (ja) 情報編集装置、情報編集方法、および情報編集プログラム
JPH113346A (ja) 動画像ファイル管理装置
JP2004302681A (ja) 情報編集装置、情報編集方法、および情報編集プログラム
JP4171315B2 (ja) 情報編集装置、情報編集システム、情報編集方法、情報編集プログラム
JP4080904B2 (ja) 情報編集装置、情報編集プログラム
JP4149824B2 (ja) 識別情報表示制御装置、プレゼンテーションデータ作成装置、プログラムおよび記録媒体
JP2004287525A (ja) 情報提供装置、情報提供方法、および情報提供プログラム
JP4330905B2 (ja) 情報編集装置、情報編集方法、および情報編集プログラム
JP4149825B2 (ja) インデキシング装置、インデキシング方法およびプログラム
JP2000059724A (ja) マルチメディアオーサリング方法およびその装置、記録媒体
JP4640564B2 (ja) コンテンツ配信システム
US20240233770A1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and program
JP2004304350A (ja) 情報編集装置、情報編集システム、情報編集方法、および情報編集プログラム
JP2006211191A (ja) 編集操作補助方法、装置、プログラム及び媒体
JP4250662B2 (ja) デジタルデータ編集装置
JPH11260041A (ja) マンガ型映像編集方法及び装置ならびに該編集方法を記録した記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050627

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070814

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090407

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090410

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130417

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140417

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees