JP4171315B2 - 情報編集装置、情報編集システム、情報編集方法、情報編集プログラム - Google Patents

情報編集装置、情報編集システム、情報編集方法、情報編集プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、情報編集装置、情報編集システム、情報編集方法、および情報編集プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
映像情報に対しインデキシングを行なう場合、映像内容に関してどのようなイベントが発生したのか、映像内容に対してイベントに関する情報を付加する必要がある。この作業は、作業者が実際に撮影した映像をすべて見て映像の内容を把握し、シーンの切り替わり、話題の切り替わりを判断し、付加すべきイベントに関する情報を決めていくことにより行われている。このようなインデキシングを施された映像情報は、シーン単位での閲覧や、映像内容に付加した情報による検索を行なうことが可能となる。
【0003】
このようなインデキシング技術としては、スライド等のドキュメントが表示されたタイミングに基づいて、当該ドキュメントに関連する映像を同期させるドキュメント処理方法が知られている。(例えば、特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−232858号公報(第5−9頁)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記の技術によれば、スライドの表示のタイミングに基づいて映像を編集しているため、編集対象が、スライドの内容に関連する情報に限定されてしまう。そこで、このように、スライドの内容に関連する情報のみならず、多様な情報を編集対象とすることのできる情報編集技術の提供が望まれている。
【0006】
この発明は上記に鑑みてなされたもので、多様な情報に対して、適切なインデキシング処理を効率的に行うことのできる情報編集装置、情報編集システム、情報編集方法、および情報編集プログラムを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、動画データであるデジタルデータを編集する情報編集装置であって、再生装置において編集対象デジタルデータが再生されている間に、前記編集対象デジタルデータに対応付けるべき付帯デジタルデータを生成する付帯デジタルデータを生成する付帯デジタルデータ生成装置から前記付帯デジタルデータを取得する付帯デジタルデータ取得手段と、前記再生装置から前記編集対象デジタルデータを取得する編集対象デジタルデータ取得手段と、入力手段を介して編集者から受け付けた指示に基づいて取得されたイベント情報を、前記再生装置から取得するイベント情報取得手段と、前記イベント情報取得手段が取得した前記イベント情報に基づいて、前記付帯デジタルデータの所定の区間を、前記編集対象デジタルデータの所定の区間に対応付ける情報編集手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
この請求項1の発明によれば、編集者から受け付けた指示に基づいて取得されたイベント情報に基づいて、付帯デジタルデータの所定の区間を、編集対象デジタルデータの所定の区間に対応付けることができるので、編集者からの指示に基づいて適切な両データの適切な区間同士を対応付けることができる。また、イベント情報に基づいて自動的に編集対象デジタルデータを編集することができるので、処理効率を向上させることができる。
【0009】
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の情報編集装置であって、前記イベント情報は、前記入力手段が前記指示を受け付けた日時を含んでおり、前記情報編集手段は、前記イベント情報に含まれる前記日時に基づいて、前記付帯デジタルデータの所定の区間を、前記編集対象デジタルデータの所定の区間に対応付けることを特徴とする。
【0010】
この請求項2の発明によれば、イベント情報は、入力手段が指示を受け付けた日時を含んでいるので、当該日時と、イベント情報に含まれる日時に基づいて編集対象デジタルデータと付帯デジタルデータとを同期させることができるので、適切な編集を行うことができる。
【0011】
また、請求項3にかかる発明は、請求項1または2に記載の情報編集装置であって、指示受付手段を介して編集者から受け付けた指示に基づいて、イベント情報を生成するイベント情報生成手段をさらに備え、前記イベント情報生成手段で生成されたイベント情報は、前記編集対象デジタルデータの内容を示す内容属性を含み、前記情報編集手段により編集された後の前記編集対象デジタルデータを前記内容属性に基づいて再編成する再編成手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0012】
この請求項3の発明によれば、イベント情報生成手段は、内容属性を含むイベント情報を生成するので、再編成手段は、この内容属性に基づいて、編集後の編集対象デジタルデータを、再編成することにより新たなデジタルデータを生成することができる。これにより、各利用者に適した情報のみを含むデジタルデータを利用者に提供することができる。
【0013】
また、請求項4にかかる発明は、請求項3に記載の情報編集装置であって、前記情報編集手段が編集した後の前記編集対象デジタルデータを保持する編集対象デジタルデータ保持手段をさらに備え、前記再編成手段は、前記デジタルデータ保持手段に保持されている複数の前記編集対象デジタルデータを、前記内容属性に基づいて再編成することを特徴とする。
【0014】
この請求項4の発明によれば、再編成手段は、複数のデジタルデータに含まれるデータを再編成して新たなデジタルデータを生成することができる。
【0015】
また、請求項5にかかる発明は、動画データであるデジタルデータを編集する情報編集システムであって、入力手段が受け付けた指示に基づいて、イベント情報を取得するイベント情報取得手段を備える、編集対象デジタルデータを再生する再生手段と、前記編集対象デジタルデータが再生されている間に、前記編集対象デジタルデータに対応付けるべき付帯デジタルデータを生成する付帯デジタルデータ生成手段と、前記イベント情報取得手段が取得した前記イベント情報に基づいて、前記付帯デジタルデータの所定の区間を、前記編集対象デジタルデータの所定の区間に対応付ける情報編集手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】
この請求項5の発明によれば、編集者から受け付けた指示に基づいて取得されたイベント情報に基づいて、付帯デジタルデータの所定の区間を、編集対象デジタルデータの所定の区間に対応付けることができるので、編集者からの指示に基づいて適切な両データの適切な区間同士を対応付けることができる。また、イベント情報に基づいて自動的に編集対象デジタルデータを編集することができるので、処理効率を向上させることができる。
【0017】
また、請求項6にかかる発明は、動画データであるデジタルデータを編集する情報編集システムであって、入力手段が受け付けた指示に基づいて、イベント情報を取得するイベント情報取得手段を備える、編集対象デジタルデータを再生する再生手段と、前記再生手段において前記編集対象デジタルデータが再生されている間に、前記編集対象デジタルデータに対応付けるべき付帯デジタルデータを生成する付帯デジタルデータ生成手段と、を備え、さらに、前記再生装置から前記編集対象デジタルデータを取得する編集対象デジタルデータ取得手段と、前記付帯デジタルデータ生成装置から前記付帯デジタルデータを取得する付帯デジタルデータ取得手段と、前記再生手段から取得済みの前記イベント情報を取得する取得済みイベント情報取得手段と、を備える、前記取得済みイベント情報取得手段が取得した前記イベント情報に基づいて、前記付帯デジタルデータ取得手段が取得した前記付帯デジタルデータの所定の区間を、前記編集対象デジタルデータ取得手段が取得した前記編集対象デジタルデータの所定の区間に対応付ける情報編集手段とを備えたことを特徴とする。
【0018】
この請求項6の発明によれば、編集者から受け付けた指示に基づいて取得されたイベント情報に基づいて、付帯デジタルデータの所定の区間を、編集対象デジタルデータの所定の区間に対応付けることができるので、編集者からの指示に基づいて適切な両データの適切な区間同士を対応付けることができる。また、イベント情報に基づいて自動的に編集対象デジタルデータを編集することができるので、処理効率を向上させることができる。
【0019】
また、請求項7にかかる発明は、動画データであるデジタルデータを編集する情報編集方法であって、再生装置において編集対象デジタルデータが再生されている間に、前記編集対象デジタルデータに対応付けるべき付帯デジタルデータを生成する付帯デジタルデータを生成する付帯デジタルデータ生成装置から前記付帯デジタルデータを取得する付帯デジタルデータ取得ステップと、前記再生装置から前記編集対象デジタルデータを取得する編集対象デジタルデータ取得ステップと、前記再生装置の入力手段を介して編集者から受け付けた指示に基づいて取得されたイベント情報を、前記再生装置から取得するイベント情報取得ステップと、前記イベント情報取得ステップにおいて取得した前記イベント情報に基づいて、前記付帯デジタルデータの所定の区間を、前記編集対象デジタルデータの所定の区間に対応付ける情報編集ステップとを有することを特徴とする。
【0020】
この請求項7の発明によれば、編集者から受け付けた指示に基づいて取得されたイベント情報に基づいて、付帯デジタルデータの所定の区間を、編集対象デジタルデータの所定の区間に対応付けることができるので、編集者からの指示に基づいて適切な両データの適切な区間同士を対応付けることができる。また、イベント情報に基づいて自動的に編集対象デジタルデータを編集することができるので、処理効率を向上させることができる。
【0021】
また、請求項8にかかる発明は、動画データであるデジタルデータを編集する情報編集方法であって、編集対象デジタルデータを再生する再生ステップと、前記編集対象デジタルデータが再生されている間に、前記編集対象デジタルデータに対応付けるべき付帯デジタルデータを生成する付帯デジタルデータ生成ステップと、編集者が指示を入力する入力ステップと、前記入力ステップにおいて受け付けた指示に基づいて、イベント情報を取得するイベント情報取得ステップと、前記イベント情報取得ステップにおいて取得した前記イベント情報に基づいて、前記付帯デジタルデータの所定の区間を、前記編集対象デジタルデータの所定の区間に対応付ける情報編集ステップとを有することを特徴とする。
【0022】
この請求項8の発明によれば、編集者から受け付けた指示に基づいて取得されたイベント情報に基づいて、付帯デジタルデータの所定の区間を、編集対象デジタルデータの所定の区間に対応付けることができるので、編集者からの指示に基づいて適切な両データの適切な区間同士を対応付けることができる。また、イベント情報に基づいて自動的に編集対象デジタルデータを編集することができるので、処理効率を向上させることができる。
【0023】
また、請求項9にかかる発明は、動画データであるデジタルデータを編集する情報編集方法をコンピュータに実行させる情報編集プログラムであって、再生装置において編集対象デジタルデータが再生されている間に、前記編集対象デジタルデータに対応付けるべき付帯デジタルデータを生成する付帯デジタルデータを生成する付帯デジタルデータ生成装置から前記付帯デジタルデータを取得する付帯デジタルデータ取得ステップと、前記再生装置から前記編集対象デジタルデータを取得する編集対象デジタルデータ取得ステップと、前記再生装置の入力手段を介して編集者から受け付けた指示に基づいて取得されたイベント情報を,前記再生装置から取得するイベント情報取得ステップと、前記イベント情報取得手段が取得した前記イベント情報に基づいて、前記付帯デジタルデータの所定の区間を、前記編集対象デジタルデータの所定の区間に対応付ける情報編集ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0024】
この請求項9の発明によれば、編集者から受け付けた指示に基づいて取得されたイベント情報に基づいて、付帯デジタルデータの所定の区間を、編集対象デジタルデータの所定の区間に対応付けることができるので、編集者からの指示に基づいて適切な両データの適切な区間同士を対応付けることができる。また、イベント情報に基づいて自動的に編集対象デジタルデータを編集することができるので、処理効率を向上させることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報編集装置、情報編集システム、情報編集方法、および情報編集プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0026】
図1は、この発明の実施の形態である情報編集装置5を含む情報編集システム1の全体構成を示している。
【0027】
情報編集システム1は、スポーツ映像31を格納する再生装置2と、この再生装置2と接続し、スポーツ映像31を投影するプロジェクター等の投影機3と、投影機3により投影された映像を表示する表示画面30と、表示画面30に表示された映像について解説者が解説している様子を音声と共に動画撮影する音声取り込み機能付きのDVカメラ4と、DVカメラ4が取り込んだ音声を含む解説映像およびスポーツ映像31を編集する情報編集装置5とを備えている。なお、ここで、スポーツ映像31および解説映像は、それぞれ本発明の編集対象デジタルデータおよび付帯デジタルデータに相当する。
【0028】
DVカメラ4と情報編集装置5は、例えば、IEEE1394などのインターフェイスで接続されている。また、再生装置2と情報編集装置5は、IEEE802.11bなどの通信インターフェイスで接続されている。無線通信環境がない場合は、通常のイーサネット(R)によるピア・ツー・ピア接続であってもよい。
【0029】
再生装置2は、単にスポーツ映像31を格納しており、投影機3と通信可能であればよく、例えば、映像の再生機能を備えたPCであってもよい。
【0030】
編集者は、解説者がスポーツ映像31を表示画面30に表示させながらスポーツ映像31について解説している様子を、DVカメラ4を用いて撮影する。ここで、編集者とは、情報編集システム1を利用して動画を編集する者のことである。
【0031】
撮影が終了すると、情報編集装置5は、再生装置2からスポーツ映像31を取得し、さらに、DVカメラ4から生成された解説映像を取得する。そして、情報編集装置5は、スポーツ映像31を編集する。すなわち、スポーツ映像31に解説映像を対応付けた情報ファイルを生成する。
【0032】
図2は、本実施の形態にかかる情報編集システム1に特徴的な処理を行う情報編集装置5の情報編集部35と、再生装置2のイベント処理部32の機能構成を示すブロック図である。
【0033】
イベント処理部32は、再生装置2に接続されたキーボード21やマウス15からの入力により、プレゼンテーションに関するイベントを示すイベント情報を取得するイベントキャプチャ部33と、イベントキャプチャ部33が取得したイベント情報を記録するイベント記録部34と、スポーツ映像31を投影機3に出力する出力部56と、イベント情報およびスポーツ映像31を情報編集装置5に送信する送信部44とを有している。
【0034】
なお、イベント記録部34は、出力部56がスポーツ映像31を外部に出力する場合に、出力している時刻を対応するスポーツ映像31のフレームに対応付けて記録する。すなわち、本実施の形態にかかるイベント記録部34は、本発明にかかる日時記録手段に相当する。
【0035】
また、情報編集部35は、送信部44からイベント情報およびスポーツ映像31を受け取る受信部36と、受信部36が受け取ったイベント情報を制御するイベント情報制御部37と、イベント情報を記録するイベント記録部38と、イベント記録部38からイベント情報を取得し、イベント情報の内容を解釈するイベント解釈部42と、受信部36が受け取ったスポーツ映像31をキャプチャするスポーツ映像キャプチャ部52と、編集者又は解説者(以下「解説者等」と称す)からの指示を受け付ける指示受付部54と、指示受付部54からの指示に従い、イベント解釈部42によって解釈されたイベント情報に基づいて、スポーツ映像31および解説映像48を編集し、情報ファイルを生成する情報ファイル生成部43と、情報ファイル生成部43が生成した情報ファイルを外部に出力する出力部50と、DVカメラ4が取り込んだ解説映像48をキャプチャする解説映像キャプチャ部40と、解説映像48を管理する解説映像管理部41と、DVカメラ4を制御する撮影機器制御部39とを有している。
【0036】
ここで、イベントキャプチャ部33、受信部36、および解説映像キャプチャ部40は、それぞれ本発明のイベント情報取得手段、編集対象デジタルデータ取得手段、および付帯デジタルデータ取得手段を構成する。
【0037】
次に、図3を参照しつつ、スポーツ映像31および解説映像48について説明する。図3(A)は、スポーツ映像31を模式的に示している。スポーツ映像31は、解説映像48を撮影するときに表示画面30に表示すべき映像であって、複数のフレーム310a,310b,・・・を有している。各フレーム310a,310b,・・・には、フレーム番号が付与されており、フレーム番号順に表示画面30に表示される。
【0038】
また、図3(B)は、スポーツ映像31を表示画面30に表示しているときに撮影した解説映像48を模式的に示している。解説映像48も同様に複数のフレーム480a,480b,…を有しており、各フレーム480a,480b,…には、それぞれフレーム番号が付与されている。なお解説映像48には、各フレームが生成された日時が対応付けられている。なお、1フレームごとに日時が対応付けられている必要はなく、例えば1秒ごとに対応するフレームに日時が対応付けられていればよい。
【0039】
通常、解説映像48を撮影する間解説者または編集者は、以下の操作を行う。
1.再生装置2の起動
2.イベント情報生成・ソフトの起動
3.解説映像の撮影開始
4.解説映像の撮影終了
5.内容属性付与
6.区間調整指示
7.イベント情報生成・ソフトの終了
8.再生装置2の終了
以上の操作は、いずれもマウス15またはキーボード21における所定の操作に対応付けられている。例えば、再生装置2の表示画面30に表示されたイベント情報生成・ソフトのアイコンをマウス15によりクリックする操作は、イベント情報生成・ソフトの起動というイベントに対応付けられている。
【0040】
イベント記録部34は、このイベント情報のログを記録し、送信部44は通信インターフェイスを介して情報編集部35に送信する。
【0041】
撮影機器制御部39は、イベント情報に基づいてDVカメラ4を制御する。イベント記録部38は、イベント処理部32から受信したイベント情報のみならず、DVカメラ4の制御のイベント情報も記録する。
【0042】
例えば、イベント情報生成・ソフトの起動というイベントが発生したときは、このイベント情報をイベント記録部38で記録する。さらに、撮影機器制御部39により、DVカメラ4からの解説映像の取り込みを開始する。イベント情報生成・ソフトが終了したときは、撮影機器制御部39は、DVカメラ4からの解説映像の取り込みを終了する。そして、イベント情報制御部37は、イベント情報生成・ソフトの終了をイベントとするイベント情報をイベント記録部38に記録する。
【0043】
なお、本実施の形態においては、情報ファイル生成部43は、SMIL(Synchronized Multimedia Integration Language)を利用して情報ファイルを生成する。ここで、SMILとは、動画、静止画、音声、音楽、文字など様々な形式のデータの再生を制御して同期させる言語のことであり、XMLで記述されている。SMILを用いることにより、表示画面における表示位置、表示させるタイミング、表示させる時間などを指定することができる。
【0044】
このように、情報編集部35は、DVカメラ4から取り込んだ解説映像中のイベントのイベント情報を解説映像とともに管理することができる。
【0045】
図4は、イベント情報リスト340のデータ構成を模式的に示している。イベント情報リスト340には、イベント情報341,342,343・・・が、各イベントの発生した順番に配列されている。イベント情報には、発生したイベントの種類およびイベントが発生した日時が含まれている。例えば、録画開始が指示されると、スポーツ映像31と解説映像48との同期をイベント種類とするイベント情報が記録される。同期を示すイベント情報によりスポーツ映像31と解説映像48との同期を取ることができる。
【0046】
また、解説者等からの指示により、内容属性付与をイベント種類とするイベント情報が記録される。これは、スポーツ映像の所定の区間に対し内容属性を付与することを示している。例えば、指示受付部54を介して、直前の区間に対してA選手、○○チームという内容属性を付与する指示を受け付けると、A選手、○○チームという情報を内容属性とするイベント情報が生成され、イベント情報リスト340に追加される。さらに解説者等からの指示により、区間調整指示をイベント種類とするイベント情報が記録される。また、指示受付部54を介して、スポーツ映像31を複数の区間に分割する場合の区間の境界位置の指定を受け付けた場合には、所定の位置に区間境界を挿入する旨の区間調整指示をイベント種類とするイベント情報が記録される。
【0047】
このように、イベント情報リスト340には、解説映像48を撮影している間に生じた各種イベントが記録されている。従って、情報ファイル生成部43は、このイベント情報を利用することによりスポーツ映像31および解説映像48から情報ファイルを生成することができる。
【0048】
図5は、図2において説明した情報ファイル生成部43の詳細な機能構成を示す機能ブロック図である。情報ファイル生成部43は、区間決定部430と、同期部431と、情報ファイル保持部432と、情報ファイル再編成部433と、目次項目取得部435とを有する。
【0049】
区間決定部430は、再生装置2から取得したイベント情報700に基づいて、DVカメラ4から取得した解説映像48を複数の区間に分割する。具体的には、区間決定部430は、区間調整指示をイベント種類とするイベント情報を検索し、当該イベント情報に示される、区間境界挿入又区間境界削除の指示に従って区間境界を挿入又は削除する。なお、区間調整指示には、フレーム番号が指定されており、区間決定部430は、対応するフレームに区間境界を挿入し、又は対応するフレームから区間境界を削除する。
【0050】
目次項目取得部435は、図2において説明した指示受付部54を介して解説者等から各区間の目次項目を取得する。
【0051】
同期部431は、イベント情報700に基づいて、解説映像48の各区間をスポーツ映像31の所定の区間に対応付ける。同期部431は、さらに、目次項目取得部435から取得した目次項目をスポーツ映像31の所定の区間に対応付ける。
【0052】
情報ファイル保持部432は、同期部431によって解説映像48および目次項目が対応付けられたスポーツ映像31、すなわち情報ファイルを保持する。
【0053】
情報ファイル再編成部433は、指示受付部54からの指示に基づいて、情報ファイル保持部432に保持されている複数の情報ファイルに含まれる各区間毎の映像を抽出し、新たな情報ファイルを再編成し出力部50に送る。
【0054】
以下、図6を参照しつつ、情報編集システム1が情報ファイルを作成するときの情報編集処理について説明する。まず、イベント処理部32は、投影機3にスポーツ映像31を出力する(ステップS100)。このとき、イベントキャプチャ部33は、スポーツ映像31を出力した出力日時を、所定の時間間隔でスポーツ映像31のうち、当該出力日時に出力されたフレームに対応付けて記録する(ステップS102)。
【0055】
編集者は、表示画面30に表示されているスポーツ映像31を見ながら、解説者がスポーツ映像31を解説している様子をDVカメラ4により撮影する(ステップS104)。なお、解説映像には、スポーツ映像31が含まれている。
【0056】
撮影が開始されると、解説映像キャプチャ部40は、DVカメラ4によって撮影された解説映像を取得する。さらに、受信部36は、イベント処理部32からイベント情報、およびスポーツ映像を取得する(ステップS106)。
【0057】
次に、イベント解釈部42はイベント種類等イベント情報の内容を解釈する(ステップS112)。そして、情報ファイル生成部43は、イベント解釈部42から受け取ったイベント情報に基づいて、スポーツ映像31および解説映像48を編集して情報ファイルを生成する(ステップS114)。
【0058】
次に、図7を参照しつつ、図6で説明したステップS114における情報ファイル生成部43の詳細な処理について説明する。
【0059】
ます、区間決定部430は、スポーツ映像31を複数の区間に分割し、かつ解説映像48を複数の区間に分割する(ステップS202)。
【0060】
具体的には、解説映像48に対しては、区間調整指示をイベント種類とするイベント情報700により指定されている位置を区間の境界位置とする各区間に分割する。また、スポーツ映像31に対しては、指示受付部54を介して利用者から受け付けた指示に従って複数の区間に分割する。なお、他の例としては、スポーツ映像31の作成者が、スポーツ映像31を予め複数の区間に分割している場合には、改めて区間に分割する処理は行わず、予め設定されている区間を利用してもよい。
【0061】
次に、同期部431は、イベント情報700に基づいて、解説映像48の各区間をスポーツ映像31の各区間に対応付ける(ステップS204)。具体的には、録画開始をイベントの種類とするイベント情報におけるイベント発生日時に対応する日時に再生されたフレームを含むスポーツ映像31の区間に、当該イベント情報に示される録画開始時に録画が開始された解説映像48の区間を対応付ける。
【0062】
同期部431は、イベント情報に内容属性として記述されている内容を、イベント情報により定まるスポーツ映像31の区間に対応付ける(ステップS206)。
【0063】
次に、目次項目取得部435は、指示受付部54を介して各区間に対応する目次項目を取得する(ステップS208)。次に、同期部431は、目次項目取得部435から目次項目を取得する。そして、取得した目次項目を、指定されたスポーツ映像31の各区間に対応付ける(ステップS210)。ここで、目次項目を含む目次情報が生成される。そして、生成された目次情報は、対応するスポーツ映像31の情報ファイルに含められる。以上で、ステップS114の処理が完了する。
【0064】
図8は、図6および図7において説明した情報編集システム1の処理によって生成された情報ファイルを示している。
【0065】
図8(A)は、編集後のスポーツ映像31を示している。また、図8(B)は、編集後の解説映像48を示している。
【0066】
編集後のスポーツ映像31は、時間軸に沿って所定の長さの各区間に分割されており、それぞれ、区間1、区間2と、区間識別情報が割り当てられている。各区間には、対応する目次項目が対応付けられている。なお、図8に示すスポーツ映像31は、いずれも目次項目「1回表」に対応付けられている。
【0067】
また、各区間には、解説者等から指定された内容属性が対応付けられている。例えば、内容属性として、被写体となっている選手の名前、野球の試合であれば、攻撃中のチーム名などが対応付けられている。さらに、内容属性としては、ホームラン、三振、など各区間で生じたプレーの名称が対応付けられていてもよい。
【0068】
スポーツ映像31の各区間には、解説映像48の区間が対応付けられている。図8に示す情報ファイルにおいては、スポーツ映像31の区間1に解説映像48の区間1が対応付けられている。また、スポーツ映像31の区間2に解説映像48の区間2が対応付けられている。
【0069】
また、スポーツ映像31の区間3には、解説映像48が対応付けられておらず、スポーツ映像31の区間4に、解説映像48の区間3が対応付けられている。このように、スポーツ映像31の全ての区間に解説映像48が対応付けられていなくともよい。
【0070】
本実施の形態においては、イベント情報に基づいて、スポーツ映像31と解説映像48の各区間を対応付けているので、各区間毎にスポーツ映像31と解説映像48との同期をとることができる。
【0071】
また、スポーツ映像31の区間の長さと、スポーツ映像31の当該区間に対応付けられた解説映像48の区間の長さとは一致している必要はない。例えば、スポーツ映像31の区間1の長さが5分であって、当該区間1に対応付けられている解説映像48の区間1の長さが2分であってもよい。このように、比較的自由に各区間同士を対応付けることができる。
【0072】
図9は、出力部50から出力された情報ファイルを示している。図9に示す表示部500には、解説映像48を表示するフレーム600と、スポーツ映像31を表示するフレーム330が含まれている。さらに、当該スポーツ映像31に対応付けられた目次項目で構成される目次情報を表示する目次欄800が含まれている。
【0073】
なお、目次欄800の各目次項目とスポーツ映像31および解説映像48とはリンクしており、例えば、目次欄800中の「1回表」という目次項目が選択されると、そのとき表示されているスポーツ映像31の区間にかかわらず、スポーツ映像31の「1回表」に対応する区間、すなわち区間1が再生される。このように、目次項目を選択することにより、利用者の所望の区間を表示させることができる。
【0074】
次に、図10を参照しつつ、情報編集システム1が情報ファイルを再編成する処理について説明する。指示受付部54を介して、利用者から情報ファイルの提供要求を取得すると(ステップS300)、情報ファイル再編成部433は、取得した提供要求に内容属性指定情報が含まれているか否かを判断する(ステップS302)。すなわち、提供すべき情報に対して、内容属性に関する指定があるか否かを判断する。内容属性指定情報が含まれている場合には(ステップS302,Yes)、情報ファイル再編成部433は、内容属性指定情報が示す内容属性に対応付けられた区間の映像を、情報ファイル保持部432から抽出する(ステップS306)。このとき、情報ファイル保持部432に保持されているすべての情報ファイルから該当する区間を抽出する。
【0075】
情報ファイル再編成部433は、内容属性情報に基づいてすべての区間の映像を抽出すると、抽出した全ての区間の映像から新たな情報ファイルを生成する。このとき、各区間の映像を、当該映像に対応付けられた出力日時の順番に編成する。
【0076】
なお、他の例としては、指示受付部54を介して取得したファイルの提供要求に、編集の際の順番が指示されている場合には、当該指示に従って編成してもよい。
【0077】
情報ファイルの再編成が完了すると、情報ファイル再編成部433は、再編成後の情報ファイルを出力部50に送る。そして、出力部50は、再編成後の情報ファイルを出力する。具体的には、出力部50は、記録媒体のドライバであって、当該ドライバに着脱可能に装着された記録媒体に情報ファイルを書き込んでもよい。この場合、利用者は、当該記録媒体として情報ファイルを取得することができる。なお、他の例としては、出力部50は、例えばネットワークを介して通信可能な通信手段であってもよい。この場合、出力部50は、ネットワークを介して利用者端末に情報ファイルを送信してもよい。このように、情報ファイルを利用者に提供する形態は、本実施の形態に限定されるものではない。
【0078】
一方、情報ファイルの提供要求に内容属性指定情報が含まれていない場合には、情報ファイル再編成部433は、情報ファイルの提供要求から、情報ファイル指定情報を抽出する(ステップS310)。次に、情報ファイル指定情報において指定されている情報ファイルを、情報ファイル保持部432から抽出する(ステップS312)。そして、情報ファイル再編成部433は、抽出した情報ファイルを出力部50に送る(ステップS308)。以上で、情報ファイルの再編成処理が完了する。
【0079】
図11を参照しつつ、情報ファイル再編成処理によって作成された情報ファイルの構成について説明する。図11(A)は、再編成前の情報ファイルを示している。図11(B)および(C)は、再編成後の情報ファイルを示している。図11(B)は、内容属性に「○○チーム」を含む区間を抽出する旨を指示する内容属性指定情報に基づいて再編成された情報ファイルを示している。このように、内容属性指定情報に指定された区間のみが抽出される。そして、抽出された各区間に対応付けられた出力日時の順番に再編成されて、新たな情報ファイルが生成される。
【0080】
具体的には、図11(B)に示す情報ファイルにおいては、○○チーム以外のチーム名が内容属性として対応付けられている区間2は、抽出されない。そして、区間1と区間3とが結合されている。
【0081】
また、図11(C)は、内容属性に「ホームラン」を含む区間を抽出する旨を示す内容属性指定情報に基づいて再編成された情報ファイルを示している。この場合には、図11(C)に示すように内容属性に「ホームラン」が含まれている区間、すなわち区間2が抽出されて、新たな情報ファイルに加えられる。
【0082】
なお、図11においては、一の情報ファイルから情報ファイルを再編成する例について示したが、実際には、複数の情報ファイルを抽出元として、新たな情報ファイルを編成する。
【0083】
図12は、実施の形態にかかる情報編集装置5のハードウェア構成を示す図である。情報編集装置5は、図2および図5を参照しつつ説明した、情報編集部35の情報編集プログラムなどが格納されているROM52、ROM52内のプログラムに従って情報編集装置5の各部を制御し、情報編集処理等を実行するCPU51、ワークエリアが形成され、情報編集装置5の制御に必要な種々のデータが記憶されているRAM53、ネットワークに接続して、通信を行う通信I/F57、および各部を接続するバス62を備えている。
【0084】
先に述べた情報編集装置5における情報編集処理を実行する情報編集プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フロッピー(R)ディスク(FD)、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
【0085】
また、本実施形態の情報編集プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。
【0086】
この場合には、情報編集プログラムは、情報編集装置5において上記記録媒体から読み出して実行することにより主記憶装置上にロードされ、上記ソフトウェア構成で説明した各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
【0087】
また、再生装置2のハードウェア構成は、図13を参照しつつ説明した情報編集装置5のハードウェア構成と同様であるので、説明を省略する。
【0088】
以上、実施の形態にかかる情報編集システム1について説明したが、上記実施の形態に多様な変更または改良を加えることができる。
【0089】
そうした第1の変更例としては、本実施の形態においては、解説映像キャプチャ部40は、DVカメラ4において解説映像48を撮影している時に、順次解説映像48を取得したが、これにかえて、解説映像キャプチャ部40は、DVカメラ4が解説映像48の撮影を終了した後に、解説映像48を取得してもよい。
【0090】
第2の変更例としては、本実施の形態においては、解説映像48に表示画面30が映像として含まれている場合、すなわち、スポーツ映像31が含まれている場合について説明したが、解説映像48には必ずしもスポーツ映像31が含まれていなくてもよい。例えば、解説映像48として、解説者が話している様子や、スポーツ映像31に関連する映像を撮影してもよい。
【0091】
第3の変更例としては、本実施の形態においては、スポーツ映像と、当該スポーツ映像の解説映像を対象としたが、これにかえて、スポーツ映像と、スポーツ映像の解説の解説音声データを対象としてもよい。この場合にも、本実施の形態において説明したのと同様に、イベント情報700に基づいて、解説音声データの各区間をスポーツ映像の各区間に対応付ける。
【0092】
第4の変更例としては、本実施の形態においては、スポーツ映像と、当該スポーツ映像の解説映像を対象としたが、これにかえて、映画やドラマと、映画やドラマの解説映像を対象としてもよい。このように、対象となる映像は、本実施の形態に限定されるものではない。
【0093】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1にかかる発明によれば、編集者から受け付けた指示に基づいて取得されたイベント情報に基づいて、付帯デジタルデータの所定の区間を、編集対象デジタルデータの所定の区間に対応付けることができるので、編集者からの指示に基づいて適切な両データの適切な区間同士を対応付けることができる。また、イベント情報に基づいて自動的に編集対象デジタルデータを編集することができるので、処理効率を向上させることができるという効果を奏する。
【0094】
また、請求項2にかかる発明によれば、イベント情報は、入力手段が指示を受け付けた日時を含んでいるので、当該日時と、イベント情報に含まれる日時に基づいて編集対象デジタルデータと付帯デジタルデータとを同期させることができるので、適切な編集を行うことができるという効果を奏する。
【0095】
また、請求項3にかかる発明によれば、イベント情報生成手段は、内容属性を含むイベント情報を生成するので、再編成手段は、この内容属性に基づいて、編集後の編集対象デジタルデータを、再編成することにより新たなデジタルデータを生成することができる。これにより、各利用者に適した情報のみを含むデジタルデータを利用者に提供することができるという効果を奏する。
【0096】
また、請求項4にかかる発明によれば、再編成手段は、複数のデジタルデータに含まれるデータを再編成して新たなデジタルデータを生成することができるという効果を奏する。
【0097】
また、請求項5にかかる発明によれば、編集者から受け付けた指示に基づいて取得されたイベント情報に基づいて、付帯デジタルデータの所定の区間を、編集対象デジタルデータの所定の区間に対応付けることができるので、編集者からの指示に基づいて適切な両データの適切な区間同士を対応付けることができる。また、イベント情報に基づいて自動的に編集対象デジタルデータを編集することができるので、処理効率を向上させることができるという効果を奏する。
【0098】
また、請求項6にかかる発明によれば、編集者から受け付けた指示に基づいて取得されたイベント情報に基づいて、付帯デジタルデータの所定の区間を、編集対象デジタルデータの所定の区間に対応付けることができるので、編集者からの指示に基づいて適切な両データの適切な区間同士を対応付けることができるという効果を奏する。また、イベント情報に基づいて自動的に編集対象デジタルデータを編集することができるので、処理効率を向上させることができるという効果を奏する。
【0099】
また、請求項7にかかる発明によれば、編集者から受け付けた指示に基づいて取得されたイベント情報に基づいて、付帯デジタルデータの所定の区間を、編集対象デジタルデータの所定の区間に対応付けることができるので、編集者からの指示に基づいて適切な両データの適切な区間同士を対応付けることができるという効果を奏する。また、イベント情報に基づいて自動的に編集対象デジタルデータを編集することができるので、処理効率を向上させることができるという効果を奏する。
【0100】
また、請求項8にかかる発明によれば、編集者から受け付けた指示に基づいて取得されたイベント情報に基づいて、付帯デジタルデータの所定の区間を、編集対象デジタルデータの所定の区間に対応付けることができるので、編集者からの指示に基づいて適切な両データの適切な区間同士を対応付けることができるという効果を奏する。また、イベント情報に基づいて自動的に編集対象デジタルデータを編集することができるので、処理効率を向上させることができるという効果を奏する。
【0101】
また、請求項9にかかる発明によれば、編集者から受け付けた指示に基づいて取得されたイベント情報に基づいて、付帯デジタルデータの所定の区間を、編集対象デジタルデータの所定の区間に対応付けることができるので、編集者からの指示に基づいて適切な両データの適切な区間同士を対応付けることができるという効果を奏する。また、イベント情報に基づいて自動的に編集対象デジタルデータを編集することができるので、処理効率を向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報編集システム1の全体構成を示す図である。
【図2】情報編集装置5の情報編集部35と、再生装置2のイベント処理部32の機能構成を示すブロック図である。
【図3】スポーツ映像31および解説映像48を模式的に示す図である。
【図4】イベント情報リスト340のデータ構成を模式的に示す図である。
【図5】情報ファイル生成部43の詳細な機能構成を示す機能ブロック図である。
【図6】情報編集システム1が情報ファイルを作成するときの情報編集処理を示すフローチャートである。
【図7】図6で説明したステップS114における情報ファイル生成部43の詳細な処理について説明する図である。
【図8】編集後のスポーツ映像31および編集後の解説映像48を示す図である。
【図9】出力部50から出力された情報ファイルを示す図である。
【図10】情報編集システム1が情報ファイルを再編成する処理を示すフローチャートである。
【図11】編成前後の情報ファイルを模式的に示す図である。
【図12】情報編集装置5のハードウェア構成を示す図である。
【符号の説明】
1 情報編集システム
2 再生装置
4 DVカメラ
5 情報編集装置
15 マウス
21 キーボード
30 表示画面
32 イベント処理部
33 イベントキャプチャ部
34 イベント記録部
35 情報編集部
36 受信部
37 イベント情報制御部
38 イベント記録部
39 撮影機器制御部
40 解説映像キャプチャ部
41 解説映像管理部
42 イベント解釈部
43 情報ファイル生成部
44 送信部
50 出力部
52 スポーツ映像キャプチャ部
54 指示受付部
56 出力部
62 バス
340 イベント情報リスト
430 区間決定部
431 対応付部
432 情報ファイル保持部
433 情報ファイル再編成部
435 目次項目取得部
500 表示部

Claims (9)

  1. 動画データであるデジタルデータを編集する情報編集装置であって、
    再生装置において編集対象デジタルデータが再生されている間に、前記編集対象デジタルデータに対応付けるべき付帯デジタルデータを生成する付帯デジタルデータ生成装置から前記付帯デジタルデータを取得する付帯デジタルデータ取得手段と、
    前記再生装置から前記編集対象デジタルデータを取得する編集対象デジタルデータ取得手段と、
    入力手段を介して編集者から受け付けた指示に基づいて取得されたイベント情報を、前記再生装置から取得するイベント情報取得手段と、
    前記イベント情報取得手段が取得した前記イベント情報に基づいて、前記付帯デジタルデータの所定の区間を、前記編集対象デジタルデータの所定の区間に対応付ける情報編集手段と
    を備えたことを特徴とする情報編集装置。
  2. 前記イベント情報は、前記入力手段が前記指示を受け付けた日時を含んでおり、
    前記情報編集手段は、前記イベント情報に含まれる前記日時に基づいて、前記付帯デジタルデータの所定の区間を、前記編集対象デジタルデータの所定の区間に対応付けることを特徴とする請求項1に記載の情報編集装置。
  3. 指示受付手段を介して編集者から受け付けた指示に基づいて、イベント情報を生成するイベント情報生成手段をさらに備え、
    前記イベント情報生成手段で生成されたイベント情報は、前記編集対象デジタルデータの内容を示す内容属性を含み、
    前記情報編集手段により編集された後の前記編集対象デジタルデータを前記内容属性に基づいて再編成する再編成手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の情報編集装置。
  4. 前記情報編集手段が編集した後の前記編集対象デジタルデータを保持する編集対象デジタルデータ保持手段をさらに備え、
    前記再編成手段は、前記デジタルデータ保持手段に保持されている複数の前記編集対象デジタルデータを、前記内容属性に基づいて再編成することを特徴とする請求項3に記載の情報編集装置。
  5. 動画データであるデジタルデータを編集する情報編集システムであって、
    入力手段が受け付けた指示に基づいて、イベント情報を取得するイベント情報取得手段を備える、編集対象デジタルデータを再生する再生手段と、
    前記編集対象デジタルデータが再生されている間に、前記編集対象デジタルデータに対応付けるべき付帯デジタルデータを生成する付帯デジタルデータ生成手段と、
    前記イベント情報取得手段が取得した前記イベント情報に基づいて、前記付帯デジタルデータの所定の区間を、前記編集対象デジタルデータの所定の区間に対応付ける情報編集手段と
    を備えたことを特徴とする情報編集システム。
  6. 動画データであるデジタルデータを編集する情報編集システムであって、
    入力手段が受け付けた指示に基づいて、イベント情報を取得するイベント情報取得手段を備える、編集対象デジタルデータを再生する再生手段と、
    前記再生手段において前記編集対象デジタルデータが再生されている間に、前記編集対象デジタルデータに対応付けるべき付帯デジタルデータを生成する付帯デジタルデータ生成手段と、を備え、さらに、
    前記再生装置から前記編集対象デジタルデータを取得する編集対象デジタルデータ取得手段と、前記付帯デジタルデータ生成装置から前記付帯デジタルデータを取得する付帯デジタルデータ取得手段と、前記再生手段から取得済みの前記イベント情報を取得する取得 済みイベント情報取得手段と、を備える、
    前記取得済みイベント情報取得手段が取得した前記イベント情報に基づいて、前記付帯デジタルデータ取得手段が取得した前記付帯デジタルデータの所定の区間を、前記編集対象デジタルデータ取得手段が取得した前記編集対象デジタルデータの所定の区間に対応付ける情報編集手段と
    を備えたことを特徴とする情報編集システム。
  7. 動画データであるデジタルデータを編集する情報編集方法であって、
    再生装置において編集対象デジタルデータが再生されている間に、前記編集対象デジタルデータに対応付けるべき付帯デジタルデータを生成する付帯デジタルデータ生成装置から前記付帯デジタルデータを取得する付帯デジタルデータ取得ステップと、
    前記再生装置から前記編集対象デジタルデータを取得する編集対象デジタルデータ取得ステップと、
    前記再生装置の入力手段を介して編集者から受け付けた指示に基づいて取得されたイベント情報を、前記再生装置から取得するイベント情報取得ステップと、
    前記イベント情報取得ステップにおいて取得した前記イベント情報に基づいて、前記付帯デジタルデータの所定の区間を、前記編集対象デジタルデータの所定の区間に対応付ける情報編集ステップと
    を有することを特徴とする情報編集方法。
  8. 動画データであるデジタルデータを編集する情報編集方法であって、
    編集対象デジタルデータを再生する再生ステップと、
    前記編集対象デジタルデータが再生されている間に、前記編集対象デジタルデータに対応付けるべき付帯デジタルデータを生成する付帯デジタルデータ生成ステップと、
    編集者が指示を入力する入力ステップと、
    前記入力ステップにおいて受け付けた指示に基づいて、イベント情報を取得するイベント情報取得ステップと、
    前記イベント情報取得ステップにおいて取得した前記イベント情報に基づいて、前記付帯デジタルデータの所定の区間を、前記編集対象デジタルデータの所定の区間に対応付ける情報編集ステップと
    を有することを特徴とする情報編集方法。
  9. 動画データであるデジタルデータを編集する情報編集方法をコンピュータに実行させる情報編集プログラムであって、
    再生装置において編集対象デジタルデータが再生されている間に、前記編集対象デジタルデータに対応付けるべき付帯デジタルデータを生成する付帯デジタルデータ生成装置から前記付帯デジタルデータを取得する付帯デジタルデータ取得ステップと、
    前記再生装置から前記編集対象デジタルデータを取得する編集対象デジタルデータ取得ステップと、
    前記再生装置の入力手段を介して編集者から受け付けた指示に基づいて取得されたイベント情報を、前記再生装置から取得するイベント情報取得ステップと、
    前記イベント情報取得手段が取得した前記イベント情報に基づいて、前記付帯デジタルデータの所定の区間を、前記編集対象デジタルデータの所定の区間に対応付ける情報編集ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報編集プログラム。
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