JP4294571B2 - エア供給装置 - Google Patents

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本発明は、リベット締結後に分離したピンを負圧を利用して回収できるようにしたエアリベッター等に設けられるエア供給装置に関する。
この種のエアリベッターの構成は、例えば、図5に示される(例えば、特許文献1参照)。この例では、リベットのピンPを把持可能なチャック機構51を前後にスライドさせるための油圧機構52と、その油圧機構52を作動させるためのエアシリンダ機構53と、リベット締結後に分離されたピンPを回収するためにエア圧(負圧)を利用して吸引するバキューム機構54と、ピンPを収容するピン収容容器55と、エアシリンダ機構53とバキューム機構54に対してエアを供給するための弁機構を有するエア供給装置56と、を備えている。
そのエア供給装置56には、図示省略のエア供給源が接続され、エアシリンダ機構53とバキューム機構54の双方に対してエアの供給が可能なように構成され、トリガースイッチ57を引き操作すると、エアシリンダ機構53にエアが供給されて油圧機構52が作動し、チャック機構51に把持されたリベットのピンPが引き込まれることでかしめ加工が行われ、かしめ加工が終了した後は、バキューム機構54で発生する負圧により、分離されたピンPがピン収容容器55内に回収される。
しかるに、上述のような従来のエアリベッターでは、トリガースイッチ57を引き操作することで、エア供給装置56のエア通路内で弁機構を構成するスプールが移動してエアシリンダ機構53にエアが供給されるが、その時点でもバキューム機構54にもエアが供給されている。従って、エアシリンダ機構53を作動させるためのエア圧に損失が生じるため、充分な油圧力が得られない問題がある。なお、図5中、58はエアピストン、59はピストンロッド、60はオイル室である。
そこで、このような問題を解消するために、バキューム機構へのエアの供給と停止とを任意に行えるようにした構成が提案されている(例えば、特許文献2参照)。これは、例えば、図6に示すように、ノズル体62を切換体61に対して相対的に軸方向一方向側に移動させることにより、シール部63をノズル体62に対して第一の位置に位置させて、エア供給源よりエア供給装置とに分けられたエアを通孔64を介して絞り部65に流入させる一方、ノズル体62を切換体61に対して相対的に軸方向他方側に移動させることにより、シール部63をノズル体62に対して第二の位置に位置させて、シリンダー64内の絞り部65へのエアの流入を遮断するように構成される。なお、66はピン収容容器である。
特開2000−237838号公報 特開2003−136178号公報
上述のように、切換体61を操作することでバキューム機構へのエアの供給と停止を任意に行えるようにした構成では、エア圧の損失を防止することはできるが、部品点数が多くなり、かつ、切換体61のシール部63及びその周辺部、連動部等に高い加工精度や組付精度が要求されるため、コスト高になる難点があり、また、充分な耐久性を確保するのも容易ではない。
本発明は、このような実情に鑑みてなされ、バキューム機構の周辺部、連動部等に高い加工精度や組付精度を要することなく、エアシリンダ機構とバキューム機構に選択的に無駄なくエアを供給することができる構成が簡易なエア供給装置を提供することを目的とする。
(1)本発明のエア供給装置は、リベットのピンを把持可能なチャック機構をスライドさせるためにエア圧で作動する油圧機構1と、リベット締結後に分離されたピンを回収するためにエア圧を利用して吸引するバキューム機構2と、前記油圧機構1を作動させるためのトリガースイッチ14とを備えたリベッターARに設けられるエア供給装置であって、エア供給源に接続されるエア通路3が形成され、該エア通路3と連通するように、前記油圧機構1にエアを供給するための油空圧用開口4及び前記バキューム機構2にエアを供給するためのバキューム用開口5が形成されたケーシング16と、前記油空圧用開口4を開閉するためのスプール6と、前記バキューム用開口5を開閉するための開閉部材7とを備え、前記スプール6は、軸心方向に貫通した貫通6cが穿設され、前記開閉部材7は、スリーブで構成され、前記スプール6及び開閉部材7は、互いに連動して摺接移動自在となるように前記エア通路3内に配設され、前記エア通路3内にエアが供給された状態で前記トリガースイッチ14をオフにすると、前記エア通路3内のエアが前記開閉部材7内及び前記スプール6の貫通孔6cを経由して前記ケーシング16内の空所18内に導入され、該空18のエア圧で前記スプール6及び開閉部材7が軸心方向の一方側に移動し、前記スプール6が前記油空圧用開口4を閉じる一方で、前記開閉部材7が前記バキューム用開口5を開くように構成され、前記エア通路3内にエアが供給された状態で前記トリガースイッチ14をオンにすると、前記ケーシング16内の空所18が大気解放され、前記エア通路3内のエア圧で前記スプール6及び開閉部材7が軸心方向の他方側に移動し、前記スプール6が前記油空圧用開口4を開く一方で、前記開閉部材7が前記バキューム用開口5を閉じるように構成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、(かしめ加工を行う際にトリガースイッチを操作し)スプール6を油空圧用開口4を開く位置に移動させて油圧機構1を作動させるときには、開閉部材7によってバキューム用開口5が閉じられるため、エア圧の損失なく油圧機構1を作動させることができる。一方、(かしめ加工が終了してトリガースイッチが離され)油空圧用開口4がスプール6によって閉じられると、開閉部材7が連動して移動しバキューム用開口5が開かれるため、エア圧の損失なくバキューム機構2を作動させることができる。このような開閉部材7の移動は、スプール6の移動に連動して移動するため、外部から何ら操作を必要とすることなく自動的に行われるので、エア圧の損失を確実に防ぐことができる。
(2)前記開閉部材7は、径大部7aと、開口7を有する径小部7と、を有し、前記スプール6が前記油空圧用開口4を開く位置にあるときには、前記径大部7aによって前記バキューム用開口5が閉じられる一方、前記スプール6が前記油空圧用開口4を閉じる位置にあるときには、前記径小部7の開口7を、前記バキューム用開口5に連通させるようにしてもよい。
このようにすれば、既にあるエア通路3内に、径大部7aと開口7を有する径小部7を有するスリーブ7を摺接移動自在に嵌挿させるのみの、単一部品を追加するだけの簡易な構成として、エアの損失のないエア供給装置を提供することができる。このようなエア供給装置では、エア通路3にスリーブ7を摺接移動自在に嵌挿すればよく、特に、高い加工精度や組付精度は必要とせず、装置を安価に提供することができる。
本発明のエア供給装置によれば、スプールを油空圧用開口を開く位置に移動させて油圧機構を作動させるときには、開閉部材によってバキューム用開口が閉じられるため、エア圧の損失なく油圧機構を作動させることができ、効率よくかしめ加工を行うことができる。一方、油空圧用開口がスプールによって閉じられると、開閉部材が連動して移動しバキューム用開口が開かれるため、エア圧の損失なくバキューム機構を作動させることができ、効率よくピンを回収することができる。しかも、このような開閉部材の移動は、スプールの移動に連動するため、外部から何ら操作を必要とすることなく自動的に行われるため、エア圧の損失を確実に防ぐことができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態に係るエア供給装置(以下、スプールユニットという)を図面を参照しつつ詳細に説明する。
このスプールユニットは、例えば、図3(a)乃至(c)及び図4に示すようなエアリベッターARに設けられる。このエアリベッターARは、リベットのピンを把持可能なチャック機構11をスライドさせるためにエア圧で作動する油圧機構1と、リベット締結後に分離されたピンを回収するためにエア圧を利用して吸引するバキューム機構2と、を具備し、スプールユニットSUはシリンダカップ12の上に載設され、エアスイッチ13がオン操作されてスプールユニットSU内にエアが供給された後トリガースイッチ14を引き操作(オン操作)すると、シリンダカップ12内のエアシリンダ室15にのみエアが供給されて油圧機構1が作動され、トリガースイッチ14の引き操作を解除すると(オフ操作)、バキューム機構2にのみエアが供給されるように構成される。
図1(a)(b)はスプールユニットSUの断面図(図2(b)のA−A矢視相当)で、(a)はエアスイッチ13がオンでトリガースイッチ14がオフの状態、(b)はエアスイッチ13がオンでトリガースイッチ14がオンの状態を示す。図2(a)はスプールユニットSUの平面図、(b)は側面図、(c)は縦断面図である。図1(a)(b)にて、符号3は、スプールユニットSUのケーシング16内に形成されるエア通路で、エアスイッチ13を介して図示省略のエア供給源に接続される。4は油圧機構1を作動させるエアをエアシリンダ室15に供給するための油空圧用開口、5はバキューム機構2へエアを供給するためのバキューム用開口、6は油空圧用開口4を開閉するためのスプール、7はバキューム用開口5を開閉するためのスリーブである。なお、ケーシング16は、第1ケーシング161と第2ケーシング162を一体化してなり、第1ケーシング161の端部にはエアスイッチ13が接続され、第2ケーシング162の端部は栓体17によって閉塞されている。
このスプール6とスリーブ7は、エア通路3内に互いに連動して摺接移動自在となるように嵌挿されており、スプール6は、エア通路3の内径の異なるシリンダ室にそれぞれ摺接移動自在な外径の異なる二つのピストン6a,6bを有し、かつ、その軸心には、貫通孔6cが貫設されている。一方、スリーブ7は、径大部7aと、開口7cを有する径小部7bとを有し、その径大部7aが、バキューム用開口5が形成されているエア通路3の壁面に摺接して該バキューム用開口5を開閉する。
エアスイッチ13がオンされると(トリガースイッチ14がオフの状態)、図1(a)に示すように、エア通路3内にエアが供給されるため、スプール6の軸心方向に貫設された貫通孔6cを経由して空所18内にエアが導入され、外径の異なる二つのピストン6a,6bが受ける圧力差(面積差)によって、スプール6は左端に移動する。この状態では、油空圧用開口4はスプール6の二つのピストン6a,6bの間にあってエア源に対して閉じられる一方、バキューム用開口5が開かれる。なお、両ピストン6a,6bの間に開設された開孔hはケーシング16に開設されてエアシリンダ室15に連通しており、そのエアシリンダ室15の上部には、大気に開放される複数の小孔が開設されているため、エアが開孔hからエアシリンダ室15内に導入されて圧力が大幅に低下した後、大気に排出されるので、例えば、車の排気ガスマフラーのような消音緩衝機能が発揮される。
一方、スリーブ7の径大部7aは、バキューム用開口5よりも左側にあり、バキューム用開口5の内側は、径小部7bとの間に形成された隙間に臨んで開口し、その径小部7bに形成された開口7cに連通しており、バキューム用開口5の外側は、第1ケーシング161と第2ケーシング162の間に形成される隙間を介して第2ケーシング162に付設されたストレートバルブ19に連通しているため、そのストレートバルブ19に接続されたウレタンホース20を介してバキューム機構2にのみエアが供給されることとなる。
トリガースイッチ14がオンされると、バルブスリーブ21が大気解放されるため、ウレタンホース22を介してバルブスリーブ21に接続されている空所18の圧力が低下し、図1(b)に示すように、スプール6とスリーブ7が右側に移動し、バキューム機構2へのエアの供給が停止され、シリンダカップ12内のエアシリンダ室15にのみエアが供給されて油圧機構1が作動され、リベットのピンを把持したチャック機構11を後退させてかしめ加工が行われる。
より詳しくは、バキューム用開口5は、スリーブ7の径大部7aに密接されて閉じられる一方、スプール6のピストン6aが、図示のように壁面wに密接して油空圧用開口4と開孔hの連動状態を遮断して油空圧用開口4を開く位置に移動するため、スリーブ7の径小部7bに形成された開口7cから油空圧用開口4にエアが供給される。この油空圧用開口4には、エアピストン管23が接続されており、その下端開口からエアシリンダ室15の底部にエアが供給され(図4参照)、これにより、エアピストン24が上方へ移動し、このエアピストン24と一体のピストンロッド25によって、オイル室26内のオイルがオイルシリンダ30に供給されることで、オイルピストン31を後方に移動させ、上述のように、チャック機構11を後退させてかしめ加工が行われる。なお、本実施の形態では、オイルシリンダ30とオイルピストン31で油圧機構1を構成している。
その他の構成について説明すると、図2(a)(b)(c)にて、符号27は、バキューム用開口5に連通するウレタンホースで、その上部に設けたコネクター28が、本体フレーム29(図4参照)内のオイルシリンダ30の後部に接続され、エア圧によってオイルピストン31を初期位置に復帰させるようにしている。即ち、トリガースイッチ14をオン操作してオイル室26内のオイルをオイルシリンダ30の前部に供給することで、オイルピストン29を後退させ、前述したように、かしめ加工を行った後、トリガースイッチ14をオフ操作すると、オイルシリンダ30の後部にエアが供給されるため、オイルピストン31が初期位置に復帰する。このように、戻しバネに代えて、エア圧でオイルピストン31を初期位置に復帰させるようにしたので、重量の軽減化を図ることができる。
チャック機構11は、オイルピストン31のロッド32の前部に結合されて雌型テーパー体33と係合する筒体34と、ロッド32の先端から前方に離間する方向に戻しスプリング35で付勢されて筒体34内を摺動可能な内装体36と、その内装体36に取り付けられて雌型テーパー体33内に内装される二分割された雄型テーパー体37とを備え、オイルピストン32が後退したときには、雌型テーパー体33は、ロッド32と共に後退する筒体34に係止されて後退し、雄型テーパー体37と雌型テーパー体33の相対位置が変化することで、雄型テーパー体37は、雌型テーパー体33の内側テーパー面の押圧を受けて縮径し、雄型テーパー体37内に装入されたリベットのピンを把持する。
このような構成により、リベットのピンを雄型テーパー体37内に装入した状態で、トリガースイッチ14を引き操作すると、チャック機構11に把持されたリベットのピンが後退移動してかしめ加工が行われた後、ピンのみが分離されて雄型テーパー体37内に残る。このかしめ加工が終了した時点で、トリガースイッチ14の引き操作を解除すると、前述したように、バキューム用開口5が開かれるため、オイルピストン31が初期位置に復帰すると共に、戻しスプリング35によって雄型テーパー体37が拡径し、ピンがフリーな状態となる。と同時に、バキューム機構2が作動してピンがオイルシリンダ30の後部に着脱自在に付設されたピン収容容器38内に回収されることとなる。
バキューム機構2は、ウレタンホース20から供給されるエア(圧縮空気)の流速を高くするための絞り部を具備し、ロッド32内に形成されたピン回収孔32aの前部で負圧を発生させることで、そのピン回収孔32aにフリーな状態のピンを吸引してピン収容容器38内に回収するように構成される。本実施の形態では、このようなバキューム機構2を、チャック機構11の直後の位置に配設している。このような比較的前方の位置にバキューム機構2を設けることにより、ピンに対して無駄なく負圧を作用させることができ、効率よくピンを回収することができる。
以上説明したように、本実施の形態では、トリガースイッチ14をオン操作してかしめ加工を行う際に、スプール6を油空圧用開口4を開く位置に移動させて油圧機構1を作動させるときには、そのスプール6に連動して移動するスリーブ7によってバキューム用開口5が閉じられるため、エア圧の損失なく油圧機構1を作動させ、効率よくかしめ加工を行うことができる。一方、かしめ加工が終了してトリガースイッチ14が離されるとバルブスリーブ21が閉じられるため、空所18の圧力が上昇し、スプール6が油空圧用開口4を閉じる位置に移動し、これと連動するスリーブ7によってバキューム用開口5が開かれるため、エア圧の損失なくバキューム機構2を作動させ、効率よくピンを回収することができる。このようなスリーブ7の移動は、スプール6の移動に連動して行われるため、外部から何ら操作を必要とすることなく自動的に行われるので、常に、エア圧の損失を確実に防ぐことができる。
なお、本発明は、実施の形態の構成に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、必要に応じて、適宜、設計変更や改良等は自由であり、例えば、バキューム用開口5を開閉するための開閉部材7は、スプール6と連動して摺接移動自在となるようにエア通路3内に配設できればよく、その構成の如何を問わない。また、チャック機構11やバキューム機構2、及びエアリベッターARの形式や構成も、本実施の形態に記載のものの他、適宜に選択されてよい。
本発明の実施の形態に係るエア供給装置の要部構成説明図で、(a)はトリガースイッチオフの状態、(b)はトリガースイッチオンの状態を示す。この(a)(b)は図2の(b)のA−A断面図である。 (a)は同エア供給装置の平面図、(b)は側面図、(c)は(a)のD−D断面図である。 (a)は同エアリベッターの右側面図、(b)は正面図、(c)は左側面図である。 同エアリベッターの断面図で、図3(b)のB−B断面図である。 従来のエアリベッターの一例を示す断面図である。 同エアリベッターの他の例における要部断面図である。
符号の説明
1…油圧機構
2…バキューム機構
3…エア通路
4…油空圧用開口
5…バキューム用開口
6…スプール
7…開閉部材(スリーブ)
7a…径大部
7b…径小部
7c…開口

Claims (2)

  1. リベットのピンを把持可能なチャック機構をスライドさせるためにエア圧で作動する油圧機構(1)と、リベット締結後に分離されたピンを回収するためにエア圧を利用して吸引するバキューム機構(2)と、前記油圧機構(1)を作動させるためのトリガースイッチ(14)とを備えたリベッター(AR)に設けられるエア供給装置であって、エア供給源に接続されるエア通路(3)が形成され、該エア通路(3)と連通するように、前記油圧機構(1)にエアを供給するための油空圧用開口(4)及び前記バキューム機構(2)にエアを供給するためのバキューム用開口(5)が形成されたケーシング(16)と、前記油空圧用開口(4)を開閉するためのスプール(6)と、前記バキューム用開口(5)を開閉するための開閉部材(7)とを備え、前記スプール(6)は、軸心方向に貫通した貫通(6c)が穿設され、前記開閉部材(7)は、スリーブで構成され、前記スプール(6)及び開閉部材(7)は、互いに連動して摺接移動自在となるように前記エア通路(3)内に配設され、前記エア通路(3)内にエアが供給された状態で前記トリガースイッチ(14)をオフにすると、前記エア通路(3)内のエアが前記開閉部材(7)内及び前記スプール(6)の貫通孔(6c)を経由して前記ケーシング(16)内の空所(18)内に導入され、該空(18)のエア圧で前記スプール(6)及び開閉部材(7)が軸心方向の一方側に移動し、前記スプール(6)が前記油空圧用開口(4)を閉じる一方で、前記開閉部材(7)が前記バキューム用開口(5)を開くように構成され、前記エア通路(3)内にエアが供給された状態で前記トリガースイッチ(14)をオンにすると、前記ケーシング(16)内の空所(18)が大気解放され、前記エア通路(3)内のエア圧で前記スプール(6)及び開閉部材(7)が軸心方向の他方側に移動し、前記スプール(6)が前記油空圧用開口(4)を開く一方で、前記開閉部材(7)が前記バキューム用開口(5)を閉じるように構成されていることを特徴とするエア供給装置。
  2. 前記開閉部材(7)は、径大部(7a)と、開口(7c)を有する径小部(7b)と、を有し、前記スプール(6)が前記油空圧用開口(4)を開く位置にあるときには、前記径大部(7a)によって前記バキューム用開口(5)が閉じられる一方、前記スプール(6)が前記油空圧用開口(4)を閉じる位置にあるときには、前記径小部(7b)の開口(7c)が、前記バキューム用開口(5)に連通することを特徴とする請求項1に記載のエア供給装置。
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