JP4292603B2 - 上蓋付きカートン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はキッチンペーパー、ティッシュペーパー、ビニル袋等、折り重ねられた枚葉シートや袋を収納し、簡便に内容物を取り出せる構造のカートンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、キッチンペーパー、ティッシュペーパー、ビニル袋等、折り重ねられた枚葉シートや袋を収納し、天板部に周縁部を残した開孔部を持ち、ここから前記折り重ねられた内容物を取り出すカートンが知られ、一般家庭の台所等で広く使用されている。これらカートン内に収納されたシート状内容物はZ字状に折り畳まれ、かつ端部が次のシート端部と重なるように積み重ねられているため、1枚のシートを取り出すと、次のシートが半立ち状態の掴みやすい状態になる便利なものである。
【0003】
ところで、前記収納カートンの中でも、台所等で使用することから水滴飛びや油跳ねなどから保護する意味もあり、開孔部を持つ天板部を覆い隠す上蓋付きのものがあり、このタイプのカートンでは使用する際には前記上蓋を上側に引き起こし天板部を表面に晒してから内容物を取り出していた。しかしながら、前記上蓋は単に天板部後方の折線部を支軸に開閉可能な構造となっているのみであるため、カートン材質の反力で閉じようとする動きをするため片方の手で上蓋を戻らないように抑えつつ、もう一方の手でシートを引き出さねばならず、煩雑な台所での家事仕事においてはもっと簡便に内容物を取り出すことできるカートンが要望されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上蓋付きカートンにおいて、その開孔部を覆う上蓋部が開けた状態を維持でき、かつ閉める場合でも簡単に閉じることができ、また閉じた状態では上蓋ロック機能も併せ持つ構成である上蓋付きカートンを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明において上記の課題を達成する為に、まず請求項1の発明では、直方体の胴部を構成する後面板(10),天板(20)、前面板(30)、底面板(40)、後面下部外板(52b)、後面上部外板(52a)とその左右側面部を構成する側面板(24R、24L)及び上蓋部を構成する上蓋天板(60)、上蓋前面板(70)、並びに組み立て時にこれらの部材を接着させるための接着片を有するブランクを組み立てて形成したカートンであって、後面板(10)と横折線にて連接する上蓋内天板(22)、上蓋内天板接着片(32)とで開口部分を形成し、後面下部外板(52b)の両端部は、上蓋天板(60)の折線の両端部から切り込まれた扇状部分を有し、後面板(10)と後面下部外板(52b)を、後面板(10)と上蓋内天板(22)との間の横折線(21)に、外蓋天板(60)と後面上部外板(52a)との間の横折線を一致させて前記扇状部分を含めて接着させ、外蓋天板(60)と上蓋前面板(70)との間の横折線に上蓋内天板(22)と上蓋内天板接着片(32)との間の横折線を一致させて上蓋天板接着片(32)を、上蓋前面板(70)裏面と接着させることにより、上蓋部(100)を内蓋部(100b)と外蓋部(100a)の二重構造となし、上蓋前面板(70)のうち、上蓋前面板切り離しミシン目(73)で区切られる前面板補強板(72R、72L)部を前面板(30)上に接着させ、使用時に、接着密封してある上蓋前面板(70)を上蓋前面板切り離しミシン目(73)部から上を切り離し、上蓋部(100)を開放し、上蓋部(100)を上側に開けた状態では外蓋天板(60)と後面上部外板(52a)は内蓋内天板接着片(32)と後面板(10)との接着部によりパンタグラフ状に構成されることにより、上蓋部が開閉可能な構造を持つことを特徴とする上蓋付きカートンである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図を用いて説明する。
参考例1〕
参考例1に係る上蓋付きカートンの一例として、上蓋開き自立状態における見取り図を図1(a)に、上蓋部の開閉の動作を側面より見た側面断面図を図1(b)に示し、その上蓋付きカートンを1枚のブランクに展開した展開図を図2に示す。
【0009】
参考例1に係る上蓋付きカートンは図2に示すように、直方体の胴
部を構成する後面板(10),天板(20)、前面板(30)、底面板(40)、後面下部外板(52b)、後面上部外板(52a)とその左右側面部を構成する側面板(24R、24L)、スライド舌片係止板(54R、54L)、スライド舌片(56R、56L)及び上蓋部を構成する上蓋天板(60)、上蓋前面板(70)と組立時に相互の部材を接着させるための幾つかの接着片などを持ち、実線で図示される外形線、及び切込み線で型紙より打ち抜き機にて用意される。またこの打ち抜きの際に天板(20)と前面板(30)に跨る中央部には周縁部を残して内容物を取り出す図2内に示す開孔部が同時に打ち抜かれ形成される。
【0010】
上蓋付きカートンの組立は以下のような手順でなされる。即ち、カートンの胴部は連接する各部材である後面板(10),天板(20)、前面板(30)、底面板(40)を図2内の1点鎖線で示される横折線で直角に折られ筒状直方体が形成された後、後面下部外板(52b)が後面板(10)上に繋ぎ留めるため一部帯状に重ねてサック貼りされる。
上記サック貼りした後面下部外板(52b)と後面上部外板(52a)とは後面板補助切込み(51)を持つ横折線(51a)にて区切られ、後面下部外板(52b)は後述する上蓋部の開閉動作時には固定部後面板として機能する。
【0011】
なお、天板(20)と前面板(30)の中央部には略6角形状の開孔部が設られており、内容物を取り出すことができ、かつ不要に次のシート状内容物まで誤って出てこないよう、その左右両縁が適宜長さ分残されている。当実施例では略6角形状の開孔部としてが、多角形状や長円状や楕円状の開孔部でも何ら問題はない。また、前面板(30)の真ん中当たりには、閉じた状態時の上蓋部をロックさせる目的で後述する挿し込み片(71)を係止する挿し込み片係止部(31)が設けられている。
【0012】
続けて後面上部外板(52a)が後面板(10)に接着糊付け無しで重ねられ、蓋天板(60)、上蓋前面板(70)が同様に横折線にて直角に折られてそれぞれ天板(20)、前面板(30)上に接着糊付け無しで重ねて折られる。但し、上蓋前面板(70)のうち、上蓋前面板切り離しミシン目(73)で区切られる前面板補強板(72R)、(72L)部には接着糊付けされ、前面板(30)上に接着され、左右が閉じられていない筒状直方体が形成される。
【0013】
次に左右側面部のうち片方、例えば右側面部を側面板接着片(28R)、前面板接着片(34R)、スライド舌片係止板(54R)上に接着糊付けをし、各々縦折線で直角に折り曲げた後、底面板(40)、側面板(24R)と接着させる。なお、スライド舌片(56R)は接着糊付け無しで同様に縦折線に従って側面板(24R)内に折り込む。この片側が閉鎖された状態で、予め所定数量分、折重ねられたシート状内容物が側面より充填され、その後、他方の側面部も同様にして折り曲げられ、接着され、カートンの組み立ては完成し、この状態で消費者の元に流通する。
【0014】
消費者においては、使用開始に当たり、まずカートンの前面部にある挿し込み片把持部(72M)を持ち上方に引き上げることで、上蓋前面板切り離しミシン目(73)を境目とした略V字状の上蓋前面板(70)がカートン胴体部と接着している前面板補強板(72R、72L)から切り離され、これに連接する蓋天板(60)とともに上蓋部(100)として上方に開き、開孔部が露出する。
【0015】
上記参考例1の上蓋付きカートンでは、上蓋部として上蓋前面板(70)−蓋天板(60)に連接する後面上部外板(52a)を含めた略逆U字状の部分を上蓋部(100)とし、後面板の任意高さ位置に予め設けられた後面板補助切込み(51)を持つ横折線(51a)を回転支軸として上蓋部が開閉し、また上蓋部が直角から更に約120度〜140度程後方に開いた状態においては、U字状の上蓋部の重量的バランスと、上蓋部の両側端に連接するスライド舌片(56R、56L)による側面板(54R、54L)への補助的支えより、上蓋部(100)は手を離しても開いた状態を維持し、内容物を取り出す際に上蓋部を手で抑えておく必要がない。
【0016】
従って、開孔部より覗いているキッチンペーパー、ティッシュペーパー、ビニル袋等、折り重ねられた枚葉シートや袋などの内容物を片手のみで引き出し、使用に供することができる。また、内容物がZ字状に折り畳まれて収納されていれば、1枚取り出すと、折り重ねられている次葉の枚葉シートの一部が半立ち状態で開孔部に位置するので、続けて使用するのにも便利である。
【0017】
また、使用が終わり上蓋部を閉じる場合は、図1(b)に示すように上蓋部(100)の両側端に連接する略扇状のスライド舌片(56R、56L)が側面板(78R、78L)の内側にスライドしていき、最終的には後面下部外板(52b)から連接し側面板の下部に接着して位置するスライド舌片係止片(54R、54L)の上辺に当接して止まり、蓋天板(60)は天板(20)上に、上蓋前面板(70)は前面板(30)上に重なる閉じた状態になる。
【0018】
但し、このままでは上蓋部がロックされないので、ロックするためには上蓋前面板(70)の先端部に連接して設けられている挿し込み片把持部(72M)を折線に従い少し上方に反らしてその折線中心部に設けられている挿し込み片(71)を前面板(30)内の挿し込み片係止部(31)に挿し込し込みロックさせる。再度、上蓋部(100)を開ける際には先程と逆の手順で挿し込み片(71)を挿し込み片係止部から抜きされば良く、簡単な構成でリクローズ性を備えたロック機構が実現できる。
【0019】
実施例1
また本発明の請求項に係る上蓋付きカートンの一例として、上蓋開き自立状態における見取り図を図3(a)に、側面断面図を図3(b)に示し、その上蓋付きカートンを1枚のブランクに展開した展開図を図4に示す。
【0020】
本発明の請求項に係る上蓋付きカートンは図4に示すように、直方体の胴部を構成する後面板(10),天板(20)、前面板(30)、底面板(40)、後面下部外板(52b)、後面上部外板(52a)とその左右側面部を構成する側面板(24R、24L)及び上蓋部を構成する上蓋天板(60)、上蓋前面板(70)と組立時に相互の部材を接着させるための幾つかの接着片などを持ち、実線で図示される外形線、及び切込み線で型紙より打ち抜き機にて用意される。但しこの打ち抜きの際に、開口部分に相当するカートン部材を実施例1のように打ち抜くのではなく、後面板(10)と横折線にて連接する上蓋内天板(22)、上蓋内天板接着片(32)として切込み付きで残す。また、後面上部外板(52a)、後面下部外板(52b)も横折線にて区切られる略長方形でなく、後面下部外板(52b)の両端部が適宜大きさ分、半扇状に天板から切り込まれている。また、後面上部外板(52a)と外蓋天板(60)との間の横折線にも上蓋部の開閉時動作がスムーズになる効果を期待して、外蓋天板補助切れ込み(61)が適宜間隔で入れられている。
【0021】
本実施例でのカートンの組み立ても基本的には参考例1に記した組み立てと同じで、まずカートン胴部となる部材を横折線に従って折り込んでいき、後面板(10)と後面下部外板(52b)をその扇状部分を含めてサック貼りした後、外蓋天板(60)−上蓋前面板(70)間の横折線に開孔部相当部の部材である上蓋内天板(22)−上蓋内天板接着片(32)間の横折線を一致させて上蓋天板接着片(32)に接着糊を付け、上蓋前面板(70)裏面と接着させる。こうして図3(b)に示すように上蓋部(100)が内蓋部(100b)と外蓋部(100a)の二重構造になる。その後は、実施例1と同様に上蓋前面板(70)のうち、上蓋前面板切り離しミシン目(73)で区切られる前面板補強板(72R、72L)部に接着糊付けされ、前面板(30)上に接着され、左右が閉じられていない筒状直方体が形成され、内容物を充填した後、左右の側面板を接着しカートンの組み立ては完成する。
【0022】
消費者に流通し使用に際しても参考例1の場合と同様に、まずカートンの前面部にある挿し込み片を引き上げ、接着密封してある上蓋前面板(70)を上蓋前面板切り離しミシン目(73)部から上を切り離し、上蓋部(100)を開放する。なお、本実施例の上蓋付きカートンでは上蓋部(100)を上側に開けた状態では図3(b)に示すように外蓋天板(60)と後面上部外板(52a)は内蓋内天板接着片(32)と後面板(10)との接着部によりパンタグラフ状に構成されているため、上蓋部(100)は後ろ側に傾いて開いた状態で自立するため、消費者は内容物を上蓋部を戻らないよう押し留めながら取り出すことなく簡単に片手で取り出せる。
【0023】
また、上蓋部(100)を閉じる時は外蓋天板(60)と上蓋内天板(22)は横折線に直角方向の長さが等しくなるよう作られているため、内蓋部(100b)と外蓋部(100a)で突っ張ることなく開孔部を覆う使用前の閉じた状態に戻すことができ、参考例1と同様なロック機構を使用してロックし、内容物を水滴飛びや油跳ねなど想定される台所などの使用環境下から保護することができる。
【0024】
参考例2
参考例2に係る上蓋付きカートンの一例として、上蓋開き自立状態における見取り図を図5(a)に、側面断面図を図5(b)及び(c)に示し、その上蓋付きカートンを1枚のブランクに展開した展開図を図6に示す。
【0025】
参考例2に係る上蓋付きカートンは図6に示すように、直方体の胴部を構成する後面板(10),天板(20)、前面板(30)、底面板(40)、後面外板(50)とその左右側面部を構成する側面板(24R、24L)、(44R、44L)及び上蓋部(100)を構成する長外蓋天板(60)、短外蓋天板(62)、長内蓋天板(64)、短内蓋天板(66)と組立時に相互の部材を接着させるための幾つかの接着片などを持ち、実線で図示される外形線、及び切込み線で型紙より打ち抜き機にて用意される。またこの打ち抜きの際に天板(20)の中央部には周縁部を残して内容物を取り出す開孔部が同時に打ち抜かれ形成される。
【0026】
参考例2の上蓋付きカートンにおけるブランクからの組立は実施例1,参考例1とほぼ同様ね手順であるのでここでは省略する。参考例2の上蓋付きカートンは上蓋部(100)が長外蓋天板(60a)と短外蓋天板(62)の外蓋部(100a)と、長内蓋天板(64)と短内蓋天板(66)の内蓋部(100b)の二重構造であり、またその長天板と短天板は内・外とも各々横折線に直角方向には等しい長さを持ちかつ長天板と短天板を合わせた該方向の長さが天板(20)の該方向の長さと等しいことに特徴がある。なお、短内蓋天板(66)の先は図5(b)に示すように長外蓋天板(60)−後面外板(50)間の折線に単に当たる構成になっていれば良く、特に接着させる必要はない。
【0027】
従って参考例2の上蓋付きカートンにおいては、上蓋部(100)を開けた状態では図5(b)、(c)に示すように平行四辺形状に内蓋部と外蓋部が開き、短内蓋天板(66)の先が天板(20)から上蓋部(100)を支えることになり、少し前傾した状態で自立可能である。もちろん目一杯上蓋部を後方まで反らせて大きく開けることも可能である。
【0028】
また参考例2の上蓋付きカートンにおいては、実施例1,参考例1のような上蓋前面板がないため、ロックさせるための挿し込み片把持部(72M)は長内蓋天板(64)中の適当な位置に設けられ、カートンの初回開封時に挿し込み片把持板指入れ穴(68)に指を入れ、前記、挿し込み片把持部(72M)をミシン目に沿って上蓋部と同一面になるまで引き起こした状態で使用する。上蓋部を閉じてロックする際には、挿し込み片(71)を折線から外側に反らし、前面板(30)中に設けられた挿し込み片係止部(31)に挿し込みロックさせる。なお、消費者に渡る前のカートン組み立てと内容物充填の時、上蓋部(100)を閉じた密封状態とするため、長内蓋天板(64)の天板(20)と接する先端部にスポット状に接着糊を付け仮止めしておけば良い。
【0029】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1の上蓋付きカートンでは上蓋部が外蓋部と内蓋部からなり、開閉時にはパンタグラフ状に動作して上蓋部が開いた直立状態からやや後方または前方に傾いた状態で自立して止まることが可能であるため開孔部から折り畳んで収納されているシート状内容物を上蓋部を片手で抑えることなく簡便に取り出すことができる。更に、上蓋部が外蓋部と内蓋部の二重になっているためより上蓋部の開け閉めが意図した通りスムーズに行えるとともに高級感も演出でき他類似商品との差別化も図ることができるなどの効果がある。また上蓋部が開いて自立した状態から、軽く手前に引く動作で上蓋部は閉じることが可能であり、閉じた状態では挿し込み片により上蓋部はロックされ、開孔部は上蓋部により完全に覆うことができるので、台所など水滴飛びや油跳ねなどから内容物を保護することが可能であり、必要時には挿し込み把持片を片手で掴んで簡便に開けることが可能な使い勝手のよい上蓋付きカートンを簡単な構成と組み立てで提供できる。
【0031】
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例1に係る上蓋付きカートンをその上蓋を開いた状態で示すもので、
(a)は、上蓋を開いた状態での斜視図。
(b)は、上蓋を開いた状態での側面断面図である。
【図2】 参考例1に係る上蓋付きカートンを形成するブランクの展開図である。
【図3】 本発明に係る上蓋付きカートンをその上蓋を開いた状態で示す一実施例を示すもので、(a)は、上蓋を開いた状態での斜視図。
(b)は、上蓋を開いた状態での側面断面図である。
【図4】 本発明に係る上蓋付きカートンを形成するブランクの展開図である。
【図5】 参考例2に係る上蓋付きカートンをその上蓋を開いた状態で示す一実施例を示すもので、
(a)は、上蓋を開いた状態での斜視図。
(b)は、上蓋を開いた状態での側面断面図。
(c)は、上蓋を閉じようとする直前状態での側面図である。
【図6】 参考例2に係る上蓋付きカートンを形成するブランクの展開図である。
【符号の説明】
10・・・・後面板
20・・・・天板
22・・・・上蓋内天板
24R、24L・・・・側面板(右、左)
26R、26L・・・・側面板接着片切込み(右、左)
28R、28L・・・・側面板接着片(右、左)
30・・・・前面板
31・・・・挿し込み片係止部
32・・・・上蓋内天板接着片
34R、34L・・・・前面板接着片(右、左)
40・・・・底面板
44R、44L・・・・側面板(右、左)
50・・・・後面外板
51・・・・後面板補助切込み
51a・・・・横折線
52a・・・・後面上部外板(可動部後面板)
52b・・・・後面下部外板(固定部後面板)
53・・・・後面板両端切込み
54R、54L・・・・スライド舌片係止板(右、左)
56R、56L・・・・スライド舌片(右、左)
60・・・・(外)蓋天板
60a・・・・長外蓋天板
61・・・・外蓋天板補助切込み
62・・・・短外蓋天板
64・・・・長内蓋天板
66・・・・短内蓋天板
68・・・・挿し込み片把持板指入れ穴
70・・・・上蓋前面板
71・・・・挿し込み片
72M・・・・挿し込み片把持板
72R、72L・・・・前面板補強板(右、左)
73・・・・上蓋前面板切り離しミシン目
100・・・・上蓋部
100a・・・・外蓋部
100b・・・・内蓋部

Claims (1)

  1. 直方体の胴部を構成する後面板(10),天板(20)、前面板(30)、底面板(40)、後面下部外板(52b)、後面上部外板(52a)とその左右側面部を構成する側面板(24R、24L)及び上蓋部を構成する上蓋天板(60)、上蓋前面板(70)、並びに組み立て時にこれらの部材を接着させるための接着片を有するブランクを組み立てて形成したカートンであって、後面板(10)と横折線にて連接する上蓋内天板(22)、上蓋内天板接着片(32)とで開口部分を形成し、後面下部外板(52b)の両端部は、上蓋天板(60)の折線の両端部から切り込まれた扇状部分を有し、後面板(10)と後面下部外板(52b)を、後面板(10)と上蓋内天板(22)との間の横折線(21)に、外蓋天板(60)と後面上部外板(52a)との間の横折線を一致させて前記扇状部分を含めて接着させ、外蓋天板(60)と上蓋前面板(70)との間の横折線に上蓋内天板(22)と上蓋内天板接着片(32)との間の横折線を一致させて上蓋天板接着片(32)を、上蓋前面板(70)裏面と接着させることにより、上蓋部(100)を内蓋部(100b)と外蓋部(100a)の二重構造となし、上蓋前面板(70)のうち、上蓋前面板切り離しミシン目(73)で区切られる前面板補強板(72R、72L)部を前面板(30)上に接着させ、使用時に、接着密封してある上蓋前面板(70)を上蓋前面板切り離しミシン目(73)部から上を切り離し、上蓋部(100)を開放し、上蓋部(100)を上側に開けた状態では外蓋天板(60)と後面上部外板(52a)は内蓋内天板接着片(32)と後面板(10)との接着部によりパンタグラフ状に構成されることにより、上蓋部が開閉可能な構造を持つことを特徴とする上蓋付きカートン。
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