JP4290544B2 - 空気調和機 - Google Patents

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本発明は空気調和機に係わり、特に圧縮機脈動音等を防止する消音マフラーを改良した空気調和機に関する。
冷凍サイクルの圧縮機から発せられる伝搬音は、暖房時の吐出系、冷房時の吸込系の2種類があり、また、インバータ空気調和機は圧縮機の運転周波数が連続的に変化するため、マフラーが1段では、特定の周波数を通過させてしまう問題があり、特許文献1に記載の冷凍サイクルのように通常お互いに補完しあう特性を有する2種類のマフラーを別々に配置しており、図4に示すような状態で実施化されている。
しかしながら、特許文献1あるいは図4に記載のように特性の異なる2種類の四方弁−パックドバルブ間のマフラーM1、圧縮機−四方弁間のマフラーM2を別々に配置と、配管部品の連結箇所が増えてロー付け箇所が多くなり、気密信頼性の低下、コストアップといった問題があり、また、2箇所別々にマフラーを収納するスペースを設けなければならず、スペース効率が悪いという問題点があった。
特開平9−145098号公報(段落[0010]、図2)
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、冷凍サイクルの気密信頼性が高く、スペース効率がよく、安価に圧縮機脈動音等を防止できる空気調和機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の1つの態様によれば、圧縮機、四方弁、室外熱交換器を収容した室外機と室内熱交換器を収容した室内機に分離され、前記室外機と前記室内機は連通管、前記室外機に設けられたパックドバルブを介して分離可能に接続され、前記四方弁の切換えにより冷房と暖房に切換えて運転可能な冷凍サイクルを具備し、この冷凍サイクルに、暖房時に圧縮機の吐出側から発せられる音の前記室内機側への伝搬音を防止するための消音マフラーと、冷房時に前記圧縮機の吸込側から発せられる音の前記室内機側への伝搬音を防止するための消音マフラーの2個のマフラーを備えた空気調和機において、前記2個のマフラーを、前記室外機内の、暖房時に吐出系、且つ冷房時に吸込系となる、前記冷凍サイクルの前記四方弁と冷房時ガス側になる前記パックドバルブの間の配管部分にマフラー本体の直径の80%以下に縮径した縮径部を介して連結して設けたことを特徴とする空気調和機が提供される。
本発明に係わる空気調和機によれば、冷凍サイクルの気密信頼性が高く、スペース効率がよく、安価に圧縮機脈動音等を防止できる空気調和機を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態に係る空気調和機について添付図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施例である空気調和機の概念図、図2はその室外機の斜視図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態の空気調和機1は、図2に示す室外機2と室内機3に分離された分離型であり、冷凍サイクル4を具備している。この冷凍サイクル4は、室外機2に収容されプロペラファン5を備えた室外熱交換器6と、圧縮機7と、四方弁8と、マフラー9と、室内機2に収容され横流ファン10を備えた室内熱交換器11、さらに、室外機2に収容された電磁制御弁12と、キャピラリチューブ13を順次接続して形成されている。
また、室内機3は連通管14g、14e、室外機2に設けられたパックドバルブ15g、15eを介して室外機2に分離可能に接続されており、パックドバルブ15gは冷房時ガス側になり、パックドバルブ15eは冷房時液側になる。
図1、図3および図4に示すように、上記マフラー9は、四方弁8と冷房時ガス側になるパックドバルブ15gの間に配置されており、図5に示すように、マフラー9は口径D1を有する大口径の大容量マフラー本体9bと、口径D1を有する大口径の小容量マフラー本体9sと、縮径部を形成するために、これら両マフラー本体9b、9sを連結し口径D2を有する小口径のマフラー連結管9pで形成されている。このマフラー連結管9pの口径D2は、両マフラー本体9b、9sの口径D1の80%以下、すなわちD2/D1≦0.8に設定されている。D2/D1が80%を超えると、大容量マフラー本体と小容量マフラー本体が1個の大口径のマフラー本体と同様になり、周波数の異なる脈動などを消音することができない。
マフラー9には大容量マフラー本体9bと小容量マフラー本体9sが設けられているので、図9に示す従来のように2種類の四方弁−パックドバルブ間のマフラーM1、圧縮機−四方弁間のマフラーM2を別々に配置することがなく、大容量マフラー本体9bで従来のマフラーM2の機能を持たせ、小容量マフラー本体9sで従来のマフラーM1の機能を持たせることができ、従来2個必要であったマフラーを1個にすることができる。これにより、冷凍サイクル組み立て現場での溶接工程を低減できガスもれ箇所を減じることができる。
なお、本実施形態において、マフラーは別個のマフラー本体を小口径のマフラー連結管で連結して形成した例で説明したが、図6に示すように、1本の大口径マフラー本体を絞り加工により絞って縮径部を形成するようにしてもよく、これにより、冷凍サイクル組み立て現場での溶接工程を低減できガスもれ箇所を減じることができる。
また、図1中A部およびB部に示すような位置には、ディストリビュータが設けられており、A部すなわち四方弁8を介した圧縮機7と室外側熱交換器6間には、ディストリビュータ17が設けられている。このディストリビュータ17は、冷媒を分流する金属製で円筒密閉構造をなす分流器本体17aを有し、分流器本体17aの上端面には正三角形となるように3個の配管取付孔17b、17c、17dが設けられており、この配管取付孔17b、17c、17dはいずれも分流器本体17aの中央部近傍に設けられた冷媒溜空間部17eに連通されており、さらに、下端面には冷媒溜空間部17eに連通した冷媒チャージ用孔17fが設けられている。
ディストリビュータ17は、冷媒が重力方向(上から下へ)からディストリビュータ17ヘ入り、反重力方向へでていくように設置してあり、配管取付孔17bは冷媒配管18bを介して四方弁8に連通され、配管取付孔18c、18dは分岐配管18c、17dを介して分岐して室外側熱交換器6に連通されており、ディストリビュータ17は冷媒を分岐配管18c、18dに均等に流すようになっている。すなわち、ディストリビュータ17では、冷媒が上から入り、冷媒溜空間部17eで気液冷媒がミストされ、重力に逆らって冷媒が出て行く形式になっているので、キャピラリによる流れ抵抗がなくても均等な分流が得られる。
なお、冷媒チャージ用孔17fは通常は閉塞してあり、必要に応じて開放して、冷媒をチャージする。また、図1中B部に示すような位置には、上端面に正三角形となるように3個の冷媒配管取付孔が設けられ、下面部に冷媒チャージ用孔が設けられていないディストリビュータを用いるようにしてもよい。
次に本発明の一実施形態の空気調和機の動作について説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態の空気調和機1は、圧縮機を運転して、図1中実線矢印で示すように冷房運転、点線矢印で示すように暖房運転を行うが、この圧縮機の運転により圧縮機脈動音などが発生するが、より圧縮機から室内機側に圧縮機脈動音などが伝搬し易い四方弁8と冷房時ガス側になるパックドバルブ15gの間にマフラー9が設けられているので、圧縮機脈動音は消音される。
この消音過程において、マフラー9には大容量マフラー本体9bと小容量マフラー本体9sが設けられているので、図9に示す従来のように2種類の四方弁−パックドバルブ間のマフラーM1により消音されるべき脈動などは大容量マフラー本体9bで消音され、圧縮機−四方弁間のマフラーM2で消音されるべき脈動などは小容量マフラー本体9aで消音される。
このように1個のマフラー9で、従来2個のマフラーを用いて行っていた周波数の異なる脈動などを消音することができる。
上記のように本実施形態によれば、1個で周波数の異なる二つの脈動などを消音できるため、冷凍サイクル組み立て現場での溶接工程を低減できてガスもれ箇所を減じることができ、冷凍サイクルの気密信頼性が高く、スペース効率がよく、安価に圧縮機脈動音等を防止できる空気調和機を提供することができる。
本発明の一実施例である空気調和機の概念図。 本発明の一実施例である空気調和機の室外機の斜視図。 本発明の一実施例である室外機に設けられたマフラーの取付状態を示す斜視図。 本発明の一実施例である空気調和機に用いられるマフラーの取付状態を示す斜視図。 本発明の一実施例である空気調和機に用いられるマフラーの平面図。 本発明の空気調和機に用いられるマフラーの他の実施形態の平面図。 本発明の一実施例である空気調和機に設けられたディストリビュータの平面図。 (a)は図7に示すディストリビュータの断面図、(b)は縦断面図。 従来のマフラーの取付状態を示す斜視図。
1…空気調和機、2…室外機、3…室内機、4…冷凍サイクル、6…室外熱交換器、7…圧縮機、8…四方弁、9…マフラー、9b…大容量マフラー本体、9p…マフラー連結管、9s…小容量マフラー本体、11…室内熱交換器、15e、15g…パックドバルブ、16…ディストリビュータ。

Claims (2)

  1. 圧縮機、四方弁、室外熱交換器を収容した室外機と室内熱交換器を収容した室内機に分離され、前記室外機と前記室内機は連通管、前記室外機に設けられたパックドバルブを介して分離可能に接続され、前記四方弁の切換えにより冷房と暖房に切換えて運転可能な冷凍サイクルを具備し、
    この冷凍サイクルに、暖房時に圧縮機の吐出側から発せられる音の前記室内機側への伝搬音を防止するための消音マフラーと、冷房時に前記圧縮機の吸込側から発せられる音の前記室内機側への伝搬音を防止するための消音マフラーの2個のマフラーを備えた空気調和機において、
    前記2個のマフラーを、前記室外機内の、暖房時に吐出系、且つ冷房時に吸込系となる、前記冷凍サイクルの前記四方弁と冷房時ガス側になる前記パックドバルブの間の配管部分にマフラー本体の直径の80%以下に縮径した縮径部を介して連結して設けたことを特徴とする空気調和機
  2. 前記縮径部は、連結管で形成したことを特徴とする請求項1に記載空気調和機
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