JP4290476B2 - 排気制御装置を備える車両 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関に接続した排気管内の流路面積を制御する排気制御装置を備える車両に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、2輪車などの車両の内燃機関から排出する排気を通流させる排気管内に、内燃機関の排気バルブの間欠駆動に起因する脈動や慣性流が発生することが知られている。そして、このような排気管内での脈動や慣性流により内燃機関のトルク特性が変化することを防止するために、排気管の流路面積を制御する排気制御装置が開発されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
特許文献1に開示されている排気制御装置は、2輪車の排気を制御するもので、エンジンの回転速度により排気管の膨張室の開口を開閉する弁の開度を制御する装置である。この排気制御装置は、エンジンの回転数に応じて開度特性のいずれかを選択して弁の目標開度を定め、この目標開度と現在の弁の開度とが一致するように弁を回動させるモータを制御する。
【0004】
【特許文献1】
特許第2516768号公報(第2頁、第3頁、第2図、第5図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種の排気制御装置を備える車両において、変速機が無段変速機である場合には、エンジン回転数とエンジンの負荷特性とは一致しないことがある。このため、エンジン回転数のみで排気制御装置の制御を行うと、必要のない領域で、上記の弁のような排気デバイスを駆動してしまうことがあり、所望のトルク特性を得られないことがある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは無段変速機を備える車両であっても全ての速度領域において所望のトルク特性が得られる排気制御装置を備える車両を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決する本発明の請求項1にかかる発明は、内燃機関(例えば、実施形態のエンジン1)に接続した排気管(例えば、実施形態の排気管5)の流路面積を排気制御バルブ(例えば、実施形態の排気制御バルブ6)によって制御する排気制御装置とベルト式無段変速機とを備える車両において、前記排気制御バルブを駆動するアクチュエータ(例えば、実施形態のアクチュエータ14)と、前記排気制御バルブの開度(例えば、実施形態のバルブ開度θEX)を検出する開度検出手段(例えば、実施形態のバルブ開度センサ15)と、前記内燃機関のスロットル開度(例えば、実施形態のスロットル開度θTH)を検出するスロットル開度検出手段(例えば、実施形態のスロットル開度センサ12)と、車両の車速(例えば、実施形態の車速Vw)を検出する車速検出手段(例えば、実施形態の車速検出手段16)と、前記車速および前記スロットル開度に対して設定した前記排気制御バルブの目標開度加えて前記スロットル開度が前記車速に応じたエンジン出力を得られる開度よりも大きくなるとき、すなわち当該車両の傾斜角度の大きさ及び向きに基づき判定される当該車両の登坂時または前記内燃機関の吸気管内圧の大きさに基づき判定される前記内燃機関の高負荷時用に前記内燃機関の回転数(例えば、実施形態のエンジン回転数Ne)から得られる前記排気制御バルブの目標開度を記憶した記憶手段(例えば、実施形態の排気制御ユニット8)とを有し、前記記憶手段から得られる前記排気制御バルブの目標開度と、前記開度検出手段で検出する前記排気制御バルブの開度とを一致させるべく前記アクチュエータを駆動し、車速が20km/hから70km/hの場合であってスロットル開度が50°以上の場合には排気制御バルブが50%の開度に保たれ、車速が20km/hの場合でかつスロットル開度が20°未満の場合には排気制御バルブが80%の開度を目標開度とすることを特徴とする排気制御装置を備える車両。
【0007】
このように構成した車両は、記憶手段にスロットル開度および車速に対応付けて記憶させた排気制御バルブの目標開度を、実際にスロットル開度検出手段で検出したスロットル開度と、車速検出手段で検出した車速とで検索し、そのときの排気制御バルブの目標開度を取得する。そして、この目標開度と、開度検出手段で検出する排気制御バルブの開度とが一致するように前記排気制御バルブを駆動させる制御信号をアクチュエータに出力する。
また、スロットル開度および車速に対して設定した目標開度に加えて、前記内燃機関の回転数と関連付けた目標開度も記憶してある。車両が登坂中であるときや、内燃機関が高負荷状態にあるときには、流路面積の目標値を内燃機関の回転数に応じて設定する。なお、登坂中であることの判定には、車両の傾斜角度を検出する傾斜角センサを用いることができる。更に、高負荷時であることの判定には、内燃機関に吸入量を検出するセンサや、吸気管の内圧センサを用いることができる。
この車両は、搭乗者が着座してハンドル操作を行って走行させる2輪車、または3輪バギー車、4輪バギー車などであり、内燃機関で発生させた駆動力を無段変速機で変速させた後に、駆動輪に伝達する構成を有し、内燃機関からの排気が通流する排気管の流路面積を上述の処理により制御するものである。
【0010】
請求項2にかかる発明は、前記スロットル開度および前記車速から前記排気制御バルブの目標開度を取得するモードと、前記回転数から前記排気制御バルブの目標開度を取得するモードとを手動により選択可能に構成したことを特徴とする。
【0011】
このように構成した車両は、排気制御バルブの目標開度を設定する際のパラメータを車両の挙動から自動的に判定するのではなく、搭乗者の操作により選択する構成を有する。なお、搭乗者が手動で選択する手段としては、ハンドルに取り付けたスイッチまたはレバーがあげられる。
【0014】
【発明の実施の形態】
発明の第一実施形態の基本的構成について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1のブロック図および図2の平断面図に示すような内燃機関であるエンジン1を備える車両2は、エンジン1のクランク軸27の回転を、ベルト式無段変速機3を介して駆動輪Wrを駆動させる2輪車または3輪バギーあるいは4輪バギーである。図1に示すように、この車両2のエンジン1には、混合気を導入する吸気管4と、燃焼後の混合気を排出する排気管5とを接続してあり、排気管5にはエンジン1から排出される排気の通流を、その流路面積を変化させることで制御する排気デバイスとして、排気制御バルブ6およびアクチュエータ14を有する。なお、エンジン1の動作はエンジン制御ユニット7で制御し、排気制御バルブ6は排気制御ユニット8で制御する。
【0015】
エンジン1に吸気を行わせる吸気管4には、エンジン1の吸入空気量を調整する吸気絞り弁であるスロットルバルブ9と、吸入空気に燃料を噴射するインジェクタ10とを、空気の吸入方向に沿って順番に配設してある。スロットルバルブ9の開閉は、モータなどのアクチュエータ11で制御しており、その開度はスロットル開度検出手段であるバルブ開度センサ12で検出する。また、スロットルバルブ9の配設位置からインジェクタ10の配設位置までの間には吸気管4内の圧力を検出する内圧センサ13を取り付けてある。
【0016】
エンジン1からの排気を通流させる排気管5には、エンジン1からマフラー(不図示)に至るまでの間に排気管5の流路面積を調整する排気制御バルブ6を設けてある。排気制御バルブ6としては、例えば、排気管5内に回動可能に軸支されたバタフライバルブを用いることができる。この場合の流路面積は、排気制御バルブ6のバルブ開度θEXにより流路面積がゼロから所定の最大値まで連続的に変化する。排気制御バルブ6の設置位置は、エンジン1が多気筒型のエンジンである場合に、各気筒からの排気が合流する部分に配設することが望ましい。また、排気制御バルブ6の開閉は、モータなどのアクチュエータ14により制御し、その開度は開度検出手段であるバルブ開度センサ15で検出する。
【0017】
エンジン1の制御を統括的に行うエンジン制御ユニット7は、吸気側のスロットルバルブ9やインジェクタ10の制御を行うと共に、空気と燃料からなる混合気への点火などを行う電子制御ユニット(ECU)である。このエンジン制御ユニット7に入力する情報としては、内圧センサ13が検出した吸気管4内の圧力Pb、スロットルバルブ9のバルブ開度センサ12で検出したスロットル開度θTH、車速検出手段16で検出した車速Vw、排気制御ユニット8を介して取得する排気制御バルブ6のバルブ開度θEXがあげられ、この他にも水温センサ17で検出するエンジン1の冷却水の温度TWや、クランク角センサ18で検出するクランク軸27(図2参照)の回転角度CLKなどもある。
【0018】
ここで、エンジン制御ユニット7が出力する情報としては、エンジン1に吸入空気量に応じてインジェクタ10から燃料を噴射させる制御信号や、排気制御ユニット8に出力するスロットル開度θTHおよび車速Vwがあげられる。また、この他にも、点火プラグ19を放電させてエンジン1内の混合気に着火させるような制御信号も出力される。なお、各種の角度や温度の情報は、センサ側で演算した角度や温度の情報であっても良いし、エンジン制御ユニット7や排気制御ユニット8で演算して角度や温度が得られるような信号であっても良い。
【0019】
排気管5の流路面積を制御する電子制御ユニットである排気制御ユニット8は、CPUやROM、RAM、所定の電気回路から構成してあり、排気制御バルブ6のバルブ開度θEXを制御する。排気制御ユニット8に入力する情報としては、排気バルブの開度θEXと、エンジン制御ユニット7を経由して取得するスロットル開度θTHおよび車速Vwがあげられる。また、排気制御ユニット8が出力する情報としては、排気制御バルブ6を回動させるアクチュエータ14を駆動させる制御信号と、エンジン制御ユニット7に出力する排気制御バルブ6のバルブ開度θEXとがある。
【0020】
この排気制御ユニット8は、スロットル開度θTHおよび車速Vwに基づいて排気制御バルブ6の目標開度を設定し、この目標開度と実際のバルブ開度θEXとが一致するようにアクチュエータ14に対してフィードバック制御を行う。この際に、排気制御ユニット8は、ROMなどの記憶手段にあらかじめ登録してある目標値設定情報を用いる。目標値設定情報としては図3に構成を例示するマップ20があげられる。マップ20は、列方向に車速Vwを所定の速度ごとに区切って配列すると共に、行方向にスロットル開度θTHを所定の角度ごとに区切って配列し、列方向の車速Vwと行方向のスロットル開度θTHとで排気制御バルブ6の目標開度を特定できるように構築してある。図3の例では、車速Vwが50kmで、スロットル角度θTHが50°のときには、排気制御バルブ6の目標開度として50%という値を得る。なお、この目標開度に応じて流路面積が定まるので、目標開度は流路面積の目標値に相当する。また、目標開度には、バルブ開度θEXの最大値を100%とする目標開度率を用いる他に、角度や、アクチュエータ14の駆動量など、流路面積を一義的に決定できる数値を用いることができる。
【0021】
このような処理を行う排気制御ユニット8は、マップ20を記憶する記憶手段、排気制御バルブ6のバルブ開度センサ15の出力値から排気制御バルブ6のバルブ開度θEXを演算する開度演算手段、スロットル開度θTHおよび車速Vwからマップを検索して目標開度を取得する検索手段、取得した目標開度に応じてアクチュエータ14をフィードバック制御して排気制御バルブ6を駆動させる駆動制御手段を有する装置といえる。
【0022】
なお、本実施形態の排気制御装置は、上記の排気制御バルブ6およびそのアクチュエータ14ならびにバルブ開度センサ15と、スロットル開度センサ12と、車速検出手段16と、排気制御ユニット8と含んで構成される。
【0023】
次に、図2に基づいて本実施形態のエンジン1と、エンジン1のクランク軸27の回転を駆動輪Wrに伝達するベルト式無段変速機3について説明する。なお、図2は、エンジン1およびベルト式無段変速機3の平断面図であり、共に車体のフレーム(不図示)に固定してあるものとする。
【0024】
図2に示すエンジン1は、駆動輪Wrよりも前側において2本のシリンダ21を略水平方向に延設させたシリンダブロック22を有し、シリンダブロック22の前方の端部を覆うようにシリンダヘッド23ならびにシリンダヘッドカバー24を固定してある。シリンダブロック22のシリンダ21のそれぞれには、ピストン25を摺動可能に収容してある。ピストン25は、コネクティングロッド26を介してクランク軸27に連結してある。クランク軸27は、シリンダブロック22に固定したクランクケース28に軸支されている。シリンダヘッド23には、吸気管4(図1参照)から混合気を吸入する際に開く吸気バルブ29と、燃焼後の混合気を排気管5(図1参照)に排出する際に開く排気バルブ30と、吸入した混合気に所定のタイミングで点火する点火プラグ31とを、ピストン26を臨む位置に配設してある。なお、図3には一方の気筒に吸気バルブ29および排気バルブ30を図示し、他方の気筒に点火プラグ31を図示してあるが、各気筒に吸気バルブ29、排気バルブ30および点火プラグ31が配設してあるものとする。
【0025】
この吸気バルブ29および排気バルブ30の開閉は、動弁機構により行う。動弁機構は、シリンダヘッド23内のカム軸32と、バルブ29,30の取り付け位置に合わせてカム軸に一体的に形成したカム32aとを含んで構成される。カム軸32は、その一端側に設けたカムチェーンスプロケット32bと、クランク軸27のクランクケース28から突出した一端側に設けたドライブチェーンスプロケット27aとの間に架け渡したタイミングチェーン33により、クランク軸27に同期して回転させられる。なお、ドライブチェーンスプロケット27aを備えるクランク軸27の一端側には発電機34を構築するアウタロータ34aを装着してあり、クランクケース28側に固定した発電機34のインナーステータ34bと協働してクランク軸27の回転を電気エネルギに変換し、不図示のバッテリに受電できるようにしてある。
【0026】
一端に発電機34を備えるクランク軸27の他端側は、クランクケース28から突出し、ここにベルト式無段変速機3の駆動プーリ41が取り付けられている。ベルト式無段変速機3は、クランク軸27の他端から駆動輪Wrの車軸51までを連続して覆う変速機ケース42を有し、ベアリング43などでエンジン1に対して揺動可能に取り付けてある。変速機ケース42は、クランクケース28を挟むように配した基端部42aおよび基端部42bを有する。クランク軸27の他端側に配設した基端部42aからは車軸51の他端を軸支するフォーク部42cを延設させてあり、基端部42aに対向配置した基端部42bからは車軸51の一端を軸支するフォーク部42dを延設させてある。さらに、基端部42a,42bどうしは連結部42e,42fで連結してある。
【0027】
このベルト式無段変速機3は、変速機ケース42の基端部42a内でクランク軸27に取り付けた駆動プーリ41と、変速機ケース42のフォーク部42c側に軸支した従動軸44に設けた従動プーリ45との間に無端状のVベルト46を架け渡し、クランク軸27の回転を、Vベルト46、従動プーリ45、従動軸に連動するギヤ列47a,47b,47cおよび中間軸48からなる減速機構を介して、クランク軸27と平行に軸支した車軸51に伝達する構成を有する。
【0028】
駆動プーリ41は、クランク軸27に固着した固定プーリ半体41aと、遠心機構49によりクランク軸27の軸方向に摺動可能な可動プーリ半体41bとを有し、対向する固定プーリ半体41aおよび可動プーリ半体41bが形成する溝にVベルト46を巻き掛けてある。一方、従動プーリ45は、従動軸44に発進用の遠心クラッチ50を介して取り付けた固定プーリ半体45aと、スプリング52で固定プーリ半体45aに向けて付勢した可動プーリ半体45bとからなり、固定プーリ半体45aと可動プーリ半体45bとが形成する溝にVベルト46を巻き掛けてある。なお、クランク軸27の回転速度が増大すると、駆動プーリ41において、遠心機構49の遠心ウエイトに遠心力が作用して可動プーリ半体41bを固定プーリ半体41a側に摺動させる。可動プーリ半体41bが摺動した分だけ固定プーリ半体41aに近接して駆動プーリ41の溝幅が減少するので、駆動プーリ41とVベルト46との接触位置が駆動プーリ41の半径方向外側にずれ、Vベルト46の巻き掛け径が増大する。また、これに伴い、従動プーリ45の固定プーリ半体45aおよび可動プーリ半体45bの溝幅が増加する。このように、クランク軸27の回転数に応じて連続的にVベルト46の巻き掛け径を変化させることで、ベルト式無段変速機3は、変速比を自動的に、かつ無段階に変化させる。
【0029】
本実施形態の排気制御装置の基本的構成の作用について説明する。
まず、搭乗者が車両2のエンジン1を始動させると、エンジン制御ユニット7および排気制御ユニット8ならびにその他の備品に電力が供給される。エンジン制御ユニット7は、吸気管4内の内圧Pb、スロットル開度θTH、車速Vw、排気制御バルブ6のバルブ開度θEX、冷却水の温度TWや、クランク軸27の回転角度CLKを取得し、燃料の噴射量および点火のタイミングを演算し、インジェクタ10および点火プラグ19に制御信号を出力する。また、エンジン1の始動により、図2のクランク軸27に連動して回転するカム軸32によりエンジン1の吸気バルブ29が所定のタイミングで開閉し、混合気がエンジン1の燃焼室内に供給される。また、混合気を燃焼させた後には、カム軸32の回転により排気バルブ30が開いて、燃焼後の混合気が排気として図1の排気管5に排出される。そして、走行を開始すると、ベルト式無段変速機3は、エンジン回転数Neと駆動輪Wrの回転数とに応じてVベルト46の巻き掛け径を変化させながら、クランク軸27の回転を駆動輪Wrに伝達し、駆動輪Wrを所定の変速比で回転させる。
【0030】
一方、排気制御ユニット8は、エンジン制御ユニット7を経由して取得するスロットル開度θTHおよび車速Vwをパラメータとしてマップ20(図3参照)を検索して、排気制御バルブ6の目標開度を取得する。そして、この目標開度と実際の排気制御バルブ6のバルブ開度θEXとの偏差を演算し、この偏差がゼロになるようにアクチュエータ14を駆動させる。例えば、中速や低速で走行し、エンジン回転数Neおよび変速比が小さいときに、車両2を加速させようとした場合、つまり車速Vwが小さいか中程度(例えば、20km/hから70km/h)で、スロットル開度θTHが比較的に大きいとき(例えば、50°以上)には、排気制御バルブ6の目標開度として、いわゆる排気脈動効果が生じる中程度の値をマップ20に格納してある。このため、排気制御バルブ6の開度が中程度に保たれ、排気管5内を逆流する排気の量が減少し、その分だけエンジン1が未燃の混合気を導入しやすくなり、エンジン1の出力を増大させることができる。なお、車速Vwは小さいが、スロットル開度θTHが小さい場合(例えば、20°未満)には、エンジン1からの排気が少ないので排気制御バルブ6の目標開度として、大きな値(例えば、80%)をマップ20に格納してある。また、車速Vwが大きい場合(例えば、70km/h以上)では、排気制御バルブ6の目標開度として、大きな値(例えば、80%)をマップ20に格納してある。
【0031】
このように、搭乗者の操作意志を示すスロットル開度θTHと、車体の制御の結果として現れる車速Vwとに着目して、最適なエンジン出力が得られる排気制御バルブ6の目標開度と車速Vwおよびスロットル開度θTHとを対応付けた目標値設定情報(マップ20)を排気制御ユニット8に持たせ、このマップ20を参照して排気制御バルブ6の開度を制御するようにしたので、ベルト式無段変速機3を備える車両2においてエンジン回転数Neがエンジン1の負荷特性と一致しない場合であっても、不必要な領域で排気制御バルブ6が大きく駆動したり、必要な領域で駆動しなかったりすることを防止し、所望のトルク特性を得ることができる。
【0032】
次に、本発明の第一実施形態は上述構成に加えて以下の構成を備えている。なお、図4はこの実施形態の排気制御バルブの制御にかかる構成要素を主に図示してある。また、前述と同一の構成要素には同じ符号を付すと共に、重複する説明は省略する。
【0033】
図4に示すように、車両2は、車両2の傾斜角度を検出する傾斜センサ61を備えると共に、排気制御ユニット8が、傾斜角度θSに応じた排気制御バルブ6の開度制御を行う構成を有する。したって、この実施形態の排気制御装置は、排気制御バルブ6およびそのアクチュエータ14ならびにバルブ開度センサ15と、スロットル開度センサ12と、車速検出手段16と、傾斜センサ61と、排気制御ユニット8とを含んで構成される。
【0034】
エンジン制御ユニット7は、吸気管4(図1参照)内の内圧Pb、冷却水の温度TW、クランク軸27(図2参照)の回転角度CLK、スロットル開度θTH、車速Vw、排気制御バルブ6のバルブ開度θEXに加えて、傾斜角度θSについての情報を取得し、エンジン1に対して必要な制御を行うと共に、クランク軸27の回転角度CLKから演算したエンジン回転数Ne、車速Vw、スロットル開度θTH、傾斜角度θSを排気制御ユニット8に出力する。
【0035】
排気制御ユニット8は、排気制御バルブ6のバルブ開度θEXに加えて、エンジン回転数Ne、スロットル開度θTH、車速Vw、傾斜角度θSを取得し、排気制御バルブ6を回動させるアクチュエータ14の制御を行う。傾斜角度θSから車両2が登坂中(登坂モード)であると判定したときには、図5に例示するテーブル62を用いて目標開度を設定し、それ以外の場合(通常走行モード)の場合は、図2に例示するマップ20を用いて目標開度を設定する。なお、このような排気制御ユニット8は、記憶手段、開度演算手段、傾斜角度および傾斜方向に応じて登坂モードまたは通常走行モードを選択するモード選択手段、選択したモードに応じて目標開度を検索する検索手段、および駆動制御手段を有する装置といえる。
【0036】
図5に例示する登坂時に使用するテーブル62は、エンジン回転角度Neをパラメータとする排気制御バルブ6の目標開度として目標開度率を設定したものである。このテーブル62では、エンジン1の低回転域(例えば、1000rpmから3000rpm)、中回転域(例えば、3000rpmから5000rpm)、高回転域(例えば、5000rpmから8000rpm)のそれぞれの領域で、エンジン回転数Neの増加に伴って必要なエンジン出力が得られるように排気制御バルブ6の目標開度が増加傾向を有し、高回転域では全開に相当する開度に達する。増加傾向を有する目標開度の変化の割合としては、高回転域が最も大きく、次いで中回転域が大きく、低回転域が最も小さい。なお、この特性は、車両2のエンジン1の排気量や気筒数、排気管5の形状や長さにより適宜選択されるものとする。
【0037】
次に、第一実施形態の作用について説明する。
まず、エンジン1が始動したら、排気制御ユニット8は、傾斜角度θSから車両2の走行モードを判定する。傾斜角度θSにより傾斜方向が車体の前側が後側に対して高くなる方向である場合には登坂モードとみなす。これに対して、傾斜角度θSにより体の前側が後側に対して低くなる方向に傾斜していた場合には、下り坂を走行中と判定して通常走行モードとみなす。
【0038】
登坂モードと判定したときに、排気制御ユニット8は、エンジン制御ユニット7から取得するエンジン回転数Neでテーブル62を検索し、得られる目標開度に排気制御バルブ6のバルブ開度θEXが一致するようにアクチュエータ14に対してフィードバック制御を行う。また、通常走行モードと判定したときには、上記の基本的構成のように車速Vwとスロットル開度θTHとから目標開度をマップ検索し、排気制御バルブ6のバルブ開度θEXが目標開度に一致するようにフィードバック制御を行う。
【0039】
このように、この実施形態の排気制御装置は、通常走行モードでは車速Vwおよびスロットル開度θTHとから排気制御バルブ6の目標開度として最適な値を設定し、登坂時にはエンジン回転数Neに応じて排気制御バルブ6の目標開度を設定するようにした。これは、登坂時には、高負荷がかかることでベルト式無段変速機3の変速比が小さく設定され、エンジン回転数Neがエンジン1の負荷特性に近づくからである。さらに、登坂時には、スロットル開度θTHを大きくしても、通常走行時ほどには車速Vwが大きくならないことがあるので、通常走行時を想定して作成したマップ20を用いて排気制御バルブ6を制御するよりもエンジン回転数Neをパラメータとして排気制御バルブ6を制御した方が所望のエンジン出力を得やすいからである。
【0040】
次に、本発明の第二実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図6はこの実施形態の排気制御バルブの制御にかかる構成要素を主に図示してある。また、上記実施形態と同一の構成要素には同じ符号を付すと共に、重複する説明は省略する。
【0041】
図6に示すように、車両2は、搭乗者が操作するハンドル(不図示)に通常走行モードと登坂モードとを手動で切り替える選択手段であるスイッチ71を備える。なお、本実施形態の排気制御装置は、上記の排気制御バルブ6およびそのアクチュエータ14ならびにバルブ開度センサ15と、スロットル開度センサ12と、スイッチ71と、排気制御ユニット8と含んで構成される。
【0042】
排気制御ユニット8は、排気制御バルブ6のバルブ開度θEX、エンジン回転数Ne、スロットル開度θTH、および車速Vwに加えてスイッチ71からの出力信号Swを取得し、排気制御バルブ6を回動させるアクチュエータ14の制御を行う。スイッチ71からの出力信号Swが上記の登坂モードに相当する信号である場合には、図5に例示するテーブル62を用いて排気制御バルブ6の目標開度を設定する。一方、スイッチ71からの出力信号Swが通常走行モードに相当する信号である場合には、図2に例示するマップ20を用いて排気制御バルブ6の目標開度を設定する。なお、このような排気制御ユニット8は、記憶手段、開度演算手段、搭乗者の選択に応じて登坂モードまたは通常走行モードを選択するモード選択手段、選択したモードに応じて目標開度を検索する検索手段、および駆動制御手段を有する装置といえる。
【0043】
この排気制御装置による制御は、初期設定として図2に示すマップ20を用いてスロットル開度θTHおよび車速Vwをパラメータとして、マップ検索を行って排気制御バルブ6の目標開度に設定し、これに従って排気制御バルブ6の開度制御を行う。そして、搭乗者がスイッチ71を操作して登坂モードに切り替えたときには、図5に例示するテーブル62を用いてエンジン回転数Neをパラメータとしてテーブル検索を行って排気制御バルブ6の目標開度を設定し、これに従って排気制御バルブ6の開度制御を行う。また、搭乗者の選択により登坂モードで排気制御バルブ6の開度制御をしているときに、スイッチ71が通常走行モードに切り替えられたときには、通常走行モードで排気制御バルブ6の開度制御を行う。
【0044】
このような車両2は、傾斜センサを備えなくても、上記した第一実施形態のように、登坂時に適切なエンジン出力を得ることができる。また、登坂モードはエンジン1に高負荷がかかるモードとみなすこともできるので、登坂時以外であってもエンジン1に高負荷がかかる場合には、搭乗者の選択によりエンジン回転数Neをパラメータとする排気制御バルブ6の開度制御を行うことが可能になる。
さらに、搭乗者の選択によりエンジン1の出力特性を変化させることが可能になる。
【0045】
なお、本発明は上記した各実施形態に限定されずに広く応用することが可能である。
第一実施形態において、傾斜角度θSの代わりに吸気管4の内圧Pbをエンジン制御ユニット7から排気制御ユニット8に入力し、内圧Pbの大きさで通常走行モードと、登坂モードに相当する高負荷モードとを選択し、高負荷モードの場合に図5のテーブル62を用いてエンジン回転数Neで排気制御バルブ6の開度制御を行っても良い。内圧Pbを用いるのは、内圧Pbはエンジン1に吸気される気体量により変化するので、内圧Pbをモニタすることで吸入空気量、つまりエンジン1に必要とされる出力を推定することができるからである。
また、エンジン制御ユニット7と排気制御ユニット8とは、1つの電子制御ユニットから構成しても良い。
さらに、ベルト式無段変速機3の代わりに、トロイダル式の無段変速機や、コーン型の無段変速機を使用することもできる。また、静油圧式の無段変速機でも良い。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1によれば、スロットル開度および車両の速度をパラメータとして排気制御バルブの開度を調整することができるので、内燃機関の回転数と駆動輪の回転数とが必ずしも一致せずに、回転数からは負荷特性を特定できないときであっても、排気制御バルブを適切に稼動させて所望のトルク特性を得ることができ、走行特性を向上できる。この効果は、車両が低速走行しているときや、中速で走行しているときに顕著になる。
【0047】
また、登坂時や、内燃機関に高い負荷がかかっているときの排気制御バルブの開度の制御を、内燃機関の回転数に従って行うことができるので、特定の条件下においても排気制御バルブを適切に稼動させることでき、所望のトルク特性を得ることができる。
そして、車両の走行状態や、搭乗者の嗜好に合わせて排気制御バルブの開度を制御できるので、良好な走行特性を有する車両が得られる。
【0048】
請求項2によれば、傾斜角や、その他のセンサを用いて画一的にパラメータの選択ができない場合にも適切な制御が可能になるし、搭乗者の好みに応じたトルク特性を実現することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態における車両および排気制御装置の構成を示す図である。
【図2】 本発明の各実施形態におけるエンジンおよびベルト式無段変速機の平断面図である。
【図3】 スロットル開度および車速をパラメータとした場合の排気制御バルブの目標開度のマップを示す図である。
【図4】 本発明の第一実施形態における排気制御装置を示す図である。
【図5】 エンジンの回転数をパラメータとした場合の排気制御バルブの目標開度のテーブルを示す図である。
【図6】 本発明の第二実施形態における排気制御装置を示す図である。
【符号の説明】
1 エンジン(内燃機関)
2 車両
3 ベルト式無段変速機
5 排気管
6 排気制御バルブ
8 排気制御ユニット
12スロットル開度センサ(スロットル開度検出手段)
14アクチュエータ
15バルブ開度センサ(開度検出手段)
16車速検出手段
20マップ
62テーブル
θEX バルブ開度
θTH スロットル開度
Vw車速
Neエンジン回転数
Claims (2)
- 内燃機関に接続した排気管の流路面積を排気制御バルブによって制御する排気制御装置とベルト式無段変速機とを備えた車両において、
前記排気制御バルブを駆動するアクチュエータと、前記排気制御バルブの開度を検出する開度検出手段と、前記内燃機関のスロットル開度を検出するスロットル開度検出手段と、車両の車速を検出する車速検出手段と、前記車速および前記スロットル開度に対して設定した前記排気制御バルブの目標開度に加えて前記スロットル開度が前記車速に応じたエンジン出力を得られる開度よりも大きくなるとき、すなわち当該車両の傾斜角度の大きさ及び向きに基づき判定される当該車両の登坂時または前記内燃機関の吸気管内圧の大きさに基づき判定される前記内燃機関の高負荷時用に前記内燃機関の回転数から得られる前記排気制御バルブの目標開度を記憶した記憶手段とを有し、前記記憶手段から得られる前記排気制御バルブの目標開度と、前記開度検出手段で検出する前記排気制御バルブの開度とを一致させるべく前記アクチュエータを駆動し、
車速が20km/hから70km/hの場合であってスロットル開度が50°以上の場合には排気制御バルブが50%の開度に保たれ、車速が20km/hの場合でかつスロットル開度が20°未満の場合には排気制御バルブが80%の開度を目標開度とすることを特徴とする排気制御装置を備える車両。 - 前記スロットル開度および前記車速から前記排気制御バルブの目標開度を取得するモードと、前記回転数から前記排気制御バルブの目標開度を取得するモードとを手動により選択可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載の排気制御装置を備える車両。
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