JP4287763B2 - 母豚母乳中の5’−ヌクレオチド含有量を増加させる方法、母豚用飼料添加物及び母豚用飼料 - Google Patents

母豚母乳中の5’−ヌクレオチド含有量を増加させる方法、母豚用飼料添加物及び母豚用飼料 Download PDF

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本発明は、リボ核酸及び/又は5’−ヌクレオチドを含有する酵母エキスを母豚に投与する母豚の母乳中の5’−ヌクレオチド含有量を増加させる方法、及びリボ核酸及び/又は5’−ヌクレオチドを含有する酵母エキスを含む飼料添加物及び飼料に関する。
一般に、家畜の幼若期は免疫機能が十分でなく、トラブル、例えば消化管系あるいは呼吸器系の感染症等、が発生しやすい。特に、豚は、出生児の成熟度が低く、他の家畜よりも生理的に未熟であり、授乳期に下痢等に罹患し、それが原因で死亡したり、死亡に至らないまでもその後の成長、特に体重増加に悪影響を与えることが知られている。
これらは経済的に大きな損失をもたらすことから、分娩前の母豚の全身を細菌感染防止処理液で噴霧・塗布し母豚からの細菌の感染を防止する方法(特許文献1)、あるいは妊娠又は授乳期の母豚に、カラクトオリゴ糖、細菌の菌体あるいは菌体粉砕物、あるいは還元型葉酸等(特許文献2)を投与し、母豚を通して子豚に投与する方法、等の予防方法が報告されている。
しかしながら、これらの効果は限定的であり、十分に満足のいくものではなかった。
ヌクレオチド、核酸類は、摂餌促進作用あるいは腸管の絨毛組織回復作用を有するといわれており、5’−ヌクレオチドを含有した酵母エキス(特許文献3)あるいは核酸(特許文献4)を子豚に投与し、増体を促進したり飼料効率を改善し、下痢等にかかりやすい幼若期の期間を短縮する方法が報告されている。
しかしながら、これらはいずれも子豚に投与するものであり、また離乳豚が主として対象となるもので、特に問題となる授乳期、出生後10日前後まで、の下痢あるいは虚弱等を改善するものではなかった。
特開平8−59474号公報 特開平5−219897号公報、同5−336896号公報、同8−70788号公報 特開平7−184595号公報 特開2002−45122号公報
本発明は、成熟度が低く抵抗性の弱い子豚、特に出生から授乳期の子豚、の下痢、虚弱を防止する、経済的に安価でかつ有効な手段を提供することを課題とする。
本発明は、リボ核酸及び/又は5’−ヌクレオチドを含有する酵母エキスを母豚に投与することを最も主要な特徴とする。
すなわち、本発明は、
(1)リボ核酸及び/又は5’−ヌクレオチドを含有する酵母エキスを母豚に投与することを特徴とする、母豚の母乳中の5’−ヌクレオチド含有量を増加させる方法、
(2)リボ核酸を含有する酵母エキスが、リボ核酸を3〜60重量%含有したものである、上記(1)記載の母豚の母乳中の5’−ヌクレオチド含有量を増加させる方法、
(3)5’−ヌクレオチドを含有する酵母エキスが、5’−グアニル酸、5’−アデニル酸、5’−シチジル酸及び5’−ウリジル酸、あるいはそれらの塩を、それぞれ1〜15重量%含有したものである、請求項1記載の母豚の母乳中の5’−ヌクレオチド含有量を増加させる方法、
(4)リボ核酸及び/又は5’−ヌクレオチドを含有する酵母エキスを有効成分とする母豚用飼料添加物、
(5)リボ核酸及び/又は5’−ヌクレオチドを含有する酵母エキスを有効成分とする母豚用飼料添加物を含有した母豚用飼料、
を提供するものである。
本発明は、経済的に安価で極めて簡単な方法で、母豚の母乳中の5’−ヌクレオチド含有量を増加させることができるため、成熟度が低く抵抗性の弱い子豚、特に出生から授乳期の子豚、の下痢及び虚弱を有効に防止できる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の有効成分であるリボ核酸あるいは5’−ヌクレオチドを含有する酵母エキスは、リボ核酸、あるいは5’−グアニル酸、5’−アデニル酸、5’−イノシン酸、5’−シチジル酸、5’−ウリジル酸等の5’−ヌクレオチド類及びそれらのナトリウム塩、カリウム塩、を含有する酵母エキスである。
酵母エキスは、これら化合物を含有するものであれば特に制限はないが、リボ核酸であれば3〜60重量%、好ましくは10〜60重量%、5’−ヌクレオチド類であれば5’−グアニル酸、5’−アデニル酸、5’−シチジル酸、5’−ウリジル酸あるいはそれらの塩をそれぞれ1〜15重量%、好ましくはそれぞれ3〜15重量%、含有する酵母エキスが望ましい。
リボ核酸あるいは5’−ヌクレオチドを含有する酵母エキスは、公知の方法、例えば、酵母をpH5〜12の温熱水で抽出する方法、酵母をタンパク質分解酵素、細胞壁分解酵素などを添加して抽出する方法、高圧分散処理等の高圧粉砕により抽出する方法、等の方法により得られるが、これらの中で、酵母を温熱水で抽出した酵母エキス、及び抽出した酵母エキスを核酸分解酵素を作用させることによる得られる酵母エキスが、リボ核酸あるいは5’−ヌクレオチド含有量が高いため、特に好ましい。
酵母エキスは、液状、粉末状のいずれでもよいが、粉末状のものが好ましい。粉末状の酵母エキスは、抽出液を常法により、例えば、濃縮、噴霧乾燥等の方法により容易に製造することができる。
これら酵母エキスに使用される酵母は、食品あるいは食品添加物として用いられている酵母で、例えば、パン酵母、ビール酵母、トルラ酵母などを挙げることができる。
本発明のリボ核酸あるいは5’−ヌクレオチドを含有する酵母エキスを有効成分とする飼料添加物は、母豚に投与される。
対象となる豚は特に制限はなく、例えば、経済豚としては、ランドレース種、大ヨークシャー種、ジュロック種、バークシャー種、パンプシャー種、ピエトレン種あるいはこれら品種間の交雑種、ミニチュアーピッグとしては、ゲッチンゲン種、ポットベリー種、クラウンミニー種及びこれら品種間の交雑種、等を例示することができる。
投与方法は任意であるが、通常与えている飼料に添加する方法、あるいは他の飼料や水に添加し投与する方法、等を例示することができる。
投与時期は、分娩予定日の1〜2週間前から分娩までで十分であるが、更に授乳期間中も投与することができる。投与は連続的に、あるいは不連続でも良い。
投与量は、豚の種類、用いる酵母エキスあるいは酵母エキス中のリボ核酸、5’−ヌクレオチド含有量等により異なるが、概ね、母豚体重1kg当たり1日0.01〜1g(リボ核酸あるいは5’−ヌクレオチドとして0.0005〜0.6g)、好ましくは0.02〜0.6g(同、0.001〜0.3g)程度である。
本発明の母豚用飼料添加物は、飼料と配合して母豚用飼料とすることができる。
配合できる飼料としては、通常使用されている母豚用の飼料が望ましい。
配合量は、母豚用飼料中、0.01〜5重量%、好ましくは0.1〜2重量%程度であり、配合方法は任意であるが、母豚用の飼料に本発明の母豚用飼料添加物を混合する方法が簡便であり好ましい。
本発明の特徴は、豚母乳中の5’−ヌクレオチド含有量を増加させる点にある。
本発明者らは、豚母乳中の成分を検討したところ、5’−ヌクレオチドが含まれていること、5’−ヌクレオチド含有量の高い母乳を授乳した子豚は下痢の発生率が低いこと、を見いだし、かかる知見をもとに、母乳中の5’−ヌクレオチド含有量を増加させる方法を検討したところ、分娩前に母豚にリボ核酸あるいは5’−ヌクレオチドを含有する酵母エキスを投与するだけ、という、極めて簡単な方法で、母乳中の5’−ヌクレオチド含有量が増加することを見いだしたものである。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
なお、実施例に記載の、5’−ヌクレオチド量は、以下の方法により測定した。
(1)豚母乳の前処理
得られた豚母乳1mlに対し、2〜4℃に冷却した0.64M過塩素酸2mlを加え、30秒間攪拌した後、氷水中に1.5時間放置した。放置後、豚母乳懸濁液を冷却遠心分離機(8000rpm、20分間、4℃)で沈殿物を除き上清液を得た。沈殿物は冷却した0.64M過塩素酸1mlで同様に処理して上清液を得た(2回)。得られた上清液を一つに混合し、0.45μmのフィルターで濾過した後、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により5’−ヌクレオチドを測定した。
(2)HPLCの条件
・分離カラム:MCIGELCDR−10(60℃、4.6mm×250mm、三菱化学製)
・移動相:2M 酢酸−酢酸ナトリウム緩衝液(pH3.3)
・流速:2.0ml/min
・検出:紫外線検出器(210nm)
試験例 母乳中の5’−ヌクレオチド濃度
全国畜産農業協同組合連合会研修牧場において飼育中の母豚11頭(LW種及びWL種)を供試して、母乳中の5’−ヌクレオチド量を測定した。
搾乳は母豚の分娩終了直後から開始し、分娩後4日目までは毎日1回、それぞれの乳頭から用指法で実施した。その後は14日目及び22日目に搾乳を実施した。なお、母豚には通常の飼料を給与した。
その結果、母乳中に5’−ヌクレオチドが含まれていることが確認されると共に、5’−ヌクレオチド濃度により、分娩初日に200μmol/100ml以上の5’−ヌクレオチドを含む乳を分泌する母豚(4頭、高ヌクレオチド区という)と、5’−ヌクレオチド濃度が150μmol/100ml以下である乳を分泌する母豚(7頭、低ヌクレオチド区という)の2区に分けることができた。
高ヌクレオチド区、低ヌクレオチド区の5’−ヌクレオチド濃度の推移を図1に示す。
両区を比較すると(図1)、分娩後0〜3日目までの高ヌクレオチド区の5’−ヌクレオチド濃度は低ヌクレオチド区に対して有意に高かった(p<0.01、ただし分娩後1日目のみp<0.05)。分娩後4日目以降は両区に有意差はなかった。
産子子豚の離乳時まで(分娩後26日間)の下痢及び虚弱治療成績(下痢及び虚弱子豚の判断及び治療方法は、研修牧場の観光法に従った。)では、高ヌクレオチド区ではほとんど治療を必要としなかったが、低ヌクレオチド区ではかなりの回数の治療を必要とした。また、産子子豚の死亡原因についても、高ヌクレオチド区では衰弱死はみられなかった(死亡原因は全て圧死)が、低ヌクレオチド区では半数が衰弱死であった。
これらの結果から、母豚母乳中、特に授乳期初期、に含まれる5’−ヌクレオチドは、新生子豚の発育にとって重要な役割をもつことが示唆された。
実施例1
母豚3頭(ポットベリー種、名前:ピンキー、マルコ、モモ)を用い、5’−ヌクレオチド含有酵母エキスを投与した場合(投与区、2002年10月試験開始)、及び投与しない場合(無投与区、2002年6月試験開始)の試験を行った。
すなわち、母豚の分娩予定日前から分娩日までにわたり、表1に示した条件で5’−ヌクレオチド含有酵母エキスを与え、分娩後の母豚母乳中の5’−ヌクレオチド量、及び離乳時まで(分娩後26日間)の各区毎に下痢した子豚及び虚弱死した子豚の頭数を計測した。なお、本試験においては、下痢及び虚弱治療は実施しなかった。
試験期間中、使用した飼料はパワーマシュ−S(中部飼料製)で、投与区は5’−ヌクレオチド含有酵母エキス(興人製、酵母エキスNT、5’−ヌクレオチド含有量:5’−グアニル酸ナトリウム11.1%、5’−アデニル酸ナトリウム10.6%、5’−シチジル酸ナトリウム7.3%、5’−ウリジル酸ナトリウム7.9%)を当該飼料に混合して用いた。また、搾乳は分娩直後から開始し、2時間目、6時間目、12時間目及び分娩3日目までは毎日1回、その後は5日目、7日目、14日目、21日目及び28日目に、用指法で搾乳した。
Figure 0004287763
母豚母乳中の5’−ヌクレオチド濃度の推移を、図2(無投与区)及び図3(投与区)に示す。
図2及び図3より、無投与区に比較して投与区では、母乳中の5’−ヌクレオチド濃度が増加していることが分かる。
表2に、離乳時まで(分娩26日間)の子豚の飼育成績を示す。
Figure 0004287763
表2から明らかなように、無投与区では下痢が多く、虚弱死した子豚が7頭と半数近くを占めていたが、投与区では下痢は見られず、また、虚弱死した子豚も見られなかった。
製造例1
30L容ジャーファーメンターを用い、キャンディダ・ウチルスKJS−0582株(FERM P−7396株)の前培養液1Lを植菌し、30℃で24時間通気培養して酵母菌体を得た。培地は、グルコース5重量%、燐酸アンモニウム0.2重量%、硫酸アンモニウム0.2重量%、硫酸マグネシウム0.1重量%、塩化カリウム0.17重量%、硫酸第二鉄5ppm、硫酸亜鉛9ppm、塩化マンガン4ppmを含む水溶液をpH4.5に調整したものである。
培養終了後、シャープレス型遠心分離機にて菌体を回収し、菌体を水で2回洗浄した。
得られた菌体を水で菌体濃度10%に調整・懸濁した後、90℃、30分間加熱し菌体内酵素を失活させ、次いで、65℃に冷却した。冷却液のpHを9とし、同温度で60分間処理し、エキスを抽出した。遠心分離機により菌体残渣を除去し、得られた上澄液をpH7に中和し、デキストリンを添加後、スプレードライし、リボ核酸含有酵母エキスを得た。
本酵母エキスは、リボ核酸を27重量%含んでいた。
実施例2
母豚1頭(LW種)を用い、リボ核酸含有酵母エキスを投与した場合(投与区、2003年9月試験開始)、及び投与しない場合(無投与区、2003年4月試験開始)の試験を行った(於:農事法人組合打戻種豚組合)。
すなわち、母豚の分娩予定日5日前から分娩日までにわたり、表3に示した条件でリボ核酸含有酵母エキスを与え、分娩後の母豚母乳中の5’−ヌクレオチド量、及び離乳時まで(分娩後26日間)の各区毎に下痢した子豚及び虚弱死した子豚の頭数を計測した。なお、本試験においては、下痢及び虚弱治療は実施しなかった。
試験期間中、使用した飼料はウィニーブリード(日本農産工業製、種豚飼育用配合飼料)で、投与区は製造例1で得られたリボ核酸含有酵母エキスを当該飼料に混合して用いた。また、搾乳は分娩直後から開始し、1時間目、2時間目、3時間目、6時間目、分娩3日目までは毎日1回、その後は7日目、14日目、21日目及び28日目に、用指法で搾乳した。
なお、搾乳時に、搾乳しやすいようにホルモン剤(帝国臓器製薬製、アトニン)1mlを、搾乳の10分前に筋肉注射した。
Figure 0004287763
母豚母乳中の5’−ヌクレオチド濃度の推移を図4に示す。
図4より、無投与区に比較して投与区では、母乳中の5’−ヌクレオチド濃度が増加していることが分かる。
表4に、離乳時まで(分娩26日間)の子豚の飼育成績を、図5に出生子豚の発育曲線を示す。
Figure 0004287763
表4、図5から明らかなように、無投与区では下痢が多くみられたが、投与区では下痢は見られず、また、出生子豚の発育の良好なものであった。
以上説明してきた通り、本発明によれば、母豚に投与するだけという極めて簡単な方法で、母豚母乳中の5’−ヌクレオチド含有量を増加させることができ、子豚の下痢、虚弱等を防止することができるため、成熟度が低く抵抗性の弱い子豚、特に出生から離乳期の子豚、の飼育に、特に好適に用いることができる。
授乳期における母豚母乳中の5’−ヌクレオチド濃度の推移を示す図である。 実施例1における、5’−ヌクレオチド含有酵母エキス無投与区の母豚母乳中の5’−ヌクレオチド濃度の推移を示す図である。 実施例1における、5’−ヌクレオチド含有酵母エキス投与区の母豚母乳中の5’−ヌクレオチド濃度の推移を示す図である。 実施例2における、リボ核酸含有酵母エキス無投与区及び投与区の、母豚母乳中の5’−ヌクレオチド濃度の推移を示す図である。 実施例2における、出生子豚の発育曲線(10頭の平均体重の推移)を示す図である。

Claims (5)

  1. リボ核酸及び/又は5’−ヌクレオチドを含有する酵母エキスを母豚に投与することを特徴とする、母豚の母乳中の5’−ヌクレオチド含有量を増加させる方法。
  2. リボ核酸を含有する酵母エキスが、リボ核酸を3〜60重量%含有したものである、請求項1記載の母豚の母乳中の5’−ヌクレオチド含有量を増加させる方法。
  3. 5’−ヌクレオチドを含有する酵母エキスが、5’−グアニル酸、5’−アデニル酸、5’−シチジル酸及び5’−ウリジル酸、あるいはそれらの塩を、それぞれ1〜15重量%含有したものである、請求項1記載の母豚の母乳中の5’−ヌクレオチド含有量を増加させる方法。
  4. リボ核酸及び/又は5’−ヌクレオチドを含有する酵母エキスを有効成分とする母豚用飼料添加物。
  5. リボ核酸及び/又は5’−ヌクレオチドを含有する酵母エキスを有効成分とする母豚用飼料添加物を含有した母豚用飼料。
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