JP4287298B2 - 車両用燃料タンク - Google Patents

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Description

本発明は、主室および副室の間に少なくとも下面が上向きに突出した凹部を有する突出部が形成されたタンク本体と、主室の燃料をエンジンに供給する主燃料ポンプと、副室の燃料を主室に供給する副燃料ポンプとを備えた車両用燃料タンクに関する。
かかる車両用燃料タンクは下記特許文献1により公知である。この車両用燃料タンクは、燃料の消費によりタンク本体内の燃料が主室および副室に分離されると、主室に設けられた主燃料ポンプで副室内の燃料をエンジンに供給できなくなるため、副室内の燃料を副燃料ポンプで主室に供給することで、タンク本体内の全ての燃料を主燃料ポンプでエンジンに供給できるようにしている。燃料の消費により主室および副室が分離された後は、主室内に最大限の燃料が保持されるように、副燃料ポンプが連続的に作動して副室内の燃料を主室内に供給する。そして副室が空になったことが液面センサにより検出されると、副燃料ポンプが空転しないように停止される。
実公平6−3184号公報
ところで、上記従来の燃料タンクの主室および副室を仕切る突出部の下面の凹部には、エンジンの駆動力を後輪に伝達するプロペラシャフトとエンジンの排気ガスが流れる排気管とが配置されている。従って、副室内の燃料が早期に主室に供給されてしまうと、殆ど空になった副室が排気管からの輻射熱で温度上昇し、大量の燃料蒸気が発生してベーパーロックの原因となる可能性があった。また発生した燃料蒸気がエバポキャニスタの容量を超えて車外に放出され、大気汚染の原因となる可能性があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、燃料タンクの主室の燃料あるいは副室の燃料が片減りして温度上昇し、大量の燃料蒸気が発生するのを防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、主室および副室の間に少なくとも下面が上向きに突出した凹部を有する突出部が形成されたタンク本体と、主室の燃料をエンジンに供給する主燃料ポンプと、副室の燃料を主室に供給する副燃料ポンプと、主室の燃料液面を検出する液面センサと、副燃料ポンプの、副室に開口する燃料吸入口の高さを変更し得る燃料吸入口高さ調整手段とを備えてなり、主室の燃料および副室の燃料が突出部の凹部により分離された後に、主室の燃料液面および副室の燃料液面が連動して低下するように、液面センサで検出した主室の燃料液面に基づいて燃料吸入口の高さを燃料吸入口高さ調整手段により変更することで副燃料ポンプによる副室から主室への燃料供給量を制御することを特徴とする車両用燃料タンクが提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、主燃料ポンプは常にエンジンの燃料消費量を上回る量の燃料を汲み上げて余剰燃料を調整弁を介して副室に戻すようになっており、副燃料ポンプは調整弁からの余剰燃料により作動することを特徴とする車両用燃料タンクが提案される。
本発明によれば、主燃料ポンプが燃料を主室からエンジンに供給することで、タンク本体の燃料液面が低下して主室の燃料および副室の燃料が突出部により分離されても、副燃料ポンプで副室から主室に燃料を供給することで、主室の燃料液面および副室の燃料液面を連動して低下させることができる。
しかも液面センサで検出した主室の燃料液面に基づいて、燃料吸入口高さ調整手段により副燃料ポンプの燃料吸入口の高さを変更するので、主室の燃料液面に比べて副室の燃料液面が早期に低下したり、副室の燃料液面に比べて主室の燃料液面が早期に低下したりするのを防止することができ、従って、副室内の燃料あるいは主室内の燃料の温度上昇による燃料蒸気の発生を抑制することができる。
また特に請求項2の発明によれば、主燃料ポンプから副室に供給される余剰燃料で副燃料ポンプを駆動するので、副燃料ポンプを駆動するための特別の駆動源が不要になる。
以下、本発明の実施形態を、添付図面に示した参考例及び本発明の実施例に基づいて説明する。
図1および図2は第1参考例を示すもので、図1は燃料タンクの縦断面図、図2は作用を説明するフローチャートである。
図1に示すように、フロントエンジン・リヤドライブの自動車の後部シートの下方に配置された燃料タンクTのタンク本体11は、車幅方向中央に位置する上向きの突出部12と、その両側に連なる主室13および副室14とを備えており、突出部12の下面および上面はそれぞれ凹部12aおよび凸部12bで区画される。エンジンEの駆動力を後輪に伝達するプロペラシャフト15と、エンジンEの排気ガスを後方に導く排気管16,16とが、タンク本体11の凹部12aに収納される。燃料タンクTの燃料液面が凹部12aの上端を通る燃料液面L1よりも高いときに、主室13および副室14は突出部12を介して相互に連通するが、燃料液面がL1よりも低くなると、主室13および副室14が分離される。
燃料タンクTの主室13には主燃料ポンプ17が配置されており、主燃料ポンプ17は主室13内の燃料を主燃料供給管20を介してエンジンEに供給する。また主室13には燃料液面を検出するフロート式の主液面センサ18と、エンジンEから余剰の燃料を戻す燃料戻し管19とが設けられる。
燃料タンクTの副室14には副燃料ポンプ21が配置されており、副燃料ポンプ21は副室14内の燃料を副燃料供給管22を介して主室13内に供給する。また副室14には燃料液面を検出するフロート式の副液面センサ23が設けられる。
電子制御ユニットUは、主液面センサ18および副液面センサ23からの信号に基づいて、主燃料ポンプ17および副燃料ポンプ21の作動を制御する。
次に、図2のフローチャートに基づいて第1参考例の作用を説明する。
先ずステップS1で主燃料ポンプ17を駆動して主室13内の燃料をエンジンEに供給する。ステップS2で主液面センサ18により検出した主室13の燃料液面Lmが凹部12aの上端L1以上であるとき、即ち燃料液面が充分に高いために主室13および副室14が突出部12を介して相互に連通しているとき、ステップS3で副室14の副燃料ポンプ21を停止する。前記ステップS2で主室13の燃料液面Lmが凹部12aの上端L1未満であるとき、即ち燃料液面が低くなって主室13および副室14の連通が分離されたとき、ステップS4で副液面センサ23により検出した副室14の燃料液面Lsから主液面センサ18により検出した主室13の燃料液面Lmを減算した偏差が閾値ΔL以上であれば、ステップS5で副燃料ポンプ21を駆動して副室14から主室13に燃料を供給する。一方、前記ステップS4で前記偏差が位置ΔL未満であれば、前記ステップS3で副燃料ポンプ21を停止する。そしてステップS6で主室13の燃料液面Lmが下限値L2以下になると、ステップS7で主燃料ポンプ17が空転しないように停止させる。
このように、主室13の燃料液面Lmが低下すると、その燃料液面Lmとの差が閾値ΔL以上にならないように、副室14の燃料液面Lsが追従しながら低下するので、燃料タンクT内の燃料を完全に使い切ることが可能になるのは勿論のこと、主室13の燃料液面Lmに対して副室14の燃料液面Lsが早期に低下したり、副室14の燃料液面Lsに対して主室13の燃料液面Lmが早期に低下することがない。これにより、燃料タンクT全体で燃料が残存しているのに副室14の燃料あるいは主室13の燃料が殆ど空になる事態を回避し、タンク本体11の凹部12aに配置された排気管16,16からの輻射熱で副室14あるいは主室13が温度上昇するのを防止することで、蒸発燃料の発生を抑制してベーパロックを未然に防止することができる。
図3および図4は本発明の実施例を示すもので、図3は燃料タンクの縦断面図、図4は燃料吸入口高さ調整手段の一部破断斜視図である。
実施例の燃料タンクTは主燃料ポンプ17および副燃料ポンプ21の両方が主室13に収納されている。副燃料ポンプ21はモータのような駆動源を持たないジェットポンプで構成されており、主燃料ポンプ17が吐出する燃料の一部の供給を受けて発生する負圧で、副室14内の燃料を副燃料供給管22を介して主室13内に吸引する。即ち、主燃料ポンプ17は常にエンジンEの燃料消費量を上回る燃料を吐出するようになっており、余剰となった燃料は主燃料ポンプ17の直下流に設けられた調整弁24を経て副燃料ポンプ21に供給される。副室14に燃料吸入口高さ調整手段31が配置されており、この燃料吸入口高さ調整手段31に副燃料供給管22が接続される。
燃料吸入口高さ調整手段31は燃料タンクTの上壁に固定された円筒状の外筒33と、外筒33の内部に回転自在に嵌合する円筒状の内筒34と、内筒34を4つの回転位置に停止させるステップモータ35とを備えており、内筒34の内部空間の下端に副燃料供給管22が接続される。外筒33には位相が軸線方向に揃った3個の燃料吸入口33a,33b,33cが形成され、かつ内筒34には位相が円周方向にずれた3個の燃料吸入口34a,34b,34cが形成されており、内筒34が第1の回転位置にあるときに全ての燃料吸入口33a,33b,33c;34a,34b,34cが非連通状態になり、内筒34が第2の回転位置にあるときに上側の一対の燃料吸入口33a,34aが相互に連通し、内筒34が第3の回転位置にあるときに中央の一対の燃料吸入口33b,34bが相互に連通し、内筒34が第4の回転位置にあるときに下側の一対の燃料吸入口33c,34cが相互に連通する。
主室13に配置されたフロート式の液面センサ18′と、燃料吸入口高さ調整手段31のステップモータ35と、主燃料ポンプ17とが電子制御ユニットUに接続される。
液面センサ18′が、主室13の燃料液面が凹部12aの上端L1よりも低い液面L2まで低下したことを検出すると、ステップモータ35で内筒34が第2の回転位置へと回転して上側の一対の燃料吸入口33a,34aが相互に連通することで、ジェットポンプよりなる副燃料ポンプ21により副室14内の燃料が主室13内に吸引され、主室13および副室14の燃料液面を均一化する。主室13の燃料液面が更に低下して液面センサ18′が燃料液面L3を検出すると、ステップモータ35で内筒34が第3の回転位置へと回転して中央の一対の燃料吸入口33b,34bが相互に連通することで、副燃料ポンプ21により副室14内の燃料が主室13内に吸引され、主室13および副室14の燃料液面を均一化する。主室13の燃料液面が更に低下して液面センサ18′が燃料液面L4を検出すると、ステップモータ35で内筒34が第4の回転位置へと回転して下側の一対の燃料吸入口33c,34cが相互に連通することで、副燃料ポンプ21により副室14内の燃料が主室13内に吸引され、主室13および副室14の燃料液面を均一化する。そして主室13の燃料液面が下限値L5以下になると、主燃料ポンプ17が空転しないように停止させる。
この施例によれば、主室13の燃料液面が低下すると、その燃料液面に追従しながら副室14の燃料液面が低下するので、燃料タンクT内の燃料を完全に使い切ることが可能になるのは勿論のこと、主室13の燃料液面に対して副室14の燃料液面が早期に低下したり、副室14の燃料液面に対して主室13の燃料液面が早期に低下することがなくなる。これにより、燃料タンクT全体で燃料が残存しているのに副室14の燃料あるいは主室13の燃料が殆ど空になる事態を回避し、排気管16,16からの輻射熱で蒸発燃料が発生するのを抑制してベーパーロックを未然に防止することができる。
次に、図5および図6に基づいて第2参考例を説明する。
図5に示すように、第2参考例は、主室13に設けられた主燃料ポンプ17と副室14に設けられた副燃料ポンプ21が同一構造を有しており、主燃料ポンプ17から延びる主燃料供給管20がエンジンEの左バンクBLに接続され、副燃料ポンプ21から延びる副燃料供給管22がエンジンEの右バンクBRに接続される。主燃料供給管20および副燃料供給管22から供給された燃料はエンジンEの内部で合流するため、その一方だけから燃料を供給した場合でも左右のバンクBL,BRは共に作動可能である。
主燃料ポンプ17の直下流および副燃料ポンプ21の直下流にはそれぞれ調整弁24,25が設けられており、主燃料ポンプ17および副燃料ポンプ21が吐出した燃料のうち、余剰となった燃料は調整弁24,25から主室13あるいは副室14に戻される。このように、主燃料ポンプ17および副燃料ポンプ21の両方からエンジンEに燃料を供給することで、燃料消費量が大きい大排気量のエンジンの最大出力時にも対応することができる。
電子制御ユニットUには主室13の主液面センサ18および副室14の副液面センサ23からの信号が入力され、タンク本体11内の燃料液面が低下して主室13および副室14が分離された後に、主室13および副室14の燃料液面がほぼ均等に低下するように主燃料ポンプ17および副燃料ポンプ21の作動を制御する。
主燃料ポンプ17および副燃料ポンプ21の燃料吐出量は全量および半量の2段階に制御可能であり、従って主燃料ポンプ17および副燃料ポンプ21の燃料吐出量を組み合わせることで、トータルの燃料吐出量を4段階に制御することができる。図6に示すように、エンジンEの燃料消費量はエンジン回転数の増加に応じて直線状に増加するが、その燃料消費量を必ず上回るように、かつ余剰となる燃料が最小となるように、主燃料ポンプ17および副燃料ポンプ21のトータルの燃料吐出量が4段階に制御される。このとき、主室13および副室14の燃料液面がほぼ均等に低下するように、主燃料ポンプ17および副燃料ポンプ21の何れかが優先的に作動するようになっている。
次に、図7に基づいて第3参考例を説明する。
第3参考例において、主室13に配置された主燃料ポンプ17は、上述した施例(図3参照)の主室13に配置された主燃料ポンプ17と同一構造である。但し、主燃料ポンプ17の調整弁24から排出された余剰燃料で作動するジェットポンプである副燃料ポンプ21は、主室13ではなく副室14に配置されている。主燃料ポンプ17の調整弁24と副燃料ポンプ21とは余剰燃料排出管26で接続されており、副燃料ポンプ21は燃料吸入管27から吸入した燃料を前記余剰燃料と共に副燃料供給管22を介して副室14から主室13に戻すようになっている。
副燃料供給管22は副室14内に位置する電磁弁よりなる開閉弁28を備えており、電子制御ユニットUからの指令で開閉弁28が閉弁すると副燃料ポンプ21から主室13に燃料が戻され、開閉弁28が開弁すると副燃料ポンプ21が吐出した燃料はそのまま副室14内に排出されて主室13に戻されることはない。
しかして、主燃料ポンプ17からエンジンEに燃料を供給し、余剰となった燃料は調整弁24から余剰燃料排出管26を経て副燃料ポンプ21に供給される。このとき、タンク本体11の燃料液面が高いために主室13および副室14が連通していれば、副燃料ポンプ21で副室14の燃料を主室13に戻す必要がないため、開閉弁28は開弁状態に保持される。
一方、タンク本体11の燃料液面が低下して主室13および副室14が分離していれば、開閉弁28を1弁することで副燃料ポンプ21が室副14の燃料を副燃料供給管22を介して主室13に供給する。このとき、主液面センサ18および副液面センサ23の出力に基づいて開閉弁28を開閉することにより主室13の燃料液面および副室14の燃料液面がほぼ均等に低下するように制御される。
このように、主室13の燃料をエンジンEに供給する主燃料ポンプ17は常にエンジンEの燃料消費量を上回る量の燃料を汲み上げ、調整弁24により余剰燃料を副室14に戻すため、エンジンEからタンク本体11に余剰燃料を戻すリターンパイプを廃止することができる。またジェットポンプよりなる副燃料ポンプ21は調整弁24からの余剰燃料で作動するために特別の駆動源が不要になる。
尚、開閉弁28を完全に開弁して副室14から主室13に全く燃料が供給されなくすると、主室13の燃料が短時間で消費されてしまうため、開閉弁28を開弁した状態でも所定量の燃料が副室14から主室13に供給されるように調整しておくことが望ましい。
以上、参考例及び本発明の実施例を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、前記実施例では燃料吸入口高さ調整手段31で副燃料ポンプ21の燃料吸入口33a,33b,33c;34a,34b,34cの高さを3段階に変化させているが、それを2段階あるいは4段階以上に変化させたり、無段階に変化させたりすることができる。
第1参考例の燃料タンクの縦断面図 作用を説明するフローチャート 本発明の一実施例の燃料タンクの縦断面図 燃料吸入口高さ調整手段の一部破断斜視図 2参考例の燃料タンクの縦断面図 燃料ポンプからの燃料供給量とエンジンの燃料消費量との関係を示すグラフ 3参考例の燃料タンクの縦断面図
11 タンク本体
12 突出部
13 主室
14 副室
17 主燃料ポンプ(燃料ポンプ
18′ 液面センサ
21 副燃料ポン
23 副液面センサ
24 調整弁
31 燃料吸入口高さ調整手段
33a〜33c 燃料吸入口
34a〜34c 燃料吸入口
E エンジン

Claims (2)

  1. 主室(13)および副室(14)の間に少なくとも下面が上向きに突出した凹部(12a)を有する突出部(12)が形成されたタンク本体(11)と、
    主室(13)の燃料をエンジン(E)に供給する主燃料ポンプ(17)と、
    副室(14)の燃料を主室(13)に供給する副燃料ポンプ(21)と、
    主室(13)の燃料液面を検出する液面センサ(18′)と、
    副燃料ポンプ(21)の、副室(14)に開口する燃料吸入口(33a〜33c;34a〜34c)の高さを変更し得る燃料吸入口高さ調整手段(31)とを備えてなり、
    主室(13)の燃料および副室(14)の燃料が突出部(12)の凹部(12a)により分離された後に、主室(13)の燃料液面および副室(14)の燃料液面が連動して低下するように、液面センサ(18′)で検出した主室(13)の燃料液面に基づいて燃料吸入口(33a〜33c;34a〜34c)の高さを燃料吸入口高さ調整手段(31)により変更することで副燃料ポンプ(21)による副室(14)から主室(13)への燃料供給量を制御することを特徴とする、車両用燃料タンク。
  2. 燃料ポンプ(17)は常にエンジン(E)の燃料消費量を上回る量の燃料を汲み上げて余剰燃料を調整弁(24)を介して副室(14)に戻すようになっており、
    副燃料ポンプ(21)は調整弁(24)からの余剰燃料により作動することを特徴とする、請求項1に記載の車両用燃料タンク。
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