JP4287223B2 - 変換回路、制御装置、および制御プログラム - Google Patents
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第1単相回路3と第2単相回路4の単相機器が両方とも単相負荷回路(以降、それぞれ第1単相負荷9、第2単相負荷10と称す)であり、かつ第1単相負荷9と第2単相負荷10の有効電力消費量が等しい場合、制御切替部35aは、図5に示すように、第1負荷有効電力検出部41、第2負荷有効電力検出部42、補償量演算部43、UV間点弧角決定部44、VW間点弧角決定部45、電圧検出部46、位相検出部47、UV間パルス制御部48、およびVW間パルス制御部49の各機能ブロックから構成され、動作する。
Ipm = Ism = PL/E・・・・・(1)
Quv = Qvw = E×Ipm×1/31/2・・・・・(2)
IRuv = IRvw = 0・・・・・(3)
補償量演算部43は上記の数式に従って各電力補償量を算出し、QuvとIRuvとをUV点弧角決定部へ、QvwとIRvwとをVW点弧角決定部へそれぞれ供給する。
θvw = θuv - 120°・・・・・(4)
UV間パルス制御部48は、UV間点弧角決定部44から供給されたαQuvと、位相検出部47から供給されたθuvが一致するかどうか判定し(ステップS18)、αQuvとθuvとが一致すると判定した場合、UV間パルス制御部48は、電流制御回路22を構成するサイリスタを点弧する制御信号を出力する(ステップS19)。
Ev …三相電源2のV相の相電圧ベクトル
Ew …三相電源2のW相の相電圧ベクトル
Euv …三相電源2のU相、V相間の線間電圧ベクトル
Evw …三相電源2のV相、W相間の線間電圧ベクトル
Ewu …三相電源2のW相、U相間の線間電圧ベクトル
Iu …三相電源2のU相の電流ベクトル
Iv …三相電源2のV相の電流ベクトル
Iw …三相電源2のW相の電流ベクトル
IC …三相電源2のU相、V相間の可変容量性インピーダンス回路5の電流ベクトル
IL …三相電源2のV相、W相間の可変誘導性インピーダンス回路6の電流ベクトル
IRuv…三相電源2のU相、V相間の第1可変抵抗回路7の電流ベクトル
IRvw…三相電源2のV相、W相間の第2可変抵抗回路8の電流ベクトル
Ipm …第1単相変圧器11の一次巻線の電流ベクトル
Ism …第2単相変圧器12の一次巻線の電流ベクトル
第1単相回路3と第2単相回路4に接続された機器が両方とも単相負荷で、かつ、両方の負荷量が同一量のときは、図7(b)に示すように、端子UV間に接続された可変容量性インピーダンス回路5の電流ベクトルICは、電圧ベクトルEuvに対して90°進んだベクトルとなり、端子VW間に接続された可変誘導性インピーダンス回路6の電流ベクトルILは、電圧ベクトルEvwに対して90°遅れたベクトルとなる。
Iu = Ipm - IC・・・・・(5)
Iv = Ism - Ipm + IC - IL・・・・・(6)
Iw = IL - Ism・・・・・(7)
また、第1可変抵抗回路7および第2可変抵抗回路8の電流IRuv、IRvwの大きさは、それぞれ下記の数式(8)(9)式により定まる。
IRuv = 0・・・・・(8)
IRvw = 0・・・・・(9)
各インピーダンス5,6,7,8をステップS11〜S23に示すように制御すると、図7(b)に示す電流ベクトルIu、Iv、Iwの大きさは(電流値)は全て等しくなり、その向きはそれぞれ相電圧ベクトルEu、Ev、Ewの向きと一致する。つまり、三相電源2の力率は1となり、かつ三相電源2の電流は完全な平衡三相電流となる。
第1単相回路3と第2単相回路4の単相機器が両方とも単相負荷回路であり、かつ第1単相負荷9の有効電力消費量が第2単相負荷10の有効電力消費量より大きい場合、制御切替部35は、図5に示すように、第1負荷有効電力検出部41、第2負荷有効電力検出部42、補償量演算部43、UV間点弧角決定部44、VW間点弧角決定部45、電圧検出部46、位相検出部47、UV間パルス制御部48、およびVW間パルス制御部49の各機能ブロックから構成され、動作する。なお、各機能ブロックについての説明は省略する。
Ipm = PL1/E・・・・・(10)
Ism = PL2/E・・・・・(11)
Quv = Qvw = E×Ipm×1/31/2・・・・・(12)
IRuv = 0・・・・・(13)
IRvw = (PL1 - PL2)/E = Ipm - Ism・・・・・(14)
補償量演算部43は、上記の数式に従って各電力補償量を算出し、QuvとIRuvとをUV点弧角決定部へ、QvwとIRvwとをVW点弧角決定部へそれぞれ供給する。
Iu = Ipm - IC・・・・・(15)
Iv = Ism - Ipm + IC - IL + IRvw・・・・・(16)
Iw = IL - Ism - IRvw・・・・・(17)
また、第1可変抵抗回路7および第2可変抵抗回路8の電流IRuv、IRvwの大きさは下記の数式(18)(19)により定まる。
IRuv = 0・・・・・(18)
IRvw = Ipm - Ism・・・・・(19)
各インピーダンス5,6,7,8をステップS31〜S45に示すように制御すると、図9(b)に示す電流ベクトルIu、Iv、Iwの大きさは(電流値)は全て等しくなり、その向きはそれぞれ相電圧ベクトルEu、Ev、Ewの向きと一致する。つまり、三相電源2の力率は1となり、かつ三相電源2の電流は完全な平衡三相電流となる。
第1単相回路3と第2単相回路4の単相機器が両方とも単相負荷回路であり、かつ第1単相負荷9の有効電力消費量が第2単相負荷10の有効電力消費量より小さい場合、制御切替部35は、図5に示すように、第1負荷有効電力検出部41、第2負荷有効電力検出部42、補償量演算部43、UV間点弧角決定部44、VW間点弧角決定部45、電圧検出部46、位相検出部47、UV間パルス制御部48、およびVW間パルス制御部49の各機能ブロックから構成され、動作する。なお、各機能ブロックについての説明は省略する。
Ipm = PL1/E・・・・・(20)
Ism = PL2/E・・・・・(21)
Quv = Qvw = E×Ipm×1/31/2・・・・・(22)
IRuv = (PL1 - PL2)/E = Ipm - Ism・・・・・(23)
IRvw = 0・・・・・(24)
補償量演算部43は、上記の数式に従って各電力補償量を算出し、QuvとIRuvとをUV点弧角決定部へ、QvwとIRvwとをVW点弧角決定部へそれぞれ供給する。
Iu = Ipm - IC + IRuv・・・・・(25)
Iv = Ism - Ipm + IC - IL - IRuv・・・・・(26)
Iw = IL - Ism・・・・・(27)
また、第1可変抵抗回路7および第2可変抵抗回路8の電流IRuv、IRvwの大きさは下記の数式(28)(29)式により定まる。
IRuv = Ism - Ipm・・・・・(28)
IRvw = 0・・・・・(29)
各インピーダンス5,6,7,8をステップS51〜S65に示すように制御すると、図11(b)に示す電流ベクトルIu、Iv、Iwの大きさは(電流値)は全て等しくなり、その向きはそれぞれ相電圧ベクトルEu、Ev、Ewの向きと一致する。つまり、三相電源2の力率は1となり、かつ三相電源2の電流は完全な平衡三相電流となる。
第1単相回路3と第2単相回路4の単相機器の一方が単相負荷回路であり、一方が単相電源回路である場合、制御切替部35は、図12に示すように、第1負荷有効電力検出部41、第1電源有効電力検出部51、第2負荷有効電力検出部42、第2電源有効電力検出部52、補償量演算部43、UV間点弧角決定部44、VW間点弧角決定部45、電圧検出部46、位相検出部47、UV間パルス制御部48、およびVW間パルス制御部49の各機能ブロックから構成され、動作する。なお、図5に示す機能ブロックと同じものについては同じ番号を付し、詳細な説明は省略する。
Ipm - Ism = (PL1 - Ps2)/E・・・・・(35)
Quv = Qvw = E×(Ipm - Ism)×1/31/2・・・・・(36)
IRuv = IRvw = 0・・・・・(37)
補償量演算部43は、上記の数式に従って各電力補償量を算出し、QuvとIRuvとをUV点弧角決定部へ、QvwとIRvwとをVW点弧角決定部へそれぞれ供給する。
Ism - Ipm = (PL2 - Ps1)/E・・・・・(38)
Quv = Qvw = E×(Ism - Ipm)×1/31/2・・・・・(39)
IRuv = IRvw = 0・・・・・(40)
補償量演算部43は、上記の数式に従って各電力補償量を算出し、QuvとIRuvとをUV点弧角決定部へ、QvwとIRvwとをVW点弧角決定部へそれぞれ供給する。
θvw = θuv - 120°・・・・・(41)
UV間パルス制御部48は、UV間点弧角決定部44から供給されたαQuvと、位相検出部47から供給されたθuvが一致するかどうか判定し(ステップS78)、αQuvとθuvとが一致すると判定した場合、UV間パルス制御部48は、電流制御回路22を構成するサイリスタを点弧する制御信号を出力する(ステップS79)。
Iu = IC - (Ipm - Ism)・・・・・(42)
Iv = IL - IC・・・・・(43)
Iw = (Ipm - Ism) - IL・・・・・(44)
また、第1可変抵抗回路7および第2可変抵抗回路8の電流IRuv、IRvwの大きさは、それぞれ下記の数式(45)(46)式により定まる。
IRuv = 0・・・・・(45)
IRvw = 0・・・・・(46)
各インピーダンス5,6,7,8をステップS71〜S83に示すように制御すると、図14(b)に示す電流ベクトルIu、Iv、Iwの大きさは(電流値)は全て等しくなり、その向きはそれぞれ相電圧ベクトルEu、Ev、Ewの向きと一致する。つまり、三相電源212の力率は1となり、且つ三相電源212の電流は完全な平衡三相電流となる。
2 三相電源
3 第1単相回路
4 第2単相回路
5 可変容量性インピーダンス回路
6 可変誘導性インピーダンス回路
7 第1可変抵抗回路
8 第2可変抵抗回路
9 第1単相負荷、第1単相電源
10 第2単相負荷、第2単相電源
11 第1単相変圧器
12 第2単相変圧器
13 第1単相変圧器の一次巻線
14 第1単相変圧器の二次巻線
15 第2単相変圧器の一次巻線
16 第2単相変圧器の二次巻線
17 第1切替器
18 第2切替器
21 容量性インピーダンス回路
22 電流制御回路
23 誘導性インピーダンス回路
24 電流制御回路
25 抵抗
26 電流制御回路
27 抵抗
28 電流制御回路
31 制御装置
32 第1単相回路状態検出部
33 第2単相回路状態検出部
34 回路切替部34
35a,b 制御切替部
41 第1負荷有効電力検出部
42 第2負荷有効電力検出部
43 補償量演算部
44 UV間点弧角決定部
45 VW間点弧角決定部
46 電圧検出部
47 位相検出部
48 UV間パルス制御部
49 VW間パルス制御部
51 第1電源有効電力検出部
52 第2電源有効電力検出部
Claims (8)
- 三相電力を第1単相変圧器と第2単相変圧器とによって単相電力に変換し、当該単相電力をそれぞれ第1単相回路、および第2単相回路に供給するスコット結線方式の変換回路であって、
端子U、V間に接続され、前記第1単相回路と前記第2単相回路が負荷回路であるか電源回路であるか、および前記第1単相回路と前記第2単相回路の有効電力消費量の大小に応じて、端子U、V間の電流を制御可能な可変容量性インピーダンス回路と、
端子V、W間に接続され、前記第1単相回路と前記第2単相回路が負荷回路であるか電源回路であるか、および前記第1単相回路と前記第2単相回路の有効電力消費量の大小に応じて、端子V、W間の電流を制御可能な可変誘導性インピーダンス回路と、
前記可変容量性インピーダンス回路に並列に接続され、前記第1単相回路と前記第2単相回路が負荷回路であるか電源回路であるか、および前記第1単相回路と前記第2単相回路の有効電力消費量の大小に応じて、端子U、V間の電流を制御可能な第1可変抵抗回路と、
前記可変誘導性インピーダンス回路に並列に接続され、前記第1単相回路と前記第2単相回路が負荷回路であるか電源回路であるか、および前記第1単相回路と前記第2単相回路の有効電力消費量の大小に応じて、端子V、W間の電流を制御可能な第2可変抵抗回路と、
前記第1単相回路と前記第2単相回路が、負荷回路であるか電源回路であるかによって、前記第1単相変圧器の一次巻線の一方の端子を端子Vまたは端子Wに切り替えて接続可能な第1切替器と、
前記第1単相回路と前記第2単相回路が、負荷回路であるか電源回路であるかによって、前記第2単相変圧器の一次巻線の一方の端子を端子Uまたは端子Vに切り替えて接続可能な第2切替器と、
を備えることを特徴とする変換回路。 - 前記可変容量性インピーダンス回路は、可変容量性インピーダンスと電流をオン/オフ可能なスイッチング素子とが直列に接続されて構成され、
前記可変誘導性インピーダンス回路は、可変誘導性インピーダンスと電流をオン/オフ可能なスイッチング素子とが直列に接続されて構成され、
前記第1可変抵抗回路および前記第2可変抵抗回路は、抵抗と電流をオン/オフ可能なスイッチング素子とが直列に接続されて構成されることを特徴とする請求項1に記載の変換回路。 - 三相電力を第1単相変圧器と第2単相変圧器とによって単相電力に変換し、当該単相電力をそれぞれ第1単相回路、および第2単相回路に供給するスコット結線方式の変換回路であり、端子U、V間に接続され、端子U、V間の電流を制御可能な可変容量性インピーダンス回路と、端子V、W間に接続され、端子V、W間の電流を制御可能な可変誘導性インピーダンス回路と、前記可変容量性インピーダンス回路に並列に接続され、端子U、V間の電流を制御可能な第1可変抵抗回路と、前記可変誘導性インピーダンス回路に並列に接続され、端子V、W間の電流を制御可能な第2可変抵抗回路と、前記第1単相回路と前記第2単相回路が、負荷回路であるか電源回路であるかによって、前記第1単相変圧器の一次巻線の一方の端子を端子Vまたは端子Wに切り替えて接続可能な第1切替器と、前記第1単相回路と前記第2単相回路が、負荷回路であるか電源回路であるかによって、前記第2単相変圧器の一次巻線の一方の端子を端子Uまたは端子Vに切り替えて接続可能な第2切替器とを備える変換回路を制御する制御装置であって、
前記第1単相回路が有効電力を消費しているか供給しているかを検出する第1単相回路状態検出手段と、
前記第2単相回路が有効電力を消費しているか供給しているかを検出する第2単相回路状態検出手段と、
前記第1単相回路状態検出手段と前記第2単相回路状態検出手段との検出結果に従って、前記第1切替器と前記第2切替器の接続を切り替える回路切替信号を出力する回路切替手段と、
前記第1単相回路状態検出手段と前記第2単相回路状態検出手段との検出結果に従って、前記可変容量性インピーダンス回路、前記可変誘導性インピーダンス回路、前記第1可変抵抗回路および第2可変抵抗回路を制御する制御信号を出力する制御切替手段と、
を備えることを特徴とする制御装置。 - 前記変換回路の前記可変容量性インピーダンス回路が、可変容量性インピーダンスと電流をオン/オフ可能なスイッチング素子とが直列に接続されて構成され、前記可変誘導性インピーダンス回路が、可変誘導性インピーダンスと電流をオン/オフ可能なスイッチング素子とが直列に接続されて構成され、前記第1可変抵抗回路および前記第2可変抵抗回路が、抵抗と電流をオン/オフ可能なスイッチング素子とが直列に接続されて構成されるとき、
前記制御切替手段は、
前記第1単相回路が有効電力を消費していると検出された場合に、前記第1単相変圧器には単相負荷が接続されているとして、前記第1単相回路の有効電力量を検出する第1負荷有効電力検出手段と、
前記第2単相回路が有効電力を消費していると検出された場合に、前記第2単相変圧器には単相負荷が接続されているとして、前記第2単相回路の有効電力量を検出する第2負荷有効電力検出手段と、
検出された両有効電力量から、前記可変容量性インピーダンス回路と前記可変誘導性インピーダンス回路で補償する無効電力量、および前記第1可変抵抗回路と前記第2可変抵抗回路で補償する有効電力量を算出する補償量演算手段と、
算出された各電力補償量から前記可変容量性インピーダンス回路、および前記第1可変抵抗回路にそれぞれ直列に接続されるスイッチング素子の点弧角を決定するUV間点弧角決定手段と、
算出された各電力補償量から前記可変誘導性インピーダンス回路、および前記第2可変抵抗回路にそれぞれ直列に接続されるスイッチング素子の点弧角を決定するVW間点弧角決定手段と、
端子UV間と端子VW間のそれぞれの線間電圧を検出する電圧検出手段と、
検出された各線間電圧の位相をそれぞれ検出する位相検出手段と、
検出された端子UV間の線間電圧位相に対してUV間点弧角決定手段によって決定された点弧角で、前記可変容量性インピーダンス回路および前記第1可変抵抗回路に直列に接続されるスイッチング素子を点弧する制御信号を出力するUV間パルス制御手段と、
検出された端子VW間の線間電圧位相に対してVW間点弧角決定手段によって決定された点弧角で、前記可変誘導性インピーダンス回路および前記第2可変抵抗回路に直列に接続されるスイッチング素子を点弧する制御信号を出力するVW間パルス制御手段と、
を備えることを特徴とする請求項3に記載の制御装置。 - 前記制御切替手段は、
前記第1単相回路が有効電力を供給していると検出された場合に、前記第1単相変圧器には単相電源が接続されているとして、前記第1単相回路の有効電力量を検出する第1電源有効電力検出手段と、
前記第2単相回路が有効電力を消費していると検出された場合に、前記第2単相変圧器には単相電源が接続されているとして、前記第2単相回路の有効電力量を検出する第2電源有効電力検出手段と、
を備えることを特徴とする請求項4に記載の制御装置。 - 三相電力を第1単相変圧器と第2単相変圧器とによって単相電力に変換し、当該単相電力をそれぞれ第1単相回路、および第2単相回路に供給するスコット結線方式の変換回路であり、端子U、V間に接続され、端子U、V間の電流を制御可能な可変容量性インピーダンス回路と、端子V、W間に接続され、端子V、W間の電流を制御可能な可変誘導性インピーダンス回路と、前記可変容量性インピーダンス回路に並列に接続され、端子U、V間の電流を制御可能な第1可変抵抗回路と、前記可変誘導性インピーダンス回路に並列に接続され、端子V、W間の電流を制御可能な第2可変抵抗回路と、前記第1単相回路と前記第2単相回路が、負荷回路であるか電源回路であるかによって、前記第1単相変圧器の一次巻線の一方の端子を端子Vまたは端子Wに切り替えて接続可能な第1切替器と、前記第1単相回路と前記第2単相回路が、負荷回路であるか電源回路であるかによって、前記第2単相変圧器の一次巻線の一方の端子を端子Uまたは端子Vに切り替えて接続可能な第2切替器とを備える変換回路を制御するコンピュータ上で動作する制御プログラムであって、
前記コンピュータを
前記第1単相回路が有効電力を消費しているか供給しているかを検出する第1単相回路状態検出手段と、
前記第2単相回路が有効電力を消費しているか供給しているかを検出する第2単相回路状態検出手段と、
前記第1単相回路状態検出手段と前記第2単相回路状態検出手段との検出結果に従って、前記第1切替器と前記第2切替器の接続を切り替える回路切替信号を出力する回路切替手段と、
前記第1単相回路状態検出手段と前記第2単相回路状態検出手段との検出結果に従って、前記可変容量性インピーダンス回路、前記可変誘導性インピーダンス回路、前記第1可変抵抗回路および第2可変抵抗回路を制御する制御信号を出力する制御切替手段と、
して機能させることを特徴とする制御プログラム。 - 前記変換回路の前記可変容量性インピーダンス回路が、可変容量性インピーダンスと電流をオン/オフ可能なスイッチング素子とが直列に接続されて構成され、前記可変誘導性インピーダンス回路が、可変誘導性インピーダンスと電流をオン/オフ可能なスイッチング素子とが直列に接続されて構成され、前記第1可変抵抗回路および前記第2可変抵抗回路が、抵抗と電流をオン/オフ可能なスイッチング素子とが直列に接続されて構成されるとき、
前記コンピュータを
前記第1単相回路が有効電力を消費していると検出された場合に、前記第1単相変圧器には単相負荷が接続されているとして、前記第1単相回路の有効電力量を検出する第1負荷有効電力検出手段と、
前記第2単相回路が有効電力を消費していると検出された場合に、前記第2単相変圧器には単相負荷が接続されているとして、前記第2単相回路の有効電力量を検出する第2負荷有効電力検出手段と、
検出された両有効電力量から、前記可変容量性インピーダンス回路と前記可変誘導性インピーダンス回路で補償する無効電力量、および前記第1可変抵抗回路と前記第2可変抵抗回路で補償する有効電力量を算出する補償量演算手段と、
算出された各電力補償量から前記可変容量性インピーダンス回路、および前記第1可変抵抗回路にそれぞれ直列に接続されるスイッチング素子の点弧角を決定するUV間点弧角決定手段と、
算出された各電力補償量から前記可変誘導性インピーダンス回路、および前記第2可変抵抗回路にそれぞれ直列に接続されるスイッチング素子の点弧角を決定するVW間点弧角決定手段と、
端子UV間と端子VW間のそれぞれの線間電圧を検出する電圧検出手段と、
検出された各線間電圧の位相をそれぞれ検出する位相検出手段と、
検出された端子UV間の線間電圧位相に対してUV間点弧角決定手段によって決定された点弧角で、前記可変容量性インピーダンス回路および前記第1可変抵抗回路に直列に接続されるスイッチング素子を点弧する制御信号を出力するUV間パルス制御手段と、
検出された端子VW間の線間電圧位相に対してVW間点弧角決定手段によって決定された点弧角で、前記可変誘導性インピーダンス回路および前記第2可変抵抗回路に直列に接続されるスイッチング素子を点弧する制御信号を出力するVW間パルス制御手段と、
して機能させることを特徴とする請求項6に記載の制御プログラム。 - 前記コンピュータを
前記第1単相回路が有効電力を供給していると検出された場合に、前記第1単相変圧器には単相電源が接続されているとして、前記第1単相回路の有効電力量を検出する第1電源有効電力検出手段と、
前記第2単相回路が有効電力を消費していると検出された場合に、前記第2単相変圧器には単相電源が接続されているとして、前記第2単相回路の有効電力量を検出する第2電源有効電力検出手段と、
して機能させることを特徴とする請求項7に記載の制御プログラム。
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