JP4286002B2 - 干渉計におけるコヒーレントアーティファクトの低減 - Google Patents

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Description

(発明の背景)
本発明は、概して干渉計装置および方法に関し、特に、コヒーレントアーティファクト、あるいは干渉図形に存在するコヒーレントアーティファクトが全体の信号対ノイズ比を改善するために抑制され得る光源の構築および使用に関する。
全てのタイプの光学系は、バックグランドライト、ゴースト反射、および/または光学アセンブリ内の素子から散乱された望ましくない光によって悪影響を受け、そしてこのような望ましくない光が像に到達する程度を制限するために、多くの技術が開発されてきた(隔壁および開口等)。光学系が非干渉性光を使用する場合、バックグランドは、単に画像において全体の光のレベルを追加する。フォトグラフィック系では、最終的なフォトグラフにおけるコントラストを低減するように作用するこのような光は、ベイリンググレアとして特徴付けられ得る。別の一般的な例は、汚れた風防ガラス(そこでは、散乱が風景周囲におけるコントラストを低減する全体のグレアを生成するように作用する)を通して見る場合、自動車の運転者が経験するビジビリティの低減である。
しかし、多くのタイプの干渉計と同様に、光学系がコヒーレントな放射光(例えばレーザ光)を使用する場合、散乱光は、所望された干渉パターンを完全にマスクし得る空間的および/または一時的な構造に伴って大きい振幅の光のレベルを生み出すための干渉計の像においてコヒーレントに干渉し得る。これらの干渉計の極端な感度は、任意の実用的な系における最小の不完全性によって生み出され得る非常にわずかなバックグランドによってもこれらの干渉計に悪影響を受けさせる。系の光学面上の埃または引っかき傷、あるいは反射防止コーティングの変化は、問題となり得る不完全性の数例にすぎない。まとめると、これらの欠陥は、しばしば光アーティファクトと呼ばれ、コヒーレントな光学系において観測された場合、コヒーレントなアーティファクトとして公知である。
一般的に使用された市販の干渉計のジオメトリは、Fizeauジオメトリとして公知である。Fizeauジオメトリは、多くの利点を有する。すなわち、光学系は共通の経路を有し、光学系は最小数の光学素子を有し、そして光学系は高度に製造可能である。しかし、不均等な経路の設計は、コヒーレントな光源の使用を強制する。従って、スクラッチ、ピットまたは埃(または気泡等の体積欠陥)等の小さい表面欠陥からの散乱を含む系の光学系および干渉計における全ての場所からの光は、干渉図形に影響を与え得る。これらの欠陥は、光散乱中心として機能し、測定された位相マップ上に刻まれ得るニュートンリングまたは「Bulls−eye」パターンと呼ばれる特徴的なリングパターンを生み出し、抽出された表面トポグラフィーに影響を与える。十分に磨かれた表面の擬似微小粗さ(suprious micro−roughness)および反射防止コーティングは、干渉計内の波面のマイクロ形状に寄与し、波面は、粗さのこのような横方向スケールにおいてもはや共通の経路ではないために、波面は、最終的に測定された波面において波面自体を確立する。
アーティファクトを導入する原因がある1つの一般的な実施は、干渉計構成での使用のために特別に設計されていない市販で入手可能な光学素子の使用であり、検討中のアーティファクトの最小化を有する光源は、経済的な理由のためにその使用を商業的に魅力的にする他の特性をさらに有する。市販の(Off−the−shelf)レンズは、しばしば、例えば、開口、視界、焦点距離、および収差制御についての望ましい性能の詳細を有するが、他の用途に適する一方で、干渉計に望ましくないアーティファクトを導入する内部構造を有し得る。
コヒーレントアーティファクトの影響を低減させるための1つの周知の方法は、空間的に拡がったソース(典型的には、ディスク形状で)を使用することである。しかし、ソースの空間的なコヒーレンスは、ソースの直径によって決定された制限された範囲の干渉計の長さにのみ対する可視干渉フリンジの生成を生じる拡がったソースによって補償される。
従って、本発明の主要な目的は、従来の拡がったソースのコントラスト低下を受けない新しく拡がったソースを説明することであり、その拡がったソースは、関心のある物体から離れている表面および物体から望ましくない優れた干渉の抑制をさらに提供して、位相シフト干渉計を用いて表面プロファイリングの精度および分解能を改良する。
本発明の別の目的は、干渉の位相を変調する簡便な方法を提供して、位相シフト干渉計に対して開発された特定の用途の利益をさらに得ることである。
本発明のさらに別の目的は、平行な平面の1つの表面の測定におけるような関心のある表面に平行な表面からの干渉を抑制する方法を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、市販のコンポーネントを用いて干渉計内のアーティファクトの影響を低減するためのソースを提供することである。
本発明のさらに別の目的は、等しくない経路長の干渉計(例えば、Fizeau、Mirau、およびTwyman−Green型等)におけるアーティファクトを低減する際に使用するためのソースを提供することである。
本発明の他の目的は部分的に明白であり、以下の説明を図面と共に読む場合、以後明らかになる。
(発明の要旨)
概して、本発明は、干渉計内で生成された望ましくない放射のコヒーレントの重ね合せのために、干渉計内に存在するコヒーレントアーティファクトを抑制しつつ、干渉図形におけるフリンジコントラストを維持するための干渉計装置および方法に関する。本発明のいくつかの異なる実施形態は、干渉計における異なるオフアクシス点の視界からテスト表面(波面、トポグラフィー)の予め選択された特性または性質の同じ位相情報を含む個々の干渉図形を発生させる照明および干渉計結像アーキテクチャの使用によってこの結果を達成する。このような個々の干渉図形は、フリンジコントラストを維持するように結合され、同時に、異なる視界の場所において存在するようにアーティファクトを配置することにより、結合された干渉図形における寄与が弱められる。従って、テスト表面上の特定の位置に対応する干渉計内の同じ位相差は、異なる光路に沿って光学系を介してマッピングされる。
本発明の一実施形態は、例えば、干渉計系光軸の周りに名目上集中された名目上一定の半径のリングの形状において拡がったソース構造を生み出す照明機構を含む。このリングは、干渉計ソース平面を規定する。この干渉計系は、ソース照明を干渉計に投射し、その照明は、2つの別個の照明経路に分割される。2つの別個の経路からの照明は、干渉計から出た後、再結合され、干渉図形が検出され、その後解析される結像平面における検出器に投射される。
別の実施形態では、点源は、1つの検出器のフレームを露出するためにかかる時間よりも少ない時間で光軸の周囲の一定の半径の円を記述するような態様でソース平面内で移動される。このように「仮想」リングが形成されたソースが確立される。
さらに別の実施形態では、ソースリングの半径(直接的または仮想的に生み出された)が、連続的または段階的態様のいずれかで動的に変化される一方で、検出器は干渉図形をセンシングする。リング半径が変化する場合、予想可能な方法で干渉図形の位相が変化するために、位相シフトまたは位相ステッピング干渉計用途によって必要とされた態様で干渉計の位相を変調する能力を提供する。
本発明の局面では、点源は、光軸に対して横方向移動することによって、干渉計の位相変化を生成する一方で、同時に、干渉位相は、干渉位相を名目上一定に維持するように別の位相変調器によってシフトされる。このように、干渉位相は、一定に保持される一方で、照明方向は、コヒーレントアーティファクトの影響を実質的に不鮮明にする。さらなる位相シフトは、従来の機械的変換器を用いて、干渉計表面の1つを変換するかまたは照明波長を調整することによって達成され得る。
本発明の別の局面では、透明で平面の1つの表面は、光軸に対して横方向に点源を移動させることによって他の表面から干渉の存在について測定される、干渉位相変化を生み出し、同時に、干渉位相は、1つの検出器フレームを曝すのにかかる時間の間に、名目上一定である所望された表面によって生み出された干渉図形の干渉位相を維持するように、別の変調器によってシフトされる。このように、所望された表面からの干渉計位相が一定に保たれる一方で、他の表面からの干渉位相が実質的に変化し、所望されていない面から干渉フリンジを洗い流す。
本発明の他の目的および利点と共に、本発明の構造、動作、および方法論は、図面と共に詳細な説明を読むことによって最も理解され得る。図面内において、各部分は割り当てられた数字を有し、この数字は、それが種々の図面において現れる度にそれを識別する。
(発明の詳細な説明)
本発明は、概して、フリンジコントラストを維持しつつ、干渉計内で発生された望ましくない放射のコヒーレントな重なりのために干渉図形内に存在するコヒーレントアーティファクトを抑制するための干渉計装置および方法に関する。本発明のいくつかの異なる実施形態は、照射および干渉計結像アーキテクチャの使用によってこの結果を達成し、このアーキテクチャは、全てがその光学軸から離れている(すなわちオフアクシス)異なる照明点の視界から関心のあるテスト表面特性の個々の干渉図形を生成する。これらの個々の干渉図形は、次いで完全な干渉図形におけるフリンジコントラストを維持するように結合され、同時に、異なる視界領域において存在するアーティファクトを配置することにより、結合された干渉図形におけるアーティファクトの寄与が弱められ、測定され、または平均化される。従って、テスト表面上の特定の場所に対応する干渉計の同じ位相差は、異なる光路に沿った光学系を介してマッピングされる。本発明は、位相シフトおよび位相ステッピング干渉計技術と共に使用することに対して受け入れられるようにする位相変調に対する他の特徴を含む。
本発明の動作を理解するために、個々の干渉図形を生成するように利用するソースの性質および個々の干渉図形がアーティファクトを抑制しつつ有利に結合され得るように、個々の干渉図形の各々に含まれた位相情報がどれくらい実質的に一致するかをまず調べることが有用である。
任意の拡がったソースは、多数の物理的に別個の点源として考えられ得る。各点源のそれぞれから、アーティファクトの点は、視差により視界内でシフトする。従って、適切に結像された最終的な干渉像は、点源の全てに対応する個々の干渉図形からの像の和であるように作成され、アーティファクトから生じる干渉パターンを効率的にスメア除去する。しかし、典型的に拡がったソースとは異なり、本発明のソースは、各ソース点によって生成された干渉図形が同一である(すなわち、その光路差(OPD)が同じである)ことを確実にすることにより良好なフリンジコントラストを維持する。
本発明のソースと典型的に拡がったソースとの間の差を理解するために、光軸上に集中された典型的なディスクソースの性質を調べることが有用である。このようなディスクソースは、本発明によって満たされた要求を満たさない。なぜなら、ディスクの半径に沿った異なる位置におけるソース点が異なる干渉図形を生成するためである。これは、ディスクの中心に置かれたソース点およびディスクの端上のソース点からテスト表面上の特定の位置に対するOPDを比較することによって容易に示され得る。簡便のために、図1に示されるようなFizeauジオメトリ(直径dの円形の拡がったソース、干渉計の長さL、コリメータの焦点距離f)を有する干渉計を想定する。この固定された構成に対して、OPDの差Δは、概略的に、
Figure 0004286002
によって与えられる。明らかにΔはdと共に増加し、干渉図形のコントラストは、ディスク直径が成長するに伴い急激に降下することを意味する。図2に加えて以下の説明は、ディスク直径が降下する理由およびこの条件下でこのコントラスト低減が最小化されることを詳細に説明する。
ここで、照明平面波Σは、傾斜角αで長さLのFizeau干渉計に衝突する、図2に示された光学系を考慮する。Fizeau干渉計は、基準表面Rおよびテスト表面Tから構成され、介在する空間は空気で満たされる。基準表面Rおよびテスト表面Tを保有する板の前方表面および後方表面は、内容を簡略化するために省略される。テスト表面Tは点Aを保有し、点Aの像に対して中央の光線である、CCDへの斜光線が示される。CCD検出器自体、および干渉計を含む他の光学エレメントは、図5に示され、以後さらに詳細に説明される。
図2および図5から理解され得るように、照明平面波Σからの異なる光線(本来、基準面において横方向の距離2hを有する)は、基準表面およびテスト表面のそれぞれからの反射の後に結合して、最終的に、検出器上で望ましい干渉効果を生じる。2つの表面上への反射(入来光線)の「後」に、2つの表面が平行に調整される限り、これらの2つの光線が検出器まで全体の機器を通る共通の経路であることに留意されるべきである。従って、理想的には、光学面の全ての不完全性は、両方の光線に関して同じ影響を有し、干渉パターンにおいて示されない。光線が非常にわずかな量だけ互いに偏向している場合は、この幸運な挙動は真実ではなく、これにより、干渉計が完全に無効にされる(nulled)か、またはテスト要素が平面性からのいくらかの偏向を有する場合に発生する。これは、一般的な場合であり、この場合について、本発明は、測定の質の改善を提供する。
検出器上の最終的な干渉パターンを決定する位相差
Figure 0004286002
は、Fizeau干渉計内の光路差(OPD)および光の波長の関数である。OPDは、干渉計を含む2つの表面の距離Lおよび照明ビームの傾斜角αによって定義される。以下の式を適用する。
Figure 0004286002
結果として、位相差
Figure 0004286002
は、波長λ、厚さL、および傾斜角αの関数である。干渉計の光学系の全てを通って点Aに照射し、点Aに結像させる光線の位置および方向は、傾斜角αに伴って変化する。αが1つのカメラフレームの集積時間の間に変更される場合、テスト要素自体を除いた全ての光学部分上のマイクロ粗さの影響が速やかに変化し、時間平均で打ち消される。傾斜角αを変更しつつ、
Figure 0004286002
を固定させるために、Taylor級数展開によって推論され得るように、Lまたはλのいずれかを適用することによって補償し得る。
Figure 0004286002
式(2)は、以下の条件下で満たされる。
Figure 0004286002
ここで、
Figure 0004286002
式(3)は、λが一定に保たれる場合、
ΔL=Ltan(α)・Δα (5)
によって満たされ、
あるいは、Lが一定に保たれる場合、
Δλ=λtan(α)・Δα (6)
によって満たされる。
αが0〜αまで変化する場合、Lは、以下の式に従ってL〜Lに変化されるべきである。
Figure 0004286002
または同様に、
Figure 0004286002
Gaussによるコリメータの焦点距離の決定(図4を参照)から、以下の式に従う。
y=f・tanα (9)
ここで、yは、コリメータの光軸から点源の横方向の距離である。点源の場所がオンアクシス位置から位置yに横方向にシフトする場合、(9)を(7)および(8)に代入することによって、それぞれ必要な干渉計の長さまたは波長を与える。
Figure 0004286002
実行される補償の量「および符号(sign)」は、傾斜角αの両方の符号に対して(すなわち、例えば図5に示された光軸の両側上の2つの相補的なソース点からの照射に対して)同じであることが式(7)および(8)から理解され得る。この効果は、偶関数であるcos(α)によって説明される。同じことが式(10)および(11)に対して真実である。ここでyが2乗され、従って、点源の場所がある光軸のいずれかの側の両側とも等価である。
本発明が動作するいくつかの基本的な原理が説明され、ここで図5の装置に対する参照がより詳細になされる。
図5は、系10として一般的に指定された本発明の実施形態の概略的正面図である。系10は、光源S、レーザ等の点源、コリメーションレンズ20および対物または接眼レンズ40、CCDまたは他の等価検出器50、ならびにFizeau干渉計30を含むコリメーションおよび結像光学系を含み、ここで、テスト表面上の物体点AおよびBは、検出器50上の像点A’およびB’に結像される。AおよびBは、テスト表面平面Tに配置され、A’およびB’は、CCD検出器平面に配置される。図5の上図および下図は、異なる位置の光源Sを示し、これらの図の両方は、光軸OAに対して全体的に離れているかまたはオフセットしている。上図では、光源Sは、光軸から光軸の下のオフアクシス位置までシフトされ、下図では、同じ量だけシフトされているが、光軸よりは上にある。両方の場合において、OPDは、上記で詳述された理由と同様に同じOPDを有する異なる物体点AおよびBと同一である。テスト表面Tを照射する光がコリメートされ、コリメートレンズ20と対物レンズ40との間を進む反射された光もまたコリメートされる。このタイプの結像に対して、中央の光線(斜光線)のみが示されたとしても、像点に寄与する全ての光線は、物体点と像点との間で同じ光路長を有することに留意すること。無限焦点系の場合、同じ物体平面内の異なる物体点間の光路長であっても、等しい光路長を有する。
必要な補償は符号yから独立している(ここで、図5の上部にある場合、点源Sに対する場所は、光軸の下にあり、図5の下部にある場合、点源Sに対する場所は、光軸の上にある)ことが、図5を検討することによって明らかになるべきである。両方の場合、空洞におけるOPDは同じである。
図5の上部からさらに明らかになるべき別の重要な事実は、Fizeau干渉計30を含む2つの面が正確に平行である場合、CCDカメラ上に「フリンジ」が現われないということである。2つの点AおよびBは、図5の上部で考慮され、その両方は、正確に、同じOPDを有する。言い換えると、点Bが点Aの位置にシフトされる場合、OPDは変更されない。従って、この場合、その両方は、無限に広い「同じ干渉フリンジ」上にある。同じことが、図5には示されない他の座標xに対して真実である。これは、干渉計上に入射する平面波面が干渉計の面に対して垂直であることを考慮することによって推論され、従って、Aより「上」(図の平面の上)またはAより下の任意の点がAと同じOPDを有する。従って、点Aを保持することは、Tの全体の表面に対して真実のままである。点源Sの場所が、干渉計のOPDを全体的に変更することなく、半径r=|y|を有する円を説明し得ることがここで明らかになる。任意のこれらの場所は、非干渉性であるが、強め合う態様で同じ固定した干渉パターンに寄与する。従って、全てのこれらのパターンは、例えば、干渉コントラストを低下させることなく、またはフレームの列を追加のバッファに蓄積することによってフレームの列を結合させることによって集積されることなく、1つのフレームに対する露出時間の間、CCDチップ上に蓄積され得る。
上記態様では、干渉計において検討されている物体上に異なる場所からの放射を向けるための手段が提供されており、この場所は、この場所からの放射が干渉波面を発生させるために干渉計の同一の経路差を有する光路に沿った物体上の同じ点に入射するように、光軸に対して離れている。すなわち、各場所からの放射は、光干渉ビームを発生させ、異なる場所の各々からの異なる視差投影(parallax perspective)のためにアーティファクトに対応する位相情報の視界位置が異なる一方で、物体の関心のある性質(戻りビームの波面またはそのトポグラフィー等)は、実質的に同一の位相情報として符号化される。
あるいは、拡がった静的なリング形状のソースが使用され得る。この場合、拡がったソースを形成する数百の点の各々の「個々の」干渉パターンは、コヒーレントであるが、再度強め合う態様で加算する。あるいは、理解されたように、回転する点源または横方向にシフトするソース(「動的な」)もまた使用され得る。リングソースを形成するために、ホログラフィックディフューザエレメント、バルク光学アキシコンまたはその回折等価物と共に点源の使用がなされ得る。このようなソースの結合もまた有益に使用され得る。
図5は、点源Sの異なる場所に対して光学系を通る光線の全体の過程が異なることを示す。これは、正確に所望された効果である。なぜなら、これは、拡がった開口を効率的に用いることによってコヒーレントアーティファクトを克服する方法である。説明される種々の他の装置および方法に加えて、この性質は、単一のリングで形成されたソース、回転する点源、あるいは、干渉計の長さLまたは波長λのいずれか、またはその両方を変更することによってOPDの変更の適切な補償によって横方向にシフトするソースにより空間的なコヒーレンスを維持し、非常に精密な物体の細部、ならびにMichelsonまたはMirauタイプの干渉計等の等しい経路の干渉計を用いて達成され得る非常に小さい表面高さ変動の非常に良好な分解能に対して高い像品質を有するように等しくない経路の干渉計(Fizeau干渉計等)を提供する。
これまで、コヒーレントノイズの抑制のみが説明された。しかし、点源Sの距離yを変動させることによって、およびOPDを同時に調整することによって、「二重の」Fizeau空洞内部の望ましくない第3の表面からの干渉を抑制することもまた可能である。これは、図6を参照しながら説明される。
図6は、一般的に系100として指定された本発明の実施形態の概略的正面図である。一般的に、系100は、PZT、回転可能なビームスプリッタ、透明な平面平行板の測定の際に、二重位相シフト手段および「仮想拡大ソース」として共動して作用する回転ウエッジを利用するFizeau干渉計である。測定される透明な板は、104における基準面を用いて102において示される。ソース106は、回転ウエッジ108を通って、回転可能なビームスプリッタ112上に結像され、その後、収束レンズ110およびコリメータレンズ118を含む結像光学系を介して板102に結像される。周知の回転デバイス114は、コンピュータ124の制御下でビームスプリッタ112を選択的に回転させる原因となる。基準面104およびテスト表面102から反射された光ビームは、コリメータレンズ118および対物または接眼レンズ120を介して適切なセンサ122上に投射される。センサ122の出力は、表示および計測学的目的のための任意の像処理要求に加えて周知の位相および以後の数値解析のためにコンピュータ124に供給される。コンピュータ124はまた、モータ109を選択的に回転するためにウエッジ108に接続されたモータ109を制御し、光軸OAに沿ってそれを変調するために基準104を選択的に駆動するPZT126にさらに接続する。
示されたように、3つのコヒーレントな波が系100で干渉する。第1の波は、基準表面104から反射された照明平面波の一部であり、第2の波は、透明板102の前方表面から反射された一部であり、第3の波は、透明板102の後方表面から反射された一部である。前方表面または後方表面のいずれかが一度に測定されるために、残りの反射の存在は、妨害として作用し、特別の場合では、妨害は所望された波と同じ大きさのオーダーである。この望ましくない第3の波の影響は、系100のコンポーネントを用いて2つの独立した位相シフトを導入することによって打ち消され得る。固体の平面平行板において、他の面に対する面の内の1つの物理的な運動によって前方表面および後方表面の2つの反射の相対位相を変更することは可能ではないために、照明波長の変化は、最終的に測定された位相マップにおける反射間で識別するのに必要とされた必要な自由度を与え得る。同じことがここでは可能であるが、ここでは、波長の変化は、Fizeau「二重」干渉計を照明する平面波の傾斜角αの変化と置き換えられる。
ここで図3を参照すると、この図は、以下のように、この傾斜角は、厚さLおよび屈折率nを有する固体のガラス板のOPDの変化を生じることを示す。
Figure 0004286002
ガラス板(例えば、L=5mm、n=1.5の屈折率)に対して、αは、λ/2(λ=633nm)付近の変化に対する以下に作表された値を考慮しなければならない。
Figure 0004286002
表における最後の行は、500mmの焦点距離を有するコリメータレンズが使用された場合に必要である光軸から離れた点源の横方向のシフトを示す。
傾斜角の変化は、図6におけるビームスプリッタ112の角度を変更することによって、系100において容易に生成される。ビームスプリッタ112は、コンピュータ124によって制御される回転デバイス114上に取り付けられる。回転デバイス114はまた、測定のための検出器フレームを獲得する。第2に、一般的な場合における全制御のために必要な独立した位相シフトが従来のPZTデバイス126によって実行され、光軸OAに沿って基準表面104をシフトさせる。
本例は、多くの場合、本発明が調整可能な光源の使用の代替を提供することを示す。図6では、回転可能なビームスプリッタ112に加えて、回転ガラスウエッジ108が示される。ウエッジ108は、以前に説明されたようなコヒーレントノイズをさらに低減するためにビームスプリッタ112と共に使用され得る。この場合、光軸周辺の光源の仮想的な軌道は楕円で記述され得る。ここでは、1つの軸はウエッジ角度によって与えられ、固定され、そして楕円の他の軸はビームスプリッタ112の角運動によって定義され、平行板の表面の内の1つの望ましくない影響を抑制するための必要性に適合するように制御され得る。
別の非常に好ましい解決策は、図7Aに示されたような直列の2つのウエッジを使用することである。ここでは、系200として一般的に示された本発明の別の実施形態の概略的な上面図が示されている。系200では、専用電子機器またはコンピュータによって制御された直列の2つのウエッジがレンズの焦点面内の複数のパターン(例えば、異なる直径を有する円、異なる短軸および長軸を有する楕円、異なる向きを有する直線)を記述し、これらのウエッジの全てが互いに同期して駆動され、そしてさらにカメラフレームと同期されると同時に(さらにコンピュータ216の制御下で)、角位相関係を変更させる。
図7Bにおいて理解されるように、系200は、任意の公知の態様で設けられた光バンドル202、モータ212および214(これらのモータは、コンピュータ216または他の適切な制御電子機器の制御下にある)によって、各々駆動される、一対の直列に取り付けられた回転可能なウエッジ204および206を含む。光バンドル(light bundle)202は、相対位置および回転の角速度に従って、ウエッジ204および206によって選択的に偏向され、その後、図解的に示されたレンズ系208を介して焦点平面210にフォーカスされる。ここで、焦点平面210における光バンドル202の像は、拡張された干渉計ソースとして使用され、干渉図形における信号対ノイズ性能を高めつつ、アーティファクトを抑制し得る。
ウエッジ204および206が同じウエッジ角を有する場合、ウエッジ204および206は、その影響を打ち消すように調整され得る。すなわち、ウエッジを同期的に回転させながら、フォーカスされた点を光軸上に残すことである。しかし、ウエッジが互いに180°回転される場合、その影響が追加され、その点は、最大半径を有する円を記述する。ウエッジ104および106の相対的回転の中間位置は、0〜rmaxの任意の半径rを提供するように動作し得る。十分に定義されると、1つの波を打ち消す場合、およびコヒーレントなノイズを低減すると同時に、離散的な半径が必要とされる。相互垂直軸の周りに回転可能な反射スキャニングミラーの対が、この目的のために系200において、または同様な理由のために図6の系100において使用され得ることもまた明らかになるべきである。上記態様では、位相シフトは、モータ212およびモータ214の互いにの回転位相を変化させることによって管理される。
図7Bは、位相シフトが、ミラーが取り付けられるモータの回転位相を変化させることによって管理され得ることによって連続的に(in a row)2つのミラーを利用する実施形態である。ここで、ミラー205および209は、それぞれモータ207および211上での回転のために取り付けられる。ミラー205および209の表面は、光軸に垂直でないように作製される(ミラー「ウエッジ」)。従って、入来ビーム203は、上記ウエッジの場合と同様の円錐状の出力を生じ、モータ207および209の相対位相に依存している。この影響は、2つのミラーによって連続的に打ち消されるかまたは追加され得、それにより、ミラーは、伝達の際に上記ウエッジと完全に等価である。
図8は、直列の2つの音響光学変調器(AOM)が所望の照射を提供すように選択的に変調される、本発明のさらに別の実施形態の概略的正面図である。図8において理解されるように、本実施形態は、入力ビーム302を含む系300として概略的に示され、入力ビーム302は、収束レンズ304によって光軸上にフォーカスされる。集束レンズ304による焦点を越えると、ビーム302は、コリメートレンズ306によってコリメートされ、その後、ビーム302は、一対の直列に配置された音響光学変調器308および310に供給される。音響光学変調器310から出ると、ビーム302は、対物レンズ312によって焦点平面314に再フォーカスされ、その後、ビーム302は、コリメータレンズ316への入力として機能するように再拡散する。次いで、コリメータレンズ316の出力は、以前のように下流干渉計のための照明または照射ソースとして機能する。
音響光学変調器308および310は、直列に配置されることにより、それらの変調器の内の一方は伝達されたビームをzy平面に偏向し、他方は、zx平面に偏向する。それらの変調器の両方が同期され、一方は、A・cos(2πνt)に従って変調された信号を用いて処理され、他方は、A・sin(2πνt)に従って変調された信号を用いて処理される。半径rを有する円は、コリメータレンズ316の焦点平面314において記述される。この半径rは、AOMの変調の振幅Aによって変更され得る。rが変更されると、Fizeau干渉計もまた以前に説明したように変更される。変調の周波数νは、カメラのフレームレートと同期され得る。すなわち、時定数T=1/νは、フレームレートに等しくされ得る。Tがフレームレートよりもはるかに小さいように選択された場合、その振幅が変更され、CCDカメラに対する全体の露出時間(Tms)の間継続する1フレームレート内にあり得る。振幅Aに対してm個の異なる値が実現され得る。これらの値は、A、A、...Aであり得、コリメータレンズ316の焦点平面314における半径r、r、...rを生じ、そしてT+T+...+T=Tである条件において、T、T、...Tの周期の間継続する。同様な機能性を提供するために、音響光学変調器308および310は、電子光学変調器で置換され得ることが明らかになる。
良好な結果が、小さなスポット、マルチモードファイバ等、あるいは焦点からわずかにずれた収束または発散ビームを用いる場合、および回転しているグランドグラスに向かう(fallig)場合に獲得され得るために、スキャンする場合には、厳密な点源を使用する必要はない。
拡散されたリング形状の光源の実現のために、アキシコンまたは屈折ディフューザ(例えば、MEMS Optical,Inc., Huntsville,AL,USから市販で入手可能である)を通る収束ビームは、既述のように鮮やかな解決策を提供し得る。アキシコンまたは屈折ディフューザが軸方向にシフトされる場合、リングの直径が変更される。以下により詳細に説明されたようにこのような運動は、ホログラフィックディフューザ506上の垂直に延びている両頭矢印509によって図10に示されている。
別の解決策は、ファイバーバンドルを使用することである。これは円形の入口面を有するがリング状の出口面を有する。さらに別の解決策は、所望の出力ジオメトリを規定するために必要とされた入力のこれらの部分のみを選択的に伝達するソースと組み合わせて空間変調器(液晶ディスプレイ等)を使用することである。さらに、入力ソースによって適切に励起されたマルチモードファイバは、リングソースまたは種々の半径のリングソースを発生させるために使用され得る。
このようなファイバ構成に対して、図9への参照がなされ得る。この図は、レンズ系404を介してファイバの入口フェーセットに結像されるレーザ源402によって励起されたマルチモードファイバ400を示す。レンズ系404は、入射角を制御するように設計され得、開口数は、マルチモードファイバ400を周知の態様で励起させ、例えば、以後、コリメートされたリング410を提供するように後に続く光学素子408によってさらに制御され得る照明のリング406を生成するようにマルチモードファイバ400に整合させる。リング406の直径は、例えばレーザビームがマルチモードファイバ400に入る条件を変化させることによって選択的に変化され得る。
図10は、本発明の照明構成を利用する別の例示的な干渉計装置を示す。ここで、干渉計系500は、対物ソースレンズ504を介してホログラフィックディフューザ506上に収束されたレーザソース502を含む。レーザソース502から入力を受け取り、それをリング形状に変換するように構成されるホログラフィックディフューザ506は、軸に沿って移動され、リングの直径を変更し得る。その後、リングは、回転可能なディフューザディスク508に収束し、回転可能なディフューザディスク508は、リング上の種々の点の間の相互コヒーレンスをランダム化するように構成される。モータ512は、本目的のためにディスク508を回転させる。
照明のリングがディフューザ面510を出た後、リングは拡散し、ビームスプリッタ514の対角反射面に衝突し、その後、リングがコリメートレンズ516に到達するまで発散し続ける。コリメートレンズ514を出る際に、ビームは、ここでは平面の形状であり、基準板518を通過し、次いで測定される物体面522を有する物体520に進む。これは、知られているFizeau干渉計として認識される。
基準板518および物体面522からの戻りビームは、干渉波面として結合され、コリメートレンズ516を介して、ビームスプリッタ514を介して、および開口524を介して収束される。その後、結合された波面は、結像対物レンズ516によってコリメートされ、別のディフューザディスク528を通過し、モータ532を介してさらに回転され、次いで、生じた波面パターンの強度をマッピングするための内部検出器を有するズームカメラ530によって結像される。カメラ530の出力は、例えば位相シフトアルゴリズム等を用いて強度パターンを低減するためのアルゴリズムを含む適切なソフトウエアが具備されたコンピュータ534を用いて処理される。
ステッパーモータ507等は、レンズ504から現われる収束放射の経路からホログラフィックディフューザ506を選択的に移動させるために使用されて、ディフューザ508の背面上の点源を形成する。この態様では、干渉計500は、このような板が基準平面518と別の基準平面との間に配置される場合、高い横方向解像度を有する板の均一性の測定のための使用に対して変換され得る。この板は、物体520の代わりに使用され、必要に応じて適切に配置される。ホログラフィックディフューザ506が入来ソース経路から取り出される場合、平面波が基準平面518から出射する。このような平面波を用いて、板が導入され、基準518と物体520と置換される基準との間の介在間隔から除去され、比較測定がテスト中に板を含む物質の均一性への評価に対してなされ得る。
干渉計500のジオメトリが物体および基準面上に衝突する入来波面の形状を制御する原因となるレンズを適切に設計することによって同様に球面を処理するために容易に変更され得、ディスクは、ホログラフィックディフューザ506が経路外に全て除去する場合、点源の代わりに使用され得ることに留意すること。
回転ディフューザの機能が、必要とされた場合に適切に配置された単一の回転しているディフューザに有利に結合されてもよいし、ソースに最も近い回転ディフューザは、ソースが固体のリングではない場合に除去されることが当業者に明らかである。さらに、回転ディフューザが静止リングソースのみと共に使用される必要があることが明らかである。なぜなら、光学的または機械的に回転するソースは、ランダム化された相互コヒーレンスを自動的に処理するためである。
点源に加えて、連続的または段階的態様のいずれかで動的に変化される半径を有し得る本発明の薄く仮想的なリングを提供するための種々の構造を説明することによって、ここで図11および以下の表を参照することによって、可能な本発明のソース構成の範囲を検討することが有用である。
Figure 0004286002
二重リング以外の多重リングが使用され得、必ずしも点源が光軸上に存在する必要がないことが当業者に明らかである。さらに、薄いリングの厚さが仮想的または実際的(solid)であろうとも、薄いリングの厚さは、式1aの使用によって容易に決定され得、いつリングの内径および外径間に生成された位相シフトが180°を越え、それにより破壊的な干渉を生じるかを計算する。その後、この位相シフトが180°未満であるように厚さが形成されるべきであり、この位相シフトは、行われるべき測定のコントラスト要求に一致する。最小のリングの名目上の直径は、明示的に決定され、一般的には、波長、干渉計の長さ、およびテスト中の表面に対するアーティファクトのソースの近接度に依存する。一般的には、アーティファクトソースが関心のあるテスト表面に近いほど、アーティファクトを抑制する必要があるソース直径が大きくなる。2つ以上のリングが異なる軸位置におけるコントラストを代替的に無効化かつ最大化するために使用される場合、名目上のリング直径は、高いコントラストが所望される場合には位相差が小さく、低コントラストが所望される場合には位相差が180°であるように一般的に選択されるべきである。
実験から、0.25mm〜1mmのリング直径は、典型的なアーティファクトを抑制するのに適切であることが、主にGPI Product of Zygo Corporation,Middlefield,CT,USに基づき、図10に図解的に示されているブレッドボード干渉計におけるビームスプリッタの近接度から見出された。これらの結果から、1mmの代表的なリング直径が適切であることが見出された。なぜなら、この直径は、ブレッドボードに使用された市販のコリメータ設計の設計に影響を与えないからである。
リング厚さに関して、式(1a)は、既述のような最大許容可能な厚さを推定するためにOPDに対して使用され得る。
Figure 0004286002
内径と外径との間の差がλ/2のOPD差を作成するような厚さtを見出す。
Figure 0004286002
tについて解くと、以下のようになる。
t=λf/Ld
焦点距離500mmのGPIを用い、600nmの波長および3mの最大実効干渉計の長さを想定すると、約50ミクロンの厚さが上記解析から見出される。これは、半分の厚さ(約25ミクロン)の横方向ミスアライメント許容差を暗示することに留意すること。
本発明は、Fizeau干渉計の場合に限定されないが、全ての他の種の干渉計(以下に限定されないが、等しくないパスタイプのMirauおよびTwyman−Green等)に適用され得ることが言及されるべきである。本発明の基礎をなすこの原理は、球面のテストに対して等しく適用され得る。さらに、必要に応じたビーム偏向に影響を与えるために、回転ウエッジ、インライン音響光学および電子光学変調器の代わりに、検流計等によって駆動された1つ以上のビーム指向ミラー(beam steering mirror)の使用がなされ得る。
他の変更が、本明細書中で説明された本発明の教示および実施形態に基づいて関連分野における当業者に明らかになり、このような変更は、特許請求の範囲に記載されたように本発明の範囲内含まれることが意図される。
図1は、直径dのソースディスクのエッジ上のソース点からの照射を用いて軸上(on−axis)のテスト点によって生み出された干渉計とディスク上の中心におけるソース点(オンアクシス)との間の光路長(OPD)の差を評価するための概略図である。軸上のソース点経路は、実線のオンアクシス(2倍含まれる)線を生み出す一方で、オフアクシスソース点は、破線によって示された経路を生み出す。 図2は、空気ギャップの厚さをLとして、入射角αが大きくなる場合に、空気で満たされたFizeau干渉計におけるOPDがどのようにして小さくなるかを示す概略図である。 図3は、Fizeau干渉計が図2における空気の代わりに屈折率(index)nのガラス(透明板に平行な板)で満たされる以外は図2と同様である。 図4は、レンズの像の高さ(image height)、視界角、焦点距離間の関係を示す概略図である。 図5は、光源S、コリメーションおよび結像光学系、CCD検出器、ならびにFizeau干渉計を示す本発明の実施形態の概略的正面図であり、物体点AおよびBは、像点A’およびB’に結像され、AおよびBは、テスト表面板Tに配置され、A’およびB’は、CCD検出面において配置され、光源は、光軸(OA)に対して異なる位置で示される。上図では、光源は、軸から光軸よりも下にあるオフアクシス距離位置にシフトされ、下図では、光源は、同じ量であるが光軸よりも上にシフトされる。OPDは、同様に、同じOPDを有する異なる物体点AおよびBを有する両方の場合において同一である。 図6は、PZT、回転可能なビームスプリッタ、および回転ウエッジは、仮想的に拡がったソースと同様な二重位相シフト手段として機能する。 図7Aは、特殊電子機器またはコンピュータによって制御された直列の2つのくさびは、レンズの焦点平面における複数のパターン(例えば、異なる直径を有する円、異なる短軸および長軸を有する楕円、異なる向きを有する直線)を説明する本発明の別の実施形態の概略的正面図である。 図7Bは、2つのミラーが図7Aの実施形態の結果に等しい結果を提供する本発明の別の実施形態概略的正面図である。 図8は、直列の2つの音響光学変調器(AOM)が所望の照明を提供するために選択的に変調される本発明のさらに別の実施形態の概略的正面図である。 図9は、ファイバの出力モーダルパターンが、直径が変更され得る(例えば、励起ソースの入射角を変更することによって)円形リングの形態で存在するようにソースによって励起されたマルチモードファイバを利用する本発明の照明系の実施形態の概略的透視図である。 図10は、薄いリングソースの直径が光軸に沿ったホログラフィックディフューザを選択的に移動することによって変更され得るか、または適切に間隔が開けられた平面間に配置された板の均一性をテストするためのソースを提供するために光路から全体で除去され得る薄いリングソースを提供するために使用される以下のホログラフィックディフューザにレーザベースの点源によって提供される本発明の干渉計系の概略的正面図である。 図11は、副図11a〜11hを含み、点またはディスクソースと共に代替的に使用され得る、実際の(solid)および仮想の一重および二重リングの可能性を利用する種々の本発明のソースパターンを示す。

Claims (13)

  1. 光軸に沿って測定されるべき物体を位置付けるための手段と、
    干渉計を形成し、該物体に関する位相情報が符号化される干渉波面の発生を容易にするために、物体と少なくとも部分的に共動するように適応された光学配置と、
    該光軸から離れている少なくとも2つの異なる場所から測定されるべき該物体に放射を向けることによって該場所の各々に対応する干渉波面を発生させるための手段であって、各波面は、該干渉計からの該物体に関する実質的に同一の位相情報を含む、手段と、
    を含み、
    該放射を向けるための手段は、放射ソースと、該放射ソースからの放射を受け取り少なくとも1つの照明の薄いリングを形成するための少なくとも1つの光学素子とを含み、該照明の薄いリングの全ての点は、該2つの場所が該照明の薄いリングによって含まれるように該光軸から離れており、該放射ソースは、該照明の薄いリングを形成するように、光源およびフォーカスされた該光源によって照明されたホログラフィックディフューザエレメントを含む、光軸を有する干渉計装置。
  2. 前記ホログラフィックディフューザエレメントは、前記照明の薄いリングの半径を選択的に変化させるように、前記光軸に沿った移動のために取り付けられる、請求項に記載の干渉計装置。
  3. 前記ホログラフィックディフューザエレメントは、前記照明の薄いリングが形成される第1の位置と、前記ホログラフィックディフューザエレメントが前記光源によって供給された照明の経路からずれる第2の位置との間で前記光軸に対する方向への移動のために取り付けられる、請求項に記載の干渉計装置。
  4. 光軸に沿って測定されるべき物体を位置付けるための手段と、
    干渉計を形成し、該物体に関する位相情報が符号化される干渉波面の発生を容易にするために、物体と少なくとも部分的に共動するように適応された光学配置と、
    該光軸から離れている少なくとも2つの異なる場所から測定されるべき該物体に放射を向けることによって該場所の各々に対応する干渉波面を発生させるための手段であって、各波面は、該干渉計からの該物体に関する実質的に同一の位相情報を含む、手段と、
    を含み、
    該放射を向けるための手段は、点源および該点源から出射する放射が該2つの異なる場所から出ているように見えるように、所定の速度で該光軸の周りに該点源を光学的に回転させるための配置を含み、該配置は、一対の直列に配置された音響光学変調器を含む、光軸を有する干渉計装置。
  5. 光軸に沿って測定されるべき物体を位置付けるための手段と、
    干渉計を形成し、該物体に関する位相情報が符号化される干渉波面の発生を容易にするために、物体と少なくとも部分的に共動するように適応された光学配置と、
    該光軸から離れている少なくとも2つの異なる場所から測定されるべき該物体に放射を向けることによって該場所の各々に対応する干渉波面を発生させるための手段であって、各波面は、該干渉計からの該物体に関する実質的に同一の位相情報を含む、手段と、
    を含み、
    該放射を向けるための手段は、点源および該点源から出射する放射が該2つの異なる場所から出ているように見えるように、所定の速度で該光軸の周りに該点源を光学的に回転させるための配置を含み、該配置は、一対の直列に配置された電子光学変調器を含む、光軸を有する干渉計装置。
  6. 光軸に沿って測定されるべき物体を位置付けるための手段と、
    干渉計を形成し、該物体に関する位相情報が符号化される干渉波面の発生を容易にするために、物体と少なくとも部分的に共動するように適応された光学配置と、
    該光軸から離れている少なくとも2つの異なる場所から放射を測定されるべき該物体に向けることによって該場所の各々に対応する干渉波面を発生させるための手段であって、各波面は、該干渉計からの該物体に関する実質的に同一の位相情報を含む、手段と、
    を含み、
    該放射を向けるための手段は、点源、ならびに該点源からの放射を受け取る入力端および該点源から出射する放射が該2つの異なる場所から出ているように見えるように配置された出力端を有するファイバ面板を含む、光軸を有する干渉計装置。
  7. 前記ファイバ面板の前記出力端が、該出力端からの出力が少なくとも1つのリングの形態であるように配置される、請求項に記載の干渉計装置。
  8. 少なくとも1つのソースから放射を発生させるステップと、
    光軸から離れている少なくとも2つの異なる場所から解析される物体に該少なくとも1つのソースからの放射を向けるステップと
    を包含し、
    該放射を向けるステップは、少なくとも1つの照明の薄いリングを形成するステップを含み、該照明の薄いリングの全ての点は、該少なくとも2つの場所が該照明の薄いリングに含まれるように該光軸から離れており、該照明の薄いリングは、ホログラフィックディフューザエレメント上に光を向けることによって形成される、光軸を有する干渉計と共に使用するための照明方法。
  9. 前記照明の薄いリングの半径を選択的に変化させるように、前記ホログラフィックディフューザエレメントを前記光軸に沿って移動させるステップをさらに含む、請求項に記載の照明方法。
  10. 前記照明の薄いリングが形成される第1の位置と、前記ホログラフィックディフューザエレメントが前記向けられた光によって供給された照明の経路からずれる第2の位置との間前記光軸に対して方向に前記ホログラフィックディフューザエレメントを移動させるステップをさらに含む、請求項に記載の照明方法。
  11. 光軸に沿って測定されるべき物体を位置付けるステップと、
    干渉計を形成し、該物体に関する位相情報が符号化される干渉波面の発生を容易にするために、物体と少なくとも部分的に共動するように適応された光学配置を提供するステップと、
    該光軸から離れている少なくとも2つの異なる場所から測定されるべき該物体に放射を向けことによって該場所の各々に対応する干渉波面を発生させるステップであって、各波面は、該干渉計からの該物体に関する実質的に同一の位相情報を含む、ステップ
    を包含し、
    該放射を向けるステップは、少なくとも1つの照明の薄いリングを形成するステップを含み、該照明の薄いリングの全ての点は、2つの場所が該照明の薄いリングに含まれるように該光軸から離れており、該照明の薄いリングは、ホログラフィックディフューザエレメント上に光を向けることによって形成される、光軸を有する干渉計と共に使用するための照明方法。
  12. 前記照明の薄いリングの半径を選択的に変化させるように、前記ホログラフィックディフューザエレメントを前記光軸に沿って移動させるステップをさらに含む、請求項11に記載の照明方法。
  13. 前記照明の薄いリングが形成される第1の位置と、前記ホログラフィックディフューザエレメントが前記向けられた光によって供給された照明の経路からずれる第2の位置との間前記光軸に対して方向に前記ホログラフィックディフューザエレメントを移動させるステップをさらに含む、請求項11に記載の照明方法。
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