JP4285145B2 - 情報記録媒体ディスクの製造方法 - Google Patents
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この場合、透明中間層の厚さは、情報記録媒体ディスクに対する光照射がなされる光学装置における対物レンズとの関係、例えば対物レンズの傾きの許容範囲等で規制される情報記録層との合計として、規定される。
この透明中間層と情報記録層との厚さの合計は、例えば30μm〜70μmの範囲の所定の均一な厚さに選定される。
これら情報凹凸面を有するディスク基板は、例えば射出成形によって形成され、一方の基板の情報凹凸面には、高反射膜が成膜され、他方の情報凹凸面には、半透明膜が成膜されて、これらディスク基板間に、紫外線硬化樹脂(UV樹脂)を、ディスク基板の中心孔の近傍においてドーナツ状に塗布された状態で重ね合わせ、この状態で、ディスク基板を、高速回転させ、上述した透明中間層として必要な厚さのUV樹脂層以外の余剰のUV樹脂を振り切り排除する。その後、半透明膜を有する情報記録層側から紫外(UV)線を照射して、透明中間層としてのUV樹脂を硬化し、両ディスク基板を接合合体として、目的とする情報記録媒体ディスクを作製する。
そして、このBD等において、図10に概略断面図を示すように、多層、例えば2層の情報記録層が積層形成される場合、例えば凹凸情報面111が形成されたディスク基板100が用意され、この上に反射膜112が形成された第1の情報記録層110が形成され、この上に透明中間層113を介して第2の情報記録層120の形成がなされる。この第2の情報記録層120は、凹凸情報面121が形成され、これに半透明反射層122が形成されて構成される。
すなわち、多層記録層を構成する場合、ディスク基板100側の最下層の情報記録層には、高反射率を有する例えばAl膜より成る反射膜が形成され、その上に透明中間層113を介して半透明に形成された上層の情報記録層120が積層形成される。
しかしながら、BDにおけるように、対物レンズ開口数(N.A.)を大とすると、そのコマ収差が問題となる。このコマ収差は、情報記録媒体ディスクの、光軸に対する傾き角(スキュー角)、開口数(N.A.)、情報記録層までの光透過厚さに比例する。
そこで、上述のBDにおいては、その表面に、厚さ70μm〜100μm程度に、UV樹脂のスピンコート等による塗布、あるいは薄膜透明シートの貼着等によって、薄い光透過層114いわゆるカバー層が形成され、このカバー層側からレーザ光Liを各情報記録層110および120に選択的に合焦させて、各情報記録層に対する記録ないしは再生を行う。
また、このように情報凹凸面が形成された光透過層を、通常のディスク基板におけるように、その基板成形と同時に情報凹凸面を転写成形する射出成形によって形成することができれば、上述したDVDにおける2枚の基板の貼り合せによると同様の技術が適用され、製造工程数の低減化、生産性の向上、コストの低廉化を図ることができる。
このため、従来、光透過層を情報凹凸面の形成と同時に射出成形によって情報記録面を構成する方法は、工業的に、この種情報記録媒体の製造において採用されていない。
また、この光透過層を押し出しによる作製方法によるときは、表面に発生する微細な傷の発生が問題となる。すなわち、このような微細な傷等が光透過層の表面に存在すると、この表面側から記録ないしは再生の光照射がなされることから、この傷などの光学的異物が拡大して記録再生に影響する。
すなわち、円板状に打ち抜かれたシートに、UV樹脂等をスピンコートする場合、中心孔の周囲に、この中心孔から所要の距離を隔てた位置に、樹脂を塗布し、その後回転によって樹脂を外周に流延させるものであるが、この場合、回転中心部にUV樹脂が塗布されない部分が不安定に発生し、信頼性に問題が生じる。
そして、本発明製造方法においては、クランプ部付き薄膜体による光透過層を、樹脂の射出成形によって作製する工程を有し、射出工程において、射出成形装置のヒータをオンして、金型のキャビティの内表面温度が樹脂のガラス転移点以上の温度に加熱された状態で、金型の成形キャビティ内に樹脂を射出し、クランプ部付き薄膜体による光透過層を、樹脂の射出成形によって作成する工程と、射出完了あるいは保圧完了後にヒータをオフし、金型を開放して、光透過層を離型すると共に、ヒータをオンして、金型の加熱をはじめる工程を有するものである。
また、加熱ヒータは、成形金型の成形キャビティ内に面して配置される鏡面加工された良熱伝導性を有する第1の非導電性層と、成形キャビティ内とは反対側に配置された第1の非導電性層に比し、低熱伝導性を有する第2の非導電性層とによって加熱ヒータ本体が挟み込まれた構成とし得る。
すなわち、本発明製造方法では、例えば上述したBD(Blu−ray)を対象とする場合におけるように、光照射がなされる側となる厚さ0.1mm以下の光透過層においても、その光透過層を構成する透明薄膜体を、中心部で肉厚としたことによって、射出成形によって、凹凸情報面の成形を行うことができるものである。
これはその光透過層を構成する成形において、その中央部が肉厚凸部を形成することから、射出成形時のキャビティの中心部に樹脂注入がなされるスプルー以降のディスク内周クランプ部に凸状ランド部を配置することによって安定に均一に全外周に渡って一様に注入樹脂を分布させることができると共に、成形後の金型からの取り出しにおいて、そのハンドリングを容易に行うことができることから、破損等を回避でき、高い生産性をもって、光学的特性にすぐれた光透過層を、歩留まり良く製造することができるものである。
図1は、本発明による情報記録媒体ディスク1の一例の、模式的斜視図で、図2はその半径方向の一部の概略断面図である。
この情報記録媒体ディスク1は、中心孔4が形成され、図1に示すように、中心孔4の周囲に、クランプ部31が形成され、このクランプ部31の外周部に表面が鏡面とされた内周ミラー部32が形成され、このミラー部32の外周部に情報記録部33が形成され、その外周に表面が鏡面とされた外周ミラー部34が形成される。
更に、必要に応じて、図3に示すように、肉厚凸部3Cの中心側に、一体に、中心側環状突起部3C1を設け、図4に示すように、肉薄凹部2Cの中心側に、中心側環状突起部3C1と嵌合する中心側環状凹部2C1を設けてこれらの衝合によって後述する第1および第2の情報記録層11および21に介在される透明中間層5の厚さを規制する構成とすることができる。
一方、ディスク基板2の第1の情報記録層11の形成部の外周に、軸心方向に突出する環状凸部6が形成されて、透明中間層5のディスク1の外周からの漏出および厚さ規制を行うことができるようにし得る。
この情報記録媒体ディスク1に対する記録ないしは再生は、記録層までの光通路が短い光透過層3側からのレーザ光Liの第1および第2の情報記録層に対する合焦によってなされる。
そして、この中心孔の周囲にクランプ部が形成され、このクランプの外周に内周ミラー部が形成され、この内周ミラー部の外周に情報記録部が形成される構成を有する。
そして、クランプ部において、その光透過層が、肉厚凸部とされ、ディスク基板が、光透過層の肉厚凸部と嵌合する肉薄凹部によって構成され、肉厚凸部と肉薄凹部の嵌合部間に透明中間層が介在されて接合合体され、この接合状態で、全体が平坦なディスク状とされる。そして、この構成において、ディスク光透過層側からの光照射によって記録ないしは再生がなされる。
そして、その中央のクランプ部において、厚さが薄い光透過層に肉厚凸部を、厚さが厚いディスク基板には肉薄凹部を形成し、両者を嵌合させることによって全体としては、所定の厚さ、例えば規格化された厚さの平坦化されたディスクを得ることができ、しかも、光透過層、すなわち薄膜体の機械的強度を高めることができることから、その取り扱いが容易となるものである。
しかしながら、上述の情報記録媒体ディスク1において、そのディスク基板2は、通常の光ディスクにおけると同様に、例えばポリカーボネートによる射出成形によって基板の成形と同時に凹凸情報面12の成形を行うことができる。あるいは、同様に通常の、例えば2P(Photo Polymerization)法によって基板上に、情報凹凸面12の形成を行うことによってディスク基板2の形成を行うことができる。
したがって、このディスク基板2および第1の情報記録層11については、その説明を省略する。
両金型部50および60は、それぞれ可動側金型51および固定側金型61が取り付けられる可動側金型取付板52および固定側取付板62を有し、可動側金型部50が、固定側金型部60に向かって押圧されることによって、両金型51および52が対向合致するようになされる。これら金型51および61の間の、固定側金型61の外周部には外周リング70が配置されて、両金型51および52間に、円盤状のキャビティ71が形成される。
そして、固定側には、キャビティ71の中心にスプルー72が連通して設けられる。
一方、可動側には、キャビティの中心にセンターピン74とゲートカットパンチ75が配置される。
本発明装置においては、図6に示すように、例えば両金型51および61の各ミラー面に、それぞれヒータ例えばセラミックヒータ53および63が配置される。
そして、キャビティ71に面して、例えば固定側金型61のヒータ63の配置面に、目的とする光透過層3を構成するスタンパ73が配置される。
また、両金型51および61には、加圧・加熱水が循環するようになされた可動側温調手段54および固定側温調手段64とを設けて、金型51および61とヒータ53および63の温度調整を行うことができるようにする。
スタンパ73は、図2および図3で説明した光透過層3における凹凸情報面22、肉厚凸部3C、中心側感情凸部3C1等の凹凸面が反転した凹凸面が形成されて成る。
また、前述したキャストフィルムに凹凸信号を付け且つ打ち抜く手法におけるうち抜き残部の材料の無駄を排除でき、コスト低減化を図ることができるなどの利益をもたらすものである。
すなわち、本発明製造方法においては、上述した温調装置54および64による温度制御およびヒータ53および63を有する加熱併用成形装置を用いることによって、金型51および61、スタンパ73の温度制御を行う。
具体的には、キャビティ71に接する表層のみを選択的に、射出成形がなされる樹脂のガラス転移点以上に加熱し、この状態で、樹脂の射出成形を行うことによって、前述したスキン層の形成が有効に回避でき光学的特性に優れた厚さ0.1mm以下の、光透過層の形成が可能となった。
例えば、図7に一方のヒータ63の一半部を断面とした斜視図を示すように、ヒータ53および63は、それぞれセラミックによる第1および第2の絶縁層81および82によって、ヒータ本体83を挟み込んだ構成とする。ヒータ本体83は、例えば図8にその平面図を示すように、通電加熱線条が、例えば渦巻きパターンに形成される。
キャビティ側の第2のセラミック絶縁層82は、比較的熱伝導率が高く耐熱性にすぐれた例えば窒化アルミニウムによって構成し、反対側のセラミック絶縁層81は、熱伝導率が悪く、蓄熱性にすぐれた例えば窒化珪素や同一素材の窒化アルミでも熱伝導性の悪いものによって構成することが望ましい。
図9は、スタンパの表面温度の時間経過を示した。
これは、スタンパ73の中央と、外周部とに熱電対を配して、実測したものである。図9において、実線90は、通常における加圧・加熱水による温調手段54および64による、120℃程度の一定の金型温度に設定された状態を示す。
これに対して、本発明製造方法においては、ヒータ53および63を、図9中区間Aでオンさせる。
このようにすると、スタンパ73の中央および外周部の温度は、曲線91および92で示すように、ヒータ容量等によるものの、下記[加熱条件]として示すヒータおよびその通電コントローラの仕様では、1.5秒程度で120℃の状態から300℃近くに昇温する。
そして、ヒータ加熱を時点Bでオフすると、スタンパ表面温度は、曲線91に示すように、放熱により急速に冷えて1秒程度で元の金型温温調度120℃近くに戻る。
[加熱条件]
スタンパ形状: 外径φ139mm、内径φ37、厚さ0.285mm
コントローラ出力: 200V、100A、20KW、通電時間1.5秒
セラミックヒータ:
窒化シリコン(第1の絶縁層) :厚さ 2.5mm
窒化アルミニウム(第2の絶縁層):厚さ 2.5mm
[光透過層の成形]
射出成形装置のヒータのオン・オフ信号は、成形機のコントローラと連動させる。そして、射出完了もしくは冷却完了信号を基に、ヒータ加熱の遅延タイマーを作動させ、そのタイムアップと共にヒータのオンすなわち加熱がなされる。
このようにして、スタンパ表面の温度が、用いる射出成形樹脂のガラス転移点、例えばポリカーボネート樹脂である場合は、そのガラス転移点の143℃より50℃以上となった時点からスタンパ表面温度が300℃の間の時間内に、樹脂を射出する。このようにすると、キャビティ内でスキン層を作ることなく、スタンパの凹凸面の転写による凹凸情報面が形成された厚さ0.1mmもしくはそれ以下の光学的特性にすぐれた、光透過層3を成形することができた。
そして、この射出完了あるいは保圧完了後にヒータをオフする。このようにすると、図9の実線90で示した金型温温調度まで冷却される。
そして、このように、ヒータの加熱開始を行うのは、金型が開いて成形体、すなわち光透過層を取り出してからヒータの加熱を開始すると、昇温までに2秒近くかかることから、成形サイクルがDVD等に比べ長くなることに対処したことによる。
[光透過層の成形の実施の形態例]
金型 :図5および図6で示した構成において、金型全体を、温調手段54および64の温調回路により、120℃に常時加熱する。可動および固定金型51および61のキャビティ側表層に、セラミックヒータ53および63を固定し、固定金型63側に、厚さ0.285mmのスタンパ73を真空固定させる。
成形機 :最大型締め圧40トン多段型締め射出圧縮成形機(日精樹脂工業MO40H)
樹脂 :ST3000(帝人化成:Tg点143℃
ヒータ:それぞれ厚さ2.5mm窒化シリコン(第1の絶縁層)と、窒化アルミニウム(第2の絶縁層)が鏡面仕上げされ、これら間に、Pt−Pdヒータがパターンニングされセラミック系接着剤で接着されたセラミックヒータを用いた。
(1)上述したように、冷却完了よりヒータ53および63をオンさせる。すなわち、型開→ディスク取り出し→金型閉→射出開始の作業時間が、約1.5〜2.5秒を要することから、この間加熱することによって、スタンパ73の表面温度を280℃前後にする。
(2)次に成形機シリンダー内でポリカーボネート樹脂ST3000を、350℃(ノズル温度で前部温度は365℃)に加熱し、射出速度が段階的に200mm/sec〜100mm/secにてキャビティ71内に射出した。
(3)このとき、金型が射出前0.2〜0.3mm開いていて、樹脂が射出されながら金型が締まる型開射出圧縮成形法を採った。
この成形法は、金型内ゲートが例えば0.2〜0.3mmのままであると、射出された溶融樹脂がゲート通過時に樹脂流動を疎外するおそれがあることに対処して、これを防止するために樹脂の充填時のみゲートを広げるようにしたものである。
(4)保圧終了と共にヒータをオフし、冷却を8秒間行い、120℃で、成形体の薄膜体光透過層3を、そのクランプ部31を真空吸着して取り出す。
尚、上述した成形作業の初回のみは、連続成形時とは同様状況が異なるため、ヒータは、手動で、事前に昇温させ成形機の自動スタートと共に以降のオン・オフは同期させることができる。
[情報記録層の実施の形態例]
(第1の情報記録層11)
凹凸情報面12が成形されたディスク基板2の面上に、そのクランプ部31をマスクし、例えばスパッタによりアルミニウムや銀およびその合金等の反射率90%近くの反射膜を付与する反射膜13を成膜する。
このようにして、凹凸情報面12上に、反射膜13が形成された第1の情報記録層11が形成される。
凹凸情報面22が形成された薄膜体による光透過層3上に、SiN、SiO2、AlN等の金属窒化物やSi単体を10〜25nmの厚さにスパッタして反射率30%の半透明反射膜23を成膜する。
このようにして、凹凸情報面22上に、半透明反射膜23が形成された第2の情報記録層21が形成される。
例えば3層構造とするときは、最下層の情報記録層の反射膜の反射率を90%近くとし、中間の情報記録層の半透明反射膜反射率は30%、最上層の情報記録層の半透明反射膜の反射率は19%とすることができる。
この場合、中間透明層5は、紫外線硬化樹脂(UV樹脂) SK6100 粘度250〜500cps(ソニーケミカル)を用いることができ、この場合の紫外線(UV)硬化は、メタルハライドランプ 1500〜3000Wで2〜3秒照射によることができる。
(1)第2の情報記録層が形成された薄膜体の光透過層3を、その中心孔を基準にUVを透過するターンテーブルに真空固定する。
(2)ターンテーブルを低速回転させUV樹脂を、光透過性層3のクランプ部31の凹凸嵌合部を除いてスピンコートによって塗布する。
この光透過性層3上に、第1の情報記録層が形成されたディスク基板を、互いのクランプ部の肉厚凸部3cと肉薄凹部2cを嵌合させた状態で、加圧しつつ3000rpm以上で高速回転し、余剰の透明中間層の樹脂を振り切る。
(3)更に、高速回転させながら光透過層3側の半透明反射膜23を通してUVを照射し硬化させる。
Claims (3)
- 少なくとも1主面に情報記録層を構成する凹凸情報面が形成されたディスク基板と、
該ディスク基板の上記情報記録層が形成される上記主面に、少なくとも透明中間層を介して凹凸情報面が形成されたクランプ部付き薄膜体による光透過層が積層されて成る情報記録媒体ディスクの製造方法であって、射出成形装置のヒータをオンして、金型のキャビティの内表面温度が上記樹脂のガラス転移点以上の温度に加熱された状態で、上記金型の成形キャビティ内に上記樹脂を射出し、上記クランプ部付き薄膜体による光透過層を、樹脂の射出成形によって作成する工程、
射出完了あるいは保圧完了後に上記ヒータをオフし、上記金型を開放して、上記光透過層を離型すると共に、上記ヒータをオンして、上記金型の加熱をはじめる工程
とを含むことを特徴とする情報記録媒体ディスクの製造方法。 - 上記クランプ部付き薄膜体による光透過層の厚さが、情報記録部において0.1mm以下とされたことを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体ディスクの製造方法。
- 上記金型の全体の温度は、常時120℃に加熱されていることを特徴とする請求項2記載の情報記録媒体ディスクの製造方法。
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