JP4284960B2 - 画像信号処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタルスチルカメラやムービー等に用いられる画像信号処理装置に関する。さらに具体的には、水平方向の第1ラインにはマゼンタ(Mg)、グリ−ン(Gr)の順で色フィルタが交互配列され、第2ラインにはイエロ−(Ye)、シアン(Cy)の順で色フィルタが交互配列され、第3ラインにはグリ−ン、マゼンタの順で色フィルタが交互配列され、第4ラインにはイエロ−、シアンの順で色フィルタが交互配列される水平2画素、垂直4画素繰り返しの補色フィルタ配列又は、水平方向の第1ラインにはレッド、グリーンの順で色フィルタが交互配列され、第2ラインにはグリーン、シアンの順で色フィルタが交互配列される水平2画素、垂直2画素繰り返しの原色フィルタ配列を備えた撮像素子で得られる信号から輝度信号を生成する際に発生する偽信号を抑圧する画像信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディジタルスチルカメラやムービーなどにおいては、CCD(Charge coupled device)等の撮像素子が用いられている。
【0003】
撮像素子の表面には、カラー化のために画素毎に所定の繰り返しパターンを持つ色フィルタが装着されている。この色フィルタとしては様々なものが知られているが、広く使用されているものの1つに、図2に示すような水平方向の第1ラインにはマゼンタ、グリ−ンの順で色フィルタが交互配列され、第2ラインにはイエロ−、シアンの順で色フィルタが交互配列され、第3ラインにはグリ−ン、マゼンタの順で色フィルタが交互配列され、第4ラインにはイエロ−、シアンの順で色フィルタが交互配列される水平2画素、垂直4画素繰り返しの補色フィルタ配列がある。以下このフィルタ配列を色差線順次配列と呼ぶ。
【0004】
また、色差線順次配列の他に広く使用されているものの1つに、図10に示すような水平方向の第1ラインにはレッド、グリーンの順で色フィルタが交互配列され、第2ラインにはグリーン、シアンの順で色フィルタが交互配列される水平2画素、垂直2画素繰り返しの原色フィルタ配列がある。以下このフィルタ配列を原色ベイヤー配列と呼ぶ。
【0005】
色差線順次配列の色フィルタを備えた撮像素子出力から輝度信号を生成する方法としては、縦2×横2画素を加算する方法が一般的である(例えば特許文献1)。
【0006】
原色ベイヤ−配列の色フィルタを備えた撮像素子出力から輝度信号を生成する方法としても、縦2×横2画素の加算によっても生成できるが、その他の方法としては、縦2×横2画素領域内のグリーン信号だけを加算して輝度の高周波成分を生成する方法がある(例えば特許文献2)。
【0007】
【特許文献1】
特開平8−070466号公報(2頁、図4)
【特許文献2】
特開平8−237672号公報(7頁、図10、図11、図12、図13)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、縦2×横2画素の信号を加算することで輝度信号を生成すると、色差線順次配列の色フィルタ配列を使用している場合、水平方向に色の変化の激しい被写体を撮像した際にドット状の偽信号が発生するという課題があった。例えば、図6は色差線順次配列の色フィルタ配列の一部を示した図であり、図6のm列とm+1列の間で被写体の色が変化しているとする。変化点の右側はYe=Mg=1、Gr=Cy=0、変化点の左側はYe=Mg=Gr=Cy=0であるとする。図7はこのときの各色フィルタ位置に対応した撮像素子の出力を示したものである。座標(m,n-1),(m+1,n-1),(m,n),(m+1,n)の縦2×横2画素の加算値は2になるが、座標(m,n+1),(m+1,n+1),(m,n+2),(m+1,n+2)の画素の加算値は1となり、垂直方向に輝度の変化の無い被写体であるにもかかわらず輝度信号が変化することが判る。これがドット状の偽信号となって現れ、撮像画質を著しく損なう要因となっていた。
【0009】
同様に、原色ベイヤー配列の色フィルタを使用している場合には、斜め方向に色の変化の激しい被写体を撮像した際にドット状の偽信号が発生するという課題があった。例えば、図11は原色ベイヤー配列の色フィルタ配列の一部を示した図であり、座標(m-2,n-2)と(m+3,n+3)を結ぶ対角線を境に被写体の色が変化しているとする。変化点の右上はR=Gr=0、B=1、変化点の左下はB=Gr=0、R=1であるとする。図12はこのときの各色フィルタ位置に対応した撮像素子の出力を示したものである。座標(m-2,n-2),(m-1,n-2),(m-2,n-1),(m-1,n-1)の縦2×横2画素の加算値は0になるが、座標(m-1,n-1),(m,n-1),(m-1,n),(m,n)の縦2×横2画素の加算値は2となり、斜め方向に輝度の変化のない被写体であるにもかかわらず輝度信号が変化することがわかる。これがドット状の偽信号となって現れ、撮像画質を著しく損なう要因となっていた。
【0010】
また、特許文献2に記載された様に、縦2×横2画素領域内のグリーン信号だけを使用して輝度の高周波信号を生成した場合には、前記のドット状の偽信号は発生しないが、特に斜め方向のサンプリング間隔がレッド、グリーン、ブルー全て使用した場合の2倍になってしまうため、斜め方向の解像度が損なわれるという課題があった。
【0011】
本発明は、このような従来の課題を解決し、色の変化部における偽信号の無い輝度信号を生成する画像信号処理装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本発明(請求項1)の画像信号処理装置は、縦M画素×横N画素の所定の配列の繰り返しを有する色分離フィルタを備えた撮像素子と、前記撮像素子の出力信号から色の変化点を検出する色変化検出手段と、前記色変化検出手段の出力に応じて、前記撮像素子の出力信号に適応的にローパスフィルタ処理を施すことにより色の変化点の偽信号が抑圧された輝度信号を生成する適応ローパスフィルタ手段と、前記適応ローパスフィルタ手段の出力を出力する輝度信号出力端子とを備え、適応ローパスフィルタ手段は、前記撮像素子の出力信号から輝度の変化を検出する輝度変化検出手段を備え、前記輝度変化検出手段の出力と、前記色変化検出手段の出力を比較した結果に応じてローパスフィルタ特性を制御することを特徴とする。
【0014】
また、本発明(請求項2)の画像信号処理装置は請求項1記載の画像信号処理装置において、撮像素子は、水平方向の第1ラインにはマゼンタ、グリ−ンの順で色フィルタが交互配列され、第2ラインにはイエロ−、シアンの順で色フィルタが交互配列され、第3ラインにはグリ−ン、マゼンタの順で色フィルタが交互配列され、第4ラインにはイエロ−、シアンの順で色フィルタが交互配列される水平2画素、垂直4画素繰り返しの補色フィルタ配列を備えた撮像素子であることを特徴とする。
【0015】
また、本発明(請求項4)は請求項2記載の画像信号処理装置において、色変化検出手段は、マゼンタ、グリーンの水平方向の変化量を検出する手段を含むことを特徴とする。
【0016】
また、本発明(請求項4)は請求項2記載の画像信号処理装置において、色変化検出手段は、マゼンタ、グリーンの水平方向の変化量から、イエロー、シアンの垂直方向の変化量を減算した値を検出する手段を含むことを特徴とする。
【0017】
また、本発明(請求項5)は請求項2記載の画像信号処理装置において、色変化検出手段は、マゼンタ、グリーンの垂直方向の変動パターンが所定のパターンである場合には、マゼンタ、グリーンの水平方向の変化量から、イエロー、シアンの垂直方向の変化量を減算した値を出力し、所定のパターンでない場合は零を出力することを特徴とする。
【0018】
また、本発明(請求項6)の画像信号処理装置は請求項1記載の画像信号処理装置において、撮像素子は、水平方向の第1ラインにはレッド、グリーンの順で色フィルタが交互配列され、第2ラインにはグリーン、シアンの順で色フィルタが交互配列される水平2画素、垂直2画素繰り返しの原色フィルタ配列を備えた撮像素子であることを特徴とする。
【0019】
また、本発明(請求項7)は請求項6記載の画像信号処理装置において、色変化検出手段は、斜め方向のレッドの変化量とブルーの変化量の差分値を検出する手段を含むことを特徴とする。
【0020】
また、本発明(請求項8)は請求項6記載の画像信号処理装置において、輝度変化検出手段は、レッドとブルーの加算値の変化量を検出する手段を含むことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
【0022】
図1は本発明の画像信号処理装置の第1の実施の形態を示し、図1において1は撮像素子、2はA/D変換部、3〜7はラインメモリ、14は輝度信号生成部、15は色変化検出部、21は適応ローパスフィルタ部、22は輝度信号出力端子である。
【0023】
また、図1において8〜10は加算器、11〜13はローパスフィルタ部であり輝度信号生成部14を構成する。また、図1において16、19は加算器、17は減算器、18は乗算器、20はコア処理部、23、24は1画素遅延部であり適応ローパスフィルタ部21を構成する。
【0024】
以上のように構成された画像信号処理装置について、以下、その動作を述べる。
【0025】
撮像素子1は表面に図2に示す配列の補色フィルタを備えており、フィルタの色に応じたマゼンタ、グリーン、イエロー、シアンの補色信号を水平1ラインずつ出力する。
【0026】
撮像素子1の出力信号はA/D変換部2にてデジタル化され、ラインメモリ3〜7を通り遅延され、輝度信号生成部14および色変化検出部15に入力される。
【0027】
ラインメモリ3〜7はそれぞれ撮像素子の水平1ライン分の信号を遅延して出力するので、色変化検出部15には同時に6ライン、輝度信号生成部14には同時に4ライン分の補色信号が入力される。
【0028】
輝度信号生成部14では、垂直方向に隣接する補色信号が加算器8〜10で加算された後、水平方向に隣接する信号がローパスフィルタ部11〜13にて加算され、結果として水平2×垂直2画素の補色信号の加算値が輝度信号として同時に3ライン分出力される。
【0029】
輝度信号生成部14の出力は従来例で説明した色変化点の偽信号を含んでいる。輝度信号生成部14の出力は適応ローパスフィルタ部21に入力される。適応ローパスフィルタ部21では、輝度信号生成部14の出力3ラインのうち、上下のラインの信号が加算器16で加算され、中心のラインの信号が乗算器18で2倍され、減算器17にて加算器16の出力から乗算器18の出力が減算され、1画素遅延部24で遅延された後コア処理部20に入力される。
【0030】
図4は、コア処理部20の入力信号において、撮像素子1の出力に対して為されているフィルタ処理のタップ係数を示したものである。図4のフィルタは垂直方向の輝度エッジを検出するフィルタになっており、水平方向の色の変化点においては偽信号のレベルを検出するフィルタになっている。
【0031】
図3はコア処理部20の入出力関係を示す図である。色変化検出部の出力であるthと減算器17の出力inを比較し、in<-2th,2th<inの場合は0,-2th<in<thの場合は-2th-in,-th<in<thの場合はin,th<in<2thの場合は2th-inを出力する。コア処理部20の出力は加算器19において1画素遅延部23によって遅延された乗算器18の出力と加算され、輝度信号出力端子22へ出力される。
【0032】
図5は適応ローパスフィルタ部21の出力において、撮像素子1の出力に対して為されているフィルタ処理のタップ係数を示したものである。図5(a)は2×th<|in|の場合、図5(b)は|in|=1.5×thの場合、図5(c)は|in|<thの場合のタップ係数を示している。|in|に対してthが大きいほど垂直方向に狭帯域のローパスフィルタ処理になっており、色の変化点での偽信号の抑圧効果が大きくなる。図5(c)のフィルタを例えば図7の色の境界部であるm列、m+1列の信号に対して施すと、どの位置でも出力値は3となり、偽信号が完全に抑圧されることがわかる。
【0033】
従って、色変化検出部15は色の変化点において|in|<thとなる出力thを生成すればよい。ただし、色の変化点以外で、2×th<|in|とならなければ誤動作することになる。
【0034】
以下、色変化検出部15の動作について説明する。
【0035】
図8は図6のm列とm+1列を境にMg=M0、Gr=G0、Ye=Y0、Cy=C0からMg=M3、Gr=G3、Ye=Y3、Cy=C3に変化している場合の撮像素子の各画素の出力値を示した図である。ただし、レンズや撮像素子のアパーチャ、水晶光学ローパスフィルタ等の影響を考慮して、中間色としてm列はMg=M1、Gr=G1、Ye=Y1、Cy=C1、m+1列はMg=M2、Gr=G2、Ye=Y2、Cy=C2になっているとしている。
【0036】
ここで、例えばMgに関してはM0<M1<M2<M3又はM0>M1>M2>M3の関係が成り立つと考えられ、Gr、Ye、Cyに関しても同様の関係が成り立つと考えられる。
【0037】
このときの色の境界線におけるコア処理部の入力inは(数1)のようになる。
【0038】
【数1】
【0039】
これは、色の境界線における偽信号がマゼンタ、グリーン信号によって発生していることを示している。
【0040】
このとき、色変化検出部15ではthを例えば(数2)のように演算する。
【0041】
【数2】
【0042】
ただし、Max(a,b)はaとbの大きい方を選択する関数とする。
【0043】
M0<M1<M2<M3又はM0>M1>M2>M3であり、G0<G1<G2<G3又はG0>G1>G2>G3であるから常にth>|in|の関係が成り立つので、(数2)の演算によるthを使用することで、色の変化点での偽信号は抑圧される。
【0044】
しかし、(数2)の演算によるthは、水平方向に輝度の変化があった場合にも色の変化として検出してしまうため、特に斜めに輝度の変化がある被写体において適応ローパスフィルタの誤動作が発生し、斜めの解像度が損なわれる場合が発生する。
【0045】
この誤動作を補正するためには、例えば(数3)のようにthを演算する。
【0046】
【数3】
【0047】
(数3)において、bは補正の程度を調整するための係数でありb>0である。
(数3)において、n-1,n+1,n+3行に対する演算部分は垂直方向のイエロー、シアン信号の垂直方向変動を示している。イエロー、シアン信号は、水平方向の色の変化点において垂直方向には変動しないので、(数3)の演算によって、水平方向の色の変化点での偽信号抑圧に影響を与えることなく、斜め方向の輝度の変化がある部分の誤動作だけを補正することができる。
【0048】
しかし、(数3)におけるイエロー、シアン信号の垂直方向の変化検出は、比較的低周波数の変化や撮像素子の画素ピッチで決まる垂直ナイキスト周波数に近いような変化は検出しにくいため、そのような周波数の斜めの輝度変化部分での誤動作を補正できない。
【0049】
この誤動作を補正するには、垂直方向のマゼンタ、グリーン信号の変動パターンを調べて、変動パターンが色の変化点の偽信号のパターンになっていない場合に、色の変化点ではないと判断するとよい。
【0050】
即ち、例えば(数4)によってマゼンタ、グリーン信号の変動パターンを調べる。
【0051】
【数4】
【0052】
色の変化点での偽信号が発生している場合、(数4)の演算結果cはc>0となるので、c<0である場合はth=0としてしまうことで適応ローパスフィルタの誤動作を補正できる。
【0053】
なお、(数2)、(数3)、(数4)に示した演算は、コア処理部の入力inが(数1)の場合の演算式だが、水平方向に移動した別の座標においても、相対的に同一の座標の信号に対する演算になる。
【0054】
ただし、垂直方向に移動した別の座標の場合は、1ライン毎にマゼンタ、グリーンの行とイエロー、シアンの行が入れ替わるので、演算式を変える必要がある。
【0055】
コア処理部の入力in(数1)の1ライン下の(数5)の場合の、(数2)、(数3)、(数4)に対応する演算式は、それぞれ(数6)、(数7)、(数8)のようにすればよい。
【0056】
【数5】
【0057】
【数6】
【0058】
【数7】
【0059】
【数8】
【0060】
以上のような構成と動作によって、輝度信号出力端子22には色の変化点での偽信号が抑圧された輝度信号が得られる。また、斜めの輝度の変化がある場合でも、適応ローパスフィルタ部21の誤動作による解像度の低下のない信号が得られる。
【0061】
(実施の形態2)
図9は本発明における第2の実施の形態を示している。図9において、30は撮像素子、2はA/D変換部、3〜7はラインメモリ、31は輝度変化検出部、32は色変化検出部、22は輝度信号出力端子である。
【0062】
また、図9において9、19は加算器、34は乗算器、12はローパスフィルタ、20はコア処理部、35〜39は1画素遅延部であり適応ローパスフィルタ部33を構成する。
【0063】
以上のように構成された画像信号処理装置について、以下、その動作を述べる。
【0064】
撮像素子30は表面に図10に示す配列の原色フィルタを備えており、フィルタの色に応じたレッド、グリーン、ブルーの原色信号を水平1ラインずつ出力する。
【0065】
撮像素子30の出力はA/D変換部2でデジタル化され、ラインメモリ3〜7を通り遅延され、適応ローパスフィルタ部33、輝度変化検出部31、色変化検出部32に入力される。
【0066】
輝度変化検出部31では、レッドとブルーの加算値の変化量を検出する。例えば、図13(a),(b)は輝度変化検出部の出力において、撮像素子30の出力に対してなされているフィルタ処理のタップ係数を示したものである。図示されている縦4×横4の領域の左上の画素がグリーンの場合は(a)のフィルタが用いられ、レッド又はブルーの場合は(b)のフィルタが用いられる。従って、図13に示したフィルタは、レッドとブルーの加算値の斜め方向の変化を検出するフィルタになっている。
【0067】
輝度変化検出部31の出力はコア処理部20に入力される。コア処理部では図3に示した処理を施される。コア処理部の出力は、加算器19へ入力され、1画素遅延部23の出力と加算される。
【0068】
図14は、図9における1画素遅延部37の出力において、撮像素子30の出力信号に対してなされているフィルタ処理のタップ係数を示したものである。図15は、加算器19の出力において、撮像素子30の出力信号に対してなされているフィルタ処理のタップ係数を示しており、コア処理部20の入力信号inとthの関係が変化した場合の適応ローパスフィルタ部33のフィルタタップ係数の変化を示している。即ち、図15(a)は2×th<|in|の場合のタップ係数である。図15(b),(c)は|in|=1.5×thの場合のタップ係数であり、(d),(e)は|in|≦thの場合のタップ係数である。
【0069】
また、図15(b),(d)は図示した縦4×横4の領域の左上の画素がグリーンに対応する場合のフィルタ係数であり、(c),(e)は図示した縦4×横4の領域の左上の画素がレッド又はブルーに対応する場合のフィルタ係数である。図12の信号に対して、図15の(d),(e)のフィルタ処理を施すと、どの位置でもフィルタ出力値は4になり、偽信号が抑圧された信号が得られることがわかる。
【0070】
thは色変化検出部32の出力であるので、色の変化点で、|in|<thとなるように色変化検出部32における演算を行えば良い。図16は色変化検出部32において、撮像素子30の出力信号に対して為されるフィルタ処理のタップ係数を示したものである。図示してある縦4×横8画素の左上隅の画素がグリーンの場合は、図16(a)、(c)のフィルタ処理が為され、それぞれのフィルタ処理結果の絶対値の最大値が色変化検出部32から出力される。
【0071】
図示してある縦4×横8画素の左上隅の画素がレッド又はブルーの場合は、図16(b)、(d)のフィルタ処理が為され、それぞれのフィルタ処理結果の絶対値の最大値が色変化検出部32から出力される。
【0072】
例えば、図11は撮像素子30が備える色フィルタ配列の一部を示した図であり、図11に示した座標(m-2,n-2)と(m+3,n+3)を結ぶ対角線を境に被写体の色が変化しているとする。変化点の右上はR=R0、B=B0、変化点の左下はR=R1、B=B1であるとする。このとき、色の変化している境界上、例えば座標(m,n),(m,n+1),(m+1,n),(m+1,n+1)を中心とする場合の色変化検出部32の出力は(数9)のようになる。
【0073】
【数9】
【0074】
また、そのときのコア処理部の入力inは(数10)の様になる。
【0075】
【数10】
【0076】
即ち、|in|≦thの関係が成立しているので、適応ローパスフィルタの出力には偽信号の抑圧された信号を得ることができる。
【0077】
以上、右上から左下方向に色が変化している場合の色変化点についての動作を説明したが、左上から右下に色が変化している場合においても同様な動作で偽信号の抑圧が為される。
【0078】
本方式では、レッド、グリーン、ブルーのうちレッド、ブルー成分のみに対してローパスフィルタをかけるので、色の境界以外で誤補正をした場合にもグリーン成分の高周波成分は保持されているので、誤補正による解像感の劣化を最小限に抑えることができる。
【0079】
更に、本方式では、色変化検出部の出力と輝度変化検出部の出力を比較して適応ローパスフィルタの特性を決めているため、例えば同一の被写体を撮影している場合に光源の明るさが変化して被写体の明るさが変化した場合にも、色変化検出部の出力と輝度変化検出部の出力共に被写体の明るさに比例して変化し、被写体の明るさによらず、同一の適応ローパスフィルタ処理を行うことができる。
【0080】
以上のような構成と動作によって、輝度信号出力端子22には色の変化点での偽信号が抑圧された輝度信号が得られる。
【0081】
また、色の変化の無い部分ではレッド、グリーン、ブルー全てを使用して輝度信号を生成するため斜め方向にも解像度の高い輝度信号が得られる。
【0082】
なお、実施の形態1及び実施の形態2において、A/D変換部以後の処理をハードウェアにて実現しているが、マイクロコンピューター等を用いて、A/D変換部以後の処理の一部または全部をソフトウェアによって実現することも可能である。
【0083】
【発明の効果】
上述のように、本発明の画像信号処理装置は、色の変化の激しい被写体を撮像した際に色の境界のドット状の偽信号の発生を抑えることができるので、撮像画質が損なわれることがない。また、色の変化の無い部分ではローパスフィルタ処理が為されないので、解像度の劣化を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる画像信号処理装置の第1の実施の形態の構成を示すブロック図
【図2】第1の実施の形態における撮像素子1が備える色フィルタ配列を示す図
【図3】第1の実施の形態におけるコア処理部20の入出力信号の関係を示す図
【図4】第1の実施の形態におけるコア処理部20の入力信号において、撮像素子1の出力に対して為されているフィルタ処理のタップ係数を示した図
【図5】第1の実施の形態におけるコア処理部20の入力信号inとthが変動した場合に適応ローパスフィルタ部21の出力信号において、撮像素子1の出力に対して為されているフィルタ処理のタップ係数を示した図
【図6】第1の実施の形態における撮像素子1が備える色フィルタ配列の一部を示す図
【図7】各色フィルタ位置に対応した撮像素子1の出力の例を示す図
【図8】各色フィルタ位置に対応した撮像素子1の出力の例を示す図
【図9】本発明にかかる画像信号処理装置の第2の実施の形態の構成を示すブロック図
【図10】第2の実施の形態における撮像素子30が備える色フィルタ配列を示す図
【図11】第2の実施の形態における撮像素子30が備える色フィルタ配列の一部を示す図
【図12】各色フィルタ位置に対応した撮像素子30の出力の例を示す図
【図13】第2の実施の形態における輝度変化検出部31におけるフィルタ処理のタップ係数を示した図
【図14】第2の実施の形態における1画素遅延部37の出力において、撮像素子30の出力に対して為されているフィルタ処理のタップ係数を示した図
【図15】第2の実施の形態における適応ローパスフィルタ部31で施されるフィルタ処理のタップ係数を示した図
【図16】第2の実施の形態における色変化検出部32で施されるフィルタ処理のタップ係数を示した図
【符号の説明】
1、30 撮像素子
2 A/D変換部
3、4、5、6、7 ラインメモリ
14 輝度信号生成部
15、32 色変化検出部
20 コア処理部
21、33 適応ローパスフィルタ部
22 輝度信号出力端子
31 輝度変化検出部
Claims (8)
- 縦M画素×横N画素の所定の配列の繰り返しを有する色分離フィルタを備えた撮像素子と、
前記撮像素子の出力信号から色の変化点を検出する色変化検出手段と、
前記色変化検出手段の出力に応じて、前記撮像素子の出力信号に適応的にローパスフィルタ処理を施すことにより色の変化点の偽信号が抑圧された輝度信号を生成する適応ローパスフィルタ手段と、
前記適応ローパスフィルタ手段の出力を出力する輝度信号出力端子とを備え、
前記適応ローパスフィルタ手段は、前記撮像素子の出力信号から輝度の変化を検出する輝度変化検出手段を備え、前記輝度変化検出手段の出力と、前記色変化検出手段の出力を比較した結果に応じてローパスフィルタ特性を制御することを特徴とする画像信号処理装置。 - 前記撮像素子は、水平方向の第1ラインにはマゼンタ、グリ−ンの順で色フィルタが交互配列され、第2ラインにはイエロ−、シアンの順で色フィルタが交互配列され、第3ラインにはグリ−ン、マゼンタの順で色フィルタが交互配列され、第4ラインにはイエロ−、シアンの順で色フィルタが交互配列される水平2画素、垂直4画素繰り返しの補色フィルタ配列を備えた撮像素子であることを特徴とする請求項1記載の画像信号処理装置。
- 前記色変化検出手段は、マゼンタ、グリーンの水平方向の変化量を検出する手段を含むことを特徴とする請求項2記載の画像信号処理装置。
- 前記色変化検出手段は、マゼンタ、グリーンの水平方向の変化量から、イエロー、シアンの垂直方向の変化量を減算した値を検出する手段を含むことを特徴とする請求項2記載の画像信号処理装置。
- 前記色変化検出手段は、マゼンタ、グリーンの垂直方向の変動パターンが所定のパターンである場合には、マゼンタ、グリーンの水平方向の変化量から、イエロー、シアンの垂直方向の変化量を減算した値を出力し、所定のパターンでない場合は零を出力することを特徴とする請求項2記載の画像信号処理装置。
- 前記撮像素子は、水平方向の第1ラインにはレッド、グリーンの順で色フィルタが交互配列され、第2ラインにはグリーン、シアンの順で色フィルタが交互配列される水平2画素、垂直2画素繰り返しの原色フィルタ配列を備えた撮像素子であることを特徴とする請求項1記載の画像信号処理装置。
- 前記色変化検出手段は、斜め方向のレッドの変化量とブルーの変化量の差分値を検出する手段を含むことを特徴とする請求項6記載の画像信号処理装置。
- 前記輝度変化検出手段は、レッドとブルーの加算値の変化量を検出する手段を含むことを特徴とする請求項6記載の画像信号処理装置。
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