JP4284489B2 - コンテンツのコントラスト制御方式 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット接続機能を有する携帯電話装置に関し、特に、取得したコンテンツデータを表示する際のコントラスト制御に係り、詳しくは、コンテンツデータの背景と文字のコントラスト比を制御することにより、バックライトの明るさを自動的に設定して、バックライトの省電力化を図ることを特徴としたディスプレイのコントラスト制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話や簡易携帯電話などの携帯端末は、インターネット接続機能を有するものが標準的になりつつある。コンテンツデータの多様化が進むにつれ、ディスプレイの表現力向上が求められ、階調表現可能なディスプレイを備えた端末が一般的になってきている。
【0003】
携帯電話に搭載されるディスプレイには、透過型、反射型、半透過型、自発光型などが実用化されているが、バックライトにより表示を行うディスプレイは透過型、反射型、半透過型が一般的である。
【0004】
この種の技術の第1の従来例として、特開平9−247727号公報に開示された技術を挙げることができる。
【0005】
この第1の従来例は、LCDを用いた端末機において、バックライトの点灯時には、表示が薄くなって見えにくくなることを防止するように、バックライトの消灯時には表示コントラストを低く、点灯時には高くすることにより見やすい表示を行うことを目的としており、入力部からのバックライトのON/OFFを切り替える信号に基づいて、バックライトの消灯時にはLCDドライバにコントラスト値として通常コントラスト値を設定し、バックライトの点灯時にはLCDドライバに通常コントラスト値よりもコントラストの高い点灯時コントラスト値を設定し、それらのコントラスト値に従ってLCDを表示することを特徴としている。
【0006】
第2の従来例として、特開2000−75963号公報に開示された技術を挙げることができる。
【0007】
この第2の従来例は、表示装置に対する省電力レベルが変化した際に、使用者がその度毎に表示装置の設定を変更する必要なしに、画面表示情報の視認性低下の影響を低減できる表示装置の省電力制御システムを提供することを目的とし、表示装置のバックライトを制御し、輝度調整を行うことで表示装置の省電力制御を司る表示装置の省電力制御システムにおいて、表示装置の省電力レベルに応じたパラメータ値を記憶する設定記憶メモリと、表示装置の省電力処理の際に、入力装置からの入力状況やバッテリレベル検出手段の情報に基づき、表示装置の省電力レベルを選択し、この省電力レベルに応じたパラメータ値を前記設定記憶メモリから取得し、設定することで実現するものである。
【0008】
第3の従来例として、特開2001−298761号公報に開示された技術が挙げられる。
【0009】
この第3の従来例は、前記第1の従来例とほぼ同様の趣旨のものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
バックライトを点灯するための電力は、電池から供給されるが、携帯電話の電池は、小型化の要求から容量が限られている。バックライトに必要な電力は、電池寿命に最も影響を与える要素の一つであり、常時点灯してしまうと電池寿命が著しく短くなってしまうという問題がある。
【0011】
このために、バックライトは、通常、ボタン操作時やコンテンツ表示時に点灯され、ボタン操作が一定時間なければ一般的に消灯される動作となる。
【0012】
しかるに、インターネット等のコンテンツ表示を行う場合には、スクロール操作や別のコンテンツ表示を行う操作が頻繁に発生し、結果的にバックライト点灯状態が継続してしまい、電池寿命を短くしてしまうという問題があった。
【0013】
また、バックライトの省電力化を行う手段として、バックライトの輝度設定を暗くしたり、OFF設定する機能を設けている場合があるが、バックライトの省電力を図ることはできるものの、視認性の低下や、切り替え設定を行うユーザ操作を必要とする問題があった。
【0014】
本発明は、従来の上記実情に鑑み、従来の技術に内在する上記課題を解決するためになされたものであり、従って本発明の目的は、表示コンテンツのコントラストを自動的に制御することにより、バックライトの省電力化を図ることを可能とした新規なディスプレイコントラスト制御方式を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るコンテンツのコントラスト制御方式は、HTML、GIF、JPEGのRGB値判別方式を用いることにより入力されたコンテンツデータの文字色と背景色の指定のみを検出し該指定された文字色の明度と背景色の明度を算出し該算出された明度から文字色と背景色のコントラスト値を算出して該算出されたコントラスト値と記憶部に格納されているコントラスト基準値とを比較して該算出されたコントラスト値と前記コントラスト基準値との差を算出し、文字色と背景色のコントラスト値が前記コントラスト基準値となるように文字色と背景色の明度を自動的に調節し、実際に入力されて表示されるコンテンツデータのバックライトの輝度レベルを設定する制御手段を備えて構成されている。
【0016】
前記算出された文字色と背景色のコントラスト値が前記コントラスト基準値よりも大きいときにはバックライトの輝度を最低レベルに設定してコンテンツを表示する。
【0017】
前記算出された文字色と背景色のコントラスト値が前記コントラスト基準値よりも小さいときには前記コントラスト基準値を確保するように前記文字色と背景色の明度を調節した後にバックライトの輝度を最低レベルに設定してコンテンツを表示する。
【0018】
前記制御手段は、電池残量が所定の閾値以上か否かを判断し、前記電池残量が前記閾値より高い場合にはバックライトの輝度を標準レベルに設定してコンテンツを表示する。
【0019】
前記制御手段は、電池残量が所定の閾値以上か否かを判断し、前記電池残量が前記閾値よりも低い場合であって、前記算出された文字色と背景色のコントラスト値が前記コントラスト基準値よりも大きいときにはバックライトの輝度を最低レベルに設定してコンテンツを表示する。
【0020】
前記制御手段は、電池残量が所定の閾値以上か否かを判断し、前記電池残量が前記閾値よりも低い場合であって、前記算出された文字色と背景色のコントラスト値が前記コントラスト基準値よりも小さいときには前記コントラスト基準値を確保するように前記文字色と背景色の明度を調節した後にバックライトの輝度を最低レベルに設定してコンテンツを表示する。
【0021】
前記制御手段は、取得されたコンテンツが画像データのみか否かを判断し、前記コンテンツが画像データのみの場合にはバックライトの輝度を標準輝度に設定してコンテンツを表示する。
【0022】
前記制御手段は、取得されたコンテンツが画像データのみか否かを判断し、前記コンテンツが画像データのみでなく、更に前記算出された文字色と背景色のコントラスト値が前記コントラスト基準値を確保している場合であって、前記コンテンツに画像データを含まない場合には、バックライトの輝度を最低レベルに設定してコンテンツを表示する。
【0023】
前記制御手段は、取得されたコンテンツが画像データのみか否かを判断し、前記コンテンツが画像データのみでなく、更に前記算出された文字色と背景色のコントラスト値が前記コントラスト基準値を確保している場合であって、前記コンテンツに画像データを含む場合であって、かつ表示画面内に画像がない場合にはバックライトの輝度を最低輝度に設定してコンテンツを表示し、表示画面内に画像がある場合にはバックライトの輝度を標準輝度に設定してコンテンツを表示する。
【0024】
【発明の実施の形態】
次に、本発明をその好ましい一実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0025】
図1は、本発明に係る携帯電話や簡易携帯電話などの移動電話装置の一実施の形態を示すブロック構成図である。
【0026】
【実施の形態の構成】
図1を参照するに、アンテナ1は電波を受信し、無線部2は受信した高周波無線信号を周波数変換、雑音除去後に、復調を行う。制御部3は、無線部2で復調されたディジタル信号をデコードして画像データに変換する。操作部6は、表示部5の表示を切り替えるスクロール操作を行う。
【0027】
制御部3は、コンテンツデータの文字色と背景色の指定を検出する。制御部3は、文字色の明度と背景色の明度を算出する。制御部3は、算出した明度から文字色と背景色のコントラスト値を算出する。制御部3は、記憶部4に内蔵されているコントラスト基準値と算出したコントラスト値を比較する。制御部3は、コントラスト基準値と算出したコントラスト値の差を算出し、文字色と背景色のコントラスト値がコントラスト基準値となるように文字色と背景色の明度を調節する。制御部3は、バックライト8の輝度レベルを設定する。
【0028】
記憶部4は、コントラスト基準値を内蔵する。表示部5は、コンテンツデータを表示する。電源部7は、バックライト8をはじめとする各部に電源を供給している。
【0029】
【実施の形態の動作】
次に、本発明による一実施の形態の第1の実施例の動作について説明する。
【0030】
図2は本発明による一実施の形態の第1の実施例の動作フローを示すフローチャートである。
【0031】
ここで、図2のフローチャートによる説明の前に、HTML、GIF、JPEGのRGB値判別について説明する。
【0032】
HTML
HTMLは、タグを使って色の指定を行う。
【0033】
背景の色を指定したい場合には、ドキュメントを表す<BODY>タグにBGCOLOR=“★”(★:色指定値#RRGGBB)を追加する。
【0034】
例:<BODY BGCOLOR=“#0000FF”>test data</BODY>
→背景は青色(RGB=0000FF)で表示される。
【0035】
文字の色を指定したい場合には、ドキュメントを表す<BODY>タグにTEXT=“★”(★:色指定値#RRGGBB)を追加する。
【0036】
例:<BODY BGCOLOR=“#0000FF”TEXT=“#FFFF00”>test data</BODY>
→背景は青色、文字“test data”は黄色(RGB=FFFF00)で表示される。
【0037】
上記、背景色のRGB値=0000FFと文字色のRGB値=FFFF00からコントラスト値を計算する。
【0038】
GIF
GIFは最大256色のパレットを持っており、パレット番号0〜255に画像で使用する色が指定されている。
【0039】
パレットは、パレット番号とそれに対応するRGB値が指定されている。
【0040】
GIFは、LZW圧縮されているが、伸長したデータの各ピクセルにはパレット番号が指定されており、パレット番号に対応するRGB値が各ピクセルのRGB値になる。
【0041】
JPEG
JPEGは輝度情報と色差情報で別々に圧縮する画像フォーマットである。
【0042】
圧縮されたデータを展開し、各ピクセルの輝度情報と色差情報が復号化される。輝度情報(Y)と色差情報(Cr,Cb)からRGB値は以下の計算により算出される。
【0043】
輝度情報とは色の明るさ、色差情報は2つあり、CrはR成分とY成分の差分、CbはB成分とY成分の差分を表す。
【0044】
R=Y+1.402(Cr−128)
G=Y−0.34414(Cb−128)−0.71414(Cr−128)
B=Y+1.772(Cb−128)
図2を参照するに、ステップ101において表示するコンテンツデータを取得すると、制御部3は、コンテンツデータに指定されている文字色と背景色の明度を算出する(ステップ102)。
【0045】
次にステップ103において制御部3は、算出した文字色の明度xと背景色の明度yからコントラスト値bを算出する。調節前の文字色と背景色の例を図8に示す。図8の例は、文字色の方が背景色より明度が高い状態を表している。コントラスト値bは、式(1)
b=|x−y|・・・・・・・(1)
により算出する。
【0046】
制御部3は、記憶部4に格納している基準値aとコントラスト値bを比較する。基準値aは、バックライト8の輝度が最低レベルであってもユーザの視認性を確保可能なコントラスト値とする。
【0047】
ここで、制御部3はステップ104において算出されたコントラスト値bが基準値aより大であるか否かを判断する。
【0048】
ステップ104の判断の結果、制御部3は、コントラスト値bが基準値aより大きければ、バックライト8の輝度を最低レベルに設定し(ステップ105)て、コンテンツを表示する(ステップ106)。
【0049】
制御部3は、ステップ104の判断の結果、コントラスト値bが基準値aより小さければ(NOの場合)、基準値aを確保するように文字色と背景色の明度を調節する(ステップ107)。図8に調節後の文字色と背景色の例を示す。基準値aに対して式(2)により不足しているコントラストをcとすると、不足しているコントライトcは式(2)によって与えられる。
【0050】
c=a−b・・・・・・・(2)
本第1の実施例では、不足しているコントラストを補うために、文字色の明度をc/2上げ、背景色の明度をc/2下げている。
【0051】
制御部3は、コントラストの基準値を満たすように調節を行った後に、バックライト8の輝度を最低レベルに設定し(ステップ105)、コンテンツを表示する(ステップ106)。
【0052】
【他の実施例】
次に本発明による一実施の形態における他の実施例について説明する。
【0053】
図3は本発明の第2の実施例の動作フローを示すフローチャートである。
【0054】
この第2の実施例は、電池残量が低下している場合にのみ、コンテンツのコントラスト制御を行う例である。
【0055】
図3を参照するに、ステップ201において表示するコンテンツデータを取得すると、制御部3は、ステップ202において電池残量が基準値以上かどうかの判定を行う。電池とは電源部7に含まれるものとする。また、電池残量の基準値は、記憶部4に内蔵され、バックライト8の省電力化が必要となる電池残量が設定される。
【0056】
ステップ202の判定の結果、電池残量が基準値以上の場合(NOの場合)には、制御部3は、バックライト8の輝度を標準レベルに設定し、コンテンツを表示する。
【0057】
ステップ202の判定の結果、電池残量が基準値未満の場合(YES場合)には、制御部3は、コンテンツデータに指定されている文字色と背景色の明度を算出する。次に、制御部3は、算出した文字色の明度xと背景色の明度yからコントラスト値bを算出する。調節前の文字色と背景色の例を図8に示す。図8の例は、文字色の方が背景色より明度が高い状態を表している。コントラスト値bは、式(1)
b=|x−y|・・・・・・・(1)
により算出する。
【0058】
制御部3は、記憶部4に格納されている基準値aとコントラスト値bを比較する。基準値aは、バックライト8の輝度が最低レベルであってもユーザの視認性を確保可能なコントラスト値とする。
【0059】
制御部3は、コントラスト値bが基準値aより大きければ、バックライト8の輝度を最低レベルに設定し(ステップ206)、コンテンツを表示する(ステップ207)。
【0060】
制御部3は、コントラスト値bが基準値aより小さければ、基準値aを確保するように文字色と背景色の明度を調節する(ステップ208)。図8に調節後の文字色と背景色の例を示す。
【0061】
基準値aに対して不足しているコントラストをcとすると、式(2)により与えられる。
【0062】
c=a−b・・・・・・・(2)
本第2の実施例では、不足しているコントラストを補うために、文字色の明度をc/2上げ、背景色の明度をc/2下げている。
【0063】
制御部3は、ステップ208において、コントラストの基準値を満たすように調節を行った後に、バックライト8の輝度を最低レベルに設定し、コンテンツを表示する(ステップ206、207)。
【0064】
図4、図5、図6、図7は本発明の第3の実施例の動作フローを示すフローチャートである。
【0065】
次に本発明による一実施の形態における第3の実施例の動作について図4、図5、図6、図7を用いて説明する。
【0066】
画像を表示する場合には、テキスト表示とは異なり、最適のバックライト8輝度以外では、情報が正しく伝わらない可能性がある。この点に鑑み、本第3の実施例では、表示画面に画像が含まれていない場合にのみバックライト8の省電力化を行う例である。
【0067】
図4〜図7を参照するに、ステップ301でコンテンツデータを取得すると、制御部3は、ステップ302においてコンテンツは画像データのみかどうかの判定を行う。
【0068】
ステップ302の判定の結果、画像データのみ(YES)の場合には、制御部3は、ステップ316でバックライト8の輝度を標準レベルに設定し、コンテンツを表示部5に表示する(ステップ317)。
【0069】
ステップ302の判定の結果、画像データのみではない(NO)場合には、制御部3は、コンテンツデータに指定されている文字色と背景色の明度を算出する(ステップ303)。
【0070】
次に、制御部3は、ステップ304において算出した文字色の明度xと背景色の明度yからコントラスト値bを算出する(ステップ304)。調節前の文字色と背景色の例を図8に示す。図8の例は、文字色の方が背景色より明度が高い状態を表している。コントラスト値bは、式(1)
b=|x−y|・・・・・・・(1)
により算出する。
【0071】
制御部3は、記憶部4に格納されている基準値aと算出されたコントラスト値bとを比較する(ステップ305)。基準値aは、バックライト8の輝度が最低レベルであってもユーザの視認性を確保可能なコントラスト値とする。
【0072】
制御部3は、ステップ305による比較の結果、コントラスト値bが基準値aより小さければ、ステップ307において基準値aを確保するように文字色と背景色の明度を調節する。図8に調節後の文字色と背景色の例を示す。基準値aに対して不足しているコントラストをcとすると、cは式(2)により与えられる。
【0073】
c=a−b・・・・・・・(2)
本第3の実施例では、不足しているコントラストを補うために、文字色の明度をc/2上げ、背景色の明度をc/2下げている。
【0074】
次に、制御部3は、ステップ305による比較の結果、算出されたコントラスト値bが基準値a以上であるとの判断がなされた(YES)場合には、ステップ306においてコンテンツに画像データを含むかどうかの判断を行う。
【0075】
ステップ306の判断の結果、画像データを含まない(NO)場合には、制御部3は、バックライト8の輝度を最低レベルに設定し(ステップ314)、コンテンツを表示する(ステップ315)。
【0076】
ステップ306の判断の結果、画像データを含む(YES)場合には、制御部3は、ステップ308において、表示部5に初期画面で表示する内容に画像が含まれるかどうかを判断する。図10にコンテンツ表示画面例を示す。画面1が表示する内容に画像を含む状態を示し、画面2が表示する内容に画像を含まない状態を表している。
【0077】
ステップ308の判断の結果、表示する内容に画像が含まれている場合(YES)には、制御部3はバックライト8の輝度を標準レベルに設定し、コンテンツを表示する(ステップ312、310)。表示する内容に画像が含まれていない場合(NO)には、制御部3はバックライト8の輝度を最低レベルに設定し、コンテンツを表示する(ステップ309、310)。
【0078】
次に、制御部3は、対象コンテンツデータを画面内に全て表示しているかを判断する(ステップ311)。具体的には、対象コンテンツデータ全てを表示するために、画面表示を切り替えるスクロール操作等が必要な場合である。
【0079】
図10に示す画面例で、画面1と画面2が1つのコンテンツデータであった場合には、図10における画面1で“■概況”以降は、初期画面では、表示部5の大きさの制約で表示することができず、スクロール操作による画面切り替えが必要となる。従って、ステップ311で対象コンテンツデータが画面内に全て表示されているかが判断され、その判断の結果、NOの場合にはステップ313に進み、ステップ313においてスクロール操作ありか否か判断される。
【0080】
ステップ311、313の判断の結果、画面内に全て表示していない場合で、スクロール操作があった場合、即ち、ステップ313のYESの場合には、ステップ308に戻り、スクロール操作を行った後に表示する画面について、再たび表示部5に表示する内容に画像が含まれるかどうかの判断処理に遷移する。
【0081】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成され、作用するものであり、本発明によれば、コンテンツデータの文字色と背景色のコントラスト制御を行うことにより、バックライトが低輝度の状態でも視認性を確保することができる効果が得られる。従って、常に、コンテンツの視認性を犠牲にすることなく、バックライトの省電力化を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施の形態を示すブロック構成図である。
【図2】本発明による一実施の形態における第1の実施例の動作フローを示すフローチャートである。
【図3】本発明による一実施の形態における第2の実施例の動作フローを示すフローチャートである。
【図4】本発明による一実施の形態における第3の実施例の動作フローを示すフローチャートである。
【図5】本発明による一実施の形態における第3の実施例の動作フローを示すフローチャートである。
【図6】本発明による一実施の形態における第3の実施例の動作フローを示すフローチャートである。
【図7】本発明による一実施の形態における第3の実施例の動作フローを示すフローチャートである。
【図8】本発明に係るコントラスト調節の一例を示す概念図である。
【図9】バックライトの輝度設定を示す概念図である。
【図10】コンテンツ表示例を示す図である。
【符号の説明】
1…アンテナ
2…無線部
3…制御部
4…記憶部
5…表示部
6…操作部
7…電源部
8…バックライト

Claims (8)

  1. HTML、GIF、JPEGのRGB値判別方式を用いることにより入力されたコンテンツデータの文字色と背景色の指定のみを検出し該指定された文字色の明度と背景色の明度を算出し該算出された明度から文字色と背景色のコントラスト値を算出して該算出されたコントラスト値と記憶部に格納されているコントラスト基準値とを比較して該算出されたコントラスト値と前記コントラスト基準値との差を算出し、文字色と背景色のコントラスト値が前記コントラスト基準値となるように文字色と背景色の明度を自動的に調節し、実際に入力されて表示されるコンテンツデータのバックライトの輝度レベルを設定する制御手段を有し、該制御手段は、更に電池残量が所定の閾値以上か否かを判断し、前記電池残量が前記閾値よりも低い場合であって、前記算出された文字色と背景色のコントラスト値が前記コントラスト基準値よりも小さいときには前記コントラスト基準値を確保するように前記文字色と背景色の明度を調節した後にバックライトの輝度を最低レベルに設定してコンテンツを表示することを特徴としたコンテンツのコントラスト制御方式。
  2. 前記算出された文字色と背景色のコントラスト値が前記コントラスト基準値よりも大きいときにはバックライトの輝度を最低レベルに設定してコンテンツを表示することを更に特徴とする請求項1に記載のコンテンツのコントラスト制御方式。
  3. 前記算出された文字色と背景色のコントラスト値が前記コントラスト基準値よりも小さいときには前記コントラスト基準値を確保するように前記文字色と背景色の明度を調節した後にバックライトの輝度を最低レベルに設定してコンテンツを表示することを更に特徴とする請求項1に記載のコンテンツのコントラスト制御方式。
  4. 前記制御手段は、電池残量が所定の閾値以上か否かを判断し、前記電池残量が前記閾値より高い場合にはバックライトの輝度を標準レベルに設定してコンテンツを表示することを更に特徴とする請求項1に記載のコンテンツのコントラスト制御方式。
  5. 前記制御手段は、電池残量が所定の閾値以上か否かを判断し、前記電池残量が前記閾値よりも低い場合であって、前記算出された文字色と背景色のコントラスト値が前記コントラスト基準値よりも大きいときにはバックライトの輝度を最低レベルに設定してコンテンツを表示することを更に特徴とする請求項4に記載のコンテンツのコントラスト制御方式。
  6. 前記制御手段は、取得されたコンテンツが画像データのみか否かを判断し、前記コンテンツが画像データのみの場合にはバックライトの輝度を標準輝度に設定してコンテンツを表示することを更に特徴とする請求項1に記載のコンテンツのコントラスト制御方式。
  7. 前記制御手段は、取得されたコンテンツが画像データのみか否かを判断し、前記コンテンツが画像データのみでなく、更に前記算出された文字色と背景色のコントラスト値が前記コントラスト基準値を確保している場合であって、前記コンテンツに画像データを含まない場合には、バックライトの輝度を最低レベルに設定してコンテンツを表示することを更に特徴とする請求項に記載のコンテンツのコントラスト制御方式。
  8. 前記制御手段は、取得されたコンテンツが画像データのみか否かを判断し、前記コンテンツが画像データのみでなく、更に前記算出された文字色と背景色のコントラスト値が前記コントラスト基準値を確保している場合であって、前記コンテンツに画像データを含む場合であって、かつ表示画面内に画像がない場合にはバックライトの輝度を最低輝度に設定してコンテンツを表示し、表示画面内に画像がある場合にはバックライトの輝度を標準輝度に設定してコンテンツを表示することを更に特徴とする請求項に記載のコンテンツのコントラスト制御方式。
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