JP4284467B2 - 撮像装置及び画像データ送受信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置及び画像データ送受信方法に係り、特に撮像した画像データを交換する技術に関する。
従来、撮像装置で撮影した画像データを交換する技術が様々考案されている。例えば特許文献1には、通信を制御するマスター側(クライアント側)のカメラの画像を一括して、あるいは選択して送信する、いわゆるPushモデルの画像交換システムが開示されている。また、特許文献2には、アイコンのタッチなどの簡単な操作で画像の整理検索用の識別情報(キーワード等)を画像に関連付けて記憶する技術が開示されている。特許文献3には、個々の画像にその転送先となる記憶媒体のIDを合わせて記録する技術が開示されている。
特開平9−284696号公報 特開平11−146317号公報 特開平11−234607号公報
しかし、カメラのメモリカードの大容量化につれ、メモリカードには、かなり以前に撮影した画像がそのまま記録されてあることが多い。そのため、特許文献1のように、メモリカードの画像を一括して送信すると、画像の受信側のユーザには無関係な画像まで送ってしまうことがある。これは、トラフィックの無駄であるし、受信した画像のうち不要なものを受信側のカメラでいちいち消去するのは非常に面倒である上、画像送信側カメラのユーザのプライバシーが漏洩する危険が高い。かといって、送信する画像を送信側のカメラで1枚1枚選択するのは、メモリカードの大容量化に伴い、多数の画像が記録可能となっているため、これもまた非常に面倒な作業となってしまう。
特許文献2によれば、同一の識別情報を有する画像のみを受信側のカメラに送信するように設定すれば、上記の欠点を解決する手段となりえる。しかし、どの受信側のカメラに対してどのキーワードを有する画像を送ってよいかの関連付けはユーザ管理しなければならず、これも手間がかかる作業である。
特許文献3によれば、特許文献2における欠点は改善されているものの、送信先が大容量ディスクといったような場合で送信先を設定変更する頻度が低い場合には有効であるが、複数のカメラ間で画像を交換したい場合のように送信先の設定が頻繁にかつグループ的に発生するような状況においてはやはり送信先の設定に大変手間がかかる。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、複数のカメラ間で画像を交換する場合において、カメラのユーザ交換の対象となる画像を1枚1枚設定することなく、画像を受信するカメラのユーザに関係する画像だけを自動設定できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る撮像装置は、撮影して画像データを生成する撮像手段と、前記画像データを格納する画像データ格納手段と、前記画像データを交換する撮像装置間で共通の画像グループ名を設定するための画像グループ名設定手段と、前記画像データ格納手段に前記画像データを書き込む際に、前記画像グループ名設定手段によって設定された画像グループ名を付加し、又は前記画像グループ名で管理可能に書き込む画像データ書込み手段と、前記画像データ格納手段から所定の画像グループ名が付加され、又は前記画像グループ名で管理された少なくとも一つの前記画像データを含む画像データ群を抽出する画像データ抽出手段と、前記画像グループ名及び前記画像データを他の撮像装置に対して送受信する通信手段と、を備え、前記画像データ抽出手段は、他の撮像装置から所定の画像グループ名を受信すると、前記受信した画像グループ名が付加され、又は前記受信した画像グループ名で管理された少なくとも一つの画像データを含む画像データ群を前記画像データ格納手段から抽出し、前記通信手段は、前記抽出した画像データ群を前記他の撮像装置に対して送信すると共に、前記通信手段が前記他の撮像装置から前記画像データ群を受信すると、前記画像データ書込み手段は、前記画像データ格納手段に前記受信した画像データ群を書き込む。
これにより、所望する画像データに付加され又は所望する画像データを管理する画像グループ名を指定すると、所望する画像データ群が自動的に選択される。そのため、画像交換をする撮像装置の間で画像グループ名を送受信すると、所望する画像データ群のみを送受信することができる。
また、前記通信手段が前記他の撮像装置から前記画像データ群を受信すると、前記画像データ書込み手段は、前記画像データ格納手段に前記受信した画像データ群に含まれる画像データに付加され、又は前記受信した画像データ群に含まれる画像データを管理する画像グループ名を含む名称の格納領域がある場合にはその格納領域に、ない場合には前記画像グループ名を含む名称の格納領域を生成してその格納領域に前記画像データを書込んでもよい。
これにより、受信した画像データは、その画像データに付加され又はその画像データを管理する画像グループ名を含む名称の格納領域に書込まれるため、画像データの整理が容易に行える。
また、前記画像データ抽出手段は、抽出した前記画像データ群の内容を示すリストを生成し、前記通信手段は、前記抽出した画像データ群の送信に先立ち、前記リストを前記他の撮像装置に対して送信し、前記他の撮像装置に前記リストに含まれる前記画像データを選択させ、前記選択された画像データのみを前記他の撮像装置に対して送信する。
これにより、受信側の撮像装置のユーザは、画像データを送受信する前にリストを見て、所望する画像データのみを受信してもらうことができる。
また、前記画像グループ名設定手段は、所望する数字を選択して生成した数字列、又は乱数発生手段を動作させて自動生成した数字列からなる画像グループ名を設定してもよい。
また、前記通信手段は、前記画像グループ名をブロードキャスト送信する、又は前記他の撮像装置を特定してその撮像装置に対してのみ送信し、前記画像グループ名を受信した撮像装置の画像グループ名設定手段は、前記受信した画像グループ名を設定してもよい。
これにより、一つの撮像装置が画像グループ名を設定し、他の撮像装置に画像グループ名を送信するため、画像グループ名の設定が容易にできる。
また本発明は、第一撮像装置と第二撮像装置との間で画像データを送受信する画像データ送受信方法であって、画像データの送受信を行なう前記第一撮像装置及び第二撮像装置間で共通の画像グループ名をそれぞれ設定するステップと、各撮像装置で撮影した画像データを記録する際に、前記共通の画像グループ名を前記画像データに付加し、又は前記画像グループ名で管理して記録するステップと、前記第一撮像装置が前記第二撮像装置から前記設定された画像グループ名を受信するステップと、前記第一撮像装置において前記画像グループ名が付加され、又は前記画像グループ名で管理された少なくとも一つの画像データを含む画像データ群を抽出するステップと、前記第一撮像装置が前記抽出した画像データ群を前記第二撮像装置に対して送信するステップと、前記第二撮像装置が前記画像データ群を受信するステップと、を含む。
この発明によると、画像送信側の撮像装置に記録されている多数の画像の中から、画像を受信する関連するユーザの画像だけを、画像グループ名を指定することにより選択して送信される。そのため、トラフィックの無駄がなく、受信側の撮像装置のユーザが不用な画像を一つ一つ消去する手間が省ける。また送信側の撮像装置のユーザのプライバシー(受信側のユーザに関係がないプライベートな画像)が漏洩することを防止できる。
以下、添付した図面を参照し本発明の好ましい実施の形態を説明する。
<第1実施形態>
図1は本発明の好ましい実施形態に係るデジタルカメラ10の裏側からみた外観図である。
デジタルカメラ(以下「カメラ」という)10は、その本体裏面に撮影画角を確認するための表示部110と、上下左右キー81、電源スイッチ82、メニューボタン83、実行ボタン84、キャンセルボタン85を備える。本体上面には、モードダイヤル150、レリーズボタン22、アンテナ32を備える。本体正面には、図示はしないものの撮像レンズ14を備える。表示部110には、カメラ10のモード(例えば「再生モード」)を選択すると、表示されている画像のユニークな情報であるコマ番号が表示される。
図2は本発明の好ましい実施形態に係るカメラ10のブロック構成図である。まず、同図のカメラ10において、中央処理装置(CPU)112は、レリーズスイッチ22、モードダイヤル150等を含む操作部113の各種のボタンやキーからの入力に基づいてカメラ10内の各回路を統括制御する。CPU112の実行するプログラムはEEPROM119に記憶される。
いま、モードダイヤル150によって静止画撮影モードが設定されると、CPU112は、動画(スルー画)を表示部110に表示させ、撮影画角を確認可能にする。即ち、撮像レンズ14を通過した光は、固体撮像素子102aに入射する。固体撮像素子102aの受光面には、フォトセンサが平面的に配列されており、該受光面に結像された被写体像は、各フォトセンサによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。こうして蓄積された信号電荷は、図示せぬドライバ回路から与えられるパルス信号に基づいて信号電荷に応じた電圧信号(画像信号)として順次読み出され、それぞれ撮像回路102bに加えられる。
撮像回路102bは、ゲイン調整回路を含み、得られた画像データは、それぞれ画像処理回路108及びハイパスフィルタ(HPF)125へ送られる。画像処理回路108は、A/D変換部108a、ホワイトバランス補正回路108b、ガンマ補正回路108c、YC処理回路108d、輝度・色差信号生成回路、シャープネス補正回路、コントラスト補正回路、撮影画像に対する輪郭補正を含む画像処理を行う輪郭処理部、画像のノイズ低減処理を行うノイズ低減処理部等を含む画像処理手段であり、CPU112からのコマンドに従って画像信号を処理する。
画像処理回路108に入力された画像データは、輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr、Cl信号)に変換されるとともに、ガンマ補正等の所定の処理が施された後、VRAM132に格納される。
一方、画像処理回路108のA/D変換部108aでデジタル信号に変換された画像データは、ハイパスフィルタ(HPF)125でG画素成分のみ抽出される。そして、積算処理回路126で抽出されたG画素成分に積算処理が施されてCPU112に送られる。CPU112は、積算処理回路126から送られた1画面分の64分割の画像データの内、上下左右キー81で任意に設定された被写体中心付近の4エリアの平均値を算出し、これをオートフォーカス(AF)評価値とする。AF評価値は、所定周期の経過毎に算出され、算出の度にメモリ127に更新記憶される。CPU112は、AF評価値に従って被写体の合焦を判定する。その判断方法は任意であるが、例えばAF評価値が極大点の近傍に略到達しているか否かを判断し、極大点に略達している場合は合焦していると判断し、その他の場合は合焦していないと判断する。あるいは、AF評価値が所定の閾値を超えていれば合焦していると判断することもできる。
撮影画像を表示部110にモニタ出力する場合、VRAM132からYC信号が読み出され、ビデオエンコーダ134に送られる。ビデオエンコーダ134は、入力されたYC信号を表示用の所定方式の信号(例えば、NTSC方式のカラー複合映像信号)に変換して表示部110に出力する。表示部110の駆動はドライバ111を介して行われる。
所定のフレームレートで処理された各フレームのYC信号は、VRAM132のA領域とB領域とに交互に書き込まれ、VRAM132のA領域及びB領域のうち、YC信号が書き込まれている方の領域以外の領域から、書き込まれているYC信号が読み出される。このようにしてVRAM132内のYC信号が定期的に書き換えられ、そのYC信号から生成される映像信号が表示部110に供給されることにより、撮像中の映像がリアルタイムに表示部110に表示される。ユーザは、表示部110に表示される映像(スルー)によって撮影画角を確認できる。
ここで、レリーズスイッチ22が半押しされると、AE及びAF処理が開始される。AE/AF処理が行われ、レリーズスイッチ22が全押しされることによって記録用の撮影動作がスタートする。レリーズスイッチ22全押しに応動して取得された画像データは画像処理回路108において輝度/色差信号(Y/C信号)に変換され、ガンマ補正等の所定の処理が施された後、VRAM132に格納される。
VRAM132に格納されたY/C信号は、圧縮伸長処理回路144によって所定のフォーマットに従って圧縮された後、メディアコントローラ146を介して記録媒体40にExif(Exchangeable Image File Format)ファイルとして記録される。画像はExifファイルのデータ部分に記録される。CPU112は上記Exifファイルのヘッダ部分の所定のタグ(Imagedescriptionタグなど)に撮影日時情報などを記録する。記録された画像は、通信インターフェース76を介して接続されたプリンタ200に送信することもできる。プリンタ200は、受信した画像をプリントする。
CPU112には、キセノン管からなるストロボ18の発光を制御するストロボ制御回路115も接続されており、静止画撮影において、低照度であることが検出された場合や、ストロボボタンによって発光が指示された場合や、強制発光モードが設定された場合にタイミングジェネレータ120によって発生されたタイミング信号に同期したタイミングで短時間(例えば1秒以上の短時間)発光するようにストロボ18を制御する。
モードダイヤル150によって動画撮影モードが設定されたときには、レリーズスイッチ22の全押し操作に連動して動画記録動作がスタートし、もう一度レリーズスイッチ22を押下すると動画記録動作が停止する。レリーズスイッチ22を押下継続している期間、録画動作を行い、押下解除によって録画を停止するようにしてもよい。動画データは、例えばモーションJPEG(MPEG)形式によって記録媒体40に記録される。
モードダイヤル150により再生モードが選択されると、記録媒体40に記録されている最終の画像ファイル(最後に記録されたファイル)の圧縮データが読み出される。最後の記録に係るファイルが静止画ファイルの場合、この読み出された画像圧縮データは、圧縮伸長処理回路144を介して非圧縮のYC信号に伸長され、VRAM132に保存される。VRAM132に保存されたYC信号は、ビデオエンコーダ134に加えられる。ビデオエンコーダ134は、入力するYC信号からNTSC方式のRGBカラー複合映像信号を作成し、これを表示部110に出力する。これにより、表示部110には記録媒体40に記録されている最終コマのコマ画像が表示される。
その後、上下左右キー81の右キーが押されると、順方向にコマ送りされ、上下左右キー81の左キーが押されると、逆方向にコマ送りされる。そして、コマ送りされたコマ位置の画像ファイルが記録媒体40から読み出され、上記と同様にしてコマ画像が表示部110に再生される。尚、最終コマのコマ画像が表示されている状態で順方向にコマ送りされると、記録媒体40に記録されている1コマ目の画像ファイルが読み出され、1コマ目のコマ画像が表示部110に再生される。
表示部110は、カメラ10に内蔵されたLCD114、ファインダー又は映像出力端子等に接続された外部の表示装置に相当する。なお、CPU112は、OSD信号発生回路を含み、OSD信号発生回路はシャッタ速度や絞り値、撮影可能枚数、撮影日時、警告指示等の文字及びアイコン等の記号を表示するための信号を発生させる。このOSD信号発生回路から出力される信号は、必要に応じて画像信号に混合されて、LCD114に供給される。これにより、スルー画像や再生画像に文字やアイコン等が合成された合成画像が表示される。
記録媒体40は、撮影で得た画像データを保持する手段であり、例えばスマートメディアと呼ばれるメモリカードが使用される。記録メディアの形態はこれに限定されず、PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリスティックなどでもよく、電子的、磁気的、もしくは光学的、又はこれらの組み合わせによる方式などに従って読み書き可能な媒体を用いることができる。異種・同種の記録メディアを問わず、複数の媒体を装着可能な構成にしてもよい。また、画像ファイルを保存する手段は、カメラ本体に着脱可能なリムーバブルメディアに限らず、カメラに内蔵された記録媒体(不揮発性メモリ128)であってもよい。
CPU112は、カメラ10の各回路を統括制御する制御回路であり、レリーズスイッチ22、上下左右キー81、電源スイッチ82、モードダイヤル150、情報位置指定キー83あるいは図示しないストロボボタン、ズームキー、メニュー/実行ボタンその他を含む操作部113から受信する信号に基づき、対応する回路の動作を制御するとともに、表示部110における表示制御、ストロボ発光制御、オートフォーカス(AF)制御及び自動露出(AE)制御等を行う。
カメラ10の電源が電源スイッチ82でオンされる度に、カメラボディ内部に装着される電池からなる主要電源164から、カメラ10の各回路に電源が供給される。
画像処理回路108からの画像データは、測光処理部157にも送られる。この測光処理部157は、外光の光量を測定する手段の一例である。測光処理部157は、入力される各画像データと、固体撮像素子102aの電荷蓄積時間、すなわち電子シャッタのシャッタ秒時とに基づいて被写体輝度の測光値(EV値)を算出する測光値算出部により構成できる。これにより、固体撮像素子102aの駆動が調節される。なお、電子シャッタのシャッタ秒時とともに絞り値を変化させてもよい。絞り値を変化させる場合には、絞り値を加味して被写体輝度に応じた測光値を算出する。このように、測光処理部157は、固体撮像素子102aを受光センサとしてTTL(Through The Lens) 測光方式によって被写体の明るさ(被写体輝度)を検出する。測光処理部157は、フォトトランジスタで構成された測光センサであってもよく、測光が可能な手段であれば特に限定されない。
カメラ10は、他のカメラと画像データの送受信制御を行う通信部31を備える。通信部31は、アンテナ32に接続される。また、通信部31は、赤外線通信(IrDA)ポートを備え、赤外線による通信制御を行ってもよい。
カメラ10は、タイマー50及びカレンダー時計51を備える。タイマー50は、セルフタイマーモード撮影時にレリーズボタン22が全押しされてからの時間を計測する。カレンダー時計51は、カメラ10が撮影した日時を計測してCPU112に送り、CPU112は、画像データのTag情報に撮影日時を書込む。
図3は、モードダイヤルの詳細を示す図である。モードダイヤル150は、「Play」(再生モード)、「Mov」(動画撮影モード)、「Cam」(静止画撮影モード)、「wireless」(無線通信モード)、「Setup」(セットアップモード)の5つのモードを設定する。モードダイヤル150を回転させて所望するモードを決定位置151に位置させることにより、モード設定ができる。画像交換を行う場合には、モードダイヤル150を操作し「wireless」モードを選択する。
図4は、CPU112の実行するプログラムをブロック図で示している。CPU112は、プログラムである画像グループ名設定手段112a、画像グループ名付加手段112b、画像データ書込み手段112c、画像データ抽出手段112d、画像グループ名指定手段112eを実行する。
画像グループ名設定手段112aは、これから撮影して生成する画像データが属する画像グループ名を設定する。本実施形態では、数字4桁からなる画像グループ名(以下「パスコード」という)が乱数を用いて自動設定される。
画像グループ名付加手段112bは、画像グループ名設定手段112aが設定したパスコードを、画像データ(Exifファイル)のTag情報に付加する。
画像データ書込み手段112cは、記録媒体40にパスコードと一致する名称をもつ格納領域があるか否かを判断し、あればその格納領域に同じパスコードの画像データを書込む。記録媒体40にパスコードに一致する格納領域がなければ、パスコードと一致する名称をもつ格納領域を生成し、その生成した格納領域に同じパスコードのる画像データを格納する。
画像データ抽出手段112dは、記録媒体40から所定のパスコードと一致する画像データを抽出する。
画像グループ名指定手段112eは、ユーザ上下左右キー81やモードダイヤル150を操作して入力したパスコードを取得する。記憶媒体40に記憶された画像の中から、所定のパスコードが付加された画像を検索する場合や、他のカメラに対し所望する画像データを要求するためにパスコードを指定する場合等に実行される。
これらのプログラムはEEPROM119に格納されており、CPU112が適宜メモリ127に読み出して実行する。
図5は、撮影した画像を記録する記憶媒体(以下「メモリカード」という)40の記録構造を示す模式図である。このメモリカード40は、後述する画像交換システムにおいて、送信側カメラに挿入されたメモリカードである。
メモリカード40には、ディレクトリ(又はフォルダ)と呼ばれる格納領域が、論理的なツリー状の階層構造により形成される。階層構造の最上位層はRootであり、その直下には第二階層のディレクトリが形成される。第二階層のディレクトリ名は、3桁の数字列からなるディレクトリ番号(例えば「001」)と4桁の数字列からなるパスコード(例えば「1234」)とを組み合わせたディレクトリ名(例えば「001-1234」)がつけられる。第二階層のディレクトリには、そのディレクトリ名に含まれるパスコードと同一のパスコードがTag情報に書込まれた画像データが格納される。ディレクトリ名「001-1234」のディレクトリには、パスコード「1234で撮影された5つの画像データ(ファイル名:DSCF0001.JPG、DSCF0002.JPG、DSCF0003.JPG、DSCF0004.JPG、DSCF0005.JPG)が含まれる。各画像データは、ファイル番号とディレクトリ番号とを組み合わせて一意に決まるコマ番号により識別できる。例えば、ディレクトリ「001-1234」に含まれるファイル名「DSCF0003.JPG」の画像データのコマ番号は、ディレクトリ番号「001」とファイル番号「0003」を組み合わせたコマ番号「001-0003」になる。
本実施形態では、パスコードを設定すると、そのパスコードをディレクトリ名に含む新しいディレクトリが作成され、そのディレクトリ下に当該パスコードが添付された画像ファイルが記録される。新しくディレクトリが作成される場合、そのディレクトリ番号は、既存の最大のディレクトリ番号+1になる。図5では、最後に設定したパスコードが「5678」であるため、「003-5678」というディレクトリが新しく作成されていて、その中に3枚の画像ファイルが記録されている。
この3枚の画像ファイルには、いずれも「5678」というパスコードの設定下で撮影されたため、このパスコードが添付される。図6に基づいて、パスコードが添付された画像ファイルの構造について説明する。図6は、Exifファイル形式に基づく画像ファイルの構造を示す模式図である。
図6の画像ファイル200は、付属情報であるTag情報210、サムネイル画像220、主画像230の大きく分けて3つの要素から構成される。これらのうちTag情報210には、撮影年月日の他、撮影時の条件である撮影モード、タイトル、ホワイトバランスモード、フォーカスモード、ストロボのON/OFF、パスコード、及び撮影したカメラ10を識別するためのユニークな情報として撮影機器アドレス(MACアドレス)が記録される。
次に図7に基づいて本実施形態に係る画像データ送受信処理の流れを説明する。図7は、カメラAとカメラBとの間で画像データの交換処理の流れを示すシーケンス図である。図7では、カメラA及びB(以下「両カメラ」という)がそれぞれマニュアルでパスコードを設定する例を示す。図7では、カメラAを送信側カメラ、カメラBを受信側カメラに位置付けたが、画像を撮影する時点では、どちらが送信側または受信側になるかを決めておく必要はなく、共通のパスコードのみ設定しておけばよい。
S701では、両カメラがSETUPモードに入る。ユーザが、モードダイヤル150を「SETUPモード」に合わせることによりSETUPモードに入ることができる。
S702では、パスコードの設定を行う。パスコードの設定は、まず表示部110にSETUPメニューを表示する。図8は、SETUPメニューの画面表示例を示す図である。図8のSETUPメニューにおいて「パスコード設定」を選択する。(図8では選択したメニューが白黒反転して表示されている。)「パスコード設定」を選択すると、図9の画面に遷移する。図9は、パスコード設定画面の例を示す図である。この画面においてユーザは左右キー81を操作し、4桁のパスコードの各桁を選択した後、上下キー81でその桁の値0乃至9をインクリメント又はデクリメント設定する。実行キー84を押すことにより、画像グループ名設定手段112aが、表示されているパスコードを不揮発性メモリ128に書込むので、前回設定したパスコードを変更しない場合には、この操作を行う必要はない。
パスコードを設定すると、S703では撮影モードを設定する。S704では、設定された撮影モード及びパスコードの下で画像の撮影を行う。画像グループ名付加手段112bは、撮影された画像データのTag情報にパスコードを付加する。画像データ書込み手段112cは、図5及び図6で説明したように、メモリカード40にそのパスコードが添付されたディレクトリがあるかないかを判断する。あれば、当該パスコードを含むディレクトリ名の下位層に画像ファイルを記録する、なければ、当該パスコードを含むディレクトリ名の格納領域を生成し、その下位層に画像データを書込む。本実施形態では、カメラAが3枚の画像を、カメラBが4枚の画像を撮影する。
次に、画像を送受信する場合について説明する。S705では、両カメラにおいてモードダイヤル150を操作してワイヤレスモードを選択し、図10に示すような無線通信の機能を選択する。図10は、無線通信機能の選択画面例を示す図である。
S706では、それぞれのカメラが、ワイヤレスモードのうち所望する機能を選択する。カメラAは、画像送信(自動)を選択し、カメラBは画像受信を選択する。図10の無線通信機能選択画面において画像送信(コマ選択)を選択すると、図11の送信先選択画面に続いて図12のコマ選択画面に遷移する。図12のコマ選択画面で選択した画像の1枚を送信することができる。なお、本実施形態のように画像送信(自動)を選択すると図12のような画像選択画面は表示されない
S707では、カメラAは周囲にある画像受信をスタンバイしているカメラをサーチする。S708では、カメラAの無線通信範囲に存在するカメラB,C,Dが受信側カメラとして応答する。応答するカメラは、アドレスと名称で応答する。ここで応答したカメラは、後述する受信側カメラの候補リストに掲載される。
S709では、カメラAの表示部110に図11に示す送信先選択画面において受信側カメラの候補リストが表示される。ユーザは、上下ボタン81でカーソルをスクロールして受信側カメラを選択する。図11では、名称「Hiroshi」の機器が選択されている。この状態で実行ボタン84を押すと、選択されている機器が画像送信先として指定される。
S710では、カメラAの通信部31がカメラBに対して接続要求を行い、S711ではカメラBが応答して接続が完了する。
S712では、カメラAは、カメラBに対し設定されているパスコードの要求を行い、S713では、カメラBがカメラAにパスコード「5678」を返す。
S714では、カメラAの画像データ抽出手段112dは、カメラAメモリカード40に記録されている画像群の中から、カメラBから受信したパスコードと一致するパスコードを有する画像ファイルを抽出し、リストを生成する。このリストは、サムネイル画像220のリストでもよいし、画像ファイル名のみのリストでもよい。上記の例では、パスコード「5678」の下で撮影された3枚の画像ファイルのリストが生成される。このリスト作成の際に、パスコードによって画像群を選択した上に、更に自分自身で撮影した画像かどうかを画像ファイルのTag情報210に記載された撮影機器情報をみて判断し、自らで撮影した画像ファイルのみを送信対象の画像ファイルとして更に絞り込んでもよい。これにより、他者から入手した画像を他者の許可なく第三者に渡してしまう可能性を低くすると共に、二台のカメラ間で相互に送信と受信とを行う場合(1回送信してから送信側/受信側を入れ替えて再度送信を行う場合)に、相手から受信した画像を相手に送り返してしまう無駄を省くことができる。
S715では、このリストに従って3枚の画像が順番に受信側に送信(Put)される。S716では、カメラBが1枚目の画像を正常に受信する、受信が正常に終了したことを示す情報をカメラAに返す。そして、S717において、受信した画像をカメラBの表示部110に表示するとともに、カメラBに挿入されたメモリカード40に記録される。S718乃至S722において、2枚目、3枚目の画像についても同様に送信され、記録される。
図13は、受信側カメラ(カメラB)における受信画像のメモリカード40への記録状態を示す模式図である。図13ではディレクトリ「002-8888」の下の画像群がカメラBにもともと記録されていた画像群である。そしてパスコード「5678」を設定すると「003-5678」のディレクトリが生成される。受信側カメラ(カメラB)でも、パスコード「5678」の設定下で撮影が4枚行われているので、すでに「003-5678」のディレクトリの下にDSCF0001.JPG乃至DSCF0004.JPGの画像ファイルが記録されている。
カメラAから受信した画像は、同一のパスコードを有するディレクトリに追記格納される。このとき、画像データ書込み手段112cは、ファイル番号を既存の最大のファイル番号に1を足した値から順次インクリメント設定する。図13では、受信した画像ファイルのファイル番号をインクリメントし、DSCF0005.JPG乃至DSCF0007.JPGに変えて記録する。受信側カメラにおいて、メモリカード40が交換されていた場合など、同一のパスコードを有するディレクトリが存在しない場合は、画像データ書込み手段112cが改めてそのパスコードを名称に含むディレクトリを生成し、そこの受信した画像ファイルを格納する。
S724では、画像送信が終了したため、カメラAがカメラBに対して切断要求を行い、S725においてカメラBが切断要求に従い切断が完了する。
<第2実施形態>
図14及び図15に基づいて第二実施形態について説明する。第二実施形態では、一台のカメラ(カメラA)が設定したパスコードを他のカメラ(カメラB)に送信、あるいはブロードキャストすることによりパスコードの共有を行う。本実施形態では、画像はカメラBからカメラAに送られるが、パスコードはカメラAで設定したものがカメラBに送られており、パスコードが送信される方向(カメラA→カメラB)と画像が送信される方向(カメラA→カメラB)は独立に操作することができる。
本実施形態では、図14に示すとおり、ワイヤレスモードにパスコードの送信及び受信機能が追加される。以下図15のステップ順に説明する。
S1501では、カメラAの画像グループ設定手段112aが乱数を用いてパスコードを生成する。図15では、パスコード「6789」を生成する。
S1502では、カメラBが受信スタンバイになる。
S1503では、カメラAが、周りにある受信スタンバイのカメラを探し、S1504でカメラB、Cが応答する。
S1505では、カメラAの表示部110に受信カメラの候補リストが表示される。S1506では、受信側カメラが正しく選択されているかを判断し、正しければS1507でカメラAがパスコード送信機能を選択、カメラBがパスコード受信機能を選択する。S1508ではカメラAから受信側カメラ(カメラB)にパスコードを送信し、S1509ではカメラBがカメラAに対し、正常にパスコードを受信したことを通知する。
S1510では、カメラA、Bが撮影モードを設定し、S1511では、カメラA、Bがパスコード「6789」下で撮影を行う。
S1512では、カメラBの画像データ抽出手段112dが、メモリカード40からパスコード「6789」と一致するパスコードの画像を抽出し、リストを作成する。カメラBのユーザは、4枚の画像データのファイル名又はサムネイル画像が並べて表示されたリストの中から3枚を選択する。
S1513では、カメラBからカメラAに画像を送信し、S1514でカメラAからカメラBに正常に受信したことを通知する。S1515では、カメラAが受信した画像を、メモリカード40のパスカード「6789」を含む名称のディレクトリに画像データを書込む。
S1516乃至S1521では、S1513乃至S1515までと同様の手順で2枚目、3枚目の画像がカメラBからカメラAに送信される。画像データの送信が全て終了するとS1522ではカメラBからカメラAに切断要求を行い、S1523で切断を完了する。
上記第1実施形態及び第2実施形態は、画像をPUSHする系であるが、画像をPULLする系にも本発明を適用できる。第3実施形態は、画像をPULLする系に適用した例を説明する。
<第3実施形態>
画像をPULLする系では、最初にPULL可能な画像のリストが画像送信側(カメラA)から画像受信側(カメラB)に送られるが、そのリストの画像をパスコードが一致するもののみに絞ったものを受信側に送る。以下、図16の各ステップ順に説明する。
S1601では、両カメラがSETUPモードに入る。S1602では、各々のカメラでパスコード「5678」の設定を行う。S1603では撮影モードを設定する。S1604では、設定された撮影モード及びパスコードの下で画像の撮影を行う。カメラAは3枚,カメラBは4枚撮影したとする。
S1605では、両カメラにおいてモードダイヤル150を操作してワイヤレスモードを選択し、S1606では、各々のカメラA,Bが、相互に送受信モードを選択する。
S1607では、カメラA、Bともには周囲にある画像受信をスタンバイしているカメラをサーチする。このとき送信側カメラの探索のタイミングが早いほうが、受信側カメラ、遅いほう(探索の結果見つけられた方)が送信側カメラになる。
S1608では、カメラAがカメラBに対して送信側カメラとして応答する。その他、カメラBの無線通信範囲に存在するカメラC,Dが送信側カメラとして応答する。S1609では、カメラBの表示部110に送信先選択画面が表示され、カメラAを送信先として選択する。
S1610では、カメラAの通信部31がカメラBに対して接続要求を行い、S1611ではカメラBが応答して接続が完了する。なお、S1609において、送信先選択画面の「ALL」を選択すると、カメラBの周囲にある全てのカメラに対して接続要求を行うブロードキャスト通信を行うことができる。ブロードキャスト通信の結果、S1609の送信先選択画面に表示された全てのカメラに対して接続要求が行われる。
S1612では、カメラBは、カメラAに対しパスコード「5678」を送信し、S1613では、カメラAがカメラBに「OK」を返す。
S1614では、カメラAの画像データ抽出手段112dは、カメラAのメモリカード40に記録されている画像群の中から、カメラBから受信したパスコード「5678」と一致するパスコードを有する画像ファイルを抽出し、リストを生成する。本実施形態では、パスコード「5678」の下で撮影された3枚の画像ファイルのリストが生成される。
S1615では、カメラBがこの画像ファイルのリストを要求し、S1616では、カメラAが画像ファイルのリストをカメラBに返す。
カメラBは、画像ファイルのリストに従って画像取得(Get)要求を行う。又は、画像ファイルのリストをユーザに表示し、Getする画像を選択させて画像取得要求を行ってもよい。
S1617では、画像ファイルのリストから1枚の画像を選択し、S1618において、その画像の画像Get要求をカメラBからカメラAに対して送る。S1619では、カメラAが画像Get要求に応じて1枚目の画像を送信する。S1620では、受信した画像をカメラBの表示部110に表示するとともに、カメラBに挿入されたメモリカード40に記録される。S1621乃至S1628において、2枚目、3枚目の画像についても同様に画像Get要求がされ、それに応じて画像が送信され、記録される。
S1629では、カメラBがカメラAに対して切断要求を行い、S1630においてカメラBが切断要求に従い切断が完了する。
本実施の形態により、所望する画像を指定して他のカメラから受信することができる。
上記実施形態に加えて、一度自動画像受信を行った受信側カメラのアドレスと、その際のパスコードを記憶しておき、同じカメラに同じパスコードで再び(2回以降)の自動送信を行おうとした場合にはユーザに警告表示を出す、あるいは自動送信を受け付けない、などの処理を加えておくと、誤って2回送信するというユーザのミスを防止することができる。
本発明の好ましい実施形態に係るデジタルカメラ10の裏側からみた外観図 本発明の好ましい実施形態に係るデジタルカメラのブロック構成図 モードダイヤルの詳細を示す図 第1実施形態に係るCPUの実行するプログラムを示すブロック図 撮影した画像を記録する記録媒体の記録構造を示す模式図 Exifファイル形式に基づく画像ファイルの構造を示す模式図 第1実施形態に係る画像データ送受信処理の流れを示すシーケンス図 SETUPメニューを示す図 パスコード設定画面の例を示す図 無線通信機能の選択画面の例を示す図 送信先選択画面の例を示す図 コマ選択画面の例を示す図 受信側カメラ(カメラB)における受信画像のメモリカード40への記録状態を示す模式図 第2実施形態に係る無線通信機能の選択画面の例を示す図 第2実施形態に係る画像データ送受信処理の流れを示すシーケンス図 第3実施形態に係る画像データ送受信処理の流れを示すシーケンス図
符号の説明
10:デジタルカメラ、31:通信部、40:記録媒体、110:表示部、112:CPU、112a:画像グループ名設定手段、112b:画像グループ名付加手段、112c:画像データ書込み手段、112d:画像データ抽出手段

Claims (6)

  1. 撮影して画像データを生成する撮像手段と、
    前記画像データを格納する画像データ格納手段と、
    前記画像データを交換する撮像装置間で共通の画像グループ名を設定するための画像グループ名設定手段と、
    前記画像データ格納手段に前記画像データを書き込む際に、前記画像グループ名設定手段によって設定された画像グループ名を付加し、又は前記画像グループ名で管理可能に書き込む画像データ書込み手段と、
    前記画像データ格納手段から所定の画像グループ名が付加され、又は前記画像グループ名で管理された少なくとも一つの前記画像データを含む画像データ群を抽出する画像データ抽出手段と、
    前記画像グループ名及び前記画像データを他の撮像装置に対して送受信する通信手段と、を備え、
    前記画像データ抽出手段は、他の撮像装置から所定の画像グループ名を受信すると、前記受信した画像グループ名が付加され、又は前記受信した画像グループ名で管理された少なくとも一つの画像データを含む画像データ群を前記画像データ格納手段から抽出し、前記通信手段は、前記抽出した画像データ群を前記他の撮像装置に対して送信すると共に、
    前記通信手段が前記他の撮像装置から前記画像データ群を受信すると、前記画像データ書込み手段は、前記画像データ格納手段に前記受信した画像データ群を書き込む、
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記通信手段が前記他の撮像装置から前記画像データ群を受信すると、前記画像データ書込み手段は、前記画像データ格納手段に前記受信した画像データ群に含まれる画像データに付加され、又は前記受信した画像データ群に含まれる画像データを管理する画像グループ名を含む名称の格納領域がある場合にはその格納領域に、ない場合には前記画像グループ名を含む名称の格納領域を生成してその格納領域に前記画像データを書込む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記画像データ抽出手段は、抽出した前記画像データ群の内容を示すリストを生成し、
    前記通信手段は、前記抽出した画像データ群の送信に先立ち、前記リストを前記他の撮像装置に対して送信し、前記他の撮像装置に前記リストに含まれる前記画像データを選択させ、前記選択された画像データのみを前記他の撮像装置に対して送信する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記画像グループ名設定手段は、所望する数字を選択して生成した数字列、又は乱数発生手段を動作させて自動生成した数字列からなる画像グループ名を設定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の撮像装置。
  5. 前記通信手段は、前記画像グループ名をブロードキャスト送信する、又は前記他の撮像装置を特定してその撮像装置に対してのみ送信し、
    前記画像グループ名を受信した撮像装置の画像グループ名設定手段は、前記受信した画像グループ名を設定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の撮像装置。
  6. 第一撮像装置と第二撮像装置との間で画像データを送受信する画像データ送受信方法であって、
    画像データの送受信を行なう前記第一撮像装置及び第二撮像装置間で共通の画像グループ名をそれぞれ設定するステップと、
    各撮像装置で撮影した画像データを記録する際に、前記共通の画像グループ名を前記画像データに付加し、又は前記画像グループ名で管理して記録するステップと、
    前記第一撮像装置が前記第二撮像装置から前記設定された画像グループ名を受信するステップと、
    前記第一撮像装置において前記画像グループ名が付加され、又は前記画像グループ名で管理された少なくとも一つの画像データを含む画像データ群を抽出するステップと、
    前記第一撮像装置が前記抽出した画像データ群を前記第二撮像装置に対して送信するステップと、
    前記第二撮像装置が前記画像データ群を受信するステップと、
    を含む画像データ送受信方法。
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