JP4283511B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばバッテリ等の入力電源の出力をスイッチング制御して負荷に供給するスイッチング電源装置に係り、特に入力電流のリプルを低減して、入力電源の寿命を延ばすようにしたスイッチング電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、電源装置の一つとして、例えばバッテリ等の入力電源の出力をスイッチング制御して負荷に供給するスイッチング電源装置が、多く用いられてきている。
【0003】
図9は、この種の従来のスイッチング電源装置の構成例を示すブロック回路図である。
【0004】
図9において、例えばバッテリ等の入力電源1の出力を、整流素子2aとスイッチング素子2bとリアクトル2cと平滑コンデンサ(以下、単にコンデンサと称する)2dとからなるスイッチング電源主回路2により、スイッチング制御して負荷11に供給する。
【0005】
出力電流検出器5では、スイッチング電源主回路2の出力電流を検出する。
【0006】
出力電圧検出器6では、スイッチング電源主回路2の出力電圧を検出する。
【0007】
制御装置31は、スイッチング電源主回路2の出力を制御すると共に、保護装置10からの信号に基づいて運転の停止を行なう。
【0008】
スイッチング電源主回路2の出力を制御するために、電圧制御装置8では、出力電圧検出器6からの出力と出力電圧指令値との偏差に基づいて、電圧指令値を出力する。
【0009】
コンパレータ12では、電圧制御装置8からの出力とキャリア発生器21からのキャリア信号とを入力し、両者を比較してスイッチングパターンを決定する。
【0010】
ゲート出力回路19では、コンパレータ12からの出力信号を増幅して、スイッチング電源主回路2に出力する。
【0011】
保護装置10では、出力電流検出器5からの出力電流、出力電圧検出器6からの出力電圧が設定値を越えると、制御装置31に対して保護信号を出力して、スイッチング電源主回路2の保護動作を行なう。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のような従来のスイッチング電源装置においては、次のような問題点がある。
【0013】
すなわち、バッテリ等の入力電源1で駆動するスイッチング電源装置は、入力電源1のリプルによって、入力電源1の寿命が低下する。
【0014】
この入力電源1のリプルを分類すると、スイッチング時のリプル、および制御応答によるリプルが存在する。
【0015】
このうち、スイッチング時のリプルは、温度変化によって、スイッチング電源主回路2のリアクトル2cのインダクタンスの減少、コンデンサ2dの容量が減少した場合に、リプルが増加する。
【0016】
また、スイッチング時のリプルは、デューティによって変化する。
【0017】
図9に示す従来例のような一相構成のスイッチング電源装置では、デューティ50%時にリプルが最大となり、二相構成のスイッチング電源装置では、デューティ25%およびデューティ75%時にリプルが最大となる。
【0018】
一方、制御応答によるリプルは、指令値が急峻な変化した場合には、この指令値に応答するために、瞬間的なリプルが発生する。
【0019】
また、入力電流が小電流時に、電流が断続状態から連続状態に変化する場合には、デューティに対する入力電流の相間関係が変化するために、瞬時的なリプルが発生する。
【0020】
以上のような入力電流のリプルによって、入力電源1の寿命が低下するという問題点がある。
【0021】
本発明の目的は、入力電流のリプルを低減して、入力電源の寿命を延ばすことが可能なスイッチング電源装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、発明では、入力電源の出力をスイッチング制御して負荷に供給し、主回路がスイッチング素子とリアクトルとコンデンサとからなるスイッチング電源装置において、スイッチング電源装置本体内の温度を検出する温度検出手段と、温度検出手段により検出された温度に基づいて、スイッチング電源装置本体のスイッチング周波数を補正するスイッチング周波数補正手段とを備え、スイッチング周波数補正手段としては、温度検出手段により検出された温度に基づいて、リアクトルのインダクタンスとコンデンサの容量の変化を演算する手段と、基準温度でのリアクトルのインダクタンスとコンデンサの容量に対する変化率を演算する手段と、演算されたリアクトルのインダクタンスとコンデンサの容量の変化率に応じた値を、スイッチング電源装置本体のスイッチング周波数の補正量として出力する手段とを備えている。
【0044】
以上により、入力電源の寿命を延ばすことが可能となる。
【0045】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0046】
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態によるスイッチング電源装置の構成例を示すブロック回路図であり、図9と同一要素には同一符号を付して示している。
【0047】
図1において、例えばバッテリ等の入力電源1は、その出力を、整流素子2aとスイッチング素子2bとリアクトル2cとコンデンサ2dとからなるスイッチング電源主回路2により、スイッチング制御して負荷11に電源を供給する。
【0048】
出力電圧検出器6は、スイッチング電源主回路2の出力電圧を検出し、出力電圧指令値との偏差を出力電圧制御装置8に出力する。
【0049】
出力電圧制御装置8は、電圧指令値をコンパレータ12に出力する。
【0050】
温度検出器13は、リアクトル2cとコンデンサ2dに近接した温度、すなわちスイッチング電源装置本体内の温度を検出し、スイッチング周波数補正装置16と、補正開始判定器14および補正完了判定器15にそれぞれ出力する。
【0051】
補正開始判定器14は、温度検出器13により検出された温度が規定温度以下になったことを検出した場合に、制御を開始する信号を出力する。
【0052】
補正完了判定器15は、温度検出器13により検出された温度が規定値を超えた場合に、補正を完了する信号を出力する。
【0053】
スイッチング周波数補正装置16は、温度検出器13により検出された温度に基づいて、スイッチング電源装置本体のスイッチング周波数を補正する。
【0054】
すなわち、スイッチング周波数補正装置16は、インダクタンス演算器24と、定常温度インダクタンス値設定器17と、除算器18とからなる。
【0055】
インダクタンス演算器24は、あらかじめリアクトル2cのインダクタンスの温度特性、コンデンサ2dの温度特性を保存しており、温度検出器13により検出された温度に基づいてインダクタンスの値を出力する。
【0056】
除算器18は、定常温度インダクタンス値設定器17により設定された定常温度時のインダクタンス値を、インダクタンス演算器24からの演算結果で除算し、スイッチング周波数補正信号としてキャリア発生器21に出力する。
【0057】
キャリア発生器21は、スイッチング周波数補正信号を基本周波数に加算した周波数のキャリア信号を、コンパレータ12に出力する。
【0058】
コンパレータ12は、キャリア発生器21からのキャリア信号と出力電圧制御装置8からの電圧指令値とを比較し、その比較の比較結果を、ゲート出力回路19に出力する。
【0059】
ゲート出力回路19は、コンパレータ12からの出力信号を増幅して、スイッチング電源主回路2内のスイッチング素子2bに出力する。
【0060】
以上のような本実施の形態によるスイッチング電源装置においては、スイッチング周波数補正装置16では、温度検出器13からの出力から、リアクトル2cのインダクタンス、コンデンサ2dの容量の減少値を推定し、この推定値から、定常状態に反比例した値を補正値として出力する。
【0061】
そして、この補正値の出力をキャリア発生器21で加算することにより、リアクトル2cのインダクタンス、コンデンサ2dの容量の減少時のスイッチング周波数を増加させることで、入力電流のリプルを低減することができる。
【0062】
この場合、リアクトル2cのインダクタンスとコンデンサ2dの容量の変化率に応じて、スイッチング電源装置本体のスイッチング周波数を補正することにより、スイッチング周波数の補正をより精度良く行なうことができる。
【0063】
また、温度検出器13により検出された温度が規定温度以下になったことを検出した場合に、スイッチング電源装置本体のスイッチング周波数の補正を開始し、温度検出器13により検出された温度が規定値を超えた場合に、スイッチング電源装置本体のスイッチング周波数の補正を停止することにより、スイッチング周波数の補正をより効率的に行なうことができる。
【0064】
補正開始判定器14は、制御を開始する信号を出力する。
【0065】
上述したように、本実施の形態によるスイッチング電源装置では、スイッチング電源装置本体内のリアクトル2cのインダクタンス、コンデンサ2dの容量の減少時にスイッチング周波数を増加させて、温度の変化によってリアクトル2cのインダクタンスおよびコンデンサ2dの容量が減少した場合でも、入力電流のリプルをより効率的にかつより精度良く低減して、入力電源1の寿命を延ばすことが可能となる。
【0066】
(第2の実施の形態)
図2は、本実施の形態によるスイッチング電源装置の構成例を示すブロック回路図であり、図1と同一要素には同一符号を付して示している。
【0067】
図2において、例えばバッテリ等の入力電源1は、その出力を、整流素子2aとスイッチング素子2bとリアクトル2cとコンデンサ2dとからなるスイッチング電源主回路2により、スイッチング制御して負荷11に電源を供給する。
【0068】
出力電圧検出器6は、スイッチング電源主回路2の出力電圧を検出し、出力電圧指令値との偏差を出力電圧制御装置8に出力する。
【0069】
出力電圧制御装置8は、電圧指令値をコンパレータ12に出力する。
【0070】
入力電流検出器4は、スイッチング電源主回路2の入力電流を検出する。
【0071】
リプル電流検出器22は、入力電流検出器4により検出された入力電流のリプル量を検出する。
【0072】
スイッチング周波数補正装置16aは、リプル電流検出器22により検出されたリプル量に比例した値を、キャリア発生器21に出力する。
【0073】
キャリア発生器21は、スイッチング周波数補正信号を基本周波数に加算した周波数のキャリア信号を、コンパレータ12に出力する。
【0074】
コンパレータ12は、キャリア発生器21からのキャリア信号と出力電圧制御装置8からの電圧指令値とを比較し、その比較の比較結果を、ゲート出力回路19に出力する。
【0075】
ゲート出力回路19は、コンパレータ12からの出力信号を増幅して、スイッチング電源主回路2内のスイッチング素子2bに出力する。
【0076】
以上のような本実施の形態によるスイッチング電源装置においては、スイッチング電源主回路2の入力電流のリプルに応じて、スイッチング周波数を増加させることで、入力電流のリプルを低減することができる。
【0077】
上述したように、本実施の形態によるスイッチング電源装置では、スイッチング電源装置本体の入力電流のリプル値に応じてスイッチング周波数を増加させて、温度の変化によってリアクトル2cのインダクタンスおよびコンデンサ2dの容量が減少した場合でも、入力電流のリプルを低減して、入力電源1の寿命を延ばすことが可能となる。
【0078】
(第3の実施の形態)
図3は、本実施の形態によるスイッチング電源装置の構成例を示すブロック回路図であり、図2と同一要素には同一符号を付して示している。
【0079】
図3において、例えばバッテリ等の入力電源1は、その出力を、整流素子2aとスイッチング素子2bとリアクトル2cとコンデンサ2dとからなるスイッチング電源主回路2により、スイッチング制御して負荷11に電源を供給する。
【0080】
出力電圧検出器6は、スイッチング電源主回路2の出力電圧を検出し、出力電圧指令値との偏差を出力電圧制御装置8に出力する。
【0081】
出力電圧制御装置8は、電圧指令値をコンパレータ12に出力する。
【0082】
入力電流検出器4は、スイッチング電源主回路2の入力電流を検出する。
【0083】
リプル電流検出器22は、入力電流検出器4により検出された入力電流のリプル量を検出する。
【0084】
スイッチング周波数補正装置16aは、リプル電流検出器22により検出されたリプル量に比例した値を、キャリア発生器21に出力する。
【0085】
キャリア発生器21は、スイッチング周波数補正信号を基本周波数に加算した周波数のキャリア信号を、コンパレータ12に出力する。
【0086】
コンパレータ12は、キャリア発生器21からのキャリア信号と出力電圧制御装置8からの電圧指令値とを比較し、その比較の比較結果を、ゲート出力回路19に出力する。
【0087】
ゲート出力回路19は、コンパレータ12からの出力信号を増幅して、スイッチング電源主回路2内のスイッチング素子2bに出力する。
【0088】
保護装置23は、リプル電流検出器22により検出されたリプル量が規定の保護設定値を超えた場合に、スイッチング電源装置本体の運転を停止する信号をゲート出力回路19に出力すると共に、アラーム表示装置23aに警報を出力する。
【0089】
以上のような本実施の形態によるスイッチング電源装置においては、スイッチング電源主回路2の入力電流のリプルに応じて、スイッチング周波数を増加させることで、入力電流のリプルを低減することができる。
【0090】
また、主回路および制御回路の異常等によって、スイッチング電源装置本体の入力電流のリプルが過大になった場合に、保護装置23が動作することで入力電源1の保護を行なうことができる。
【0091】
上述したように、本実施の形態によるスイッチング電源装置では、スイッチング電源装置本体の入力電流のリプル値に応じてスイッチング周波数を増加させて、温度の変化によってリアクトル2cのインダクタンスおよびコンデンサ2dの容量が減少した場合でも、入力電流のリプルを低減して、入力電源1の寿命を延ばすことが可能となる。
【0092】
また、温度の変化によってスイッチング電源主回路2内のリアクトル2cのインダクタンスおよびコンデンサ2dの容量が減少した場合でも、入力電源1の保護を行なって、入力電源1の寿命を延ばすことが可能となる。
【0093】
(第4の実施の形態)
図4は、本実施の形態によるスイッチング電源装置の構成例を示すブロック回路図であり、図1と同一要素には同一符号を付して示している。
【0094】
図4において、例えばバッテリ等の入力電源1は、その出力を、整流素子2aとスイッチング素子2bとリアクトル2cとコンデンサ2dとからなるスイッチング電源主回路2により、スイッチング制御して負荷11に電源を供給する。
【0095】
出力電圧検出器6は、スイッチング電源主回路2の出力電圧を検出し、出力電圧指令値との偏差を出力電圧制御装置8に出力する。
【0096】
出力電圧制御装置8は、電圧指令値をコンパレータ12に出力する。
【0097】
入力電圧検出器30は、スイッチング電源主回路2の入力電圧を検出する。
【0098】
デューティ推定器33は、入力電圧検出器30により検出された入力電圧と出力電圧指令値とに基づいて、スイッチング電源装置本体のデューティを推定演算する。
【0099】
キャリア補正器25は、デューティ推定器33により演算されたデューティを補正関数器25bに出力し、このデューティに反比例した値を、キャリア発生器21に出力する。
【0100】
キャリア発生器21は、キャリア補正器25からの出力値を基本周波数に加算したキャリア信号を、コンパレータ12に出力する。
【0101】
コンパレータ12は、キャリア発生器21からのキャリア信号と出力電圧制御装置8からの電圧指令値とを比較し、その比較の比較結果を、ゲート出力回路19に出力する。
【0102】
ゲート出力回路19は、コンパレータ12からの出力信号を増幅して、スイッチング電源主回路2内のスイッチング素子2bに出力する。
【0103】
以上のような本実施の形態によるスイッチング電源装置においては、スイッチング電源主回路2の入力電圧の検出値と出力電圧の指令値とからデューティを推定演算し、このデューティの推定値に反比例した値をスイッチング電源装置本体のスイッチング周波数の周波数指令値に加算することにより、デューティが小さい場合には、スイッチング周波数を増加させることで、入力電流のリプルを低減することができる。
【0104】
上述したように、本実施の形態によるスイッチング電源装置では、スイッチング電源装置本体のデューティの減少に従いスイッチング周波数を高くすることにより、デューティが小さい場合にはスイッチング周波数を増加させて、デューティの変化による入力電流のリプルを低減して、入力電源1の寿命を延ばすことが可能となる。
【0105】
(第5の実施の形態)
図5は、本実施の形態によるスイッチング電源装置の構成例を示すブロック回路図であり、図4と同一要素には同一符号を付して示している。
【0106】
図5において、例えばバッテリ等の入力電源1は、その出力を、整流素子2aとスイッチング素子2bとリアクトル2cとコンデンサ2dとからなるスイッチング電源主回路2により、スイッチング制御して負荷11に電源を供給する。
【0107】
出力電圧検出器6は、スイッチング電源主回路2の出力電圧を検出し、出力電圧指令値との偏差を出力電圧制御装置8に出力する。
【0108】
出力電圧制御装置8は、電圧指令値をコンパレータ12に出力する。
【0109】
入力電圧検出器30は、スイッチング電源主回路2の入力電圧を検出する。
【0110】
デューティ推定器33は、入力電圧検出器30により検出された入力電圧と出力電圧指令値とに基づいて、スイッチング電源装置本体のデューティを推定演算する。
【0111】
キャリア補正器25cは、デューティ推定器33により演算されたデューティを補正関数器25dに出力し、一相スイッチング電源の構成でリプルが最大となるデューティ50%時の補正値を最大となる補正値として、キャリア発生器21に出力する。
【0112】
キャリア発生器21は、キャリア補正器25cからの補正値を基本周波数に加算し、この周波数のキャリア信号を、コンパレータ12に出力する。
【0113】
コンパレータ12は、キャリア発生器21からのキャリア信号と出力電圧制御装置8からの電圧指令値とを比較し、その比較の比較結果を、ゲート出力回路19に出力する。
【0114】
ゲート出力回路19は、コンパレータ12からの出力信号を増幅して、スイッチング電源主回路2内のスイッチング素子2bに出力する。
【0115】
以上のような本実施の形態によるスイッチング電源装置においては、スイッチング電源主回路2の入力電圧の検出値と出力電圧の指令値とからデューティを推定演算し、リプルが最大となるデューティでのスイッチング周波数を最大として動作させることにより、入力電流のリプルを低減することができる。
【0116】
上述したように、本実施の形態によるスイッチング電源装置では、スイッチング電源装置本体のリプルが大きくなるデューティでは、スイッチング周波数を高くすることにより、デューティの変化による入力電流のリプルを低減して、入力電源1の寿命を延ばすことが可能となる。
【0117】
(第6の実施の形態)
図6は、本実施の形態によるスイッチング電源装置の構成例を示すブロック回路図であり、図2と同一要素には同一符号を付して示している。
【0118】
図6において、例えばバッテリ等の入力電源1は、その出力を、整流素子2aとスイッチング素子2bとリアクトル2cとコンデンサ2dとからなるスイッチング電源主回路2により、スイッチング制御して負荷11に電源を供給する。
【0119】
出力電圧検出器6は、スイッチング電源主回路2の出力電圧を検出し、出力電圧指令値との偏差を出力電圧制御装置8に出力する。
【0120】
出力電圧制御装置8は、電圧指令値を出力指令リミッタ27に出力する。
【0121】
入力電流検出器4は、スイッチング電源主回路2の入力電流を検出し、その出力を電流断続検出器28に出力する。
【0122】
電流断続検出器28は、入力電流検出器4により検出された入力電流が断続する状態から連続状態になる電流基準を保存し、それ以下の場合には出力指令を制限するように出力指令リミッタ27のリミット値を設定する。
【0123】
出力指令リミッタ27は、電流断続検出器28により設定されたリミット値にしたがって、出力電圧制御装置8からの出力を制限した電圧指令値をコンパレータ12に出力する。
【0124】
キャリア発生器21は、一定周波数のキャリア信号を、コンパレータ12に出力する。
【0125】
コンパレータ12は、キャリア発生器21からのキャリア信号と出力指令リミッタ27からの電圧指令値とを比較し、その比較の比較結果を、ゲート出力回路19に出力する。
【0126】
ゲート出力回路19は、コンパレータ12からの出力信号を増幅して、スイッチング電源主回路2内のスイッチング素子2bに出力する。
【0127】
以上のような本実施の形態によるスイッチング電源装置においては、スイッチング電源主回路2の入力電流が小電流時に、電流が断続状態から連続状態に変化する期間の出力電圧制御装置8からの出力を制限することで、スイッチング電源装置本体のデューティに対する入力電流の相間関係が変化する時に発生する瞬時的なリプルを低減することができる。
【0128】
上述したように、本実施の形態によるスイッチング電源装置では、スイッチング電源主回路2の入力電流が小電流時に、電流が断続状態から連続状態に変化する期間の出力電圧の制御出力を制限して、デューティに対する入力電流の相間関係が変化する時に発生する瞬時的なリプルを低減して、入力電源1の寿命を延ばすことが可能となる。
【0129】
(第7の実施の形態)
図7は、本実施の形態によるスイッチング電源装置の構成例を示すブロック回路図であり、図6と同一要素には同一符号を付して示している。
【0130】
図7において、例えばバッテリ等の入力電源1は、その出力を、整流素子2aとスイッチング素子2bとリアクトル2cとコンデンサ2dとからなるスイッチング電源主回路2により、スイッチング制御して負荷11に電源を供給する。
【0131】
入力電流検出器4は、スイッチング電源主回路2の入力電流を検出し、その出力をゲイン切替器26に出力する。
【0132】
また、入力電流検出器4からの出力と入力電流指令値との偏差を入力電流制御装置7に出力する。
【0133】
出力電流検出器5は、スイッチング電源主回路2の出力電流を検出する。
【0134】
出力電圧検出器6は、スイッチング電源主回路2の出力電圧を検出し、出力電圧指令値との偏差を出力電圧制御装置8に出力する。
【0135】
最小値選択装置9は、入力電流制御装置7からの出力と出力電圧制御装置8からの出力とのうちの小さい方を、出力電流制御装置10に出力する。
【0136】
出力電流制御装置10は、最小値選択装置9からの出力と出力電流検出器5により検出された出力電流との偏差に基づいて、スイッチング電源主回路2の電流指令値をコンパレータ12に出力する。
【0137】
ゲイン切替器26は、入力電流検出器4により検出された入力電流に反比例したゲイン補正値を、入力電流制御装置7と出力電圧制御装置8、および出力電流制御装置10にそれぞれ出力する。
【0138】
キャリア発生器21は、一定周波数のキャリア信号を、コンパレータ12に出力する。
【0139】
コンパレータ12は、キャリア発生器21からのキャリア信号と出力電流制御装置10からの電流指令値とを比較し、その比較結果をゲート出力回路19に出力する。
【0140】
ゲート出力回路19は、コンパレータ12からの出力信号を増幅して、スイッチング電源主回路2内のスイッチング素子2bに出力する。
【0141】
以上のような本実施の形態によるスイッチング電源装置においては、スイッチング電源主回路2の入力電流が小電流の場合に制御応答が遅くなるのを、入力電流制御装置7、出力電圧制御装置8、出力制御装置10のゲインに補正を加えて改善することで、スイッチング電源装置本体の入力電流基準を絞る必要がある場合に発生する、入力電流のリプルを低減することができる。
【0142】
上述したように、本実施の形態によるスイッチング電源装置では、スイッチング電源主回路2の入力電流が小電流時に、入力電流制御、出力電圧制御、出力制御のゲインを補正して、小電流時の制御応答性を改善することで、小電流時の電流リプルを低減して、入力電源1の寿命を延ばすことが可能となる。
【0143】
(第8の実施の形態)
図8は、本実施の形態によるスイッチング電源装置におけるスイッチング電源主回路の構成例を示す斜視図であり、図1と同一要素には同一符号を付して示している。
【0144】
図8において、スイッチング電源主回路2は、スイッチング素子2bのフィン32に、リアクトル2cとコンデンサ2dの両方を一体に取り付ける、すなわちスイッチング素子2bとリアクトル2cとコンデンサ2dを同一のフィン32に取り付けた構成としている。
【0145】
なお、スイッチング素子2bのフィン32に、リアクトル2cまたはコンデンサ2dのうちのいずれか一方のみを一体に取り付けるようにしてもよい。
【0146】
以上のような本実施の形態によるスイッチング電源装置においては、リアクトル2cとコンデンサ2dの温度変化を低減することができ、入力電流のリプルを低減することができる。
【0147】
上述したように、本実施の形態によるスイッチング電源装置では、温度の変化によってスイッチング電源装置本体内のリアクトル2cのインダクタンスおよびコンデンサ2dの容量の減少した場合でも、入力電流のリプルを低減して、入力電源1の寿命を延ばすことが可能となる。
【0148】
(その他の実施の形態)
尚、本発明は、上記各実施の形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で、種々に変形して実施することが可能である。
また、各実施の形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合には組み合わせた作用効果を得ることができる。
さらに、上記各実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより、種々の発明を抽出することができる。
例えば、実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題(の少なくとも一つ)が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果(の少なくとも一つ)が得られる場合には、この構成要件が削除された構成を発明として抽出することができる。
【0149】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のスイッチング電源装置によれば、温度の変化によってスイッチング電源装置本体内のリアクトルのインダクタンスおよびコンデンサの容量が減少した場合でも、入力電流のリプルを低減して、入力電源の寿命を延ばすことが可能となる。
【0150】
また、本発明のスイッチング電源装置によれば、デューティの変化による入力電流のリプルを低減して、入力電源の寿命を延ばすことが可能となる。
【0151】
さらに、本発明のスイッチング電源装置によれば、小電流の電流断続状態から連続状態に移行する場合の電流のリプルを低減して、入力電源の寿命を延ばすことが可能となる。
【0152】
さらにまた、本発明のスイッチング電源装置によれば、小電流時の制御応答性を改善し、小電流時の電流リプルを低減して、入力電源の寿命を延ばすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスイッチング電源装置の第1の実施の形態を示すブロック回路図。
【図2】本発明によるスイッチング電源装置の第2の実施の形態を示すブロック回路図。
【図3】本発明によるスイッチング電源装置の第3の実施の形態を示すブロック回路図。
【図4】本発明によるスイッチング電源装置の第4の実施の形態を示すブロック回路図。
【図5】本発明によるスイッチング電源装置の第5の実施の形態を示すブロック回路図。
【図6】本発明によるスイッチング電源装置の第6の実施の形態を示すブロック回路図。
【図7】本発明によるスイッチング電源装置の第7の実施の形態を示すブロック回路図。
【図8】本発明によるスイッチング電源装置の第8の実施の形態を示す斜視図。
【図9】従来のスイッチング電源装置の構成例を示すブロック回路図。
【符号の説明】
1…入力電源
2…スイッチング電源主回路
2a…整流素子
2b…スイッチング素子
2c…リアクトル
2d…コンデンサ
3…出力選択装置
4…入力電流検出器
5…出力電流検出器
6…出力電圧検出器
7…入力電流制御装置
8…出力電圧制御装置
9…最小値選択装置
10…出力電流制御装置
11…負荷
12…コンパレータ
13…温度検出器
14…補正開始判定器
15…補正完了判定器
16…スイッチング周波数補正装置
16a…スイッチング周波数補正装置
17…定常温度インダクタンス値設定器
18…除算器
18a…補正ゲイン
19…ゲート出力回路
21…キャリア発生器
22…リプル検出器
23…保護装置
23a…警報装置
24…インダクタンス演算装置
25…キャリア補正器
25b…キャリア補正関数器
25c…キャリア補正器
25d…キャリア補正関数器
26…ゲイン切替器
27…出力指令リミッタ
28…電流断続検出器
29a…入力電流基準リミッタ
29b…出力電圧基準リミッタ
30…入力電圧検出器
31…従来の制御装置
32…フィン
33…デューティ推定装置。

Claims (6)

  1. 入力電源の出力をスイッチング制御して負荷に供給し、主回路がスイッチング素子とリアクトルとコンデンサとからなるスイッチング電源装置において、
    前記スイッチング電源装置本体内の温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段により検出された温度に基づいて、前記スイッチング電源装置本体のスイッチング周波数を補正するスイッチング周波数補正手段とを備え、
    前記スイッチング周波数補正手段としては、
    前記温度検出手段により検出された温度に基づいて、前記リアクトルのインダクタンスと前記コンデンサの容量の変化を演算する手段と、
    基準温度での前記リアクトルのインダクタンスと前記コンデンサの容量に対する変化率を演算する手段と、
    前記演算されたリアクトルのインダクタンスと前記コンデンサの容量の変化率に応じた値を、前記スイッチング電源装置本体のスイッチング周波数の補正量として出力する手段と、
    を備えて成ることを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 前記請求項1に記載のスイッチング電源装置において、
    前記温度検出手段により検出された温度が規定温度以下であることを検出した場合に、前記スイッチング周波数補正手段によるスイッチング周波数の補正を開始する補正開始判定手段と、
    前記温度検出手段により検出された温度が前記規定温度以上となったことを検出した場合に、前記スイッチング周波数補正手段によるスイッチング周波数の補正を停止する補正完了判定手段と、
    を付加して成ることを特徴とするスイッチング電源装置。
  3. 前記請求項1または請求項2に記載のスイッチング電源装置において、
    前記スイッチング素子のフィンに、前記リアクトルまたは前記コンデンサのうちの少なくとも一方を一体に取り付けて成ることを特徴とするスイッチング電源装置。
  4. 入力電源の出力をスイッチング制御して負荷に供給するスイッチング電源装置において、
    前記スイッチング電源装置本体の出力電圧指令値と前記スイッチング電源装置本体の入力電圧の検出値とに基づいて、前記スイッチング電源本体のデューティを演算するデューティ演算手段と、
    前記デューティ演算手段により演算されたデューティに応じて、前記スイッチング電源装置本体のスイッチング周波数を反比例的に補正するスイッチング周波数補正手段と、
    を備えて成ることを特徴とするスイッチング電源装置。
  5. 入力電源の出力をスイッチング制御して負荷に供給するスイッチング電源装置において、
    前記スイッチング電源装置本体の出力電圧指令値と前記スイッチング電源装置本体の入力電圧の検出値とに基づいて、前記スイッチング電源本体のデューティを演算するデューティ演算手段と、
    前記デューティ演算手段により演算されたデューティから当該デューティに対する最大リプルを求め、この時の補正ゲインを最大値として前記スイッチング電源装置本体のスイッチング周波数の補正するスイッチング周波数補正手段と、
    を備えて成ることを特徴とするスイッチング電源装置。
  6. 前記請求項4または請求項5に記載のスイッチング電源装置において、
    前記スイッチング電源装置は、前記入力電源の出力を、スイッチング素子とリアクトルとコンデンサとからなる主回路によりスイッチング制御して前記負荷に供給し、
    前記スイッチング素子のフィンに、前記リアクトルまたは前記コンデンサのうちの少なくとも一方を一体に取り付けて成ることを特徴とするスイッチング電源装置。
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