JP4283093B2 - 情報提供装置及び情報提供方法 - Google Patents

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Description

本発明は、アクセス要求に対応して情報提供を行う情報提供装置に関し、特に、情報提供装置から提供される情報の更新をより容易に実行可能な技術に関する。
インターネットの普及に伴い、多種多様なWebサイトが開設されている。Webサーバとしての情報提供装置は、利用者(閲覧者)の端末からWebサイトやWebページ等に対するアクセス要求を受け取ると、その利用者の端末に向けて要求に対応する情報を配信する。
インターネットを利用した店舗や施設等からの情報提供も盛んに行われている。例えば、特許文献1に開示されるシステムでは、利用者の端末で表示されている地図画面中の広告対象物が選択されると、それに対応するより詳細な広告情報が表示されるようになっている。この広告情報は、広告依頼者が所定の入力フォーム(Webページ)に入力した事項から生成されたものである。
特開平9−34902号公報
しかしながら、特許文献1では、広告依頼者による広告情報の更新を、登録時に使用したものと同じ入力フォームを用いて行うようになっている。従って、その更新に際しては、まず、入力フォームを表示するためのデータと、その時点で登録されているデータ(その入力フォームの各入力個所に対応するデータ)とが、サーバから広告依頼者の端末にダウンロードされる。すると、広告依頼者は、表示された入力フォームにおいて更新しようとするデータの入力個所を見つけ出し、そこに更新するデータを入力する。そして、入力されたデータが広告依頼者の端末からサーバにアップロードされる。つまり、特許文献1では、広告情報の更新に際し、更新するデータに加えて、更新しないデータや、直接的には更新に関係の無いデータ(入力フォームを表示するためのデータ等)も通信の対象となり、更に、広告情報(広告の内容を示す情報)に比べて更新頻度が極めて低いデータ(広告依頼者の名称、住所、電話番号等)まで、更新可能な態様で表示されていた。従って、広告情報の更新について、無駄な時間を要し、手間がかかっていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、情報提供依頼者によって依頼された情報の配信を行う情報提供装置において、提供される情報の更新を、より効率的に及びより容易に行うことを可能とする情報提供装置及びその方法を提供することにある。
このため、本発明の情報提供装置は、利用者の端末装置からの要求に応じて情報提供依頼者の情報データを提供する情報提供装置であって、前記情報データ毎に設定される制御データに基づいて、内容表示領域が複数のエリアに分割されて各エリア毎に宛先メールアドレスが設定された情報データを生成する情報データ生成部を備えると共に、前記情報提供依頼者の端末装置から、前記情報データに設定された前記制御データ及び/又は前記情報データで表示する内容データの登録又は更新要求を受信したとき、前記登録又は更新要求と共に受信した登録又は更新データに基づいて前記情報提供依頼者のみアクセス可能な情報提供依頼者専用情報データを生成し、当該情報提供依頼者専用情報データと共にデータ登録又は更新確認メールを前記情報提供依頼者の端末装置に送信し、前記端末装置から登録又は更新許可を示す電子メールが返信されることを条件に、前記利用者の端末装置に提供する情報データを登録又は更新可能とし、前記情報提供依頼者の端末装置へ登録又は更新完了を示す電子メールを返信する一方、前記情報提供依頼者の端末装置からのアクセス要求に基づいて、前記情報提供依頼者専用情報データが情報提供依頼者の端末装置に表示されている状態で、前記情報提供依頼者の端末装置の表示画面中の前記複数のエリアのいずれかが情報提供依頼者により指定されたとき、指定したエリアに対応する前記宛先メールアドレスが入力された状態の電子メール作成画面を当該端末装置に表示させて電子メールによる前記制御データ及び/又は内容データの登録又は更新を可能にしたデータ登録更新部を備える構成とした。
本発明の情報提供装置は、請求項2のように、前記制御データは、情報データの内容を指定する内容指定データを含むのが好適である。
また、本発明の情報提供装置は、請求項3のように、前記制御データは、情報データの有効となる時間を指定する時間指定データを含むのが好適である。
また、本発明の情報提供装置は、請求項のように、前記制御データ及び内容データが、情報提供依頼者の端末装置から併せて送信されるのが好適である。
また、本発明の情報提供装置は、請求項のように、前記制御データ又は前記内容データと共に送信される送信元コードに基づいてその送信元を判定する送信元コード判定部を備えるのが好適である。
また、本発明の情報提供装置は、請求項のように、前記送信元コードに対応する識別コードに基づいてその送信元の正当性の確認を行う識別コード判定部を備えるのが好適である。
また、本発明の情報提供装置は、請求項のように、前記情報データにおける前記複数のエリアの配置を設定するレイアウトパターンを予め複数登録し、前記制御データは、前記複数のレイアウトパターンのいずれかを指定するレイアウトパターン指定データを含むのが好適である。
また、本発明の情報提供装置は、請求項のように、前記制御データは電子メールデータのヘッダ内の所定のフィールドに含まれるのが好適である。
また、本発明の情報提供装置は、請求項のように、前記制御データは電子メールデータの本文データに含まれるのが好適である。
また、本発明の情報提供装置は、請求項10のように、前記内容データは電子メールデータの本文データに含まれるのが好適である。
また、本発明の情報提供装置は、請求項11のように、前記内容データは電子メールデータの添付ファイルデータであるのが好適である。
また、本発明の情報提供装置は、請求項12のように、前記制御データ又は前記内容データに対応する送信元コードに基づいてその送信元を判定する送信元コード判定部を備え、
前記送信元コードは電子メールデータの送信元アドレスであるのが好適である。
また、本発明の情報提供装置は、請求項13のように、前記制御データには、予め登録されたものが含まれるのが好適である。
また、本発明の情報提供装置は、請求項14のように、前記情報データ生成部は、制御データに基づいて共通の送信元コードが設定された複数の情報データを生成するのが好適である。
また、本発明の情報提供装置は、請求項15のように、複数の前記情報データを記憶する情報データ記憶部と、前記制御データに基づいて前記複数の情報データから提供する情報データを選択する情報データ選択部と、を備えるのが好適である。
また、本発明の情報提供装置は、請求項16のように、前記情報データは、利用者の端末装置で表示される地図情報表示画面中の所定の拠点に対応しており、利用者にその拠点からの通知情報を提供するデータであるのが好適である。
また、本発明の情報提供装置に対して前記制御データ又は前記内容データを送信する請求項17に記載の本発明のデータ送信端末は、前記制御データ又は前記内容データの元となる複数の元データを記憶する元データ記憶部と、前記複数の元データに基づいて送信する制御データ又は内容データを生成する送信データ生成部と、を備える構成とした。
また、本発明のデータ送信端末は、請求項18のように、前記送信データ生成部は、情報提供依頼者の他の端末装置から受信したデータに基づいて前記制御データ又は内容データを生成するのが好適である。
また、請求項19の本発明の情報提供方法は、コンピュータシステムを用いた情報提供方法であって、情報提供依頼者の情報データ毎に設定される制御データに基づいて、内容表示領域が複数のエリアに分割されて各エリア毎に宛先メールアドレスが設定された前記情報データを生成するステップと、利用者の端末装置からの要求に応じて前記情報データを提供するステップと、前記情報提供依頼者の端末装置から、前記情報データに設定された前記制御データ及び/又は前記情報データで表示する内容データの登録又は更新要求を受信したとき、前記登録又は更新要求と共に受信した登録又は更新データに基づいて前記情報提供依頼者のみアクセス可能な情報提供依頼者専用情報データを生成し、当該情報提供依頼者専用情報データと共にデータ登録又は更新確認メールを前記情報提供依頼者の端末装置に送信し、前記端末装置から登録又は更新許可を示す電子メールが返信されることを条件に、前記利用者の端末装置に提供する情報データを登録又は更新し、前記情報提供依頼者の端末装置へ登録又は更新完了を示す電子メールを返信して情報データを登録更新する一方、前記情報依頼者の端末装置からのアクセス要求に基づいて、前記情報提供依頼者専用情報データが情報提供依頼者の端末装置に表示されている状態で、前記情報提供依頼者の端末装置の表示画面中の前記複数のエリアのいずれかが情報提供依頼者により指定されたとき、指定したエリアに対応する前記宛先メールアドレスが入力された状態の電子メール作成画面を当該端末装置に表示させて電子メールによる前記制御データ及び/又は内容データの登録又は更新を可能にする情報データの登録更新ステップと、を備えることを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、情報提供依頼者が提供するデータの更新のための機器操作を従来より容易に且つより迅速に実行することができるようになるという優れた効果が得られる。しかも、データの登録又は更新実行を、情報提供依頼者のみアクセス可能な情報提供依頼者専用情報データにより情報提供依頼者に確認するので、情報提供依頼者は自分で実際に情報データを確認してから公開を許可することができ、第三者のなりすましによる情報データの改竄を抑制できる。更に、情報データの各エリアの宛先メールアドレスを記憶しておく必要がなく、目的のエリアのデータを的確に登録又は更新できる。
また、閲覧者に情報データを提供している情報提供依頼者は、提供している情報データの一部を更新する際に、更新表示領域の宛先メールアドレスを選択して電子メールで更新用データを情報提供装置に送信するだけよいので、極めて簡単な操作で且つ迅速に自身の情報データの更新ができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態にかかる情報提供装置(例えばWebサーバ等)10を含む各種装置の全体的な接続構成を示す図である。
図1に示すように、情報提供装置10、利用者(閲覧者)の端末装置14及び情報提供装置10に情報提供を依頼する者(情報提供依頼者)の端末装置16は、ネットワーク(例えばインターネット、公衆回線網、移動通信網等)12を介して接続される。
情報提供装置10は、例えば、利用者の端末装置14からネットワーク12を介してWebページ等に対するアクセス要求を受け取ると、端末装置14でそれに対応する情報を出力するためのデータ(これを情報データとする)を配信する。
端末装置14は、ネットワーク12経由で情報データを受け取り、その出力部(例えばディスプレイ)に、その情報に対応するWebページ等を表示させる。
情報提供依頼者の端末装置16は、情報提供装置10から提供される情報データの少なくとも一部の内容を構成する内容データや、情報提供装置10における情報データの生成を制御するための制御データを生成し、情報提供装置10に送信することができる。情報提供装置10は、ネットワーク12経由でそれら内容データや制御データを受け取り、当該データに基づく処理(即ち情報データの生成や情報データの選択等)を実行することができる。これにより、情報提供依頼者の希望に沿った情報データの提供が実現される。尚、端末装置16は、具体的には、例えば携帯電話機や、PDA(携帯情報端末)、パーソナルコンピュータ等である。また、この端末装置16は、内容データや制御データの作成・送信の便宜を図るための諸機能を備えた専用のデータ送信端末装置16aとして構成してもよい。
利用者の端末装置14は、上述したように、情報提供装置10に対して情報の提供を要求することができ、かつ情報提供装置10から受け取った情報データに対応した情報出力機能(例えばWebページの表示機能、音声出力機能等)を備えるものであればよい。具体的には、例えばパーソナルコンピュータや、携帯電話機、PDA(携帯情報端末)等である。
情報提供装置10と利用者の端末装置14との間の通信と、情報提供装置10と情報提供依頼者の端末装置16との間の通信とは、基本的に独立しており、それぞれ異なる通信経路によるもので構わないし、それぞれ異なるプロトコル(例えばインターネットプロトコル;HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)、FTP(File Transfer Protocol)、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)等)に従うものであってもよい。特に、情報提供依頼者の端末装置16から情報提供装置10へのデータの送信には、メール転送プロトコル(例えばSMTP、POP3(Post Office Protocol 3)、IMAP4(Internet Messaging Access Protocol 4)等)による、所謂電子メール(例えばインターネットメール)を利用する。近年、各種装置において電子メール作成・通信機能を備えるものが増加し、また電子メールの作成支援機能も向上しており、電子メールは利用者にとって益々身近で手軽な情報送信手段となっている。内容データや制御データを電子メールによって送信することで、情報提供依頼者は、データの更新に必要な処理、即ちそれらデータの作成・送信を、従来より容易に且つより迅速に実行することができるようになる。
次に、情報提供装置10の基本構成について説明する。
図2は、情報提供装置10の基本構成を示すブロック図である。
図2において、情報提供装置10は、通信処理部101、メール処理部102、データ処理部103、データベース処理部104及びHTML処理部105からなる。
前記通信処理部101は、ネットワーク12に対する各種データの送受信に関する処理を実行する機能を備える。
前記メール処理部102は、ネットワーク12経由で情報提供依頼者の端末装置16から受け取った受信メールを蓄積する。また、受信データを登録した際の情報提供依頼者に対する登録完了メールを返信する機能を備える。
前記データ処理部103は、メール処理部102から受け取った受信メールに対する所定の処理(例えば受信メールに含まれる内容データや制御データの抽出、内容データや制御データを処理に適した形態でデータベース処理部104に格納する処理、受信メールが登録された正当な情報提供依頼者からのものか否かのチェック処理、受信データの登録完了処理等)を実行する機能を備える。
データベース処理部104は、前記データ処理部103から送られた制御データ及び内容データを、利用者(閲覧者)に提供する情報データ(Webページ)の識別子(URL)毎にデータベース化して格納処理する機能を備える。
HTML処理部105は、利用者(閲覧者)からのアクセス要求により、要求された情報データのURLと関連付けられて前記データベース処理部104に格納されている制御データ、内容データ及び情報データの元となるベースデータをデータベース処理部104から読み出してHTMLファイル等の情報データを生成する機能を備える。
次に、本実施形態の情報提供装置10による基本的動作を図3及び図4のフローチャートを参照して簡単に説明する。
図3は、情報提供依頼者の端末装置16から情報を受信した場合の動作を示すフローチャートである。
図3において、まず、情報提供依頼者の端末装置16から内容データ及び/又は制御データを電子メールで情報提供装置10に送信する(ステップ1(図中S1とし、以下同様とする))。送信された電子メールはネットワーク12を経由して情報提供装置10の通信処理部101を介してメール処理部102で受信し格納する(ステップS2)。
データ処理部103は、メール処理部102に格納された受信メールを、予め設定されたタイミング(例えば所定の設定時間間隔で定期的に;1分に1回等)で一括して読込み、未確認メールがあるか否かを確認し、未確認メールがなければ次の読込みタイミングまで待機する(ステップ3,4)。尚、格納した受信メールに対して一括処理を実行するタイミングは、時間帯によって変化させるようにしてもよい。例えばメールの受信頻度の高い時間帯は時間間隔を短くし、逆に、受信頻度の低い時間帯は時間間隔を長くすればよい。また、受信メールが到来する度に逐次未確認メールのチェックを実行するようにしてもよく、この場合は、ステップ3の処理は不要である。未確認メールがある場合は、その送信元メールアドレス(送信元コード)が予め登録済みのものか否かをチェックして、登録された情報提供依頼者(登録済みユーザ)からのものであるか否かをチェックする(ステップ5)。
更に、送信元メールアドレスの正当性の確認を行うため、送信元メールアドレスコードに対応させて識別コード(例えばパスワード等)を設定した場合は、情報提供依頼者は、内容データ/制御データを送信する電子メールの例えばヘッダ内の所定のフィールドや本文データ中に識別コードを含めて送信し、データ処理部103では、受信した識別コードと送信元メールアドレスに対応させて予め記憶してある識別コードとを比較し、両者が一致するか否かをチェックする(ステップ6)。このようにすれば、情報提供依頼者になりすました第三者による情報データの不正な操作を抑制することができる。
ユーザチェック及び識別コードチェックがOKであれば、受信した内容データ及び/又は制御データをデータベース処理部104に送信する(ステップ7)。送信したデータは、データベース処理部104において後述のように送信元メールアドレス及び宛先メールアドレスに基づいてデータベース化されて登録(又は更新)処理される。このデータ登録(又は更新)処理が正常に終了すると登録(又は更新)完了メールの送信命令をメール処理部102に送信する(ステップ8)。
登録(又は更新)完了メールの送信命令を受信したメール処理部102は、登録(又は更新)完了メールを情報提供依頼者の端末装置16に返信する(ステップ9)。情報提供依頼者は、登録(又は更新)完了メールを端末装置16で受信したことを確認して、送信した内容データ及び/又は制御データが情報提供装置10に登録(又は更新)されたことが確認できる(ステップ10)。
このように、受信データをデータベース処理部104に登録(又は更新)した際に登録(又は更新)完了メールを情報提供依頼者に送信するようにすれば、情報提供依頼者になりすました第三者による情報データの不正な改竄が行われた場合でも、データ登録(又は更新)の覚えのない情報提供依頼者は登録(又は更新)完了メールを受信した際に情報データ(Webページ)の異常に気付くことができる。
図4は、利用者の端末装置14からのアクセス要求を受信した場合の動作を示すフローチャートである。
図4において、利用者の端末装置14からアクセス要求(情報データの識別子(URL)の送信)があり(ステップ11)、このURLをネットワーク12経由で通信処理部101を介してHTML処理部105が受信すると、HTML処理部105はデータベース処理部104にデータを要求する(ステップS12)。このデータ要求を受信したデータベース処理部104は、受信したURLに対応して格納されているデータを検索し、検索データをHTML処理部105に送信する(ステップ13,14)。HTML処理部105は、受信したデータに含まれる制御データ(時間指定データ,内容指定データ等)に基づいて情報データ(Webページ)を生成する(ステップS15)。そして、HTML処理部105は、生成した情報データを、通信処理部101からネットワーク12経由でアクセス要求した利用者の端末装置14に向けて配信することで、利用者の端末装置14に情報データが表示される(ステップS16)。
ここで、前述したデータベース処理部104における受信データのデータベース化について詳述する。
HTML処理部105で生成するWebページ(情報データ)の表示領域を、図5示すように予め複数、例えば3つのエリア#1〜#3(各エリアは文字エリアと画像エリアを有する)に分割し、各エリア#1〜#3にそれぞれ宛先メールアドレスx〜zが設定してある。尚、Webページの表示領域の分割数は、3つに限らない。データベース処理部104では、図6に示すように、各Webページの識別子(URL)A〜Cに関連付けられた送信元メールアドレスa〜c毎に内容データ(文字データ、画像データ及び音声データ等)及び/又は制御データを格納し、更に、送信元メールアドレス毎の内容データ及び/又は制御データは、前記各エリアの宛先メールアドレスx〜z毎に分類して格納する。従って、情報提供依頼者はデータを送信する場合、各エリア#1〜#3に対応する前記宛先メールアドレスx〜zを選択してデータの宛先を指定すれば、データベース処理部104では、データ処理部103から受信したデータの宛先メールアドレスに対応する領域に受信データを格納する。尚、図6は、データの格納状態を模式的に一覧表形式で示してある。
例えば、図5のWebページの識別子(URL)をAとし、このWebページの提供依頼者がエリア#1(宛先メールアドレスx)の内容データ(文字、画像等)及び/又は制御データを更新したい場合、情報提供依頼者(送信元メールアドレスa)は、端末装置16により前記エリア#1の宛先メールアドレスxを送信先として電子メールで更新データを送信する。データベース処理部104では、その電子メールの送信元メールアドレスaに基づいてどのWebページデータかを確認し、対応するWebページ(識別子A)の宛先メールアドレスxの領域に格納されているデータを受信データで書き換えて更新する。HTML処理部105がWebページ(情報データ)を作成するときは、利用者により要求されたURLに対応する検索データがデータベース処理部104から送信されると、HTML処理部105では、各宛先メールアドレス毎の内容データ及び/又は制御データに基づいて対応する各エリア#1〜#3に内容データを挿入して情報データを作成する。従って、上述のようにして識別子AのWebページエリア#1のデータが更新されていれば、WebページAに対するアクセス要求を受信したとき、エリア#1の情報データが更新された状態で識別子AのWebページが利用者の端末装置14に表示される。尚、他のエリア#2,#3に関しても同様で、対応する宛先メールアドレスy,zを指定してデータを送信すれば、指定した宛先メールアドレスy,zのデータが更新され、該当エリア#2,#3の情報データが更新された状態のWebページが利用者の端末装置14に表示される。このようにすれば、情報提供依頼者は、宛先メールアドレスを指定して更新データを送信するだけの簡単な操作で、自身のWebページの一部だけを容易に更新することができる。
ここで、1つの送信元メールアドレスを、複数のWebページ(情報データ)に対応するものとして設定することも可能であり、1つのWebページに対して有効な送信元メールアドレスを複数設定することも可能である。例えば、本部が複数の店舗を統括するフランチャイズ事業者(情報提供依頼者)に対し、全ての店舗のWebページ内の情報を一括して登録(又は更新)可能な共通送信元メールアドレスと、各店舗のWebページ内の情報を個別に登録(又は更新)可能な個別送信元メールアドレスを割り当てる。この場合、例えばWebページの各エリア#1〜#3について図5の点線で示すように本部用領域#aと店舗用領域#bを設け(エリア#2,#3については図示省略)、本部用領域#aに前記共通送信元メールアドレスを設定し店舗用領域#bに前記個別送信元メールアドレスを設定する。こうすることで、共通送信元メールアドレスで内容データ及び/又は制御データを送信すれば全店舗のWebページの指定エリア(宛先メールアドレスで指定する)における本部用領域#aに表示される情報データ用の内容データ及び/又は制御データを一括登録(又は更新)できる。また、各店舗では、個別送信元メールアドレスでデータを送信することにより、自身のWebページの指定エリアの店舗領域#bに表示される情報データ用の内容データ及び/又は制御データを個別に登録(又は更新)できる。
また、1つのWebページに対して送信元メールアドレス(情報提供者)を複数設定した場合、例えばサークルやグループの共通ページとしてや、新聞のように各編集担当者に各エリア#1〜#3を割り当て、手分けしてコンテンツ作成を行うこと等も可能となる。また、各エリア#1〜#3について、普段は内容変更する必要の無い情報を表示する領域(表示内容の時間指定不可の領域)と、状況等に応じて内容をよりフレキシブルに変更可能な情報を表示する領域(表示内容の時間指定可能な領域)を設定するとよい。各エリアに本部用領域#aと店舗用領域#bを設定した場合も、各領域#a,#bに前記時間指定不可の領域#a1,#b1と時間指定可能な領域#a2,#b2を設定するとよい。これにより、事業者は利用者に対してより効果的に宣伝広告を行うことができるようになり、また、利用者にとっても利便性が向上するというメリットがある。
情報提供装置10にWebページの複数のエリアの配置を容易に変更可能な機能を設けるとよい。この場合、例えば、図7に示すよう複数のレイアウトパターンP1〜Pnをデータベース処理部104に予め記憶させ、情報提供依頼者が電子メールでレイアウトパターンの選択情報を送信するだけでレイアウトが容易に変更できるようにする。例えば、前記各レイアウトパターンP1〜Pnとレイアウトパターン指定用の識別番号(1,2,3、・・・n)とを対応付けて記憶させておく。情報提供依頼者は、電子メールでWebページを生成する際の制御データとして前記識別番号を送信すればよい。これにより、Webページを生成する際に、受信した識別番号に対応するレイアウトパターンを選択して表示することができ、Webページのレイアウトを容易に変更することができる。尚、図7中、実線がエリアの境界を示す。
同様にして、Webページの背景色や文字の色をエリア毎に指定することも可能である。例えば、Webページの色パターンを予め複数設定して、選択した色パターンに対応する識別番号を指定して制御データとして電子メールで送信する。或いは、RBG値を指定して色を自由に選択できるようにしてもよい。
また、データベース処理部104のデータ登録(又は更新)処理において、情報提供依頼者から登録(又は更新)データを受信してデータベース処理部104に正常に格納した後、登録(又は更新)データに基づいた非公開の情報提供依頼者専用Webページを作成し、登録(又は更新)データの送信者に対してデータ登録(又は更新)確認のための電子メールを送信し、送信者が前記非公開の情報提供依頼者専用Webページを確認し、送信者から確認OKの電子メールを情報提供装置10が受信した後、図3のステップ9の登録(又は更新)完了メール送信動作を行うようにする。このように、データの登録(又は更新)実行を情報提供依頼者に確認するようにすれば、情報提供依頼者は自分で実際にWebページの表示状態(表示内容やレイアウト等)を確認してから公開を許可することができるので、第三者のなりすましによるWebページの改竄をより抑制できるようになる。尚、非公開の情報提供依頼者専用Webページは、情報提供依頼者のみアクセス可能なWebページであり、アクセスは識別子(パスワード等)を設定し、情報提供依頼者専用Webページの作成に際しては、前記識別子のチェックでOKと判定したときのみ情報提供依頼者専用Webページの作成を許可するようにする。
また、非公開の情報提供依頼者専用Webページを利用してWebページにおける各エリアの登録(又は更新)操作を簡素化している。即ち、内容データ及び/又は制御データを登録(又は更新)しようとする情報提供依頼者は、前記識別子(パスワード等)を用いて情報提供装置10に対して情報提供依頼者専用Webページのアクセス要求を送信し、自身の端末装置16に情報提供依頼者専用Webページを表示させる。そして、表示画面中の登録(又は更新)したいエリア内の任意の位置を指定(例えばポインティングデバイス(例えばマウス)によるクリック等)する。これにより、メールソフトを起動させ、指定したエリアに対応する宛先メールアドレスを入力した状態で新規メール作成画面が立上るようにする。このようにすれば、Webページの各エリアの宛先メールアドレスを記憶しておく必要がなく、更にレイアウト変更の前後で混乱することなく目的のエリアのデータを的確に登録(又は更新)することが可能になる。
次に、提供された情報データに基づく表示画面の例を示して具体的に説明する。
図8は、情報提供装置10から提供されたデータに基づいて利用者の端末装置14で表示された地図情報表示画面60の一例を示す図である。また、図9は、同じく情報提供装置10から提供されたデータに基づいて利用者の端末装置14で表示された詳細情報表示画面66の一例を示す図である。
図8及び図9の画面60,66は、例えば、端末装置14にインストールされ起動されたWebブラウザが、情報提供装置10からダウンロードしたデータ(HTMLファイルや、画像ファイル、音声ファイル等)に基づいて出力させたものである。
図8に示すように、端末装置14のディスプレイに表示される地図情報表示画面60は、拠点種別選択部60a、地図表示部60b、及び拠点名称表示部60cを含む。このうち、拠点種別選択部60aには、拠点(例えば店舗や建物、施設等)の種別(図8の例では、時間貸駐車場、月極駐車場、病院等)を示す表示要素(アイコン及び名称を示す文字列)が表示されている。そして、この拠点種別選択部60aで利用者によって拠点の種別が指定(選択)されると、当該拠点についての情報が情報提供装置10からダウンロードされ、地図表示部60b及び拠点名称表示部60cに表示される。地図表示部60bには、利用者によって指定された領域の地図が、既定の縮尺又は指定された縮尺で表示されており、その地図中に、各拠点に対応する表示要素62(例えばアイコン62i等)が表示される。また、拠点名称表示部60cには、地図表示部60bで表示されている領域内に存在する拠点のアイコン62i及び名称を示す文字列62c(いずれも表示要素62に相当する)が一覧表形式で表示される。
そして、利用者が、端末装置14のポインティングデバイス(例えばマウス)を用いて所定の操作(例えばクリック或いは当該表示要素上にカーソル64を重ねる等)を行い、地図表示部60b又は拠点名称表示部60c中の表示要素62を選択すると、選択された表示要素62に対応する拠点の詳細情報を要求するデータ(例えばその詳細情報を表示させるための情報データの識別子(URL)やその拠点の識別子(URL)等)が端末装置14から情報提供装置10に伝送される。情報提供装置10は、その要求に応じて当該拠点の情報データを端末装置14に提供し、端末装置14は、その情報データに基づき図9の詳細情報表示画面66を出力する。
図9に示すように、詳細情報表示画面66には、その拠点の属性情報(名称、住所、電話番号、当該拠点への行き方等)や、業務内容情報(時間、料金、規模、サービス内容等)、利用者への通知情報(インフォメーション)等が表示される。更に、利用者への通知情報は、普段は通知内容を変更する必要の無い固定情報(インフォメーションの上段)と、利用状況等に応じて通知内容をよりフレキシブルに変更可能な可変情報(インフォメーションの下段の枠98内)とに分けられている。この可変情報として最近の通知情報を掲載することで、拠点の事業者は利用者に対してより効果的に宣伝広告を行うことができるようになり、また利用者にとっても利便性が向上するというメリットがある。そして、本実施形態では、情報提供依頼者が提供される情報を変更するための手続きを行うにあたり、情報提供依頼者の端末装置16から情報提供装置10へは、これら詳細情報に関する全データが送信されるのではなく、変更を希望する部分(即ち図9の例では可変情報)についての内容データや、情報データの生成/選択を制御する制御データが、送信されるようになっている。こうすることで、情報を変更するための手続きが簡素化され、またその際のデータ伝送量が少なくなる分、ネットワーク12や各装置10,16に対する負荷を軽減できるというメリットがある。そして、上述したように、内容データや制御データを電子メールにより伝送する方式を採用すれば、情報提供依頼者は一層手軽に情報の更新に必要な処理を実行することができるようになり、延いては通知情報のリアルタイム性が向上するという効果が得られる。
次に、本実施形態の情報提供装置10の具体的な構成について説明する。
図10は、情報提供装置10の概略構成の一例を示す図である。
図10の情報提供装置10は、通信処理装置18、受信データ処理装置20、及び提供情報処理装置22を備える。
このうち通信処理装置(例えばルータ、モデム等)18は、図2の通信処理部101に相当する機能を有するもので、ネットワーク12に対する各種データの送受信に関する処理を実行し、受信処理部24及び送信処理部26を備える。
受信データ処理装置20は、図2のメール処理部102及びデータ処理部103に相当する機能を有するもので、ネットワーク12経由で端末装置16から受け取った受信データに対する所定の処理(例えば受信データに含まれる内容データや制御データの抽出、それらデータを提供情報処理装置22中の記憶部38に処理に適した形態で格納する処理等)を実行する。図10の例では、受信データ処理装置20は、制御部(例えばCPU等)28及び記憶部(例えばメモリ、ハードディスク等)30を備える。このうち制御部28は、送信元コード判定部28a及び識別コード判定部28bを含む。また、記憶部30は、依頼者情報記憶部32及び受信データ格納部34を含む。上述したように電子メールによってデータの伝送を行う場合、受信データ処理装置20はメールサーバ(例えばPOP3サーバ)として機能する。この受信データ処理装置20の具体的な動作については後に詳しく述べる。
そして、提供情報処理装置22は、図2のデータベース処理部104及びHTML処理部105に相当する機能を有するもので、利用者からのアクセス要求に応じてそれに対応する情報を提供する機能(例えばWebサーバとしての機能)や、その時の提供対象の1つである情報データを選択する機能、情報データを生成する機能等を備える。図10の例では、提供情報処理装置22は、制御部(例えばCPU等)36、記憶部(例えばメモリ、ハードディスク等)38、入力部(例えばキーボード等)40及び出力部(例えばディスプレイ等)42を備える。このうち、制御部36は、情報データ選択部44及び情報データ生成部46を含む。また、記憶部38は、データ更新処理や情報提供処理のプログラムを保持するプログラム保持部48、提供される情報データ(例えばWebページ等に対応するHTMLデータ等)や情報データの元となるベースデータ及び部分データ(内容データ;例えばテキストデータ、画像データ、音声データ等)を記憶する提供情報データベース52の他、制御データを記憶する制御データ記憶部54を含む。
図11は、制御データ記憶部54に記憶される制御データの例((1)〜(3)の3つの例)を模式的に一覧表形式で示す図である。
制御データ記憶部54には、各情報データ毎に、制御データが記憶されている。制御データは、時間指定データと内容指定データとを含む。
時間指定データは、内容指定データが有効となる時間或いはタイミングを指示するデータであり、その内容指定データに基づく情報データが提供される時間(又は有効となる時間、生成される時間、選択される時間)或いはタイミングを示すデータである。例えば(1)の例では、「1000−1400」は対応する内容指定データが毎日10時から14時まで有効となり(状態b)、「1600−2000」は対応する内容指定データが毎日16時から20時まで有効となり(状態c)、また、「default」は、対応する内容指定データが時間指定されない時間帯(前記状態b及び状態c以外の時間帯)において有効となることを示す(状態a)。時間指定データは、特定の日付や曜日の指定等、更に細かく設定することも可能である。例えば、(3)において、「M−F1000−1400」は、対応する内容指定データが月曜日から金曜日の各10時から14時まで有効となり(状態d)、また、「200303011000−1400」は、対応する内容指定データが2003年3月1日の10時から14時まで有効となることを示す(状態e)。
一方、内容指定データは、提供される情報データの内容を指定するデータである。例えば(1)の例では、「b001」は、提供される情報データ(識別子A001)がベースデータb001のみによって構成され(状態a)、また、「c001 #1」は、提供される情報データが「default」時のベースデータb001の第1番目の既定のエリア(#1)に部分データ(内容データ)c001(例えばテキストデータ)が挿入されて構成されることを示す(状態b)。尚、「b001」や「c001」、[a001]、「A001」は各データの識別子(例えばファイル名)を示す。また、これら識別子は情報提供依頼者によって設定されたものとしてもよいし、情報提供装置10で自動的に付与したものでもよい。
図12の(a)は、図11の(1)の状態a(即ち10時〜14時、16時〜20時以外の時間帯)において利用者の端末装置14に提供された情報データに基づく表示画面80aであり、また、図12の(b)は、図11の(1)の状態b(即ち10時〜14時までの間の時間帯)において利用者の端末装置14に提供された情報データに基づく表示画面80bである。
即ち、状態a(図12の(a))では、情報データは、端末装置14において表示画面80aを表示させるためのデータ(例えばHTMLデータ)であって、上述したように、このときの情報データはベースデータb001のみから構成される。一方、状態b(図12の(b))では、情報データは、端末装置14において表示画面80bを表示させるためのデータ(例えばHTMLデータ)であって、上述したように、このときの情報データはベースデータb001と部分データc001とから構成される。そして、部分データc001として追加されたテキストは、「インフォメーション」の下段の枠98a内に追加されている。
提供される情報データの生成は、情報データ生成部46(図10)が行う。即ち、情報データ生成部46は、提供される情報データの生成に際し、現在時刻と時間指定データとを比較し、その時点で有効な内容指定データを取得する。そして、内容指定データに従って、情報データを生成する。例えば、図11の(1)の例では、現在時刻が15時であるときは(状態a)、提供情報データベース52からベースデータb001を取得してこれを情報データとし、また、現在時刻が11時であるときは(状態b)、提供情報データベース52からベースデータb001と部分データc001とを取得して、ベースデータb001のエリア#1に部分データc001を挿入して情報データを生成する。
このように時間帯によって異なる情報データを提供する場合において、提供するときに情報データを生成するのではなく、それら複数の情報データを予め生成して格納しておき、提供するときに、その時刻(提供時刻)に応じた情報データを選択するようにしてもよい。その場合に用いられる制御データが図11の(2)である。ここで、[a001]は提供される情報データとして情報データa001が選択され(状態a)、[a002]は提供される情報データとして情報データa002が選択され(状態b)、また[a003]は提供される情報データとして情報データa003が選択されることを示す(状態c)。
この場合における情報データの選択は、情報データ選択部44が行う。即ち、情報データ選択部44は、情報データの提供に際し、現在時刻と時間指定データとを比較し、その時有効な内容指定データを取得する。そして、内容指定データに従って、情報データを選択する。例えば、図11の(2)の例では、現在時刻が15時であるときは(状態a)、提供情報データベース52から情報データa001を取得し、これを提供される情報データとする。同様に、現在時刻が11時であるときは(状態b)、提供情報データベース52から情報データa002を取得して、これを提供される情報データとする。ここで、情報データa001がベースデータb001と同じであり、また情報データa002がベースデータb001に部分データc001を追加したものであるとすれば、図11の(2)の状態aにおいては、図12の(a)の表示画面80aが表示され、また図11の(2)の状態bにおいては、図12の(b)の表示画面80bが表示されることになる。
情報データの生成或いは選択にかかる情報データやベースデータ、部分データ、制御データ等は、予め記憶部38に登録しておくことができるが、上述したように、部分データ(内容データ)や制御データは、情報提供依頼者の端末装置16から受信したものを用いることができる。
ここで、内容データ及び/又は制御データを受信した場合に、図10の情報提供装置10で実行される処理をについて説明する。
図13は、受信した内容データ及び/又は制御データの処理の一例を示すフローチャートである。
まず、情報提供依頼者の端末装置16において内容データ及び/又は制御データが生成され、情報提供装置10に向けて送信される。そして、送信されたデータはネットワーク12を経由して通信処理装置18に配信され、受信処理部24で受信される(ステップS20)。この部分は図3のステップ1、2に対応している。
図14は、情報データに追加する内容データ(テキストデータ70t)70の一例である。また、図15〜図18は、内容データ70t,70a及び/又は制御データ76を電子メールによって送信する場合のメールデータ72,72a,72b,72cの例である。
情報提供依頼者が、例えば端末装置16の入力部を操作し、電子メールの本文データとして図14の内容データ70tを入力すると、端末装置16において、図15,17,18に示す電子メールデータ72,72b,72cが生成される(即ち、端末装置16は電子メールデータを処理する所謂メーラとしての機能を備えている)。また、図18に示すように、所定の操作に基づき、電子メールデータ72cに、添付ファイルとしての内容データ70a(70)を付加することもできる。尚、内容データ70tは、図12(b)において枠98a内の情報を追加するためのものであり、図11に例示する部分データc001に相当するテキストデータである。
一方、制御データ76(76a,76b,76c)は、図16や図17に例示するように、電子メールのヘッダ78内のフィールド(例えばSubjectフィールド;表題フィールド)に記述するのが好適である。制御データを電子メールの本文データに含めるとそれを取り出すには復号化処理が必要となるが、ヘッダ78内の所定のフィールドに制御データ76を記述すればその必要がなく、より迅速な処理が可能となるからである。尚、制御データを本文データ中に含める場合には、所定の識別子(例えば記号等)を用いる等予め設定した規則に従って記述することで(例えば[]内に記述する等)、本文データ中で内容データと制御データとを区別できるようにすることができる。尚、図16の制御データ76a「a002:1000−1400,a003:1600−2000」は、それが図11の(2)の制御データ(状態bと状態c)の元となる場合の一例を示すものである。また、図17の制御データ76b「1000−1400」は、図11の時間指定データ「1000−1400」に相当する。また、図18の制御データ76c「200303011000−1400#1#2」は、それが図11の(3)の制御データ(状態c)の元となる場合の一例を示すものである。因みに、図18の制御データ76cでは内容データの識別子(例えばファイル名)に相当する制御データは省略されているが、制御データ76の記述形式や受信データの処理に関する規則を適切に設定することで、このような省略も可能となる。勿論、省略することなく制御データ記憶部54に格納されるデータそのものの形で、送信する制御データを記述することも可能である。
前記内容データ及び制御データは、図15(内容データ単独送信)や図16(制御データ単独送信)に示すように、それぞれ単独で送信することもできるし、図17や図18のように、併せて(例えば同じ電子メールデータに含めて)送信することもできる。
尚、図15〜図18の例では、内容データ70を含む電子メールの本文データは、いずれもMIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)に従って符号化されている。更に図18では、メールデータ72cの本文データはマルチパート化され、7ビットコードに符号化した図14のテキストに基づく内容データ70tと、画像ファイル(jpegファイル)をBASE64で符号化した内容データ70aとを含んでいる。この添付ファイルとしては、jpegやgif等の画像ファイルの他、テキストファイルや、アプリケーション用のファイル、音声ファイル(wave,au等)、動画ファイル(mpeg等)等も用いることができる。電子メールの宛先のアドレスは情報提供装置10に割り当てられたメールアドレス(ToフィールドやCoフィールド、Bccフィールド;図15の例ではmachinojohokan@***.co.jp)74としておく。
送信元コード判定部28aは、ステップS20で受信した内容データ/制御データについてその送信元を示す送信元コードを取得し、それが登録された情報提供依頼者からのものであるか否かを判定する(ステップS21)。この部分は図3のステップ5に対応している。図15〜図18の例では、メールデータ72の送信元のメールアドレス(Fromフィールド又はSenderフィールド等;図15〜図18の例ではtonkatsu_A@***.co.jp)71が送信元コードとなる。その場合、正規の情報提供依頼者の送信元メールアドレスは、依頼者情報記憶部32に登録されている。従って、ステップS21において、送信元コード判定部28aは、メールデータに含まれる送信元のメールアドレスと、依頼者情報記憶部32に登録されるメールアドレスとを比較し、それらが一致する場合には、正規の受信データとして後続の処理を実行する。他方、一致しない場合には、その受信データについての処理は行わず、処理を終了する。
尚、複数の情報データに対して共通の送信元コードを設定したときは、内容データ及び/又は制御データはそれら複数の情報データに対応することになり、このとき情報データと送信元コードとの対応関係を示す情報は、例えば依頼者情報記憶部32に格納される。具体的には、例えば、送信元のメールアドレスと情報データの識別子としてのファイル名との対応付けを示す情報が、依頼者情報記憶部32に格納される。
更に、送信元コードの正当性の確認を行うため、送信元コードに対応させて識別コード(パスワード等)が設定されている場合は、受信データに予め識別コードを付与しておき(例えば電子メールのヘッダ内の所定のフィールドや本文データ中に含めておき、他方、依頼者情報記憶部32には、送信元コードに対応する登録コードを格納しておく。そして、識別コード及び登録コードを比較し、それらが一致する場合には、正規の受信データとして後続の処理を実行し、他方、一致しない場合には、その受信データについての処理を行わず、処理を終了する(ステップS22)。この部分は図3のステップ6に対応している。
次に、受信した内容データ/制御データについて、所定の前処理が実行される(ステップS23)。具体的には、例えば、制御部28は、受信した電子メールデータ72,72a,72b,72cからそれに含まれる内容データ70及び/又は制御データ76を抽出し、提供情報処理装置22に送信する。提供情報処理装置22は、受け取った内容データ70を提供情報データベース52に、また制御データ76を制御データ記憶部54に、それぞれ格納する。このとき、メールデータ72,72b,72cに含まれる本文データ(符号化された内容データ70(70t,70a))は制御部28によって復号化しておくと共に、内容データ70及び/又は制御データ76は、提供情報処理装置22における処理に適合させた形態で記憶部38に格納しておくのが好適である。更に、制御データ76として複数のコードが含まれる場合には、例えば制御部28においてそれらを分離し、各コードに対応するフラグ値等へ変換しておくのが好適である。
このとき、制御データ76(又は内容データ70)の格納は、送信元コードに基づいて行われる。具体的には、例えば、受信データ処理装置20の制御部28は、依頼者情報記憶部32から、送信元のメールアドレスと情報データの識別子との対応関係を示す情報を取得し、制御データ76に対応する識別子を付与して、提供情報処理装置22に送信する。提供情報処理装置22の制御部36は、識別子に基づいて、制御データ記憶部54に格納される制御データのうち、受信データ処理装置20から受け取った制御データ76に対応するものを特定する。そして、制御部36は、制御データ記憶部54に格納される制御データを、受け取った制御データ76に更新するか、又は制御データ記憶部54に格納される制御データに、受け取った制御データ76を追加する。また、ステップS23において、例えば提供情報処理装置22の情報データ生成部46は、受信した内容データ及び/又は制御データに基づいて予め(アクセス要求の有無に拘わらず)情報データを生成しておき、それを提供情報データベース52に格納しておいてもよい。
そして、受信データ処理装置20における前記ステップS20〜S23の処理は、提供情報処理装置22における情報提供処理(後述)とは基本的には独立して実行されるのが好適である。これにより、各装置20、22における処理の効率化を図ることができる。その場合には、到来した受信データを一旦受信データ格納部34に格納しておき、格納した受信データに対して、予め設定された前述のタイミング(例えば所定の時間間隔で定期的に;1分に1回等)で前記ステップS20〜S23の処理を実行するようにしてもよいし(図3のステップ3の処理)、受信データが到来する度に逐次前記ステップS20〜S23の処理を実行するようにしてもよい。
利用者の端末装置14からアクセス要求を受信した場合の図10の情報提供装置10で実行される処理について説明する。
図19は、受信した内容データ及び/又は制御データの処理の一例を示すフローチャートである。
制御部36は、利用者の端末装置14からのアクセス要求(例えば情報データの識別子(URL))を受け取ると(ステップS30)、制御データ記憶部54から、その要求に対応する制御データを取得し(ステップS31)、その制御データに基づいて情報データを取得する(ステップS32)。このステップ30〜32の処理は、図4のステップ11〜15に対応している。ステップS32では、時間帯に応じた複数の情報データが予め生成されている場合は、情報データ選択部44が制御データに基づいて提供する情報データを選択する。或いは、情報データ生成部46が制御データに基づいてその時点で情報データを生成するようにしてもよい。そして、制御部36は、ステップS32で取得した情報データを、送信処理部26から、アクセス要求元の端末装置14に向けて配信する(ステップS33)。
ところで、情報提供依頼者は、内容データ及び/又は制御データの作成・送信を支援する諸機能を備えた専用のデータ送信端末装置16aを用いることで、より容易に且つより迅速にそれを実行することができる。
図20は、データ送信端末装置16aのブロック図である。また、図21は、データ送信端末装置16aの一例を示す外観図(正面図)である。
データ送信端末装置16aは、制御部82、記憶部84、入力部(例えばキーボード)86、出力部(例えばディスプレイ)88及び通信処理部90を含む。記憶部84は、元データ記憶部92及び処理情報記憶部94としての機能を有し、また制御部82は、処理情報に基づいて元データから内容データ及び/又は制御データを生成するデータ生成部96としての機能を有する。そして、データ生成部96で生成されたデータは、図15〜図18に例示したように電子メールに含まれて情報提供装置10に送信される。
元データ記憶部92には、内容データ及び/又は制御データの元となる元データが記憶される。元データは、例えば、内容データや制御データの一部を構成する候補となる文字列(置換可能な文字列)とすることができる。具体的には、図14の例では、内容データ70はランチメニューを示すデータであるが、その一部を構成する置換可能な文字列として、提供している各ランチ名、即ち「とんかつ定食」や、「ロースかつ定食」、「チキンカツ定食」、「メンチカツ定食」等の各文字列を元データとすることができる。このように、内容データ及び/又は制御データの元データが予め記憶されていると、情報提供依頼者は、入力部86の簡単な操作によりそれらを選択して内容データ及び/又は制御データを生成することができる。例えば、図21のデータ送信端末装置16aの場合、キーボードを「情報選択」→「1」(=「とんかつ定食」に対応する識別コード)→「4」(=「チキンカツ定食」に対応する識別コード)→「5」(=「メンチカツ定食」に対応する識別コード)→「ENT選択」→[送信]の順に押圧するという非常に簡単な操作により、図14の内容データ70を生成して情報提供装置10に送信することが可能となる。また、完成された内容データ及び/又は制御データ自体を複数パターン記憶しておき、入力部86の操作入力(選択指示)に従っていずれか1つのパターンが選択されるようにしてもよい。
このデータ送信端末装置16aは、ネットワーク12を経由した遠隔操作によって内容データ及び/又は制御データを生成したり送信したりすることが可能である。この場合、例えば元データに関連付けた識別コードを処理情報記憶部94に予め登録しておく。そして、データ生成部96は、外部装置(例えば携帯電話機やコンピュータ等)から受信した生成制御データ(即ち内容データ及び/又は制御データの生成を制御するデータ)に含まれる識別コードを取得し、その識別コードに関連付けられた元データから、内容データ及び/又は制御データを生成することができる。その場合において、内容データ及び/又は制御データや元データ、生成制御データを、電子メールの本文、添付ファイル、或いはヘッダ内の所定のフィールドに含めて送信するようにしてもよい。更に、送信元のメールアドレスに基づいて、受信した情報の処理の可否を判定するようにしてもよい。尚、データ送信端末装置16aの入力部86から、内容データ及び/又は制御データを直接入力することができるのは勿論である。
本実施形態にかかる情報提供装置と他の装置との接続構成の一例を示す図である。 本実施形態にかかる情報提供装置の基本的構成を示すブロック図である。 図2の情報提供装置における情報提供依頼者から電子メールを受信したときの基本的処理を示すフローチャートである。 図2の情報提供装置における利用者からのアクセス要求を受信したときの基本的処理を示すフローチャートである。 本実施形態にかかる情報提供装置で生成するWebページの情報データ表示構成の一例を示す図である。 本実施形態にかかる情報提供装置で受信した内容データ及び/又は制御データの格納状態の模式的に示す図である。 本実施形態にかかる情報提供装置で生成するWebページのレイアウトパターンの例を示す図である。 本実施形態にかかる情報提供装置から提供された情報データに基づいて利用者の端末装置で出力された地図情報表示画面の一例を示す図である。 本実施形態にかかる情報提供装置から提供された情報データに基づいて利用者の端末装置で出力された詳細情報表示画面の一例を示す図である。 本実施形態にかかる情報提供装置の構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態にかかる情報提供装置に記憶される制御データの一例を模式的に示す図である。 本実施形態にかかる情報提供装置から提供された情報データに基づいて利用者の端末装置で出力された詳細情報表示画面の別の一例を示す図である。 本実施形態にかかる情報提供装置において内容データ及び/又は制御データを受信したときに実行される処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態にかかる情報提供装置における内容データ(テキストデータ)の内容の一例を示す図である。 本実施形態にかかる情報提供装置における内容データを含むメールデータの一例を示す図である。 本実施形態にかかる情報提供装置における制御データを含むメールデータの一例を示す図である。 本実施形態にかかる情報提供装置内容データ及び制御データを含むメールデータの一例を示す図である。 本実施形態にかかる情報提供装置における内容データ及び制御データを含むメールデータの別の一例を示す図である。 本実施形態にかかる情報提供装置においてアクセス要求を受信したときに実行される処理のフローチャートである。 本実施形態にかかる情報提供装置に対して内容データ及び/又は制御データを生成して送信するデータ送信端末の一例を示すブロック図である。 本実施形態にかかる情報提供装置に対して内容データ及び/又は制御データを生成して送信するデータ送信端末の一例を示す正面図である。
符号の説明
10 情報提供装置
12 ネットワーク
14 (利用者の)端末装置
16 (情報提供依頼者の)端末装置
16a データ送信端末装置
18,90 通信処理部
20 受信データ処理装置
22 提供情報処理装置
24 受信処理部
26 送信処理部
28,36,82 制御部
30,38,84 記憶部
32 依頼者情報記憶部
34 受信データ格納部
44 情報データ選択部
46 情報データ生成部
48 プログラム保持部
52 提供情報データベース
54 制御データ記憶部
60 地図情報表示画面
60a 拠点種別選択部
60b 地図表示部
60c 拠点名称表示部
62,62i,62c 表示要素
64 カーソル
66 詳細情報表示画面
70,70t,70a 内容データ
71 送信元メールアドレス
72,72a,72b,72c メールデータ
74 宛先メールアドレス
76,76a,76b,76c 制御データ
78 ヘッダ
80a,80b 詳細情報表示画面
86 入力部
92 元データ記憶部
94 処理情報記憶部
96 データ生成部
98,98a 枠(内容データ表示領域)
101 通信処理部
102 メール処理部
103 データ処理部
104 データベース処理部
105 HTML処理部

Claims (19)

  1. 利用者の端末装置からの要求に応じて情報提供依頼者の情報データを提供する情報提供装置であって、
    前記情報データ毎に設定される制御データに基づいて、内容表示領域が複数のエリアに分割されて各エリア毎に宛先メールアドレスが設定された情報データを生成する情報データ生成部を備えると共に、
    前記情報提供依頼者の端末装置から、前記情報データに設定された前記制御データ及び/又は前記情報データで表示する内容データの登録又は更新要求を受信したとき、前記登録又は更新要求と共に受信した登録又は更新データに基づいて前記情報提供依頼者のみアクセス可能な情報提供依頼者専用情報データを生成し、当該情報提供依頼者専用情報データと共にデータ登録又は更新確認メールを前記情報提供依頼者の端末装置に送信し、前記端末装置から登録又は更新許可を示す電子メールが返信されることを条件に、前記利用者の端末装置に提供する情報データを登録又は更新可能とし、前記情報提供依頼者の端末装置へ登録又は更新完了を示す電子メールを返信する一方、前記情報提供依頼者の端末装置からのアクセス要求に基づいて、前記情報提供依頼者専用情報データが情報提供依頼者の端末装置に表示されている状態で、前記情報提供依頼者の端末装置の表示画面中の前記複数のエリアのいずれかが情報提供依頼者により指定されたとき、指定したエリアに対応する前記宛先メールアドレスが入力された状態の電子メール作成画面を当該端末装置に表示させて電子メールによる前記制御データ及び/又は内容データの登録又は更新を可能にしたデータ登録更新部を備えることを特徴とする情報提供装置。
  2. 前記制御データは、情報データの内容を指定する内容指定データを含むことを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記制御データは、情報データの有効となる時間を指定する時間指定データを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報提供装置。
  4. 前記制御データ及び内容データが、情報提供依頼者の端末装置から併せて送信されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の情報提供装置。
  5. 前記制御データ又は前記内容データと共に送信される送信元コードに基づいてその送信元を判定する送信元コード判定部を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の情報提供装置。
  6. 前記送信元コードに対応する識別コードに基づいてその送信元の正当性の確認を行う識別コード判定部を備えることを特徴とする請求項5に記載の情報提供装置。
  7. 前記情報データにおける前記複数のエリアの配置を設定するレイアウトパターンを予め複数登録し、前記制御データは、前記複数のレイアウトパターンのいずれかを指定するレイアウトパターン指定データを含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の情報提供装置。
  8. 前記制御データは電子メールデータのヘッダ内の所定のフィールドに含まれることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の情報提供装置。
  9. 前記制御データは電子メールデータの本文データに含まれることを特徴とする請求項1〜7に記載の情報提供装置。
  10. 前記内容データは電子メールデータの本文データに含まれることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の情報提供装置。
  11. 前記内容データは電子メールデータの添付ファイルデータであることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載の情報提供装置。
  12. 前記制御データ又は前記内容データに対応する送信元コードに基づいてその送信元を判定する送信元コード判定部を備え、
    前記送信元コードは電子メールデータの送信元アドレスであることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1つに記載の情報提供装置。
  13. 前記制御データには、予め登録されたものが含まれることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1つに記載の情報提供装置。
  14. 前記情報データ生成部は、制御データに基づいて共通の送信元コードが設定された複数の情報データを生成することを特徴とする請求項1〜13のいずれか1つに記載の情報提供装置。
  15. 複数の前記情報データを記憶する情報データ記憶部と、
    前記制御データに基づいて前記複数の情報データから提供する情報データを選択する情報データ選択部と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1つに記載の情報提供装置。
  16. 前記情報データは、利用者の端末装置で表示される地図情報表示画面中の所定の拠点に対応しており、利用者にその拠点からの通知情報を提供するデータであることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1つに記載の情報提供装置。
  17. 請求項1〜16のいずれか1つに記載の情報提供装置に対して前記制御データ又は前記内容データを送信するデータ送信端末であって、
    前記制御データ又は前記内容データの元となる複数の元データを記憶する元データ記憶部と、
    前記複数の元データに基づいて送信する制御データ又は内容データを生成する送信データ生成部と、
    を備えるデータ送信端末。
  18. 請求項17に記載のデータ送信端末であって、
    前記送信データ生成部は、情報提供依頼者の他の端末装置から受信したデータに基づいて前記制御データ又は内容データを生成することを特徴とするデータ送信端末。
  19. コンピュータシステムを用いた情報提供方法であって、
    情報提供依頼者の情報データ毎に設定される制御データに基づいて、内容表示領域が複数のエリアに分割されて各エリア毎に宛先メールアドレスが設定された前記情報データを生成するステップと、
    利用者の端末装置からの要求に応じて前記情報データを提供するステップと、
    前記情報提供依頼者の端末装置から、前記情報データに設定された前記制御データ及び/又は前記情報データで表示する内容データの登録又は更新要求を受信したとき、前記登録又は更新要求と共に受信した登録又は更新データに基づいて前記情報提供依頼者のみアクセス可能な情報提供依頼者専用情報データを生成し、当該情報提供依頼者専用情報データと共にデータ登録又は更新確認メールを前記情報提供依頼者の端末装置に送信し、前記端末装置から登録又は更新許可を示す電子メールが返信されることを条件に、前記利用者の端末装置に提供する情報データを登録又は更新し、前記情報提供依頼者の端末装置へ登録又は更新完了を示す電子メールを返信して情報データを登録更新する一方、前記情報依頼者の端末装置からのアクセス要求に基づいて、前記情報提供依頼者専用情報データが情報提供依頼者の端末装置に表示されている状態で、前記情報提供依頼者の端末装置の表示画面中の前記複数のエリアのいずれかが情報提供依頼者により指定されたとき、指定したエリアに対応する前記宛先メールアドレスが入力された状態の電子メール作成画面を当該端末装置に表示させて電子メールによる前記制御データ及び/又は内容データの登録又は更新を可能にする情報データの登録更新ステップと、
    を備える情報提供方法。
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