JP4283067B2 - マスクブランクス収納用部材の処理方法、マスクブランクス収納用部材の製造方法及びマスクブランクス収納体 - Google Patents

マスクブランクス収納用部材の処理方法、マスクブランクス収納用部材の製造方法及びマスクブランクス収納体 Download PDF

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Description

本発明は、電子デバイスの製造に使用されるフォトマスクを製造するためのレジスト膜付きマスクブランクス収納用の部材の処理方法等に関する。
近年の電子デバイス、特に半導体素子や液晶モニター用のカラーフィルター或いはTFT素子等は、IT技術の急速な発達に伴い、一層の微細化が要求されている。このような微細加工技術を支える技術の一つが、転写マスクと呼ばれるフォトマスクを用いたリソグラフィー技術である。このリソグラフィー技術においては、露光用光源の電磁波を転写マスクを通じてレジスト膜付きシリコンウエハー等に露光することにより、シリコンウエハー上に微細なパターンを形成している。この転写マスクは通常、透光性基板上に遮光性膜を形成したマスクブランクスにリソグラフィー技術を用いて原版となるパターンを形成して製造される。ところで、マスクブランクスの表面にパーティクル等の異物があると、形成されるパターンの欠陥の原因となるので、マスクブランクスの表面には異物等が付着しないように清浄に保管される必要がある。
このようなマスクブランクスを収納保管し運搬するための容器としては、従来では例えば下記特許文献1に記載されているようなマスク運搬用ケースが知られている。
すなわち、従来のマスクブランクスを収納保管する容器は、キャリアなどと呼ばれている内ケースにマスクブランクスを数枚乃至数十枚並べて保持させ、このマスクブランクスを保持した内ケースを外箱(ケース本体)内に収容し、さらに外箱上に蓋を被せて、マスクブランクスを収納する構造となっていた。そして、外箱と蓋との接合部上には粘着テープを貼付することにより、ケースを密封するとともに、外気や異物等の進入を防ぐようにしていた。このような容器の材質としては従来は樹脂製のものが殆どである。
特開2001−154341号公報
近年の電子デバイスの高性能化に伴って、転写マスクに形成されるパターンも一段と微細化が要求されており、このような微細化パターンを形成するためにもマスクブランクスの清浄度は極めて高いものでないと許容できなくなってきている。従って、マスクブランクスに異物等が付着するのを出来るだけ抑制することにより、特にマスクブランクスの保管中は出来るだけ高い清浄度に維持する必要がある。中でも、表面にレジスト膜を有するマスクブランクスの場合、表面に異物等が一旦付着すると取れ難く、しかもこの段階で十分な洗浄はできないため、異物等が付着したままパターニングが行われて、パターン欠陥を生じることになる。
ところで、最近、フォトマスク用のレジストとして化学増幅型レジストが注目されている。この化学増幅型レジストに関しては例えば特開2000−66380号公報等に記載がある。この化学増幅型レジストは、感度やコントラストなどの特性が従来のフォトレジストに比べて優れているため、微細化パターンを形成するのに有利である。化学増幅型レジストには、レジスト作用を備える高分子化合物(ポジ型)、或いは、架橋反応等により高分子化合物を生成する低分子化合物(ネガ型)と触媒性物質とが含有されている。電子線或いは電磁波などのエネルギー線を化学増幅型レジストに照射することにより、含有されている触媒性物質を感光させてレジスト中に酸性触媒物質を生成せしめることができる。この酸性触媒物質が上記高分子化合物を現像液に可溶化させる或いは高分子化合物を生成して現像液に不溶化させる化学反応(化学増幅反応)に対する触媒作用を有する。
但し、この化学増幅型レジストは、その反応メカニズム上、塩基性化学物質のコンタミによる影響を受けやすいことが指摘されている。つまり、ある種の塩基性化学物質、例えばアンモニア類やアミン類などのコンタミがあると、化学増幅反応の触媒となる酸性触媒物質の生成を阻害したり、生成した酸性触媒物質の機能を抑制乃至阻害(例えば失活)し、所望の性能が得られなくなる場合が生じる。このため、化学増幅型レジスト膜が形成されたマスクブランクスの場合は、単にパーティクル等の異物を排除するだけでは足りず、塩基性化学物質のコンタミによる影響をも排除するため特に清浄な雰囲気で保管する必要がある。
ところが、塩基性化学物質のコンタミによる影響を排除するため、ケミカルフィルターを用いて清浄化された雰囲気で、化学増幅型レジスト膜付きのマスクブランクスの収納梱包作業を行っても、その後の保管中に収納容器から塩基性物質がアウトガスとして放出され、収納されたマスクブランクスを汚染する場合がある。特に保管中の外気の温度変化や気圧変化によってはアウトガス成分の放出が加速される恐れもある。この場合、経時的なアウトガス成分の放出が少ない材料を使用する方法もあるが、経時的な汚染を完全に排除できるわけではなく、また収納容器の材質が制約されてしまうという問題がある。
従って、本発明は、上記従来の問題点を解消し、特に清浄な雰囲気で保管される必要がある化学増幅型レジスト膜を形成したマスクブランクスに好適で、所望のマスクパターンを形成するための安定したレジスト性能を維持できるマスクブランクス収納用部材の処理方法等を提供することを目的とする。
上述したように、化学増幅型レジストの汚染物質は、アミン類などの塩基性化学物質であると従来は考えられていたが、本発明者の検討によれば、このような塩基性化学物質を排除した環境下でマスクブランクスを保管しても、安定したレジスト性能が得られないことがあり、マスク製造時に所望の微細パターンを形成できない場合があることを突き止めた。また、本発明者は更なる検討の結果、化学増幅型レジスト膜を有するマスクブランクスは、塩基性物質だけでなく、酸性物質の付着によっても汚染され、安定した微細パターン形成が阻害される場合があることを見い出した。そして、この酸性物質は、主に化学増幅型レジストの感度に影響を与えるもので、化学増幅効果を所望以上に増進させてしまう作用があることも見い出した。
また、本発明者は、収納容器から化学増幅型レジストの化学増幅効果を阻害する化学物質が経時的に放出されるのを抑制するために、例えば収納容器に対して予め加熱等の処理を施すことが有効であることを突き止めた。
本発明は、得られたこれらの知見に基づいて完成するに至ったものである。
すなわち、本発明は以下の構成を有するものである。
(構成1)化学増幅型レジスト膜を有するマスクブランクスを収納するための部材の処理方法であって、化学増幅型レジストの化学増幅効果を阻害する化学物質を前記部材から除去する処理を施すことを特徴とするマスクブランクス収納用部材の処理方法。
(構成2)前記化学増幅型レジストの化学増幅効果を阻害する化学物質を除去する処理は前記部材を加熱する処理であることを特徴とする構成1に記載のマスクブランクス収納用部材の処理方法。
(構成3)前記化学物質を除去する処理の前に、前記部材を加熱された純水に接触させる処理を施すことを特徴とする構成1又は2に記載のマスクブランクス収納用部材の処理方法。
(構成4)収納用の部材として成形される前の材料及び/又は成形された後の部材に対して前記化学物質を除去する処理を施すことを特徴とする構成1乃至3の何れかに記載のマスクブランクス収納用部材の処理方法。
(構成5)構成1乃至4の何れかに記載の処理方法を含むことを特徴とするマスクブランクス収納用部材の製造方法。
(構成6)化学増幅型レジストの化学増幅効果を阻害する化学物質を除去する処理を施した部材に化学増幅型レジスト膜付きマスクブランクスが収納されていることを特徴とするマスクブランクス収納体。
本発明において、マスクブランクス収納用部材に対して除去処理を施す化学物質は、化学増幅型レジスト膜に付着等して化学増幅型レジストの化学増幅効果を阻害する化学物質であり、このような化学物質の存在により、例えば、所望の化学増幅効果を抑制させてしまう、或いは、化学増幅効果を所望以上に増進させてしまうことにより、安定したレジスト性能が得られなくなり、その結果、所望の安定したレジストパターンの形成が阻害される。化学増幅型レジストの化学増幅効果に影響を及ぼす化学物質としては、酸性汚染物質が特に挙げられる。このような酸性物質としては、例えば、塩素イオンを含む物質、硫酸イオンを含む物質、リン酸イオンを含む物質、硝酸イオンを含む物質等を挙げることが出来る。これらの酸性物質は、主に化学増幅型レジストの感度に影響を与えるもので、化学増幅効果を所望以上に増進させてしまう作用があり、安定したレジスト性能が得られなくなり、その結果、安定したレジストパターンの形成が阻害され、マスク製造時に所望の微細パターンを形成できない場合がある。
また、上記酸性物質とともに、化学増幅型レジストの所望の化学増幅効果を阻害する塩基性化学物質、例えばアンモニア類、アミン類等の物質も除去されるように処理を施すことが好ましい。
本発明において、化学増幅型レジストの化学増幅効果を阻害する化学物質をマスクブランクス収納用部材から除去するための処理としては、例えば、加熱処理、減圧処理などが挙げられるが、特に加熱処理が好適である。マスクブランクス収納用の部材に対して加熱処理を施すことにより、該部材に含有されていて経時的にはアウトガスとして放出される可能性のある化学物質を予め放出せしめることができる。従って、マスクブランクス収納用部材に含まれる化学物質を予め放出せしめる例えば加熱処理を施すことにより、本発明による処理を施したマスクブランクス収納用の部材を使用してマスクブランクスの収納梱包を行うと、その後、経時的に化学物質のアウトガスが放出されることがないため、化学増幅型レジスト膜を有するマスクブランクスに対する化学物質による汚染を防止し、所望のマスクパターンを形成するための安定したレジスト性能を維持できる。
上記加熱処理を行う場合、少なくとも室温を超える温度雰囲気となるように加熱することが適当である。マスクブランクスの収納及び保管は通常は室温程度の温度領域で行われる場合が殆どであり、本発明による処理を施した部材を使用してマスクブランクスの収納及び保管を行う温度領域では化学物質のアウトガスが放出されないようにすることが出来るからである。また、加熱温度や加熱時間については、使用する化学増幅型レジストの特性に応じて、製品不良に繋がる化学増幅効果への化学物質による影響の程度を考慮して、適宜設定することが出来る。加熱温度については、例えば、本発明の作用が得られる範囲内で実用上は40℃〜90℃、特に40℃〜80℃程度の温度領域を用いることが出来る。また、加熱時間については、例えば、本発明の作用が得られる範囲内で実用上は5分間〜2時間程度の時間とすることが出来る。
本発明においては、上記化学物質を除去する処理の前に、マスクブランクス収納用部材の洗浄処理を実施することが好ましい。上記部材の表面に付着している化学物質等を予め洗浄により除去しておくことにより、その後実施する本発明の処理による化学物質の除去効果を確実に高めることが出来るからである。この場合、洗浄液としては純水を用いることが好ましい。純水としては、例えば逆浸透膜水(reverse osmotic membrane water、以下「RO水」と称する)や、限外濾過膜水(ultra filtration membrane water、以下「UF水」と称する)を好ましく挙げることが出来る。このとき、合わせてイオン交換処理を行いイオン交換水(脱イオン化水(de-ionized water)とも言う、以下「DI水」と称する)とすると、上記部材から前記化学物質を除去する作用が更に高められる。RO水とDI水とでは主たる除去対象の化学物質に補完関係があるので、RO処理してからDI処理した純水(以下、RO水/DI水と称する)とすることにより一層好ましい作用を得ることが出来る。このような純水で上記部材を洗浄することにより、前記化学物質を除去するとともに洗浄液による汚染を防止することができるので、収納されるマスクブランクスの化学増幅型レジスト膜の性能を維持する上で特に好ましい。
なお、このような純水を用いて洗浄を行う場合、上記部材を加熱された純水に接触させながら洗浄を行うことが、より一層好ましい作用を得ることが出来るので特に好ましい。このときの純水の温度は、室温よりも高く沸点未満の温度領域を選択できるが、実用上は40℃〜90℃、特に40℃〜80℃程度の温度領域を用いることが出来る。
また、本発明においては、前記化学物質を除去する効果を高める観点から、上述の洗浄処理と本発明による化学物質を除去する処理を例えば複数回繰り返してもよい。
本発明による化学物質を除去する処理は、清浄化された環境で実施することが好ましい。特に、化学増幅型レジスト膜を汚染する酸性物質や塩基性物質が除去された雰囲気を用いることが好ましい。上記部材の処理時に雰囲気中に含まれる化学物質が部材に付着してしまうのを防止できるからである。酸性物質を雰囲気中から除去する方法としては、化学物質を吸着させるフィルター(ケミカルフィルター)を用いることが挙げられる。酸性物質を除去するためのケミカルフィルターとしては、酸中和物質を混合したケミカルフィルターを用いることが好ましい。酸中和物質としては、炭酸塩物質を好ましく挙げることが出来る。このような炭酸塩物質としては、炭酸カリウムを好ましく挙げることが出来る。なお、このようなケミカルフィルターとしては、活性炭等の吸着材を含有する活性炭フィルターを好ましく用いることができ、この活性炭等の吸着材に上記酸中和物質を含有させたフィルターを好ましく用いることができる。また、上記酸性物質とともに、化学増幅型レジストの所望の化学増幅効果を阻害する塩基性化学物質、例えばアンモニア類、アミン類等の物質も除去することが好ましいが、このような塩基性化学物質を除去する方法としては、リン酸などのアルカリ中和物質を混合したケミカルフィルターを用いる方法が挙げられる。
また、上記酸性物質や塩基性物質を除去するためのケミカルフィルターにエアーフィルターを併用することが好ましい。このようなエアーフィルターとしては、HEPAフィルター(high efficiency particulate air filter)やULPAフィルター(ultra low penetration particulate air filter)を好ましく挙げることができる。フィルターの能力は、0.05μm以上のパーティクルを捕捉できるフィルターであることが好ましい。
本発明におけるマスクブランクス収納用部材としては、マスクブランクスを収納して保持する部材(例えば収納容器内の中ケースなど)、マスクブランクスを収納して保管する部材(例えば収納容器など)等が挙げられる。
本発明におけるマスクブランクス収納用部材の材料は特に限定されるものではないが、軽量且つ取扱いの容易な樹脂材料を好ましく挙げることが出来る。樹脂材料の場合、高分子化合物が主成分であるが、合成時の添加物質、未反応物、低分子化合物等も含まれており、比較的低温でも経時的にはアウトガスが多く放出されやすいという事情があるので、本発明の有用性は高い。このような樹脂材料としては、例えばポリプロピレン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリブチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂等を挙げることができる。これらの中でも、アクリル系樹脂、とりわけポリメチルメタクリレート(PMMA)系樹脂は比較的アウトガスの少ない材料であるので、本発明を適用することで、収納保管されるマスクブランクスに形成された化学増幅型レジスト膜の性能を良好に維持することができる。
次に、本発明を適用するマスクブランクス収納用部材として、マスクブランクスを収納するための収納容器の一例を説明する。図1乃至図4はマスクブランクスの収納容器の一例を示すもので、図1は収納容器の蓋を示す斜視図、図2はマスクブランクスを中ケースに収納する状態を示す斜視図、図3は収納容器の容器本体(外ケース)を示す斜視図、図4は収納容器にマスクブランクスを収納した状態の縦方向の断面図である。
本例の収納容器は、主表面が正方形のガラス基板の一主表面上に例えばクロム膜等の遮光性薄膜を成膜し、その上に前述の化学増幅型レジスト膜を形成したマスクブランクス1を中ケース2に収納し、この中ケース2を容器本体3に収納し、この容器本体3の開口部側に蓋4を被せる構造である(図4)。
なお、上記中ケース2を使用せずに、マスクブランクス1を容器本体3に直接溝等を設けて収納する形態とすることもできる。但し、本例のように中ケース2を使用すると、数枚乃至数十枚のマスクブランクスをまとめて中ケース2に入れた状態で取り扱えるので便利である。
上記中ケース2は、開口部側(上方)から底面側(下方)に向けて複数の溝21,22を一方の互いに対向する内側面に所定間隔をおいて一対をなして形成し、その溝21,22の底面側の底部と中ケース底面にはそれぞれ開口窓23,24と開口部27が設けられ、さらに中ケース底面側には基板支持部26が形成され、この基板支持部26でマスクブランクス1の下方端面を支持している(図2、図4)。そして、この中ケース2を容器本体3に収納して固定するための凹面部28,29がそれぞれ中ケースの他方の互いに対向する外側面に底面側から開口部側の途中まで形成されている(図2)。なお、中ケース2の開口部側の上端面25から前記基板支持部26までの高さ寸法は、収納するマスクブランクス1の高さ寸法の主要部分に相当し、マスクブランクス1を中ケース2に収納したとき、マスクブランクス1の上方部分が中ケース2の上端面25からとび出る構造となっている(図4)。数枚のマスクブランクス1を中ケース2の一対の溝21,22に沿って入れると、これらのマスクブランクスは所定間隔をおいて互いに平行に林立する。本例の形態では垂直方向に林立するが、傾斜方向にしてもよい。
上記容器本体3は、前述した中ケース2の凹面部28,29と当接するに適合した突出部31,32を、互いに対向する内側面に形成し、その突出部31,32の底部は容器本体3底面とも接合している(図3)。また、一方の対向する外側面の開口部側には凸部33,34が形成されている。そして、容器本体3の開口縁35のやや下方の位置に続く外周面36と上記凸部33,34の凸面とは略同一面に形成されている。
上記蓋4は、その一方の対向する下方縁(容器本体へ差し込む開口部側の縁であって、図1では上方へ向いている)47から延びた係合片41,42に凹部43,44を形成している。これにより、蓋4を容器本体3に被せたときに、上記凹部43,44が前記容器本体3の凸部33,34とそれぞれ係合することで、蓋4と容器本体3とが固定される(図4)。また、中ケース2の開口部側上端面25と当接して中ケース2を垂直方向において支持固定するストッパー45,46を一方の内側面に互いに対向させて形成している(図1)。
以上の中ケース2、容器本体3及び蓋4の材質は、前述したように好ましくは樹脂材料であり、中でもPMMA系樹脂であることが好ましい。これらの各部材は、マスクブランクスを収納する前に、本発明による化学物質を除去する処理、例えば加熱処理を予め施している。なお、マスクブランクスの保管中にチャージが溜まると、マスク製造過程において放電破壊を起こし、パターン欠陥となる場合があるので、たとえば容器本体3の構成樹脂にカーボン等を混ぜ込んで導電性を付与することができる。
容器本体3の上から蓋4を被せて、蓋4の凹部43,44を容器本体3の凸部33,34と係合させて蓋4と容器本体3とを固定すると、蓋4の下方縁に続く外周面48と容器本体3の開口縁に続く外周面36とが前後に重なり合って接合される。
なお、構成4にあるように、収納用の部材として成形された部材に対して前記化学物質を除去する処理を施すことができるが、収納用の部材として成形される前の材料に対して前記化学物質を除去する処理を施すことも好適である。さらには、収納用の部材として成形される前の材料に対して前記化学物質を除去する処理を施すとともに、成形された後の部材に対しても前記化学物質を除去する処理を施すようにしてもよい。
また、構成5にあるように、本発明による処理方法は、マスクブランクス収納用部材の製造方法に適用することが出来る。この場合、例えば成形された部材を本発明の方法で処理して収納用部材を製造する方法に適用してもよいし、使用済みの収納用部材を本発明の方法で処理して再使用される収納用部材を製造する方法に適用してもよい。具体的には、例えば、樹脂材料を成形してマスクブランクス収納容器を製造する方法に本発明による処理方法を適用することができるし、一度又はそれ以上使用したマスクブランクス収納容器を本発明の方法で処理して再生されるマスクブランクス収納容器を製造する方法に適用することもできる。
また、構成6にあるように、本発明のマスクブランクス収納体は、化学増幅型レジストの化学増幅効果を阻害する化学物質を除去する処理を施した部材に化学増幅型レジスト膜付きマスクブランクスが収納されている。
なお、本発明が適用されるマスクブランクスは特に制約はなく、ガラス基板などの透光性基板上にCr等の遮光性膜を形成したマスクブランクス、基板上に位相シフト膜を形成した位相シフト型マスク用のマスクブランクス、基板上に、露光光を反射する例えばMo/Si多層反射膜と露光光を吸収する例えばTa系吸収体膜を形成した反射型マスク用のマスクブランクス等が含まれる。
本発明によれば、化学増幅型レジスト膜を有するマスクブランクスを収納するための部材に対して、化学増幅型レジストの化学増幅効果を阻害する化学物質を前記部材から除去する処理を施すことにより、該部材に含有されていて経時的には放出される可能性のある化学物質を予め放出せしめることができ、本発明による処理を施したマスクブランクス収納用の部材を使用してマスクブランクスの収納梱包を行うと、その後、経時的に化学物質のアウトガスが放出されることがないため、化学増幅型レジスト膜を有するマスクブランクスに対する化学物質による汚染を防止することが出来る。従って、マスクブランクス保管後に安定したレジスト性能が得られ、その結果、マスク製造時に安定したレジストパターンが形成され、所望のマスクパターンを形成した高品位の転写マスクを得ることができる。
また、化学増幅型レジストの化学増幅効果を阻害する化学物質を除去する処理として上記部材を加熱する処理を用いることにより、簡易な方法で本発明の作用効果を得ることが出来る。
以下、具体的な実施例により本発明を説明する。
(実施例1)
石英基板(6インチ×6インチ)上にスパッタ法でハーフトーン膜を形成し、その上にスピンコート法でレジスト膜を形成してレジスト膜付きマスクブランクスを製造した。このとき、ハーフトーン膜としてMoSi系金属膜を用い、レジスト膜としてはポジ型の化学増幅型レジスト膜を用いた。なお、レジスト膜の形成は、炭酸カリウムを含有させた活性炭フィルター及びリン酸を含有させた活性炭フィルター並びにULPAフィルターを併用して清浄化されたクリーンルーム内で行った。
このようにして製造した100枚のマスクブランクスを前述の図1乃至図4に示す形態の収納容器10箱に分けて収納した。なお、この収納容器の蓋と容器本体及び中ケースの材質はPMMA系樹脂とし、PMMA系樹脂を用いて上記形態に成形した後、この収納容器を水温40℃のRO/DI水で洗浄した。この洗浄を終えた収納容器をクリーンオーブン内で加熱処理した。加熱処理条件は50℃30分とした。なお、上記洗浄工程及び加熱処理工程は、炭酸カリウムを含有させた活性炭フィルター及びリン酸を含有させた活性炭フィルター並びにULPAフィルターを併用して清浄化されたクリーンルーム内で実施した。
マスクブランクスの収納作業についても上記活性炭フィルター及びULPAフィルターで清浄化されたクリーンルーム内で行った。
この収納容器を更に梱包袋に梱包して、航空機でカーゴ輸送を行った。そして、輸送された収納容器を梱包した状態のまま約1月間保管した後、上記と同様のクリーンルーム内で開封し、取り出したマスクブランクスに所定の電子線描画を行い、続いて所定の現像、エッチングを行って、位相シフト型転写マスクを製造した。製造した位相シフト型マスクの品質を走査型電子顕微鏡で詳細に検査したところ、100枚の何れからも特に問題となる欠陥は発見されなかった。なお、収納容器を開封した際、収納容器内面の酸性イオン及び塩基性イオンをイオンクロマトグラフィー法を用いて分析し、その結果を後記表1に示した。
(実施例2)
上述の実施例1において、収納容器の洗浄処理を水温70℃のRO/DI水で行った点以外は実施例1と同様にして製造した収納容器を用いて、マスクブランクスを収納し、輸送、保管を行った。
保管後のマスクブランクスを用いて実施例1と同様にして製造された位相シフト型マスクの品質を走査型電子顕微鏡で詳細に検査したところ、100枚の何れからも特に問題となる欠陥は発見されなかった。なお、収納容器を開封した際の収納容器内面の酸性イオン及び塩基性イオンを分析した結果は後記表1に示した。
(実施例3)
実施例1において、収納容器の洗浄処理を水温40℃のRO水で行った点以外は実施例1と同様にして製造した収納容器を用いて、マスクブランクスを収納し、輸送、保管を行った。
保管後のマスクブランクスを用いて実施例1と同様にして製造された位相シフト型マスクの品質を走査型電子顕微鏡で詳細に検査したところ、100枚の何れからも特に問題となる欠陥は発見されなかった。なお、収納容器を開封した際の収納容器内面の酸性イオン及び塩基性イオンを分析した結果は後記表1に示した。
(比較例)
実施例1において、収納容器の洗浄処理後の加熱処理を行わずに室温放置した点以外は実施例1と同様にして製造した収納容器を用いて、マスクブランクスを収納し、輸送、保管を行った。
保管後のマスクブランクスを用いて実施例1と同様にして製造された位相シフト型マスクの品質を走査型電子顕微鏡で詳細に検査したところ、100枚の何れからもパターンの線幅に乱れが生じていることが発見された。なお、収納容器を開封した際の収納容器内面の酸性イオン及び塩基性イオンを分析した結果は後記表1に示した。
これは、表1の結果からも分かるように、比較的アウトガスの少ないPMMA系樹脂を用いているにも拘わらず、収納保管中に収納容器から酸性物質や塩基性物質が容器内に放出され、マスクブランクスの化学増幅型レジスト膜がこの放出された化学物質によって化学的に汚染されたことに起因しているものと考えられる。
Figure 0004283067
本発明の実施例1〜3においては、本発明による加熱処理を適用して製造された収納容器を用いたため、マスクブランクスの収納保管中に、化学増幅型レジスト膜を汚染するような化学物質は収納容器からは殆ど放出されない。これに対して、本発明による加熱処理を行わなかった比較例では、マスクブランクスの収納保管中に、化学増幅型レジスト膜を汚染するような化学物質が収納容器から放出されていることが分かる。
収納容器の蓋を示す斜視図である。 マスクブランクスを中ケースに収納する状態を示す斜視図である。 収納容器の容器本体(外ケース)を示す斜視図である。 収納容器にマスクブランクスを収納した状態の縦方向の断面図である。
符号の説明
1 マスクブランクス
2 中ケース
3 容器本体
4 蓋

Claims (12)

  1. 化学増幅型レジスト膜を有するマスクブランクスを収納するための部材の処理方法であって、化学増幅型レジストの化学増幅効果を阻害する酸性物質を前記部材から除去する処理として、前記部材に対して加熱処理を施すことを特徴とするマスクブランクス収納用部材の処理方法。
  2. 前記酸性物質は、塩素イオンを含む物質、硫酸イオンを含む物質、リン酸イオンを含む物質又は硝酸イオンを含む物質であることを特徴とする請求項1に記載のマスクブランクス収納用部材の処理方法。
  3. 前記酸性物質を除去する処理の前に、前記部材を加熱された純水に接触させる処理を施すことを特徴とする請求項1又は2に記載のマスクブランクス収納用部材の処理方法。
  4. 前記加熱された純水は、逆浸透膜水処理後、イオン交換水処理が施されていることを特徴とする請求項3に記載のマスクブランクス収納用部材の処理方法。
  5. 収納用の部材として成形される前の材料及び/又は成形された後の部材に対して前記酸性物質を除去する処理を施すことを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載のマスクブランクス収納用部材の処理方法。
  6. 加熱温度は、40℃〜90℃の範囲内であることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のマスクブランクス収納用部材の処理方法。
  7. 前記酸性物質を除去する処理は、前記酸性物質が除去された雰囲気下で施されることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のマスクブランクス収納用部材の処理方法。
  8. 前記部材の材料は、アクリル系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリブチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂から選ばれる一種であることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載のマスクブランクス収納用部材の処理方法。
  9. 前記部材は、前記マスクブランクスを収納保管する収納容器であることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載のマスクブランクス収納用部材の処理方法。
  10. 請求項1乃至の何れかに記載の処理方法を含むことを特徴とするマスクブランクス収納用部材の製造方法。
  11. 請求項1乃至9の何れかに記載の処理方法により、化学増幅型レジストの化学増幅効果を阻害する酸性物質を除去する処理を施した収納容器に化学増幅型レジスト膜付きマスクブランクスが収納されていることを特徴とするマスクブランクス収納体。
  12. 少なくとも容器本体と蓋とを備え、化学増幅型レジスト膜を有するマスクブランクスを収納するためのマスクブランクス収納容器の製造方法であって、化学増幅型レジストの化学増幅効果を阻害する酸性物質を前記収納容器から除去する処理として、前記容器本体及び蓋に対して加熱処理を施すことを特徴とするマスクブランクス収納容器の製造方法。
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