JP4282686B2 - 通信装置、方法およびプログラム - Google Patents
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第1のネットワーク上のデータサーバから送信されるデータを、前記データの優先度に
基づいて優先制御を行って第2のネットワークへ転送処理する中継装置を介して受信する
、前記第2のネットワーク上の通信装置であって、
前記データサーバから送信されるデータの優先度と同じ優先度をもち、かつ自装置を宛先IPアドレスとして有するテストパケットを生成し、前記テストパケットを前記中継装置のMACアドレスを宛先アドレスとしてもつフレームでカプセル化するテストパケット生成手段と、
カプセル化されたテストパケットを前記中継装置へ送信する送信手段と、
送信した前記カプセル化されたテストパケットに内包される前記テストパケットを前記中継装置から受信する受信手段と、
前記受信手段における前記テストパケットの受信状況に基づいて前記第2のネットワー
クの通信品質を測定する測定手段と、
を備える。
第1のネットワーク上のデータサーバから送信されるデータを、前記データの優先度に
基づいて優先制御を行って第2のネットワークへ転送処理する中継装置を介して受信する
、前記第2のネットワーク上の通信装置であって、
前記データサーバから配信されるデータの優先度と同じ優先度をもち、かつ自装置を宛先IPアドレスとして有するテストパケットを、前記中継装置のMACアドレスを宛先アドレスとしてもつフレームでカプセル化して送信することを前記第1または第2のネットワーク上に配置されたテストパケット送信装置に要求するテストパケット送信要求を送信するテストパケット送信要求手段と、
前記テストパケット送信装置から送信される、前記カプセル化されたテストパケットに内包される前記テストパケットを受信する受信手段と、
前記受信手段における前記テストパケットの受信状況に基づいて前記第2のネットワー
クの通信品質を測定する測定手段と、
を備える。
第1のネットワーク上のデータサーバから送信されるデータを、前記データの優先度に
基づいて優先制御を行って第2のネットワークへ転送処理する中継装置を介して受信する
、前記第2のネットワーク上の通信装置において実行する方法であって、
前記データサーバから送信されるデータの優先度と同じ優先度をもち、かつ前記通信装置を宛先IPアドレスとして有するテストパケットを生成し、前記テストパケットを前記中継装置のMACアドレスを宛先アドレスとしてもつフレームでカプセル化し、
カプセル化された前記テストパケットを前記中継装置へ送信し、
送信した前記カプセル化されたテストパケットに内包される前記テストパケットを前記中継装置から受信し、
前記受信手段における前記テストパケットの受信状況に基づいて前記第2のネットワー
クの通信品質を測定することを特徴とする。
第1のネットワーク上のデータサーバから送信されるデータを、前記データの優先度に
基づいて優先制御を行って第2のネットワークへ転送処理する中継装置を介して受信する
、前記第2のネットワーク上のコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記データサーバから送信されるデータの優先度と同じ優先度をもち、かつ前記通信装置を宛先IPアドレスとして有するテストパケットを生成し、前記テストパケットを前記中継装置のMACアドレスを宛先アドレスとしてもつフレームでカプセル化するステップと、
カプセル化された前記テストパケットを前記中継装置へ送信するステップと、
送信した前記カプセル化されたテストパケットに内包される前記テストパケットを前記中継装置から受信するステップと、
前記テストパケットの受信状況に基づいて前記第2のネットワークの通信品質を測定す
るステップと、
を前記コンピュータに実行させる。
図1は、本発明の第1の実施の形態の典型的な構成を示す図である。
クラス0(1,0x08)、クラス1(0,0x00)、クラス2(5,0x28)、クラス3(7,0x38)
とすることによりイーサスイッチ108はUser Priorityを見ることにより優先制御を行うことが可能となり、境界ルータ103はDSCPを見ることにより優先制御を行うことが可能となる。また無線アクセスポイント109は、例えば WMM(Wi-Fi Allianceにて規定)のアクセスカテゴリとクラスとの対応付けを行うことにより、具体的に、(User Prioirty,DSCP)が
(1,0x08)のパケットをアクセスカテゴリBKに対応付け、
(0,0x00)のパケットをアクセスカテゴリBEに対応付け、
(5,0x28)のパケットをアクセスカテゴリVIに対応付け、
(7,0x38)のパケットをアクセスカテゴリVOに対応付ける
ことにより、ルータとイーサスイッチと無線アクセスポイントとが混在したネットワークにおいても機器間で一貫した優先制御を行うことができる。
(宛先アドレス、ソースアドレス、プロトコル番号、宛先ポート、ソースポート)
と、その属するクラスとを対応づけた表(フロー優先クラス対応表)を保持する。境界ルータ103は、パケットを転送する際にパケットのヘッダ情報からこのパケットの属するクラスを判断し、そのクラスに対応する User PriorityとDSCPの値を記してパケット(イーサフレーム)を送信することも可能である。
(宛先アドレス、ソースアドレス、プロトコル番号、宛先ポート、ソースポート)
が
(200.100.100.100、100.100.100.100、6、20000、1234)のパケットをクラス2
として扱い(一行目)、
(宛先アドレス、プロトコル番号)が(200.100.100.101、17)のパケットをクラス3
として扱い(2行目)、
(ソースアドレス、プロトコル番号)が(200.100.100.101、17)のパケットをクラス3
として扱う(3行目)、ことが示される
フロー優先クラス対応表に記されていないパケットは、予め定められたクラス、例えばクラス1として扱うことが望ましい。
(コンテンツタイトル,アクセスURL,メディアフォーマット識別情報)
を含む。
コンテンツ配信サーバ104からのパケットのIPヘッダとTCPヘッダと同じ
(宛先アドレス、ソースアドレス、プロトコル番号、宛先ポート、ソースポート、DSCP)
が記されたパケットであるとする。ただし、これは一例であり、テストパケットのヘッダは、境界ルータ103においてクラスを決定するのに必要十分な情報が記述されていればよく、例えばテストパケットの宛先アドレスだけコンテンツ配信サーバ104からのパケットのそれと一致していれば良い場合もある(テストパケットは配信コンテンツ受信装置105に戻ってくる必要があるので、宛先アドレスは配信コンテンツ受信装置105のIPアドレスであることが必要である)。
宅内帯域 = 受信パケットレート * 平均パケット長 ・・・(式1)
(式1)の代わりに、単位時間当たり受信パケット長の和を宅内帯域としても良い。
(宛先アドレス、宛先ポート番号)=(200.100.100.100,10000)をクラス0、
(宛先アドレス、宛先ポート番号)=(200.100.100.100,10001)をクラス1、
(宛先アドレス、宛先ポート番号)=(200.100.100.100,10002)をクラス2、
(宛先アドレス、宛先ポート番号)=(200.100.100.100,10003)をクラス3、
の設定を予め行っておく。
(宛先アドレス、宛先ポート番号)=(200.100.100.100,10000)
の持つテストパケットを用いて帯域測定を行うことにより、
クラス0の帯域測定を行い、
(宛先アドレス、宛先ポート番号)=(200.100.100.100,10001)
の持つテストパケットを用いて帯域測定を行うことにより、
クラス1の帯域測定を行い、
(宛先アドレス、宛先ポート番号)=(200.100.100.100,10002)
の持つテストパケットを用いて帯域測定を行うことにより、
クラス2の帯域測定を行い、
(宛先アドレス、宛先ポート番号)=(200.100.100.100,10003)
の持つテストパケットを用いて帯域測定を行うことにより、
クラス3の帯域測定を行う。
1. 配信コンテンツ受信装置105が、予め定められた全帯域測定用のアクセスURLをもつサーバにアクセスし、帯域測定用コンテンツ(テストデータ)を取得する。帯域測定用コンテンツを保持するサーバは、コンテンツ配信サーバ104と同じあるいはその近くに配置していることが望ましい。また、全帯域測定用のアクセスURLは、アクセス可能なコンテンツ配信サーバ毎に設定してあっても良い。
2. 配信コンテンツ受信装置105が、サーバから受信した帯域測定用コンテンツのパケット(帯域測定用パケット)から、(式2)を用いて、全帯域を計算する。単位時間当たりの受信パケット長の和を全帯域としても良い。
全帯域 = 受信パケットレート * 平均パケット長 ・・・(式2)
中央制御手段201は、リモコン信号受信手段202を介してユーザからのリモコン信号を受け取ると、受け取ったリモコン信号を解析する。中央制御手段201は、リモコン信号にコンテンツ配信サーバ一覧要求が含まれていることを検出した場合は、あらかじめ保持されているコンテンツ配信サーバの一覧を、画面表示手段203を用いて外部に表示する。ただし、コンテンツ配信サーバの一覧は、予め静的に記憶している場合もあるが、予め記憶しているサーバに問い合わせてコンテンツ配信サーバの一覧を取得することも可能である。
(宛先アドレス、ソースアドレス、プロトコル番号、宛先ポート、ソースポート、DSCP)
を抽出し、テストパケット生成手段207 に渡す。
- イーサフレームのMAC-DAとして境界ルータのMACアドレス
- イーサフレームのMAC-SAとして配信コンテンツ受信装置のMACアドレス
- イーサフレームのUser Priorityとして7
送信レート = 初期レート + レート増加量 * テスト経過時間 ・・・(式3)
- パケット廃棄率は、受信したテストパケット内のシーケンス番号に抜けがある場合に抜けのシーケンス番号のパケットが廃棄されたと考え、以下の(式4)で計算する。
パケット廃棄率 = 単位時間当たりのテストパケット廃棄数 / 単位時間当たりのシーケンス番号の増加量 ・・・(式4)
- パケット遅延量は、テストパケット受信時刻とテストパケット内の送信時刻の差により求められ、単位時間当たりの平均遅延時間を求める。
- パケット到着量は、単位時間当たりのパケット(テストパケットおよびコンテンツパケット)長の和で求める。
A. パケット遅延量あるいはパケット廃棄率が予め定められた値を越えた時
刻のパケット到着量
B. 予め定められた許容パケット到着量
宅内帯域測定手段208は、
- AがBよりも小さい場合に宅内帯域不十分と判断し、
- そうでない場合は、宅内帯域十分と判断する。
- もし、宅内帯域不十分 の場合、宅内帯域不足
- もし、宅内帯域十分の場合、宅外帯域不足
- 宅内帯域不足の場合、図5の画面
- 宅外帯域不足の場合、図6の画面
(宛先アドレス、ソースアドレス、プロトコル番号、宛先ポート、ソースポート、DSCP)
を、テストパケット生成手段207に渡す。
- イーサフレームのMAC-DAとして境界ルータのMACアドレス
- イーサフレームのMAC-SAとして配信コンテンツ受信装置のMACアドレス
- イーサフレームのUser Priorityとして7
送信レート = 初期レート + レート増加量 * テスト経過時間 ・・・(式3)
- パケット廃棄率は、受信したテストパケット内のシーケンス番号に抜けがある場合に抜けのシーケンス番号のパケットが廃棄されたと考え、先に示した(式4)で計算する。
パケット廃棄率 = 単位時間当たりのテストパケット廃棄数 / 単位時間当たりのシーケンス番号の増加量 ・・・(式4)
- パケット遅延量は、テストパケット受信時刻とテストパケット内の送信時刻の差により求められ、単位時間当たりの平均遅延時間を求める。
- パケット到着量は、単位時間当たりのパケット(ここではテストパケット)長の和で求める。
刻のパケット到着量
B. 予め定められた許容パケット到着量
宅内帯域測定手段208は、
- AがBよりも小さい場合に宅内帯域不十分と判断し、
- そうでない場合は、宅内帯域十分と判断する。
中央制御手段201は、全帯域測定開始要求を受け取ると、予め保持していた帯域測定サーバのアクセスURLを用いて、パケット送信手段204を介して、帯域測定用データ(テストデータ)の取得を要求する。
- パケット到着レートは、以下の(式5)で求められる。
パケット到着レート = 全帯域測定用データの量/全帯域測定用データ取得に要した時間 ・・・(式5)
A. パケット到着レート
B. 予め定められた許容パケット到着レート
全帯域測定手段210は、
- AがBよりも小さい場合に全帯域不十分と判断し、
- そうでない場合は、全帯域十分と判断する。
- もし、宅内帯域不十分 かつ 全帯域不十分 の場合、宅内帯域不足
- もし、宅内帯域十分 かつ 全帯域不十分 の場合、宅外帯域不足
- もし、宅内帯域十分 かつ 全帯域十分 の 場合、帯域不足個所なし
- 宅内帯域不足の場合、図5の画面
- 宅外帯域不足の場合、図6の画面
- 帯域不足個所なしの場合、図9の画面
第1の実施の形態では、テストパケットを配信コンテンツ受信装置から送信していたが、第2の実施の形態では配信コンテンツ受信装置とは別のテストパケット送信装置からテストパケットを送信することを特徴とする。
(コンテンツタイトル,アクセスURL,メディアフォーマット識別情報)
を含む。アクセスURLはコンテンツを獲得するためにアクセスするためのアクセス方法を示し、例えば http://100.100.100.100:1234/contents=1
や rtsp://100.100.100.100/contens1 のようなものである。
・ テストパケットのヘッダ情報
・ テストパケットの送信パターン識別子(後述)
(宛先アドレス、ソースアドレス、プロトコル番号、宛先ポート、ソースポート、DSCP)を記したパケットである。これらの値は、配信コンテンツ受信装置115からのテストパケット送信要求のヘッダ情報に記される。ただし、これは一例であり、テストパケットのヘッダは、境界ルータ103においてクラスを決定するのに必要十分な情報が記述されていればよく、例えばテストパケットの宛先アドレスだけコンテンツ配信サーバ104からのパケットのそれと一致していれば良い場合もある(テストパケットは配信コンテンツ受信装置115に届く必要があるので、宛先アドレスは配信コンテンツ受信装置115のIPアドレスであることが必要である)。
宅内帯域 = 受信パケットレート * 平均パケット長 ・・・(式1)
あるいは、単位時間当たりの受信パケット長の和を宅内帯域としても良い。
(宛先アドレス、宛先ポート番号)=(200.100.100.100,10000)をクラス0、
(宛先アドレス、宛先ポート番号)=(200.100.100.100,10001)をクラス1、
(宛先アドレス、宛先ポート番号)=(200.100.100.100,10002)をクラス2、
(宛先アドレス、宛先ポート番号)=(200.100.100.100,10003)をクラス3、
の設定を予め行う。
(宛先アドレス、宛先ポート番号)=(200.100.100.100,10000)
をヘッダ情報に記したテストパケット送信要求を、テストパケット送信装置111に送信して、帯域測定を行うことにより、クラス0の帯域測定を行い、
(宛先アドレス、宛先ポート番号)=(200.100.100.100,10001)
をヘッダ情報に記したテストパケット送信要求を、テストパケット送信装置111に送信して、帯域測定を行うことにより、クラス1の帯域測定を行い、
(宛先アドレス、宛先ポート番号)=(200.100.100.100,10002)
をヘッダ情報に記したテストパケット送信要求を、テストパケット送信装置111に送信して、帯域測定を行うことにより、クラス2の帯域測定を行い、
(宛先アドレス、宛先ポート番号)=(200.100.100.100,10003)
をヘッダ情報に記したテストパケット送信要求を、テストパケット送信装置111に送信して、帯域測定を行うことにより、クラス3の帯域測定を行う。
宅内帯域測定を行う(S74)。宅内帯域測定の結果が予め定められた値を下回っている場合には(S75のNo)、宅内帯域不足を示す旨を表す画面を表示する(図5参照)(S76)。ユーザからの"キャンセル"を示すイベントを配信コンテンツ受信手段115が検出したら(S72のNo)処理を終了する。
1. 配信コンテンツ受信装置115が、予め定められた全帯域測定用のアクセスURLをもつサーバにアクセスし、全帯域測定用のコンテンツ(テストデータ)を取得する。全帯域測定用のコンテンツを保持するサーバは、コンテンツ配信サーバ104と同じあるいはその近くに配置していることが望ましい。また、全帯域測定用のアクセスURLは、アクセス可能なコンテンツ配信サーバ毎に予め設定してあっても良い。
2. 配信コンテンツ受信装置115が、サーバから受信した全帯域測定用のコンテンツを運ぶパケット(帯域測定用パケット)から、上述した(式2)を用いて全帯域を計算する。単位時間当たりの受信パケット長の和を全帯域としても良い。
全帯域 = 受信パケットレート * 平均パケット長 ・・・(式2)
(宛先アドレス、ソースアドレス、プロトコル番号、宛先ポート、ソースポート、DSCP)
を抽出し、抽出したヘッダ情報をテストパケット送信要求生成手段307に渡す。
- パケット廃棄率は、受信したテストパケット内のシーケンス番号に抜けがある場合抜けのシーケンス番号のパケットが廃棄されたと考え、先に示した(式4)で計算する。
パケット廃棄率 = 単位時間当たりのテストパケット廃棄数 / 単位時間当たりのシーケンス番号の増加量 ・・・(式4)
- パケット遅延量は、テストパケット受信時刻とテストパケット内の送信時刻との差により求められ、単位時間当たりの平均遅延時間を求める。
- パケット到着量は、単位時間当たりのパケット(テストパケットおよびコンテンツパケット)長の和で求める。
A. パケット遅延量あるいはパケット廃棄率が予め定められた値を越えた時
刻のパケット到着量
B. 予め定められた許容パケット到着量
宅内帯域測定手段は、
- AがBよりも小さい場合に宅内帯域不十分と判断し、
- そうでない場合は、宅内帯域十分と判断する。
- もし、宅内帯域不十分 の場合、宅内帯域不足
- もし、宅内帯域十分の場合、宅外帯域不足
- 宅内帯域不足の場合、図5の画面
- 宅外帯域不足の場合、図6の画面
(宛先アドレス、ソースアドレス、プロトコル番号、宛先ポート、ソースポート、DSCP)
を、テストパケット送信要求生成手段307に渡す。
- パケット廃棄率は、受信したテストパケット内のシーケンス番号に抜けがある場合抜けのシーケンス番号のパケットが廃棄されたと考え、先に示した(式4)で計算する。
パケット廃棄率 = 単位時間当たりのテストパケット廃棄数 / 単位時間当たりのシーケンス番号の増加量 ・・・(式4)
- パケット遅延量は、テストパケット受信時刻とテストパケット内の送信時刻との差により求められ、単位時間当たりの平均遅延時間を求める。
- パケット到着量は、単位時間当たりのパケット(ここではテストパケット)長の和で求める。
A. パケット遅延量あるいはパケット廃棄率が予め定められた値を越えた時刻のパケット到着量
B. 予め定められた許容パケット到着量
宅内帯域測定手段308は、
- AがBよりも小さい場合に宅内帯域不十分と判断し、
- そうでない場合は、宅内帯域十分と判断する。
- パケット到着レートは、先に示した(式5)で求められる。
パケット到着レート = 全帯域測定用データの量/全帯域測定用データ取得に要した時間 ・・・(式5)
A. パケット到着レート
B. 予め定められた許容パケット到着レート
全帯域測定手段310は、
- AがBよりも小さい場合に全帯域不十分と判断し、
- そうでない場合は、全帯域十分と判断する。
通信帯域低下区間判定手段309は、全帯域測定手段310から全帯域の判断結果を受け取ると、
以下の条件に従い帯域低下区間情報を、判定結果出力手段311に渡す。
- もし、宅内帯域不十分 かつ 全帯域不十分 の場合、宅内帯域不足
- もし、宅内帯域十分 かつ 全帯域不十分 の場合、宅外帯域不足
- もし、宅内帯域十分 かつ 全帯域十分 の 場合、帯域不足個所なし
- 宅内帯域不足の場合、図5の画面
- 宅外帯域不足の場合、図6の画面
- 帯域不足個所なしの場合、図9の画面
- 送信パターン種別
- 送信パターン種別毎のパターン関連パラメータ
- 送信継続時間
送信レート = 10 * 経過時間 ・・・(式6)
送信レート = 100 * 経過時間 + 400 ・・・(式7)
送信レート = 1000 * 経過時間 ・・・(式8)
送信レート = 10 * 経過時間 ・・・(式9)
- イーサフレームのMAC-DAとして境界ルータのMACアドレス
- イーサフレームのMAC-SAとしてテストパケット送信装置のMACアドレス
- イーサフレームのUser Priorityとして7
102:インターネット(第1のネットワーク)
103:境界ルータ(中継装置)
104:コンテンツ配信サーバ
105、115:配信コンテンツ受信装置
106:パーソナルコンピュータ(PC)
107:VOIP端末
108:イーサスイッチ
109:無線アクセスポイント
111:テストパケット送信装置
201、301:中央制御手段
202、302:リモコン信号受信手段
203、303:画面表示手段
204、304:パケット送信手段
205、305:パケット受信手段
206、306:ヘッダ情報抽出手段
207、307:テストパケット生成手段
208、308:宅内帯域測定手段
209、309:通信帯域低下区間判定手段
210、310:全帯域測定手段
211、311:判定結果出力手段
401:パケット受信手段
402:ヘッダ情報抽出手段
403:送信パターン情報抽出手段
404:テストパケット生成手段
405:パケット送信手段
Claims (16)
- 第1のネットワーク上のデータサーバから送信されるデータを、前記データの優先度に
基づいて優先制御を行って第2のネットワークへ転送処理する中継装置を介して受信する
、前記第2のネットワーク上の通信装置であって、
前記データサーバから送信されるデータの優先度と同じ優先度をもち、かつ自装置を宛先IPアドレスとして有するテストパケットを生成し、前記テストパケットを前記中継装置のMACアドレスを宛先アドレスとしてもつフレームでカプセル化するテストパケット生成手段と、
カプセル化されたテストパケットを前記中継装置へ送信する送信手段と、
送信した前記カプセル化されたテストパケットに内包される前記テストパケットを前記中継装置から受信する受信手段と、
前記受信手段における前記テストパケットの受信状況に基づいて前記第2のネットワー
クの通信品質を測定する測定手段と、
を備えた通信装置。 - 前記中継装置は、データのヘッダにおいて優先度の設定に必要な特定情報と、優先度とを対応付けたテーブルを有し、受信したデータにおけるヘッダの特定情報に対応する優先度を前記テーブルから検出して前記受信したデータに設定して転送するものであり、
前記テストパケット生成手段は、前記データサーバから送信されるデータのヘッダに含まれる前記特定情報と同一の特定情報をヘッダにもつように前記テストパケットを生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 前記第1のネットワークから前記中継装置を介して受信される前記データの受信品質が
劣化したことを検出する受信品質劣化検出手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。 - 前記テストパケット生成手段は、前記受信品質劣化検出手段により前記データの受信品
質が劣化したことが検出されたら、前記テストパケットを生成することを特徴とする請求
項3に記載の通信装置。 - 前記受信手段は、前記データを運ぶパケットを受信し、
前記測定手段は、前記受信手段における、前記テストパケットおよび前記データを運ぶ
パケットの受信状況に基づいて、前記第2のネットワークの通信品質を測定することを特
徴とする請求項4に記載の通信装置。 - 前記測定手段により測定された通信品質が所定の基準を満たす場合は、前記データの受
信品質の劣化原因が前記第1のネットワークにあり、前記所定の基準を満たさない場合は
前記第2のネットワークに前記劣化原因がある旨の判定を下す判定手段をさらに備えたこ
とを特徴とする請求項4または5に記載の通信装置。 - 前記判定手段による判定結果を表示する表示手段をさらに備えたことを特徴とする請求
項6に記載の通信装置。 - 前記データサーバから送信されるデータは、映像データまたは音声データまたはこれら
の両方、を含むコンテンツデータであることを特徴とする請求項2に記載の通信装置。 - 前記受信手段は、前記第1のネットワーク上のサーバからテストデータを前記中継装置
を介して受信し、
前記測定手段は、前記受信手段における前記テストデータの受信状況から、前記第1お
よび前記第2のネットワークを合わせた全体ネットワークの通信品質を測定する、
ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。 - 前記測定手段によって測定された、前記全体ネットワークおよび前記第2のネットワー
クの通信品質に基づいて、前記第1および第2のネットワークの良否を判定する判定手段
をさらに備えたことを特徴とする請求項9に記載の通信装置。 - 前記判定手段による判定結果を表示する表示手段をさらに備えたことを特徴とする請求
項10に記載の通信装置。 - 前記データサーバから送信されるデータは、映像データまたは音声データまたはこれら
の両方、を含むコンテンツデータであることを特徴とする請求項9ないし11のいずれか一項に記載の通信装置。 - 前記送信手段は、時間の経過に伴い前記テストパケットの送信レートを増加することを
特徴とする請求項2に記載の通信装置。 - 第1のネットワーク上のデータサーバから送信されるデータを、前記データの優先度に
基づいて優先制御を行って第2のネットワークへ転送処理する中継装置を介して受信する
、前記第2のネットワーク上の通信装置であって、
前記データサーバから配信されるデータの優先度と同じ優先度をもち、かつ自装置を宛先IPアドレスとして有するテストパケットを、前記中継装置のMACアドレスを宛先アドレスとしてもつフレームでカプセル化して送信することを前記第1または第2のネットワーク上に配置されたテストパケット送信装置に要求するテストパケット送信要求を送信するテストパケット送信要求手段と、
前記テストパケット送信装置から送信される、前記カプセル化されたテストパケットに内包される前記テストパケットを受信する受信手段と、
前記受信手段における前記テストパケットの受信状況に基づいて前記第2のネットワー
クの通信品質を測定する測定手段と、
を備えた通信装置。 - 第1のネットワーク上のデータサーバから送信されるデータを、前記データの優先度に
基づいて優先制御を行って第2のネットワークへ転送処理する中継装置を介して受信する
、前記第2のネットワーク上の通信装置において実行する方法であって、
前記データサーバから送信されるデータの優先度と同じ優先度をもち、かつ前記通信装置を宛先IPアドレスとして有するテストパケットを生成し、前記テストパケットを前記中継装置のMACアドレスを宛先アドレスとしてもつフレームでカプセル化し、
カプセル化された前記テストパケットを前記中継装置へ送信し、
送信した前記カプセル化されたテストパケットに内包される前記テストパケットを前記中継装置から受信し、
前記受信手段における前記テストパケットの受信状況に基づいて前記第2のネットワー
クの通信品質を測定する、方法。 - 第1のネットワーク上のデータサーバから送信されるデータを、前記データの優先度に
基づいて優先制御を行って第2のネットワークへ転送処理する中継装置を介して受信する
、前記第2のネットワーク上のコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記データサーバから送信されるデータの優先度と同じ優先度をもち、かつ前記通信装置を宛先IPアドレスとして有するテストパケットを生成し、前記テストパケットを前記中継装置のMACアドレスを宛先アドレスとしてもつフレームでカプセル化するステップと、
カプセル化された前記テストパケットを前記中継装置へ送信するステップと、
送信した前記カプセル化されたテストパケットに内包される前記テストパケットを前記中継装置から受信するステップと、
前記テストパケットの受信状況に基づいて前記第2のネットワークの通信品質を測定す
るステップと、
を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
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