JP4282415B2 - 圧力調整弁 - Google Patents

圧力調整弁 Download PDF

Info

Publication number
JP4282415B2
JP4282415B2 JP2003320247A JP2003320247A JP4282415B2 JP 4282415 B2 JP4282415 B2 JP 4282415B2 JP 2003320247 A JP2003320247 A JP 2003320247A JP 2003320247 A JP2003320247 A JP 2003320247A JP 4282415 B2 JP4282415 B2 JP 4282415B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
valve
spring
fluid
setting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003320247A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005085236A (ja
Inventor
進 中川
Original Assignee
フシマン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フシマン株式会社 filed Critical フシマン株式会社
Priority to JP2003320247A priority Critical patent/JP4282415B2/ja
Publication of JP2005085236A publication Critical patent/JP2005085236A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4282415B2 publication Critical patent/JP4282415B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Safety Valves (AREA)
  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Description

本発明は、電気や空気圧などの動力を必要とせず、高低2種類の設定圧力を必要とされる圧力調整を1台の圧力調整弁のみで行うことを可能にするものであって、流体を流し始めてから絞り弁の開度によって設定される所望の時間経過後に自動的かつ純機械的に設定圧力を低圧から高圧に切り替えることができる圧力調整弁に関する。
ダイアフラム、ピストン等の圧力検出手段の片側に制御対象となる流体圧を加え、反対側に圧力設定用の調節ばねのばね荷重を付加することにより前記流体圧を一定に調節する圧力調整弁は、従来から種々提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開平09−229218号公報 特開2003−148263号公報 特開平09−138709号公報
このような圧力調整弁において、圧力設定用の調節ねじを回転することにより1種類の圧力設定が可能である。また、例えばこのような圧力調整弁をパイロット作動式減圧弁として用い主弁の二次側配管が極端に長い場合、圧力調整弁を高い設定圧力で流体を全閉状態から一気に流すと、ウオーターハンマー現象(水激現象)によって主弁の二次側配管が破損するおそれがあるようなときは、高低2種類の圧力設定が可能な調整弁が要求される。このような要求に対しては、従来は2台の圧力調整弁を電磁弁や空気式の切換弁で切替えることにより実現していた。また、切換えの時間間隔設定が必要な場合は、電気式のタイマーを用いていた。
しかしながら、電磁弁や空気式切換弁で設定圧力の切替えを行うようにした圧力調整弁は、設置場所の環境によっては電気や空気圧などの動力を得ることが困難であったり、あるいは停電や空気源の故障などにより動力が得られなくなった場合には全く使用することができなくなるという問題があった。
また、電気や空気圧などの動力を用いずに純機械的に圧力調整を行うようにした圧力調整弁も考えられるが、そのような従来技術について、出願人は出願時までに関連する先行技術文献を発見することができなかった。よって、本発明に密接に関連する先行技術文献情報を開示していない。
本発明は上記した従来の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、電気や空気圧などの動力を必要とせず、使用する流体の流体圧自体を利用することにより設定圧力を純機械的に切り替えることができるようにした圧力調整弁を提供することにある。
上記目的を達成するために第1の発明は、圧力検出手段の片側に制御対象の流体圧を加え、反対側に圧力設定用の調節ばねのばね荷重を付加することにより前記流体圧を一定に調節する圧力調整弁において、前記圧力検出手段に前記調節ばねのばね荷重を付加する低圧設定手段と、前記低圧設定手段を押し下げることにより前記調節ばねのばね荷重を増大させ前記流体圧を低圧から高圧に設定する高圧設定手段と、前記高圧設定手段の一部が挿入されたシリンダと、前記シリンダ内を前記高圧設定手段が挿入される大気圧室と圧力室とに仕切り、高圧設定時に前記高圧設定手段を押し下げるピストンと、前記ピストンに前記圧力室方向の復帰習性を付与する復帰用ばねと、弁本体への流体供給開始と同時に前記圧力室に高圧設定用の圧力を導く導管と、前記導管の途中に接続された可変型絞り弁とを備えたものである。
第2の発明は、上記第1の発明において、前記シリンダを前記低圧設定手段に対して高さ調整可能に取付けたものである。
本発明は上記構成を採っているので、1台の圧力調整弁で高低2種類の圧力設定を可能とし、かつ流体を弁本体に流し始めてから可変型絞り弁の開度によって設定された必要とされる時間経過後に自動的かつ純機械的に設定圧力を低圧設定から高圧設定に切り替えることができる。可変型絞り弁の開度を変えると、時間を調節することができる。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明を高低2種類の圧力設定を可能にした圧力調整弁に適用した一実施の形態を示す断面図で、低圧設定時の状態を示す図である。図2は同圧力調整弁を配管に接続した状態を示す断面図で、シリンダーの圧力室に圧力調整弁の二次側圧力を可変型絞り弁を介して導入するようにした接続例を示す図である。図3は同圧力調整弁を高圧設定に切り替えた状態を示す断面図である。
これらの図において、全体を符号1で示す圧力調整弁は、配管2(2A,2B)の途中に接続された弁本体3と、この弁本体3内に上下動自在に挿入された弁体4とを備えている。弁本体3は、内部に隔壁5によって仕切られ左右両側に開放する流体流路6を有し、この流体流路6の入口部6aに上流側配管2Aが接続され、出口部6bに下流側配管2Bが接続されている。
また、弁本体3の上面には、弁本体3内の二次側圧力を検出する圧力検出手段7が取付けられている。圧力検出手段7はダイアフラムからなり、弁本体3の上面中央に形成した凹陥部8を覆うように取付けられ、外周縁部が上蓋9によって前記弁本体3の上面に密接され固定されている。ダイアフラム7と前記凹陥部8とによって囲まれた密閉空間はダイアフラム室10を形成し、このダイアフラム室10には前記弁本体2の上壁12に形成して連通孔13によって弁本体3内の二次側圧力が導かれる。
前記弁本体3の下側中央には、前記弁体4を組み込むための開口部14が形成されており、この開口部14は栓体15をOリング16を介して螺合することによって閉塞されている。
前記弁体4は、前記隔壁5の中央に設けた流通孔17を上下動自在に貫通するステム4Aと、このステム4Aの下端に一体に設けられ前記流通孔17を隔壁5の下方から開閉する弁プラグ4Bと、前記ステム4Aの上端に螺合するねじ4Cとで構成されている。流通孔17の下端側開口部には、前記弁プラグ4Bの着座部を構成する筒部18が一体に突設されている。前記ステム4Aの上端部は、前記上壁12に設けたステム用孔20を摺動自在に貫通し、前記ダイアフラム7の中央部に固定されている。
前記上蓋9の内部には、前記ダイアフラム7に前記弁本体3内の二次側圧力に対抗してばね荷重を付加する圧力設定用の調節ばね22が組み込まれている。調節ばね22は圧縮コイルばねからなり、上下一対のばね受け23,24間に弾装されている。上方側のばね受け23は、押し棒25の下端に固定されている。下方側のばね受け24は、前記ステム4Aの上端部に螺合するねじ4Cに螺合されており、前記ダイアフラム7の中央部を前記ステム4Aの上端に設けたフランジ部26に締め付けてシールしている。
前記押し棒25は、前記上蓋9に螺合するねじ体28を上下動自在に貫通して上端部がシリンダ30内に臨み、高圧設定時に前記ばね受け23を下降させることにより前記調節ばね22のばね荷重を増大させる高圧設定手段を構成している。
前記ねじ体28は、前記ばね受け23とともに低圧設定手段を構成するもので、下端部に前記上蓋9のねじ穴31に螺合する雄ねじ部32が形成され、上端部には前記シリンダ30のねじ穴33に螺合する雄ねじ部34が形成され、軸心方向中央には回転操作部35が一体に設けられている。回転操作部35は、四角形または六角形の鍔状に形成され、スパナ等の適宜な工具によって回転操作される。また、前記雄ねじ部32,34には、設定圧力調整後の遊動を防止するためのロックナット36,37がそれぞれ螺合されている。
前記シリンダ30は、上端開口部に蓋体40がOリング41を介して螺合され、内部がビストン42によって2つの室43,44に仕切られている。上方側の室43は前記下流側配管2Bに導管45を介して接続されることにより、配管2内を流れる流体46の二次側圧力が導かれる圧力室を形成している。前記導管45は、一端が前記蓋体40に設けた接続口47に接続され、途中に流量可変型の絞り弁48が接続されている。一方、下方側の室44は、シリンダ30の底部に設けた通気孔49を介して外部に開放することにより大気圧室を形成している。
さらに、前記大気圧室44には、前記ピストン42に圧力室43方向の復帰習性を付与する復帰用ばね50が弾装されている。復帰用ばね50としては、比較的ばね力の弱い圧縮コイルばねが用いられる。シリンダ30の内周面下部には、ピストン42の下方への移動を制限する段部状のストッパ51が設けられている。ピストン42の下面中央には、設定圧力を低圧設定から高圧設定に切り替えるときに前記押し棒25を押し下げる押圧部52が一体に突設されている。このため、高圧設定手段は、押し棒25だけでなく押し棒25とピストン42とで構成されているともいえる。
次に、上記構造からなる圧力調整弁1の動作について説明する。
図1に示すように圧力調整弁1を僅かに開弁させている状態で流体46を配管2に流すと、この流体46は上流側配管2Aを通って弁本体3の入口部6aから流体流路6内に流入し、流通孔17を通り出口部6bから下流側配管2Bに流れる。このとき、流体流路6内を流れる流体46の一部は、連通孔13を経てダイアフラム室8内に入り、ダイアフラム室8内の圧力を上昇させる。このため、ダイアフラム7はダイアフラム室8内の圧力と調節ばね22のばね荷重とが釣り合い状態を保つ位置まで上方に弾性変形し、弁体4を上昇させる。弁体4が上昇すると、弁プラグ4Bと流通孔17との間隔は狭くなるため下流側配管2Bに流れる流体46の流量が減少し、これによって下流側配管2B内の流体圧力が所定の圧力(低圧)に設定される。
また、下流側配管2Bでの負荷流量が増加した場合は、ダイアフラム室8内の圧力が低下するからダイアフラム7を流体圧力が押し上げる力よりも調節ばね22のばね荷重が大きくなって弁体4を下降させ、弁プラグ4Bと流通孔17との間隔を広げて流量を増加させて下流側配管2Bの圧力低下を修正する。このように流体圧力は所定の圧力に調整される。
この二次側の設定圧力は、低圧設定手段を構成するばね受け23をねじ体28によって上下動させることにより可変することができる。すなわち、ロックナット36,37を緩めた後ねじ体28をスパナ等によって回転させて上昇させると、調節ばね22が伸張して上方側のばね受け23を押し上げる。このため、調節ばね22のダイアフラム7に対するばね荷重が減少して弁体4を上昇させる。この結果、弁プラグ4Bと流通孔17との間隔が狭くなるため下流側配管2Bに流れる流体46の流量が減少する。したがって、二次側流体圧は低くなる。反対に、ねじ体28を下降させると、上方側のばね受け23が調節ばね22を押圧して圧縮させるため、調節ばね22のダイアフラム7に対するばね荷重がさらに増大して弁体4を下降させる。この結果、弁プラグ4Bと流通孔17との間隔がさらに拡大するため下流側配管2Bに流れる流体46の流量が増加し、二次側流体圧を高くする。
前記下流側配管2Bとシリンダ30の圧力室43とは導管45によって接続されているため、下流側配管2B内を流れる流体46の一部は導管45および絞り弁48を通って圧力室43に導かれる。このため、圧力室43内の圧力が徐々に高くなり、ピストン42を復帰用ばね50に抗して押し下げる。そして、ピストン42が図3に示すように所定量下降して押圧部52により押し棒25を押し下げると、上側方のばね受け23が調節ばね22を押圧して圧縮させるため、ダイアフラム8に対する調節ばね22のばね荷重が増大し、ダイアフラム7を下方に押し下げる。このため、弁体4もダイアフラム7とともに下降して弁プラグ4Bと流通孔17との間隔が拡大し、下流側配管2Bに流れる流体46の流量を増加させる。この結果、流体46の二次側流体圧は低圧から高圧に自動的に切り替えられる。
低圧設定状態から高圧設定状態に切り替えるために要する時間は、絞り弁48の開度によって自由に可変設定することが可能である。すなわち、ピストン42の移動速度は、絞り弁48の開度、すなわち絞り弁48を通る流体の時間当たりの流量によって決定されるため、絞り弁48の開度を大きくすると、ピストン42の移動速度が速くなり、切替えに要する時間を短縮することができ、反対に絞り弁48の開度を小さくすると、絞り弁48を通る流体の時間当たりの流量が減少してピストン42の移動速度が遅くなるため、切替えに要する時間を長くすることができる。したがって、シリンダ30、ピストン42および絞り弁48は、圧力調整弁1の設定圧力を低圧から高圧に切り替えるために要する時間を設定する機械的なタイマーを構成することになる。このため、電磁弁や空気式の切換弁などを全く必要とせず、電気や空気圧などの動力がない環境や、停電などの原因で動力が得られなくなった場合でも使用することができる。
また、高圧設定時の調節ばね22のダイアフラム7に対するばね荷重の増加量は、押し棒25のストッパ51から上方に突出している突出寸法X(図1参照)で決定されるため、この突出寸法Xを調整することにより、高圧時の設定圧力を微調整することができる。すなわち、ロックナット36,37を緩めてシリンダ30を回転させ、シリンダ30の高さを変更すると、突出寸法Xが微調整されるため、高圧設定時の圧力を微調整することができ、正確な高圧設定を行うことができる。
このような微調整は、工場での初期設定時に実施される。また、現地に設置後工場集荷時の設定圧力が正しく実現できているかを確認する場合、通水して高圧設定に切り替えた後、二次側の圧力計を見て所望の圧力に対して過不足があった場合、ロックナット36,37を緩め、二次側圧力が所望の圧力になるまでシリンダ30を回転させる。
なお、上記した実施の形態では、圧力検出手段としてダイアフラム7を用いた例を示したが、本発明はこれ何ら限定されるものではなく、ピストンやベローズを用いることも可能である。
図4は本発明に係る圧力調整弁をパイロット作動式減圧弁に適用し、パイロット弁として用いた例を示す断面図である。
同図において、53は主弁、54は弁体、55はシートリング、56は弁軸57を下方に付勢するばね、58は一次側導管、59は絞り弁、61はパイロット弁で、図1に示した圧力調整弁1と同一構造である。流体を通さない状態では、主弁53はばね56のばね荷重や弁軸57の自重により弁体54が下降してシートリング55に着座することにより全閉状態に保持されている。
この全閉状態より主弁53の一次側に流体が送られてくると、弁体54の下面に上向きに作用する一次側流体圧によって弁体54は上昇してシートリング55から離間する。このため、流体はシートリング55と弁体54との間の流路を通って二次側に流入する。一方、一次側流体は導管58および絞り弁59を通って全閉状態のパイロット弁61に至り、これを通過して二次側に達する。なお、絞り弁59を通った流体の一部は途中で分岐管62に分流して主弁53のダイアフラム室63に導かれるが、パイロット弁61が全開しているためダイアフラム室63内の圧力は上昇せず、主弁53は開弁状態を維持する。
主弁53が開弁状態を維持し、二次側に接続された配管に流体の供給を開始すると、徐々に二次側の圧力が上昇するため、パイロット弁61の二次側圧力も上昇し、ダイアフラム7を上方に変位させる。このため、弁体4は調節ばね22のばね荷重と釣り合い状態を保つ位置まで閉方向に移動(上昇)する。この結果、パイロット弁61の二次側圧力は低下し、主弁53のダイアフラム室63内の圧力は上昇し、ダイアフラム64を下方に弾性変形させる。このため、弁体54は下降してシートリング55との間の通路を絞り、二次側圧力の上昇を抑える。
また、二次側圧力の低下により二次側流量が減少すれば、パイロット弁61のダイアフラム7を下方に動かし、その弁体4を調節ばね22と釣り合い状態を保つ位置まで開方向に移動させる。この結果、主弁53のダイアフラム室63内の圧力は降下し、ダイアフラム64を上昇させる。このため、弁体54も上昇してシートリング55から離間し、シートリング55との間の流路を広げる。これにより二次側圧力が上昇して流体の不足分が補充される。
以上の通り、主弁53で調整された二次側圧力はパイロット弁61のダイアフラム7にフィードバックされ、常に調節ばね22との釣り合い状態を保とうと動作し、主弁53を動作させるから二次側圧力は一定に保持される。
以上のパイロット作動式減圧弁の説明は、通水初期の減圧動作の説明であるが、このパイロット弁61は本発明の設定圧力切替可能な構造であり、圧力設定は低圧設定状態である。そして、通水を開始すると絞り弁48および導管45を通過する流体はピストン42を徐々に押し下げ、これにより絞り弁48の開度に応じた時間経過後パイロット弁61の調節ばね22のばね荷重は自動的に高圧設定に切り替えられるから、パイロット弁61が開弁して低圧設定の二次側を切り替えられた高圧設定のばね荷重に釣り合う高い二次側圧力まで上昇させる。したがって、このような圧力調整弁61をパイロット作動式減圧弁に適用すれば、前述したようなウオーターハンマー現象が発生せず、主弁53の二次側配管が破損するおそれはない。
本発明は、設定圧力を二段に切り替える圧力調整弁に適用した例について説明したが、これに限らずその他の弁、例えば背圧弁や差圧弁等の各種自動弁に適用することが可能である。例えば、背圧弁に適用する場合は、一次側の流体圧力をダイアフラム室8と圧力室43に導き、弁プラグ4Bが流体流路6の二次側流路部分に位置するように弁体4を弁本体3内に組み込めばよい。また、差圧弁に適用する場合は、減圧弁と同様に二次側流体圧をダイアフラム室8と圧力室43に導き、圧力をとる別ラインの圧力をダイアフラムなどの圧力検出手段7の上部に導くようにすればよい。
本発明を高低2種類の圧力設定を可能にした圧力調整弁に適用した一実施の形態を示す断面図で、低圧設定時の状態を示す図である。 同圧力調整弁を配管に接続した状態を示す断面図で、シリンダーの圧力室に圧力調整弁の二次側圧力を可変型絞り弁を介して導入するようにした接続例を示す図である。 同圧力調整弁を高圧設定に切り替えた状態を示す断面図である。 本発明に係る圧力調整弁をパイロット作動式減圧弁に適用し、パイロット弁として用いた例を示す断面図である。
符号の説明
1…圧力調整弁、2…配管、3…弁本体、4…弁体、7…圧力検出手段、8…ダイアフラム室、22…調節ばね、25…押し棒、28…ねじ体、30…シリンダ、42…ピストン、43…圧力室、44…大気圧室、45…導管、48…可変型絞り弁、50…復帰用ばね、52…押圧部。

Claims (2)

  1. 圧力検出手段の片側に制御対象の流体圧を加え、反対側に圧力設定用の調節ばねのばね荷重を付加することにより前記流体圧を一定に調節する圧力調整弁において、
    前記圧力検出手段に前記調節ばねのばね荷重を付加する低圧設定手段と、
    前記低圧設定手段を押し下げることにより前記調節ばねのばね荷重を増大させ前記流体圧を低圧から高圧に設定する高圧設定手段と、
    前記高圧設定手段の一部が挿入されたシリンダと、
    前記シリンダ内を前記高圧設定手段が挿入される大気圧室と圧力室とに仕切り、高圧設定時に前記高圧設定手段を押し下げるピストンと、
    前記ピストンに前記圧力室方向の復帰習性を付与する復帰用ばねと、
    弁本体への流体供給開始と同時に前記圧力室に高圧設定用の圧力を導く導管と、
    前記導管の途中に接続された可変型絞り弁とを備えたことを特徴とする圧力調整弁。
  2. 請求項1記載の圧力調整弁において、
    前記シリンダを前記低圧設定手段に対して高さ調整可能に取付けたことを特徴とする圧力調整弁。
JP2003320247A 2003-09-11 2003-09-11 圧力調整弁 Expired - Fee Related JP4282415B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003320247A JP4282415B2 (ja) 2003-09-11 2003-09-11 圧力調整弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003320247A JP4282415B2 (ja) 2003-09-11 2003-09-11 圧力調整弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005085236A JP2005085236A (ja) 2005-03-31
JP4282415B2 true JP4282415B2 (ja) 2009-06-24

Family

ID=34418943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003320247A Expired - Fee Related JP4282415B2 (ja) 2003-09-11 2003-09-11 圧力調整弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4282415B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100398890C (zh) * 2006-04-17 2008-07-02 清华大学 无动力机械反馈式供气流量自动调节阀
JP5331180B2 (ja) * 2011-09-22 2013-10-30 株式会社フジキン ダイレクトタッチ型メタルダイヤフラム弁のバルブストローク調整方法
JP2014106700A (ja) * 2012-11-27 2014-06-09 Azbil Kimmon Co Ltd 直動式レギュレータ
JP2014191529A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Keihin Corp 減圧弁
JP5833722B1 (ja) * 2014-09-01 2015-12-16 フシマン株式会社 自力式調整弁
CN104879543A (zh) * 2015-06-08 2015-09-02 德阳正光机电设备有限公司 自控恒压节流阀

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005085236A (ja) 2005-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2683567C (en) System and method for hydraulically managing fluid pressure downstream from a main valve between set points
US5735503A (en) Servo pressure regulator for a gas valve
KR20020061600A (ko) 지연 개방 가스 밸브
JP2008309255A (ja) 逃がし弁
JP2009526315A (ja) ドームロード型圧力調整器
US20030168102A1 (en) Modulating Gas Valve With Natural/Lp Gas Conversion Capability
CN108692062B (zh) 金属隔膜阀
KR101809809B1 (ko) 진공 밸브
CA2619394C (en) Solenoid isolation valve
US4565209A (en) Pressure regulating valve with feedback control
JP2009024780A (ja) 定流量弁装置
US20090032750A1 (en) Control valve for variable capacity compressors
JP4282415B2 (ja) 圧力調整弁
US6820641B2 (en) Internally piloted dome loaded regulator
KR100783370B1 (ko) 차압유량조절밸브
JP2008052381A (ja) 小流量微圧用減圧弁
US8336575B2 (en) Fluid pressure control device
US8091580B2 (en) Pilot switch
JP2011107953A (ja) 減圧弁
JPH11257517A (ja) 両方向動作流路開閉弁とそれを用いた油圧供給装置
JP2002071048A (ja) 自動圧力調整弁
KR101042327B1 (ko) 수압식 액츄에이터를 이용한 파일럿 밸브
JP2007240029A (ja) ガスガバナ
JPH0716171Y2 (ja) 給水装置用減圧弁
KR100335855B1 (ko) 비례제어 가스밸브장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060727

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090310

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090317

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4282415

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140327

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees